JP2000237959A - スラリー循環供給システム及びこれを備えた研磨システム - Google Patents
スラリー循環供給システム及びこれを備えた研磨システムInfo
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Abstract
て、スラリーの循環、再利用を簡素な構成で達成する。 【解決手段】 新規な研磨スラリーを生成する未使用ス
ラリー供給ユニットと;複数の研磨部において使用済み
の研磨スラリーを再生する再生ユニットと;未使用スラ
リー供給ユニットと再生ユニットから供給される研磨ス
ラリーを貯留するバッファタンクと;バッファタンクに
貯留されている研磨スラリーを、複数の研磨部に対して
各々独立に送り込む複数のポンプとを備える。
Description
被処理部材を研磨する際に使用される研磨スラリーの循
環供給システム及びこれを用いた研磨システムに関す
る。
は、半導体ウエハの表面を高精度に平坦化することが極
めて重要である。ウエハの表面を平坦化する装置とし
て、現在ではCMP装置(化学機械的研磨装置)が広く
使用されている。一般に、CMP装置においては、回転
する研磨パッドと半導体ウエハの間に研磨スラリーを供
給しつつ研磨作業を行う。このような研磨スラリーは高
価であるため、使用済みのスラリーを回収し、回収され
たスラリーを濾過して再利用する方法が既に提案されて
いる。
複数の研磨部(研磨装置本体)を備えた研磨システムが
提案されている。このようなシステムにおいて、研磨ス
ラリーを各研磨部に対して別々に供給し、複数の研磨部
が各々独立して研磨作業を行なうようになっている。こ
のため、一つの研磨部が研磨作業中であっても、他の研
磨部で洗浄やウエハの入れ替え作業を並行して行うこと
が可能になる。
態の異なる複数の研磨部の各々に対して最適な流圧の研
磨スラリーを供給することは困難であった。例えば、単
一のポンプを用いて複数の研磨部にスラリーを供給した
場合には、制御が非常に複雑になる。すなわち、多数の
流量(流圧)センサを配置し、これらセンサの出力に基
づいて、各研磨部の作業状態を常時監視する。そして、
作業状態に応じた適切な流量、流圧の研磨スラリーを各
々の研磨部に供給する必要がある。また、全ての研磨部
に対して研磨スラリーを送り出す大型のポンプを常時稼
働させなければならず、コストの面においても不利とな
る。
たものであり、複数の研磨部を備えた研磨システムにお
いて、スラリーの循環、供給を簡素な構成で達成するこ
とを目的とする。
に、本発明の第1の態様に係るスラリー循環供給システ
ムは、新規な研磨スラリーを生成する未使用スラリー供
給手段と;複数の研磨部において使用済みの研磨スラリ
ーを濾過、再生する再生手段と;未使用スラリー供給手
段と再生手段から供給される研磨スラリーを貯留するバ
ッファ手段と;バッファ手段に貯留されている研磨スラ
リーを、複数の研磨部に対して各々独立に送り込む複数
のポンプとを備えている。
テムは、被処理部材を研磨する複数の研磨部と;新規な
研磨スラリーを生成する未使用スラリー供給手段と;複
数の研磨部において使用済みの研磨スラリーを濾過、再
生する再生手段と;未使用スラリー供給手段と再生手段
から供給される研磨スラリーを貯留するバッファ手段
と;バッファ手段に貯留されている研磨スラリーを、複
数の研磨部に対して各々独立に送り込む複数のポンプと
を備えている。
直前の研磨スラリーをバッファ手段に一旦貯留する。そ
して、各研磨部はバッファ手段に貯留されている研磨ス
ラリーを各々別々に汲み上げて使用する。このため、各
研磨部に研磨スラリーを送り込む大容量のポンプを常時
稼動させる必要がなく、設備費用及びメンテナンスにか
かる費用を削減することが可能となる。すなわち、未使
用スラリー供給手段は、常時又は一定間隔でスラリーを
バッファータンクに供給する容量の小さなポンプを備え
ればよい。また、研磨部毎に研磨スラリーを汲み上げる
ため、各研磨部に供給される研磨スラリーの流量、流圧
の制御が単純化される。
は、未使用スラリー供給手段と再生手段から供給される
研磨スラリーを貯留する供給タンクと、当該貯留された
研磨スラリーを前記バッファ手段に送り込むポンプとを
有する供給手段を更に備える。
該研磨部から排出される使用済みスラリーを回収する複
数の回収用配管と;回収用配管によって回収された使用
済みスラリーを廃棄する廃棄手段と;回収用配管によっ
て回収された使用済みスラリーを再生手段に送り込む
か、廃棄手段に送り込むかを切り替える流路切替手段と
を更に備えることが好ましい。
との間に連結され、バッファ手段において基準容量を超
える研磨スラリーを再生手段に導くオーバーフロー配管
を備える。また、再生手段において基準容量を超える研
磨スラリーを破棄する廃棄用配管を備える。このような
オーバーフロー配管を設けることにより、バッファ手段
や再生手段に貯留されている研磨スラリーの量が自動的
に調整されため、特別なセンサを設ける必要がなく、シ
ステム構成の簡素化に貢献する。
て実施例を用いて説明する。以下に示す実施例は、半導
体ウエハの表面を研磨するCMPシステムに本発明の技
術的思想を適用したものである。なお、本発明は、半導
体ウエハの研磨以外にも、磁気ディスクやガラス基板等
の種々の試料の研磨に適用できることは言うまでもな
い。
システムの全体構成を示す。本実施例のCMPシステム
は、CMP装置ユニット12と、新規なスラリーを供給
する未使用スラリー供給ユニット14と、CMP装置ユ
