JP2000237817A - アルミニウム押出形材の後面処理方法及び後面処理設備 - Google Patents

アルミニウム押出形材の後面処理方法及び後面処理設備

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JP2000237817A JP11038316A JP3831699A JP2000237817A JP 2000237817 A JP2000237817 A JP 2000237817A JP 11038316 A JP11038316 A JP 11038316A JP 3831699 A JP3831699 A JP 3831699A JP 2000237817 A JP2000237817 A JP 2000237817A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押出機から送り出された押出形材を効率よく
冷却,定寸切断し、クーリングテーブル,ストレージテ
ーブル,ソーチャージテーブル等の上に押出形材が溜ま
ることを少なくする。 【構成】 押出機1から切り離された押出形材Mをラン
アウトテーブル3上に送り出し、押出形材Mの先端部M
bが定寸切断機8側端部に達するまで押出形材Mをラン
アウトテーブル3上で搬送する。次いで、押出方向Dに
直交する方向Cに沿って押出形材Mをランアウトテーブ
ル3からクーリングテーブル4を経てストレッチャー5
のストレッチテーブル5aに移送する。定寸切断機8側
に設けられている固定側のテールストック10のジョー
で押出形材Mの先端部Mbを、移動可能で任意の位置に
固定できるヘッドストック10のジョーで押出形材Mの
後端部Mcを掴んで押出形材Mに引張り力を加えて矯正
する。矯正後の押出形材Mは、ストレージテーブル6を
経てソーチャージテーブル7に移送され、定寸切断機8
で製品長さに定寸切断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押出機から送り出され
たアルミニウム押出形材を冷却,矯正した後で製品長さ
に定寸切断する後面処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】押出機で押し出されるアルミニウム押出
形材は、設備規模や形材のサイズにもよるが長さ40〜
60mの長尺材である。押出形材は、押出機から押出方
向に送り出された後、曲り,形状変形等を矯正するため
に長手方向に引っ張られる。次いで、製品長さに定寸切
断される。具体的には、図1に示すように押出機1の出
側に設けられているプラテン切断機2で押出形材Mを押
出機1から切り離し、押出方向Dに延びるランアウトテ
ーブル3上に送り出す。押出形材Mは、ランアウトテー
ブル3に設けられている搬送ローラにより、クーリング
テーブル4の押出機1側端部に相当するランアウトテー
ブル3上の位置Pに後端部Mcが到達するまでランアウ
トテーブル3上で搬送される。次いで、押出形材Mは、
押出方向Dに直交する方向Cに沿ってランアウトテーブ
ル3からクーリングテーブル4に移送され、クーリング
テーブル4上で室温近傍の温度まで冷却される。
【0003】冷却された押出形材Mは、ストレッチャー
5で長さ方向に引っ張られて曲り,形状変形等を矯正す
るためストレッチテーブル5aに移送される。移送に先
立って、ストレッチャー5のテールストック5bを押出
形材Mの先端位置に移動させ、作業床にテールストック
5bを固定し、ストレッチテーブル5aの長さを調節す
る。ストレッチテーブル5aに移送された押出形材M
は、先端部Mbがテールストック5bのジョー,後端部
Mcがヘッドストック5cのジョーで挟まれる。そし
て、油圧力でヘッドストック5cを押出機1方向に移動
させることにより、押出形材Mを押出方向Dに引っ張
り、曲り,形状変形等を矯正する。曲り,形状変形等が
矯正された押出形材Mは、ストレージテーブル6にスト
ックされる。次いで、所定本数の押出形材Mがストレー
ジテーブル6からソーチャージテーブル7に移し替えら
れ、定寸切断機8で製品長さに切断される。
【0004】ストレッチャー5は、次の理由からストレ
ッチテーブル5aの押出機1側端部にヘッドストック5
cを固定し、押出形材Mの長さに応じて移動可能なよう
にテールストック5bを配置している(特許第2806
