JP2000241525A - 移動体の位置検出方法 - Google Patents

移動体の位置検出方法

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JP2000241525A
JP2000241525A JP11039318A JP3931899A JP2000241525A JP 2000241525 A JP2000241525 A JP 2000241525A JP 11039318 A JP11039318 A JP 11039318A JP 3931899 A JP3931899 A JP 3931899A JP 2000241525 A JP2000241525 A JP 2000241525A
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mobile
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rental
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Masabumi Tago
正文 多胡
Tatsuji Mizobe
達司 溝部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタカー(移動体)から離れた位置にある
基地局において、レンタカー(移動体)の位置を迅速に
検出できる移動体の位置検出方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】 移動体10に搭載される移動型無線装置
11の位置検出を移動型無線装置11と基地局1との間
で特定周波数の電波信号の送受信を介して行う移動体の
位置検出方法であって、移動型無線装置11の位置検出
手段で移動型無線装置11の位置を検知し、検知した移
動型無線装置11の位置の情報を移動型無線装置11の
送信手段で基地局1に送信し、基地局1の受信手段で移
動型無線装置11の位置の情報を受信し、基地局1の出
力手段で移動型無線装置11の位置を出力することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体から離れた
位置にある基地局において移動体の位置を検出する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レンタカーが、多くのユーザーに
利用されている。レンタカーは、レンタカー業者が所有
する自動車を不特定のユーザーに一定期間賃貸するもの
である。レンタカー業者は、ユーザーのニーズに答える
ために多種多様のレンタカーの在庫を揃え、ユーザーに
比較的短い期間繰り返して賃貸している。また、レンタ
カー業者は、各レンタカーの稼働率を向上させて、各レ
ンタカーの購入費用を早期に償却するように努めてい
る。
【0003】しかし、レンタカー業界では、レンタカー
の乗り逃げによる被害が大変深刻となっている。レンタ
カーが乗り逃げされると、乗り逃げをしたユーザーから
のレンタル費用、レンタカーを回収するための人件費お
よび回収されるまでそのレンタカーを稼働できない期間
のレンタル費用等の金銭的な被害を受ける。さらに、乗
り逃げされたレンタカーが回収できなかったり、回収で
きても修理を必要とする場合等の様々な被害を受ける。
そのため、レンタカー業者は、できるだけ早く乗り逃げ
されたレンタカーを回収しなければ、金銭的な被害等が
拡大する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乗り逃げされたレンタ
カーを回収する際、警察に届け出をして警察から放置自
動車としての連絡待ちをする場合、レンタルしたユーザ
ーを捜し出すことによって回収する場合等がある。しか
し、このような方法による回収は、非常に時間を要し、
確実性にも欠ける。
【0005】そこで、本発明は、レンタカー(移動体)
から離れた位置にある基地局において、レンタカー(移
動体)の位置を迅速に検出できる移動体の位置検出方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明に係る移動体の位置検出方法は、移動体に搭載される
移動型無線装置の位置検出を前記移動型無線装置と基地
局との間で特定周波数の電波信号の送受信を介して行う
移動体の位置検出方法であって、前記移動型無線装置の
位置検出手段で前記移動型無線装置の位置を検知し、前
記検知した移動型無線装置の位置の情報を前記移動型無
線装置の送信手段で前記基地局に送信し、前記基地局の
受信手段で前記移動型無線装置の位置の情報を受信し、
前記基地局の出力手段で前記移動型無線装置の位置を出
力することを特徴とする。この移動体の位置検出方法に
よれば、基地局において、迅速に移動体の位置を検出す
ることができる。
【0007】さらに、前記移動体の位置検出方法におい
て、前記移動型無線装置の位置を検知するために、グロ
ーバルポジショニングシステム(Global Pos
itioning System;以下、GPSと記載
する)またはパーソナルハンディフォンシステム(Pe
rsonal Handyphone System;
以下,PHSと記載する)を利用することを特徴とす
る。この移動体の位置検出方法によれば、移動体の位置
