JP2000241450A - コンタクタ - Google Patents

コンタクタ

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JP2000241450A
JP2000241450A JP11046283A JP4628399A JP2000241450A JP 2000241450 A JP2000241450 A JP 2000241450A JP 11046283 A JP11046283 A JP 11046283A JP 4628399 A JP4628399 A JP 4628399A JP 2000241450 A JP2000241450 A JP 2000241450A
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contactor
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terminals
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Shigeoki Mori
薫興 森
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンプ端子自体にZ方向での追従性がなく、
しかもバンプ端子数の増加により検査時のウエハへの荷
重が大きくなるため、ウエハの周辺部を検査する時等に
はウエハに対して偏荷重が掛かるなどしてコンタクタと
ウエハ間の平行が崩れ、全てのバンプ端子を対応する電
極パッドに対して均一に接触させることが難しく、検査
の信頼性が低下する。特に、この現象はコンタクタが大
面積化すると益々顕著に現れる虞がある。 【解決手段】 本発明のコンタクタ1は、電子回路が形
成されたコンタクタ用基板2と、このコンタクタ用基板
2の一方の面に形成され且つ電子回路と導通自在に接続
された複数の電極3と、各電極3とそれぞれ導通自在な
複数のバンプ端子4と、各バンプ端子4をそれぞれ支持
し且つ各電極と互いに導通自在に接続された複数のマイ
クロスプリング5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検査体の電気的
特性検査を行う際に用いられるコンタクタに関し、更に
詳しくは、Z方向での伸縮性を有する接触端子を有する
コンタクタに関する。
【0002】
【従来の技術】被検査体、例えば半導体ウエハ(以下、
単に「ウエハ」と称す。)に多数形成されたメモリ回路
やロジック回路等のICチップの電気的特性検査を行う
場合にはコンタクタとしてプローブカードが用いられ
る。このプローブカードは検査時にウエハの電極用パッ
ドと接触した時にテスタとICチップ間で検査用信号の
授受を中継する役割を果たしている。このプローブカー
ドは、例えばICチップ上に形成された複数の電極パッ
ドに対応した複数のプローブ針を接触端子として有し、
各接触端子と各電極パッドとをそれぞれ電気的に接触さ
せてICチップの検査を行うようにしている。
【0003】ところで最近、ICチップの集積度が高ま
り、電極パッド数が増加して電極パッドの配列が急激に
狭ピッチ化している。これに伴ってコンタクタの接触端
子も本数が急激に増加し、狭ピッチ化して来ている。そ
こで、狭ピッチ化に対応可能な接触端子としてバンプ端
子を備えたコンタクタが種々開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンタクタの場合には、バンプ端子自体にZ方向での追
従性がなく、しかもバンプ端子数の増加により検査時の
ウエハへの荷重が大きくなるため、ウエハの周辺部を検
査する時等にはウエハに対して偏荷重が掛かるなどして
コンタクタとウエハ間の平行が崩れ、全てのバンプ端子
を対応する電極パッドに対して均一に接触させることが
難しく、検査の信頼性が低下するという課題があった。
特に、この現象はコンタクタが大面積化すると益々顕著
に現れる虞がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、被検査体とコンタクタとの平行が崩れても
被検査体とのコンタクト性に優れ、信頼性の高い検査を
行うことができるコンタクタを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のコンタクタは、電子回路が形成されたコンタクタ用基
板と、このコンタクタ用基板の一方の面に形成され且つ
上記電子回路と導通自在に接続された複数の電極と、各
電極とそれぞれ導通自在な複数のバンプ端子と、各バン
プ端子をそれぞれ支持し且つ上記各電極と互いに導通自
在に接続された複数のマイクロスプリングとを備え、上
