JP2000236617A - 架空送電線路のジャンパ装置および架空送電線路の系統分断方法 - Google Patents

架空送電線路のジャンパ装置および架空送電線路の系統分断方法

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JP2000236617A
JP2000236617A JP11036162A JP3616299A JP2000236617A JP 2000236617 A JP2000236617 A JP 2000236617A JP 11036162 A JP11036162 A JP 11036162A JP 3616299 A JP3616299 A JP 3616299A JP 2000236617 A JP2000236617 A JP 2000236617A
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conductor
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Junji Fukuda
淳治 福田
Sakae Oba
栄 大場
Yasuo Kojima
泰雄 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】送配電系統における電気事故の際に、ジャンパ
装置を開放する系統分断作業を容易にかつ迅速に行う。 【解決手段】 引留クランプ3および耐張碍子連6を介
して鉄塔の腕金1にそれぞれ引き留められた鉄塔両側の
送電線2間を、両端が前記引留クランプ3に電気的に接
続されるジャンパ導体5を介して電気的に接続するジャ
ンパ装置11において、ジャンパ導体5の中央部を鉄塔
の腕金1に取り付けた絶縁吊り材50で吊る。さらに、
ジャンパ導体5の両端を、引留クランプ3に接合される
ジャンパソケット本体部16と、このジャンパソケット
本体部16の出口側に設けた、当該ジャンパ導体5を着
脱可能に把持する着脱クランプ部17とからなるジャン
パソケット14を介して、鉄塔両側の引留クランプ3に
それぞれ接続する。ジャンパ導体5をジャンパソケット
14の着脱クランプ部17に対して着脱する作業は、手
で持つ部分が軽量で済む等の種々の点で、容易かつ能率
的であり、迅速に系統分断できる。ジャンパ導体5の中
央部が絶縁吊り材50で吊られているので、ジャンパ導
体5の仮保持作業が極めて簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送配電系統にお
ける電気事故の際に、容易に系統分断を行うことができ
る架空送電線路のジャンパ装置、および、架空送電線路
の系統分断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の架空送電線路のジャンパ装
置7を示すもので、1は鉄塔の腕金、2は送電線(本
線)、3は引留クランプ、4はジャンパソケット、5は
ジャンパ導体、6は耐張碍子連である。送電線2はその
端部に固定した引留クランプ3および耐張碍子連6を介
して鉄塔の腕金1に引き留められる。ジャンパ導体5
は、その両端に固定したジャンパソケット4を引留クラ
ンプ3にボルト接合して、鉄塔両側の送電線2間を電気
的に接続する。
【0003】ところで、送配電系統において停電事故、
接地事故、誘導事故等の電気事故が発生した場合、その
影響を受ける範囲を限定するために、架空送電線路のジ
ャンパ装置を開放して、系統分断を行うことが行われ
る。例えば66kV程度の架空送電線路の場合、腕金1
から引留クランプ3までの距離Lは例えば1.0〜1.
