JP2000237898A - 圧粉体成形モールド及びそれを用いた希土類磁石の製造方法並びに希土類磁石 - Google Patents

圧粉体成形モールド及びそれを用いた希土類磁石の製造方法並びに希土類磁石

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JP2000237898A
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Yuji Kaneko
裕治 金子
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断面形状が扇形又は半円弧形の圧粉体を等方
圧によって割れ、欠けのない状態で加圧成形する。 【解決手段】 少なくとも胴部をゴム材料で構成した有
底ゴムモールド3内のキャビティ2に粉末を充填して該
ゴムモールド3を圧縮することにより、外曲面7Aと内
曲面7Bとを有し両曲面の幅方向両端縁を平坦な両端面
7Cで連接した形状の圧粉体を成形する圧粉体成形モー
ルド1であって、前記外曲面7Aと両端面7Cの成形面
8,9をゴムモールド3で構成し、前記内曲面7Bの成
形面10をゴムモールド3に内挿したマンドレル6で構
成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧粉体成形モール
ド及びそれを用いた希土類磁石の製造方法並びに希土類
磁石に係り、より具体的には、粉末或いは粒状物等(以
下、単に「粉末」という)を圧縮成形して、外曲面と内
曲面とを有し両曲面の幅方向両端縁を平坦な両端面で連
接した形状(所謂扇形、半円弧形等)の圧粉体を成形す
るモールド及び該モールドを用いて希土類磁石用合金粉
末を圧縮成形し、内曲面あるいは内曲面に連接する平坦
面が加工基準面となる希土類磁石を製造する方法並びに
該製造方法によって得られた内曲面あるいは内曲面に連
接する平坦面が加工基準面となる希土類磁石に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】特開平10−43893号公報(従来例
の1)には、「ダイキャビティーに装着されたゴムモー
ルドをパンチにより圧縮することにより、成形キャビテ
ィーに充填された粉末を圧縮して圧粉体を成形する圧粉
体成形装置において、成形される圧粉体の側壁の少なく
とも一部が、ゴムモールド側に、他の部分が、ダイキャ
ビティーの内壁面側に位置するようにしたことを特徴と
する圧粉体成形装置。」が提案されている。
【0003】この従来例の1は、粉末の圧縮成形後、パ
ンチを上昇させて、パンチによるゴムモールドの圧縮を
解除すると、ゴムモールドのゴム弾性により、凹部を囲
む側壁が外側に拡張し、圧粉体からゴムモールドの側壁
の内壁面が引き剥がされることになって、欠けがしばし
ば発生するのを解消したものであった。また、特公平7
−44121号公報(従来例の2)には、永久磁石粉末
を有底ゴムモールド内に充填し、該ゴムモールドをダイ
プレス機内に配置し、ダイプレス機のパンチによりゴム
モールドを圧縮して、永久磁石粉末の圧粉体を得る方法
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述従来例の1はそれ
なり有用ではあるけれども次のような課題がある。 ;ダイの一部を圧粉体の製品形状に合わせる関係上、
ダイキャビティは特殊は形状になってしまい、ダイの製
作費がかかり、特に、ダイは成形装置の主要部品であっ
て複雑形状となることでさらにコスト高となって生産設
備としては適用し難いという課題がある。 ;セグメント状(扇形)の圧粉体は成形する場合、内
曲面をダイキャビティ(ダイモールド)で、外曲面はゴ
ムキャビティ(ゴムモールド)でそれぞれ成形してお
り、ダイはゴムモールドの圧縮反力により等方圧の内圧
を受ける圧力容器の一種であることから、前述のような
複雑形状であると加圧(成形)による応力集中が大きく
疲労強度が低下し寿命上問題があるし、加圧力(内圧)
が高い場合には大変不利となるという課題がある。
【0005】このような課題は、円筒形圧力容器内に、
円筒形の加圧ゴム型と円筒形の成形ゴム型を内装し、こ
のゴム型内にマンドレル(心棒)を挿設した成形装置に
