JP2000238639A - 車軸検知子 - Google Patents

車軸検知子

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JP2000238639A
JP2000238639A JP4277399A JP4277399A JP2000238639A JP 2000238639 A JP2000238639 A JP 2000238639A JP 4277399 A JP4277399 A JP 4277399A JP 4277399 A JP4277399 A JP 4277399A JP 2000238639 A JP2000238639 A JP 2000238639A
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JP
Japan
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rail
sleeper
detectors
cutout part
pair
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Pending
Application number
JP4277399A
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English (en)
Inventor
Fusayoshi Aramomi
房義 荒籾
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルタイ作業に障害とならない車軸検知子を
提供する。 【解決手段】 列車の走行するレールを挾んで一対の検
知器を配置してなる車軸検知子において、前記一対の検
知器は、前記レールを載置する枕木の一部をそのレール
の底面が浮いた状態に形成された切欠部に配置されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車軸検知子に係り、
特に、その取付構造を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の列車の車軸(車輪)を検
出する車軸検知子は、列車の走行するレールを載置する
枕木間中央で、そのレールを挟んだ一方側に送信コイル
を内蔵した検知器を配置するとともに、他方側に受信コ
イルを内蔵した検知器を配置して構成されている(例え
ば、実公平7−15807号公報)。したがって、両検
知器間を列車が通過すると、受信コイルを内蔵した検知
器の出力が変化するので、その変化状態を検出して車軸
を検知することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車軸検知子は、一対の検知器がレールを載置する枕
木間中央で、そのレールを挟んだ状態で配置されている
ため、保線工事を自動化して行う、いわゆる、マルタイ
作業時には、予め、車軸検知子を取外さなければなら
ず、また、そのマルタイ作業終了時には、再度、車軸検
知子を取付けなければならないという不便があった。
【0004】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、車軸検知子を
取外さなくともマルタイ作業の可能な車軸検知子を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車軸検知子
は、上記目的を達成するために、列車の走行するレール
を挾んで一対の検知器を配置してなる車軸検知子におい
て、前記一対の検知器は、前記レールを載置する枕木の
一部をそのレールの底面が浮いた状態に形成された切欠
部に配置されていることを特徴としている。また、前記
一対の検知器は、前記切欠部に位置するレールに取付け
られるベース板を介して配置されていることを特徴とし
ている。そして、前記一対の検知器は、前記切欠部に取
付けられるベース板を介して配置されていることを特徴
としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る車軸
検知子であって、同図(a)はその平面図、同図(b)
は同図(a)のA−A線断面図、同図(c)は同図
(b)のB−B線断面図である。
【0007】図1において、列車の走行するレールR
は、枕木Cに対して1本しか示されていないが、右側の
省略されている枕木部分には、もう1本のレールが設け
られている。
【0008】枕木Cは、木製又はコンクリート製の周知
の枕木からなり、レールRの載置される部分の一部が枕
木Cの上面より低くなるように、すなわち、枕木Cに載
置されたレールRの底面に所定の間隙が生ずるように切
欠部Caが設けられている。具体的には、図1(a)に
示されるように、レールRの載置される枕木Cのうち、
約半分の部分に切欠部Caが設けられている。また、そ
の切欠部Caの深さは、後述するベース板がレールRの
下側に挿入できるように決められ、また、その切欠部C
aの上面は、枕木Cの上面と平行になるように決められ
ている。
【0009】枕木Cの切欠部Caの設けられていない部
分には、レールRが載置されているとともに、そのレー
ルRは、ワッシャW及びボルトBを介して枕木Cに固定
されている。なお、枕木Cが木製のときは、犬釘でレー
ルが固定される場合もある。
【0010】車軸検知子dは、周知の車軸検知子と同様
に、送信コイルを内蔵した検知器d1 と、受信コイルを
内蔵した検知器d2 との一対からなり、後述するベース
板1を介してレールRを挟んで配置されるように構成さ
れている。
【0011】ベース板1は、平面形状が長方形を呈して
いて、その厚さは、枕木Cに設けられている切欠部Ca