484号)。すなわち、押出機1から切り離された押出
形材Mは、ランアウトテーブル3からクーリングテーブ
ル4に移送される。押出形材Mをクーリングテーブル4
に移送してランアウトテーブル3上を空にした後で次の
押出を開始することにより、ランアウトテーブル3上で
押出形材Mと後続する押出形材との干渉を避けている。
その結果、押出完了後早急にクーリングテーブル4上に
押出形材Mを移送しないと、ランアウトテーブル3上を
空にするまで押出機1に待機時間が生じる。そこで、押
出形材Mをランアウトテーブル3からクーリングテーブ
ル4に移送できる状態、すなわちランアウトテーブル3
上を搬送されている押出形材Mの後端が位置Pを通過し
た時点で押出形材Mを直交方向Cに沿ってランアウトテ
ーブル3からクーリングテーブル4に移送する。次い
で、ストレッチテーブル5aに移送するため、ストレッ
チテーブル5a上では押出形材Mが押出機1側に位置す
る。この位置で押出形材Mをストレッチするため、スト
レッチャー5のテールストック5bを押出形材Mの長さ
に応じて移動可能に、ヘッドストック5cを押出機1側
に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、押出技術の
発展に伴って大型の押出形材も可能になり、大きな断面
積をもつ押出形材の割合も増加している。大きな断面積
の押出形材を従来設備で製造すると、押出形材Mの長さ
は、クーリングテーブル4やソーチャージテーブル7の
長さに比較して遥かに短くなる。その結果、ソーチャー
ジテーブル7上で搬送されている押出形材Mの先端が定
寸切断機8の位置まで到達する時間が長くなり、その間
定寸切断機8が停止する。定寸切断機8の稼働率が落ち
ると、押出能力に比較して定寸切断能力が低下し、スト
レージテーブル6やクーリングテーブル4に溜まる押出
形材Mの本数が多くなり、結果として押出機1を停止せ
ざるを得なくなる。
【0006】本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、押出形材の先端部をランアウトテ
ーブルの定寸切断機側端部近傍まで送り出すことによ
り、ソーチャージテーブル上で押出形材が定寸切断機ま
で移動する際に必要な定寸切断機の停止を最小限に抑
え、押出機の生産性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の後面処理方法
は、その目的を達成するため、押出機から切り離された
押出形材を押出方向に配置されたランアウトテーブル上
に送り出し、ランアウトテーブル上で押出形材の先端部
が定寸切断機側端部に達するまで押出形材を搬送し、次
いで押出方向に直交する方向に沿って押出形材をランア
ウトテーブルからクーリングテーブルを経てストレッチ
ャーのストレッチテーブルに移送し、定寸切断機側に設
けられている固定側のテールストックのジョーで押出形
材の先端部を、移動可能で任意の位置に固定できるヘッ
ドストックのジョーで押出形材の後端部を掴んで押出形
材に引張り力を加えて矯正した後、押出形材をストレー
ジテーブルを経てソーチャージテーブルに移送し、ソー
チャージテーブルの押出機とは反対側端部に設けられて
いる定寸切断機により押出形材を製品長さに定寸切断す
ることを特徴とする。ランアウトテーブル上で押出形材
の先端部が定寸切断機側端部に近づいたとき、次の押出
形材が押出機からランアウトテーブル上に送り出すこと
もできる。
【0008】この方法で使用する後面処理設備は、押出
機から切り離された押出形材が送り込まれる押出方向に
長いランアウトテーブルと、ランアウトテーブルと平行
に配列されたクーリングテーブルと、クーリングテーブ
ルに隣接配置されたストレッチャーと、ストレッチャー
で矯正された押出形材が移送されるストレージテーブル
と、押出機とは反対側の端部に定寸切断機を設けたソー
チャージテーブルを備えている。ストレッチャーは、ス
トレッチテーブルの定寸切断機側端部に固定側のテール
ストックを配置し、押出機側で押出方向に移動可能で任
意の位置に固定できるヘッドストックを配置している。
【0009】
【実施の形態】本発明に従った後面処理設備では、図2
に示すようにストレッチャー5のテールストック10を
ストレッチテーブル5aの定寸切断機8側端部に固定
