JP2000240454A - 電動流体ポンプ装置 - Google Patents

電動流体ポンプ装置

Info

Publication number
JP2000240454A
JP2000240454A JP11045477A JP4547799A JP2000240454A JP 2000240454 A JP2000240454 A JP 2000240454A JP 11045477 A JP11045477 A JP 11045477A JP 4547799 A JP4547799 A JP 4547799A JP 2000240454 A JP2000240454 A JP 2000240454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
housing
motor control
electric
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11045477A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayasu Mase
久康 間瀬
Takehiko Fushimi
武彦 伏見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP11045477A priority Critical patent/JP2000240454A/ja
Publication of JP2000240454A publication Critical patent/JP2000240454A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両への搭載上の制約が可及的に少なく、且
つ電動モータの回転駆動制御を比較的容易に行なうこと
が可能な電動流体ポンプ装置を提供すること。 【解決手段】 電動モータ12を回転駆動させることで
電動モータ12の回転子6に取り付けられたインペラ5
を回転させ、ハウジング2の吸入口2aから流体を吸入
するとともに吐出口2bから流体を吐出する電動流体ポ
ンプ装置1において、電動モータ12への通電を制御す
るモータ制御装置11をインペラ5と反対側のハウジン
グ2の外周底面に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動流体ポンプ装置
に関し、例えば自動車のエンジン冷却用のウォータポン
プとして利用可能な電動流体ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動モータを用いた冷却装置の従来の技
術として、特開平7−4240号公報に開示される技術
がある。この公報には、ラジエータ内の冷却水排出側お
よびウォータジャケット内の2個所における冷却水の温
度をそれぞれ検出して、各温度検出状態の組み合せに応
じて、制御手段により予め設定されたプログラムにした
がってモータの駆動制御を行わせるようにする冷却装置
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示される
技術では、流体ポンプの制御のために冷却水温度やエン
ジン回転数等のエンジン運転状況や、エアーコンディシ
ョナーの運転状況を電動モータの制御装置に入力し、こ
れらの状況に応じて電動モータを駆動制御している。し
かしながら、電動モータの制御装置に複数の情報を入力
すると、モータ制御装置内での演算処理が複雑になるだ
けでなく、各種情報の信号線や配線等の数が増加してし
まい、取り回しが煩雑になる等、車両への搭載上の制約
条件が拡大する。更にコネクタも大きくなって電動流体
ポンプ装置全体が大型化してコストの増加にも繋がる、
という問題がある。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解決すべく
車両への搭載上の制約が可及的に少なく、且つ電動モー
タの回転駆動制御を比較的容易に行なうことが可能な電
動流体ポンプ装置を提供することを技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、ハウジングに配設された電動モー
タを回転駆動させることで電動モータの回転子に取り付
けられたインペラを回転させ、ハウジングの吸入口から
流体を吸入するとともに吐出口から流体を吐出する電動
流体ポンプと、ハウジングに配設され、ハウジングの外
部に配設される少なくとも一つの指令値演算装置で演算
された指令値に応じて電動モータを通電制御するモータ
制御装置とを備えて成る電動流体ポンプ装置とした。
【0006】請求項1によると、モータ制御装置を電動
流体ポンプのハウジングに配設したことで電動モータと
モータ制御装置との間の配線を可及的に短くすることが
でき、モータ制御装置と電動流体ポンプ装置の間での配
線を簡略化することができる。また、配線による電力の
消費を抑えることができ電動モータの高効率運転が可能
になる。更に、モータ制御装置は予め指令値演算装置で
演算された所望の状態となるように電動モータへの通電
を制御すればよいので、モータ制御装置と外部との間の
配線の本数を少なくすることができ、電動流体ポンプ装
置の取り回しが簡単になる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、モ
ータ制御装置に複数の指令値演算装置から指令値が入力
されたときには、モータ制御装置にて電動モータの最適
な通電状態を演算するようにしたことである。
【0008】請求項2によると、電動流体ポンプ装置の
