JP2000237941A - 複合両頭平面研削方法および装置 - Google Patents

複合両頭平面研削方法および装置

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JP2000237941A JP3982999A JP3982999A JP2000237941A JP 2000237941 A JP2000237941 A JP 2000237941A JP 3982999 A JP3982999 A JP 3982999A JP 3982999 A JP3982999 A JP 3982999A JP 2000237941 A JP2000237941 A JP 2000237941A
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Toshiaki Suzawa
俊昭 須沢
Koichi Yamanaka
好一 山中
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの取代の大きさの如何にかかわらず、
ワークの仕上面における優れた平行度と平坦度、さらに
は研削効率を得ることが可能であり、しかも砥石車の研
削砥石面のダメージも小さい両頭平面研削技術を提供す
る。 【解決手段】 砥石車1を切込み送りして行うインフィ
ード研削(図3(a))と、キャリア12の送り動作により
通し送りして行うスルー研削(図3(b))とを順次連続し
て複合的に行うことにより、両砥石車1,2の傾斜角度
θを、ワークWの仕上面に要求される平行度、平坦度あ
るいは研削効率等を慮して最適値に設定することができ
る。両砥石車1,2の傾斜角度θを小さくすることによ
り、ワークWの両面に対してスパークアウト的な作用が
働き、その平行度および平坦度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は両頭平面研削方法
および装置に関し、さらに詳細には、特に工作物の両面
研削において、その取代量が比較的大きい場合に好適に
採用される両頭平面研削技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な両頭平面研削は、図7および図
8に示すように、対向配置されて回転する一対の砥石車
a,b間に、キャリアcの保持ポケットdに保持された
工作物(以下ワークと称する)W,W,…を送りながら
各ワークWの両面Wa,Wbを同時に平面研削する(ス
ルー研削)。eは、研削されるワークWをキャリアcの
保持ポケットdに投入供給するワーク投入部を、またf
は、研削されたワークWをキャリアcの保持ポケットd
から落下回収するワーク回収部をそれぞれ示している。
【0003】この場合、一対の砥石車a,bの平坦な研
削砥石面a1 ,b1 は、図8に示すごとく、ワーク入口
A側で広く、ワーク出口B側で狭くなるように互いに傾
斜して配置されており、これにより、両砥石a,b間に
送り込まれるワークWは、ワーク入口A側からワーク出
口B側へ通過する間に順次所定量ずつ研削されることと
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の両頭平面研削方法においては、以下に述べる
ような問題点があった。
【0005】すなわち、キャリアcは一方向へ連続回転
されて、ワークWが一対の砥石車a,b間にワーク入口
A側からワーク出口B側へ通し送りされる構成であるた
め、両砥石車a,bの傾斜角度θ(図8参照)はワーク
Wの取代の大きさに対応して設定されることとなる。つ
まり、上記傾斜角度θは、ワークWの取代が小さければ
小さく、大きければ大きく設定されることとなる。
【0006】ところで、近時の各種工作部品の多種多様
化から、従来の両頭平面研削技術で想定していた値を越
えた取代を有するワークWについての研削加工のニーズ
が高まるに従い、従来の両頭平面研削方法のように、両
砥石車a,bの傾斜角度θがワークWの取代の大きさに
対応して設定される構成では、傾斜角度θが大きくなり
過ぎて、ワークWの両仕上面Wa,Wbにおける平行度
と平坦度が低下してしまうとともに、研削効率も低下
し、さらには両砥石車a,bの研削砥石面a1 ,b1
偏磨耗によるダメージも大きくなるという問題が生じて
いた。
【0007】この結果、従来の両頭平面研削技術では対
応できないワークWもあり、より広汎なワークWの種類
