JP2000238403A - 複写防止印刷物 - Google Patents

複写防止印刷物

Info

Publication number
JP2000238403A
JP2000238403A JP4794199A JP4794199A JP2000238403A JP 2000238403 A JP2000238403 A JP 2000238403A JP 4794199 A JP4794199 A JP 4794199A JP 4794199 A JP4794199 A JP 4794199A JP 2000238403 A JP2000238403 A JP 2000238403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copy
printed matter
line
line segments
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4794199A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Kayukawa
哲 粥川
Akira Morishita
明 森下
Hideo Nagasawa
秀雄 長澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Kyodo Printing Co Ltd
Priority to JP4794199A priority Critical patent/JP2000238403A/ja
Publication of JP2000238403A publication Critical patent/JP2000238403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写する際の載置角度による影響を受けるこ
となく、複写物であることを容易に識別できる複写防止
印刷物を提供する。 【解決手段】 複写防止印刷物(商品券用紙)100
は、文字情報領域11と、文字情報領域12と、背景領
域13と、による複写防止層10を備えて形成される。
文字情報領域11及び文字情報領域12には、それぞれ
の領域において異なる角度を備える複数の線分が印刷形
成され、背景領域13においては、上述される各領域と
異なる角度を備える万線が印刷形成される。この複写防
止印刷物(商品券用紙)100を複写した際に、何れか
の領域に印刷される線分または万線の方向(角度)が、
複写機の走査方向に対して感知しやすい角度に該当する
ので、該当する領域の線分または万線が暗色系に変色し
て複写される。従って、複写物であることを容易に視認
することができる。また、万線により背景領域13を形
成することで、モノクロ複写機による複写に対しても同
様の効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、特に、デ
ィジタル方式のカラー複写機またはモノクロ複写機を用
いた偽造を防止することができる複写防止印刷物に関
し、小切手、商品券、宝くじや乗車券等の有価証券を該
複写機により複写した場合、それら複写により偽造され
た有価証券に複写物であることの痕跡が明確に顕現され
るようにした複写防止印刷物に関する。
【0002】また、本発明の複写防止印刷物は、ディジ
タル方式に限らずアナログ方式のカラー複写機またはモ
ノクロ複写機による偽造を有効に防止すると共に、近
年、一般公衆による、パーソナルコンピュータ、カラー
プリンタ及びカラースキャナを用いた模造をも有効に防
止することのできる複写防止印刷物に関する。
【0003】
【従来の技術】種々の小切手、商品券、宝くじや乗車券
等の有価証券が流通され、使用されている。これら有価
証券はいうまでもなく高い経済価値を有するため、その
偽造(模造)防止が強く要求され、偽造(模造)防止の
観点から、例えば精密な地紋等を設けているが、近年の
印刷技術の発達により偽造も巧妙になっていたり、ま
た、カラー複写機の高性能化(ディジタル方式化)や低
価格化により一般公衆が該複写機を容易に入手しやすく
なってきていることから、該複写機により有価証券を複
写するだけで容易に偽造されたり、さらに、パーソナル
コンピュータ、カラープリンタ及びカラースキャナ等の
高性能化や低価格化により、有価証券をカラースキャナ
で読み取り、パーソナルコンピュータ上で色補正し、そ
の色補正した内容をカラープリンタで出力することで、
より実物に近い模造品が製造できるようになってきてい
ることから、より適切な偽造(模造)防止処理を施した
複写防止印刷物(有価証券)が要求されている。
【0004】さらに、従来の複写防止印刷物は、肉眼に
よる真贋の判断は、該印刷物に印刷された複雑な模様等
の再現性等を確認することにより判定していたが、判定
をする者の経験に頼って偽造(模造)品であるか否かを
判断する場合が少なくないため、その結果、従来の複写
防止印刷物においては、印刷物が正当な印刷物であるか
否かの判断が、一般公衆には困難であるという問題点も
有している。
【0005】本発明は、適切に正当な有価証券であるこ
とを一般公衆が目視により容易に判別でき、ディジタル
方式、アナログ方式を問わずカラー複写機による偽造が
困難であるとともに、パーソナルコンピュータ、カラー
プリンタ及びスキャナを用いた模造を有効に防止できる
複写防止印刷物を提供することを目的とする。