し、ヘッドストック20を押出方向Dに沿って移動可能
に設ける外は、図1と同じ設備構成を採用している。ス
トレッチテーブル5aは、ヘッドストック20を移動可
能にするため、クーリングテーブル4の下方に仕舞い込
まれるようになっている。テールストック10は、図3
に示すように機台11に下ジョー12及び上ジョー13
を取り付け、下ジョー12に向けて上ジョー13を押圧
する油圧シリンダ14を備えている。機台11には、油
圧シリンダ30で引っ張られたテールストック10が若
干移動できるようにコロ15が設けられている。
【0010】ヘッドストック20も、機台21に下ジョ
ー22及び上ジョー23を取り付け、下ジョー22に向
けて上ジョー23を押圧する油圧シリンダ24を備えて
いる。ヘッドストック20は、レール41に沿って移動
可能なようにレール41上を転動する車輪25,26を
機台21に軸支している。一方の車輪25は、走行モー
タ27との間に駆動ベルト28を懸けられた駆動車輪に
なっている。レール41の側方には、レール41の長手
方向に沿って複数の固定孔42,42・・が穿設されて
いる。所定の固定孔42を選択して、機台21の側面に
設けられている固定ピン29を挿し込むことにより、そ
の位置でヘッドストック20が固定される。
【0011】押出機1から送り出された押出形材Mは、
先端が定寸切断機8側の端部に来るまでランアウトテー
ブル3上を搬送される。先行する押出形材Mの先端が定
寸切断機8側の端部に近づいた状態では、ランアウトテ
ーブル3の押出機側は空になっており、次の押出形材を
送り出しても先行押出形材Mと干渉しない。特に大きな
断面積をもつ押出形材にあっては、ランアウトテーブル
3に比較して形材長さが大幅に短くなっているので、先
行押出形材と後続押出形材との間の干渉が起きることは
ない。
【0012】ランアウトテーブル3に設けられている搬
送ローラの回転速度を制御することによっても、先行押
出形材と後続押出形材との間の干渉が防止される。具体
的には、押出機1の出口からクーリングテーブル4の押
出機1側端部に相当するランアウトテーブル3上の位置
Pまでの距離及び押出速度に基づいて、押出開始から押
出形材Mが位置Pに到達するのに要する時間を算出し、
算出結果に応じてランアウトテーブル3上での押出形材
Mの搬送速度を設定する。また、光電管等によって押出
形材の位置を検出し、検出結果に応じてランアウトテー
ブル3上での押出形材Mの搬送速度を設定することも可
能である。このようにして押出機1から次の押出形材M
を送り出すとき、ランアウトテーブル3上での押出形材
Mの搬送により生じる次の押出開始までの待ち時間が少
なくなる。ランアウトテーブル3上で定寸切断機8側の
端部に先端が達した押出形材Mは、押出方向Dと平行な
姿勢を維持したまま、ランアウトテーブル3からクーリ
ングテーブル4に移送される。クーリングテーブル4上
の押出形材Mは、ファン等を用いて室温近傍の温度まで
空冷される。
【0013】空冷された押出形材Mは、クーリングテー
ブル4からストレッチャー5のストレッチテーブル5a
に移送される。このとき、ストレッチャー5のヘッドス
トック20は、送られて来る押出形材Mの長さに対応し
た位置に予め移動され、選択された固定孔42に固定ピ
ン29を挿し込むことにより所定位置に固定されてい
る。ストレッチテーブル5aに移送された押出形材Mの
先端部Mbをテールストック10の下ジョー12と上ジ
ョー13との間に挟み、後端部Mcをヘッドストック2
0の下ジョー22と上ジョー23との間に挟む。そし
て、油圧シリンダ30によりテールストック10を介し
て押出形材Mを押出方向Dに引っ張ると、押出形材Mが
塑性変形し曲り,形状変化等が矯正される。矯正された
押出形材Mは、ジョー12,13及び22,23による
両端部Mb,Mcの拘束が解除され、ストレッチテーブ
ル5aからストレージテーブル6を経てソーチャージテ
ーブル7に移送される。このように押出形材Mを移送す
るとき、押出形材Mの先端部Mbは、ソーチャージテー
ブル7上で定寸切断機8に最も近い個所に位置する。そ
のため、ソーチャージテーブル7上で押出形材Mを定寸
切断機8に送り込む時間が短縮され、定寸切断機8の稼
動効率が向上する。したがって、ストレージテーブル6
やソーチャージテーブル7上に押出形材が溜まることも
少なくなる。
