JP2000240092A - 建設機械におけるブームシリンダ制御装置 - Google Patents

建設機械におけるブームシリンダ制御装置

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JP2000240092A JP11046432A JP4643299A JP2000240092A JP 2000240092 A JP2000240092 A JP 2000240092A JP 11046432 A JP11046432 A JP 11046432A JP 4643299 A JP4643299 A JP 4643299A JP 2000240092 A JP2000240092 A JP 2000240092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツールを地面に沿って前後移動させる作業
や、ハンマーによる砕石作業を行う場合に、ブームの操
作を不要にする。 【解決手段】 ブームシリンダ10のヘッド側油室10
aとロッド側油室10bとを連結する油路を設け、該連
結油路16に、油路を閉じる閉位置Nと、ヘッド側油室
からロッド側油室およびロッド側油室からヘッド側油室
への両方向の油の流れを許容する両方向開位置Xと、ヘ
ッド側油室からロッド側油室への油の流れは許容するが
逆方向の流れは阻止する一方向開位置Yとに切換自在な
切換弁17を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械におけるブームシリンダ制御装置の技術分野に
属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械にお
いて、フロントアタッチメントを、基端部が機体本体に
上下揺動自在に支持されるブーム、該ブームの先端部に
前後揺動自在に支持されるスティック、該スティックの
先端部に取付けられるバケットやハンマー、グラップル
等のツールを用いて構成したものがあるが、このものに
おいて、例えば図3に示すごとく、ツールを地面に沿っ
て前後方向に移動させる作業を行う場合には、スティッ
クイン動作とブーム上昇動作、あるいはスティックアウ
ト動作とブーム下降動作とを同時に行う必要がある。ま
た、図4に示すごとく、ハンマーを用いて砕石作業を行
う場合には、ブームを下降側に操作してハンマーを岩に
押し付け、常にハンマーに適切な推力がかかるようにし
て作業する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したツ
ールを地面に沿って前後方向に移動させる作業は、ステ
ィック操作とブーム操作とを同時かつ適切に行わない
と、ツール先端が地面にくい込んだり地面から持ち上が
ったりして、作業効率が低下する。また、ハンマー作業
は、ブームを下方に押し付ける力が大きすぎると機体が
持ち上がって作業しづらく、またブームを下方に押し付
ける力が小さすぎると必要な推力が得られないことにな
って、その兼合いが難しい。このため、両作業とも熟練
を要すると共に、作業に細心の注意を払わなければなら
ず、オペレータの疲労度が増加するという問題があり、
ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、ブームシリンダの伸縮作動に基
づいて上下揺動するブームを備えてなる建設機械におい
て、ブームシリンダのヘッド側油室とロッド側油室とを
連結する油路と、該連結油路を開く開位置と閉じる閉位
置とに切換自在な切換弁と、該切換弁を切換えるために
操作される操作具とを設けたものである。そして、この
様にすることにより、切換弁を開位置に切換えることに
より、ブームシリンダのヘッド側油室とロッド側油室と
を連結することができる。このものにおいて、開位置の
切換弁は、ヘッド側油室からロッド側油室およびロッド
側油室からヘッド側油室への両方向の油の流れを許容す
るように設定されているものにおいては、切換弁を開位
置に切換えると、ブームシリンダがフリーに伸縮できる
状態になって、例えばツールを接地させた状態で前後移
動させる作業を行うような場合に、ブームの操作が不要
となって作業性が向上する。また、開位置の切換弁は、
ヘッド側油室からロッド側油室への油の流れは許容する
が逆方向の流れは阻止するように設定されているものに
おいては、切換弁を開位置に切換えると、ブームシリン
ダが縮小側にのみフリーな状態になって、例えばハンマ
ーを用いて砕石作業を行うような場合に、ブームの下降
側の操作が不要となって、作業性が向上する。さらに、
切換弁は、ヘッド側油室からロッド側油室およびロッド
側油室からヘッド側油室への両方向の油の流れを許容す
るように設定された両方向開位置と、ヘッド側油室から
ロッド側油室への油の流れは許容するが逆方向の流れは
阻止するように設定された一方向開位置との二つの開位
置を有し、これら二つの開位置は操作具により切換えで
きる構成にしたものにおいては、切換弁を両方向開位置
あるいは一方向開位置に切換えることにより、前述した
両方の作業においてブームの操作が不要となって作業性
が向上する。さらにこれらのものにおいて、切換弁を、
開位置における開度量の調節ができる可変式のものとす
