JP2000239613A - 水系樹脂用硬化促進剤 - Google Patents

水系樹脂用硬化促進剤

Info

Publication number
JP2000239613A
JP2000239613A JP11043001A JP4300199A JP2000239613A JP 2000239613 A JP2000239613 A JP 2000239613A JP 11043001 A JP11043001 A JP 11043001A JP 4300199 A JP4300199 A JP 4300199A JP 2000239613 A JP2000239613 A JP 2000239613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal soap
water
cobalt metal
fatty acid
curing accelerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11043001A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Matsunaga
茂樹 松永
Sachiyo Shiiki
幸代 椎木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP11043001A priority Critical patent/JP2000239613A/ja
Publication of JP2000239613A publication Critical patent/JP2000239613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】鉛石鹸を使用しなくても、水分散性又は水可溶
性樹脂の乾燥時間を短縮し、塗膜の光沢、硬度を向上さ
せる硬化促進剤を提供する。 【解決手段】コバルト金属石鹸、アミノアルコール、界
面活性剤からなる、水分散性樹脂または水溶性樹脂用の
硬化促進剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分子内に不飽和脂
肪酸基を有する水分散性又は水可溶性樹脂に適用する硬
化促進剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルキッド樹脂等、乾性油の如
き分子内に不飽和脂肪酸基を有する樹脂を含有する塗料
等には、補助剤として硬化促進剤(ドライヤー)が添加
される。従来、硬化促進剤としては、コバルト、鉛等の
金属石鹸が用いられてきた。しかしながら、近年、低公
害化あるいは作業者に対する安全衛生上の改善の目的か
ら、硬化促進剤の脱鉛化が進んでおり、鉛を使用しない
硬化促進剤を開発することが必要となってきた。
【0003】鉛石鹸を使用しない代わりに、コバルト石
鹸の使用量を多くすれば、硬化性能が向上するが、皮膜
の表面硬化が早く進むため、しわや縮みを生じ易く、ま
た、コバルト石鹸を多く使用すると、樹脂のコストアッ
プになり、実用的ではない。
【0004】また、硬化促進剤の活性を増大させる添加
剤として、特開平8−217915号公報には、コバル
ト金属石鹸、ジピリジル誘導体、非イオン性界面活性剤
及びポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル硫
酸塩又はポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩
との組み合わせが開示されているが、この混合物は茶褐
色を呈し塗料を着色してしまうため、白色塗料には使用
しにくいという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、鉛を使用せず、しかも鉛がもたらす硬化性
能に匹敵し、更にはそれを凌駕する性能を有し、かつ、
塗料を着色させない硬化促進剤を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、コバルト金属
石鹸、アミノアルコール、界面活性剤からなる硬化促進
剤を、分子内に不飽和脂肪酸基を有する水分散性又は水
可溶性樹脂に配合した場合に、コバルト石鹸の活性を高
め、鉛石鹸を使用しなくとも、コバルト石鹸及び鉛石鹸
を配合した従来の分子内に不飽和脂肪酸基を有する樹脂
に比べ、乾燥時間を短縮し、塗料に使用した際の着色も
無く、塗膜の硬度を向上させることを見い出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は上記課題を解決するため
に、コバルト金属石鹸、アミノアルコール、界面活性剤
からなる硬化促進剤を提供するものである。
【0008】本発明は、次の発明を提供する。
【0009】1.コバルト金属石鹸(A)、アミノアルコ
ール(C)、界面活性剤(D)からなる、分子内に不飽和脂肪
酸基を有する水分散性又は水可溶性樹脂用硬化促進剤。
【0010】2. コバルト金属石鹸(A)、カルシウム
金属石鹸(B)、アミノアルコール(C)、界面活性剤(D) か
らなる、分子内に不飽和脂肪酸基を有する水分散性又は
水可溶性樹脂用硬化促進剤。
【0011】3. アミノアルコール(C)が、ジエチル
エタノールアミン、ジブチルエタノールアミン、n−ブ
チルジエタノールアミンより選ばれる少なくとも1種で