ニット12において使用された研磨スラリーを濾過、再
生する再生ユニット20と、研磨スラリー及び洗浄液を
廃棄するドレイン24と、未使用スラリー供給ユニット
14及び再生ユニット20から供給されるスラリーを貯
留するバッファタンク26とを備えている。
では3つ)の研磨部12a,12b,12cと、各研磨
部に接続されたポンプ28a,28b,28cとを備え
ている。各研磨部12a,12b,12cは、研磨スラ
リーを使用して半導体ウエハの表面研磨を行う。各研磨
部の動作は、独立に制御されている。ポンプ28a,2
8b,28cは、対応する研磨部(12a,12b,1
2c)に対して必要量の研磨スラリーを供給する。
作は、各々独立に制御されており、各研磨部12a,1
2b,12cが、別々のタイミングで作業を行うことが
できる。すなわち、1つの研磨部が研磨作業をしている
間に、他の研磨部で洗浄作業を行うことができる。各研
磨部12a,12b,12cには、また、洗浄液供給管
35が接続され、研磨作業終了後のウエハ及び研磨装置
(パッド、試料台など)を洗浄するための純水が供給さ
れるようになっている。また、洗浄液供給管35と各研
磨部12a,12b,12cとの間にはバルブ27a、
27b、27cが設けられている。
レイン24と再生ユニット20に接続された回収用配管
29a,29b,29cが各々接続されている。そし
て、研磨部12a,12b,12cから排出された研磨
スラリーや洗浄液は、回収用配管29a,29b,29
cを介して、ドレイン24又は再生ユニット20に供給
される。ドレイン24に供給されるのは、研磨部12
a,12b,12cを純水にて洗浄した直後の排出スラ
リー等、適正濃度にないスラリー及び洗浄液であり、そ
のまま廃棄される。他方、再生ユニット20に供給され
るのは、適正濃度にある再生可能な研磨スラリーであ
る。
ット20との間の回収用配管29a,29b,29c上
には、バルブ33a,33b,33cが設けられてい
る。また、研磨部12a,12b,12cとドレイン2
4との間の回収用配管29a,29b,29c上には、
バルブ33d,33e,33fが設けられている。そし
て、これらのバルブ33a,33b,33c,33d,
33e,33fを開閉制御することによって、各研磨部
12a,12b,12cから排出される液(スラリー、
純水)の流路を、再生ユニット20側とドレイン24側
との間で切り替えるようになっている。
cは、個別のCMP装置としてもよく、所謂マルチヘッ
ド型のCMP装置としても良い。マルチヘッド型のCM
P装置としては、例えば、特開平9−174420や特
開平9−186117に示されているものがある。ま
た、個別のCMP装置としては、後述する図4に示され
ているものがある。
用スラリー貯留タンク14aと、ポンプ14bとを備え
ている。未使用スラリー貯留タンク14aには、所定の
濃度の未使用スラリーが貯留されている。ポンプ14b
は、常時又は定期的に未使用研磨スラリーを、配管14
cを介してバッファタンク26に供給する構成である。
このため、ポンプ14bの制御は極めて単純であり(常
時運転又は一定間隔の間欠運転)、且つ、比較的小さな
容量のものを使用することができる。
ポンプ20bとバルブ20cを備える。再生タンク20
aには、研磨部12a,12b,12cから排出された
使用済み研磨スラリーが回収用配管29a,29b,2
9cを介して供給される。再生タンク20aに供給され
た使用済み研磨スラリーは、フィルターによって濾過さ
れた後、ポンプ20bにより、配管20fを介してバッ
ファタンク26に供給される。
dと、オーバーフロー管20eが接続されている。廃棄
管20dは、再生タンク20aのメンテナンス時や洗浄
作業の時に、当該タンク20aを空にするために使用さ
れる。オーバーフロー管20eはドレイン24に接続さ
れており、フィルターの目詰まりなどで再生タンク20
aがオーバーフローしそうな場合に、当該未濾過のスラ
リーを廃棄する。なお、再生ユニット20の詳細な構成
は後述の第2の実施例と同様である。
供給ユニット14から供給される新規なスラリーと再生
ユニット20から供給される濾過後の再生スラリーが供
給される。バッファタンク26に貯留された研磨スラリ
ーは、配管25a,25b,25cを介して研磨部12
a,12b,12cに供給される。各研磨部12a,1
2b,12cへのスラリーの供給は、ポンプ28a,2
8b,28cによって行われる。バッファタンク26に
は、メンテナンス時や洗浄作業の時に当該タンク26を
空にするのに使用される廃棄管26cが接続されてい
る。
フロー配管26dが接続され、バッファタンク26にお
いて基準容量を超える研磨スラリーを当該配管26dを
介して再生ユニット20に戻すようになっている。本実
施例においては、未使用スラリー供給ユニット14か
ら、バッファタンク26に対して、常時又は一定間隔で
研磨スラリーが供給される。このため、研磨部側の負荷
が小さいとき、すなわち、研磨中の研磨部が少ないとき
には、研磨部側に供給されるスラリーの量よりもバッフ
ァタンク26に流入するスラリーの量の方が多くなる。
そこで、バッファタンク26において基準容量を超える
研磨スラリーを再生ユニット20に戻して、再び循環さ
せる。このような構成により、バッファタンク26のス
ラリー残量をモニターしたり、ポンプ14bを微妙に調
整するというような複雑な制御を行う必要がない。
第1実施例に係る研磨システムにおける標準的な(全て
