JPH0821151A - 自動ドア駆動用リニアモータ - Google Patents
自動ドア駆動用リニアモータInfo
- Publication number
- JPH0821151A JPH0821151A JP6154035A JP15403594A JPH0821151A JP H0821151 A JPH0821151 A JP H0821151A JP 6154035 A JP6154035 A JP 6154035A JP 15403594 A JP15403594 A JP 15403594A JP H0821151 A JPH0821151 A JP H0821151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- magnets
- braking
- linear motor
- permanent magnets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】加速部と制動部との間にあって、大きな推力を
必要としない一定走行部に使用する永久磁石を経済的に
有利にする。 【構成】ドアに取付けた可動コイル２を挟んでドアの開
閉方向に複数の永久磁石を２列に配列する。配列した永
久磁石の両端の加速部Ａと制動部Ｂとには、磁束密度の
高い希土類磁石３を使用する。加速部Ａと制動部Ｂとの
間の一定走行部Ｃには、磁束密度のより低いフェライト
磁石４を使用する。加速部Ａと制動部Ｂとの間にある一
定走行部Ｃに使用する永久磁石は、加速部Ａと制動部Ｂ
とに使用する永久磁石より大きな推力を必要としないの
で、磁束密度が小さくてもよいので経済的に有利であ
る。
必要としない一定走行部に使用する永久磁石を経済的に
有利にする。 【構成】ドアに取付けた可動コイル２を挟んでドアの開
閉方向に複数の永久磁石を２列に配列する。配列した永
久磁石の両端の加速部Ａと制動部Ｂとには、磁束密度の
高い希土類磁石３を使用する。加速部Ａと制動部Ｂとの
間の一定走行部Ｃには、磁束密度のより低いフェライト
磁石４を使用する。加速部Ａと制動部Ｂとの間にある一
定走行部Ｃに使用する永久磁石は、加速部Ａと制動部Ｂ
とに使用する永久磁石より大きな推力を必要としないの
で、磁束密度が小さくてもよいので経済的に有利であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動ドアの駆動に永
久磁石リニアモータを利用する自動ドア駆動用リニアモ
ータに関する。
久磁石リニアモータを利用する自動ドア駆動用リニアモ
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来例のドアの平面図、図６は図
５の正面図である。図において、ドア１に取付けた可動
コイル２を挟んでドア１の開閉方向に複数の希土類磁石
３を２列に配列する。配列した希土類磁石３は全長にわ
たり同一のものである。希土類磁石３に代えて全長にわ
たりフェライト磁石を使用してもよい。磁石の配列は１
列にして磁気吸引力によるスラストを機械的リニア軸受
で受けてもよい。
５の正面図である。図において、ドア１に取付けた可動
コイル２を挟んでドア１の開閉方向に複数の希土類磁石
３を２列に配列する。配列した希土類磁石３は全長にわ
たり同一のものである。希土類磁石３に代えて全長にわ
たりフェライト磁石を使用してもよい。磁石の配列は１
列にして磁気吸引力によるスラストを機械的リニア軸受
で受けてもよい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例におい
て、配列した磁石の全長の両端の加速部と制動部とは、
ドアの開閉のために大きな推力が必要であるが、加速部
と制動部との間にあって大きな推力が不必要である一定
走行部にも同一磁石を使用して不経済である。特に、開
閉ストロークの長いドアではさらに経済的に不利であ
る。
て、配列した磁石の全長の両端の加速部と制動部とは、
ドアの開閉のために大きな推力が必要であるが、加速部
と制動部との間にあって大きな推力が不必要である一定
走行部にも同一磁石を使用して不経済である。特に、開
閉ストロークの長いドアではさらに経済的に不利であ
る。
【０００４】この発明の目的は、加速部と制動部との間
にあって、大きな推力を必要としない一定走行部に使用
する永久磁石を経済的に有利にすることができる自動ド
ア駆動用リニアモータを提供することにある。
にあって、大きな推力を必要としない一定走行部に使用
する永久磁石を経済的に有利にすることができる自動ド