【0006】例えば、従来の複写防止印刷物として、実
公昭59−23023号公報に開示されているように、
複数の万線群を組み合わせることにより得られる暗証パ
ターンの一つの万線群を、複写機の走査方向に対して9
0°から135°の範囲内となるように配置し、他方の
万線群を上記と異なる角度となるように配置し、該複数
の万線群を構成する各万線を複写機が再現可能な細いも
の、あるいは、これより僅かに太いものとすることによ
って、複写した際に、複写機の走査方向と特定の角度に
位置する暗証パターンの何れかが強調して濃く複写再現
され、偽造物であることを判別できるようにしたもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に示される
複写防止印刷物を、例えば、ディジタル方式のカラー複
写機を用いて複写した場合、該印刷物の暗証パターンで
ある万線群が該複写機の走査方向に対して、感度が高い
角度となるように載置されていれば暗証パターンが強調
して濃く複写再現され、偽造物であることを判別でき
る。
【0008】しかし、該印刷物の万線群が該複写機の走
査方向に対して、感度が高い角度とならないように載置
されると、該印刷物の暗証パターンがそのまま複写され
る可能性があることから、偽造される可能性があり、ま
た、該印刷物が正当な物であるか否かの判断が、一般公
衆には困難であるという問題点が解消されていなかっ
た。
【0009】また、暗証パターンが万線群からなること
から、高性能なパーソナルコンピュータ、カラープリン
タ及びカラースキャナ等を用い、複写防止印刷物をカラ
ースキャナで読み取り、パーソナルコンピュータ上で万
線群を作成または補正し、その作成または補正した内容
をカラープリンタで出力することで、より実物に近い模
造品を製造することができるという問題もあった。
【0010】本発明は、カラー複写機またはモノクロ複
写機(ディジタル方式、アナログ方式)の如何を問わ
ず、また、該複写機の走査方向(角度)に左右されず
に、複写物であることの痕跡が明確に顕現され、また、
パーソナルコンピュータ、カラープリンタ及びカラース
キャナを用いた模造に対しても、カラースキャナで正確
な色調および線分を読み取ることを困難とすることがで
きることから、パーソナルコンピュータ上での作成また
は修正が難しく模造を牽制できる複写防止印刷物を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、少なくとも複数の領域に区
画された複写防止層を備えた複写防止印刷物であって、
複写防止層は、所定の領域が略同一方向に揃えた複数の
線分と、所定の領域を覆う万線とからなることを特徴と
する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、複写防止層は、複数の線分の方向(角度)
と万線の方向(角度)とが異なるように形成されている
ことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、複数の線分は、その隣り合う線分
と平行もしくは千鳥状に配列されていることを特徴とす
る。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか一つに記載の発明において、複数の線分は、そ
の隣り合う線分の長さ(実線長)が同じもしくは異なる
ように形成されていることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか一つに記載の発明において、複数の線分は、該
線分の長さ(実線長)が0.3mm以上であることを特
徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか一つに記載の発明において、複数の領域に区画
された複写防止層は、少なくとも複数の線分からなる区
画を複数備えるとともに、区画毎に複数の線分の方向
(角度)が異なるように形成されていることを特徴とす
る。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
いずれか一つに記載の発明において、複数の領域に区画
された複写防止層は、少なくとも万線からなる区画を複
数備えるとともに、区画毎に万線の方向(角度)が異な
るように形成されていることを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか一つに記載の発明において、複写防止層は、該
複写防止層を構成する複数の線分と万線との太さ(線
幅)が0.06mm以上であることを特徴とする。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
いずれか一つに記載の発明において、複数の領域に区画
された複写防止層の反射濃度は、0.7以上であること
を特徴とする。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項1乃至9
のいずれか一つに記載の発明において、複数の領域に区
画された複写防止層は、少なくとも文字、図形、記号ま
たはその組み合わせからなる識別情報を表すように区画
されていることを特徴とする。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項1乃至1
0のいずれか一つに記載の発明において、識別情報は、