ることにより、連結油路を経由してのブームシリンダの
伸縮速度を調節できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベル
であって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行
体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回
体3、該上部旋回体3に装着されるフロントアタッチメ
ント4等の各部から構成されており、さらに該フロント
アタッチメント4は、上部旋回体3に上下揺動自在に支
持されるブーム5、該ブーム5の先端部に前後揺動自在
に支持されるスティック6、該スティック6の先端部に
前後揺動自在に取付けられるバケット7等の各部材を用
いて構成されている等の基本的構成は、従来通りであ
る。尚、スティック6の先端部には、作業内容に応じ
て、前記バケット7に替えてグラップル8、ハンマー9
等の種々のツールが取付けられる。
【0006】10は前記ブーム5を上下揺動させるため
のブームシリンダであって、該ブームシリンダ10の圧
油供給回路を図2に示すが、該図2において、11はメ
インポンプ、12はパイロットポンプ、13は油タン
ク、14はコントロールバルブであって、該コントロー
ルバルブ14は、伸長側、縮小側のパイロットポート1
4a、14bを備えた三位置切換弁で構成されている。
そして前記コントロールバルブ14は、両パイロットポ
ート14a、14bにパイロット圧油が供給されていな
い状態では、ブームシリンダ10に圧油を供給しない中
立位置Nに位置しているが、パイロット圧油が伸長側パ
イロットポート14aまたは縮小側パイロットポート1
4bに供給されることにより、ブームシリンダ10のヘ
ッド側(伸長側)油室10aまたはロッド側(縮小側)
油室10bにメインポンプ11からの圧油を供給する圧
油供給位置XまたはYに切換わり、これによりブームシ
リンダ10が伸縮作動してブーム5が上下揺動する構成
になっている。
【0007】また、15A、15Bは伸長側、縮小側の
パイロットバルブであって、このものは、ブーム用操作
レバー15Cを伸長側(ブーム上昇側)または縮小側
(ブーム下降側)に操作することに伴い、該操作された
側のパイロットバルブ15A、15Bの出力ポート15
aから操作レバー15Cの操作量に対応するパイロット
圧が前記コントロールバルブ14のパイロットポート1
4aまたは14bに出力されるようになっている。
【0008】一方、16は前記ブームシリンダ10のヘ
ッド側油室10aとロッド側油室10bとを連結する連
結油路であって、該連結油路16の中途部には切換弁1
7が配設されている。前記切換弁17は、第一、第二パ
イロットポート17a、17bを備えた三位置切換弁で
あって、このものは、両パイロットポート17a、17
bにパイロット圧油が供給されていない状態では、前記
連結油路16を閉鎖する閉位置Nに位置しているが、第
一パイロットポート17aにパイロット圧油が供給され
ることにより、ブームシリンダ10のヘッド側油室10
aからロッド側油室10b、およびロッド側油室10b
からヘッド側油室10aへの両方向の油の流れを許容す
る両方向開位置Xに切換り、また第二パイロットポート
17bにパイロット圧油が供給されることにより、ヘッ
ド側油室10aからロッド側油室10bへの油の流れは
許容するが、逆方向の流れは阻止する一方向開位置Yに
切換わるように構成されている。そして、前記両方向開
位置Xおよび一方向開位置Yにおける開度量は、第一、
第二パイロットポート17a、17bに入力されるパイ
ロット圧により変化するように設定されている。
【0009】また、18、19は第一、第二電磁比例減
圧弁であって、このものは、ソレノイド18a、19a
の非励磁状態では、前記切換弁17の第一、第二パイロ
ットポート17a、17bにパイロット圧を出力しない
が、後述する制御部20からの指令に基づいてソレノイ
ド18a、19aが励磁することにより、切換弁17の
第一、第二パイロットポート17a、17bにそれぞれ
パイロット圧油を出力する。この場合、第一、第二電磁
比例減圧弁18、19の出力圧力は、制御部20からソ
レノイド18a、19aに出力される信号値により増減
する。
【0010】さらに、21はモード設定スイッチであっ
て、このものは、グラップル8等のツールを地面に沿っ
て前後移動させる等の特殊作業を行うときの「特殊作業
用モード」、ハンマー9を用いて砕石作業を行うときの
「ハンマー作業用モード」の二つのモードを設定できる
ようになっているが、該モード設定スイッチ21の設定
信号は、前記制御部20に入力されるように構成されて
いる。
【0011】一方、制御部20は、マイクロコンピュー
タ等を用いて構成されるものであって、このものは、前
記モード設定スイッチ21、スティック用操作レバー2
2の操作量を検出するスティック用操作量検出器22
A、ハンマー用操作レバー23の操作量を検出するハン
マー用操作量検出器23Aからの信号を入力し、該入力
信号に基づいて、前記第一、第二電磁比例減圧弁18、
19の対し制御信号を出力するように構成されている。
【0012】そして前記制御部20は、モード設定スイ