2m程度、ジャンパ導体5の中央部の腕金1からの垂直
距離Hは1.0〜1.5m程度であるが、上記電気事故
等のために、このような鉄塔において系統分断を行う必
要が生じた場合、従来は、引留クランプ3にボルト接合
されているジャンパソケット4のボルトを外し、ジャン
パソケット4を引留クランプ3から外してジャンパ装置
7を開放する系統分断作業を行っている。また、再接続
の際には、ジャンパソケット4を引留クランプ3にボル
ト接合する再接続作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のジャンパ装
置7では、これを開放するためにジャンパソケット4の
ボルトの取り外しを行う必要があるが、この作業、すな
わちジャンパソケット4を引留クランプ3に接合固定し
ているボルトを取り外す作業は、そのボルトの向き等の
点でやりにくく、作業能率が悪い。系統分断は迅速に行
うことを要求されるが、作業能率が悪く、時間がかか
り、電気事故の際の系統分断の作業時間を短縮すること
は困難であった。また、ジャンパ装置7を開放した状態
では、本線(送電線2)から外したジャンパ導体5を仮
保持しておくことが必要であるが、このジャンパ導体5
の仮保持の作業は煩雑であり、改善が望まれる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、送配電系統における電気事故の際に、容易にかつ迅
速にジャンパ装置を開放して、系統分断を行うことがで
き、またジャンパ装置開放時のジャンパ導体の仮保持を
容易に行うことのできる架空送電線路のジャンパ装置、
および、架空送電線路の系統分断方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の架空送電線路のジャンパ装置は、引留クランプおよ
び耐張碍子連を介して鉄塔の腕金にそれぞれ引き留めら
れた鉄塔両側の送電線間を、両端が前記引留クランプに
電気的に接続されるジャンパ導体を介して電気的に接続
するジャンパ装置において、前記ジャンパ導体の中央部
を鉄塔腕金に取り付けた絶縁吊り材で吊るとともに、当
該ジャンパ導体の両端を、前記引留クランプに接合され
るジャンパソケット本体部と、このジャンパソケット本
体部の出口側に設けた、当該ジャンパ導体を着脱可能に
把持する着脱クランプ部とからなるジャンパソケットを
介して、鉄塔両側の引留クランプにそれぞれ接続したこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2は、請求項1記載の架空送電線路
のジャンパ装置について、当該ジャンパ装置を開放して
系統分断を行う架空送電線路の系統分断方法であって、
前記引留クランプに接合されたジャンパソケットの着脱
クランプ部を緩めて、当該着脱クランプ部に着脱可能に
把持されたジャンパ導体の両端部を着脱クランプ部から
分離することで、当該ジャンパ装置を開放し、次いで、
前記ジャンパ導体の両端部を前記絶縁吊り材の上部に止
めることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8を参照して説明する。本発明は、例えば、66k
V程度の架空送電線路等のように、引留クランプの位置
が塔体からあまり離れていない架空送電線路のジャンパ
装置に適用して好適である。図1は本発明の一実施形態
の架空送電線路のジャンパ装置11を示すもので、1は
鉄塔の腕金、2は送電線(本線)、3は引留クランプ、
14はジャンパソケット、5はジャンパ導体、6は耐張
碍子連である。送電線2はその端部に固定した引留クラ
ンプ3および耐張碍子連6を介して鉄塔の腕金1に引き
留められている。ジャンパ導体5は、その両端に取り付
けたジャンパソケット14を引留クランプ3にボルト接
合して、鉄塔両側の送電線2間を電気的に接続する。
【0009】本発明では、前記ジャンパ導体の中央部を
鉄塔腕金に取り付けた絶縁吊り材50で吊るとともに、
前記ジャンパソケット14を、引留クランプ3に接合さ
れるジャンパソケット本体部16と、このジャンパソケ
ット本体部16の出口側に設けた、当該ジャンパ導体5