ある上記第1または第2記載の硬化促進剤。
【0012】4. コバルト金属石鹸(A)中のコバルト
金属1重量部に対して、アミノアルコール(C)を1〜3
重量部になるような量を含んでなる、上記第1、第2ま
たは第3記載の硬化促進剤。
【0013】5. コバルト金属石鹸(A)中のコバルト
金属1重量部に対して、カルシウム金属石鹸(B)中のカ
ルシウム金属を0.02〜0.5重量部になるような量
を含んでなる、上記第2または第3記載の硬化促進剤。
【0014】本発明の硬化促進剤は、コバルト金属石鹸
(A)、アミノアルコール(C)、界面活性剤(D)を必須成分
として含むものであるが、カルシウム金属石鹸(B)を併
用した方が塗料保存中の乾燥時間の経時変化が少ないと
いう点で好ましい。
【0015】本発明で使用するコバルト金属石鹸(A)と
しては、公知慣用のものがいずれも使用できるが、例え
ば、オクチル酸塩、ネオデカン酸塩の如き炭素原子数7
〜12の脂肪族モノカルボン酸塩、トール油脂肪酸塩、
ナフテン酸塩等が挙げられる。
【0016】アミノアルコール(C)とコバルト金属石鹸
(A)の使用割合は、コバルト金属石鹸(A)のコバルト金属
1重量部に対しアミノアルコール(C)が3重量部以下と
なる範囲が好ましく、特に1〜3重量部となる範囲が、
塗膜の硬度、光沢が良好な点で好ましい。
【0017】また、本発明で使用するカルシウム金属石
鹸(B)としては、公知慣用のものがいずれも使用できる
が、例えば、オクチル酸塩、ネオデカン酸塩の如き炭素
原子数7〜12の脂肪族モノカルボン酸塩、トール油脂
肪酸塩、ナフテン酸塩等が挙げられる。
【0018】カルシウム金属石鹸(B)とコバルト金属石
鹸(A)の使用割合は、コバルト金属石鹸(A)中のコバルト
金属1重量部に対しカルシウム金属石鹸(B)中のカルシ
ウム金属が0.5重量部以下となる範囲が好ましく、特
に0.02〜0.5重量部となる範囲が、塗膜の耐水性
が良好な点で好ましい。
【0019】本発明で使用するアミノアルコール(C)と
しては、公知慣用ものがいずれも使用できるが、例え
ば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチ
ルエタノールアミン、ジブチルエタノールアミン、メチ
ルエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、エチ
ルエタノールアミン、n−ブチルエタノールアミン、n
−ブチルジエタノールアミン、t−ブチルエタノールア
ミン、t−ブチルジエタノールアミン、ジメチルイソプ
ロパノールアミン、ジメチルブタノールアミン、ジメチ
ルヘキサノールアミン、ジメチルアミノフェノール等が
挙げられ、これらから選ばれた1種もしくは2種以上が
使用できるが、特にジエチルエタノールアミン、ジブチ
ルエタノールアミン、n−ブチルジエタノールアミンが
好ましい。
【0020】本発明の硬化促進剤は、コバルト金属石鹸
(A)、アミノアルコール(C)を分子内に不飽和脂肪酸基を
有する樹脂に配合して用いるが、コバルト金属石鹸
(A)、アミノアルコール(C)を溶剤に溶解させた溶液とし
て用いると好ましい。なお、カルシウム金属石鹸(B)を
併用すると更に好ましい。
【0021】当該溶剤としては、例えば、トルエン、キ
シレン、ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ミネラ
ルスピリットなどの炭化水素系溶媒、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、シクロヘキサノールなどのアル
コール系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶媒、プロピ
ルエーテル、メチルセロソルブ、セロソルブ、ブチルセ
ロソルブ、メチルカルビトール、ブチルカルビトールな
どのエーテル系溶媒や水などが挙げられ、これらから選
ばれた1種もしくは2種以上が使用できる。
【0022】溶剤としては、本発明で用いるコバルト金
属石鹸(A)、カルシウム金属石鹸(B)、アミノアルコール
(C)を、より良く親和する溶剤を含ませる様にするのが
好ましい。
【0023】次に、水系樹脂への溶解性や分散性を向上
させるに当たっては、界面活性剤(D)を含ませる様にす
る。
【0024】本発明で使用する界面活性剤(D)として
は、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンス
テアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ルなどのポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテルなどのポリオキシアル
キレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
ラウリルアミノエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルアミノエーテルなどのポリオキシアルキレンアルキル
アミノエーテル、ソルビタンモノラウレート、ソルビタ
ンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソ
ルビタンモノオレエートなどのソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノオレエートなどのポリオキシア
ルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリ
コールモノラウレート、ポリエチレングリコールモノオ
レエート、ポリエチレングリコールモノステアレート、
ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレング
リコールジステアレートなどのポリアルキレングリコー
ル脂肪酸エステル、ラウリン酸モノグリセライド、ステ
アリン酸モノグリセライド、オレイン酸モノグリセライ
ドなどのグリセリン脂肪酸エステルに代表される非イオ
ン性界面活性剤。ポリオキシエチレンラウリルエーテル
硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオクチルフェニル
エーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタ
ノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸
カリウム、ラウリル硫酸アンモニウムなどの硫酸エステ
ル塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキ
ルナフタレンスルフォン酸ナトリウム、ジアルキルスル
ホコハク酸ナトリウムなどのスルホン酸塩、アルキルリ
ン酸カリウムなどのリン酸エステル塩に代表される陰イ
オン性界面活性剤。ラウリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステア
リルトリメチルアンモニウムクロライドなどの四級アン
モニウム塩に代表される陽イオン性界面活性剤などが挙
げられ、これらから選ばれた1種もしくは2種以上が使
用できる。しかしながら、樹脂への分散性が良いという
点から、非イオン性界面活性剤のみ、又は、非イオン性
界面活性剤と陰イオン性界面活性剤とを組み合わせて使
用するのが好ましい。
【0025】本発明で使用する界面活性剤(D)の量は、
コバルト金属石鹸(A)及びアミノアルコール(C)を配合し
た溶液100重量部に対し、0.1〜50重量部の範囲
が好ましく、特に1〜20重量部の範囲が好ましい。
【0026】本発明の硬化促進剤は、水系樹脂に配合さ
れ使用される。本発明の硬化促進剤を配合する、分子内
に不飽和脂肪酸基を有する水分散性又は水可溶性樹脂と
しては、公知慣用のものがいずれも使用できるが、当該
コバルト石鹸(A)により酸化重合を起こして硬化が促進
される樹脂、具体的には乾性油または半乾性油、例えば
ヒマシ油、ヤシ油、アマニ油、キリ油、大豆油、トール
油、サフラワー油、合成乾性油等の樹脂成分を主成分と
するアルキッド系樹脂や、変性フェノール樹脂、エポキ
シエステル樹脂などの油変性樹脂が挙げられる。
【0027】また、この硬化促進剤の配合量は、分子内
に不飽和脂肪酸基を有する水分散性又は水可溶性樹脂中
の樹脂不揮発分100部に対して、コバルト金属原子に
換算して、0.001〜1重量部、好ましくは0.01
〜0.2重量部の範囲である。なお、塗料及び印刷イン
キに使用する場合には、樹脂には必要に応じて、マンガ
ン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニウム、ビスマ
ス、セリウムなどの金属石鹸や各種の顔料、タレ止め
剤、皮張り防止剤、その他の塗料添加剤などを配合する
ことができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明する。なお、例中の部及び%はすべて重量
基準である。
【0029】(実施例1〜4)チタンホワイト顔料(石
原産業株式会社製R−820)1500g、水系アルキ
ッド樹脂ウオーターゾールCD−520(大日本インキ
化学工業株式会社製の分子内に不飽和脂肪酸基を有する
水系アルキッド系樹脂)3500g、皮張防止剤(メチ
ルエチルケトオキシム)15gを3本ロールで混練して
得た塗料40gに、 Co-NAPHTHENATE 6%(大日本インキ
化学工業株式会社製商品名。ナフテン酸コバルトを主成
分とするミネラルスピリット溶液からなるコバルト金属
石鹸。ミネラルスピリット分50%)、 Ca-NAPHTHENATE
3%(大日本インキ化学工業株式会社製商品名。ナフテン
酸カルシウムを主成分とするミネラルスピリット溶液か
らなるカルシウム金属石鹸。ミネラルスピリット分52
%)、アミノアルコール、界面活性剤とを表1に示した
割合で混合した添加剤を、表2に示した割合(樹脂不揮
発分100部に対するコバルト分の割合)で添加して得
られた塗料を調製し、塗料の着色を測定した。さらに、
これらの塗料をガラス板上にアプリケータを用いて厚さ
76μmの塗膜をひき、RCI〔米国ライヒホールド・
ケミカル社(REICHHOLD CHEMICALS INC.)の商標〕型乾
燥時間測定機により乾燥時間を測定すると共に、得られ
た塗膜の物性を測定した。これらの結果を表2にまとめ
て示した。
【0030】(比較例1)また、上記塗料40gに2,
2’−ジピリジル、溶剤及び界面活性剤とを表1に示し
た割合で混合した添加剤を、表2で示した割合(樹脂不
揮発分100部に対するコバルト分の割合)で添加して
得られた塗料を調製し、塗料の着色を測定した。得られ
た結果を表2に示した。