を確実かつ迅速に検知することができる。しかも、既存
のシステムを利用することにより、低コストで移動体の
位置を検出することができる。
【0008】また、前記移動体の位置検出方法におい
て、所定期間経過後、自動的に前記移動型無線装置が起
動または停止することを特徴とする。この移動体の位置
検出方法によれば、所定の期間を過ぎれば、自動的に移
動体の位置を基地局において検出することができる。
【0009】また、前記移動体の位置検出方法におい
て、前記基地局の送信手段から前記移動型無線装置に電
波信号を送信し、前記移動型無線装置を起動または停止
させることを特徴とする。この移動体の位置検出方法に
よれば、移動体の位置検出が必要とされる時に、基地局
から移動型無線装置を起動または停止し、移動体の位置
を検出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本実施の形態は、移動体としての
自動車、特に、レンタカーに適用し、基地局から複数台
のレンタカーの位置を監視するシステムに、本発明に係
る移動体の位置検出方法を適用したものである。なお、
本発明に係る移動体の位置検出方法は、移動体として自
動車に限定されるものでなく、自動二輪車、船舶、飛行
機、人等の様々な移動体に適用可能である。
【0011】以下、本発明に係る第1の実施の形態の移
動体の位置検出方法を図1乃至図5を参照して説明す
る。図1は第1の実施の形態の移動体の位置検出方法を
適用する全体構成図、図2は図1の基地局の構成図、図
3は図1の移動型無線装置の構成図、図4は第1の実施
の形態の移動体の位置検出方法のフローチャート、図5
は第1の実施の形態の移動体の位置検出方法のフローチ
ャートである。
【0012】まず、移動体の位置検出方法を適用する全
体構成を図1を参照して説明する。第1の実施の形態で
は、移動型無線装置の位置(ひいては、レンタカーの位
置)を検知するために、人工衛星による測位システムで
あるGPSを利用する。
【0013】基地局1は、複数台の検出対象となるレン
タカー10,10,10,・・・と電波信号を介して、
レンタカー10,10,10,・・・の位置を検出す
る。各レンタカー10は、移動型無線装置11を各々搭
載し、基地局1との間で位置の情報等を電波信号によっ
て送受信する。移動型無線装置11は、位置検出手段と
してGPS受信機17(図3参照)を備え、GPS衛星
20,20,20,20,・・・からの信号を受信し、
全地球上の絶対位置を算出する。GPS衛星20は、高
度約2万kmの上空にあり、全部で24個配置されてい
る。
【0014】なお、基地局1は、管轄区域内(例えば、
関東圏、関西圏等)の全レンタカー10を監視するもの
とする。基地局1は、全レンタカー10を常時監視する
のでなく、レンタカー10が返却されず、乗り逃げされ
たものと判断された後に、検出対象となったレンタカー
10を検出する。というのは、レンタカー10の位置を
常時監視するようなシステムにすると、そのレンタカー
10をレンタルしたユーザーのプライバシーを侵害する
恐れがあるからである。
【0015】基地局1の構成を図2を参照して説明す
る。基地局1は、送信手段および受信手段である送受信
機2、基地局1を統括制御する制御部3、各情報等を入
力するためのキーボード4、出力手段であるディスプレ
イ5および管轄区域内の地図の電子データを読み出せる
地図データ6からなる。
【0016】送受信機2は、現在実用化されている移動
体通信の簡易型携帯電話システムであるPHS、携帯電
話または自動車電話等を利用し、移動型無線装置11と
の間で電波信号の送受信を行う。使用する電波信号の周
波数帯域は、PHSの場合は1900MHz帯であり、
携帯電話、自動車電話の場合は800MHz帯と150
0MHz帯であり、基地局1と各移動型無線装置11と
の間で送受信される電波信号の特定周波数となる。ここ
では、送受信機2としてPHS端末を用いた場合につい
て説明する。
【0017】なお、基地局1と各移動型無線装置11間
の通信手段としてPHSを利用する場合、送受信機2の
PHS端末および各移動型無線装置11の送受信機12
(図3参照)であるPHS端末に対しては、電話番号が
各々付与される。そのため、各レンタカー10は、この
電話番号によって、識別性を有すとともに、基地局1か
らの接続が可能となる。また、レンタカー10は、管轄
区域内の全レンタカーを対象としているため、各レンタ
カー会社、各自動車メーカーまたは各車種のレンタカー
が混在している。そこで、レンタカー10の識別性をよ
り高めるために、この電話番号の所定の箇所の1桁また
は2桁(例えば、末尾1桁または2桁)の番号を同一番
号とすることによって、各レンタカー会社別、各自動車
メーカー別または各車種別等の様々な識別性を持たせる
ことができる。
【0018】送受信機2は、送受信アンテナ2aを備
え、この送受信アンテナ2aから最寄りのPHS基地局
(図示せず)および交換局(図示せず)等を介して、移
動型無線装置11と情報を送受信する。送受信機2は、
各移動型無線装置11の送受信機12であるPHS端末
に付与されている電話番号がキーボード4から入力され
ると、移動型無線装置11の送受信機12に接続する。
【0019】送受信機2の主な機能は、移動型無線装置
11に接続し、移動型無線装置11に起動信号を送信し
