JPS60253683A - 可動装置 - Google Patents
可動装置Info
- Publication number
- JPS60253683A JPS60253683A JP59110209A JP11020984A JPS60253683A JP S60253683 A JPS60253683 A JP S60253683A JP 59110209 A JP59110209 A JP 59110209A JP 11020984 A JP11020984 A JP 11020984A JP S60253683 A JPS60253683 A JP S60253683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- rail
- magnetic body
- permanent magnet
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動ドアや可動式本棚などの可動装置に関する
ものである。
ものである。
従来、この種の可動装置は可動部に転輪が、これを支え
る固定部に軌条が設けてあり、この軌条上を転輪で移動
するものである。しかし、可動物が強化厚板ガラスの使
用や書籍のかさみなどによって高荷重なものになるほど
軌条と転輪との接触圧が高くなり、これによる部品の摩
耗や騒音の発生、そして移動操作の鈍化などの問題があ
った。
る固定部に軌条が設けてあり、この軌条上を転輪で移動
するものである。しかし、可動物が強化厚板ガラスの使
用や書籍のかさみなどによって高荷重なものになるほど
軌条と転輪との接触圧が高くなり、これによる部品の摩
耗や騒音の発生、そして移動操作の鈍化などの問題があ
った。
本発明はこのような点に鑑みて為されたものであり、軌
条と転輪との接触圧を調整軽減でき、可動物の円滑な移
動ができるようにした可動装置を提供することを目的と
するものである。
条と転輪との接触圧を調整軽減でき、可動物の円滑な移
動ができるようにした可動装置を提供することを目的と
するものである。
以下本発明の構成を図示実施例について説明する。第1
図は本発明の一実施例における可動装置を示す一部縦断
面図、第2図は同上の一部拡大正面図、第3図は同上の
可動装置を構成する永久磁石の原理図である。第1図お
よび第2図において、固定材1に固着されるL字状の固
定部金具2はその下部−帯が軌条3に形成され、上部に
/′iL字状の磁性体4が設けられている。可動部金具
5は上記軌条3に嵌合して上下両面を転移し、軌条3の
厚さより若干間隔を拡大された転輪6.7が上下に並設
され固定部金具2に支えられていると共に、その上部の
一部が転輪と反対側に横折され、ネジ穴8を有する突起
部9に形成されている。また、上記磁性体4に対して下
方より対向する対向面を上部に有し、下部に可動物10
のハンガーを形成するコ字状の磁性体11がボルト12
によって可動部金具5に接合されていると共に、その上
部の一部が抜き出され、突起部9が遊嵌される穴13と
、上記突起部9に対向する穴14を有する突起部15に
形成されている。突起部15はその穴14を貫通し突起
部9の穴8に装着されたボルト16と、これの面突起部
9.15間に装着されたナツト17によって挟設されて
いる。さらに磁性体11の上記対向面には上下方向に着
磁された複数の永久磁石18が平面的に配設され、第3
図に示すごとく隣接する磁石同士互いに着磁方向が逆向
きにされていると共に、一定間隔を維持されて配列され
ている。なお、ボルト12によって可動部金具5に接合
される磁性体11の接合点における一穴19は、若干上
下に長くした形状になされている。
図は本発明の一実施例における可動装置を示す一部縦断
面図、第2図は同上の一部拡大正面図、第3図は同上の
可動装置を構成する永久磁石の原理図である。第1図お
よび第2図において、固定材1に固着されるL字状の固
定部金具2はその下部−帯が軌条3に形成され、上部に
/′iL字状の磁性体4が設けられている。可動部金具
5は上記軌条3に嵌合して上下両面を転移し、軌条3の
厚さより若干間隔を拡大された転輪6.7が上下に並設
され固定部金具2に支えられていると共に、その上部の
一部が転輪と反対側に横折され、ネジ穴8を有する突起
部9に形成されている。また、上記磁性体4に対して下
方より対向する対向面を上部に有し、下部に可動物10
のハンガーを形成するコ字状の磁性体11がボルト12
によって可動部金具5に接合されていると共に、その上
部の一部が抜き出され、突起部9が遊嵌される穴13と
、上記突起部9に対向する穴14を有する突起部15に
形成されている。突起部15はその穴14を貫通し突起
部9の穴8に装着されたボルト16と、これの面突起部
9.15間に装着されたナツト17によって挟設されて
いる。さらに磁性体11の上記対向面には上下方向に着