の研磨部12a,12b,12cが研磨中の)研磨スラ
リーの流れを太線で示す。図示のように、未使用スラリ
ー貯留タンク14aに貯留された新規な研磨スラリー
が、ポンプ14bにより、配管14cを介してバッファ
タンク26に供給される。バッファタンク26からは、
研磨スラリーが配管25a,25b,25cを介して研
磨部12a,12b,12cに供給される。研磨部12
a,12b,12cへのスラリーの供給は、ポンプ28
a,28b,28cの独立した動作によって行われる。
た使用済み研磨スラリーは、回収用配管29a,29
b,29cを介して再生ユニット20の再生タンク20
aに供給される。再生タンク20aでは、使用済みの研
磨スラリーを濾過し、ポンプ20bにより、配管20f
を介してバッファタンク26に送り込む。バッファタン
ク26では、再生タンク20aから供給される再生スラ
リーと、未使用スラリー貯留タンク14aから供給され
る新規なスラリーを貯留する。
いては、研磨スラリーを一旦バッファタンク26に貯留
した後に、研磨部12a,12b,12cに供給してい
る。このため、未使用スラリー供給ユニット14のポン
プ14bは、常時又は一定間隔でスラリーをバッファー
タンク26に供給ればよく、複雑な制御を必要とせず、
また、容量の小さなポンプを使用できる。更に、バッフ
ァタンク26にオーバーフロー配管26dを備え、基準
容量を超える分のスラリーを再循環しているため、スラ
リーの循環制御を簡素化できる。すなわち、バッファタ
ンク26において、センサによってスラリーの残量を計
測し、これに基づいてポンプの出力を調整するというよ
うな制御を行う必要がない。
Pシステムの全体構成を示す。本実施例のCMPシステ
ムは、CMP装置ユニット12と、新規なスラリーを供
給する未使用スラリー供給ユニット14と、CMP装置
ユニット12において使用された研磨スラリーを濾過、
再生する再生ユニット20と、研磨スラリーを廃棄する
ドレイン24と、CMP装置ユニット12に供給される
直前の研磨スラリーを貯留するバッファタンク26と、
未使用スラリー供給ユニット14及び再生ユニット20
から供給されるスラリーをバッファタンク26に送り込
む供給ユニット18とを備えている。なお、上記第1の
実施例と同一又は対応する構成要素については、同一の
符号を付し、重複した説明は省略する。
では3つ)の研磨部12a,12b,12cと、各研磨
部に接続されたポンプ28a,28b,28cとを備え
ている。各研磨部12a,12b,12cは、研磨スラ
リーを使用して半導体ウエハの表面研磨を行う。研磨部
12a,12b,12c及びポンプ28a,28b,2
8cの動作は、独立に制御されている。
浄液供給管35が接続され、研磨作業終了後のウエハ及
び研磨装置(パッド、試料台など)を洗浄するための純
水が供給されるようになっている。各研磨部12a,1
2b,12cには、ドレイン24と再生ユニット20に
接続された回収用配管29a,29b,29cが各々接
続されている。そして、研磨部12a,12b,12c
から排出された研磨スラリーや洗浄液は、回収用配管2
9a,29b,29cを介して、ドレイン24又は再生
ユニット20に供給される。
a,25b,25cと、各研磨部12a,12b,12
cとの間にはバルブ27d,27e,27fが設けられ
ている。また、洗浄液供給管35と各研磨部12a,1
2b,12cとの間にはバルブ27a,27b,27c
が設けられている。研磨部12a,12b,12cと再
生ユニット20との間の回収用配管29a,29b,2
9c上には、バルブ33a,33b,33cが設けられ
ている。
レイン24との間の回収用配管29a,29b,29c
上には、バルブ33d,33e,33fが設けられてい
る。そして、これらのバルブ33a,33b,33c,
33d,33e,33fを開閉制御することによって、
各研磨部12a,12b,12cから排出される液(ス
ラリー、純水)の流路を、再生ユニット20側とドレイ
ン24側との間で切り替えるようになっている。なお、
各研磨部12a,12b,12cの詳細な構成について
は後述する(図4)。
度のスラリー原液を貯留する原液タンク37aと、ポン
プ37cによって原液タンク37から供給されるスラリ
ー原液を純水等の希釈液と混合し、適正濃度にするため
の混合タンク37bとを備えている。混合タンク37b
で混合された適正濃度の新規スラリーは、ポンプ14b
により、配管39を介して供給ユニット18に送り込ま
れる。
ユニット14の配管39と再生ユニットからの配管43
とに接続された供給タンク18aと、ポンプ18bと、
フィルタ18cとを備えている。供給タンク18aは、
混合タンク37bから供給される未使用スラリーと、再
生ユニット20から供給される濾過後の再生スラリーを
貯留する。ポンプ18bは、供給タンク18a内のスラ
リーを配管41を介してバッファタンク26に送り込
む。フィルタ18cは、バッファタンク26に供給され
る直前の研磨スラリーを濾過する。
置(ヒータ)及び冷却装置(冷却パイプ及びチラー)が
装備され、バッファタンク26に供給される研磨スラリ
ーの温度を制御するようになっている。また、プロペラ
とモータとから構成される攪拌手段によって、供給タン
ク18a内のスラリーを攪拌し、沈殿を防ぐようにする
こともできる。供給タンク18aには、当該タンク内の
スラリーの量を計測する重量センサ18fが設けられて
いる。センサ18fによる検出の結果、供給タンク18