に対応可能な研削技術の開発が要望されていた。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、ワークの
取代の大きさの如何にかかわらず、ワークの仕上面にお
ける優れた平行度と平坦度、さらには研削効率を得るこ
とが可能であり、しかも砥石車の研削砥石面のダメージ
も小さい両頭平面研削技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決解決するための手段】上記目的を達成する
ため、本発明の両頭平面研削方法は、対向配置されて回
転する一対の砥石車間に工作物を送りながら工作物の両
面を同時に平面研削する研削方法であって、キャリアの
ポケットに保持した工作物を、キャリアの送り動作によ
り前記両砥石車間へ挿入して、砥石車を切込み送りして
インフィード研削を行った後、さらに上記キャリアの送
り動作により上記両砥石車間に通し送りしてスルー研削
を行うことを特徴とする。
【0010】上記インフィード研削は、上記キャリアの
ポケットに保持した工作物が上記両砥石車間における研
削領域の中央付近に到達した時に、上記キャリアを停止
した状態で砥石車を切込み送りして行う方法と、上記キ
ャリアの送り動作を停止することなく、上記キャリアの
ポケットに保持した工作物が上記両砥石車間における研
削領域の中央付近を通過する間に、砥石車を切込み送り
して行う方法とがある。
【0011】また、好適な実施態様として、上記キャリ
アを停止した状態でインフィード研削を行う方法にあっ
ては、上記キャリアの停止時に、上記キャリアのポケッ
トに対する工作物の供給と回収が一つずつまたは複数個
ずつ一括して行われ、一方、上記キャリアを連続的に送
り動作させながらインフィード研削を行う方法にあって
は、上記キャリアの送り動作中に、上記キャリアのポケ
ットに対する工作物の供給と回収が一つずつ行われる。
【0012】本発明の複合両頭平面研削装置は、上記研
削方法を実施する装置であって、対向して回転可能に配
置され、対向する平坦な研削砥石面を有する一対の砥石
車と、これら砥石車を回転駆動する回転駆動手段と、上
記砥石車の少なくとも一方を切込み送りする切込み手段
と、上記両砥石車の研削砥石面間を通過可能に配置さ
れ、工作物が保持するポケットを備えたキャリアと、こ
のキャリアを送り駆動する送り駆動手段と、上記回転駆
動手段、切込み手段および送り駆動手段を相互に連動し
て駆動制御する制御手段とを備えてなり、この制御手段
は、上述した研削方法を実行すべく上記各手段を駆動制
御するように構成されていることを特徴とする。
【0013】本発明の両頭平面研削方法においては、砥
石車を切込み送りして行うインフィード研削と、キャリ
アの送り動作により通し送りして行うスルー研削を順次
連続とを複合的に連続して行うことにより、両砥石車の
傾斜角度を、ワークの取代の大きさの如何にかかわら
ず、ワークの仕上面に要求される平行度、平坦度あるい
は研削効率等を慮して最適値に設定することが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0015】本発明に係る両頭平面研削盤を図1ないし
図3に示し、この両頭平面研削盤は、具体的には、上下
一対の砥石車1,2の回転主軸10,11が垂直に配置
されてなる立軸型であって、後述するように、ワークW
の両表面をインフィード研削とスルー研削を組み合わせ
て同時に研削する複合研削が可能な構成とされている。
【0016】上記両頭平面研削盤は、上記一対の砥石車
1,2、キャリア装置3、ワーク供給装置(ワーク供給
手段)4、ワーク回収装置(ワーク回収手段)5および
制御装置(制御手段)6を主要部として構成されてい
る。
【0017】上記両砥石車1,2はいわゆるカップ型砥
石車であって、その研削砥石面1a,2aがそれぞれ平
坦な平面研削砥石面とされるとともに、互いに対向して
ほぼ平行となるように配されている。
【0018】具体的には、両研削砥石面1a,2aは、
図3に示すように、後述するワーク入口A側で広く、ワ
ークB出口側で狭くなるように互いに所定の傾斜角度θ
をもって傾斜して配置されている。この傾斜角度θは、
スルー研削のためのもので、ワークWの仕上面Wa,W
bに要求される平行度、平坦度あるいは研削効率等を慮
して最適値に設定される。これにより、後述するよう
に、両砥石車1,2間に送り込まれるワークWは、ワー
ク入口側Aから出口側Bへ通過する間に順次所定量ずつ
