JP2000241352A - 化学発光画像撮像装置 - Google Patents

化学発光画像撮像装置

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JP2000241352A
JP2000241352A JP11041743A JP4174399A JP2000241352A JP 2000241352 A JP2000241352 A JP 2000241352A JP 11041743 A JP11041743 A JP 11041743A JP 4174399 A JP4174399 A JP 4174399A JP 2000241352 A JP2000241352 A JP 2000241352A
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lens
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light
wavelength
image
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Moriyuki Igami
盛志 伊神
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラレンズの色収差が大きい場合であって
も、より正確に、レンズフォーカスを合わせることので
きる化学発光画像撮像装置を提供する。 【解決手段】 化学発光の発光スペクトルに近似した波
長の光を発するレンズフォーカス合わせ用の第一の青色
LED光源21および第二の青色LED光源22が、化
学発光画像撮像装置に備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学発光撮像装置
に関するものであり、さらに詳細には、カメラレンズの
色収差が大きい場合であっても、より正確に、レンズフ
ォーカスを合わせることのできる化学発光画像撮像装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛋白質、核酸配列などの固定された高分
子を、化学発光物質と接触して、化学発光を生じさせる
標識物質により、選択的に標識し、標識物質によって選
択的に標識された高分子と、化学発光物質とを接触させ
て、化学発光物質と標識物質との接触によって生ずる可
視光波長域の化学発光を、光電的に検出して、ディジタ
ル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの
表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、化
学発光画像を再生して、遺伝子情報などの高分子に関す
る情報を得るようにした化学発光検出システムが知られ
ている。試料から発せられる化学発光を、カメラを用い
て検出して、化学発光画像を生成するのに先立って、ま
ず、カメラレンズのフォーカスを合わせること必要であ
る。そのため、従来の化学発光画像撮像装置にあって
は、試料を置く位置に、レンズフォーカス合わせ用のサ
ンプルを置き、白色光源を点灯させて、カメラレンズの
フォーカスをレンズフォーカス合わせ用のサンプルに合
わせるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化学発
光は、430nmないし470nmなど、特定の発光ス
ペクトルを有する光であるため、白色光を用いて、レン
ズフォーカス合わせをした場合には、カメラレンズの色
収差によって、化学発光に対しては、レンズフォーカス
が合わなくなるという問題があった。したがって、本発
明は、カメラレンズの色収差が大きい場合であっても、
より正確に、レンズフォーカスを合わせることのできる
化学発光画像撮像装置を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
化学発光の発光スペクトルに近似した波長の光を発する
レンズフォーカス合わせ用の光源を備えた化学発光画像
撮像装置によって達成される。本発明によれば、化学発
光の発光スペクトルに近似した波長の光によって、カメ
ラレンズのフォーカスを合わせることができるから、色
収差の大きい安価なカメラレンズを用いた場合にも、よ
り正確に、レンズフォーカスを合わせることが可能とな
る。本発明の好ましい実施態様においては、前記レンズ
フォーカス合わせ用の光源が、430nmないし470
nmに発光波長中心を有する青色LED光源によって構
成されている。多くの化学発光基質は、430nmない
し470nmの発光スペクトルを有するものが多いた
め、本発明の好ましい実施態様によれば、色収差の大き
い安価なカメラレンズを用いた場合であっても、より正
確に、レンズフォーカスを合わせることが可能となる。
本発明の別の好ましい実施態様においては、前記レンズ
フォーカス合わせ用の光源が、その発光面に、450n
mないし470nmの波長の光のみを透過させるバンド