よってドーナツ形状の圧粉体を等方圧で成形するCIP
装置によって解消することができる。しかしながら、こ
のCIP装置で得られた圧粉体はドーナツ形状であるこ
とから、扇形,半円形の製品形状を得るには、ドーナツ
形状の圧粉体を放射状に切断しなければならず、これで
は加工コストの高騰を招くだけでなく余分な加工手間が
必要となって生産効率が低下するという課題があった。
【0006】一方、前記従来例の2においては、以下の
ような課題がある。従来例の2におけるゴムモールド
は、上蓋、側方部、底部が軟質ゴム、硬質ゴム、金属の
何れかの組み合わせで構成されるが、少なくとも側方部
は軟質ゴムから構成されている。中空部を有する圧粉体
(例えば円筒状)を成形する場合には、ゴムモールド内
にゴムモールドより硬質の材料(例えば金属)からなる
マンドレルを配置する構成が記載されているが、その場
合も、側方部の大部分は軟質ゴムから構成されることと
なる。
【0007】上記のゴムモールドを用いた成形によれ
ば、永久磁石圧粉体の配向度を高められることができ、
より優れた磁気特性を有する永久磁石を製造することが
可能であるが、側方部が軟質ゴムから構成されているた
めに、粉末の充填などの影響を受けて、得られる圧粉体
に段差がついたり、相対的に胴部が膨らんだたいこ状
や、相対的に胴部が窪んだつづみ状になるなどの問題が
あった。かかる問題は、永久磁石の製造工程において、
重大な問題を引き起こす。すなわち、希土類磁石やフェ
ライト磁石などの焼結磁石においては、上記の圧粉体を
焼結後、所定の形状、寸法に研削、研磨、切断などの加
工処理が必要であるが、該加工時に焼結体の固定ができ
なかったり、表面の凹凸除去のために余分な工程が必要
となるなど、加工時間の延長、歩留の低下、加工コスト
の増大を引き起こすことになる。
【0008】特に、高磁気特性を有するR−Fe−B系
永久磁石などの異方性磁石においては、加工時の固定不
良や加工時に基準となる面(以下、加工基準面という)
に変形などがあると、加工後に配向方向にズレが生じ、
磁気特性の劣化を招くことになる。上述した問題は、直
方体などの比較的単純な形状や大型物品の場合よりも、
扇形や半円孤形などの複雑な形状や小型物品などの場合
に顕著である。これは、加工基準面などの面積や加工機
への固定状態に起因する。例えば、扇形や半円弧形の場
合であれば、一般に、加工基準面は内曲面端部あるいは
内曲面に連続する平坦部が加工基準面となるが、内曲面
端部では加工機の固定台への固定が線接触となり、ま
た、内曲面に連続する平坦部でも接触面積が小さいため
である。
【0009】そこで本発明は、前述した従来例の1の課
題および前述したCIP装置の課題を解消した、等方圧
成形装置に用いる圧粉体成形モールドを提供することを
第一の目的とする。すなわち、外曲面と内曲面とを有し
両曲面の幅方向端を平坦な端面で連接した扇形,半円弧
形およびこれらの類似形状の圧粉体製品を、外曲面と両
端面はゴムモールドで成形し、内曲面はマンドレルで成
形することによって割れ、欠け等のおそれがなく、しか
も、圧力容器の形状に制限されることのない圧粉体成形
モールドを提供することが目的である。
【0010】また、本発明は、前述した従来例の2にお
ける問題を解消した、変形や凹凸がない加工基準面を有
する希土類磁石及びその製造方法を提供することを第二
の目的とする。すなわち、外曲面と内曲面とを有し両曲
面の幅方向端を平坦な端面で連接した扇形、半円弧形お
よびこれらの類似形状の圧粉体製品を、外曲面と両端面
はゴムモールドで成形し、内曲面はマンドレルで成形す
ることによって、内曲面端部あるいは内曲面に連接する
平坦部に変形や凹凸のない加工基準面を有する圧粉体を
得て、該圧粉体を焼結することによって、加工時間の短
縮、歩留の向上、加工コストの低減を図るとともに、加
工後の磁界配向方向にズレがなく優れた磁気特性を有す
る希土類磁石及びその製造方法を提供することが目的で
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも胴
部をゴム材料で構成した有底ゴムモールド内のキャビテ
ィに粉末を充填して該ゴムモールドを圧縮することによ
り、外曲面と内曲面とを有し両曲面の幅方向両端縁を平
坦な両端面に連接した形状の圧粉体を成形する圧粉体成
