JP2000237846A - 双ドラム式連続鋳造用のサイド堰 - Google Patents

双ドラム式連続鋳造用のサイド堰

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JP2000237846A
JP2000237846A JP11038854A JP3885499A JP2000237846A JP 2000237846 A JP2000237846 A JP 2000237846A JP 11038854 A JP11038854 A JP 11038854A JP 3885499 A JP3885499 A JP 3885499A JP 2000237846 A JP2000237846 A JP 2000237846A
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Hiroyuki Mitake
裕幸 三武
Kazuyoshi Inai
和義 井内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双ドラム式連続鋳造用のサイド堰のセラミッ
クプレートを複数分割し、冷却ドラムの両端面との間で
密着性を阻害する変形を生じた場合にも、この変形に追
従させて分割単位で弾性的に変位させ、冷却ドラムの端
面との密着性を長時間にわたって安定確保できるサイド
堰を提供する。 【解決手段】 押付機構を備えた台座に、2分割以上に
分割されたベ−ス部材20を、複数箇所でバネ機構23
を介して進退自在に支持し、各分割ベース部材に、それ
ぞれ、冷却ドラム端面と摺動するセラミックスプレート
21を設けたものである。このバネ機構は、隣接するベ
ース部材間の境界部に少なくとも一箇所配置して、この
バネ機構に、隣接する分割ベース部材を共通の連結軸を
介して連結して、この境界部での変位段差をより小さく
することも考慮している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双ドラム式連続鋳造方
法において用いられるサイド堰の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に知られている例えば双ド
ラム式連続鋳造装置においては、図7に示すように、回
転する一対の冷却ドラム1a、1bとこのドラムの両端
面に当接されるサイド堰2a、2bによって形成される
移動鋳型3内に、溶湯4を供給し、移動鋳型3内に所定
レベルの湯溜り部5をつくりつつ、冷却ドラムで1a、
1bで冷却して凝固シェルを形成し、この凝固シェルを
一対の冷却ドラム1aと1bの最接近部に形成されるギ
ャップにおいて圧接・一体化して広幅鋳片4cを得るよ
うに構成されている。
【0003】ここで用いられるサイド堰2a、2bは、
冷却ドラム1a、1b間の溶湯4をシ−ルするために必
要不可欠なものであり、一般には例えば、図8に示すよ
うに構成されている。即ち、このサイド堰2a、2b
は、枠板6と底板7とからなる金属ケ−ス8内に、断熱
材9と、この断熱材に植設されヒ−タ10を内蔵したベ
−ス部材11と、このベ−ス部材に植設されたセラミッ
クスプレート12からなっており、このセラミックスプ
レート12が冷却ドラム1a、1bの両端面に直接接触
して溶湯4をシ−ルする機能を有している。
【0004】したがって、このセラミックスプレート1
2は、鋳造中に回転する冷却ドラム1a、1bの両端面
に密着させる必要があり、そのために、金属ケース8に
押付機構13を設けて冷却ドラム1a、1bの両端面に
表面を押し付けるようになっている。しかし、連続鋳造
を開始すると、溶湯4の熱によって冷却ドラム1a、1
bとサイド堰2a、2bが変形し、冷却ドラム1a、1
bの端面とサイド堰2a、2bのセラミックスプレート
12との間に隙間を生じ、湯漏れを生じて連続鋳造の続
行が不能になる場合がある。
【0005】この対策として、セラミックスプレート1
2を、例えばBN系の比較的硬度の小さな材料で形成し
て、積極的に摩耗させて冷却ドラム1a、の端面との密
着性を確保することも行われているが、セラミックスプ
レート12の摩耗進行が顕著であり、頻繁に交換しなけ
ればならず、コスト負担増とともに、交換による生産性
が低下する問題がある。
【0006】このような問題の解消を目的として、例え