の深さより少し薄く、また、その長手方向の長さは、レ
ールRの長手方向に交差させたときに、そのレールRの
両側から所定の長さ突出するように決められている。そ
して、このベース板1は、レールRの下部の両側におい
て、取付ワッシャ2,2及びボルト3,3を介してレー
ルRに固定されるように構成されている。
【0012】各検知器d1 ,d2 は、レールRに対して
所定の位置を保って配置されるように、ベース板1に下
端部の固定された取付金具4a,4bを介して取付けら
れている(図1(b),(c)参照)。
【0013】上記構成の車軸検知子dは、平面から見た
場合、枕木C上に位置することができる。したがって、
マルタイ作業に何ら影響を与えることがないという特長
を有することができる。加えて、切欠部Ca部分に図示
しない検知器d1 ,d2 のケーブルを配線できる特長を
有することができる。
【0014】図2は、本発明の他の実施の形態を示した
もので、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図
(a)のA−A線断面図、同図(c)は同図(b)のB
−B線断面図である。
【0015】ここにおけるベース板1は、枕木Cに設け
られた切欠部Caの上面にボルト5,5…を介して固定
されるように構成されている。そして、その枕木Cに固
定されたベース板1に取付金具4a,4bを介して各検
知器d1 ,d2 がそれぞれ取付けられている。
【0016】上記構成の車軸検知子dにおいても、車軸
検知子dは、平面から見た場合、枕木C上に位置するこ
とができる。したがって、マルタイ作業に何ら影響を与
えることがないという特長を有することができる。加え
て、切欠部Ca部分に図示しない検知器d1 ,d2 のケ
ーブルを配線できる特長を有することができる。
【0017】なお、上述の例では、枕木Cに設ける切欠
部Caは、枕木Cの上面の一方の片角としたが、枕木C
の上面の長手方向の約半分全部を切欠部とするようにし
てもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る車軸検知子は、一対の検知
器が、レールを載置する枕木の一部をそのレールの底面
が浮いた状態に形成された切欠部に配置されているの
で、車軸検知子を平面から見た場合、枕木上に位置させ
ることができる。したがって、マルタイ作業に何ら影響
を与えることがないという特長を有することができる。
加えて、切欠部部分に図示しない検知器のケーブルを配
線できる特長を有することができる。また、一対の検知
器を切欠部に位置するレールに取付けられるベース板を
介して配置されるようにしたときは、検知器の取付を容
易にすることができる。さらに、一対の検知器を切欠部
に取付けられるベース板を介して配置されるようにした
ときは、検知器の取付を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車軸検知子であっ
て、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図(a)
のA−A線断面図、同図(c)は同図(b)のB−B線
断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る車軸検知子であ
って、同図(a)はその平面図、同図(b)は同図
(a)のA−A線断面図、同図(c)は同図(b)のB
−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ベース板 2 ワッシャ 3,5 ボルト 4a,4b 取付金具 R レール W ワッシャ B ボルト d 車軸検知子 d1 ,d2 検知器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の走行するレールを挾んで一対の検
    知器を配置してなる車軸検知子において、 前記一対の検知器は、前記レールを載置する枕木の一部
    をそのレールの底面が浮いた状態に形成された切欠部に
    配置されていることを特徴とする車軸検知子。
  2. 【請求項2】 一対の検知器は、切欠部に位置するレー
    ルに取付けられるベース板を介して配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の車軸検知子。
  3. 【請求項3】 一対の検知器は、切欠部に取付けられる
    ベース板を介して配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の車軸検知子。
JP4277399A 1999-02-22 1999-02-22 車軸検知子 Pending JP2000238639A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003063399A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Nippon Signal Co Ltd:The 車軸検知子取付構造
CN110525479A (zh) * 2018-05-25 2019-12-03 比亚迪股份有限公司 移动计轴装置、轨道、轨道交通系统和控制系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003063399A (ja) * 2001-08-27 2003-03-05 Nippon Signal Co Ltd:The 車軸検知子取付構造
JP4693302B2 (ja) * 2001-08-27 2011-06-01 日本信号株式会社 車軸検知子取付構造
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