ア駆動用リニアモータを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の自動ドア駆動
用リニアモータは、ドアに取付けた可動コイルに対向し
てドアの開閉方向に複数の永久磁石を配列する自動ドア
駆動用リニアモータにおいて、配列した永久磁石の両端
の加速部と制動部との間の一定走行部の永久磁石の磁束
密度は、加速部と制動部との永久磁石の磁束密度より小
さいものである。このとき、一定走行部の永久磁石はフ
ェライト磁石であり、加速部と制動部との永久磁石は希
土類磁石であるものとしたり、可動コイルを挟んで２列
の一定走行部の永久磁石はフェライト磁石と希土類磁石
とが千鳥状に配列されるものとしたり、一定走行部の永
久磁石は、加速部と制動部との永久磁石より寸法が小さ
いものとしたりする。
用リニアモータは、ドアに取付けた可動コイルに対向し
てドアの開閉方向に複数の永久磁石を配列する自動ドア
駆動用リニアモータにおいて、配列した永久磁石の両端
の加速部と制動部との間の一定走行部の永久磁石の磁束
密度は、加速部と制動部との永久磁石の磁束密度より小
さいものである。このとき、一定走行部の永久磁石はフ
ェライト磁石であり、加速部と制動部との永久磁石は希
土類磁石であるものとしたり、可動コイルを挟んで２列
の一定走行部の永久磁石はフェライト磁石と希土類磁石
とが千鳥状に配列されるものとしたり、一定走行部の永
久磁石は、加速部と制動部との永久磁石より寸法が小さ
いものとしたりする。
【０００６】
【作用】この発明によれば、加速部と制動部との間にあ
る一定走行部に使用する永久磁石は、加速部と制動部と
に使用する永久磁石より大きな推力を必要としないの
で、磁束密度が小さくてもよい。このとき、磁石の種類
や配列や寸法で実現できる。
る一定走行部に使用する永久磁石は、加速部と制動部と
に使用する永久磁石より大きな推力を必要としないの
で、磁束密度が小さくてもよい。このとき、磁石の種類
や配列や寸法で実現できる。
【０００７】
【実施例】図１は実施例１の平面図、図２は図１の正面
図であり、図３は実施例２の平面図であり、図４は実施
例３の正面図である。従来例及び各図において同一符号
をつけるものはおよそ同一部材などであり、重複説明を
省くこともある。図１、図２において、ドア１に取付け
た可動コイル２を挟んでドア１の開閉方向に複数の永久
磁石を２列に配列する。配列した永久磁石の両端の加速
部Ａと制動部Ｂとには、磁束密度の高い希土類磁石３を
使用する。加速部Ａと制動部Ｂとの間の一定走行部Ｃに
は、磁束密度のより低いフェライト磁石４を使用する。
図であり、図３は実施例２の平面図であり、図４は実施
例３の正面図である。従来例及び各図において同一符号
をつけるものはおよそ同一部材などであり、重複説明を
省くこともある。図１、図２において、ドア１に取付け
た可動コイル２を挟んでドア１の開閉方向に複数の永久
磁石を２列に配列する。配列した永久磁石の両端の加速
部Ａと制動部Ｂとには、磁束密度の高い希土類磁石３を
使用する。加速部Ａと制動部Ｂとの間の一定走行部Ｃに
は、磁束密度のより低いフェライト磁石４を使用する。
【０００８】図３に示す実施例２において、加速部Ａと
制動部Ｂとには、磁束密度の高い希土類磁石３を使用す
る。２列の一定走行部Ｃの永久磁石はフェライト磁石４
と希土類磁石３とが千鳥状に配列される 図４に示す実施例３において、一定走行部Ｃの希土類磁
石３ａは、加速部Ａと制動部Ｂとの希土類磁石３より寸
法が小さい。加速部Ａと一定走行部Ｃと制動部Ｂとにわ
たりフェライト磁石４を使用してもよい。
制動部Ｂとには、磁束密度の高い希土類磁石３を使用す
る。２列の一定走行部Ｃの永久磁石はフェライト磁石４
と希土類磁石３とが千鳥状に配列される 図４に示す実施例３において、一定走行部Ｃの希土類磁
石３ａは、加速部Ａと制動部Ｂとの希土類磁石３より寸
法が小さい。加速部Ａと一定走行部Ｃと制動部Ｂとにわ
たりフェライト磁石４を使用してもよい。
【０００９】前記の３実施例によれば、加速部Ａと制動
部Ｂとの間にある一定走行部Ｃに使用する永久磁石は、
加速部Ａと制動部Ｂとに使用する永久磁石より大きな推
力を必要としないので、磁束密度が小さくてもよいので
経済的に有利である。
部Ｂとの間にある一定走行部Ｃに使用する永久磁石は、
加速部Ａと制動部Ｂとに使用する永久磁石より大きな推
力を必要としないので、磁束密度が小さくてもよいので
経済的に有利である。
【００１０】
【発明の効果】この発明の自動ドア駆動用リニアモータ
は、一定走行部の永久磁石の磁束密度は、加速部と制動