パスフィルタを備えたハロゲンランプによって構成され
ている。本発明の更に別の好ましい実施態様において
は、前記レンズフォーカス合わせ用の光源が、その発光
面に、430nmないし470nmの波長の光のみを透
過させるバンドパスフィルタを備えた白色LED光源に
よって構成されている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明にかかる好ましい実施態様につき、詳細に説明を加え
る。図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる化学発
光画像撮像装置を含む画像生成システムの略正面図であ
る。本実施態様にかかる画像生成システムは、化学発光
物質と標識物質との接触によって生ずる化学発光および
蛍光検出システムにおける蛍光物質の画像を担持してい
る画像担体からの蛍光を検出し、可視画像を生成可能に
構成されている。ここに、蛍光検出システムとは、蛍光
物質を標識物質として使用するものであり、この蛍光検
出システムによれば、蛍光画像を読み取ることにより、
遺伝子配列、遺伝子の発現レベル、蛋白質の分離、同
定、あるいは、分子量、特性の評価などをおこなうこと
ができ、たとえば、電気泳動させるべき複数のDNA断
片を含む溶液中に、蛍光色素を加えた後に、複数のDN
A断片をゲル支持体上で電気泳動させ、あるいは、蛍光
色素を含有させたゲル支持体上で、複数のDNA断片を
電気泳動させ、あるいは、複数のDNA断片を、ゲル支
持体上で、電気泳動させた後に、ゲル支持体を蛍光色素
を含んだ溶液に浸すなどして、電気泳動されたDNA断
片を標識し、励起光によって、蛍光色素を励起して、生
じた蛍光を検出することによって、画像を生成し、ゲル
支持体上のDNAを分布を検出したり、あるいは、複数
のDNA断片を、ゲル支持体上で、電気泳動させた後
に、DNAを変性(denaturation) し、次いで、サザン
・ブロッティング法により、ニトロセルロースなどの転
写支持体上に、変性DNA断片の少なくとも一部を転写
し、目的とするDNAと相補的なDNAもしくはRNA
を蛍光色素で標識して調製したプローブと変性DNA断
片とをハイブリダイズさせ、プローブDNAもしくはプ
ローブRNAと相補的なDNA断片のみを選択的に標識
し、励起光によって、蛍光色素を励起して、生じた蛍光
を検出することにより、画像を生成し、転写支持体上の
目的とするDNAを分布を検出したりすることができ
る。さらに、標識物質により標識した目的とする遺伝子
を含むDNAと相補的なDNAプローブを調製して、転
写支持体上のDNAとハイブリダイズさせ、酵素を、標
識物質により標識された相補的なDNAと結合させた
後、蛍光基質と接触させて、蛍光基質を蛍光を発する蛍
光物質に変化させ、励起光により、生成された蛍光物質
を励起して、生じた蛍光を検出することにより、画像を
生成し、転写支持体上の目的とするDNAの分布を検出
したりすることもできる。この蛍光検出システムは、オ
ートラジオグラフィのように、放射性物質を使用するこ
となく、簡易に、遺伝子配列などを検出することができ
るという利点があり、近年、広く使用されるようになっ
ている。本実施態様にかかる化学発光画像撮像装置は、
化学発光検出システムにおける化学発光画像と蛍光検出
システムにおける蛍光画像の双方を生成することのでき
る撮像装置として構成されている。
【0006】図1に示されるように、画像生成システム
は、冷却CCDカメラ1および暗箱2を備えた撮像装置
3ならびにパーソナルコンピュータ4とを有している。
図1に示されるように、パーソナルコンピュータ4は、
CRT5とキーボード6を備えている。図2は、冷却C
CDカメラ1の略縦断面図である。図2に示されるよう
に、冷却CCDカメラ1は、CCD7と、アルミニウム
などの金属により作られた伝熱板8と、CCD7を冷却
するためのペルチエ素子9と、CCD7の前面に配置さ
れたシャッタ10と、CCD7が生成したアナログ画像
データをディジタル画像データに変換するA/D変換器
11と、A/D変換器11によってディジタル化された
画像データを一時的に記憶する画像データバッファ12
と、冷却CCDカメラ1の動作を制御するカメラ制御回
路13とを備えている。暗箱2との間に形成された開口
部は、ガラス板14によって閉じられており、冷却CC
Dカメラ1の周囲には、ペルチエ素子9が発する熱を放
熱するための放熱フィン15が長手方向のほぼ全面にわ
たって形成されている。ガラス板14の前面の暗箱2内
には、レンズフォーカス調整機能を有するカメラレンズ
16が取付けられている。図3は、暗箱2の略縦断面図
である。図3に示されるように、暗箱2の底部には、試
料を載置する試料載置台20が設けられ、試料載置台2
0の左右斜め上方には、発光波長中心が450nmの励
起光を発する第一の青色LED光源21および発光波長
中心が450nmの励起光を発する第二の青色LED光
源22が設けられている。第一の青色LED光源21お
よび第二の青色LED光源22の前面には、それぞれ、