a内のスラリーが所定量以下になると、ポンプ14bを
駆動させることにより、未使用スラリー供給ユニット1
4から新規スラリーが供給される。
ンク18a内の研磨スラリーを、配管41を介してバッ
ファタンク26に供給する構成である。このため、当該
ポンプ18bの制御は極めて単純であり(常時運転又は
一定間隔の間欠運転)、且つ、比較的小さな容量のもの
を使用することができる。供給タンク18aには、廃棄
管18dとバルブ18eが接続され、当該タンクのメン
テナンス時や洗浄作業の時に、内部に貯留しているスラ
リーをドレイン24に送り込むようになっている。
と、ポンプ20bと、バルブ20cとを備えている。再
生タンク20aには、研磨部12a,12b,12cか
ら排出された使用済み研磨スラリーが回収用配管29
a,29b,29cを介して供給される。再生タンク2
0aに供給された使用済み研磨スラリーは、フィルター
によって濾過された後、ポンプ20bにより、配管43
を介して供給タンク18aに供給される。
dと、オーバーフロー管20eが接続されている。廃棄
管20dはドレイン24に接続されており、再生タンク
20aのメンテナンス時や洗浄作業の時に、当該タンク
20aを空にするために使用される。オーバーフロー管
20eもまたドレイン24に接続されており、フィルタ
ーの目詰まりなどで、再生タンク20aにおいて基準容
量を超える濾過前の使用済みスラリーを廃棄するように
なっている。なお、再生ユニット20の詳細な構成につ
いては後述する(図5)。
供給ユニット14から供給される新規なスラリーと再生
ユニット20から供給される濾過後の再生スラリーが供
給される。バッファタンク26に貯留された研磨スラリ
ーは、配管25a,25b,25cを介して研磨部12
a,12b,12cに供給される。各研磨部12a,1
2b,12cへのスラリーの供給は、ポンプ28a,2
8b,28cによって行われる。バッファタンク26に
は、メンテナンス時や洗浄作業の時に当該タンク26を
空にするための廃棄管26c及びバルブ26bが接続さ
れている。
フロー配管26dが接続され、バッファタンク26にお
いて基準容量を超える研磨スラリーを当該配管26dを
介して再生ユニット20に戻すようになっている。この
ような構成により、バッファタンク26のスラリー残量
をモニターしたり、ポンプ18bを微妙に調整するとい
うような複雑な制御を行う必要がない。
す。なお、他の研磨部12b,12cも同一の構造であ
るため説明を省略する。研磨部12aは、研磨定盤62
と、研磨定盤62の下面に取り付けられた研磨パッド6
8と、研磨定盤62と研磨パッド68との間に配置され
た弾性部材66と、ウエハテーブル32と、ウエハ保持
部34と、ウエハ80をウエハ保持部34上で固定する
リテーナ78とを備えている。
テープ等によって研磨定盤62に固定される。研磨パッ
ド68も同様にリング状に成形され、内周リング70
と、外周リング74と、ボルト72、76によって研磨
定盤62の底面に張り上げ固定される。ウエハ保持部3
4は、ウエハテーブル32上に回転可能に取り付けられ
ている。
ウエハ保持部34は、各々回転軸A−A’,B−B’,
C−C’を中心に回転するように構成されている。研磨
定盤62の中心軸には、スラリー供給孔64が形成され
ており、このスラリー供給孔64を通って研磨スラリー
が研磨パッド68とウエハ80との間に供給されるよう
になっている。この実施例における各研磨部は、複数の
ウエハ保持部を備え、一度に複数のウエハを研磨できる
個別のCMP装置であるが、1つのウエハ保持部を備
え、ウエハを1枚ずつ研磨するCMP装置であってもよ
い。また、前述のように1台のマルチヘッド型CMP装
置におけるそれぞれの研磨部であってもよい。
造を示す。再生タンク20a内には、フィルター62を
有するフィルターカートリッジ64が配置される。フィ
ルターカートリッジ64は、フィルター62を保持する
カートリッジ本体66と、本体66を再生タンク20a
内にセットし、更には取り出し易いように設けられたハ
ンドル72とを備えている。
4と、第2フィルター槽76とから構成されている。第
1フィルター槽74には、使用済みスラリーが回収用配
管29a,29b,29cを介して供給される。また、
バッファタンク26をオーバーフローしたスラリーがオ
ーバーフロー配管26dを介して供給される。第2フィ
ルター槽76は、フィルター62により濾過された後の
スラリーを貯留する。第2フィルター槽76は、配管4
3を介して供給タンク18aに連結されている。
8、40が設置されている。センサ38は、フロート式
の下限センサであり、この下限センサ38によってスラ
リーの表面位置を検出したときに、ポンプ20bの運転
(すなわち、再生スラリーの供給タンク18aへの供
給)を停止するようになっている。センサ40は、フロ
ート式の上限センサであり、第2フィルター槽76内の
スラリーのレベルが汲み上げ開始位置に達したことを検
出し、この検出信号により、ポンプ20bの運転を開始
する。
る制御系を示す。本実施例においては、制御部100が
バルブ18e,20c,26b,27a,27b,27
c,27d,27e,27f,33a,33b,33
c,33d,33e,33fと、ポンプ14b,37
c,18b,20b,28a,28b,28cを統括的
に制御する。制御部100には、センサ18f,38,
40が接続されている。センサ18fは供給タンク18
a内のスラリー量を監視しており、前述のようにセンサ