ッチ21が「特殊作業用モード」、「ハンマー作業用モ
ード」のどちらのモードにもセットされていない場合に
は、前記第一、第二電磁比例減圧弁18、19に対しソ
レノイド励磁の指令を出力しない。これにより、第一、
第二電磁比例減圧弁18、19から切換弁17の第一、
第二パイロットポート17a、17bにパイロット圧が
出力されず、切換弁17は、ブームシリンダ10のヘッ
ド側油室10aとロッド側油室10bとを連結する連結
油路16を閉鎖する閉位置Nに位置している。そして、
前記切換弁17が閉位置Nに位置している状態では、ブ
ーム5の上下動は、ブーム用操作レバー15Cの操作に
基づいてコントロールバルブ14が圧油供給位置Xまた
はYに切換ることでなされる。
【0013】また制御部20は、モード設定スイッチ2
1が「特殊作業用モード」にセットされている場合に
は、第一電磁比例減圧弁18に対しソレノイド励磁指令
を出力する一方、第二電磁比例減圧弁19に対してはソ
レノイド励磁の指令を出力しない。これにより、第一電
磁比例減圧弁18から切換弁17の第一パイロットポー
ト17aにパイロット圧が出力されて、切換弁17は、
ブームシリンダ10のヘッド側油室10aからロッド側
油室10b、およびロッド側油室10bからヘッド側油
室10aへの両方向の油の流れを許容する両方向開位置
Xに位置する。この場合、両方向開位置Xの切換弁17
の開度量は、前述したように第一電磁比例減圧弁18か
ら出力されるパイロット圧により増減するが、制御部2
0は、前記スティック用操作量検出器22Aから入力さ
れる操作量が大きくなるにつれて出力圧力が大きくなる
ように、第一電磁比例減圧弁18に対して制御信号を出
力する。そして、前記切換弁17が両方向開位置Xに位
置している状態では、ブームシリンダ10のヘッド側油
室10aとロッド側油室10bとが連結油路16を介し
て連通した状態になっているため、ブームシリンダ10
はフリーに伸縮できる。つまり、ブーム5に上昇側、下
降側の力が作用すると、ブーム5は上下動する。
【0014】さらに制御部20は、モード設定スイッチ
21が「ハンマー作業用モード」にセットされている場
合には、第二電磁比例減圧弁19に対しソレノイド励磁
指令を出力する一方、第一電磁比例減圧弁18に対して
はソレノイド励磁の指令を出力しない。これにより、第
二電磁比例減圧弁19から切換弁17の第二パイロット
ポート17bにパイロット圧が出力されて、切換弁17
は、ブームシリンダ10のヘッド側油室10aからロッ
ド側油室10bへの油の流れは許容するが、逆方向の流
れを阻止する一方向開位置Yに位置する。この場合、一
両方向開位置Yの切換弁17の開度量は、第二電磁比例
減圧弁19から出力されるパイロット圧により増減する
が、制御部20は、前記ハンマー用操作量検出器23A
から入力される操作量が大きくなるにつれて出力圧力が
変化するように、第二電磁比例減圧弁19に対して制御
信号を出力する。そして、前記切換弁17が一方向開位
置Yに位置している状態では、連結油路16を介してブ
ームシリンダ10のヘッド側油室10aからロッド側油
室10bへの油の流れが許容されるため、ブーム用シリ
ンダ10は縮小側にのみフリーの状態となっている。つ
まりブーム5は、該ブーム5に上昇側の力が作用しても
上動しないが、下降側の力が作用すると下動する。
【0015】叙述の如く構成されたものにおいて、バケ
ット7を用いて掘削、積込作業を行う場合等、ブーム5
をブーム用操作レバー15Cの操作に基づいて上下動さ
せる場合には、モード設定スイッチ21によるモードの
設定を行わない。これにより、前述したように切換弁1
7は、ブームシリンダ10のヘッド側油室10aとロッ
ド側油室10bとを連結する連結油路16を閉鎖する閉
位置Nに位置する。而して、ブーム用操作レバー15C
の操作に基づくブームシリンダ10の通常の伸縮作動が
行われてブーム5が上下動する。
【0016】一方、グラップル8等のツールを地面に沿
って前後方向に移動させる等の特殊作業を行う場合に
は、ツールを接地させた状態でモード設定スイッチ21
を「特殊作業用モード」にセットする。これにより、切
換弁17は、ブームシリンダ10がフリーに伸縮できる
両方向開位置Xに位置することになって、ブーム5は、
上昇側、下降側の力が作用すると上下動する。このもの
において、ツールを接地させた状態でスティック6を前
方側に移動させると、ツールが地面から受ける反発力が
ブーム5を上動させる力として作用することになって、
ブーム5はツールが地面に沿って移動するよう自動的に
上動する。また、ツールを接地させた状態でスティック
6を後方側に移動させると、フロントアタッチメント4
の自重がブーム5を下降させる力として作用することに
なって、ブーム5はツールが地面に沿って移動するよう
自動的に下動する。つまり、ブーム5を上下動させる操
作を行わなくても、スティック6を前後方向に移動させ
る操作を行えば、ツールが地面に沿って前後移動するこ
とになる。そしてこの場合、両方向開位置Xの切換弁1
7の開度量は、前述したように、スティック用操作レバ
ー22の操作量に依存するので、ブーム5の上下移動
は、スティック6の前後移動量に対応した速度で行われ
ることになって、作業をスムーズに行うことができる。