フィルタ23およびフィルタ24が貼着されている。フ
ィルタ23、24は、450nm近傍の波長以外の蛍光
物質の励起に有害な光をカットし、450nm近傍の波
長の光のみを透過する性質を有している。カメラレンズ
16の前面には、450nm近傍の励起光をカットする
フィルタ25が、取り外し可能に設けられている。
【0007】図4は、パーソナルコンピュータ4の周辺
のブロックダイアグラムである。図4に示されるよう
に、パーソナルコンピュータ4は、冷却CCDカメラ1
の露出を制御するCPU30と、冷却CCDカメラ1の
生成した画像データを画像データバッファ12から読み
出す画像データ転送手段31と、画像データ転送手段3
1によって読み出された画像データに画像処理を施し、
画像データ記憶手段32に記憶させる画像処理手段33
と、画像データ記憶手段32に記憶された画像データに
基づいて、CRT5の画面上に可視画像を表示する画像
表示手段34とを備えている。第一の青色LED光源2
1および第二の青色LED光源22は光源制御手段35
により制御されており、光源制御手段36には、キーボ
ード6から、CPU30を介して、指示信号が入力され
るように構成されている。CPU30は、冷却CCDカ
メラ1のカメラ制御回路13に種々の信号を出力可能に
構成されている。本発明の実施態様に撮像装置3を備え
た画像生成装置は、化学発光物質と標識物質との接触に
より生ずる化学発光および蛍光物質の画像を担持してい
る画像担体からの蛍光を検出し、化学発光画像および蛍
光画像を生成可能に構成されており、化学発光画像を生
成する場合には、以下のようにして、化学発光を発する
試料からの化学発光を検出し、可視画像を生成する。ま
ず、フィルタ25が外された後、ユーザにより、試料載
置台20上に、レンズフォーカス合わせ用サンプル40
が載置され、第一の青色LED光源21および第二の青
色LED光源22がオンされて、カメラレンズ16を用
いて、マニュアル操作で、レンズフォーカス合わせがな
される。ここに、第一の青色LED光源21および第二
の青色LED光源22からは、化学発光の発光スペクト
ルに近似した450nm近傍の波長の光が発せられるか
ら、レンズフォーカス合わせ用サンプル40を用いて、
正確に、カメラレンズ16のフォーカスを合わせること
が可能となる。
【0008】レンズフォーカス合わせ操作が完了する
と、レンズフォーカス合わせ用サンプル40に代えて、
化学発光を発する試料が、試料載置台20上に載置さ
れ、暗箱3が閉じられる。その後、ユーザがキーボード
6に化学発光検出信号を入力すると、CPU30は、露
光開始信号を冷却CCDカメラ1のカメラ制御回路13
に出力し、カメラ制御回路13により、シャッタ10が
開かれ、CCD7の露出が開始される。試料から発せら
れた化学発光は、カメラレンズ16を介して、冷却CC
Dカメラ1のCCD7の光電面に入射し、光電面に画像
を形成する。CCD7は、こうして、光電面に形成され
た画像の光を受け、これを電荷の形で蓄積する。所定の
露光時間が経過し、ユーザがキーボード6に、露光終了
信号を入力すると、CPU30は、露光終了信号を冷却
CCDカメラ1のカメラ制御回路13に出力する。露光
終了信号を受けると、カメラ制御回路13は、シャッタ
10を閉じ、CCD7が電荷の形で蓄積したアナログ画
像データを、A/D変換器11に転送させ、ディジタル
化させ、画像データバッファ12に一時的に記憶させ
る。同時に、CPU30は、画像データ転送手段32に
データ転送信号を出力し、冷却CCDカメラ1の画像デ
ータバッファ12に一時的に記憶されたディジタル画像
データを読み出させ、画像処理手段33に入力させる。
画像処理手段33は、画像データ転送手段31から入力
された画像データに所定の画像処理を施して、画像デー
タ記憶手段32に記憶させる。
【0009】その後、ユーザがキーボード6に画像生成
信号を入力すると、CPU30は、画像生成手段34に
画像生成信号を出力し、画像生成手段34により、画像
データ記憶手段32に記憶された画像データに基づい
て、化学発光画像がCRT5の画像面上に生成される。
他方、蛍光画像を担持している試料から、蛍光画像を読
み取って、可視画像を生成する場合には、化学発光画像
を生成する場合と全く同様にして、レンズフォーカス合
わせがなされ、レンズフォーカス合わせ操作が完了する
と、レンズフォーカス合わせ用サンプル40に代えて、
蛍光画像を坦持した試料が、試料載置台20上に載置さ
れ、フィルタ25がカメラレンズ16の前面に位置させ
られて、暗箱3が閉じられる。その後、ユーザーがキー
ボード5に露出開始信号を入力すると、光源制御手段3
5によって、第一の青色LED光源21および第二の青
色LED光源22がオンされて、試料に向けて、励起光
が発せられる。同時に、露出開始信号は、CPU30を
介して、冷却CCDカメラ1のカメラ制御回路13に入
力され、カメラ制御回路13により、シャッタ10が開
かれ、CCD7の露光が開始される。第一の青色LED
光源21および第二の青色LED光源22から発せられ