て移動型無線装置11を起動させるとともに、停止信号
を送信して移動型無線装置11を停止させることであ
る。さらに、移動型無線装置11から移動型無線装置1
1の現在位置の情報を受信することである。
【0020】制御部3は、送受信機2、キーボード4、
ディスプレイ5および地図データ6が接続され、これら
の各機器との間でデータを送受信し、基地局1全体を制
御する。
【0021】制御部3の主な機能は、各移動型無線装置
11を起動/停止することである。制御部3は、移動型
無線装置11に接続すると、起動信号を送受信機2から
送信し、移動型無線装置11を起動させる。また、移動
型無線装置11の現在位置の情報を受信等した後に、停
止信号を送受信機2から送信し、移動型無線装置11を
停止させる。
【0022】さらに、移動型無線装置11から受信した
現在位置の情報(経度、緯度、高度等)から対応する住
所に変換する。そして、該当する地域の地図をディスプ
レイ5に表示し、この地図上にレンタカー10の現在位
置を表示することである。この時、この現在位置の住所
も合わせて表示してもよい。地図をディスプレイ5に表
示する時には、地図データ6から該当する電子地図デー
タを読み出し、この電子地図データをディスプレイ5の
規格に従って画像データに変換する。そして、この画像
データをディスプレイ5に送信し、ディスプレイ5に表
示する。また、地図上にレンタカー10の位置を表示す
る時には、レンタカーマークを予め記憶しておき、この
マークを地図上に表示する。このレンタカーマークの近
傍に表示するレンタカー10に付与されている電話番号
等を表示し、他のレンタカー10と識別性をもたせても
よい。さらに、各レンタカー会社別、各自動車メーカー
別または各車種別等に対してレンタカーマークを各々設
定することによって、より識別性を向上させることがで
きる。
【0023】また、制御部3には、内蔵するメモリ(図
示せず)に各レンタカー10に付与されている電話番号
を記憶しておいてもよい。なお、メモリへの電話番号の
記憶は、レンタルされた時に該当するレンタカー10の
電話番号が入力され記憶しておく場合、または、予め全
てのレンタカー10の電話番号を記憶しておく場合があ
る。そして、制御部3は、この記憶された電話番号によ
って、自動的に送受信機2を介して移動型無線装置11
に接続することができる。なお、移動型無線装置11へ
の接続は、所定の条件を満たした時に行う。所定の条件
とは、レンタカー10がレンタルされ、このレンタカー
10が乗り逃げされたと判断され、レンタカー10を回
収したい時である。乗り逃げされたと判断する基準は、
レンタル期間に一定期間(例えば、24時間)を加えた
期間が経過した時点で、レンタカー10が返却されない
場合とする。この期間を経過した後であれば、プライバ
シー等の問題は発生しないと判断できる。
【0024】なお、電話番号による移動型無線装置11
への接続は、乗り逃げされたと判断した後、オペレータ
がキーボード4から直接入力してもよい。また、レンタ
カー10がレンタルされた時に、オペレータがキーボー
ド4からこのレンタカー10の電話番号およびレンタル
期間を入力しておくと、前記したように、制御部3の判
断によって、自動的にこのレンタカー10に接続するよ
うにしてもよい。なお、制御部3のメモリに全てのレン
タカー10の電話番号が予め入力されている場合、レン
タカー10の電話番号を入力する必要はなく、レンタカ
ー10をディスプレイ5から選択するようなシステム等
としてもよい。また、自動接続の場合、レンタル期間内
にレンタカー10が返却された時には、前記入力情報を
消去しておく必要がある。
【0025】また、制御部3は、乗り逃げされたと判断
されたレンタカー10に対して、所定時間間隔毎(例え
ば、1時間間隔毎)に、自動的に移動型無線装置11に
接続し、現在位置が移動しているか否かを検出すること
もできる。さらに、乗り逃げされたと判断されたレンタ
カー10が複数台存在するときには、所定時間間隔毎
(例えば、5分間隔毎)に、自動的に各移動型無線装置
11に順次接続し、複数台のレンタカー10の現在位置
を検出することもできる。
【0026】キーボード4は、電話番号、レンタル期間
等を入力するためのものであり、PHS端末に備えられ
ているキーボードを用いてもよい。
【0027】ディスプレイ5は、レンタカー10の現在
位置周辺の地図およびレンタカーマーク等を表示する。
また、レンタカー10の現在位置の住所を表示してもよ
い。ディスプレイ5としては、例えば、CRT,液晶デ
ィスプレイ等があり、特に限定しない。
【0028】地図データ6は、電子地図データを格納し
たCD−ROMとCD−ROMから電子地図データを読
み出すためのCDドライブからなる。CD−ROMに
は、電子化されたディジタル地図データが格納される。
CDドライブは、制御部3からの命令により、CD−R
OMからレンタカー10の現在位置の周辺の電子地図デ
ータを読み出す。
【0029】移動型無線装置11の構成を図3を参照し
て説明する。移動型無線装置11は、送信手段および受
信手段である送受信機12、移動型無線装置11を統括
制御する制御部13、各情報等を入力するためのキーボ
ード14、出力手段であるディスプレイ15、位置検出
手段であるGPS受信機17および移動型無線装置11
を起動/停止させるためのON/OFFスイッチ18か