【0014】押出形材Mの先端部Mbをランアウトテー
ブル3上で定寸切断機8側の端部まで送り出すことは、
押出長さが異なる押出形材を処理する場合にも有効であ
る。すなわち、ソーチャージテーブル7上で先端部Mb
が揃うように押出形材Mが移送されるため、先端揃えの
作業に要する時間を必要とせず、その分だけでも定寸切
断機8の停止時間が短くなる。押出形材Mの先端部Mb
をランアウトテーブル3上で定寸切断機8側の端部まで
送り出すことは、押出形材Mを冷却する上でも有利であ
る。すなわち、押出機1の周辺には高温のビレット,コ
ンテナ,ダイス等の熱源があるため、クーリングテーブ
ル4上の雰囲気は、押出機1に近いほど高温,押出機1
から遠ざかるに従って低温になる温度勾配をもってい
る。そして、温度の低い定寸切断機8側の端部に先端部
Mbが位置するように押出形材Mが送り込まれるので、
押出形材Mが室温に冷却されるまでの時間が短縮され
る。なかでも、断面積が大きく冷却に時間かかる押出形
材ほど、クーリングテーブル4上で押出機1から遠ざか
るので雰囲気の冷却能が高くなる。したがって、クーリ
ングテーブル4上で押出形材Mが滞留する時間も短くて
済み、その分だけクーリングテーブル4のサイズを小さ
くできる。
【0015】
【実施例】直径365mm,長さ1200mmのビレッ
トから100mm×100mmの矩形断面をもつ長さ1
0mの押出形材を押し出した。押出機1から切り離した
押出形材Mを長さ70mのランアウトテーブル3に送り
出し、ランアウトテーブル3上で押出形材Mの先端部M
bが定寸切断機8側の端部に達するまで押出形材Mを搬
送した。このとき、押出形材Mの先端部Mbが押出機1
から25m離れたときに次の押出形材Mをランアウトテ
ーブル3に送り出したが、先行押出形材Mとの間に何ら
の干渉もなかった。先端部Mbが定寸切断機8側の端部
に達した押出形材Mは、押出方向Dに直交する方向Cに
沿って長さ60mのクーリングテーブル4に平行移動さ
れた。クーリングテーブル4上の雰囲気は、表1に示す
ように高温のビレット,コンテナ,ダイス等の熱源があ
る押出機1に近いほど高温で、定寸切断機8側ほど低温
であった。
【0016】
【0017】クーリングテーブル4に移送された押出形
材Mの後端部Mcは、押出形材Mの長手方向に関して最
も高温(500℃)の部位であり、クーリングテーブル
4の押出機1側端部から50m離れた個所に位置した。
この個所の雰囲気温度は25℃であり、押出形材Mがス
トレッチ可能な温度40℃まで冷却するのに25分を要
した。これに対し、図1で説明した従来法に従って押出
形材Mをクーリングテーブル4に移送したとき、押出形
材Mの後端部Mcはクーリングテーブル4上で押出機1
側端部に位置し、ストレッチ可能な温度40℃まで冷却
するのに34分かかった。この対比から明らかなよう
に、本発明に従った後面処理では、押出形材Mが比較的
短時間でストレッチ可能な温度まで冷却するため、冷却
待ちの押出形材Mがクーリングテーブル4上に溜まる本
数も少なくなった。
【0018】冷却された押出形材Mをストレッチテーブ
ル5aに移送する前に、ヘッドストック20をレール4
1に沿って移動させ、押出形材Mの後端部Mcに相当す
る位置に固定すると共に、ストレッチテーブル5aの長
さを調節した。そして、押出形材Mをストレッチテーブ
ル5aに移送し、押出形材Mの先端部Mbをテールスト
ック10の下ジョー12と上ジョー13との間で掴み、
後端部Mcをヘッドストック20の下ジョー22と上ジ
ョー23との間で掴み、押出形材Mを引っ張ることによ
り曲り,形状変形等を矯正した。矯正後の押出形材Mを
ストレッチテーブル5aからストレージテーブル6に移
送した。移送された押出形材Mは、ストレージテーブル
6上で先端部Mbが定寸切断機8側端部に揃えられてい
た。
【0019】ストレージテーブル6からソーチャージテ
ーブル7に所定本数の押出形材Mを移送した。ソーチャ
ージテーブル7上でも押出形材Mの先端部Mbが定寸切
断機8の近傍に位置するため、極く短時間で押出形材M
の定寸切断を開始できた。これに対し、図1の従来法式
でソーチャージテーブル7に移送された押出形材Mで
は、先端部Mbから定寸切断機8までの距離が50mで
あった。この場合、押出形材Mを速度30m/分で定寸
切断機8まで送ると、100秒の送り時間が必要であっ