ば実開平3−101339号公報記載の考案が提案され
ている。この考案のサイド堰は、図9(a)、(b)に
示すように、サイド堰2a、2bの台座(金属ケース)
8に配設した断熱材9を分割(9a〜9f)し、この分
割された各断熱材に凸設され溶湯4と接触する耐火物
(セラミックスプレート)12も分割(12a〜12
f)し、各断熱材9a〜9fの背面と台座8との間に耐
熱弾性体14を介装したものであり、冷却ドラム1a、
1bが溶湯4の熱によって局部的に凸変形しても、この
凸変形部分に接触する分割された耐火物(セラミックス
プレート)12a〜12fを耐熱弾性体14の圧縮作用
により凹状に後退させて、冷却ドラム1a、1bの両端
面とサイド堰2a、2b間に許容範囲外の隙間を発生さ
せないことを意図したものである。
【0007】この考案でいう、耐熱弾性体14とはセラ
ミックスファイバーであり、冷却ドラム端面1a、1b
の凸変形で圧縮され変形する性質を有するものである
が、セラミックスファイバーであれば、一般には弾性作
用が小さく復元力が小さいため、冷却ドラム1a、1b
が回転して変化する変形状態に追従して、十分な密着力
(押付力)を確保しながら敏感に対応することが困難で
あり、各分割された耐火物12a〜12f間で段差を生
じやすく、冷却ドラム1a、1bの端面との間に図10
(a)に示すような隙間a、bを生じたり、冷却ドラム
1a、1bの端面との間に地金などの異物15の噛み込
みがあった場合には、さらに、図10(b)に示すよう
な顕著な隙間cも生じやすいことから、冷却ドラム端面
に対する各分割された耐火物表面の密着力を十分に確保
できないことがある等、この考案はさらに改良の余地が
ある。
【0008】さらに、この考案でいう耐熱弾性体14の
セラミックスファイバーは、同様な弾性作用を持つ耐火
物(キャスタブル耐火物やレンガ)に置き換えることも
あるが、この場合、耐火物の弾性作用が高いことや高温
時の軟化による場合場合は弾性作用が不安定な挙動とな
ること等の理由により、各分割された耐火物表面の密着
力を安定して確保できない等、同様に改良の余地があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、サイド堰の
セラミックプレートを複数分割し、耐熱摩耗性に優れた
材料で形成して、冷却ドラムの両端面との間で密着性を
阻害する変形を生じた場合にも、この変形に追従させて
分割単位で弾性的に変位させ、冷却ドラムの両端面との
密着性を安定確保できるサイド堰を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
回転する一対の冷却ドラムの両端面に当接され移動鋳型
を形成する双ドラム式連続鋳造用のサイド堰において、
押付機構を備えた台座に、2分割以上に分割されたベ−
ス部材を、それぞれ複数箇所でバネ機構を介して進退自
在に支持し、各分割ベース部材に、それぞれ、冷却ドラ
ム端面と摺動するセラミックスプレートを設けたことを
特徴とする双ドラム式連続鋳造用のサイド堰である。第
二の発明は、第一の発明において、バネ機構として、板
バネやコイルバネを用いたことを特徴とする双ドラム式
連続鋳造用のサイド堰である。第三の発明は、第一の発
明または第二の発明において、隣接する分割ベース部材
間の少なくとも一箇所の境界部近傍において、それぞれ
の分割ベース部材側にバネ機構を設け、このバネ機構の
軸と分割ベース部材間に連結軸を介在させ、分割ベース
部材をバネ機構で弾性支持可能にしたことを特徴とする
双ドラム式連続鋳造用のサイド堰である。第四の発明
は、第一の発明または第二の発明において、隣接する分
割ベース部材間の少なくとも一箇所の境界部にバネ機構
を設け、このバネ機構の連結軸と隣接する分割ベース部
材の境界部間に隣接する分割ベース部に跨がる軸部を介
在させ、分割ベース部材を共通のバネ機構で弾性支持可
能にしたことを特徴とする双ドラム式連続鋳造用のサイ
ド堰である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明では、冷却ドラムの端面と
摺動するセラミックスプレートとこれを支持するベース
部材を複数分割して、各分割ベース部材をバネ機構を介
して、押付機構を備えた台座に、それぞれ独立に進退自
在に支持させ、冷却ドラムの端面との間で、密着性を阻