形モールドであって、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。すなわち、本発明に係る等
方圧成形装置に用いる圧粉体成形モールドは、前記外曲
面と両端面の成形面をゴムモールドで構成し、前記内曲
面の成形面をゴムモールドに内挿したマンドレルで構成
していることを特徴とするものである(請求項1)。
【0012】このような構成を採用したことにより、圧
縮成形後の圧力の解除によるゴム弾性復元(スプリング
バック)に起因する割れ、欠け等は内曲面をマンドレル
による成形面としたことによってスプリングバックが制
限(抑制)されて防止できるのであり、従来例の1のよ
うに、ダイによる特殊形状とするのではなく、マンドレ
ルの内挿という簡単な手段によってキャビティを構成で
きて応力集中を回避できるのである。また、マンドレル
はゴムモールドに内挿されていて圧力容器とは独立され
たものとなり、ここに、圧力容器の形状は制限されるこ
となく、強度上有利でかつコスト的にも有利な円筒形圧
力容器が採用できるし、製品形状に類似した(ニアーネ
ット)圧粉体を切断等の余分な加工なしで得ることがで
きるのである。
【0013】更に、本発明では、前述した請求項1にお
いて、前記内曲面の成形面を有するマンドレルに、内曲
面と両端面を連接する平坦面の成形面を形成しているこ
とを特徴とするものである(請求項2)。このような構
成を採用したことにより、内曲面の寸法精度は、マンド
レルによって維持されるだけでなく内曲面に連接する平
坦面の寸法精度および直線性がマンドレルの成形面によ
って確保され、この平坦面を基準面としての圧粉体ある
いは圧粉体を焼結した焼結体の後加工(仕上げ加工等)
ができて加工コストが大幅に節減でき、これは、圧粉体
で例えば永久磁石等を得る場合に有利となる。
【0014】また、本発明では、前述した請求項1又は
2において、前記ゴムモールドの軸心にマンドレルを内
挿して該マンドレルの周りに前記各成形面で形作りされ
たキャビティの複数を画成していることを特徴とするも
のである(請求項3)。このような構成を採用したこと
によって、一度の成形によって複数個の圧粉体を圧縮成
形できて生産性が大幅に向上できるのであり、前記複数
のキャビティはこの形状、サイズをそれぞれ相似形とし
て異ならして構成することによって、形状・サイズが相
似形の圧粉体を同時に成形できて多品種生産に適応でき
るのである。
【0015】なお、前述において、粉末とは、金属,セ
ラミックス,超硬,磁性材料等の機能性材料の粉末をい
う。また、本発明は、前述した請求項1〜3の圧粉体成
形モールドを用いて、該モールドのキャビティ内に、希
土類磁石用合金粉末を充填し、磁界を印加して該粉末を
配向した後、該モールドを圧縮して得られた圧粉体を焼
結することによって、内曲面あるいは内曲面に連接する
平坦面が加工基準面となる希土類磁石を得ることを特徴
とする希土類磁石の製造方法(請求項4)、並びに、そ
の製造方法によって得られた、内曲面あるいは内曲面に
連接する平坦面が加工基準面となる希土類磁石を特徴と
する(請求項5)。
【0016】このような構成を採用したことにより、内
曲面端部あるいは内曲面に連続する平坦部に変形や凹凸
のない加工基準面を有する希土類磁石を得ることがで
き、該磁石の加工時における、加工時間の短縮、歩留の
向上、加工コストの低減を図ることができ、かつ、加工
後の磁界配向方向にズレがない、優れた磁気特性を有す
る希土類磁石が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
等方圧成形装置に用いる圧粉体成形モールドの実施の形
態のいくつかを詳述する。図1(A)(B)(C)は、
圧粉体成形モールド1を示しており、該モールド1は、
例えば、図示省略した圧力容器の処理室(加圧室)に内
装されて該処理室に加圧供給した水等の液体による加圧
力Pをモールド1の全体にわたって等方圧に作用させる
所謂ウェットバス式CIP装置(湿式冷間等方圧加圧装
置)に適用されるものである。
【0018】モールド1は、ゴム材料で構成されていて
内部にキャビティ2を有するゴムモールド3の上・下端
に、上・下蓋4,5を図示しないシールを介在したもと
