JP2000240140A - 側溝の騒音防止構造 - Google Patents
側溝の騒音防止構造Info
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- JP2000240140A JP2000240140A JP11044108A JP4410899A JP2000240140A JP 2000240140 A JP2000240140 A JP 2000240140A JP 11044108 A JP11044108 A JP 11044108A JP 4410899 A JP4410899 A JP 4410899A JP 2000240140 A JP2000240140 A JP 2000240140A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
一切変更することなく側溝蓋の底部のみの形状の工夫に
より、側溝本体と側溝蓋のガタツキや側溝蓋を跳ね上げ
を防止する課題とする。 【解決手段】 断面U字状の内壁2とこの内壁2の上方
に形成される水平な蓋掛かり部3とを有し、この水平な
蓋掛かり部3に上記側溝蓋11が嵌合される側溝10で
あって、上記側溝蓋11の底面に、上記水平な蓋掛かり
部3と上記内壁とのなす角部7が断面で点接触する傾斜
面12又は湾曲面22が形成されている。
Description
埋設される側溝の技術分野に属し、詳しくは、側溝本体
と側溝蓋のガタツキの防止と側溝蓋の跳ね上げを防止す
る側溝の騒音防止構造に関する。
音の防止対策としては、側溝本体と側溝蓋との嵌合部に
ゴム材等の緩衝材を介在させる方法に代わって、側溝本
体と側溝蓋との嵌合部の形状に工夫を施すことにによ
り、騒音を防止するようになって来ている。
対策としては、実用新案登録第3031035号公報や
同第3037878号公報等に示すように、既にいくつ
か開示されている。これらの従来技術は、側溝本体の蓋
掛かり部と、この蓋掛かり部に嵌合される側溝蓋の外周
形状を工夫することにより、ゴム材等の緩衝材を介在さ
せることなく、側溝本体と側溝蓋のネジレに起因する騒
音を減少しようとするものである。
うな側溝本体と側溝蓋との接合部分の形状を工夫する傾
向は、上記側溝本体の蓋掛かり部の形状や側溝蓋の底面
の形状を徒らに複雑にしたり、上記側溝本体と側溝蓋を
製造する型枠の構造を複雑にし、製造コストが高価とな
ったり、型枠等の製造に熟練を要して製造効率が上がら
なくなる問題を有していた。また、専用の製造用型枠を
製造し得たたとしても、上記複雑な形状にうまく対応で
きず、実際に製造された側溝本体に側溝蓋を取り付ける
と、上記ガタツキや側溝蓋の跳ね上げが生じてしまう問
題を有していた。
体の形状を一切変更することなく側溝蓋の底部のみの形
状の工夫により、クッション材や緩衝材を介在させるこ
となく側溝本体と側溝蓋のガタツキや側溝蓋を跳ね上げ
を防止することが可能な側溝の騒音防止構造を提供する
ことを目的とする。
側溝の騒音防止構造は、上記課題を解決するために、断
面U字状の内壁とこの内壁の上方に形成される水平な蓋
掛かり部とを有し、この水平な蓋掛かり部に上記側溝蓋
が嵌合される側溝であって、上記側溝蓋の底面に、上記
水平な蓋掛かり部と上記内壁とのなす角部が断面で点接
触する傾斜面又は湾曲面が形成されていることを特徴と
する。
溝本体の水平な蓋掛かり部に側溝蓋が取り付けられる
と、上記側溝蓋の底面に上記水平な蓋掛かり部と上記内
壁とのなす角部が断面で点接触する傾斜面又は湾曲面が
形成されていることから、上記側溝本体の水平な蓋掛か
り部と上記内壁とのなす角部が上記側溝蓋の底面の傾斜
面又は湾曲面に対して側溝の長手方向において線接触す
るようになる。すなわち、従来の代表的な水平な蓋掛か
り部を有する側溝本体の形状を一切変更することなく、
上記側溝蓋の底面の形状の工夫だけで側溝本体と側溝蓋
の間でガタツキや側溝蓋が跳ね上げを生じるようなこと