を着脱可能に把持する着脱クランプ部17とからなる構
成としている。また、この実施形態では、絶縁吊り材5
0の上部に、ジャンパ装置11の開放時にジャンパ導体
5の両端部を止めるための係止金具52を取り付けてい
る。
【0010】前記絶縁吊り材50は、例えば図4に示す
ように、FRPやポリマー等からなる長幹碍子等を用い
るとよい。この実施形態では、絶縁吊り材50の下端に
懸垂クランプ51を連結し、この懸垂クランプ51を介
してジャンパ導体5を吊っている。なお、本発明におけ
る絶縁吊り材50は、上述のものに限らず、ジャンパ導
体5の中央部を吊り下げることが可能な絶縁材であれば
よい。
【0011】前記ジャンパソケット14の一実施形態を
図5、図6に示す。図5は図1のA部の詳細拡大図、図
6(イ)は図5の右側面図、(ロ)は図5のB−B拡大
断面図である。このジャンパソケット14は例えばアル
ミ製であり、引留クランプ3に接合されるジャンパソケ
ット本体部16は、ジャンパ導体を圧縮固定する従来の
一般的なジャンパソケットと同様でよいが、例えば図示
例のものは、引留クランプ3の電気的接続のためのブラ
ケット部3aを挟持する挟持部14aをボルト18で締
め付け固定する構造である。ジャンパソケット本体部1
6に一体に設けられる着脱クランプ部17は、ジャンパ
ソケット本体部16と一体の受け部19と、この受け部
19にヒンジ部20を介して開閉可能に取り付けられた
蓋部21とからなり、前記受け部19と蓋部21とでジ
ャンパ導体5を把持し、前記ヒンジ部20と反対側のボ
ルト締め付け部19a、21aをボルト22で締め付け
て、ジャンパ導体5を着脱可能に把持する構成である。
【0012】次に、送配電系統に停電事故、接地事故、
誘導事故等が発生して、上記のジャンパ装置11を持つ
鉄塔で系統分断を行う必要が生じた場合の系統分断作業
の要領を、図2に示すように作業足場12を利用する場
合について説明する。この作業足場12は、鉄塔の腕金
1から吊り下げた足場主柱12aの下端部に足場板12
bを取り付けた構造であるが、可搬式でその都度設置で
きる仮設型でもよいし、常時鉄塔の腕金1に設置してお
く常設型でもよい。作業者は、鉄塔の腕金1から作業足
場12の足場板12bに降り、ジャンパ導体5をジャン
パソケット14の着脱クランプ部17から外す。この場
合、図5、図6において、ボルト22を外して着脱クラ
ンプ部17の蓋部21を開くと、ジャンパ導体5を着脱
クランプ部17から外すことができる。
【0013】ジャンパ導体5の両端部を着脱クランプ部
17から外した後、ジャンパ導体5の両端部近傍をそれ
ぞれ簡易仮吊り具25で吊って、ジャンパ導体5を仮保
持する。この場合、ジャンパ導体5の中央部は既に、腕
金1から絶縁吊り材50で吊られているので、改めてジ
ャンパ導体5の中央を保持する必要はなく、単にジャン
パ導体5の両端を簡易仮吊り具25等で吊るだけで済
み、ジャンパ導体5の仮保持の作業が極めて簡単であ
る。なお、前記簡易仮吊り具25の構成は任意である
が、例えば図示のものは、ワイヤ25aの一端にフック
25bを取り付け他端にグリップ25cを取り付けた構
成であり、他端のグリップ25cでジャンパ導体5を把
持し、一端のフック25bを絶縁吊り材50の上部に取
り付けた前記係止金具52の穴に引っ掛ける構成であ
る。また、簡易仮吊り具25の上端側のフック25bを
止める係止金具52は、実施形態のように作業足場12
がある場合には、絶縁吊り材50に取り付ける代わり
に、作業足場12の足場主柱12aに取り付けてもよ
い。
【0014】分断した送配電系統の再接続を行う場合
は、系統分断作業時と逆の作業を行う。すなわち、図3
のように仮保持されているジャンパ導体5を簡易仮吊り
具25から外し、ジャンパ導体5の両端部を送電線2の
前記ジャンパソケット14の着脱クランプ部17で把持
する。この場合も、ジャンパ導体5の中央部が絶縁吊り
材50に吊られているので、単にジャンパ導体5の両端
を操作すればよく、再接続の作業性は極めて良好であ
る。なお、上記作業におけるジャンパ導体5を着脱クラ
ンプ部17に対して着脱する際のボルト22の着脱は、
ラチェットスパナ、電動ナットランナ工具、先端工具付
