JP2000239009A - 炭素素材製造装置 - Google Patents
炭素素材製造装置Info
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Abstract
の冷水が霧状に噴霧され、微細な霧状の冷水の水滴は加
熱されて瞬時に蒸気になり、高温の炭素素材から気化熱
を奪い、周辺の温度を下げることになり、炭素素材を短
時間で冷却することができる。 【解決手段】 有機物が収納されたコンテナWを搬送可
能な搬送部Aと、該コンテナで搬送されてくる有機物を
窒素置換により作製した無酸素閉鎖密閉雰囲気下におい
て低温間接加熱により熱分解させる加熱分解炉Cと、該
加熱分解炉により熱分解されて製造された炭素素材を冷
却する冷却部Dとを備え、冷却部に上記炭素素材に向け
て冷水を噴霧する噴霧ノズルD1を配設し、噴霧ノズル
に冷水タンクF1をもつ冷水噴霧部Fを接続してなる。
Description
家庭生ゴミ等に含まれる有機物を炭素化して各種の産業
用原料となる炭素素材を製造する際に用いられる炭素素
材製造装置に関するものである。
特開平10−130007号公報の如く、産業廃棄物や
家庭生ゴミ等に含まれる有機物を窒素置換により作製し
た無酸素閉鎖密閉雰囲気下の加熱分解炉内において低温
間接加熱により熱分解させて炭素素材を製造する構造の
ものが知られている。
構造の場合、上記加熱分解炉内は遠赤外線ヒータ等の加
熱体により加熱され、コンテナで搬送されてくる有機物
は窒素置換により作製した無酸素閉鎖密閉雰囲気下にお
いて低温間接加熱により熱分解され、加熱分解炉により
熱分解されて製造された炭素素材を高温状態のまま加熱
分解炉の外に搬出すると、炭素素材は酸素を得て燃え出
すことになるので、搬出前において、炭素素材を燃え出
さない温度まで冷却部により冷却することになり、この
冷却に際しては、例えば炭素素材が冷えるまで冷却部内
に長時間放置したり、又は水ジャケットのある別の部屋
に搬送して冷却し、例えば50℃程度の燃え出さない温
度まで待つということが行われ、このため、炭素素材の
冷却時間が装置全体の処理速度の遅延をもたらし、又、
大量の有機物を加熱分解させるために一個のコンテナー
の収納容積を大きくすると、装置全体が大型化したり、
建設コスト等が高価になり、しかもコンテナーが大型化
すればコンテナーの内部にまで熱が伝わるのに時間がか
かると同時に冷却にも時間が掛かり、加熱効率を低下さ
せ、それだけ自動化の大きな隘路となることがあるとい
う不都合を有している。
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち、
請求項1記載の発明は、有機物が収納されたコンテナを
搬送可能な搬送部と、該コンテナで搬送されてくる有機
物を窒素置換により作製した無酸素閉鎖密閉雰囲気下に
おいて低温間接加熱により熱分解させる加熱分解炉と、
該加熱分解炉により熱分解されて製造された炭素素材を
冷却する冷却部とを備えてなり、上記冷却部に上記炭素
素材に向けて冷水を噴霧する噴霧ノズルを配設し、該噴
霧ノズルに冷水タンクをもつ冷水噴霧部を接続してなる
ことを特徴とする炭素素材製造装置にある。
蒸気回収ダクトを配設し、蒸気回収ダクトに蒸気回収部
を接続してなることを特徴とするものであり、又、請求
項3記載の発明は、上記蒸気回収部の蒸気回収ダクトに
蒸気を水に戻す復水器を接続し、該復水器に上記冷水タ
ンクを接続してなることを特徴とするものであり、又、
請求項4記載の発明は、上記冷却部に上記炭素素材の温
度を検出する温度センサを配置し、該温度センサからの
検出信号に基づいて噴霧ノズルの冷水噴霧状態を制御す
る噴霧制御部を設けてなることを特徴とするものであ
り、又、請求項5記載の発明は、上記冷却部に複数個の
噴霧ノズルを配設し、該複数個の噴霧ノズルの冷水噴霧
状態を各別に制御する噴霧制御部を設けてなることを特
徴とするものである。
態例を示し、図1乃至図7は第一形態例、図8は第二形
態例である。
すると、有機物Kが収納されたコンテナWを搬送可能な
搬送部Aと、コンテナWの搬送経路の手前側位置に配置
された作動準備部Bと、コンテナWの搬送経路中の作動
準備部Bの後続位置に配置された加熱分解炉Cと、コン
テナWの搬送経路中の加熱分解炉Cの後続位置に配置さ
れた冷却部Dと、加熱分解炉Cに接続された分解ガス処
理部Eとから構成されている。