18fの信号にもとづいてポンプ14bの運転を制御
(ON/OFF)している。また、センサ38,40は
再生タンク20a内の再生スラリー量を監視しており、
センサ38,40の信号にもとづいてポンプ20bの運
転を制御(ON/OFF)している。
研磨部12a,12b,12cが研磨中の状態)での研
磨スラリーの流れは、図7の太線で示すようになる。こ
のような作業状態において、制御部100は、バルブ2
7a,27b,27c,33d,33e,33fを閉
じ、バルブ27d,27e,27f,33a,33b,
33cを開放する。そして、ポンプ28a、28b、2
8cを駆動し、適切な量のスラリーを研磨部12a,1
2b,12cに供給する。
た使用済み研磨スラリーは、回収用配管29a,29
b,29cを介して再生ユニット20の再生タンク20
aに供給される。再生タンク20aでは、使用済みの研
磨スラリーを濾過する。制御部100は、更に、センサ
38,40の信号にもとづいてポンプ20bを駆動し、
再生された研磨スラリーを配管43を介して供給タンク
18aに送り込む。供給タンク18aには、また、混合
タンク37bから新規なスラリーが送り込まれる。ポン
プ14bはセンサ18fの信号にもとづいて駆動され
る。供給タンク18aでは、再生タンク20aから供給
される再生スラリーと、未使用スラリー供給ユニット1
4の混合タンク37bから供給される新規なスラリーを
混合し、混合したものをバッファタンク26に供給す
る。このときポンプ18bの運転は前述のように一定間
隔の間欠運転(又は常時運転)でよい。
12cでも研磨作業を行っていない状態での研磨スラリ
ーの循環状態を太線で示す。研磨スラリーは、供給ユニ
ット18、バッファタンク26及び再生ユニット20の
間を配管41,26d,43を介して循環する。これに
より、研磨作業を行っていないときにおいてもバッファ
タンク26に常に一定量のスラリーを貯留できるととも
に、スラリーを循環させることができるので、スラリー
の沈殿を防止することができる。また、この状態におい
ても、ポンプ18bは前述の図7の状態のときと同様に
一定間隔の間欠運転(又は常時運転)でよい。
ンプ18bの運転状態を変更する必要がなく常に同じ制
御内容の運転を続けていればよいので、すなわち、いか
なる作業状態においてもポンプ18bは一定間隔の間欠
運転又は常時運転を行えばよいので、制御系を極めて簡
便なものとすることができる。なお、研磨部の作業状態
に関わらず、ポンプ14bはセンサ18fの信号に基づ
いて、ポンプ20bはセンサ38,40の信号に基づい
て、それぞれ制御されているが、いずれも単純なポンプ
のON/OFF制御だけでよいので、複雑な制御を必要
としない。
使用される再生ユニットの他の例を示す。図9に示す再
生ユニット120は、上述した再生ユニット20を2つ
併設したものである。再生ユニット120は、再生スラ
リーを貯留する第1及び第2の再生タンク124a,1
24bと、研磨部12a,12b,12cから回収され
た使用済みスラリーを第1及び第2の再生タンク124
a,124bに各々導く配管126a,126bとを備
えている。また、この配管126a,126bには、オ
ーバーフロー配管26dも接続されており、前述の実施
例同様にバッファタンク26からオーバーフローしたス
ラリーが戻されるようになっている。
の連結部には、バルブ132aが設けられている。同様
に、配管126bの第2再生タンク124bとの連結部
には、バルブ132bが設けられている。これらのバル
ブ132a,132bは、一方が閉鎖され、他方が開放
されるというように、選択的に開閉制御されるものであ
り、手動バルブ或いは電磁弁が使用できる。
ター162aが配置されている。同様に、第2再生タン
ク124b内部には、フィルター162bが配置されて
いる。これらのフィルター134a,134bとして
は、例えば、100メッシュや200メッシュの粗さの
フィルターを用いることができる。また、フィルター1
62a,162bは、各々、水平に対して約30度の傾
斜をもって配置されている。なお、フィルター162
a、162bは、実際には着脱容易に構成されたカート
リッジ(図示せず)に装着されている。フィルター16
2a、162bを傾斜させることにより、使用済みスラ
リーがフィルター全面に行き渡り易くなり、フィルター
面を有効に利用できるため、フィルターの寿命が延びる
等の効果が期待できる。
124bの上部は、オーバーフローライン136によっ
て連結されている。そして、一方の再生タンクで濾過作
業を行っている最中に、フィルタで濾過される前の使用
済みスラリーが当該再生タンクにおいて基準容量を超え
そうになった場合に、他方の再生タンクに自動的に流れ
込むようになっている。
ンサー138a、140a、142aが挿入されてい
る。センサ138aは、フロート式の下限センサであ
り、再生タンク124a内のスラリーのレベルが汲み上
げ停止位置に達したことを検出する。そして、この下限
センサ138aによって汲み上げ停止位置を検出したと
きに、ポンプ152の運転を停止するようになってい
る。センサ140aは、フロート式の上限センサであ
り、再生タンク124a内のスラリーのレベルが汲み上
げ開始位置に達したことを検出する。
汲み上げ開始位置を検出したときに、ポンプ152の運
転を開始するようになっている。また、センサ142a
は、オーバーフローセンサであり、再生タンク124a
内のスラリーの上限位置を検出し、スラリーが当該セン