研削されることとなる。
【0019】両砥石車1,2の回転主軸10,11はそ
れぞれ、具体的には図示しないが、回転駆動手段、例え
ば、歯車機構等の動力伝達機構を介して、回転駆動源で
ある主軸モータに連係されるとともに、切込み手段、例
えば昇降シリンダ等の昇降装置に連係されている。そし
て、これら両砥石車1,2は、それぞれ独立して、回転
駆動と昇降動作が可能とされ、図示の実施形態において
は、上側の砥石車1がワークWに対して切込み送り動作
(下方向)するように構成されている。なお、砥石車の
切込み手段としては、両砥石車1,2の少なくとも一方
に上記昇降装置が設けられていればよい。
【0020】キャリア装置3は、ワークWを保持して、
これを上記上下砥石車1,2間に送込み動作するもの
で、両前記両砥石車1,2の研削砥石面1a,2a間を
通過可能に配置されたキャリア12と、このキャリア1
2を送り駆動する送り駆動部(送り駆動手段)(図示省
略)とを主要部として構成されている。
【0021】キャリア12は、その中心周りに回転する
回転円板の形態とされ、図1および図2に示すように、
このキャリア12の外周部が上記両砥石車1,2の研削
砥石面1a,2a間を通過するように水平状に配されて
いる。また、これに関連して、図2に示すように、キャ
リア12の下側には、キャリア12の下面を摺動案内す
るガイド部15が設けられている。このガイド部15
は、上下砥石車1,2のワーク入口Aとワーク出口Bの
外側において、ワーク供給部Iからワーク入口Aまでの
部位とワーク出口Bからワーク回収部Oの手前境界まで
の部位に配されて、ワーク供給部Iで供給されたワーク
W,W,…が、キャリア12に保持された状態で、上下
砥石車1,2間を経てワーク回収部Oまで円滑に案内さ
れるように構成されている。
【0022】キャリア12は、ステンレス鋼等の金属板
製のもので、上記両砥石車1,2の研削砥石面1a,2
a間の隙間寸法よりも小さい厚さ寸法を有する。このキ
ャリア12の外周部には、ワークWを保持する複数のポ
ケット16,16,…が周方向へ所定の配置関係をもっ
て上下に貫設されている。
【0023】図示の実施形態においては、上記ポケット
16,16,…の具体的な配置関係は、図2に示すよう
に、4つのポケット16,16,…が連続した一組とさ
れるとともに、このようなポケット16,16,…の組
がキャリア12の周方向へ一定の間隔をもって4組(4
等配)設けられている。
【0024】上記キャリア12の回転主軸であるキャリ
ア軸17は、垂直状態で回転支持されるとともに、上記
送り駆動部に駆動連結されている。
【0025】この送り駆動部は、具体的には図示しない
が、サーボモータ等の回転駆動源を備えており、この回
転駆動源は、後述する制御装置6により、キャリア12
をインデックス回転させて、そのポケット16,16,
…の組を所定の位置に割り出すように駆動制御される。
【0026】しかして、送り駆動部の駆動により、キャ
リア12の各組のポケット16,16、…が上記研削砥
石面1a,2aの研削領域Cに間欠的に順次連続して割
り出し回転される。これに関連して、図示しないが、キ
ャリア12とガイド部15には、キャリア12の回転位
置を検出するための回転位置センサが設けられている。
【0027】また、上記研削領域Cに関連した各組のポ
ケット16,16、…の形状寸法および配置寸法は、図
2の平面図を参照して、4つのポケット16,16、…
の回転方向中心位置が上記研削領域Cの周方向中心付近
に位置した状態において、4つのポケット16,16、
…のすべてが上記研削領域C内に収まるように設定され
ている。さらに、一組のポケット16,16、…が研削
領域C内にあるとき、他の二組のポケット16,16、
…のうちの一方がワーク供給部Iにあるとともに、他方
がワーク回収部Oにあるように設定されている。これに
より、インフィード研削が有効に実行されるとともに、
このインフィード研削と並行して、ワークWのローディ
ング(供給)とアンローディング(排出回収)が効率良
く行われる。
【0028】ワーク供給装置4は、ワーク供給部Iに設
けられて、研削されるワークWをキャリア12の4つの
ポケット16、16、…に供給するもので、具体的に
は、キャリア12の上方に投入部4aを有する落下シュ
ートの形態とされており、キャリア12のインデックス
停止時に同期して、4つのワークW,W,…をワーク供
給部Iに位置決め停止された4つのポケット16、1
6、…に同時に一括して投入供給する。