で該蓋のインロー部4A,5Aをキャビティ2の上下に
おけるモールド3にインロー嵌合しており、該ゴムモー
ルド3内には、円柱状のマンドレル(金属性心棒)6が
内挿され、該マンドレル6の上下端は上・下蓋4,5に
インロー嵌合されていて、上蓋4を取外した状態でキャ
ビティ2内に粉末を充填可能としている。すなわち、少
なくとも胴部をゴム材料で構成した有底ゴムモールド3
内のキャビティ2に粉末を充填して該ゴムモールド3に
等方圧を作用させて粉末を圧縮することにより、外曲面
7Aと内曲面7Bとを有し両曲面7A,7Bの幅方向両
端縁を平坦な両端面7Cに連接した形状すなわち、扇
形,半円弧形これらの類似形状の圧粉体を成形する圧粉
体成形モールド1とされている。
【0019】図1(A)(B)で示すモールド1では、
前記外曲面7Aと両端面7Cの成形面8,9をゴムモー
ルド3で構成しており、前記内曲面7Bの成形面10を
ゴムモールド3に内挿したマンドレル6の外表面の一部
で構成している。更に、図1(C)で示すモールド1
は、内曲面7Bの幅方向両端に平坦面7Dを形成して端
面7Cに連接した扇形状圧粉体であって、平坦面7Dを
成形する成形面11をマンドレル6に形成したものであ
る。図1(A)(B)(C)で示している成形モールド
1によって扇形圧粉体を等方圧で圧縮成形すると、外曲
面7Aと両端面7Cはそれぞれゴムモールド3による成
形面8,9によって成形され、内曲面7Bは硬質の金属
製マンドレル6に形成した成形面10によって成形さ
れ、圧縮成形後に減圧させても内曲面7Bはマンドレル
6による成形面10がスプリングバックすることが抑制
され、これ故、内曲面7Bに発生し易い縦割れ、欠け等
は確実に防止され、内曲面7Bの寸法精度の向上ができ
るだけでなくマンドレル6の軸方向に沿う直線形状の寸
法精度が向上されるのである。
【0020】また、図1(C)に示した平坦面7Dの成
形面11をマンドレル6に形成したときには、該平坦面
7Dの寸法精度(面方向,軸方向)が向上することか
ら、該平坦面7Dを基準面として圧粉体の後加工(仕上
げ加工)が精度よくかつ迅速に可能となるのである。な
お、マンドレル6は、中実円柱体として例示している
が、圧縮力に耐える(変形しない)ことを条件として中
空円柱体とすることもできるし、その外表面を真円(図
1(B)を参照)としたときは、マンドレル6を内挿す
るとき軸心廻りに回動することによって、成形面10が
変更可能となるし、また、図1(C)で示すように、マ
ンドレル6にゴムモールド3との係合鍔6Aを形成する
ことによってマンドレル6の回り止めとすることができ
て有利となる。この図1(C)の場合でもマンドレル6
を上下反転して内挿することによって、成形面10,1
1を反転使用可能となる。
【0021】また、上・下蓋4,5はこのいずれもをゴ
ム材料で構成することが可能であるが、金属材料で構成
することによって、圧粉体の上下端面の寸法精度を向上
させることができる。図2(A)(B)(C)は成形モ
ールド1の他の有用な実施の形態の3例を示しており、
基本構成は図1(A)(B)(C)と共通するので、共
通部分は共通符号で示し、以下、相違点を主に説明す
る。図2(A)はゴムモールド3の底(下蓋装置部分)
を胴部と一体にゴム材料で形成したものであり、図2
(B)は金属製上・下蓋4,5のインロー部をなくして
平坦面に形成したものであり、図2(C)は有底ゴムモ
ールド3、すなわち、図2(A)のモールド3に、イン
ロー部をなくして平坦面に形成した金属製上蓋4を装着
したものである。
【0022】図3(A)(B)(C)および図4(A)
(B)(C)並びに図5(A)(B)は、既述した図1
および図2のいずれもがマンドレル(6)の上下端を自
由(フリー)としてインロー嵌合したものであるのに対
し、マンドレル6の下端をネジその他の手段で結合固定
部6Bとして固着したものである。すなわち、図3
(A)は胴部をゴム材料としたゴムモールド3の上・下
に金属材料等の硬質材料で構成した上・下蓋4,5のイ
ンロー部4A,5Aでキャビティ2の上下端を閉塞し、
マンドレル6はその下端を下蓋5に貫挿して金属材料等
の硬質材料で構成した下下蓋(下パンチ)12に固定部
6Bによって固着したものである。
【0023】図3(B)はゴムモールド3の底(下蓋相