区画毎の大きさを変えて区画されていることを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の実施形態である複写防止印刷物について詳細に説明す
る。
【0023】図1は、本発明の第1の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)100を示す概念平面図で
ある。図1に示されるように、本発明の第1の実施形態
である複写防止印刷物(商品券用紙)100は、基材上
に複写防止層10として、複写した際の識別情報となる
文字情報領域11及び文字情報領域12と、背景領域1
3と、が印刷形成されている。
【0024】この文字情報領域11、文字情報領域1
2、及び背景領域13とにより形成される複写防止層1
0は、図1に示されるように、複写防止印刷物(商品券
用紙)100上において一様に観察されることから、肉
眼により識別しにくいように印刷形成されている。
【0025】文字情報領域11は、複写機の走査方向に
対して90°の角度を備えた複数の線分により、例え
ば、「複写無効」といった文字による識別情報が印刷形
成されている。
【0026】文字情報領域12は、複写機の走査方向に
対して0°の角度を備えた複数の線分により、例えば、
「複写無効」といった文字による識別情報が印刷形成さ
れている。
【0027】背景領域13は、複写機の走査方向に対し
て22.5°の角度を備えた万線により、上述される文
字情報領域11及び文字情報領域12に重畳しないよう
に印刷形成されている。
【0028】なお、上述されるように、文字情報領域1
1、文字情報領域12、及び背景領域13のそれぞれに
印刷形成される複数の線分の方向(角度)及び万線の方
向(角度)は、3つの領域において、それぞれ異なる角
度を有して印刷形成されることが望ましい。
【0029】以上のように形成された複写防止層10
は、反射濃度計により測定される反射濃度を0.7以上
で印刷形成されることが望ましい。この理由は、反射濃
度を0.7未満で印刷形成した場合には、十分な変色効
果を得ることができないからである。なお、本発明の複
写防止印刷物において規定された反射濃度の値は、マク
ベス照度計「Macbeth(登録商標) RD91
8」を用い、ブラックフィルタを介して測定した値であ
る。
【0030】また、これらの文字情報領域11,12
は、文字だけに限定されるものでなく、図形や記号、ま
たは、その組み合わせにより形成することも可能である
と同時に、図1に示される位置に限定されるものでな
く、用途に合わせて任意の位置に設けることが可能であ
る。
【0031】図2は、本発明の第1の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)100を複写機の走査方向
に対して0°となる角度で載置して複写した際の複写物
101を示す概念平面図である。
【0032】図2に示されるように、複写物101は、
図1の文字情報領域11及び文字情報領域12において
複数の線分により印刷形成された「複写無効」の文字
が、暗色系に変色して複写され、背景領域13として印
刷形成された万線に関しては、そのままの色調で複写さ
れている。従って、複写物101上には、暗色系に変色
して複写された「複写無効」の文字の痕跡が明瞭に現れ
る。
【0033】これは、文字情報領域11、12にそれぞ
れ印刷形成される複数の線分の方向(角度)が該複写機
の感知しやすい角度として認識されるため、暗色系に変
色して複写され、一方、背景領域13に印刷形成される
万線の方向(角度)は、該複写機の感知しやすい角度で
はないため、そのままの色調で複写されるからである。
【0034】図3は、本発明の第1の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)100を複写機の走査方向
に対して67.5°となる角度で載置して複写した際の
複写物102を示す概念平面図である。
【0035】図3に示されるように、複写物102は、
図1の文字情報領域11及び文字情報領域12として複
数の線分により印刷形成された「複写無効」の文字が、
そのままの色調で複写され、背景領域13として印刷形
成された万線が暗色系に変色して複写再現されている。
従って、複写物102上には、暗色系に変色して複写さ
れた背景領域13の万線により、文字情報領域11及び
文字情報領域12に形成される「複写無効」の文字が白
抜きのような状態で明瞭に現れる。
【0036】これは、背景領域13に印刷形成される万
線の方向(角度)が複写機の感知しやすい角度として認
識されるため、暗色系に変色して複写され、一方、文字
情報領域11及び文字情報領域12にそれぞれ印刷形成
される複数の線分の方向(角度)は、該複写機の感知し
やすい角度でないため、そのままの色調で複写されるか
らである。
【0037】本発明の第1の実施形態によれば、文字情
報領域11、文字情報領域12、及び背景領域13のそ
れぞれに印刷形成される複数の線分の方向(角度)と万
線の方向(角度)とを、3つの領域において、各々異な
る角度で印刷形成することにより、いずれかの領域の線
分の方向(角度)または万線の方向(角度)が、複写機
の感知しやすい角度として認識されるため、複写物にお
いて、該複写機の感知しやすい角度となる領域部分が暗
色系に変色して複写再現される。
【0038】また、背景領域13を万線により印刷形成