た。そのため、この送り時間分だけ定寸切断機8を停止
させる必要があった。1本の押出形材Mに必要な送り時
間100秒が累積されるため、定寸切断機8の稼動効率
が低く、ストレージテーブル6やソーチャージテーブル
7に定寸切断待ちの押出形材Mが溜りがちであった。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、押出機からランアウトテーブル上に送り出された押
出形材を、ランアウトテーブル上で定寸切断機側端部ま
で搬送した後、押出方向に直交する方向に沿ってクーリ
ングテーブル,ストレッチャーのストレッチテーブル,
ストレージテーブル,ソーチャージテーブルへと順次移
送している。このように押出形材を移送するとき、クー
リングテーブル上で押出形材が効率よく冷却されると共
に、ソーチャージテーブル上で押出形材の先端部が定寸
切断機の近傍に位置するため定寸切断機に押出形材を送
り込む時間が大幅に短くなる。その結果、クーリングテ
ーブル,ストレージテーブル,ソーチャージテーブルに
溜まりがちな押出形材の本数が少なくなり、押出機及び
定寸切断機本来の能力を十分に活用して生産性良く押出
製品を製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 押出形材の後端部を押出機側に位置させて押
出形材を移送する従来の後面処理設備
【図2】 押出形材の先端部を定寸切断機側に位置させ
て押出形材を移送する本発明に従った後面処理設備
【図3】 押出形材の曲り,形状変形等を矯正するスト
レッチャー
【符号の説明】
1:押出機 2:プラテン切断機 3:ランアウト
テーブル 4:クーリングテーブル 5:ストレッ
チャー 6:ストレージテーブル 7:ソーチャー
ジテーブル 8:定寸切断機 10:固定側のテールストック 20:移動可能なヘ
ッドストック 12,22:下ジョー 13,23:上ジョー 2
9:固定ピン 41:レール 42:固定孔 D:押出方向 C:押出方向に直交する方向 M:押出形材 P:クーリングテーブルの押出機側端部に相当するラン
アウトテーブル上の位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機から切り離された押出形材を押出
    方向に配置されたランアウトテーブル上に送り出し、ラ
    ンアウトテーブル上で押出形材の先端部が定寸切断機側
    端部に達するまで押出形材を搬送し、次いで押出方向に
    直交する方向に沿って押出形材をランアウトテーブルか
    らクーリングテーブルを経てストレッチャーのストレッ
    チテーブルに移送し、定寸切断機側に設けられている固
    定側のテールストックのジョーで押出形材の先端部を、
    移動可能で任意の位置に固定できるヘッドストックのジ
    ョーで押出形材の後端部を掴んで押出形材に引張り力を
    加えて矯正した後、押出形材をストレージテーブルを経
    てソーチャージテーブルに移送し、ソーチャージテーブ
    ルの押出機とは反対側の端部に設けられている定寸切断
    機により押出形材を製品長さに定寸切断するアルミニウ
    ム押出形材の後面処理方法。
  2. 【請求項2】 ランアウトテーブル上で押出形材の先端
    部が定寸切断機側端部に近づいたとき、次の押出形材が
    押出機からランアウトテーブル上に送り出される請求項
    1記載のアルミニウム押出形材の後面処理方法。
  3. 【請求項3】 押出機から切り離された押出形材が送り
    込まれる押出方向に長いランアウトテーブルと、ランア
    ウトテーブルと平行に配列されたクーリングテーブル
    と、クーリングテーブルに隣接配置されたストレッチャ
    ーと、ストレッチャーで矯正された押出形材が移送され
    るストレージテーブルと、押出機とは反対側の端部に定
    寸切断機を設けたソーチャージテーブルを備え、ストレ
    ッチャーは、ストレッチテーブルの定寸切断機側端部に
    固定側のテールストックを配置し、押出機側で押出方向
    に移動可能で任意の位置に固定できるヘッドストックを
    配置しているアルミニウム押出形材の後面処理設備。
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