らなる。
【0030】送受信機12は、PHSまたは携帯電話、
自動車電話等を利用し、基地局1との間で電波信号の送
受信を行う。ここでは、送受信機2と同様に、送受信機
12は、PHS端末とする。
【0031】なお、基地局1と各移動型無線装置11間
の通信手段としてPHSを利用する場合、前記したよう
に、各移動型無線装置11のPHS端末に対しては、電
話番号が各々付与される。
【0032】送受信機12の主な機能は、基地局1の送
受信機2に接続し、移動型無線装置11の現在位置の情
報を送信することである。送受信機12は、送受信アン
テナ12aを備え、この送受信アンテナ12aから最寄
りのPHS基地局(図示せず)および交換局(図示せ
ず)等を介して、基地局1の送受信機2と情報を送受信
する。送受信機12は、基地局1からの接続により、基
地局1の送受信機2と接続する場合、移動型無線装置1
1が自動的に起動して基地局1の送受信機2であるPH
S端末に付与されている電話番号で発信することよっ
て、基地局1に接続する場合がある。
【0033】制御部13は、送受信機12、キーボード
14、ディスプレイ15、GPS受信機17およびON
/OFFスイッチ18が接続され、これらの各機器との
間でデータを送受信し、移動型無線装置11全体を制御
する。制御部13の主な機能は、移動型無線装置11が
起動した時にGPS受信機17を作動させ、GPS受信
機17で検知した現在位置の情報を送受信機12を介し
て、基地局1に送信することである。また、移動型無線
装置11が自動的に起動/停止するための判断を行うこ
とである。
【0034】移動型無線装置11が自動的に起動する場
合、所定の条件を満たした後に起動する。前記した基地
局1での説明と同様に、所定の条件とは、レンタカー1
0がレンタルされ、このレンタカー10が乗り逃げされ
たと判断され、レンタカー10を回収したい時である。
また、所定の条件とは、所定期間の経過のことであり、
レンタル期間に一定期間(例えば、24時間)を加えた
期間(所定期間)を経過したことである。なお、前記し
たように、この所定期間を経過した後であれば、プライ
バシー等の問題は発生しないと判断できる。制御部13
は、キーボード14から入力された前記所定期間または
この所定期間を経過後に対応する年月日時分に基づい
て、移動型無線装置11を自動的に起動させ、GPS受
信機17を作動させる。
【0035】他方、移動型無線装置11が自動的に停止
する場合、所定の条件を満たした後に停止する。この所
定の条件としては、移動型無線装置11が現在位置の情
報を基地局1に送信した後、または移動型無線装置11
が起動してから所定期間経過(例えば、1時間経過)し
た後等がある。所定期間経過した後に停止させるのは、
移動型無線装置11への電力供給源であるバッテリ、通
信手段として使用しているPHSの電話料金等を考慮し
てである。
【0036】キーボード14は、前記の所定期間または
前記所定期間を経過後に対応する年月日時分等を入力す
るためのものであり、PHS端末に備えられているキー
ボードを用いてもよい。なお、移動型無線装置11を自
動的に起動させる機能を必要としない場合には装備しな
くてもよい。
【0037】ディスプレイ15は、キーボード14から
入力された数字等を確認するためのものであり、例え
ば、液晶ディスプレイ等であり、PHS端末に備えられ
ている液晶ディスプレイを用いてもよい。なお、移動型
無線装置11を自動的に起動させる機能を必要としない
場合には装備しなくてもよい。
【0038】GPS受信機17は、受信アンテナ17a
でGPS衛星20からの電波信号を受信し、この受信信
号から受信位置の経緯度等を算出する。なお、3つのG
PS衛星20の電波信号を受信できれば2次元測位が可
能となり、4つのGPS衛星20の電波信号を受信でき
れば3次元測位が可能である。
【0039】GPS受信機17は、受信アンテナ17
a、高周波部(図示せず)、信号復調部(図示せず)お
よび測位計算部(図示せず)からなる。受信アンテナ1
7aは、非常に微弱な電波信号を受信し、その電波信号
を20〜30dBに増幅する。高周波部は、増幅された
高周波信号を中間周波数信号に変換するとともに、10
0dB以上に増幅する。信号復調部は、中間周波数に変
換された信号から航法メッセージの復調およびGPS衛
星20とGPS受信機17との間の電波信号の伝搬時間
からGPS衛星20との距離を計測する。測位計算部
は、GPS衛星20との距離と航法メッセージを基に位
置(経緯度)等を計算する。
【0040】ON/OFFスイッチ18は、移動型無線
装置11を外部から起動/停止するためのものである。
したがって、移動型無線装置11を基地局1から起動/
停止させる場合、移動型無線装置11を制御部13の作
用によって自動的に起動させる場合等、外部から移動型
無線装置11を起動/停止させる必要がない場合には装
備しなくてもよい。
【0041】次に、レンタカー10(移動体)の位置検
出方法を図4のフローチャートに沿って説明する。な
お、随時、図1乃至図3を参照する。図4に示す位置検
出方法は、移動型無線装置11が制御部13の作用によ
って自動的に起動する場合である。
【0042】レンタル契約が交わされると、ユーザーと
の間でレンタル期間が設定される。そこで、レンタカー