【0029】ワーク回収装置5は、ワーク回収部Oに設
けられて、研削されたワークWをキャリア12の4つの
ポケット16、16、…から回収するもので、具体的に
は、上記ワーク供給部4と同様、キャリア12の下方に
回収部5aを有する落下シュートの形態とされており、
キャリア12のインデックス停止時に、ワーク回収部O
に位置決め停止された4つのポケット16、16、…か
ら4つのワークW,W,…が落下回収される。
【0030】制御装置6は、前記砥石車1,2の回転駆
動手段および切込み手段と、ワーク回収装置5の送り駆
動部を相互に連動して自動制御するもので、具体的に
は、CPU,RAM,ROMおよびI/Oポート等から
なるマイクロコンピュータで構成されている。
【0031】この制御装置6は、上記各構成手段や位置
センサ等に電気的に接続されて、以下に述べる複合両頭
平面研削方法を自動で実行するように、つまり、キャリ
ア12のポケット16,16、…に保持したワークW,
W,…を、キャリア12の送り動作により上下砥石車
1,2間へ挿入して、上側の砥石車1を切込み送りして
ワークW,W,…にインフィード研削を行った後、さら
にキャリア12の送り動作により上記両砥石車1,2間
に通し送りしてスルー研削を行うように、上記各構成手
段を駆動制御する。
【0032】次に、以上のように構成された複合両頭平
面研削盤におけるワークWの自動研削工程を、キャリア
12の一組のポケット16,16,…に保持されるワー
クW,W,…に注目して具体的に説明する。
【0033】 ワーク供給部Iにおいて、停止してい
るキャリア12の4つのポケット16,16、…に対し
て、ワーク供給装置4により、ワークW、W,…が一括
して投入供給される。
【0034】 キャリア12のポケット16,16、
…に保持されたワークW、W,…(図示のものでは4
つ)は、キャリア12の送り動作(矢符方向への回転)
により、回転駆動手段によって回転する上下砥石車1,
2間へワーク入口Aから挿入される。
【0035】 4つのワークW,W,…の回転方向中
心が両砥石車1,2の研削砥石面1a,2a間における
研削領域Cの中央付近に到達した時に、キャリア12が
停止するとともに、上側の砥石車1が切込み送りされ
て、ワークW,W,…に対してインフィード研削が行わ
れる。
【0036】また、このキャリア12の停止時つまりイ
ンフィード研削時に、ワーク供給部Iにおいて、研削さ
れるワークW,W,…の後続の組のポケット16,1
6、…に対する投入供給が同期して行われるとともに、
ワーク回収部Oにおいて、研削されたワークW,W,…
の先行する組のポケット16,16、…からの回収が行
われる。
【0037】 このインフィード研削が終了すると、
キャリア12が再び送り動作を開始して、上記4つのワ
ークW,W,…がさらに下研削砥石面1a,2a間に通
し送りされて、ワークW,W,…に対して、インフィー
ドスパークアウト状態でスルー研削が行われて、各ワー
クWの両面が仕上げられる。
【0038】 キャリア12の送り動作により、上下
砥石車1,2のワーク出口Bから出てきたワークW,
W,…は、ワーク回収部Oでポケット16,16、…か
ら落下排出されて、ワーク回収装置5により回収され
る。
【0039】 切込み手段により上側の砥石車1が上
昇復帰して、上下砥石車1,2の研削砥石面1a,2a
の間隔が広がり、次の組のワークW,W,…を待機す
る。
【0040】以後、後続の組のワークW,W,…に対し
てからの工程が自動で順次繰り返される。
【0041】しかして、以上のように、上側の砥石車1
を切込み送りして行うインフィード研削と、キャリア1
2の送り動作により通し送りして行うスルー研削を順次
連続して複合的に行うことにより、両砥石車1,2の傾
斜角度θを、ワークWの取代の大きさの如何にかかわら
ず、ワークWの仕上面に要求される平行度、平坦度ある
いは研削効率等を慮して最適値に設定することができ
る。特に、両砥石車1,2の傾斜角度θを小さくするこ
とにより、ワークWの両面に対してスパークアウト的な
作用が働き、この部位の平行度および平坦度が向上す
る。
【0042】実施形態2 本実施形態は、図4および図5に示されおり、実施形態
1におけるインフィード研削工程の具体的構成が若干改
変されたものである。
【0043】すなわち、本実施形態のインフィード研削
は、キャリア12の送り動作を停止することなく、キャ
リア12のポケット16,16、…に保持したワーク