きホットスティック工具等を用いて行うことができる。
【0015】上記の系統分断あるいは再接続の作業にお
いて、ジャンパ導体5をジャンパソケット14の着脱ク
ランプ部17に対して着脱する作業は、従来のようにジ
ャンパソケット4の付いたジャンパ導体5を取り扱う作
業と比べて、種々の点で容易である。すなわち、第1
に、手で持つ必要のあるものはジャンパ導体5のみであ
り、ジャンパソケット4を取り付けたジャンパ導体5を
持つ従来方法と比べて、軽量で作業性がよい。第2に、
同じボルト着脱操作でも、上記の着脱クランプ部17に
おけるボルト着脱操作は、従来のジャンパソケット4と
引留クランプ3のブラケット3a(これについては図5
を参照)との間のボルト18(同じく図5を参照)の着
脱操作と比べて、作業の向き(ボルトの向き)等の点で
作業がし易い。第3に、着脱クランプ部17がヒンジ構
造であるという点でも、従来より容易である。第4に、
ボルト着脱を行う位置が若干でも作業者に近くなるとと
もに、本線側をいじらなくて済む(引留クランプ3側を
いじらなくて済む)ので、この点でも作業性がよい。こ
のように、ジャンパ装置11の開放作業は、きわめて容
易かつ能率的であり、迅速に系統分断あるいは再接続を
行うことができる。しかも、ジャンパ装置11を開放し
ている時にジャンパ導体5を仮保持するための仮保持作
業は、前述の通り、絶縁吊り材50でジャンパ導体5の
中央部が吊られていることから、極めて簡単であり、こ
の点でも、系統分断あるは再接続の作業の迅速化が図ら
れる。また、本発明を適用するために、ジャンパソケッ
トの改造は必要であるが、本線(送電線2)側の引留ク
ランプ3は改造する必要がないので、既設の架空送電線
路にも容易に適用できる。
【0016】図7、図8にジャンパソケットの他の実施
形態を示す。この実施形態のジャンパソケット14A
は、そのジャンパソケット本体部16は前記と同じであ
るが、着脱クランプ部17Aとして、多導体送電線にお
いて素導体間隔を保持するためのスペーサの電線把持部
として用いられるボルトレスクランプの構造を採用した
ものである。すなわち、この着脱クランプ部17Aは、
ジャンパソケット本体部16と一体の受け部39と、こ
の受け部39にヒンジ部40を介して開閉可能に取り付
けた蓋部41とを備え、蓋部41のヒンジ部40と反対
側に取り付けた連結機構43で、蓋部41を受け部39
側の突出部39aに固定する構成である。連結機構43
は、ピン42で蓋部41に回動可能に連結されたスプリ
ングアーム45に、係合突起46aおよび鍔部46bを
一体に持つ軸46を、ばね47を介在させてナット48
で装着した構造であり、ばね47の力で、蓋部41を受
け部39の突出部39aに連結して、ジャンパ導体5を
把持する。
【0017】上記の着脱クランプ部17Aはボルトレス
型であり、ボルト・ナットの締め付け操作が不要なの
で、作業能率が一層向上する。また、このボルトレス型
の着脱クランプ部17Aは、前記連結機構43の操作が
可能な着脱工具を備えたホットスティック等を使用する
ことで、例えば塔体側から操作することも可能となり、
系統分断、再接続作業の一層の能率向上を図ることがで
きる。また、ばね47を使用したこの種の着脱クランプ
部17Aは、長期に渡って安定した把持力を確保するこ
とができる。
【0018】また本発明は、例えば、66kV程度の架
空送電線路等のように、引留クランプの位置が塔体から
あまり離れていない架空送電線路のジャンパ装置に適用
して好適であるが、必ずしもそのような場合に限定され
ない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、次のような種々の効果
を奏する。 本発明のようにジャンパ導体をジャンパソケットに一
体に設けた着脱クランプ部に対して着脱する作業は、従
来のようにジャンパ導体に圧縮固定したジャンパソケッ
トを引留クランプに対してボルト着脱する作業と比べ
て、第1に、手で持つ必要のあるものはジャンパ導体の
みであるから、軽量で作業性がよい、第2に、作業の向
き(ボルトの向き)等の点で作業がし易い、第3に、着