記各バンプ端子を被検査体の対応電極に接触させ、上記
被検査体の電気的特性検査を行うことを特徴とするもの
である。
【0007】また、本発明の請求項2に記載のコンタク
タは、請求項1に記載の発明において、上記バンプ端子
と上記マイクロスプリングとが同一または異なる材料か
ら成ることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明の請求項3に記載のコンタク
タは、請求項1または請求項2に記載の発明において、
上記バンプ端子と上記マイクロスプリングとが同一材料
によって一体成形されて成ることを特徴とするものであ
る。
【0009】以下、図1〜図6に示す実施形態に基づい
て本発明を説明する。本実施形態のコンタクタ1は、図
1、図2に示すように、例えばシリコン基板、セラミッ
クス基板、メンブレン等に電子回路が形成されたコンタ
クタ用基板2と、このコンタクタ用基板2の一方の面に
形成され且つ電子回路と導通自在に接続された複数の電
極3と、これらの電極3とそれぞれ導通自在な複数のバ
ンプ端子4と備え、被検査体(例えば、ウエハ)に形成
された多数のICチップのうち、複数(例えば16個ま
たは32個)のICチップを同時に検査できるようにし
てある。
【0010】上記電子回路は例えばアルミニウム、銅等
の導電性金属からなる配線層がシリコン基板2に対して
複数層に渡って形成されている。各配線層の一端部には
被検査体(例えば、ウエハ)の検査用電極パッド(図示
せず)に対応する電極3が配線層と一体化している。各
電極3には例えばニッケル、ニッケル合金等のバネ性に
優れた導電性金属からなるマイクロスプリング5がそれ
ぞれ固定され、これらのマイクロスプリング5でバンプ
端子4が導通自在に支持されている。各マイクロスプリ
ング5は例えば図2に示すように側面形状が略U字状の
板バネとして形成され、それぞれのバンプ端子4と対応
電極パッドが接触するとマイクロスプリング5がそれぞ
れ弾力的に変形してバンプ端子4がZ方向で移動し、各
検査用電極パッドの高低差を吸収するようになってい
る。従って、コンタクタ1とウエハ間の平行が崩れ、各
バンプ端子4と対応電極との間に高低差があっても各バ
ンプ端子4はマイクロスプリング5を介して対応する電
極パッドと確実に接触し、複数のICチップを確実に検
査することができる。
【0011】上記マイクロスプリング5はバンプ端子4
と同一の導電性金属によって形成されたものであるが、
これら両者は異なった導電性金属で形成されたものであ
っても良い。バンプ端子4をマイクロスプリング5と異
なった導電性金属で成形する場合には、例えばタングス
テン、タングステンカーバイド−コバルト合金等の合金
を用いてバンプ端子4を成形することができる。バンプ
端子4とマイクロスプリング5を成形する場合には、例
えばLIGA(Lithographie,Galvanoformung,Abformun
g)プロセスを用いることができる。LIGAプロセスで
は、例えばX線を光源とするリソグラフィーによってレ
ジストにバンプ端子4及びマイクロスプリング5の型を
抜く加工を施す露光工程、露光後の型に電鋳を施してバ
ンプ端子4及びマイクロスプリング5を成形する電鋳成
形工程と有している。このLIGAプロセスで一体成形
されたバンプ端子4及びマイクロスプリング5を電極3
に導通自在に接合することで、コンタクタ1を作製する
ことができる。本実施形態ではU字状の板バネからなる
マイクロスプリング5を例に挙げて説明したが、LIG
Aプロセスでは例えばJ字状、二股状等の種々の形態の
マイクロスプリングを成形することができる。
【0012】ところで、上記コンタクタ用基板2は例え
ば図3、図4に示すように円形状に形成されている。そ
して、コンタクタ用基板2の表面の正方形状を呈する中
央領域2Aには図3に示すように一体成形された電極3
(バンプ端子及びマイクロスプリングは図面上から省略
してある。)がマトリックス状に配列され、その裏面の
周縁領域2Bには図4に示すように電極3と電気的に接
続された接続用電極6が円形状に配列されている。電極
3と接続用電極6は図4に示すようにコンタクタ用基板
2内に形成された電極3と同種の金属からなる配線層7
を介して電気的に接続されている。接続用電極6はパフ
ォーマンスボード等を介してテスタ側に接続され、テス
タ側から送信される検査用信号に基づいてコンタクタ1
を介して複数のICチップの電気的特性検査を実施する
ようにしてある。
【0013】次に、例えばコンタクタ1をプローブ装置
に装着した場合のコンタクタ1の動作について説明す
る。例えば図5に示すように、プローブ装置内でX、
Y、Z及びθ方向に移動可能な載置台10上にウエハW
を載置した後、載置台10がコンタクタ1の真下まで移