磁された複数の永久磁石18が平面的に配設され、第3
図に示すごとく隣接する磁石同士互いに着磁方向が逆向
きにされていると共に、一定間隔を維持されて配列され
ている。なお、ボルト12によって可動部金具5に接合
される磁性体11の接合点における一穴19は、若干上
下に長くした形状になされている。
本発明は以上のように構成され、特に上記のような永久
磁石18と磁性体4.11との組み合わせにおいて、第
3図に示すごとく互いに隣接する磁石間に磁気回路20
が形成され、永久磁石18とこれに対向する磁性体4と
の間に最も効率の高い吸引力が発生する。本発明の構成
上、この吸引力は磁性体11を磁性体4の方向に吸引す
る力として作用し、磁性体11に固着された可動物10
の荷重を分散軽減することになる。なお、この吸引力は
磁石固有の磁界の強さ、磁気回路数、そして磁石と対向
する磁性体との間隔において決定されるもので、本実施
例は上記間隔において吸引力を調整するものである。
磁石18と磁性体4.11との組み合わせにおいて、第
3図に示すごとく互いに隣接する磁石間に磁気回路20
が形成され、永久磁石18とこれに対向する磁性体4と
の間に最も効率の高い吸引力が発生する。本発明の構成
上、この吸引力は磁性体11を磁性体4の方向に吸引す
る力として作用し、磁性体11に固着された可動物10
の荷重を分散軽減することになる。なお、この吸引力は
磁石固有の磁界の強さ、磁気回路数、そして磁石と対向
する磁性体との間隔において決定されるもので、本実施
例は上記間隔において吸引力を調整するものである。
いまボルト12およびナツト17を少し緩め、ボルト1
6を締めると突起部9.15間が縮まり、同時に永久磁
石18と磁性体4との間隔が拡大されて吸引力が弱めら
れ、逆にボルト16を緩めると永久磁石18と磁性体4
との間隔が短縮され、吸引力が強くなる。第4図は上記
間隔に対する吸引力および軌条と転輪との接触圧の関係
を表示したもので、Aラインは吸引力を示し、B、B’
ラインは可動物の負荷力を示し、c、c’ラインは可動
部の負荷力に応じた接触圧を表示したものである。図中
のり。
6を締めると突起部9.15間が縮まり、同時に永久磁
石18と磁性体4との間隔が拡大されて吸引力が弱めら
れ、逆にボルト16を緩めると永久磁石18と磁性体4
との間隔が短縮され、吸引力が強くなる。第4図は上記
間隔に対する吸引力および軌条と転輪との接触圧の関係
を表示したもので、Aラインは吸引力を示し、B、B’
ラインは可動物の負荷力を示し、c、c’ラインは可動
部の負荷力に応じた接触圧を表示したものである。図中
のり。
D′点は接触正零すなわち可動物を含む可動部の荷重と
磁石の吸引力が同等となり、可動部金具5が軌条3上に
浮いているような状態を示し、上記ポイントよシ左へ、
すなわちボルト16を緩めると吸引力が増大して軌条3
と転輪7との接触圧が増大し、逆にポイントより右、ボ
ルト16を締めると吸引力が減少して軌条3と転輪6と
の接触圧が増大する。
磁石の吸引力が同等となり、可動部金具5が軌条3上に
浮いているような状態を示し、上記ポイントよシ左へ、
すなわちボルト16を緩めると吸引力が増大して軌条3
と転輪7との接触圧が増大し、逆にポイントより右、ボ
ルト16を締めると吸引力が減少して軌条3と転輪6と
の接触圧が増大する。
以上のように可動物の荷重に応じて任意に転輪と軌条と
の接触圧が調整でき、いまDまたはD′点よシ若干左へ
寄った永久磁石18と磁性体4との間隔になるようボル
ト16で調整するならば、可動部金具5はわずかな接触
圧で軌条3の下面を転輪7で移動することができ、騒音
の第一原因となる軌条上の埃による影響も無視すること
ができる。
の接触圧が調整でき、いまDまたはD′点よシ若干左へ
寄った永久磁石18と磁性体4との間隔になるようボル
ト16で調整するならば、可動部金具5はわずかな接触
圧で軌条3の下面を転輪7で移動することができ、騒音
の第一原因となる軌条上の埃による影響も無視すること
ができる。
なお、上述実施例の永久磁石18を固定部金具2の磁性
体4の対向面に配設しても同様の結果が得られ、この場
合磁石数は多くなるものの、上記磁石の配列に感応する
電磁石を可動部側に設けることによって直接電動できる
利点もある。
体4の対向面に配設しても同様の結果が得られ、この場
合磁石数は多くなるものの、上記磁石の配列に感応する
電磁石を可動部側に設けることによって直接電動できる
利点もある。
以上のごとく本発明の可動装置は、永久磁石の吸引作用
を利用して可動物の荷重そのものを分散し、軌条と転輪
との接触圧を調整軽減できるもので、移動の際の鈍重感
を緩和できると共に移動操作が楽になり、部品の摩耗率
の低下による耐久性の向上、材質および構造、精度など
における強度的制約条件の緩和による効果、また可動装
置の駆動において起動電流の低下によるモータ焼損事故