駆動に影響する複数の指令値演算装置(例えばエンジン
の運転を制御するエンジン制御装置と空調装置の運転を
制御する空調制御装置)がある場合には、複数の指令値
演算装置で演算された各々の所望の通電状態をモータ制
御装置に入力して、モータ制御装置内で最適な通電状態
を演算している。これにより、モータ制御装置の外部で
行われる電動モータの通電状態の演算を簡略化し、且つ
電動モータの最適な通電状態を演算することが可能にな
る。
【0009】請求項3に示すようにモータ制御装置が電
動モータの駆動状態を指令値演算装置に出力するように
すると、請求項1の作用に加えて電動モータの実運転状
況に応じたフィードバック制御ができ、よりきめ細かい
電動モータの制御が可能になる。更に請求項3の構成で
は、演算状況を相互に確認することができるため、指令
値演算装置で行なう演算処理とモータ制御装置内で行な
う演算処理とを別々に行なうことができ、どちらか一方
が失陥した場合のフェールセーフ機能を備えることも可
能になる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1において、モ
ータ制御装置をハウジング内を流れる流体との熱交換に
より冷却可能な位置に配設したことである。
【0011】請求項4によると、モータ制御装置が発熱
するような状況、すなわち電動モータの回転駆動時には
ハウジング内で流体が流通するので、ハウジング内を流
れる流体との熱交換によってモータ制御装置の温度が一
定温度以下にされる。これにより、モータ制御装置を冷
却するための余分な部品を用いることなくモータ制御装
置の温度を一定温度以下にすることができる。
【0012】請求項5の発明は請求項4の具体的な構成
を示すもので、モータ制御装置をインペラと反対側のハ
ウジングの外周底面に配設することで、ハウジングを介
して流体とモータ制御装置とが熱交換される。更に、電
動モータとモータ制御装置の間の配線が簡略化されて電
動モータとモータ制御装置との組付けを簡略化すること
が可能になる。
【0013】請求項6の発明は、請求項1における電動
モータの具体的な構成を示すものであり、ハウジングに
軸受を介して回転可能に支持され、インペラを一端に保
持するとともに外周に永久磁石を備える回転子と、ハウ
ジングの内周側から回転子側に向かって径方向内方に突
出し、永久磁石と所定の間隙をもって軸方向に延在する
複数の突出部を有するコアとコアに巻回されるコイルと
からなる固定子とを備える電動モータとしたことであ
る。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態におけ
る電動流体ポンプ装置1の概略図である。第1の実施の
形態では、電動流体ポンプ装置1を自動車のエンジンの
冷却装置に用いた場合について説明する。
【0015】電動流体ポンプ装置1は、電動モータ12
を回転駆動させることで電動モータ12の回転子6に取
り付けられたインペラ5を回転させ、ハウジング2の吸
入口から流体を吸入するとともに吐出口から流体を吐出
してエンジン或いはラジエータ(ともに図示せず)に流
体である冷却水を循環させるものであり、吸入口2a及
び吐出口2bを有するハウジング2と、インペラ5を回
転可能に支持するとともにハウジング2内に配設される
電動モータ12と、インペラ5と軸受3aの間に配設さ
れるシール部材であるメカニカルシール10と、コイル
8への通電を制御するモータ制御装置11とを備える。
【0016】このような構成の電動流体ポンプ装置1
は、指令値演算装置であるエンジン制御装置13内で複
数の情報に応じて電動流体ポンプ装置1の最適な流量を
演算し、モータ制御装置11に指令値を出力することに
よりエンジン制御装置13にて演算された流量を確保す
べく電動モータ12への通電制御を行なっている。
【0017】電動モータ12は、軸受3a、3bを介し
てハウジング2に回転可能に支承されるとともに外周面
に複数の極を有する円環状の永久磁石4を配置し、一端
にインペラ5を固設してなる回転子6と、回転子6とハ
ウジング2との間に配置されるとともに複数の突出部7
aを有するコア7及びコア7に巻回されるコイル8とか
らなる固定子9とから構成される。
【0018】回転子6は、永久磁石4とメカニカルシー
ル10との間に配置されるボール軸受3aと、インペラ
5と反対側の端部に配置されるボール軸受3bとの2つ
のボール軸受によりハウジング2に対して回転可能に支
承されている。
【0019】ハウジング2は、回転子6及び固定子9を
支持するボディ側ハウジング2Aと、冷却水の吸入口2
aと吐出口2bを有し冷却水が流通するとともにボディ
側ハウジング2Aとボルト15にて取り付けられる流通
側ハウジング2Bとから構成される。
【0020】メカニカルシール10は、回転子6の外周
に圧入される側の部材10Aとハウジング2Aの内周に
圧入される側の部材10Bとを備えており、軸受3aと
メカニカルシール10の間に形成され内部空間13側と
インペラ5が配置されるポンプ室16とに区画して、内
部空間13内にポンプ室16内の冷却水が浸入するのを
規制している。
【0021】図2は図1のA−A断面図であり、電動モ
ータ12における固定子9及び回転子6の断面を示して
いる。固定子9はボディ側ハウジング2Aの内周に固定
されて回転子6の軸心に向かって突出する6つの突出部
7aを有するコア7と、対向する各コア7にY結線で巻
回される3相のコイル8とから構成されている。回転子
6の外周面にはN極とS極が交互に4極形成される永久
磁石4が固設されている。
【0022】電動モータ12の回転子6の位置を検出す