動し、位置合わせ機構を用いて各プローブ端子4とウエ
ハの各電極パッドの位置合わせを行う。次いで、載置台
10が上昇するとウエハWに形成された16個または3
2個分のICチップの電極パッドPがコンタクタ1のバ
ンプ端子4と接触する。更に、図5の一点鎖線で示すよ
うに載置台10がオーバドライブすると、ウエハWの各
電極パッドP間に高低差があってもそれぞれの電極パッ
ドPの高さに応じてマイクロスプリング5が図6の一点
鎖線で示すようにマイクロスプリング5が弾性変形し、
各電極パッドP間の高低差を吸収すると共に、バンプ端
子4がマイクロスプリング5のバネ力で各電極パッドP
内に確実に食い込んで各電極パッドPとそれぞれ電気的
に接触し、テスタと各ICチップ間を導通し、ICチッ
プの電気的特性検査をする。その後、載置台10が下降
し、X方向またはY方向へ移動してウエハをインデック
ス送りし、次の16個または32個分のICチップにつ
いて検査を行う。
【0014】以上説明したように本実施形態によれば、
バンプ端子4マイクロスプリング5を介してシリコン基
板2の電極3と接続されているため、検査時にウエハW
とコンタクタ1の平行が多少崩れ各バンプ端子4と対応
電極パッドP間の距離に相違があっても、バンプ端子4
がマイクロスプリング5を介してその距離(高低差)を
吸収することができ、ウエハWの各対応電極パッドPと
確実に接触し、信頼性の高い検査を行うことができる。
また、本実施形態のコンタクタ1はウエハWの電極パッ
ドPの配列に対応してバンプ端子4を自由に配置するこ
とができる。
【0015】尚、上記実施形態ではマイクロスプリング
5をバンプ端子4と一体にニッケルベースで成形した場
合について説明したが、マイクロスプリングはバネ性の
ある導電性金属で形成されたものであれば良く、また、
バンプ端子はニッケル、ニッケル合金、タングステンカ
ーバイド−コバルト合金等の合金以外のものであっても
良い。
【0016】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項3に記載の発
明によれば、被検査体とコンタクタとの平行が崩れても
被検査体とのコンタクト性に優れ、信頼性の高い検査を
行うことができるコンタクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンタクタの一実施形態を示す側面図
である。
【図2】図1に示すコンタクタの電極、マイクロスプリ
ング及びバンプ端子を拡大して示す斜視図である。
【図3】図1に示すコンタクタのバンプ端子側を示す平
面図である。
【図4】図1に示すコンタクタのバンプ端子とは反対側
を示す平面図である。
【図5】図1に示すコンタクタとウエハとの接触動作を
説明するための側面図である。
【図6】図5に示す状態を拡大して示すマイクロスプリ
ングの動作説明図である。
【符号の説明】
1 コンタクタ 2 シリコン基板 3 電極 4 バンプ端子 5 マイクロスプリング 7 配線層(電子回路) W ウエハ(被検査体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路が形成されたコンタクタ用基板
    と、このコンタクタ用基板の一方の面に形成され且つ上
    記電子回路と導通自在に接続された複数の電極と、各電
    極とそれぞれ導通自在な複数のバンプ端子と、各バンプ
    端子をそれぞれ支持し且つ上記各電極と互いに導通自在
    に接続された複数のマイクロスプリングとを備え、上記
    各バンプ端子を被検査体の対応電極に接触させ、上記被
    検査体の電気的特性検査を行うことを特徴とするコンタ
    クタ。
  2. 【請求項2】 上記バンプ端子と上記マイクロスプリン
    グとが同一または異なる材料から成ることを特徴とする
    請求項1に記載のコンタクタ。
  3. 【請求項3】 上記バンプ端子と上記マイクロスプリン
    グとが同一材料によって一体成形されて成ることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のコンタクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003056346A1 (fr) * 2001-12-25 2003-07-10 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Sonde de contact
WO2015136790A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 オムロン株式会社 圧接端子

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