サ142aの位置に達した時点で、警報を発すると共
に、バルブ132a、132bを制御して濾過作業を行
う再生タンクを切り替えるようになっている。
タンク124aと同様に、3つのセンサー138b、1
40b、142bが配置されており、各センサは上述し
たセンサ138a、140a、142aと同様に機能す
る。
配管144aが接続されており、必要に応じて再生タン
ク124a内のスラリーをバルブ148aを介してドレ
イン24へ排出するようになっている。第2再生タンク
も第1再生タンク124aと同様に、ドレイン用配管1
44bが接続されており、必要に応じて再生タンク12
4b内のスラリーをバルブ148bを介してドレイン2
4へ排出するようになっている。
150aの一端が接続されている。再生用配管150a
の多端は、バルブ154a及び逆止弁156aを介して
マグネットタイプのポンプ152に連結されている。そ
して、バルブ154aを開放した状態で、ポンプ152
を駆動することによって、第1再生タンク124a内の
スラリーが汲み上げられるようになっている。
124aと同様に、再生用配管150bの一端が接続さ
れている。再生用配管150bの多端は、バルブ154
b及び逆止弁156bを介してポンプ152に連結され
ている。そして、バルブ154bを開放した状態で、ポ
ンプ152を駆動することによって、第2再生タンク1
24b内のスラリーが汲み上げられるようになってい
る。
棄用配管160が連結されており、通常は、ポンプ15
2によって汲み上げたスラリーを循環用配管158を介
して供給ユニット18(図3)に送り込むようになって
いる。一方、再生タンク124a、124b内のスラリ
ーを空にする場合には、ドレイン用配管144a、14
4bから排出しきれずに再生タンク124a、124b
に残っているスラリーを廃棄用配管160から排出す
る。なお、上述した各配管は、塩化ビニル(例えば、ポ
リプロピレン)等の耐酸性(耐スラリ性)の材料によっ
て製造される。
0においては、まず、第1再生タンク124aを使用す
るために、バルブ132aをオープンにし、バルブ13
2bをクローズにする。これにより、各研磨部12a,
12b,12cから送られる使用済みスラリーが配管1
26aを介して第1再生タンク124aにのみ供給され
る。第1再生タンク124a内に供給された使用済みス
ラリーはフィルター162aの傾斜に沿って流れると同
時に、当該フィルター162aを通過し、濾過されて下
方に落ちていく。
リーの量(レベル)が汲み上げ開始位置に達したことを
上限センサ140aが検知すると、バルブ154aを開
放してポンプ152による再生スラリの汲み上げ動作を
開始する。一方、第1再生タンク124a内のスラリー
の量(レベル)が汲み上げ停止位置に達したことを下限
センサ138aが検知すると、バルブ154aを閉鎖し
てポンプ152による再生スラリの汲み上げ動作を停止
する。
ク124aから汲み上げられた再生スラリーは、循環用
配管158を介して供給ユニット18(図3)に供給さ
れる。このようなスラリーの循環動作の中で、フィルタ
ー134aの目詰まり等の原因によって第1再生タンク
124a内のスラリーの量が増加し続け、オーバーフロ
ーセンサー142aが作動すると、バルブ132aを閉
鎖すると共に、バルブ132bを開放する。ここで、オ
ーバーフローセンサー142aが正常に作動しないか、
フィルター134の目詰まり等によってスラリーの水位
が急激に上昇した場合には、第1再生タンク124aの
スラリーがオーバーフローライン136を介して第2再
生タンク124bに流れ込む。
必要と判断した場合には、バルブ132aを閉鎖すると
共に、バルブ132bを開放することにより、研磨部1
2a,12b,12cから回収される使用済みスラリー
の流路を第2再生タンク124bに切り替える。そし
て、第2再生タンク124bを利用して使用済みスラリ
ーの濾過作業をしている間に、第1再生タンク124a
のフィルター134aの洗浄を行う。この時、第1再生
タンク124a全体を装置から取り外して、当該槽12
4a内を洗浄することもできる。
使用直前の研磨スラリーをバッファ手段に一旦貯留す
る。そして、各研磨部はバッファ手段に貯留されている
研磨スラリーを各々別々に汲み上げて使用する。このた
め、各研磨部に研磨スラリーを送り込む大容量のポンプ
を常時稼動させる必要がなく、設備費用及びメンテナン
スにかかる費用を削減することが可能となる。すなわ
ち、スラリー供給手段には、常時又は一定間隔でスラリ
ーをバッファー手段に供給する容量の小さなポンプを設
けるだけでよい。また、研磨部毎に研磨スラリーを汲み
上げるため、各研磨部に供給される研磨スラリーの流
量、流圧の制御が単純化される。
テムの全体構成を示す概略図である。
ける標準的な(全ての研磨部が研磨中の)研磨スラリー
の流れを示す説明図である。
テムの全体構成を示す概略図である。
用される研磨部の構成を示す側面図(一部断面)であ
る。
す断面図である。
ラリー循環制御系の構成を示すブロック図である。
ける標準的な(全ての研磨部が研磨中の)研磨スラリー
の流れを示す説明図である。
ける他の状態(いずれの研磨部も研磨作業を行っていな
い状態の)研磨スラリーの流れを示す説明図である。
再生ユニットの他の例を示す説明図である。
Claims (14)
- 【請求項1】所定の被処理部材を研磨する複数の研磨部
に対して研磨スラリーを供給するとともに、当該研磨部
において使用された使用済み研磨スラリーを循環させて