害するような変形を生じた場合には、各セラミックスプ
レートが、その変形に馴染むように変位させ、冷却ドラ
ムの端面とセラミックスプレート間の隙間を極力小さく
して、冷却ドラムの端面とセラミックスプレート間での
溶湯のシール性を長時間にわたって安定確保し、安定で
生産性の良好な連続鋳造操業を実現可能にするものであ
る。
【0012】本発明では、セラミックスプレートとこれ
を支持するベース部材を分割するものであり、この分割
数は、変形吸収能を高める上では多い程有効であるが、
強度の安定確保、構造の簡易化などを考慮に入れると2
〜6程度とすることが望ましい。この分割方向と分割数
は、上下方向、水平方向、斜め方向、または、これらの
方向の組み合わせが考えられるが、冷却ドラムの端面と
セラミックスプレート間での熱変形パターンと、変形吸
収効果を考慮すると、上下方向では2〜4分割、水平方
向1〜3分割の範囲で分割することが望ましい。
【0013】各分割ベース部材と台座間に配設されるバ
ネ機構としては、鋳造中、セラミックスプレートを、冷
却ドラム端面に対して、常に一定の押付力以上の押付力
を作用せ、冷却ドラムの端面との間で変形を吸収し、瞬
時に十分な復元力を有する板バネやコイルバネ(つる巻
バネ)などを弾性体として用いた簡易なバネ機構が有効
であり、このバネ機構のバネの弾性力は、冷却ドラムの
端面に対してセラミックスプレートを、常に、溶湯のシ
ール性を十分に確保できる適度の押付力を確保できる範
囲内で設定する。
【0014】なお、このバネ機構と各分割ベース部材を
一対一に連結した場合には、冷却ドラムの端面と分割ベ
ース部材に設けた分割セラミックスプレート間におい
て、局部変形や地金などの異物の噛み込み等により分割
セラミックスプレートが個別に変位し、隣接する分割セ
ラミックスプレート間で顕著な変位段差を生じる場合が
ある。
【0015】この場合、冷却ドラムの端面と分割セラミ
ックスプレート間に大きな局所的な隙間を生じて冷却ド
ラム端面に対するセラミックスプレートの密着力を十分
に確保できないことがあり、このことを考慮すると、隣
接する分割ベース部材間の境界部近傍において、それぞ
れの分割ベース部材を、バネ機構を介して押付機構を備
えた台座で弾性支持し、該境界部での分割セラミックス
プレート間の変位段差を小さくするようにすることが有
効である。
【0016】ベース部材と金属ケースとの間には、ベー
ス部材と台座間で衝撃を緩和するとともに、変形に追従
して変位した分割ベース部材間に間隙を生じた場合に、
溶湯が金属ケースに達してこの金属ケースを溶融しない
ように、例えば耐熱性があり、可縮性のあるセラミック
スファイバーや高温時に可縮性を有するキャスタブル耐
火物などを介在させることも有効である。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1〜図5に示す実
施例に基づいて説明する。本発明のサイド堰2は、図2
に示すように、支持架台17に押付機構13を介して進
退自在な台座16に固定された金属ケース8に可縮性断
熱材18を配設し、この断熱材上に、上下方向に3分割
されヒーター10を内蔵したベース部材20a〜20c
を配設し、各分割ベース部材上に、分割セラミックスプ
レート21a〜21cを配設して、図1に示すように、
冷却ドラム1の端面が摺動するV字型のセラミックスプ
レート21を形成したものである。
【0018】各分割ベース部材20a〜20cには、そ
れぞれ、断熱材18を貫通する連結軸22を設け、この
連結軸の先端に、金属ケース8と台座16間に設けたバ
ネ機構23を連結している。このバネ機構23は、図3
に示すように、ここでは、軸24と、この軸に取り付け
た外側に凸球面部26を形成した一対の鍔部25a、2
5bと、この一対の鍔部間に取り付けた板バネ27を有
し、この板バネ27の端部を台座16に設けた取付部3
1に固定し、軸24を弾性的に支持可能になっている。
この軸24の一方の鍔部25aの凸球面部26は、金属
ケース8に設けた取付部28の凹球面座29で球面支持
し、他方の鍔部25bの凸球面部26は、軸24の一方
の端部に設けた凹球面座30で球面支持し、軸24の他
方の端部を前記分割ベース部材の連結軸22に連結した
構造を有している。
【0019】このように、バネ機構23を介して各分割
ベース部材を支持した場合には、例えば、冷却ドラム1