た励起光は、フィルタ23、24により、450nm近
傍の波長の光以外の波長成分がカットされ、その結果、
450nm近傍の波長の光によって、試料に含まれた蛍
光物質が励起されて、蛍光が発せられる。
【0010】試料に含まれた蛍光物質から発せられた蛍
光は、フィルタ25およびカメラレンズ16を介して、
冷却CCDカメラ1のCCD7の光電面に入射し、光電
面に画像を形成する。CCD7は、こうして、光電面に
形成された画像の光を受け、これを電荷の形で蓄積す
る。フィルタ25によって、励起光である450nm近
傍の波長の光がカットされるため、試料に含まれた蛍光
物質から発せられた蛍光のみが、CCD7によって受光
される。所定の露光時間が経過し、ユーザがキーボード
6に、露光終了信号を入力すると、化学発光画像を生成
する場合と全く同様にして、画像データが生成され、画
像データ記憶手段32に記憶される。その後、キーボー
ド6に画像生成信号が入力されると、画像生成手段34
によって、画像データ記憶手段32に記憶された画像デ
ータに基づき、蛍光画像がCRT5の画面上に生成され
る。
【0011】本実施態様によれば、化学発光の発光スペ
クトルに近似した450nm近傍の波長の光を発する第
一の青色LED光源21および第二の青色LED光源2
2を用いて、レンズフォーカス合わせがなされているか
ら、より正確に、カメラレンズ16のフォーカスを合わ
せることが可能となる。また、本実施態様によれば、蛍
光物質を励起するための第一の青色LED光源21およ
び第二の青色LED光源22を用いて、化学発光画像を
生成する際のレンズフォーカス合わせをおこなうことが
でき、レンズフォーカス合わせ用の光源を別途設ける必
要がなく、効率的である。図5は、本発明の別の実施態
様にかかる化学発光画像撮像装置の暗箱2の略縦断面図
である。図5に示されるように、本実施態様において
は、暗箱2は、図3に示される第一の青色LED光源2
1および第二の青色LED光源22に代えて、その発光
面に、450nmの波長の光のみを透過させるバンドパ
スフィルタ50、51を備えた第一のハロゲンランプ5
2および第二のハロゲンランプ53を備えている点での
み、図3に示された暗箱3と構成を異にしている。
【0012】本実施態様によれば、カメラレンズ16の
フォーカス合わせに際し、第一のハロゲンランプ52お
よび第二のハロゲンランプ53が点灯され、バンドパス
フィルタ50、51により、450nmの波長の光のみ
が、レンズフォーカス合わせ用サンプル40に照射さ
れ、レンズフォーカス合わせがなされる。したがって、
化学発光の発光スペクトルに近似した450nm近傍の
波長の光によって、レンズフォーカス合わせがなされる
から、正確に、カメラレンズ16のフォーカスを合わせ
ることが可能となる。図6は、本発明の他の実施態様に
かかる化学発光画像撮像装置の暗箱2の略縦断面図であ
る。図6に示されるように、本実施態様においては、暗
箱2は、図3に示される第一の青色LED光源21およ
び第二の青色LED光源22に代えて、その発光面に、
450nmの波長の光のみを透過させるバンドパスフィ
ルタ60、61を備えた第一の白色LED光源62およ
び第二の白色LED光源63を備えている点でのみ、図
3に示された暗箱3と構成を異にしている。
【0013】本実施態様によれば、カメラレンズ16の
フォーカス合わせに際し、第一の白色LED光源62お
よび第二の白色LED光源63が点灯され、バンドパス
フィルタ60、61により、450nmの波長の光のみ
が、レンズフォーカス合わせ用サンプル40に照射さ
れ、レンズフォーカス合わせがなされる。したがって、
化学発光の発光スペクトルに近似した450nm近傍の
波長の光によって、レンズフォーカス合わせがなされる
から、正確に、カメラレンズ16のフォーカスを合わせ
ることが可能となる。本発明は、以上の実施態様に限定
されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範
囲内で、種々の変更が可能であり、それらも、本発明の
範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、前記実施態様においては、発光波長中心が4
50nmの励起光を発する第一の青色LED光源21お
よび第二の青色LED光源22を備え、その発光面に、
450nmの波長の光のみを透過させるバンドパスフィ
ルタ50、51を備えた第一のハロゲンランプ52およ
び第二のハロゲンランプ53を備え、また、その発光面
に、450nmの波長の光のみを透過させるバンドパス
フィルタ60、61を備えた第一の白色LED光源62
および第二の白色LED光源63を備えており、450
nmの波長の光を用いて、レンズフォーカス合わせが実
行されているが、レンズフォーカス合わせを、450n
mの波長の光を用いて実行することは必ずしも必要では
なく、広く、化学発光の発光スペクトルに近似した波長
の光を発するレンズフォーカス合わせ用の光源を用い
て、化学発光の発光スペクトルに近似した波長の光によ