再利用に供するスラリー循環供給システムにおいて、 新規な研磨スラリーを生成する未使用スラリー供給手段
と;前記複数の研磨部において使用された使用済み研磨
スラリーを濾過、再生する再生手段と;前記未使用スラ
リー供給手段と前記再生手段から供給される研磨スラリ
ーを貯留するバッファ手段と;前記バッファ手段に貯留
されている研磨スラリーを、前記複数の研磨部に対して
各々独立に送り込む複数の第1ポンプとを備えたことを
特徴とするスラリー循環供給システム。 - 【請求項2】前記未使用スラリー供給手段と再生手段か
ら供給される研磨スラリーを貯留する供給タンクと、当
該貯留された研磨スラリーを前記バッファ手段に送り込
む第2ポンプとを有する供給手段を更に備えたことを特
徴とする請求項1に記載のスラリー循環供給システム。 - 【請求項3】前記供給手段は、更に、前記第2ポンプに
よって送り出される研磨スラリーを濾過するフィルター
を備えていることを特徴とする請求項2に記載のスラリ
ー循環供給システム。 - 【請求項4】前記複数の研磨部の各々に接続され、当該
研磨部から排出される使用済みスラリーを回収する複数
の回収用配管と;前記回収用配管によって回収された使
用済みスラリーを廃棄する廃棄手段と;前記回収用配管
によって回収された使用済みスラリーを前記再生手段に
送り込むか、前記廃棄手段に送り込むかを切り替える流
路切替手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1,
2又は3に記載のスラリー循環供給システム。 - 【請求項5】前記バッファ手段と前記再生手段との間に
接続され、前記バッファ手段において基準容量を超える
研磨スラリーを前記再生手段に導くオーバーフロー配管
を更に備えたことを特徴とする請求項1,2,3又は4
に記載のスラリー循環供給システム。 - 【請求項6】前記再生手段に接続され、当該再生手段に
おいて基準容量を超える研磨スラリーを廃棄する廃棄用
配管を更に備えたことを特徴とする請求項1,2,3,
4又は5に記載のスラリー循環供給システム。 - 【請求項7】半導体ウエハの表面を研磨する複数の研磨
部に対して研磨スラリーを供給するとともに、当該研磨
部において使用された使用済み研磨スラリーを循環させ
て再利用に供するスラリー循環供給システムにおいて、 新規な研磨スラリーを生成する未使用スラリー供給ユニ
ットと;前記複数の研磨部の各々に接続され、当該研磨
部から排出される使用済みスラリーを独立して回収する
複数の回収用配管と;前記回収用配管によって回収され
た使用済み研磨スラリーを濾過、再生する再生ユニット
と;前記未使用スラリー供給ユニットと再生ユニットか
ら供給される研磨スラリーを貯留する供給タンクと、当
該貯留された研磨スラリーを前記研磨部に向かって送り
出すポンプとを有する供給ユニットと;前記供給ユニッ
トと前記再生ユニットから供給される研磨スラリーを貯
留するバッファタンクと;前記バッファタンクに貯留さ
れている研磨スラリーを、前記複数の研磨部に対して各
々独立に送り込む複数のポンプと;前記バッファタンク
と前記再生ユニットの間に連結され、前記バッファタン
クにおいて基準容量を超える研磨スラリーを前記再生ユ
ニットに導くオーバーフロー配管と;前記回収用配管に
よって回収された使用済みスラリーを廃棄する廃棄ユニ
ットと;前記回収用配管によって回収された使用済みス
ラリーを前記再生ユニットに送り込むか、前記廃棄ユニ
ットに送り込むかを切り替える流路切替手段とを備えた
ことを特徴とするスラリー循環供給システム。 - 【請求項8】研磨スラリーを用いて被処理部材を研磨す
るとともに、使用済みの研磨スラリーを循環再利用する
研磨システムにおいて、 前記被処理部材を研磨する複数の研磨部と;新規な研磨
スラリーを生成する未使用スラリー供給手段と;前記複
数の研磨部において使用された使用済み研磨スラリーを
濾過、再生する再生手段と;前記未使用スラリー供給手
段と前記再生手段から供給される研磨スラリーを貯留す
るバッファ手段と;前記バッファ手段に貯留されている
研磨スラリーを、前記複数の研磨部に対して各々独立に
送り込む複数の第1ポンプとを備えたことを特徴とする
研磨システム。 - 【請求項9】前記未使用スラリー供給手段と再生手段か
ら供給される研磨スラリーを貯留する供給タンクと、当
該貯留された研磨スラリーを前記バッファ手段に送り込
む第2ポンプとを有する供給手段を更に備えたことを特
徴とする請求項8に記載の研磨システム。 - 【請求項10】前記供給手段は、更に、前記第2ポンプ
によって送り出される研磨スラリーを濾過するフィルタ
ーを備えていることを特徴とする請求項9に記載の研磨
システム。 - 【請求項11】前記複数の研磨部の各々に接続され、当
該研磨部から排出される使用済みスラリーを回収する複
数の回収用配管と;前記回収用配管によって回収された
使用済みスラリーを廃棄する廃棄手段と;前記回収用配
管によって回収された使用済みスラリーを前記再生手段
に送り込むか、前記廃棄手段に送り込むかを切り替える
流路切替手段とを更に備えたことを特徴とする請求項
8,9又は10に記載の研磨システム。 - 【請求項12】前記バッファ手段と前記再生手段との間
に連結され、前記バッファ手段において基準容量を超え
る研磨スラリーを前記再生手段に導くオーバーフロー配
管を更に備えたことを特徴とする請求項8,9,10又
は11に記載の研磨システム。 - 【請求項13】前記再生手段に接続され、当該再生手段