することで、カラー複写機に限らず、モノクロ複写機に
おいても同様の効果を得ることができる。
【0039】図4は、本発明の第2の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)200を示す概念平面図で
ある。図4に示されるように、本発明の第2の実施形態
である複写防止印刷物(商品券用紙)200は、本発明
の第1の実施形態と同様に、基材上に複写防止層20と
して、文字情報領域21と、文字情報領域22と、背景
領域23と、が印刷形成されている。
【0040】文字情報領域21は、複写機の走査方向に
対して22.5°の角度を備えた複数の線分により、例
えば、「複写無効」といった文字情報が印刷形成されて
いる。
【0041】文字情報領域22は、複写機の走査方向に
対して0°の角度を備えた複数の線分により、例えば、
「複写無効」といった文字情報が印刷形成されている。
【0042】背景領域23は、複写機の走査方向に対し
て90°の角度を備えた万線により、上述される文字情
報領域21及び文字情報領域22に重畳しないように印
刷形成されている。
【0043】なお、上述される第1の実施形態と同様
に、文字情報領域21、文字情報領域22、及び背景領
域23のそれぞれに印刷形成される複数の線分の方向
(角度)及び万線の方向(角度)は、3つの領域におい
て、それぞれ異なる角度を有して印刷形成されることが
望ましい。
【0044】以上のように形成された複写防止層20
は、上述される第1の実施形態と同様にマクベス反射濃
度計により測定される反射濃度を0.7以上で印刷形成
されることが望ましい。
【0045】図5は、本発明の第2の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)200を複写機の走査方向
に対して0°となる角度で載置して複写した際の複写物
201を示す概念平面図である。
【0046】図5に示されるように、複写物201は、
図4の文字情報領域22に印刷形成された複数の線分と
背景領域23に印刷形成された万線とが、暗色系に変色
して複写され、文字情報領域21として印刷形成された
複数の線分に関しては、そのままの色調で複写されてい
る。従って、複写物201上には、文字情報領域21以
外の領域において暗色系に変色して複写されているた
め、文字情報領域21に印刷形成される「複写無効」の
文字が白抜きのような状態で明瞭に現れる。
【0047】これは、文字情報領域22及び背景領域2
3にそれぞれ印刷形成される複数の線分の方向(角度)
及び万線の方向(角度)が複写機の感知しやすい角度と
して認識されるため、暗色系に変色して複写され、一
方、文字情報領域21に印刷形成される複数の線分の方
向(角度)は、該複写機の感知しやすい角度でないた
め、そのままの色調で複写されるからである。
【0048】図6は、本発明の第2の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)200を複写機の走査方向
に対して67.5°となる角度で載置して複写した際の
複写物202を示す概念平面図である。
【0049】図6に示されるように、複写物202は、
図4の文字情報領域22に印刷形成された複数の線分と
背景領域領域23に印刷形成された万線に関しては、そ
のままの色調で複写され、文字情報領域21として複数
の線分により印刷形成された「複写無効」の文字が暗色
系に変色して複写されている。従って、複写物202上
には、暗色系に変色して複写された「複写無効」の文字
の痕跡が明瞭に現れる。
【0050】これは、文字情報領域21に印刷形成され
る複数の線分の方向(角度)が複写機の感知しやすい角
度として認識されるため、暗色系に変色して複写され、
一方、文字情報領域22及び背景領域23に印刷形成さ
れる複数の線分の方向(角度)及び万線の方向(角度)
は、該複写機の感知しやすい角度でないため、そのまま
の色調で複写されるからである。
【0051】本発明の第2の実施形態によれば、背景領
域23を該複写機の走査方向に対して90°の角度を備
える万線により形成することも可能である。また、それ
ぞれの文字情報領域21,22に印刷形成される複数の
線分の角度も、第1の実施形態のものと異なるように印
刷形成されている。
【0052】また、本発明の第3の実施形態として、背
景領域を複写機の走査方向に対して0°の角度を備える
万線により形成し、2つの文字情報領域をそれぞれ異な
る角度、例えば、複写機の走査方向に対して22.5
°、90°といった角度を備える複数の線分により形成
することも可能である。
【0053】また、本発明の第4の実施形態として、背
景領域を複数の線分により形成し、文字情報領域を万線
により形成することも可能である。この際に用いられる
線分の方向(角度)及び万線の方向(角度)は、上述さ
れる本発明の第1から第3の実施形態において用いられ
る角度により印刷形成されるものである。
【0054】さらに、本発明の第5の実施形態として、
図7に示されるように、複写防止印刷物(商品券用紙)
300の複写防止層30において、文字情報領域31,
32,33のそれぞれの領域の大きさを異なるように形
成することも可能である。
【0055】図7において、例えば、「複写無効」とい
う文字が、一段目に形成される文字の大きさの略2倍で
二段目の「複写無効」という文字を形成し、さらに、三