【0031】
【表1】表 1
【0032】
【表2】表 1(つづき)
【0033】(比較例2)従来技術における硬化促進剤
の平均水準的性能を示す目的で、上記塗料40gに、Co
-NAPHTHENATE 5%W、Pb-NAPHTHENATE 20%W(以上いずれも
大日本インキ化学工業株式会社製商品名)を、表2に示
す割合(樹脂不揮発分100部に対するコバルト分また
は鉛分の割合)で添加して、得られた塗料の乾燥時間と
塗膜の物性を測定した。得られた結果を表2に示した。
【0034】
【表3】表 2
【0035】*1)添加量:樹脂不揮発分100部に対
する金属分の添加量。 *2)乾燥時間:温度25℃、湿度60%で測定。 *3)硬化促進剤を配合した塗料を60℃で14日間保
存後測定 *4)塗料の着色:硬化促進剤を配合した塗料を60℃
で3日間保存後、目視判定(○:着色しない ×:着色
する)
【0036】(塗膜物性の評価方法) 「光沢」 :JIS K5400中の60度鏡面光沢度
試験に準じ、試験を行った。 「スオードロッカー」 :スオードロッカー試験器(テ
スター産業製)を用い、ガラス板での値を100とした
時の測定値で示した。 「鉛筆硬度」 :JIS K5400中の鉛筆引っかき
試験に準じ、試験を行った。
【0037】なお、実施例1〜4及び比較例2において
使用した界面活性剤は次の市販品を用いた。
【0038】ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル:松本油脂製薬株式会社製の「ペネロールNP−1
0」 ポリオキシエチレンラウリルエーテル:松本油脂製薬株
式会社製の「アクチノールL−3」 ポリオキシエチレンセカンダリーアルキルエーテル:松
本油脂製薬株式会社製の「アクチノールF−5] アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム:松本油脂製薬
株式会社製の「ラバションC」 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリ
ウム:松本油脂製薬株式会社製「ペネロールSN」
【0039】
【発明の効果】本発明の硬化促進剤は、コバルト金属石
鹸、アミノアルコール及び界面活性剤からなり、鉛石鹸
を使用しなくても、分子内に不飽和脂肪酸基を有する水
分散性又は水可溶性樹脂の乾燥時間を短縮し、塗膜の光
沢、硬度を向上させるもので、本発明に係る硬化促進剤
は、産業上重要な価値を有する。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AA031 CC072 CD201 CF011 CH052 EG046 EG076 EH048 EN107 EN108 EN138 EV188 EV258 EW048 FD090 FD156 FD157 FD200 FD312 FD318 GH01 HA05 4J011 AA03 BB02 DA01 DA04 HA02 HA03 HA08 HB22 KA02 KA04 KA08 KA10 KB28 KB29 KB30 PA29 PA36 PB30 PC02 PC06 PC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コバルト金属石鹸(A)、アミノアルコー
    ル(C)、界面活性剤(D)からなる、分子内に不飽和脂肪酸
    基を有する水分散性又は水可溶性樹脂用硬化促進剤。
  2. 【請求項2】 コバルト金属石鹸(A)、カルシウム金属
    石鹸(B)、アミノアルコール(C)、界面活性剤(D)からな
    る、 分子内に不飽和脂肪酸基を有する水分散性又は水
    可溶性樹脂用硬化促進剤。
  3. 【請求項3】 アミノアルコール(C)が、ジエチルエタ
    ノールアミン、ジブチルエタノールアミン、n−ブチル
    ジエタノールアミンより選ばれる少なくとも1種である
    請求項1または2記載の硬化促進剤。
  4. 【請求項4】 コバルト金属石鹸(A)中のコバルト金属
    1重量部に対して、アミノアルコール(C)を1〜3重量
    部になるような量を含んでなる、請求項1、2または3
    記載の硬化促進剤。
  5. 【請求項5】 コバルト金属石鹸(A)中のコバルト金属
    1重量部に対して、カルシウム金属石鹸(B)中のカルシ
    ウム金属を0.02〜0.5重量部になるような量を含
    んでなる、請求項2または3記載の硬化促進剤。
JP11043001A 1999-02-22 1999-02-22 水系樹脂用硬化促進剤 Pending JP2000239613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11043001A JP2000239613A (ja) 1999-02-22 1999-02-22 水系樹脂用硬化促進剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11043001A JP2000239613A (ja) 1999-02-22 1999-02-22 水系樹脂用硬化促進剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000239613A true