10がユーザーにレンタルされる前に、オペレータが、
移動型無線装置11のキーボード14から、返却日時
(レンタル期間経過日時)に24時間加えた年月日時分
を入力する(S101)。この年月日時分は、制御部1
3のメモリ(図示せず)に記憶される。なお、この年月
日時分が、移動型無線装置11が自動的に起動する時で
ある。
【0043】制御部13は、入力された年月日時分を監
視し、その年月日時分になると、移動型無線装置11を
起動させる(S102)。この時、GPS受信機17も
作動させる。なお、入力された年月日時分以前にレンタ
カー10が返却された場合、制御部13に記憶させた年
月日時分を消去し、移動型無線装置11を起動させな
い。
【0044】起動後、GPS受信機17は、GPS衛星
20の電波信号を3つ以上受信すると、現在位置を経緯
度で算出する(S103)。
【0045】現在位置を検知後、制御部13は、基地局
1の送受信機2(PHS端末)の電話番号で送受信機1
2から発信し、基地局1の送受信機2に接続する。接続
後、制御部13は、GPS受信機17で算出した現在位
置の経緯度を基地局1に送受信機12から送信する(S
104)。なお、現在位置の経緯度を送信後、制御部1
3の作用によって、自動的に移動型無線装置11を停止
するようにしてもよい。
【0046】基地局1は、送受信機2で現在位置の経緯
度を受信する(S105)。受信後、基地局1の制御部
3は、この経緯度を対応する住所に変換するとともに、
この経緯度に対応する周辺の電子地図データを地図デー
タ6から読み出す。
【0047】さらに、制御部3は、読み出した電子地図
データを画像データに変換し、ディスプレイ5に地図を
表示するとともに、送信された現在位置の経緯度に対応
する位置にレンタカーマークを表示する(S106)。
なお、必要に応じて、現在位置の経緯度に対応する住所
を表示してもよい。
【0048】次に、レンタカー10(移動体)の位置検
出方法を図5のフローチャートに沿って説明する。な
お、随時、図1乃至図3を参照する。図5に示す位置検
出方法は、基地局1から移動型無線装置11を起動する
場合である。
【0049】基地局1では、現在位置を検出する必要が
あるレンタカー10の送受信機12(PHS端末)の電
話番号で送受信機2から発信し、移動型無線装置11に
接続する(S201)。基地局1から移動型無線装置1
1に接続する場合、レンタカー10が乗り逃げされたと
判断した後、オペレータが、キーボード4から直接入力
してもよい。また、レンタカー10がレンタルされた時
に、オペレータがキーボード4からこのレンタカー10
の電話番号およびレンタル期間を入力しておいて、制御
部3の判断によって、自動的にこのレンタカー10に接
続するようにしてもよい。
【0050】基地局1の送受信機2と移動型無線装置1
1の送受信機12が接続すると、基地局1の制御部3
は、起動信号を、送受信機2から移動型無線装置11に
送信する(S202)。
【0051】移動型無線装置11の制御部13は、起動
信号を受信すると、移動型無線装置11を起動させる
(S203)。この時、GPS受信機17も作動させ
る。
【0052】起動後、GPS受信機17は、GPS衛星
20の電波信号を3つ以上受信すると、現在位置を経緯
度で算出する(S204)。
【0053】現在位置を検知後、制御部13は、GPS
受信機17で算出した現在位置の経緯度を基地局1に送
受信機12から送信する(S205)。なお、現在位置
の経緯度が送信された後、制御部13が、自動的に移動
型無線装置11を停止するようにしてもよい。
【0054】基地局1は、送受信機2で現在位置の経緯
度を受信する(S206)。基地局1の制御部3は、こ
の経緯度を対応する住所に変換するとともに、この経緯
度に対応する周辺の電子地図データを地図データ6から
読み出す。
【0055】さらに、制御部3は、読み出した電子地図
データを画像データに変換し、ディスプレイ5に地図を
表示するとともに、送信された現在位置の経緯度に対応
する位置にレンタカーマークを表示する(S207)。
なお、必要に応じて、現在位置の経緯度に対応する住所
を表示してもよい。
【0056】第1の実施の形態での位置検出方法によれ
ば、レンタカー10から離れた位置にある基地局1か
ら、複数台のレンタカー10の現在位置を検出すること
ができる。そして、基地局1は、遠隔操作によって、レ
ンタカー10に搭載される移動型無線装置11を起動/
停止等して、現在位置の情報を得ることができる。ま
た、移動型無線装置11が自動的に起動/停止して、基
地局1に現在位置の情報を提供することもできる。な
お、このようなレンタカー10の位置検出システムが各
レンタカー10に搭載されていることを一般に告知する
ことにより、レンタカー乗り逃げの抑止効果となる。
【0057】以下、本発明に係る第2の実施の形態の移
動体の位置検出方法を図6乃至図9を参照して説明す
る。図6は第2の実施の形態の移動体の位置検出方法を
適用する全体構成図、図7は図6の基地局の構成図、図
8は図6の移動型無線装置の構成図、図9は第2の実施
の形態の移動体の位置検出方法のフローチャートであ
る。なお、第1の実施の形態と同様な構成および機能を
有する部位については同一の符号を付し、詳細な説明を
省略する。
【0058】まず、移動体の位置検出方法を適用する全
体構成を図6を参照して説明する。第2の実施の形態で