段目においては、一段目に形成される文字の大きさの略
4倍で印刷形成する。
【0056】この際に、文字情報領域31aは、複写機
の走査方向に対して90°の角度を備える複数の線分に
より形成し、文字情報領域31bは、複写機の走査方向
に対して0°の角度を備える複数の線分により形成し、
文字情報領域31cは、文字情報領域31aと同様に形
成する。文字情報領域32aは、複写機の走査方向に対
して90°の角度を備える複数の線分により形成し、文
字情報領域32bは、複写機の走査方向に対して0°の
角度を備える複数の線分により形成する。さらに、文字
情報領域33は、「複」及び「無」の文字を複写機の走
査方向に対して90°の角度を備える複数の線分により
形成し、「写」及び「効」を複写機の走査方向に対して
0°の角度を備える複数の線分により形成する。背景領
域34は、22.5°の角度を備える万線により印刷形
成する。
【0057】図8は、本発明の第5の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)300を複写機の走査方向
に対して0°の角度で載置して複写した際の複写物30
1の概念平面図である。
【0058】図8に示されるように、背景領域34の万
線は、複写機の感知しやすい角度でないため、そのまま
の色調で複写され、文字情報領域31a,31b,31
c,32a,32b,33に印刷形成された複数の線分
の方向(角度)は、該複写機の感知しやすい角度として
認識されることから、各文字情報領域に印刷形成されれ
る複数の線分は、暗色系に変色して複写される。従っ
て、「複写無効」の文字の痕跡が明瞭に複写物301上
に現れる。
【0059】図9は、本発明の第5の実施形態である複
写防止印刷物(商品券用紙)300を複写機の走査方向
に対して67.5°の角度で載置して複写した際の複写
物302の概念平面図である。
【0060】図9に示されるように、背景領域34に印
刷形成された万線は、複写機の感知しやすい角度として
認識されるため、暗色系に変色して複写され、文字情報
領域31a,31b,31c,32a,32b,33に
印刷形成された複数の線分は、該複写機の感知しやすい
角度でないため、そのままの色調で複写される。従っ
て、「複写無効」の文字が白抜きのような状態で複写物
301上に明瞭に現れる。
【0061】本発明の第5の実施形態によれば、複写し
た際に複写物であることを示す識別情報となる文字情報
領域の大きさを異なるように形成することにより、一見
しただけで複写物であることが識別でき、例えば、お年
寄りが手にした場合でも、文字情報領域が大きく形成さ
れているので、すぐに複写物であることを識別できる。
【0062】また、本発明の第6の実施形態として、図
10に示される複写防止印刷物(商品券用紙)400
は、背景領域を網点により形成したものである。このよ
うに、万線により形成された領域や複数の線分により形
成された領域を網点により形成することも可能である。
【0063】また、本発明の第7の実施形態として、図
11に示される複写防止印刷物(商品券用紙)500
は、印字または書き込み可能な領域として、印字可能領
域54を設けて構成されている。この印字可能領域54
は、例えば、商品券等の場合には、発行会社名や金額、
あるいは発行日等を印刷、あるいは書き込み可能な領域
である。
【0064】上述したように、複写機の走査方向に対し
て、複数に区画された領域の内、所定の領域に印刷形成
される略同一方向に揃えられた複数の線分の方向(角
度)と所定の領域に印刷形成される略同一方向の万線と
の方向(角度)とを異なるように形成する。このことに
より、該複写機の走査方向に対して、任意の角度に複写
防止印刷物を載置して複写した場合でも、何れかの領域
に印刷形成される複数の線分の方向(角度)または万線
の方向(角度)が、複写機の走査方向に対して感知しや
すい角度として認識される。従って、複写防止印刷物の
一部の領域が、該複写機の感知しやすい角度として認識
されるため、暗色系に変色して複写されるので、複写物
であるか否かを肉眼により容易に識別することができ
る。
【0065】次に、上述される各領域において印刷形成
される複数の線分の方向(角度)及び万線の方向(角
度)について説明する。上述される各実施形態における
角度は、以下に示す方法に基づいて規定したものであ
る。
【0066】各領域に印刷形成される線分及び万線の方
向(角度)を規定するためには、どの角度で複写された
際に複写機が感知しやすい角度となるかを認識する必要
がある。従って、異なる角度を備える複数の短い線分に
より形成される円を幾重にも重ねた同心円を複写するこ
とで、全ての角度を網羅した状態で複写機の感知しやす
い角度を検出することができる。
【0067】図12は、表面に幾重もの同心円が描かれ
た印刷物であり、当該印刷物を複写することにより、複
写機の感知しやすい角度を検出するものである。また、
図13には、図12の印刷物を複写した際の複写機の感
知しやすい領域(A〜H)が斜線によって示されてい
る。さらに、図14には、この具体例として、富士ゼロ
ックス(株)製 A−color 936により、図1
2に示される印刷物を複写した際の複写機の感知しやす
い領域が角度で示されている。
【0068】図12に示されるような複数の同心円が印
刷された印刷物を複写すると、複写物の中心から放射線
状に8方向にて複写機の感知しやすい領域が検出され、