W,W,…を送り移動させながら行う構成とされてい
る。
【0044】これに関連して、キャリア装置3における
送り駆動部の回転駆動源は、制御装置6により、砥石車
1,2の回転駆動手段および切込み手段と連動して、キ
ャリア12を所定の等速度で回転させるように駆動制御
される。
【0045】また、上下砥石車1,2の研削砥石面1
a,2a間における研削領域Cに関連して、キャリア1
2の各組のポケット16,16,…の形状寸法および配
置寸法は、4つのポケット16,16,…が上記研削領
域Cを通過する間に、これらに保持されたワークW,
W,…に対して所定のインフィード研削が実行されるよ
うに、キャリア12の送り速度(回転速度)に対応して
設定されている。さらに、ポケット16,16,…の組
間の間隔寸法は、先行する組のワークW,W,…の研削
工程が完了して、次の研削工程の開始準備が整うまで、
次組の先頭のワークWが上下砥石車1,2間に入らない
ように設定される。
【0046】また、ワーク供給部Iに設けられるワーク
供給装置4は、キャリア12の回転速度に同期して、4
つのワークW,W,…をワーク供給部Iを連続して通過
する4つのポケット16、16、…に対して一つずつ順
次連続して投入供給する。一方、ワーク回収部Oに設け
られるワーク回収装置5の構成は、実施形態1と同様で
ある。
【0047】次に、以上のように構成された複合両頭平
面研削盤におけるワークWの自動研削工程を、実施形態
1と同様、キャリア12の一組のポケット16,16,
…に注目して具体的に説明する。
【0048】 ワーク供給部Iを所定速度で回転する
キャリア12の4つのポケット16,16、…に対し
て、ワーク供給装置4によりワークW、W,…が順次連
続して一つずつ投入供給される。
【0049】 キャリア12のポケット16,16、
…に保持されたワークW、W,…(図示のものでは4
つ)は、キャリア12の送り動作(矢符方向)により、
回転駆動手段によって回転する上下砥石車1,2間へワ
ーク入口Aから挿入される。
【0050】 両砥石車1,2の研削砥石面1a,2
a間に挿入された4つのワークW,W,…が回転方向先
端側から順に研削領域Cの中央付近を通過する際に、上
側の砥石車1が切込み送りされて、ワークW,W,…に
対してインフィード研削が行われる。このインフィード
研削は、4つのワークW,W,…の最後尾のものが研削
領域Cを通過してしまう前に完全に完了する。
【0051】 また、このキャリア12の連続的な送
り動作中に、ワーク供給部Iにおいて、現在研削される
ワークW,W,…の後続の組のポケット16,16、…
に対する投入供給が一つずつ順次連続して行われるとと
もに、ワーク回収部Oにおいて、研削されたワークW,
W,…の先行する組のポケット16,16、…からの回
収が一つずつ行われる。
【0052】 このインフィード研削が終了すると、
キャリア12が再び送り動作を開始して、上記4つのワ
ークW,W,…がさらに下研削砥石面1a,2a間に通
し送りされて、ワークW,W,…に対して、インフィー
ドスパークアウト状態でスルー研削が行われて、各ワー
クWの両面が仕上げられる。
【0053】 切込み手段により上側の砥石車1が上
昇復帰して、上下砥石車1,2の研削砥石面1a,2a
の間隔が広がり、次の組のワークW,W,…を待機す
る。
【0054】以後、後続の組のワークW,W,…に対し
て〜の工程が順次自動で繰り返される。その他の構
成および作用は実施形態1と同様である。
【0055】実施形態3 本実施形態は、図6に示されており、実施形態1および
2におけるキャリア装置3の具体的構成が若干改変され
たものである。
【0056】すなわち、前述した実施形態1および2に
おけるキャリア装置3のキャリア12は、その中心周り
に回転する回転円板の形態とされているが、本実施形態
においては、直線移動する搬送ベルトの形態とされたキ
ャリア22が採用されている。
【0057】このキャリア22は、図6に示すように、
その幅方向一部または全部(図示のものにおいては全
部)が上下両砥石車1,2の研削砥石面1a,2a間に
おける研削領域Cを通過するように水平状に配されてい
る。
【0058】また、これに関連して、図示しないが、キ
ャリア22の下側には、キャリア22の下面を摺動案内
するガイド部25が設けられている。このガイド部25
は、実施形態1および2と同様、上下砥石車1,2のワ
ーク入口Aとワーク出口Bの外側において、ワーク供給