の減少および騒音振動の低減など、可動物の荷重に応じ
て任意に軌条と転輪との接触圧が軽減できる利点と共に
多くの効果がある。
を利用して可動物の荷重そのものを分散し、軌条と転輪
との接触圧を調整軽減できるもので、移動の際の鈍重感
を緩和できると共に移動操作が楽になり、部品の摩耗率
の低下による耐久性の向上、材質および構造、精度など
における強度的制約条件の緩和による効果、また可動装
置の駆動において起動電流の低下によるモータ焼損事故
の減少および騒音振動の低減など、可動物の荷重に応じ
て任意に軌条と転輪との接触圧が軽減できる利点と共に
多くの効果がある。
第1図は本発明の一実施例における可動装置を示す一部
縦断面図、第2図は同上の一部拡大正面図、第3図は同
上の可動装置を構成する永久磁石の原理図、第4図は永
久磁石の吸引力と接触圧についての説明図であり、(2
)は固定部金具、(3)は軌条、(4)、(11)は磁
性体、(5)は可動部金具、(6)、(7)は転輪、(
16)はポル) 、418)は永久磁石、(20)は磁
気回路である。 特許出願人 酒 本 昭 紘
縦断面図、第2図は同上の一部拡大正面図、第3図は同
上の可動装置を構成する永久磁石の原理図、第4図は永
久磁石の吸引力と接触圧についての説明図であり、(2
)は固定部金具、(3)は軌条、(4)、(11)は磁
性体、(5)は可動部金具、(6)、(7)は転輪、(
16)はポル) 、418)は永久磁石、(20)は磁
気回路である。 特許出願人 酒 本 昭 紘
Claims (1)
- 可動部とこれを支える固定部の一方に磁性体ハ他方に永
久磁石と磁性体があシ、双方が固定部側を上位にして対
向すると共に磁気回路を形成し、対向間隔を維持する軌
条が固定部に、転輪が可動部にあると共に、上記間隔を
調整できる間隔調整機構がある可動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59110209A JPS60253683A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 可動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59110209A JPS60253683A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 可動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60253683A true JPS60253683A (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=14529819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59110209A Pending JPS60253683A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 可動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60253683A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01102373U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | ||
JPH0260178U (ja) * | 1988-10-25 | 1990-05-02 | ||
JP2008104880A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Medison Co Ltd | マグネチックダンパを有する収納パネルガイド装置、マグネチックダンパ、及び超音波診断システム |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP59110209A patent/JPS60253683A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01102373U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | ||
JPH0260178U (ja) * | 1988-10-25 | 1990-05-02 | ||
JP2008104880A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Medison Co Ltd | マグネチックダンパを有する収納パネルガイド装置、マグネチックダンパ、及び超音波診断システム |
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