この8方向にて検出された領域(A〜H)の角度を図1
4に示す。
【0069】図14に示される角度は、図13において
走査線の走る方向を0°とし、その対抗する位置を18
0°、さらに、上側を90°、下側を−90°として検
出されたものである。なお、領域Eにおける角度は、複
写物上においては1つの領域であるが、角度の表記上2
つの角度として示されている。
【0070】従って、上記検出結果に示される角度の範
囲内で、領域毎に異なる角度(方向)を備える複数の線
分及び万線により複写防止層を形成することにより、何
れかの領域の線分または万線の方向が、当該複写機の感
知しやすい角度として検知され、感知しやすい角度とし
て検知された領域は、複写物上において暗色系に変色し
て複写され、それ以外の領域は、そのままの色調で複写
されるので、暗色系に変色した部分が明確に顕現され、
複写物であることを容易に視認することができる。
【0071】図15は、複数の線分の配列状態を示す一
実施例の拡大図である。図15に示されるように、線分
は、長さを示す実線長と幅を示す線幅とにより、線分の
長さおよび線分の幅が規定される。また、長さ方向に隣
り合う線分との距離を示す空幅と幅方向に隣り合う線分
との距離を示すピッチとにより、隣り合うう線分の形成
されない領域が規定される。
【0072】図15(A)においては、線分が幅方向に
隣り合う線分と千鳥状に配列され、図15(B)におい
ては、線分が隣り合う線分と同調するように配列され、
さらに、図15(C)においては、長さ方向に隣り合う
線分の実線長a,bが異なる状態で配列されている様子
が示されている。
【0073】上述される実線長、線幅、空幅、ピッチの
それぞれは、複写防止印刷物の総面積と印刷される全て
の線分の面積とにより求められる面積率に応じて各種設
定可能である。
【0074】〈具体例〉以下に示される具体例を参照し
て、本発明に係る複写防止印刷物を説明する。
【0075】以下に示すようなインキを用いて、図1に
示される本発明の第1の実施形態である複写防止印刷物
100の複写防止層10をオフセット印刷により印刷形
成した。
【0076】使用インキ 複写防止層10用オフセットインキ 大日本インキ化学工業(株)製オフセットインキ DIC Part II 2426(商品名) 紫色
【0077】上記印刷インキを用いて複写防止印刷物
(商品券用紙)100の複写防止層10の文字情報領域
11及び文字情報領域12の線分の方向(角度)を図1
4に示すような方向(角度)とし、線分の長さ(実線
長)および太さ(線幅)を変化させた場合、その線分の
長さ(実線長)および太さ(線幅)によって、複写機で
複写し、複写防止層10の各領域がどのように複写され
るかを図16に示す。
【0078】なお、複写防止層10は、それぞれ面積率
が20%となるように複数の線分及び万線の密度を調整
し、目視により、各サンプルがほぼ一様に視認されるよ
うに各領域の複数の線分及び万線を配置した。図16に
示される4段階の評価は、以下の基準により示したもの
である。
【0079】×:カラー複写機の走査方向に対して、複
写防止層10の角度を変えても、各領域は、そのままの
色調で複写され、走査方向によらず複写防止効果が得ら
れなかった。 △:カラー複写機の走査方向に対して複写防止層10の
角度を変えることにより、紫色の複写防止層10を構成
する文字情報領域11及び文字情報領域12が若干暗色
系に変色し、走査方向によっては複写防止効果が得られ
た。 ○:カラー複写機の走査方向に対して複写防止層10の
角度を変えることにより、紫色の複写防止層10を構成
する文字情報領域11及び文字情報領域12が暗色系に
変色し、走査方向によっては複写防止効果が得られた。 ◎:カラー複写機の走査方向に対して複写防止層10の
角度を変えなくとも、紫色の複写防止層10を構成する
文字情報領域11及び文字情報領域12が暗色系に変色
して複写され、走査方向によらず複写防止効果が得られ
た。
【0080】図16によれば、複写防止層10を構成す
る文字情報領域11及び文字情報領域12の線分の長さ
(実線長)および太さ(線幅)によって、例えば、線分
の長さ(実線長)を0.4mm以上とした場合、太さ
(線幅)を0.08mm以上とした場合、少なくとも紫
色の複写防止層10を構成する文字情報領域11及び文
字情報領域12が暗色系に変色して複写され、複写防止
効果を得られることが確かめられた。
【0081】この時、文字情報領域11及び文字情報領
域12の線分の長さおよび太さが同じであるにも係わら
ず、一部が暗色系に変色し、また、一部が消失すること
が確かめられた。
【0082】従って、複写防止層10を構成する文字情
報領域11及び文字情報領域12の線分の長さ(実線
長)および太さ(線幅)によって、カラー複写機で複写
した際、そのカラー複写機の走査方向によっては、文字
情報領域11及び文字情報領域12が暗色系に変色して
複写され、また、線分の長さ(実線長)および太さ(線
幅)を或る一定以上とすることで、カラー複写機の走査
方向に依存せずに、文字情報領域11及び文字情報領域
12が暗色系に変色して複写され、複写防止効果を得ら
れることが確かめられた。
【0083】なお、上述される実施形態は、本発明の好
適な実施形態を示すものであり、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変形実施することが可能であ
る。