部Iからワーク入口Aまでの部位とワーク出口Bからワ
ーク回収部Oの手前までの部位に配されている。
【0059】キャリア22は、ステンレス鋼等の金属帯
板製のもので、上記両砥石車1,2の研削砥石面1a,
2a間の隙間寸法よりも小さい厚さ寸法を有するととも
に、例えば無端ベルトとして形成されている。このキャ
リア22には、ワークWを保持する複数のポケット1
6,16,…が長手方向へ所定の配置関係をもって上下
に貫設されている。
【0060】図示の実施形態においては、上記ポケット
16,16,…の具体的な配置関係は、図6に示すよう
に、4つのポケット16,16,…が連続した一組とさ
れるとともに、このようなポケット16,16,…の組
がキャリア22の長手方向へ一定の間隔をもって設けら
れている。また、図示しないが、上記キャリア22の走
行手段である送り駆動部は、このキャリア22を矢符方
向へ所定の速度をもって走行駆動させる。
【0061】しかして、以上のように構成された両頭平
面研削盤においては、制御装置6により、実施形態1ま
たは実施形態2と同様の研削工程が実行される。その他
の構成および作用は実施形態1または実施形態2と同様
である。
【0062】なお、上記実施形態1〜3は、あくまでも
本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明は
これに限定されることなく、その範囲内において種々設
計変更可能である。以下にその一例を示す。
【0063】(1) キャリア12、22に設けられるポケ
ット16,16,…の配設数や配列構成は、図示の実施
形態に限定されず、加工すべきワークWの形状寸法や目
的等に応じて適宜設定される。
【0064】(2) 実施形態1におけるワーク供給装置4
によるワークWの供給方法は、キャリア12が停止する
という構成を利用して、複数個(4個)一括して行う一
方、実施形態2においては、キャリア12が回転してい
ることから、一つずつ行うように構成されているが、目
的に応じて、この逆の構成としたり、あるいは他の従来
周知の構成を採用することも可能である。
【0065】(3) 図示の実施形態においては、両砥石車
1,2の回転主軸10,11が垂直に配置れてなる立軸
型であるが、本発明は、回転主軸10,11が水平に配
置されてなる横軸型の平面研削盤にも採用可能であるこ
とはもちろんである。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
キャリアのポケットに保持したワークを、キャリアの送
り動作により上下両砥石車間へ挿入して、砥石車を切込
み送りしてインフィード研削を行った後、さらに上記キ
ャリアの送り動作により上記両砥石車間に通し送りして
スルー研削を行うから、ワークの取代の大きさの如何に
かかわらず、ワークの仕上面における優れた平行度と平
坦度、さらには研削効率を得ることが可能であり、しか
も砥石車の研削砥石面のダメージも小さい両頭平面研削
技術を提供することができる。
【0067】すなわち、本発明においては、砥石車を切
込み送りして行うインフィード研削と、キャリアの送り
動作により通し送りして行うスルー研削を順次連続して
複合的に行うように構成されているから、上下両砥石車
の傾斜角度を、ワークの取代の大きさの如何にかかわら
ず、ワークの仕上面に要求される平行度、平坦度あるい
は研削効率等を慮して最適値に設定することができる。
【0068】換言すれば、ワークの取代が大きい場合で
も、スルー研削の前工程としてインフィード研削を行う
ため、上下両砥石車の傾斜角度は、それほど大きく設定
する必要はなく、ワークの両仕上面の平行度や平坦度
は、ワークの取代の小さな場合に比較しても何ら遜色な
く、良好な仕上面を得ることができる。
【0069】また、砥石車の過度の傾斜による偏磨耗が
少なくて、砥石車のダメージが少なく、研削効率も良好
である。これにより、ワークの取代の大小に関わりな
く、多種多様なワークに対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1である複合両頭平面研削盤
を示す斜視図である。
【図2】同じく同平面研削盤を上側の砥石車を省略して
示す平面図である。
【図3】同平面研削盤による複合研削工程を説明するた
めの側面図であって、図3(a)はインフィード研削にお
ける状態を示し、図3(b)はスルー研削における状態を示
す。
【図4】本発明の実施形態2である複合両頭平面研削盤
を示す斜視図である。