JP2000239613A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12651780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11043001A Pending JP2000239613A (ja) 1999-02-22 1999-02-22 水系樹脂用硬化促進剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000239613A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007119619A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Dainippon Ink & Chem Inc 水性塗料用硬化促進剤
JP2007284477A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Dainippon Ink & Chem Inc 酸化重合硬化型油性塗料用ドライヤー及びそれを用いた塗料
KR101163056B1 (ko) 2009-12-16 2012-07-05 오진희 수계도료용 수용성 건조제 조성물의 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007119619A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Dainippon Ink & Chem Inc 水性塗料用硬化促進剤
JP2007284477A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Dainippon Ink & Chem Inc 酸化重合硬化型油性塗料用ドライヤー及びそれを用いた塗料
KR101163056B1 (ko) 2009-12-16 2012-07-05 오진희 수계도료용 수용성 건조제 조성물의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE2305559C3 (de) Wasserverdünnbare Beschichtungsmasse
KR100596698B1 (ko) 경화 촉진제 및 수지 조성물
SI9300386A (en) Method for extending the open time of an aqueous coating composition
DE2852035A1 (de) Waessriges ueberzugsmittel
CN104059440B (zh) 一种耐候性高的水性涂料
WO2013077267A1 (ja) 酸化重合型不飽和樹脂用硬化促進剤、印刷インキ及び塗料
US20080188588A1 (en) Waterborne Latex Traffic Paint Compositions Including a Renewable Resource-Based Binder
DE3238864C2 (de) Wäßrige Harzmasse
DE2729900A1 (de) Masse fuer anstriche auf wasserbasis
DE1230153C2 (de) Waessrige Einbrennlacke
JP2000239613A (ja) 水系樹脂用硬化促進剤
DE69917147T2 (de) Aliphatische Kohlenwasserstoffgruppen enthaltende Harzzusammensetzung für kationische Elektrotauchlackierung und kationische Elektrotauchlackierungszusammensetzung
JP2001089672A (ja) 水系樹脂用硬化促進剤
JP2001049102A (ja) 硬化促進剤及び樹脂組成物
DE69116444T2 (de) Farbzusammensetzungen
JP2004091573A (ja) 木質材料用水系樹脂組成物
DE2452466B2 (de) Waessrige beschichtungszusammensetzung
BR112019003612B1 (pt) Composição de revestimento, e, método para preparar a composição de revestimento.
JP5418729B2 (ja) 印刷インキ及び塗料
JP3484685B2 (ja) 水系樹脂用硬化促進剤
DE2935066C2 (de) Grundierungsmittel für korrosionsanfällige Substrate
KR100672758B1 (ko) 수용성 소부 에나멜 도료
JPH0794635B2 (ja) 水性顔料分散ペースト、その製造方法、および、水性塗料組成物の製造方法
US2901447A (en) Rubber-reactive pigment and drying oil protective coating compositions
CA2044892C (en) Coating compositions

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050720