って、レンズフォーカス合わせをすることができる。
【0014】また、前記実施態様においては、発光波長
中心が450nmの光を発する第一の青色LED光源2
1および第二の青色LED光源22を備え、その発光面
に、450nmの波長の光のみを透過させるバンドパス
フィルタ50、51を備えた第一のハロゲンランプ52
および第二のハロゲンランプ53を備え、また、その発
光面に、450nmの波長の光のみを透過させるバンド
パスフィルタ60、61を備えた第一の白色LED光源
62および第二の白色LED光源63を備えており、4
50nmの波長の光を用いて、レンズフォーカス合わせ
が実行されているが、レンズフォーカス合わせを、45
0nmの波長の光を用いて実行することは必ずしも必要
ではなく、発光波長中心が430nmないし470nm
の波長の光を発する第一の青色LED光源21および第
二の青色LED光源22を設け、あるいは、430nm
ないし470nmの波長の光のみを透過させるバンドパ
スフィルタ50、51、60、61を用いて、レンズフ
ォーカス合わせが実行されるように構成してもよい。さ
らに、前記実施態様においては、いずれの二つの光源を
備えているが、光源は一つであってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、カメラレンズの色収差
が大きい場合であっても、より正確に、レンズフォーカ
スを合わせることのできる化学発光画像撮像装置を提供
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる化
学発光画像撮像装置を含む画像生成システムの略正面図
である。
【図2】図2は、冷却CCDカメラの略縦断面図であ
る。
【図3】図3は、暗箱の略縦断面図である。
【図4】図4は、パーソナルコンピュータの周辺のブロ
ックダイアグラムである。
【図5】本発明の別の実施態様にかかる化学発光画像撮
像装置の暗箱の略縦断面図である。
【図6】図6は、本発明の他の実施態様にかかる化学発
光画像撮像装置の暗箱2の略縦断面図である。
【符号の説明】
1 冷却CCDカメラ 2 暗箱 3 化学発光画像撮像装置 4 パーソナルコンピュータ 5 CRT 6 キーボード 7 CCD 8 伝熱板 9 ペルチェ素子 10 シャッタ 11 A/D変換器 12 画像データバッファ 13 カメラ制御回路 14 ガラス板 15 放熱フィン 16 カメラレンズ 20 試料載置台 21 第一の青色LED光源 22 第二の青色LED光源 23、24 フィルタ 25 フィルタ 30 CPU 31 画像データ転送手段 32 画像データ記憶手段 33 画像処理手段 34 画像表示手段 35 光源制御手段 40 レンズフォーカス合わせ用サンプル 50、51 バンドパスフィルタ 52 第一のハロゲンランプ 53 第二のハロゲンランプ 60、61 バンドパスフィルタ 62 第一の白色LED光源 63 第二の白色LED光源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学発光の発光スペクトルに近似した波
    長の光を発するレンズフォーカス合わせ用の光源を備え
    たことを特徴とする化学発光画像撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記レンズフォーカス合わせ用の光源
    が、430nmないし470nmに発光波長中心を有す
    る青色LED光源によって構成されたことを特徴とする
    請求項1に記載の化学発光画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズフォーカス合わせ用の光源
    が、その発光面に、430nmないし470nmの波長
    の光のみを透過させるバンドパスフィルタを備えたハロ
    ゲンランプによって構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載の化学発光画像撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記レンズフォーカス合わせ用の光源
    が、その発光面に、430nmないし470nmの波長
    の光のみを透過させるバンドパスフィルタを備えた白色
    LED光源によって構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載の化学発光画像撮像装置。
JP11041743A 1999-02-19 1999-02-19 化学発光画像撮像装置 Pending JP2000241352A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4507132B1 (ja) * 2009-06-19 2010-07-21 株式会社リポニクス 撮影装置
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