【図5】同じく同平面研削盤を上側の砥石車を省略して
示す平面図である。
【図6】本発明の実施形態3である複合両頭平面研削盤
を示す斜視図である。
【図7】従来の両頭平面研削盤を示す斜視図である。
【図8】同じく従来の両頭平面研削盤による研削状態を
示す側面図である。
【符号の説明】
W ワーク θ 上下砥石車の傾斜角度 A ワーク入口 B ワーク出口 C 研削領域 I ワーク供給部 O ワーク回収部 1 上側砥石車 2 下側砥石車 1a,2a 砥石車の研削砥石面 3 キャリア装置 4 ワーク供給装置(ワーク供給手段) 5 ワーク回収装置(ワーク回収手段) 6 制御装置(制御手段) 10,11 回転主軸 12 キャリア 16 ポケット 22 キャリア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置されて回転する一対の砥石車間
    に工作物を送りながら工作物の両面を同時に平面研削す
    る研削方法であって、キャリアのポケットに保持した工
    作物を、キャリアの送り動作により前記両砥石車間へ挿
    入して、砥石車を切込み送りしてインフィード研削を行
    った後、さらに前記キャリアの送り動作により前記両砥
    石車間に通し送りしてスルー研削を行うことを特徴とす
    る複合両頭平面研削方法。
  2. 【請求項2】 前記キャリアのポケットに保持した工作
    物を、キャリアの送り動作により前記両砥石車間へ挿入
    して、工作物が両砥石車間における研削領域の中央付近
    に到達した時に、前記キャリアを停止するとともに、砥
    石車を切込み送りしてインフィード研削を行い、このイ
    ンフィード研削終了後に、前記キャリアの送り動作によ
    り前記両砥石車間に通し送りしてスルー研削を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の複合両頭平面研削方法。
  3. 【請求項3】 前記キャリアの停止時に、ワーク供給部
    において、研削される工作物を前記キャリアのポケット
    に一つずつまたは複数個ずつ一括して供給するととも
    に、ワーク回収部において、研削された工作物を前記キ
    ャリアのポケットから一つずつまたは複数個ずつ一括し
    て回収するようにしたことを特徴とする請求項2に記載
    の複合両頭平面研削方法。
  4. 【請求項4】 前記キャリアのポケットに保持した工作
    物を、キャリアの送り動作により前記両砥石車間へ挿入
    して、工作物が両砥石車間における研削領域の中央付近
    を通過する間に、砥石車を切込み送りしてインフィード
    研削を行い、引き続いて、前記両砥石車間に通し送りし
    てスルー研削を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    複合両頭平面研削方法。
  5. 【請求項5】 前記キャリアの連続的な送り動作中に、
    ワーク供給部において、研削される工作物を前記キャリ
    アのポケットに一つずつ供給するとともに、ワーク回収
    部において、研削された工作物を前記キャリアのポケッ
    トから一つずつ回収するようにしたことを特徴とする請
    求項4に記載の複合両頭平面研削方法。
  6. 【請求項6】 工作物の両面を同時に平面研削する研削
    装置であって、対向して回転可能に配置され、対向する
    平坦な研削砥石面を有する一対の砥石車と、 これら砥石車を回転駆動する回転駆動手段と、 前記砥石車の少なくとも一方を切込み送りする切込み手
    段と、 前記両砥石車の研削砥石面間を通過可能に配置され、工
    作物が保持するポケットを備えたキャリアと、 このキャリアを送り駆動する送り駆動手段と、 前記回転駆動手段、切込み手段および送り駆動手段を相
    互に連動して駆動制御する制御手段とを備えてなり、 この制御手段は、請求項1から5のいずれか一つに記載
    の研削方法を実行するように、前記各手段を駆動制御す
    るように構成されていることを特徴とする複合両頭平面
    研削装置。
  7. 【請求項7】 前記両砥石車の回転主軸が垂直に配置さ
    れてなる立軸型であることを特徴とする請求項6に記載
    の複合両頭平面研削装置。
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