当部分)を胴部と一体にゴム材料で形成したものであ
り、図3(C)は図3(A)において上・下インロー部
4A,5Aをなくして平坦面に形成したものである。図
4(A)はゴムモールド3の底を胴部と一体のゴム材料
で構成し、上蓋4はインロー部をなくして平坦面に形成
したものであり、図4(B)はマンドレル6の上端は上
蓋4に貫挿させ、該上蓋4上に装着した上上蓋13にイ
ンロー嵌合させたものであり、また、図4(C)はゴム
モールド3の底を胴部と一体のゴム材料で形成したもの
であり、更に、図5(A)(B)はマンドレル6の上端
は上蓋4に貫挿して上上蓋13にインロー嵌合したもの
であり、図3(A)(B)(C)および図4(A)
(B)(C)並びに図5(A)(B)のいずれにおいて
も下下蓋12上にマンドレル6の下端の固定部6Bをね
じ等によって固着したものである。
【0024】図6(A)(B)(C)(D)は、既述し
た図1〜5のいずれもがゴムモールド3の軸心0−0と
マンドレル6の軸心01−01(図1(A)参照)を偏
心させたものであるに対し、前記ゴムモールド3の軸心
にマンドレル6を内挿して該マンドレル6の周りに前記
各成形面8,9,10,11で形作りされたキャビティ
2の複数を画成しているのである。すなわち、図6
(A)(C)は左右対のキャビティ2は左右対称形状で
同形同大の圧粉体を一度の成形にて得るためのモールド
1であり、一方、図6(B)(D)は、マンドレル6を
中心として左右相似形状の圧粉体を一度の成形で得るキ
ャビティ2Aは、画成形面8A,9A,10A,11A
で形作られている。
【0025】図7(A)(B)はひとつの成形モールド
1で3個の圧粉体を一度の成形で得るものであって、図
7(A)のキャビティ2は成形面8,9,10,11で
形作りされ、キャビティ2Aは成形面8A,9A,10
A,11Aで形作りされ、キャビティ2Bは成形面8
B,9B,10B,11Bで形作りされており、同形同
大の圧粉体を3個取り可能としたものであり、一方、図
7(B)は大中小の相似形状とされた圧粉体を3個取り
可能としたものである。このように図6及び図7で示し
た成形モールド1を作用して等方圧で扇形又は半円弧形
の圧粉体を一度の加圧成形にて複数個同時に成形可能で
あり、図6(B)(D)および図7(B)のモールド1
によれば相似形状の扇形又は半円弧形の圧粉体を一度の
加圧成形にて同時に成形可能で多品種生産に容易に対応
できるのである。
【0026】なお、図6,図7に例示した成形モールド
1についてその上下端の構成は、図1〜図5で例示して
各種の実施の形態を採用することが可能である。図8お
よび図9は等方圧(圧縮力)の方式を異にした実施の形
態であり、図8は成形モールド1の上下端を上下拘束体
としてのパンチ14,15にて挟着して図示しない圧力
容器に装填して胴部の側方から成形圧力Pを作用させた
ものであり、一方、図9は成形モールド1を圧力容器1
6内に装填して上下パンチ17,18によって成形圧力
Pを作用させゴムモールド3の弾性変形によって等方圧
をかけたものである。
【0027】図1(A)および図8並びに図9のいずれ
においても、成形モールド1を構成するマンドレル6
は、圧力容器16と独立していることから、該圧力容器
16の形状は制約されることはなく、強度上最も有利で
コスト安な円筒構造の圧力容易が採用できるのである。
なお、以上の各実施の形態においてキャビティを構成す
る(形作りする)ところの成形面(上・下蓋の接触面も
含む)には、離型剤を塗布等することは自由であり、ま
た、キャビティの形状についても図示した扇形状の圧粉
体以外に、半円弧形状の圧粉体を成形するキャビティ形
状であっても良い。
【0028】次に、上述した実施の形態による圧粉体成
形モールドを用いた希土類磁石の製造方法並びにそれに
よって得られる希土類磁石について以下に詳述する。こ
の発明における希土類磁石とは、Sm−Co系、R−F
e−B系などの磁気異方性焼結磁石をいう。希土類磁石
用合金粉末としては、所要組成からなる単一の合金を粉
砕した粉末、異なる組成の合金を粉砕した後混合して組
成調整した粉末など、公知の希土類磁石合金粉末を用い
ることができる。それらの希土類磁石合金粉末は、鋳造
粉砕法、超急冷法、直接還元拡散法、水素含有崩壊法、
アトマイズ法などの公知の製造法によって得ることがで