れたコンテナWを作動準備部Bから加熱分解炉Cを経て
冷却部Dに至るまでの搬送経路において搬送させる構造
となっており、搬送部Aは、作動準備部B、加熱分解炉
C及び冷却部D毎に分離可能な内部搬送独立構造となっ
ている。
を上下方向に搬送可能な炉内が上下に延びた縦型構造に
構成され、搬送部Aは、作動準備部B及び冷却部Dにお
いては、上記コンテナWを水平方向に載置搬送可能なロ
ーラーコンベヤ構造となっており、又、加熱分解炉C内
においては、トレーエレベータ型構造に構成され、作動
準備部B内を水平搬送されたコンテナWは作動準備部B
から加熱分解炉Cに受け渡され、加熱分解炉C内におい
て、上方に搬送された後迂回して下方に搬送され、加熱
分解炉C内を上下迂回搬送されたコンテナWは加熱分解
炉C内から冷却部Dに受け渡され、冷却部Dから搬出さ
れる。
1に耐火材2を配置し、耐熱、断熱、閉鎖密閉構造に構
成され、炉本体1内にトレーエレベータ型構造の搬送部
Aが配設され、即ち、上記加熱分解炉C内の下部及び上
部に架台Mにより回転軸3・4を架設し、回転軸3・4
の左右両側にスプロケット5・5・6・6を取り付け、
スプロケット5・6及びスプロケット5・6間に搬送チ
ェーン7・8を掛回し、搬送チェーン7・8に複数個の
取付部材9・9を所定間隔を置いて突設し、各取付部材
9・9間に吊下軸10を架設し、各吊下軸10にかごト
レー形状のケージ体11を懸垂状に吊下し、上部の回転
軸4に軸継手12を介して駆動モータ13を連結して構
成され、しかして、コンテナWは作動準備部Bから加熱
分解炉Cの一方下部のケージ体に受け渡され、駆動モー
タ13の回動により搬送チェーン7・8は循環回動し、
この循環回動によりケージ体11は上方に搬送された後
迂回して下方に搬送され、他方下部において、コンテナ
Wは加熱分解炉C内から冷却部Dに受け渡されることに
なる。
部分に配置され、加熱分解炉Cと同様に耐熱、断熱、閉
鎖密閉構造に形成され、作動準備部Bの内部に室温15
0℃程度の水分蒸発除去をなす予備加熱に使用する遠赤
外線ヒータや電磁波を利用した図示省略の加熱体が配置
され、作動準備部Bは空気と窒素ガスの入れ替えとして
の窒素置換がなされ、無酸素閉鎖密閉雰囲気が作製され
ている。
れ替えとしての窒素置換がなされ、無酸素閉鎖密閉雰囲
気が作製され、内部に炉内温度450℃程度の加熱に使
用する遠赤外線ヒータや電磁波を利用した加熱体Lが配
置され、コンテナWに収納されて搬送されてくる有機物
を無酸素閉鎖密閉雰囲気下において低温間接加熱により
熱分解可能な構造に構成されている。
備部Bと加熱分解炉Cの入口部分との間に遮断扉Nが上
下開閉機構N1により開閉自在に配設されている。
造に構成され、コンテナW内の有機物が加熱分解炉Cに
より無酸素閉鎖密閉条件下において低温間接加熱により
熱分解されて製造された炭素素材を冷却するように構成
され、又、加熱分解炉Cの出口部分と冷却部Dとの間及
び冷却部Dと外部との間にも遮断扉Nが上下開閉機構N
1により開閉自在に配設されている。
した炭素素材に向けて冷水を噴霧する噴霧ノズルD1を
配設し、噴霧ノズルD1に冷水噴霧部Fの冷水タンクF1
をポンプP1を介して接続している。
クトG1を配設し、蒸気回収部Gの蒸気回収ダクトG1に
ブロワQを介して蒸気を水に戻す復水器G2を接続し、
復水器G2と上記冷水タンクF1との間に冷水タンクF1
内の冷水を復水器G2内に噴霧供給するポンプP2を介装
すると共に復水器G2内の水を冷水タンクF1内に回収す
るポンプP3を介装し、冷水タンクF1に図示省略の給水
源F2を接続して構成している。
上記炭素素材の温度を検出する温度センサSを配置し、
温度センサSからの検出信号に基づいて噴霧ノズルD1
の冷水噴霧状態を制御するように構成している。
構造を採用することもできる。
解炉C内において、有機物は無酸素閉鎖密閉雰囲気下で
低温間接加熱されて熱分解され、この熱分解により分解
ガスが発生し、加熱分解炉C内は窒素ガスで充満されて
いるので、分解ガスのうち、窒素ガス(比重0.967
3)を境にして上下に分離され、比重の重い塩素ガス
(比重2.486)、ブタン(比重2.0908)、プ
ロパン(比重1.562)等は炉内の下部に集まり、比
重の軽いメタン(比重0.5544)等は上部へと集ま
ることになり、しかして、炉本体1の上部及び下部に取
出口14・14を配置し、比重差により各種ガスを取り