は、移動型無線装置の位置(ひいては、レンタカーの位
置)を検知するために、PHSを利用する。
【0059】基地局1Aは、複数台の検出対象となるレ
ンタカー10,10,10,・・・と電波信号を介し
て、レンタカー10,10,10,・・・の位置を検出
する。各レンタカー10は、移動型無線装置11Aを各
々搭載し、基地局1Aとの間で位置の情報等を電波信号
によって送受信する。移動型無線装置11Aは、位置検
出手段としてPHS端末12A(図8参照)を備え、移
動型無線装置11Aから最近傍のPHS基地局21から
発信されるID番号によって位置の情報を提供する。な
お、第2の実施の形態では、レンタカー10の正確な現
在位置でなく、レンタカー10の最近傍のPHS基地局
21の位置を検知し、レンタカー10が一定範囲内に存
在することを検出する。
【0060】なお、基地局1Aは、管轄区域内(例え
ば、関東圏、関西圏等)の全レンタカー10を監視する
ものとする。基地局1Aは、全レンタカー10を常時監
視するのでなく、レンタカー10が返却されず、乗り逃
げされたものと判断された後に、検出対象となったレン
タカー10と情報を送受信する。
【0061】PHSは、多数のPHS基地局21が10
0m〜200m程度の間隔で設置される。各PHS基地
局21は、交換局22に各々接続され、さらに、交換局
22同士も、回線により接続される。そして、PHS基
地局21から半径100m〜500m程度の範囲内のP
HS端末2A,12A(図7、図8参照)と無線通信を
行って、各PHS基地局21から交換局22を経由し
て、PHS端末2AとPHS端末12Aとの間で通話が
できる。
【0062】また、PHSは、PHS基地局21から自
分の位置等を示すID番号が制御チャネルの中の報知チ
ャネルにて発信される。このID番号は、PHS基地局
21を識別するために各PHS基地局21に異なる番号
が与えられており、制御チャネルの報知チャネルに識別
符号として含まれる。この識別符号は、42ビット有
し、最初の9ビットが事業者識別符号であり、残りの3
3ビットが屋外公衆用付加IDである。屋外公衆用付加
IDは、nビットの一斉呼出エリア番号と(33−n)
ビットの付加IDからなる。受信するPHS端末側で
は、屋外公衆用付加IDを受信し、この33ビットを読
み取ることによって、その電波信号が発信されたPHS
基地局21を特定することができる。
【0063】基地局1Aの構成を図7を参照して説明す
る。基地局1Aは、送信手段および受信手段であるPH
S端末2A、基地局1Aを統括制御する制御部3A、各
情報等を入力するためのキーボード4、出力手段である
ディスプレイ5および管轄区域内の地図の電子データを
読み出せる地図データ6からなる。
【0064】PHS端末2Aは、移動型無線装置11A
との間で電波信号の送受信を行う。使用する電波信号の
周波数帯域は、1900MHz帯であり、基地局1Aと
各移動型無線装置11Aとの間で送受信される電波信号
の特定周波数となる。PHS端末2Aおよび各レンタカ
ー10に搭載される移動型無線装置11AのPHS端末
12A(図8参照)に対しては、各々電話番号が付与さ
れる。そのため、各レンタカー10は、この電話番号に
よって、識別性を有すとともに、基地局1Aからの接続
が可能となる。
【0065】PHS端末2Aは、送受信アンテナ2aを
備え、この送受信アンテナ2aから最寄りのPHS基地
局21および交換局22(図6参照)を介して、移動型
無線装置11AのPHS端末12A(図8参照)と情報
を送受信する。PHS端末2Aは、各レンタカー10の
移動型無線装置11AのPHS端末12Aに付与されて
いる電話番号がキーボード4から入力されると、移動型
無線装置11AのPHS端末12Aに接続する。
【0066】PHS端末2Aの主な機能は、移動型無線
装置11Aに接続することである。さらに、移動型無線
装置11AのPHS端末12Aが無線通信しているPH
S基地局21からのID番号を受信することである。
【0067】制御部3Aは、PHS端末2A、キーボー
ド4、ディスプレイ5および地図データ6が接続され、
これらの各機器との間でデータを送受信し、基地局1A
全体を制御する。
【0068】制御部3Aの主な機能は、PHS基地局2
1から受信したID番号に基づいて該当する地域の地図
をディスプレイ5に表示し、この地図上にPHS基地局
21の位置を表示することである。制御部3Aは、PH
S基地局21のID番号を住所に変換する。なお、制御
部3Aは、全PHS基地局21のID番号の屋外公衆用
付加IDに対応する住所変換データをメモリに記憶して
いる。そして、この移動型無線装置11Aと無線通信し
ているPHS基地局21周辺の電子地図データを地図デ
ータ6から読み出して、ディスプレイ5に表示する。こ
の時、表示した地図上に、PHS基地局マークを表示す
るとともに、このPHS基地局21の住所も合わせて表
示してもよい。地図をディスプレイ5に表示する時に
は、地図データ6から該当する電子地図データを読み出
し、この電子地図データをディスプレイ5の規格に従っ
て画像データに変換する。そして、この画像データをデ
ィスプレイ5に送信し、ディスプレイ5に表示する。ま
た、地図上にPHS基地局21の位置を表示する時に
は、PHS基地局マークを予め記憶しておき、このPH
S基地局マークを地図上に表示する。このPHS基地局