がなくなる。また、上記のように断面が点接触するため
に、側溝本体の蓋掛かり部と側溝蓋の底面の間に一定の
間隙が生じることとなるが、この一定の間隙には砂塵等
が入ることにより、この砂塵等が一種のクッション材や
緩衝材となることから、特にクッション材や緩衝材を設
けなくとも、ガタツキや側溝蓋の跳ね上げを生じさせる
ようなことがない。
記載の発明を前提として、前記傾斜面が鈍角を形成する
第1の傾斜面と第2の傾斜面とからなり、これら第1の
傾斜面と第2の傾斜面に挟まれた連続角部に前記水平な
蓋掛かり部と上記内壁とのなす角部が断面で点接触する
ことを特徴とする。
溝蓋の第1の傾斜面と第2の傾斜面との連続角部に前記
水平な蓋掛かり部と上記内壁とのなす角部が断面で点接
触することから、これらの角部同士の位置決めにより、
側溝本体と側溝蓋のずれが確実に防止されることとな
る。
造は、請求項1記載の発明を前提として、前記湾曲面が
鈍角を形成する第1の湾曲面と第2の湾曲面とからな
り、これら第1の湾曲面と第2の湾曲面に挟まれた連続
角部に前記水平な蓋掛かり部と上記内壁とのなす角部が
断面で点接触することを特徴とする。
面と第2の湾曲面との連続角部に前記水平な蓋掛かり部
と上記内壁とのなす角部が断面で点接触することから、
これらの角部同士の位置決めにより、側溝本体と側溝蓋
のずれが確実に防止されることとなる。
面を参照しながら説明する。
100は、図1及び図2に示すように、コンクリート製
の断面U字状の側溝本体1と、この側溝本体1の蓋掛か
り部3に取り付けられる側溝蓋11から構成されるもの
である。なお、この側溝10は、道路の側部において多
数連結された状態で埋設されるものである。
と、この内壁2の上方に形成される蓋掛かり部3とを有
して、この蓋掛かり部3に上記側溝蓋11が取り付けら
れるようになっている。上記蓋掛かり部3は、上記側溝
蓋11の左右側面と対向する開口部3aと側溝蓋11の
左右側面側の底面と対向する水平部3bが各々形成され
ている。すなわち、この側溝本体1は、上記水平な蓋掛
かり部3を有する従来の代表的なもので、上記水平な蓋
掛かり部3と断面U字状の内壁とのなす角部7がほぼ直
角に形成されている。ここで、本実施の形態のほぼ直角
な角部7の断面の角度は、約91〜94度の従来の代表
的なものであるが、側溝の種類によって異なり、上記角
度よりも大きい場合もあり、小さい場合もあり、上記角
度に限定されるものではない。
な蓋掛かり部3に取り付けられるブロック状のもので、
この側溝蓋11の底面の左右側面側に各々傾斜面12が
形成され、各々の傾斜面12から連続して、上記底面の
中央14が下方に膨出するように形成されている。本実
施の形態の傾斜面12の傾斜角度θ1は、約10度であ
るが、本発明は側溝蓋11の底面の左右側面側に傾斜面
12が形成されるもので、しかも、側溝本体1の水平な
蓋掛かり部3に対して断面で点接触するものであれば、
上記傾斜角度θ1に限定されるものではない。例えば、
図3に示す応用例のように、側溝本体1の傾斜面12が
鈍角、すなわち90度よりも大きく180度よりも小さ
な角θ3を形成する第1の傾斜面12aと第2の傾斜面
12bとからなるものでも良い。そして、この応用例で
は、上記第1の傾斜面12aと第2の傾斜面12bの間
の連続角部13に上記水平な蓋掛かり部3の端部のほぼ
直角な角部7、すなわち上記水平な蓋掛かり部3と上記
内壁2とのなす角部7が断面で点接触するように構成さ
れている。ここで、図3に示す符号H1の間隔は100
mm、符号H2の間隔は50.4mm、符号H3の間隔
は4.1mm、符号H4の間隔は55mmであり、又、
符号θ2の角度は60度である。
溝蓋11の底面が傾斜面12と水平面12cとからな
り、上記ほぼ直角な角部7が上記傾斜面12に対して断
面で点接触するものでも良い。なお、図4の間隙4(符
号M)は1mmである。また、図示しないが、上記水平
な蓋掛かり部3の端部のほぼ直角な角部7が上記第1の