の端面が凸変形した場合、この凸変形部分と摺動する分
割セラミックスプレートを配設した分割ベース部材が後
退して、バネ機構の板バネ27を弾性変形させ、冷却ド
ラム1の端面の凸変形部分と分割セラミックスプレート
の接触が解除された場合には、板バネ27は瞬時に復元
することになり、分割ベース部材を瞬時に復元させるこ
とができ、分割セラミックスプレートを冷却ドラム1の
端面に対して常に所定の押圧力で押圧することができ
る。
【0020】ここでは、各分割ベース部材20a〜20
cと金属ケース8間には、可縮性断熱材18を介在さ
せ、各分割ベース部材と金属ケース間で衝撃を緩和する
とともに、変形に追従して変位した分割ベース部材間に
間隙を生じた場合に、溶湯4が侵入して金属ケース8を
溶融しないように、例えば耐熱性があり、可縮性のある
セラミックスファイバーや、高温時に可縮性のあるキャ
スタブル耐火物からなる可縮性断熱材18を介在させて
いるが、この断熱材18は分割ベース部材が後退する際
に容易に圧縮されるので、分割ベース部材の後退を阻害
することはない。
【0021】なお、この実施例でのバネ機構23は、図
1に示すように、全部で12箇所(23a〜23k、2
3p)配置しており、ここでは、隣接する分割ベース部
材20aと20b間、隣接する分割ベース部材20bと
20c間の境界近傍に、バネ機構23eと23g、23
fと23h、23iと23jと23kをそれぞれ相対す
るように設けている。このように、隣接する分割ベース
部材間の境界部において、相対する分割ベース部材20
aと20bを独立したバネ機構により支持した場合、冷
却ドラム1の端面と分割セラミックスプレート21a、
21b、21c間には変位段差が生じるが、バネ機構の
作用で瞬時に解消することができる。
【0022】この変位段差は、例えば図4に示すよう
に、隣接する分割ベース部材20aと20b間の連結構
造を、バネ機構23の軸24の端部に連結した連結軸2
2を介して分割ベース部材20aと分割ベース部材20
bを支持するように構成することによって、より軽微に
することができ、図5に示すように、冷却ドラム1の端
面が凸変形した場合でも、隣接する分割ベース部材の分
割セラミックスプレート21a、21b、21c間に変
位段差は軽微であり、冷却ドラム1の端面と各分割セラ
ミックスプレート21a、21b、21cとの間には、
隙間d、eが生じるが、この隙間は微小であり操業上問
題のないものにすることができる。
【0023】なお、上記の実施例では、バネ機構には、
板バネ27を用いたが、図6に示すように、板バネ27
に代えて、つる巻バネ(コイルバネ)32やその他のバ
ネを用いてもよい。この場合のバネ機構23の構造とし
ては、例えば、このバネ機構の軸24に取り付けた一対
の鍔部25a、25b間につる巻バネ32を介在させ、
軸の24の一方の端部は台座16に設けた取付部31o
を貫通し、一方の鍔部25aの凸球面部26は、金属ケ
ース8に設けた取付部28の凹球面座29で球面支持
し、他方の鍔部25bの凸球面部26は、取付部31o
に形成した凹球面座30oで球面支持し、軸24の他方
の端部を各分割ベース部材の連結軸22に連結した構造
とすればよい。
【0024】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、サイド堰のベース部材とセラミックスプ
レートの分割数、分割形態、バネ機構、台座、支持架台
への取付構造等は、冷却ドラム条件、サイド堰条件(基
本構造、寸法、形状、材料、予熱条件、押付条件等)、
連続鋳造対象、操業条件(温度、速度、寸法等)等に応
じて、本発明の請求項の範囲内で適宜変更されるもので
ある。
【0025】
【発明の効果】本発明においては、セラミックスプレー
トを設けた各分割ベース部材をバネ機構を介して、押付
機構を備えた台座に、それぞれ独立に進退自在に支持さ
せたので、冷却ドラムの端面との間で、密着性を阻害す
るような変形を生じた場合には、各セラミックスプレー
トを、変形に馴染むように所定の押付力を維持した状態
で変位させ、冷却ドラムの端面とセラミックスプレート
間の隙間を極力小さくして、冷却ドラムの端面とセラミ
ックスプレート間での溶湯のシール性を長時間にわたっ
て安定確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイド堰の実施例を、湯溜り部側から