きる。
【0029】前記の希土類磁石用合金粉末は、1μm未
満の平均粒径では酸化し易くなり、焼結後の磁気特性を
低下させるため好ましくなく、また、10μmを超える
平均粒径では粒径が大き過ぎて焼結密度が低下するため
好ましくない。従って1〜10μmの平均粒径が好まし
い範囲である。上記の希土類磁石用合金粉末を、上述し
た圧粉体成形モールドのキャビティ内に充填するに際し
て、充填密度は、粉末の静止状態の嵩密度(充填密度
1.4g/cm3 )から、タッピング後の固め嵩密度
(充填密度4.0g/cm3 )が好ましく、2.8〜
3.4g/cm3 が最も好ましい。
【0030】キャビティ内に充填した希土類磁石用合金
粉末を配向するための磁界の印加には、空心コイル、コ
ンデンサー電源などによるパルス磁界あるいは電磁石を
用いた静磁界を採用することができ、特に強力な磁界を
印加することができるパルス磁界は好ましい。パルス磁
界を採用する場合、その磁界の強度は大きいほど良い
が、最大10kOe以上は必要であり、好ましくは20
〜60kOeである。また、パルス磁界の1波形の時間
は1μsec〜10secが好ましく、さらには5μs
ec〜100msecが好ましい。パルス磁界の印加回
数は1〜10回が適当である。また、パルス磁界は一定
の方向に繰り返し印加してもよいし、磁界方向を交互に
反転させて繰り返し印加することにより、配向性を一段
と向上させることができる。
【0031】磁界の印加による配向の後、モールドはC
IP装置(冷間等方圧加圧装置)などによって成形す
る。モールドの構成、材質を選定することにより、一軸
加圧装置を用いても、粉末に等方圧を加圧して成形する
ことができる。以上の条件下において、本発明による圧
粉体成形モールドを用いて得られた圧粉体は、ゴムモー
ルドに内挿されたマンドレルによって、割れ、欠けなど
が抑制されているとともに、加工基準面となる内曲面端
部あるいは内曲面に連続する平坦部に変形や凹凸のない
圧粉体が得られる。
【0032】上記圧粉体は、組成、材質に応じた公知の
焼結条件を適用して焼結する。以下に、R−Fe−B系
焼結磁石における好ましい条件の一例を示す。焼結に際
しては、その前工程として、脱バインダー処理を施すこ
とが好ましい。脱バインダー処理を施すことにより、バ
インダー中のほぼ全炭素が脱炭され、磁気特性の向上を
図ることができる。脱バインダー処理は、真空中で加熱
する一般的な方法や、水素流気中で100〜200℃/
時間で昇温し、300〜600℃で1〜2時間程度保持
する方法などが採用できる。
【0033】また、希土類元素を含む合金粉末は、水素
を吸蔵し易いために、水素流気中での脱バンダー処理後
は、脱水素処理を施すことが好ましい。脱水素処理は、
真空中で50〜200℃/時間で昇温し、500〜80
0℃で1〜2時間程度保持する方法が採用できる。焼結
は、1000〜1180℃、1〜2時間保持することに
より行う。前記脱水素処理に引き続いて昇温加熱するの
は最も好ましい方法であるが、これには限らない。
【0034】焼結後は、組成、材質に応じた公知の熱処
理条件によって熱処理された後、所定の形状、寸法に加
工処理されるか、または、加工処理後に熱処理され、さ
らに必要に応じて表面処理などが施される。このように
して得られた本発明による希土類磁石は、圧粉体の段階
から加工基準面なる内曲面端部あるいは内曲面に連続す
る平坦部に変形や凹凸がないため、焼結後においてもそ
の良好な加工基準面が維持されており、加工機の固定台
への固定並びに位置決めが容易となり、加工後の磁界配
向方向にズレが生じることがなく優れた磁気特定を発現
することができる。
【0035】また、上述した本発明による製造方法によ
れば、ゴムモールドに内挿されたマンドレルによって、
割れ、欠けなどが抑制されているとともに、加工基準面
となる内曲面端部あるいは内曲面に連続する平坦部に変
形や凹凸がないため、加工時において、加工時間の短
縮、歩留の向上、加工コストの低減を実現できる。
【0036】
【実施例】実施例1 出発原料として、純度99.9%の電解鉄、B19.5
wt%含有のフェロボロン合金、純度99.7%以上の
Nd、Dyを使用して、これらを配合後、高周波溶解
し、水冷銅鋳型に鋳造して、12.4at%Nd−1.