るためのホール素子等のセンサは熱に弱いため、本実施
の形態における電動モータ12は回転子6の位置を検出
するためのセンサを備えずに、各コイル8の非通電相と
中性点との間の電圧に基づいて回転子6の位置を検出す
るセンサレス駆動のブラシレスモータを用いている。
【0023】図3はモータ制御装置11を含む電動流体
ポンプ装置1の構成図である。モータ制御装置11はエ
ンジン制御装置13とは別体に構成されており、電動流
体ポンプ装置1のハウジング2の外周底面に取付けられ
ている。コイル8の端部はハウジング2から突出し、モ
ータ制御装置11と電気的に接続している。モータ制御
装置11は、入力された情報に応じてコイル8の各相へ
の出力を算出するマイコン11Aと、エンジン制御装置
13からの指令をマイコン11Aに入力する差動通信イ
ンタフェース11Bと、マイコン11Aにて算出された
電流を各相へ出力するためのブリッジ駆動回路11C及
び3相ブリッジ11Dと、各相への通電切替タイミング
信号を生成する生成回路11Eとを備えており、差動通
信によりエンジン制御装置13からの指令を入力すると
ともに電動モータ12の運転状況をエンジン制御装置1
3に出力している。
【0024】本実施の形態では、モータ制御装置11を
電動流体ポンプ装置1のハウジング2の外周底面に設け
たことにより、コイル8とモータ制御装置11の間の配
線が短くなって配線による消費電力が低減し、電動モー
タ12の効率の低下を抑えることができる。更に、配線
の数が少ないのでモータ制御装置11と電動モータ12
との取付けの面からも好適である。本実施の形態におい
て、図示しないコイル8の端部はボディ側ハウジング2
の底面から軸方向に突出し、モータ制御装置11表面の
各制御素子と電気的に接続されている。本実施の形態の
ようにモータ制御装置11内にマイコン11Aを有する
場合には、ハウジング2の底面の面積が小さくモータ制
御装置11表面に制御素子の全てを搭載することが困難
であるので、モータ制御装置11を2段面にして一方の
面にマイコン11Aを取り付け、他方の面にそれ以外の
制御素子を取付けることで、ハウジング2の底面にモー
タ制御装置11を配設することが可能になる。モータ制
御装置11の配設位置は、ハウジング2の底面以外にハ
ウジング2の外周面や内周面等、流体との熱交換が可能
な位置であればどこに配設されていてもよい。
【0025】電動モータ12のハウジングとモータ制御
装置11のケースとは共通のハウジング2で形成されて
おり、ハウジング2内を流通する流体の熱はハウジング
2を介してモータ制御装置11に伝達され、バッテリ
(図示せず)からの通電によりモータ制御装置11内で
高温(約140度)となった制御素子と熱交換を行い制
御装置の温度を一定以下にする。ここで、流体は冷却水
であるため最高でも100度程度しか温度が上昇せず、
更に流体はインペラ5の回転時すなわちコイル8への通
電時には流通側ハウジング2Bの吸入口2aから吐出口
2bへと流通しているため、モータ制御装置11内の制
御素子の絶対最大定格温度より流体が高温になることは
ない。したがって、流体との熱交換によってモータ制御
装置11内の制御素子を絶対最大定格温度以下の温度に
することが可能になる。本実施の形態では、熱交換を高
効率で行うように熱伝導率の高い材料(例えばシリコン
ラバー)をボディ側ハウジング2Aと流通側ハウジング
2Bとの間、及びボディ側ハウジング2Aとモータ制御
装置11との間に挟み込んでいる。
【0026】次に、電動流体ポンプ装置1の駆動制御に
ついて説明する。エンジン制御装置13にはエンジン回
転数、流体温度、空調装置の運転状況等の複数の情報が
入力され、これらの情報に基づいてハウジング2内での
必要な流体の流量が演算される。エンジン制御装置13
内で演算された流量は差動通信インタフェース11Bを
介してモータ制御装置11に入力され、必要な流量を確
保するための電動モータ12の回転数がマイコン11A
内で演算される。電動モータ12の回転数が演算される
とブリッジ駆動回路11C及び3相ブリッジ11Dを介
してコイル8の各相が通電制御され回転子6が回転す
る。そして回転子6に固設されたインペラ5が回転して
ハウジング2内で流体が流通する。モータ制御装置11
は差動通信インタフェース11Bを介して電動モータ1
2の実運転状況をエンジン制御装置13に出力してお
り、エンジン制御装置13はフィードバックされた電動
モータ12の運転状況を取込んで更に必要な流量を演算
する。
【0027】本実施の形態においては流体の温度を検出
する温度センサ14を流通側ハウジング2Bの吐出口2
b側に配設したが、ハウジング2内で流体が流通する箇
所であればどこに配設してもよく、温度センサ14の個
数も特に限定されるものではなく、複数個設けてもよ
い。
【0028】上述したように、モータ制御装置11をハ
ウジング2の外周底面に配設したことで電動モータ12
とモータ制御装置11との間の配線が可及的に短くな
り、モータ制御装置11と電動モータ12の間での配線
を簡略化することができる。また、配線による電力の消
費を抑えることができ電動モータ12の高効率運転が可
能になる。更に、エンジン制御装置13とモータ制御装
置11とを別体で設けているので、どちらか一方の制御
装置が失陥した場合のフェールセーフ機能を備えること
も可能になる。また、第1の実施の形態では外部からの
演算はエンジン制御装置のみで行なうようにしたが、例
えば図4に示す本発明の第2の実施の形態のように、エ
ンジン制御装置13に加え、空調装置の運転状態に基づ