傾斜面12aに対して断面で点接触するものでも良い。
いて、側溝蓋11を上記側溝本体1に取り付けると、図
2に示すように、上記側溝本体1の角部7が側溝蓋11
の傾斜面12に断面が点接触するようになる。すなわ
ち、上記水平な蓋掛かり部3の端部の角部7が側溝蓋1
1の傾斜面12に対して側溝の長手方向において線接触
するようになる。そして、側溝本体1への側溝蓋11の
取り付け状態では、上記各水平な蓋掛かり部3の左右両
側に各々一定の間隙4,5を保って取り付けられる。こ
の一定の間隙4,5には、長く使用されると砂塵等が入
ることが考慮されて形成されている。この一定の間隙
4,5には砂塵等が入ることにより、この砂塵等が一種
のクッション材や緩衝材となることから、特にクッショ
ン材や緩衝材を設けなくとも、ガタツキや側溝蓋の跳ね
上げを生じさせるようなことがない。
間隙4,5が一定に保つことが出来るものであれば、上
記傾斜面12の傾斜角度θ1や形状等は上記のものに限
定されるものではない。そして、上記応用例では、図4
に示すように、上記第1の傾斜面12aと第2の傾斜面
12bの間の連続角部13に前記水平な蓋掛かり部3の
端部の角部7が断面で点接触することから、これらの角
部13,7同士の位置決めにより、側溝本体11と側溝
蓋11のずれが確実に防止されることとなる。
5に示すように、上記第1の実施の形態の側溝蓋11の
底面に湾曲面22が形成されている側溝21である。す
なわち、上記側溝蓋11の底面の左右側面側に各々緩や
かな曲面形状(アール状)の湾曲面22が形成されてい
る。本実施の形態の湾曲面22は一つであるが、例え
ば、図6に示す応用例のように、側溝本体1の湾曲面2
2が鈍角θ4を形成する第1の湾曲面22aと第2の湾
曲面22bとからなるものでも良い。そして、この応用
例では、上記第1の湾曲面22aと第2の傾斜面22b
の間の連続角部23に上記水平な蓋掛かり部3上記内壁
とのなす角部7が断面で点接触するように構成されてい
る。
いて、側溝蓋11を側溝本体1に取り付けると、図5に
示すように、上記側溝本体1の角部7が側溝蓋11の湾
曲面22に断面が点接触するようになる。すなわち、上
記第1の実施の形態と同じように、上記水平な蓋掛かり
部3の端部のほぼ直角な角部7、すなわち上記水平な蓋
掛かり部3と上記内壁2とのなす角部7が側溝蓋11の
湾曲面22に対して側溝の長手方向において線接触する
ようになる。そして、側溝本体1への側溝蓋11の取り
付け状態では、上記ほぼ直角な角部7を介して左右両側
に各々一定の間隙4を保って取り付けられる。この一定
の間隙4には、長く使用されると砂塵等が入ることが考
慮されて形成されている。この一定の間隙4には砂塵等
が入ることにより、この砂塵等が一種のクッション材や
緩衝材となることから、特にクッション材や緩衝材を設
けなくとも、ガタツキや側溝蓋の跳ね上げを生じさせる
ようなことがない。また、上記応用例では、図6に示す
ように、上記水平な蓋掛かり部3の端部のほぼ直角な角
部7が上記第1の湾曲面22aと第2の傾斜面22bの
間の連続角部23に対して断面で点接触することから、
これらの角部同士23,7の位置決めにより、側溝本体
と側溝蓋のずれが確実に防止されることとなる。なお、
本実施の形態の上記水平な蓋掛かり部3と上記内壁2と
のなす角部7の断面の角度は、約91〜94度の従来の
代表的なものであるが、側溝の種類によって異なり、上
記角度よりも大きい場合もあり、小さい場合もあり、上
記角度に限定されるものではない。
のブロック状の側溝について本発明を適用した場合につ
いて説明したが、作業現場でコンクリートを打ち込む、
いわゆる現場打ちの場合にも本発明を適用することがで
き、同様な形状の金属製の側溝蓋にも適用することがで
きることは言うまでもない。
溝蓋の底面に、上記水平な蓋掛かり部と上記内壁とのな
す角部と断面で点接触する傾斜面又は湾曲面が形成され
ていることから、側溝本体と側溝蓋の間でガタツキや側