6at%Dy−6.7at%B−79.3at%Feな
る組成の鋳塊を得た。前記鋳塊をスタンプミルにより粗
粉砕した後、さらに水素吸蔵崩壊法により粗粉砕して、
平均粒度40μmの粗粉砕を得た。得られた粗粉砕粉を
ジェットミルを使用し、窒素ガスでガス圧粉体7kg/
2 の条件で微粉砕して、平均粒径約3μmの微粉砕粉
を得た。
【0037】得られた微粉砕粉を、扇形の外曲面と両端
面の成形面をウレタン製のゴムモールドで構成し、内曲
面の成形面をゴムモールドに内挿したマンドレルで構成
したゴムモールドに、2.8g/cm3 、3.0g/c
3 、3.2g/cm3 、3.4g/cm3 の充填密度
となるようにそれぞれ充填した。次いで、該ゴムモール
ドに、磁界強度30kOeのパルス磁界を、パルス磁界
の1波形の時間を15/100秒の条件で、N極、S極
を4回反転させて繰り返し印加した後、該ゴムモールド
を、プレス圧1.0ton/cm2 、1.5ton/c
2 、2.0ton/cm2 でCIP装置を用いて成形
し、圧粉体を得た。
【0038】圧粉体の割れ、欠けの状態の外観検査結果
を表1に示す。表1中、○は割れ・欠けは認められな
い、△は一部割れ・欠けが認められる、×は割れ・欠け
が多数認められる。 比較例1 マンドレルを内挿しないゴムモールドを用いる以外は実
施例1と全く同じ条件で圧粉体を得た。圧粉体の割れ、
欠けの状態を外観検査した結果を表1に示す。評価方法
は実施例1と同様である。
【0039】実施例2 実施例1にて得た、充填密度3.2g/cm3 、プレス
圧粉体1.5ton/cm2 の条件にて成形した圧粉体
を、1060℃×4時間、Ar雰囲気中の条件にて焼結
し、さらに、Ar雰囲気中で600℃×1Hrの時効処
理を行い、本発明による希土類磁石を得た。得られた希
土類磁石の加工テストの結果を表2に示す。加工テスト
は、磁石の一面(例えば外曲面)を所定寸法に加工する
までに要した磁石のパス回数、並びに加工後の寸法公差
で評価した。
【0040】比較例2 比較例1に得た、充填密度3.2g/cm3 、プレス圧
1.5ton/cm2の条件にて成形した圧粉体を、実
施例2と同条件で焼結、時効処理し、希土類磁石を得
た。得られた希土類磁石の加工テストの結果を表2に示
す。評価方法は実施例2と同様である。 実施例3 実施例2にて得られた希土類磁石の磁気特性を測定し
た。測定結果を以下の(A)に示す。なお(B)は比較
例2にて得られた希土類磁石の磁気特性である。 (A)Br=13.4kG 、Hc=12.7kOe、iHc=18.3kOe 、(BH)ma
x=42.5MGOe (B)Br=13.2kG 、Hc=12.4kOe、iHc=18.2kOe 、(BH)ma
x=40.8MGOe
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】実施例1から明らかなように、本発明にお
ける圧粉体は、ゴムモールドに内挿されたマンドレルに
よって、割れ、欠けなどが抑制されていることが分か
る。また、実施例2から明らかなように、本発明におけ
る希土類磁石によれば、加工に要する回数が少なくてす
むため、加工時間の短縮、歩留の向上、加工コストを低
減を図ることができ、かつ、優れた寸法精度に容易に加
工することができる。
【0044】さらに、実施例3から明らかなように、比
較例(マンドレルの内挿なし)に比べ磁気特性が高い。
これは、加工時において磁界配向方向にズレが生じてい
ないこをと示す。つまり、加工基準面に変形や凹凸のな
かったことを裏付けるものである。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の圧粉体成
形モールドによれば、外曲面と内曲面とを有し両曲面の
幅方向端を平坦な端面で連接した扇形,半円弧形および
これらの類似形状の圧粉体製品を、外曲面と両端面はゴ
ムモールドで成形し、内曲面はマンドレルで成形するこ
とによって割れ、欠け等のおそれがなく、しかも、圧力
容器の形状に制限されることのない圧粉体成形モールド
を提供することができる。
【0046】また、本発明の希土類磁石の製造方法によ
れば、磁石加工時における、加工時間の短縮、歩留の向
上、加工コストの低減を図ることができ、加工時の磁界
配向方向にズレがない優れた磁気特性を有する希土類磁
石が得られる。さらに、本発明によれば、一つの成形モ
ールドで複数の成形体を一度の成形で得ることができ、