いて電動モータの所望回転数を演算する空調制御装置1
5からも所望回転数を入力し、モータ制御装置11内で
2つの所望回転数から最適な回転数を演算することもで
きる。尚、図4において空調制御装置15の追加以外の
構成については第1の実施の形態と同一であるので、同
一の符号を付し説明を省略する。更に、図4における破
線で示すような制御装置を追加することも可能である。
【0029】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定される意図はな
く、本発明の主旨に沿った形態の電動流体ポンプ装置で
あればどのような形態であってもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1によると、モータ制御装置を電
動流体ポンプのハウジングに配設したことで電動モータ
とモータ制御装置との間の配線を可及的に短くすること
ができ、モータ制御装置と電動流体ポンプ装置の間での
配線を簡略化することができる。また、配線による電力
の消費を抑えることができ電動モータの高効率運転が可
能になる。更に、モータ制御装置は予め指令値演算装置
で演算された所望の状態となるように電動モータへの通
電を制御すればよいので、モータ制御装置と外部との間
の配線の本数を少なくすることができ、電動流体ポンプ
装置の取り回しが簡単になる。
【0031】請求項2によると、電動流体ポンプ装置の
駆動に影響する複数の指令値演算装置(例えばエンジン
の運転を制御するエンジン制御装置と空調装置の運転を
制御する空調制御装置)がある場合には、複数の指令値
演算装置で演算された各々の所望の回転数をモータ制御
装置に入力して、モータ制御装置内で最適な通電状態を
演算している。これにより、モータ制御装置の外部で行
われる電動モータの通電状態の演算を簡略化し、且つ電
動モータの最適な通電状態を演算することが可能にな
る。
【0032】請求項3に示すようにモータ制御装置が電
動モータの駆動状態を指令値演算装置に出力するように
すると、請求項1の作用に加えて電動モータの実運転状
況に応じたフィードバック制御ができ、よりきめ細かい
電動モータの制御が可能になる。更に請求項3の構成で
は、演算状況を相互に確認することができるため、指令
値演算装置で行なう演算処理とモータ制御装置内で行な
う演算処理とを別々に行なうことができ、どちらか一方
が失陥した場合のフェールセーフ機能を備えることも可
能になる。
【0033】請求項4によると、モータ制御装置が発熱
するような状況、すなわち電動モータの回転駆動時には
ハウジング内で流体が流通するので、ハウジング内を流
れる流体との熱交換によってモータ制御装置の温度が一
定温度以下にされる。これにより、モータ制御装置を冷
却するための余分な部品を用いることなくモータ制御装
置の温度を一定温度以下にすることができる。
【0034】請求項5の発明によると、ハウジングを介
して流体とモータ制御装置とが熱交換される。更に、電
動モータとモータ制御装置の間の配線が簡略化されて電
動モータとモータ制御装置との組付けを簡略化すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電動流体ポ
ンプ装置の概略図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】モータ制御装置を含む電動流体ポンプ装置の構
成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるモータ制御
装置を含む電動流体ポンプ装置の構成図である。
【符号の説明】
1・・・電動流体ポンプ装置 2・・・ハウジ
ング 3・・・軸受 4・・・永久磁
石 5・・・インペラ 6・・・回転子 7・・・コア 8・・・コイル 9・・・固定子 10・・・メカ
ニカルシール 11・・・モータ制御装置 12・・・電動
モータ 13・・・エンジン制御装置 14・・・温度セ
ンサ 15・・・空調制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに配設された電動モータを回
    転駆動させることで前記電動モータの回転子に取り付け
    られたインペラを回転させ、前記ハウジングの吸入口か
    ら流体を吸入するとともに吐出口から流体を吐出する電
    動流体ポンプと、 前記ハウジングに配設され、前記ハウジングの外部に配
    設される少なくとも一つの指令値演算装置で演算された
    指令値に応じて前記電動モータを通電制御するモータ制
    御装置とを備えて成ることを特徴とする、電動流体ポン
    プ装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ制御装置に複数の前記指令値
    演算装置から複数の指令値が入力されたときには、前記
    モータ制御装置にて前記電動モータの最適な通電状態を
    演算することを特徴とする、請求項1の電動流体ポンプ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ制御装置は、前記電動モータ
    の駆動状態を前記指令値演算装置に出力することを特徴
    とする、請求項1の電動流体ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ制御装置は、前記ハウジング
    内を流れる流体との熱交換により冷却可能な位置に配設
    されることを特徴とする、請求項1の電動流体ポンプ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記モータ制御装置は、前記インペラと