【0017】また、ハンマー9を用いて砕石作業を行う
場合には、ハンマー9の先端部を岩に押し当てた状態で
モード設定スイッチ21を「ハンマー作業用モード」に
セットする。これにより、切換弁17は、ブームシリン
ダ10の縮小側のみフリーとなる一方向開位置Yに位置
することになって、ブーム5は、上昇側の力が作用して
も上動しないが、下降側の力が作用すると下動する。而
してブーム5は、フロントアタッチメント4の自重によ
り下動しようして、ハンマー9を下方に押し付ける。こ
れにより、ブーム5を下動させる操作を行わなくても、
砕石作業に必要な推力がハンマー9にかかることにな
る。しかも、ブーム5の上動は規制されているため、反
力を逃がさず、効果的なハンマー作業を行える。そして
この場合、一方向開位置Yの切換弁17の開度量は、ハ
ンマー用操作レバー23の操作量に依存するから、ハン
マー9の打撃力に適した推力を得ることができる。
【0018】この様に、本実施の形態が実施されたもの
にあっては、モード設定スイッチ21を「特殊作業用モ
ード」にセットすることにより、ブーム用操作レバー1
5Cを操作しなくても、スティック用操作レバー22を
前後方向に操作するだけでツールを地面に沿って前後方
向に移動させることができ、また、「ハンマー作業用モ
ード」にセットすることにより、ブーム用操作レバー1
5Cを下降側に操作しなくても、ハンマー作業に必要な
推力を得ることができる。
【0019】この結果、ツールを地面に沿って前後方向
に移動させる作業や、ハンマー9による砕石作業を行う
にあたり、操作が簡単になって、未熟なオペレータであ
っても容易に操作することができ、作業性が向上する。
【0020】尚、本発明を実施するにあたり、モード設
定スイッチ21によるモードの設定は、エンジンの停止
時(あるいは始動時)や、ブーム操作レバー15Cを操
作した場合には解除される構成にすることもでき、この
様にすることにより、仮にモード設定スイッチ21のリ
セットを忘れた場合であっても、オペレータの意図に反
してブーム5が自重により自動的に下動してしまうよう
な不具合を回避できる。
【0021】また本発明は、上記実施の形態に限定され
ないことは勿論であって、油圧ショベルの他にも、ブー
ムを備えた種々の建設機械に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの側面図である。
【図2】ブームシリンダの油圧回路図である。
【図3】グラップルによる特殊作業を示す図である。
【図4】ハンマーによる砕石作業を示す図である。
【符号の説明】
5 ブーム 10 ブームシリンダ 10a ヘッド側油室 10b ロッド側油室 16 連結油路 17 切換弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームシリンダの伸縮作動に基づいて上
    下揺動するブームを備えてなる建設機械において、ブー
    ムシリンダのヘッド側油室とロッド側油室とを連結する
    油路と、該連結油路を開く開位置と閉じる閉位置とに切
    換自在な切換弁と、該切換弁を切換えるために操作され
    る操作具とを設けた建設機械におけるブームシリンダ制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、開位置の切換弁は、
    ヘッド側油室からロッド側油室およびロッド側油室から
    ヘッド側油室への両方向の油の流れを許容するように設
    定されている建設機械におけるブームシリンダ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、開位置の切換弁は、
    ヘッド側油室からロッド側油室への油の流れは許容する
    が逆方向の流れは阻止するように設定されている建設機
    械におけるブームシリンダ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、切換弁は、ヘッド側
    油室からロッド側油室およびロッド側油室からヘッド側
    油室への両方向の油の流れを許容するように設定された
    両方向開位置と、ヘッド側油室からロッド側油室への油
    の流れは許容するが逆方向の流れは阻止するように設定
    された一方向開位置との二つの開位置を有し、これら二
    つの開位置は操作具により切換えできる構成である建設
    機械におけるブームシリンダ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、切
    換弁は、開位置における開度量の調節ができる可変式の
    ものである建設機械におけるブームシリンダ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013042670A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 住友建機株式会社 作業機械
CN103806481A (zh) * 2014-02-28 2014-05-21 山东冠县鲁牛工程机械有限公司 一种挖掘机的操纵装置

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