出すように構成している。
ら、有機物が収納されたコンテナWは搬送部Aにより作
動準備部Bから加熱分解炉C内を経て冷却部Dに至る搬
送経路に沿って搬送され、先ず、作動準備部Bにあっ
て、コンテナW内の産業廃棄物や生ゴミ等に含まれる有
機物Kは耐熱、断熱、閉鎖密閉構造にして窒素置換によ
る無酸素閉鎖密閉雰囲気下の室内において室温150℃
程度で予備加熱され、有機物に含まれる水分除去がなさ
れ、次に、加熱分解炉Cにあって、コンテナW内の有機
物は耐熱、断熱、閉鎖密閉構造にして窒素置換による無
酸素閉鎖密閉雰囲気下の炉内で例えば450℃程度の低
温度条件で間接加熱され、これによりコンテナW内の有
機物は熱分解されて炭素素材が製造され、炭素素材とし
て再資源化を図ることができ、産業廃棄物やゴミの中に
有機塩酸系化合物が含まれていたとしても、無酸素故に
塩素ガス等の生ガスが分解するのみでダイオキシンは発
生せず、次いで、冷却部Dにあって、コンテナWの炭素
素材は耐熱、断熱、閉鎖密閉構造の室内において、酸素
を得て燃え出さない温度まで炭素素材を冷却することに
なり、有機物が発火しない温度以下に冷却されて取出待
機し、次いで、冷却部Dから有機物は随時搬出され、加
熱分解炉C内に発生した分解ガスは分解ガス処理部Eに
より処理され、比重の軽重等の各種のガスに分離して取
り出されることになる。
けて冷水を噴霧する噴霧ノズルD1を配設し、噴霧ノズ
ルD1に冷水タンクF1をもつ冷水噴霧部Fを接続してな
るので、噴霧ノズルD1から高温の炭素素材に向けて高
圧の冷水が霧状に噴霧され、微細な霧状の冷水の水滴は
加熱されて瞬時に蒸気になり、高温の炭素素材から気化
熱を奪い、周辺の温度を下げることになり、炭素素材を
短時間で冷却することができ、冷却時間の短縮により装
置全体の処理速度を高めることができると共にコンテナ
ーを大型化することがなく、それだけ加熱分解炉Cでの
加熱効率を高めることができる。
クトG1を配設し、蒸気回収ダクトD1に蒸気回収部Gを
接続しているから、噴霧ノズルD1から高温の炭素素材
に向けて高圧の冷水が霧状に噴霧され、微細な霧状の冷
水の水滴が加熱されて瞬時に蒸気となった冷却部D内の
蒸気を蒸気回収ダクトD1を介して蒸気回収部Gに回収
することができ、噴霧された冷水の冷却部D内での滞留
を抑制することができ、又、この場合、上記蒸気回収部
Gの蒸気回収ダクトD1に蒸気を水に戻す復水器G2を接
続し、この復水器G2に上記冷水タンクF1を接続してい
るから、冷却部D内の蒸気を復水器G2により水に戻
し、この水を冷水タンクF1内に回収して再使用するこ
とができ、又、この場合、上記冷却部Dに上記炭素素材
の温度を検出する温度センサSを配置し、温度センサS
からの検出信号に基づいて噴霧ノズルD1の冷水噴霧状
態を制御する噴霧制御部Hを設けているから、予め設定
された例えば約50℃の温度になれば自動的に噴霧を停
止することができると共に冷水の噴霧量と炭素素材の温
度との関係を制御することができ、冷却効率を高めるこ
とができる。
される分解ガス処理部Eを備えているから、加熱分解炉
C内に発生した分解ガスを比重の軽重等の各種のガスに
分離して取り出すことができ、分解ガスの再利用を図る
ことができる。
上下方向に搬送可能な炉内が上下に延びた縦型構造に構
成されているから、装置の設置面積を少なくできで設置
の融通性を高めることができると共に炉内の熱は上部か
ら下部又は下部から上部へ移動するので、広範囲に熱が
分布して熱効率を高めることができ、さらに、炉内全体
が加熱分解炉C内に発生した分解ガスの比重分離作用を
なし、分解ガスを比重の軽重等の各種のガスに容易に分
離して取り出すことができる。
記コンテナを上下方向に吊下搬送可能なトレーエレベー
タ型構造に構成されているから、熱分解に必要な十分な
時間を得ることができて加熱分解を連続して行うことが
でき、多量処理を効率的に行うことができる。
場合、上記冷却部Dに複数個の噴霧ノズルD1を配設
し、複数個の噴霧ノズルD1の冷水噴霧状態を各別に制
御する噴霧制御部Hを設けているから、予め設定された
例えば約50℃の温度になれば自動的に噴霧を停止する
ことができると共に炭素素材の高温部分を集中的に冷却
することもでき、それだけ一層冷却効率を高めることが
できる。
ものではなく、搬送部A、作動準備部B、加熱分解炉
C、冷却部D及び分解ガス処理部E、コンテナW並びに
の構造や材質等は適宜変更して設計される。