【0084】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の複写防止印刷物によれば、複写防止層が上述した構成
となっているので、単に複写機により複写防止印刷物を
複写するだけで容易に偽造されることはなく、また、複
写防止印刷物をカラースキャナで読み取り、パーソナル
コンピュータ上で補正し、その補正した内容をカラープ
リンタで出力することで、より実物に近い偽造品(模造
品)を製造しようとしても、カラースキャナで正確に複
写防止印刷物が読み取れないことから、より適切な偽造
(模造)防止方法を提供することができる。
【0085】また、従来の複写防止印刷物においては、
肉眼による真贋の判断は、当該印刷物に印刷された複雑
な模様等の再現性等を確認することにより判定していた
が、判定をする者の経験に頼って偽造品(模造品)であ
るか否かを判断する場合が少なくないため、その結果、
従来の複写防止印刷物においては、その印刷物が正当な
印刷物であるか否かの判断が、一般公衆には困難であっ
たが、本発明の複写防止印刷物によれば、複写防止層を
構成する複数の領域の一部の領域が暗色系に変色し、ま
た、一部の領域が消失して複写されることにより、複写
物上にて複写物であることを示す文字情報が肉眼により
認識できるので、真贋の判断を容易に行うことができ
る。
【0086】さらに、本発明の複写防止印刷物によれ
ば、複数に区画された領域内のいずれかの領域において
万線を印刷形成することにより、カラー複写機だけでな
く、モノクロ複写機にて複写された場合においても、該
複写機による万線部分の感度が高くなるので、カラー複
写機にて複写した場合と同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である複写防止印刷物
を示す概念平面図である。
【図2】図1の複写防止印刷物を任意の角度で複写した
複写物の第1の概念平面図である。
【図3】図1の複写防止印刷物を任意の角度で複写した
複写物の第2の概念平面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態である複写防止印刷物
を示す概念平面図である。
【図5】図4の複写防止印刷物を任意の角度で複写した
複写物の第1の概念平面図である。
【図6】図4の複写防止印刷物を任意の角度で複写した
複写物の第2の概念平面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態である複写防止印刷物
を示す概念平面図である。
【図8】図7の複写防止印刷物を任意の角度で複写した
複写物の第1の概念平面図である。
【図9】図7の複写防止印刷物を任意の角度で複写した
複写物の第2の概念平面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態である複写防止印刷
物を示す概念平面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態である複写防止印刷
物を示す概念平面図である。
【図12】同心円が印刷された印刷物の概念平面図であ
る。
【図13】図12の印刷物を複写した際の複写機の感知
しやすい領域を示す概念図である。
【図14】図13の感知しやすい角度を示した表であ
る。
【図15】複数の線分の配列状態を示す拡大図である。
【図16】本発明の実施形態である複写防止印刷物のコ
ピー効果を示す表である。
【符号の説明】
10 複写防止層 11、12 文字情報領域 13 背景領域 100 複写防止印刷物
フロントページの続き (72)発明者 長澤 秀雄 東京都文京区小石川四丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HA04 HB10 2H113 AA06 BA05 BB02 BB22 CA39 CA40 CA44 EA01 EA06 EA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の領域に区画された複写
    防止層を備えた複写防止印刷物であって、 前記複写防止層は、 所定の領域が略同一方向に揃えた複数の線分と、 所定の領域を覆う万線とからなることを特徴とする複写
    防止印刷物。
  2. 【請求項2】 前記複写防止層は、 前記複数の線分の方向(角度)と前記万線の方向(角
    度)とが異なるように形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の複写防止印刷物。
  3. 【請求項3】 前記複数の線分は、その隣り合う線分と
    平行もしくは千鳥状に配列されていることを特徴とする
    請求項1または2記載の複写防止印刷物。
  4. 【請求項4】 前記複数の線分は、その隣り合う線分の
    長さ(実線長)が同じもしくは異なるように形成されて
    いることを特徴とする請求項1及至3のいずれか一つに
    記載の複写防止印刷物。
  5. 【請求項5】 前記複数の線分は、該線分の長さ(実線
    長)が0.3mm以上であることを特徴とする請求項1
    及至4のいずれか一つに記載の複写防止印刷物。
  6. 【請求項6】 前記複数の領域に区画された複写防止層
    は、少なくとも前記複数の線分からなる区画を複数備え