マークの近傍にレンタカー10に付与されている電話番
号等を表示し、他のレンタカー10との識別性をもたせ
てもよい。
【0069】また、制御部3Aは、内蔵するメモリ(図
示せず)に各レンタカー10に付与されている電話番号
を記憶しておいてもよい。なお、メモリへの電話番号の
記憶は、レンタルされた時に該当するレンタカー10の
電話番号が入力され記憶しておく場合、または、予め全
てのレンタカー10の電話番号を記憶しておく場合があ
る。そして、制御部3Aは、この記憶された電話番号に
よって、自動的にPHS端末2Aを介して移動型無線装
置11Aに接続することができる。なお、移動型無線装
置11Aへの接続は、所定の条件を満たした時に行う。
この所定の条件は、第1の実施の形態の説明と同一のな
ので、説明は省略する。また、電話番号による移動型無
線装置11Aへの接続方法も、第1の実施の形態の説明
と同一のなので、説明は省略する。
【0070】移動型無線装置11Aの構成を図8を参照
して説明する。移動型無線装置11Aは、送信手段、受
信手段および位置検出手段を兼ね備えるPHS端末12
Aからなる。なお、キーボードとディスプレイの機能
は、必要に応じて、PHS端末12Aに備えられるもの
を用いる。
【0071】PHS端末12Aの主な機能は、基地局1
Aに接続することである。PHS端末12Aは、送受信
アンテナ12aを備え、この送受信アンテナ12aから
最寄りのPHS基地局21および交換局22を介して、
基地局1Aと情報を送受信する。なお、PHS端末12
Aは、基地局1AのPHS端末2Aに接続することによ
って、移動型無線装置11Aから最近傍のPHS基地局
21の位置を基地局1A側で検知することができるの
で、位置検出手段としての機能も有する。基地局1Aの
PHS端末2Aとの接続は、基地局1A側からの発信に
よって行う。
【0072】なお、移動型無線装置11Aが自動的に起
動し、さらに移動型無線装置11Aから基地局1Aに接
続するためには、移動型無線装置11Aに制御部を必要
とする。
【0073】次に、レンタカー10(移動体)の位置検
出方法を図9のフローチャートに沿って説明する。な
お、随時、図6乃至図8を参照する。図9に示す位置検
出方法は、基地局1Aから移動型無線装置11Aを起動
させる場合である。
【0074】基地局1Aでは、現在位置を検出する必要
があるレンタカー10のPHS端末12Aの電話番号が
キーボード4から入力される(S301)。基地局1A
から移動型無線装置11Aに接続する場合、レンタカー
10が乗り逃げされたと判断した後、オペレータが、キ
ーボード4から直接入力してもよい。また、レンタカー
10がレンタルされた時に、オペレータがキーボード4
からこのレンタカー10の電話番号およびレンタル期間
を入力しておいて、制御部3Aの判断によって、自動的
にPHS端末2Aから発信するようにしてもよい。
【0075】基地局1AのPHS端末2Aから発信され
ると、基地局1Aから最近傍のPHS基地局21、交換
局22および移動型無線装置11Aから最近傍のPHS
基地局21を介して、基地局1AのPHS端末2Aと移
動型無線装置11AのPHS端末12Aが回線接続され
る(S302)。
【0076】回線が接続されると、基地局1AのPHS
端末2Aでは、移動型無線装置11Aと無線通信してい
るPHS基地局21から発信されているID番号を受信
する(S303)。
【0077】ID番号を受信後、基地局1Aの制御部3
Aは、受信したID番号の屋外公衆用付加IDに対応す
る住所を検索する(S304)。
【0078】さらに、制御部3Aは、この住所に対応す
る周辺の電子地図データを地図データ6から読み出す。
そして、読み出した電子地図データを画像データに変換
し、ディスプレイ5に表示するとともに、その住所に対
応する位置にPHS基地局マークを表示する(S30
5)。なお、必要に応じて、この住所を表示してもよ
い。
【0079】この位置検出方法では、レンタカー10が
位置検知されたPHS基地局21から半径100m〜5
00m程度の範囲内に存在し、検出される位置としては
点でなく、前記範囲を有する。そこで、PHS端末2A
とPHS端末12Aのトランシーバ機能を利用し、送受
信される電波信号の強弱の変化を利用して、レンタカー
10の現在位置を詳細に検出することもできる。
【0080】第2の実施の形態での位置検出方法によれ
ば、基地局1から複数台のレンタカー10の位置周辺を
検出することができる。この位置検出方法は、第1の実
施の形態の位置検出方法と比較すると、位置検出精度は
落ちるが、移動型無線装置11Aの構成がPHS端末1
2Aのみで構成でき、低コストである。
【0081】以上、本発明は、前記の実施の形態に限定
されることなく、様々な形態で実施される。例えば、本
発明の移動体の位置検出方法を乗り逃げされたレンタカ
ーの現在位置検出に適用したが、自動車等の運行管理、
外務員の行動管理、子供や老人等の所在確認、自動車等
の盗難物の現在位置検出等の様々な用途に適用すること
ができる。また、出力手段としてディスプレイに地図を
表示したが、検出対象の移動体の現在位置の住所を液晶
ディスプレイ等に表示してもよい、また、この住所を音
声によって発生するようにしてもよい。また、移動体の
位置を検知するためにGPSとPHSを利用したが、路