廃棄物や生ゴミ等の有機物の種類や再利用の方法によっ
て決定することとし、又、加熱分解炉C内に複数個の搬
送機構を配置し、コンテナを複数列上下搬送することも
できる。
明にあっては、有機物が収納されたコンテナは搬送部に
より作動準備部から加熱分解炉内を経て冷却部に至る搬
送経路に沿って搬送され、先ず、作動準備部にあって、
コンテナ内の産業廃棄物や生ゴミ等に含まれる有機物は
耐熱、断熱、閉鎖密閉構造にして窒素置換による無酸素
閉鎖密閉雰囲気下の室内において予備加熱され、有機物
に含まれる水分除去がなされ、次に、加熱分解炉にあっ
て、コンテナ内の有機物は耐熱、断熱、閉鎖密閉構造に
して窒素置換による無酸素閉鎖密閉雰囲気下の炉内で例
えば450℃程度の低温度条件で間接加熱され、これに
よりコンテナ内の有機物は熱分解されて炭素素材が製造
され、炭素素材として再資源化を図ることができ、産業
廃棄物やゴミの中に有機塩酸系化合物が含まれていたと
しても、無酸素故に塩素ガス等の生ガスが分解するのみ
でダイオキシンは発生せず、次いで、冷却部にあって、
コンテナの炭素素材は耐熱、断熱、閉鎖密閉構造の室内
において、酸素を得て燃え出さない温度まで炭素素材を
冷却することになり、有機物が発火しない温度以下に冷
却されて取出待機し、次いで、冷却部から有機物は随時
搬出されることになり、この際、上記冷却部に上記炭素
素材に向けて冷水を噴霧する噴霧ノズルを配設し、噴霧
ノズルに冷水タンクをもつ冷水噴霧部を接続してなるの
で、噴霧ノズルから高温の炭素素材に向けて高圧の冷水
が霧状に噴霧され、微細な霧状の冷水の水滴は加熱され
て瞬時に蒸気になり、高温の炭素素材から気化熱を奪
い、周辺の温度を下げることになり、炭素素材を短時間
で冷却することができ、冷却時間の短縮により装置全体
の処理速度を高めることができると共にコンテナーを大
型化することがなく、それだけ加熱分解炉での加熱効率
を高めることができる。
蒸気回収ダクトを配設し、蒸気回収ダクトに蒸気回収部
を接続しているから、噴霧ノズルから高温の炭素素材に
向けて高圧の冷水が霧状に噴霧され、微細な霧状の冷水
の水滴が加熱されて瞬時に蒸気となった冷却部内の蒸気
を蒸気回収ダクトを介して蒸気回収部に回収することが
でき、噴霧された冷水の冷却部内での滞留を抑制するこ
とができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記蒸
気回収部の蒸気回収ダクトに蒸気を水に戻す復水器を接
続し、復水器に上記冷水タンクを接続しているから、冷
却部内の蒸気を復水器により水に戻し、この水を冷水タ
ンク内に回収して再使用することができ、又、請求項4
記載の発明にあっては、上記冷却部に上記炭素素材の温
度を検出する温度センサを配置し、温度センサからの検
出信号に基づいて噴霧ノズルの冷水噴霧状態を制御する
噴霧制御部を設けているから、予め設定された例えば約
50℃の温度になれば自動的に噴霧を停止することがで
きると共に冷水の噴霧量と炭素素材の温度との関係を制
御することができ、冷却効率を高めることができ、又、
請求項5記載の発明にあっては、上記冷却部に複数個の
噴霧ノズルを配設し、複数個の噴霧ノズルの冷水噴霧状
態を各別に制御する噴霧制御部を設けているから、予め
設定された例えば約50℃の温度になれば自動的に噴霧
を停止することができると共に炭素素材の高温部分を集
中的に冷却することもでき、それだけ一層冷却効率を高
めることができる。
る。
である。
る。
る。
面図である。
る。
である。
面図である。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 有機物が収納されたコンテナを搬送可能
な搬送部と、該コンテナで搬送されてくる有機物を窒素
置換により作製した無酸素閉鎖密閉雰囲気下において低
温間接加熱により熱分解させる加熱分解炉と、該加熱分
解炉により熱分解されて製造された炭素素材を冷却する
冷却部とを備えてなり、上記冷却部に上記炭素素材に向
けて冷水を噴霧する噴霧ノズルを配設し、該噴霧ノズル
に冷水タンクをもつ冷水噴霧部を接続してなることを特
徴とする炭素素材製造装置。 - 【請求項2】 上記冷却部に蒸気回収ダクトを配設し、
蒸気回収ダクトに蒸気回収部を接続してなることを特徴
とする請求項1記載の炭素素材製造装置。 - 【請求項3】 上記蒸気回収部の蒸気回収ダクトに蒸気