見た正面説明図。
【図2】図1のAa−Ab矢視断面説明図。
【図3】図2のA部拡大説明図。
【図4】本発明のサイド堰の実施例での隣接する分割ベ
ース部材間の他の連結構造例を示す側断面説明図。
【図5】図4に示した隣接する分割ベース部材を連結し
たサイド堰と変形した冷却ドラム端面との接触状態を示
す側断面説明図。
【図6】本発明のサイド堰のベース部材を弾性支持する
ために用いる他のバネ機構例を示す側断面説明図。
【図7】本発明を実施する双ドラム式連続鋳造装置例に
おけるサイド堰配置状態を示す立体説明図。
【図8】従来の双ドラム式連続鋳造装置例におけるサイ
ド堰例を示し、(a)図は、湯溜り部側から見た正面説
明図、(b)図は、(a)図のAa−Ab矢視断面説明
図。
【図9】従来の双ドラム式連続鋳造装置例における他の
サイド堰例を示し、(a)図は、湯溜り部側から見た正
面説明図、(b)図は(a)図のAa−Ab矢視断面説
明図。
【図10】(a)図は、図9のようなサイド堰と、凸変
形した冷却ドラム端面との接触状態例を示す側断面説明
図、(b)図は、図9のようなサイド堰と冷却ドラム端
面との他の接触状態例を示す側断面説明図。
【符号の説明】 1、1a、1b 冷却ドラム 2、2a、2b サ
イド堰 3 移動鋳型 4 溶湯 4c 鋳片 5 湯溜り部 6 枠板 7 底板 8 金属ケース 9、9a〜9f 断
熱材 10 ヒーター 11 ベ−ス部材 12 12a〜12f セラミックスプレート 13 押付機構 14 セラミックス
ファイバー 15 異物 16 台座 17 支持架台 18 可縮性断熱材 20 ベース部材 20a〜20c 分
割ベース部材 21 セラミックスプレート 21a〜21c 分割セラミックスプレート 22 連結軸 23、23a〜23k、23p バネ機構 24 軸 25a、25b 鍔
部 26 凸球面部 27 板バネ 28 取付部 29 凹球面座 30、30o 凹球面座 31、31o 取付
部 32 つる巻バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する一対の冷却ドラムの両端面に当
    接され移動鋳型を形成する双ドラム式連続鋳造用のサイ
    ド堰において、押付機構を備えた台座に、2分割以上に
    分割されたベ−ス部材を、それぞれ複数箇所でバネ機構
    を介して進退自在に支持し、各分割ベース部材に、それ
    ぞれ、冷却ドラム端面と摺動するセラミックスプレート
    を設けたことを特徴とする双ドラム式連続鋳造用のサイ
    ド堰。
  2. 【請求項2】 バネ機構として、板バネやコイルバネを
    用いたことを特徴とする請求項1記載の双ドラム式連続
    鋳造用のサイド堰。
  3. 【請求項3】 隣接する分割ベース部材間の少なくとも
    一箇所の境界部近傍において、それぞれの分割ベース部
    材側にバネ機構を設け、このバネ機構の軸と分割ベース
    部材間に連結軸を介在させ、分割ベース部材をバネ機構
    で弾性支持可能にしたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の双ドラム式連続鋳造用のサイド堰。
  4. 【請求項4】 隣接する分割ベース部材間の少なくとも
    一箇所の境界部にバネ機構を設け、このバネ機構の連結
    軸と隣接する分割ベース部材の境界部間に隣接する分割
    ベース部に跨がる軸部を介在させ、分割ベース部材を共
    通のバネ機構で弾性支持可能にしたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の双ドラム式連続鋳造用の
    サイド堰。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100977784B1 (ko) * 2007-09-28 2010-08-24 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조기의 에지댐 내화물 고정장치
KR101010628B1 (ko) * 2008-07-01 2011-01-27 주식회사 포스코 에지댐 가스 실링 장치

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