部との永久磁石の磁束密度より小さいものとするので、
磁石の種類や配列や寸法を選択することにより、一定走
行部の永久磁石の価格を抑制できるという効果がある。
は、一定走行部の永久磁石の磁束密度は、加速部と制動
部との永久磁石の磁束密度より小さいものとするので、
磁石の種類や配列や寸法を選択することにより、一定走
行部の永久磁石の価格を抑制できるという効果がある。
【図１】実施例１の平面図
【図２】図１の正面図
【図３】実施例２の平面図
【図４】実施例３の正面図
【図５】従来例のドアの平面図
【図６】図５の正面図
１ ドア ２ 可動コイル ３ 希土類磁石 ３ａ 希土類磁石 ４ フェライト磁石 Ａ 加速部 Ｂ 制動部 Ｃ 一定走行部
Claims (4)
- 【請求項１】ドアに取付けた可動コイルに対向してドア
の開閉方向に複数の永久磁石を配列する自動ドア駆動用
リニアモータにおいて、配列した永久磁石の両端の加速
部と制動部との間の一定走行部の永久磁石の磁束密度
は、加速部と制動部との永久磁石の磁束密度より小さい
ことを特徴とする自動ドア駆動用リニアモータ。 - 【請求項２】請求項１記載の自動ドア駆動用リニアモー
タにおいて、一定走行部の永久磁石はフェライト磁石で
あり、加速部と制動部との永久磁石は希土類磁石である
ことを特徴とする自動ドア駆動用リニアモータ。 - 【請求項３】請求項１記載の自動ドア駆動用リニアモー
タにおいて、可動コイルを挟んで２列の一定走行部の永
久磁石はフェライト磁石と希土類磁石とが千鳥状に配列
されることを特徴とする自動ドア駆動用リニアモータ。 - 【請求項４】請求項１記載の自動ドア駆動用リニアモー
タにおいて、一定走行部の永久磁石は、加速部と制動部
との永久磁石より寸法が小さいことを特徴とする自動ド
ア駆動用リニアモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154035A JPH0821151A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 自動ドア駆動用リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154035A JPH0821151A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 自動ドア駆動用リニアモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821151A true JPH0821151A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15575493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6154035A Pending JPH0821151A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 自動ドア駆動用リニアモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821151A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019244209A1 (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 三菱電機株式会社 | リニアモータの固定子、リニアモータ及びリニアモータシステム |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6154035A patent/JPH0821151A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019244209A1 (ja) * | 2018-06-18 | 2019-12-26 | 三菱電機株式会社 | リニアモータの固定子、リニアモータ及びリニアモータシステム |
| CN112335161A (zh) * | 2018-06-18 | 2021-02-05 | 三菱电机株式会社 | 线性电动机的固定件、线性电动机及线性电动机系统 |
| CN112335161B (zh) * | 2018-06-18 | 2021-10-29 | 三菱电机株式会社 | 线性电动机的固定件、线性电动机及线性电动机系统 |
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