    反対側の前記ハウジングの外周底面に配設されることを
    特徴とする、請求項4の電動流体ポンプ装置。
  6. 【請求項6】 前記電動モータは、前記ハウジングに軸
    受を介して回転可能に支持され、前記インペラを一端に
    保持するとともに外周に永久磁石を備える回転子と、 前記ハウジングの内周側から前記回転子側に向かって径
    方向内方に突出し、前記永久磁石と所定の間隙をもって
    軸方向に延在する複数の突出部を有するコアと該コアに
    巻回されるコイルとからなる固定子と、 を備えることを特徴とする、請求項1乃至請求項6の電
    動流体ポンプ装置。
JP11045477A 1999-02-23 1999-02-23 電動流体ポンプ装置 Withdrawn JP2000240454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045477A JP2000240454A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 電動流体ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045477A JP2000240454A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 電動流体ポンプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000240454A true JP2000240454A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12720487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11045477A Withdrawn JP2000240454A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 電動流体ポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000240454A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013170673A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Toyota Motor Corp 動力伝達機構
KR101461864B1 (ko) * 2009-11-19 2014-11-13 현대자동차 주식회사 워터펌프를 구비한 엔진

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101461864B1 (ko) * 2009-11-19 2014-11-13 현대자동차 주식회사 워터펌프를 구비한 엔진
JP2013170673A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Toyota Motor Corp 動力伝達機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5994638B2 (ja) 電動ポンプ装置
US10749415B2 (en) Motor device
JP4894438B2 (ja) 遠心ポンプ
JP2013160079A (ja) 電動オイルポンプ装置
CN107690724B (zh) 电池组用多冷却风扇控制系统
JP5522323B1 (ja) ブロア装置および車両におけるブロア装置の制御方法
JP3968084B2 (ja) 放熱装置およびそのモーター構造
JP2000354392A (ja) ブラシレスモータ
EP1317051B1 (en) Assembly of rotatable members
JP2017034880A (ja) 電動オイルポンプ装置
JP2004064850A (ja) ブラシレスモータ
US6042349A (en) Fuel supply device
JP7056347B2 (ja) ブラシレスモータ制御装置
JP2006280088A (ja) ブラシレスモータ
JP5796301B2 (ja) モータ及び電動パワーステアリング装置
JP3815885B2 (ja) ポンプ装置
JP2000240454A (ja) 電動流体ポンプ装置
JP2002130190A (ja) 電動ウォータポンプ装置
EP3583320B1 (en) Pump for circulating a cooling fluid for combustion engines with electric motor control device
JP4015311B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2000240455A (ja) 電動流体ポンプ装置
CN216564976U (zh) 电动汽车用永磁无刷直流电机换相转矩脉动控制系统
JP6995163B2 (ja) 発電電動機
JP2023005446A (ja) 電動ポンプ
JPH0448143Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051213

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070313