溝蓋が跳ね上げを防止することが可能となる。また、上
記のように断面が点接触するために、側溝本体の蓋掛か
り部と側溝蓋の底面の間に間隙が生じることとなるが、
この間隙は砂塵等が入ることにより、この砂塵等が一種
のクッション材や緩衝材となることから、特にクッショ
ン材や緩衝材を設けなくとも、ガタツキや側溝蓋の跳ね
上げを防止することが可能となる。
平な蓋掛かり部を有する側溝本体の形状を一切変更する
ことなく、上記側溝蓋の底面の形状の工夫だけで側溝本
体と側溝蓋の間でガタツキや側溝蓋が跳ね上げを防止す
ることが可能となる。
側溝蓋を示す側面図である。
り付けた状態を示す側面図である。
大側面図である。
大側面図である。
側溝蓋を示す側面図である。
側面図である。
角部)、 10,21 側溝、 11 側溝蓋、 12a 第1の傾斜面、12b 第2の傾斜面、13
連続角部、 22a 第2の湾曲面、22b 第2の湾曲面、23
連続角部、 θ1 傾斜面の傾斜角度、 θ3,θ4 鈍角
Claims (3)
- 【請求項1】 断面U字状の内壁とこの内壁の上方に形
成される水平な蓋掛かり部とを有し、この水平な蓋掛か
り部に嵌合される側溝であって、 上記側溝蓋の底面に、上記水平な蓋掛かり部と上記内壁
とのなす角部が断面で点接触する傾斜面又は湾曲面が形
成されていることを特徴とする側溝の騒音防止構造。 - 【請求項2】 前記傾斜面が鈍角を形成する第1の傾斜
面と第2の傾斜面とからなり、これら第1の傾斜面と第
2の傾斜面に挟まれた連続角部に前記水平な蓋掛かり部
と前記内壁とのなす角部が断面で点接触することを特徴
とする請求項1記載の側溝の騒音防止構造。 - 【請求項3】 前記湾曲面が鈍角を形成する第1の湾曲
面と第2の湾曲面とからなり、これら第1の湾曲面と第
2の湾曲面に挟まれた連続角部に前記水平な蓋掛かり部
と前記内壁とのなす角部が断面で点接触することを特徴
とする請求項1記載の側溝の騒音防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04410899A JP3601669B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 側溝の騒音防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP04410899A JP3601669B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 側溝の騒音防止構造 |
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JP2000240140A true JP2000240140A (ja) | 2000-09-05 |
JP3601669B2 JP3601669B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=12682429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04410899A Expired - Lifetime JP3601669B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 側溝の騒音防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3601669B2 (ja) |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP04410899A patent/JP3601669B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3601669B2 (ja) | 2004-12-15 |
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