において基準容量を超える研磨スラリーを廃棄する廃棄
用配管を更に備えたことを特徴とする請求項8,9,1
0,11又は12に記載の研磨システム。 - 【請求項14】研磨スラリーを用いて半導体ウエハの表
面を研磨するとともに、使用済みの研磨スラリーを循環
再利用する研磨システムにおいて、 前記半導体ウエハを研磨する複数の研磨部と;新規な研
磨スラリーを生成する未使用スラリー供給ユニットと;
前記複数の研磨部の各々に接続され、当該研磨部から排
出される使用済みスラリーを独立して回収する複数の回
収用配管と;前記回収用配管によって回収された使用済
み研磨スラリーを濾過、再生する再生ユニットと;前記
未使用スラリー供給ユニットと再生ユニットから供給さ
れる研磨スラリーを貯留する供給タンクと、当該貯留さ
れた研磨スラリーを送り出すポンプとを有する供給ユニ
ットと;前記供給ユニットと前記再生ユニットから供給
される研磨スラリーを貯留するバッファタンクと;前記
バッファタンクに貯留されている研磨スラリーを、前記
複数の研磨部に対して各々独立に送り込む複数のポンプ
と;前記バッファタンクと前記再生ユニットの間に連結
され、前記バッファタンクにおいて基準容量を超える研
磨スラリーを前記再生ユニットに導くオーバーフロー配
管と;前記回収用配管によって回収された使用済みスラ
リーを廃棄する廃棄ユニットと;前記回収用配管によっ
て回収された使用済みスラリーを前記再生ユニットに送
り込むか、前記廃棄ユニットに送り込むかを切り替える
流路切替手段とを備えたことを特徴とする研磨システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012591A JP2000237959A (ja) | 1998-12-25 | 1999-01-21 | スラリー循環供給システム及びこれを備えた研磨システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-369429 | 1998-12-25 | ||
JP36942998 | 1998-12-25 | ||
JP11012591A JP2000237959A (ja) | 1998-12-25 | 1999-01-21 | スラリー循環供給システム及びこれを備えた研磨システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237959A true JP2000237959A (ja) | 2000-09-05 |
JP2000237959A5 JP2000237959A5 (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=26348223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11012591A Pending JP2000237959A (ja) | 1998-12-25 | 1999-01-21 | スラリー循環供給システム及びこれを備えた研磨システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000237959A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7303691B2 (en) | 2005-09-06 | 2007-12-04 | Sumco Techxiv Corporation | Polishing method for semiconductor wafer |
JP2007319948A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Toyoko Kagaku Co Ltd | 研磨用スラリー貯留装置、研磨用スラリー供給装置及び研磨システム |
JP2011173198A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Disco Corp | 混合液供給装置 |
JP2012101328A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 混合比率制御装置および方法、ならびに砥液供給システムおよび方法 |
KR20230120806A (ko) * | 2022-02-10 | 2023-08-17 | 에스케이실트론 주식회사 | 연마용 슬러리 회수장치 및 그 방법 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11012591A patent/JP2000237959A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7303691B2 (en) | 2005-09-06 | 2007-12-04 | Sumco Techxiv Corporation | Polishing method for semiconductor wafer |
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KR102684327B1 (ko) * | 2022-02-10 | 2024-07-11 | 에스케이실트론 주식회사 | 연마용 슬러리 회수장치 및 그 방법 |
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