生産性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形モールドの基本例を示してお
り、(A)は側立断面図、(B)(C)は基本2例を示
す横断面図である。
【図2】本発明に係る成形モールドの第2実施形態の3
例(A)(B)(C)を示す側立断面図である。
【図3】本発明に係る成形モールドの第3実施形態の3
例(A)(B)(C)を示す側立断面図である。
【図4】本発明に係る成形モールドの第4実施形態の3
例(A)(B)(C)を示す側立断面図である。
【図5】本発明に係る成形モールドの第5実施形態の2
例(A)(B)を示す側立断面図である。
【図6】本発明に係る成形モールドの第6実施形態の4
例(A)(B)(C)(D)を示す横断面図である。
【図7】本発明に係る成形モールドの第7実施形態の2
例(A)(B)を示す横断面図である。
【図8】側方加圧方式を示す側立断面図である。
【図9】軸方向加圧方式を示す側立断面図である。
【符号の説明】
1 成形モールド 2 キャビティ 3 ゴムモールド 4 上蓋 5 下蓋 6 マンドレル 8 外曲面成形面 9 端面成形面 10 内曲面成形面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 41/02 B22F 3/02 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも胴部をゴム材料で構成した有
    底ゴムモールド内のキャビティに粉末を充填して該ゴム
    モールドを圧縮することにより、外曲面と内曲面とを有
    し両曲面の幅方向両端縁を平坦な両端面で連接した形状
    の圧粉体を成形する圧粉体成形モールドであって、 前記外曲面と両端面の成形面をゴムモールドで構成し、
    前記内曲面の成形面をゴムモールドに内挿したマンドレ
    ルで構成していることを特徴とする圧粉体成形モール
    ド。
  2. 【請求項2】 前記内曲面の成形面を有するマンドレル
    に、内曲面と両端面を連接する平坦面の成形面を形成し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の圧粉体成形モ
    ールド。
  3. 【請求項3】 前記ゴムモールドの軸心にマンドレルを
    内挿して該マンドレルの周りに前記各成形面で形作りさ
    れたキャビティの複数を画成していることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の圧粉体成形モールド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の圧粉体
    成形モールドのキャビティ内に、希土類磁石用合金粉末
    を充填し、磁界を印加して該粉末を配向した後、該モー
    ルドを圧縮して得られた圧粉体を焼結することによっ
    て、内曲面あるいは内曲面に連接する平坦面が加工準備
    面となる希土類磁石を得ることを特徴とする希土類磁石
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の製造方法によって得られた、
    内曲面あるいは内曲面に連接する平坦面が加工基準面と
    なる希土類磁石。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361495A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Sumitomo Special Metals Co Ltd 粉末プレス装置および粉末プレス方法
JP2006156485A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Tdk Corp 磁場中成形方法、ラジアル異方性セグメント磁石の製造方法及び磁場中成形装置

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JP4645806B2 (ja) * 2004-11-25 2011-03-09 Tdk株式会社 磁場中成形方法、ラジアル異方性セグメント磁石の製造方法及び磁場中成形装置

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