車間通信システム等、様々なシステムを利用してよい。
また、基地局と移動型無線装置との送受信手段として衛
星通信システムを利用してもよい。
【0082】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る移動体の位置検
出方法によれば、移動体から離れた位置にある基地局か
ら移動体の位置を迅速に検出することができる。この位
置の検出においては、複数の移動体の位置を検出するこ
とができる。
【0083】本発明の請求項2に係る移動体の位置検出
方法によれば、GPSを利用するので、高精度に移動体
の位置を検出することができる。また、既存のシステム
を利用するので、低コストである。
【0084】本発明の請求項3に係る移動体の位置検出
方法によれば、移動型無線装置の送信手段、受信手段お
よび位置検出手段をPHS端末のみによって構成するこ
とができるとともに、既存のシステムを利用するので、
非常に低コストである。
【0085】本発明の請求項4に係る移動体の位置検出
方法によれば、所定の期間を過ぎれば、自動的に移動体
の位置を基地局において検出することができる。そのた
め、基地局側では、出力手段からの情報を監視しておく
のみで移動体の位置を把握することができる。
【0086】本発明の請求項5に係る移動体の位置検出
方法によれば、基地局から遠隔操作によって、移動型無
線装置を起動または停止することができる。そのため、
基地局において移動体の位置検出を必要とする時に、迅
速に、移動体の位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の移動体の位置
検出方法を適用する全体構成図である。
【図2】図1の基地局の構成図である。
【図3】図1の移動型無線装置の構成図である。
【図4】本発明に係る第1の実施の形態の移動体の位置
検出方法のフローチャートである。
【図5】本発明に係る第1の実施の形態の移動体の位置
検出方法のフローチャートである。
【図6】本発明に係る第2の実施の形態の移動体の位置
検出方法を適用する全体構成図である。
【図7】図6の基地局の構成図である。
【図8】図6の移動型無線装置の構成図である。
【図9】本発明に係る第2の実施の形態の移動体の位置
検出方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1,1A・・・基地局 2,12・・・送受信機(送信手段、受信手段) 2A・・・PHS端末(送信手段、受信手段) 3,3A,13・・・制御部 4,14・・・キーボード 5,15・・・ディスプレイ(出力手段) 6・・・地図データ 10・・・レンタカー(移動体) 11,11A・・・移動型無線装置 12A・・・PHS端末(送信手段、受信手段、位置検
出手段) 17・・・GPS受信機(位置検出手段) 18・・・ON/OFFスイッチ 20・・・GPS衛星 21・・・PHS基地局 22・・・交換局
フロントページの続き Fターム(参考) 5H180 AA01 AA05 AA21 AA25 AA26 BB04 BB05 BB13 CC12 FF05 FF13 FF22 FF32 FF40 5J062 BB01 CC07 HH05 5K067 AA21 BB04 EE02 EE10 FF03 JJ52 JJ56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載される移動型無線装置の位
    置検出を前記移動型無線装置と基地局との間で特定周波
    数の電波信号の送受信を介して行う移動体の位置検出方
    法であって、 前記移動型無線装置の位置検出手段で前記移動型無線装
    置の位置を検知し、 前記検知した移動型無線装置の位置の情報を前記移動型
    無線装置の送信手段で前記基地局に送信し、 前記基地局の受信手段で前記移動型無線装置の位置の情
    報を受信し、 前記基地局の出力手段で前記移動型無線装置の位置を出
    力する、 ことを特徴とする移動体の位置検出方法。
  2. 【請求項2】 前記移動型無線装置の位置を検知するた
    めに、グローバルポジショニングシステムを利用するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の移動体の位置検出方
    法。
  3. 【請求項3】 前記移動型無線装置の位置を検知するた
    めに、パーソナルハンディフォンシステムを利用するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の移動体の位置検出方
    法。
  4. 【請求項4】 所定期間経過後、自動的に前記移動型無
    線装置が起動または停止することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか1項に記載の移動体の位置検出
    方法。
  5. 【請求項5】 前記基地局の送信手段から前記移動型無
    線装置に電波信号を送信し、前記移動型無線装置を起動
    または停止させることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれか1項に記載の移動体の位置検出方法。
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