を水に戻す復水器を接続し、該復水器に上記冷水タンク
を接続してなることを特徴とする請求項2記載の炭素素
材製造装置。 - 【請求項4】 上記冷却部に上記炭素素材の温度を検出
する温度センサを配置し、該温度センサからの検出信号
に基づいて噴霧ノズルの冷水噴霧状態を制御する噴霧制
御部を設けてなることを特徴とする請求項1、2又は3
記載の炭素素材製造装置。 - 【請求項5】 上記冷却部に複数個の噴霧ノズルを配設
し、該複数個の噴霧ノズルの冷水噴霧状態を各別に制御
する噴霧制御部を設けてなることを特徴とする請求項
1、2又は3記載の炭素素材製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039297A JP2000239009A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 炭素素材製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039297A JP2000239009A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 炭素素材製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000239009A true JP2000239009A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12549212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11039297A Pending JP2000239009A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 炭素素材製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000239009A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006220328A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 誘導加熱式乾留炉 |
JP2006234291A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 誘導加熱式乾留炉 |
JP2011033333A (ja) * | 2010-09-24 | 2011-02-17 | Metawater Co Ltd | 誘導加熱式乾留炉 |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP11039297A patent/JP2000239009A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006220328A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 誘導加熱式乾留炉 |
JP4641816B2 (ja) * | 2005-02-09 | 2011-03-02 | メタウォーター株式会社 | 誘導加熱式乾留炉 |
JP2006234291A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 誘導加熱式乾留炉 |
JP4667905B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2011-04-13 | メタウォーター株式会社 | 誘導加熱式乾留炉 |
JP2011033333A (ja) * | 2010-09-24 | 2011-02-17 | Metawater Co Ltd | 誘導加熱式乾留炉 |
JP4668358B2 (ja) * | 2010-09-24 | 2011-04-13 | メタウォーター株式会社 | 誘導加熱式乾留炉 |
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Date | Code | Title | Description |
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