    るとともに、 前記区画毎に前記複数の線分の方向(角度)が異なるよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか一つに記載の複写防止印刷物。
  7. 【請求項7】 前記複数の領域に区画された複写防止層
    は、少なくとも前記万線からなる区画を複数備えるとと
    もに、 前記区画毎に前記万線の方向(角度)が異なるように形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    か一つに記載の複写防止印刷物。
  8. 【請求項8】 前記複写防止層は、該複写防止層を構成
    する前記複数の線分と前記万線との太さ(線幅)が0.
    06mm以上であることを特徴とする請求項1及至7の
    いずれか一つに記載の複写防止印刷物。
  9. 【請求項9】 前記複数の領域に区画された複写防止層
    の反射濃度は、0.7以上であることを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか一つに記載の複写防止印刷物。
  10. 【請求項10】 前記複数の領域に区画された複写防止
    層は、少なくとも文字、図形、記号またはその組み合わ
    せからなる識別情報を表すように区画されていることを
    特徴とする請求項1乃至9のいずれか一つに記載の複写
    防止印刷物。
  11. 【請求項11】 前記識別情報は、区画毎の大きさを変
    えて区画されていることを特徴とする請求項1乃至10
    のいずれか一つに記載の複写防止印刷物。
JP4794199A 1999-02-25 1999-02-25 複写防止印刷物 Pending JP2000238403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4794199A JP2000238403A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 複写防止印刷物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4794199A JP2000238403A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 複写防止印刷物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000238403A true JP2000238403A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12789406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4794199A Pending JP2000238403A (ja) 1999-02-25 1999-02-25 複写防止印刷物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000238403A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5479507A (en) Copy indicating security device
EP0642933B1 (en) Printed matter and printing method
US7367593B2 (en) Security documents and a method and apparatus for printing and authenticating such documents
JP3909238B2 (ja) マイクロパターンを有する印刷物
JPWO2001094122A1 (ja) 真偽判別可能な印刷物及びその作製方法
JP4415542B2 (ja) 潜像を有する印刷物およびその顕像化方法
JP2001130125A (ja) 偽造防止構造を有する凹版印刷物、判別方法及び判別具
JP3495822B2 (ja) 複写防止印刷物
JPH11291610A (ja) 凹版潜像及び該潜像の作成方法
JP3495829B2 (ja) 複写防止印刷物およびその製造方法
JP2000203147A (ja) 偽造防止印刷物とその作製方法
JP4595068B2 (ja) 真偽判別可能な印刷物
JP2000238403A (ja) 複写防止印刷物
JP2000158792A (ja) 複写防止印刷物
JPH10278408A (ja) 複写防止印刷物
JP2005171429A (ja) 透かし入り用紙
JP2021011098A (ja) 複写防止用紙及びその製造方法
JP3079156U (ja) 偽造防止帳票
JP7276399B2 (ja) 複写牽制印刷物
JP2004262167A (ja) 偽造防止帳票
JPH088139Y2 (ja) 書類の偽造防止方法および偽造防止用紙
JP2001018516A (ja) 複写防止印刷物
JPH08244389A (ja) 潜像を有する印刷体
GB2312872A (en) An anti-photocopying device comprising a dot pattern
JPH0718876U (ja) 偽造防止印刷物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526