脱クランプ部がヒンジ構造であるという点でも、従来よ
り着脱操作が容易である、第4に、ボルト着脱を行う位
置が若干でも作業者に近くなるとともに、本線側をいじ
らなくて済む(引留クランプ側をいじらなくて済む)と
いう点でも、作業性がよい、等の種々の点で作業性がよ
く、きわめて容易かつ能率的であり、迅速に系統分断あ
るいは再接続を行うことができる。 ジャンパ導体の中央部が絶縁吊り材で吊られているの
で、ジャンパ装置の仮保持は、単にジャンパ導体の両端
を簡易仮吊り具等で吊るだけで済み、ジャンパ導体の仮
保持の作業が極めて簡単になり、この点でも、系統分断
あるは再接続の作業の迅速化が図られる。 また、作業足場を用いて行うと、作業能率が一層向上
する。この場合、ジャンパ導体の中央部を作業足場の足
場主柱に止め、かつ両端を足場主柱の上部に簡易仮吊り
具で止める等により、ジャンパ装置開放中のジャンパ導
体の仮保持を容易にかつ確実に行うことができる。 本発明を適用するために、ジャンパソケットの改造は
必要であるが、本線(送電線)側の引留クランプは改造
する必要がないので、既設の架空送電線路にも容易に適
用できる。
【0020】ジャンパソケットの着脱クランプ部とし
てボルトレス型の着脱クランプ部を用いた場合、ボルト
・ナットの締め付け操作が不要なので、作業能率が一層
向上する。 ボルトレス型の着脱クランプ部の場合、連結機構の操
作が可能な着脱工具を備えたホットスティック等を使用
することで、例えば塔体側から操作することも可能とな
り、系統分断、再接続作業の一層の能率向上を図ること
ができる。 ボルトレス型の着脱クランプ部は通常ばねを使用した
構造であり、この種の着脱クランプは、長期に渡って安
定した把持力を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る架空送電線路のジャンパ装置の一
実施形態を示す面図である。
【図2】図1の架空送電線路のジャンパ装置において系
統分断作業を行う際に、作業足場を利用する状況を説明
する図である。
【図3】図2の架空送電線路のジャンパ装置において、
系統分断を行った状態を示す図である。
【図4】図1におけるD部の詳細拡大図である。
【図5】図1におけるA部の詳細拡大図である。
【図6】(イ)は図5の右側面図、(ロ)は図5のB−
B拡大断面図である。
【図7】着脱クランプの他の実施形態を示すもので、図
5に対応する図である。
【図8】図7のC−C矢視図である。
【図9】従来の架空送電線路のジャンパ装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 鉄塔の腕金 2 送電線 3 引留クランプ 5 ジャンパ導体 6 耐張碍子連 11 ジャンパ装置 12 作業足場 14 ジャンパソケット 16 ジャンパソケット本体部 17、17A 着脱クランプ部 19、39 受け部 19a、21a フランジ 20、40 ヒンジ部 21、41 蓋部 22 ボルト 25 簡易仮吊り具 43 連結機構 50 絶縁吊り材 51 懸垂クランプ 52 係止金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 泰雄 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 Fターム(参考) 5G367 JA04 JA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引留クランプおよび耐張碍子連を介して
    鉄塔の腕金にそれぞれ引き留められた鉄塔両側の送電線
    間を、両端が前記引留クランプに電気的に接続されるジ
    ャンパ導体を介して電気的に接続するジャンパ装置にお
    いて、 前記ジャンパ導体の中央部を鉄塔腕金に取り付けた絶縁
    吊り材で吊るとともに、当該ジャンパ導体の両端を、前
    記引留クランプに接合されるジャンパソケット本体部
    と、このジャンパソケット本体部の出口側に設けた、当
    該ジャンパ導体を着脱可能に把持する着脱クランプ部と
    からなるジャンパソケットを介して、鉄塔両側の引留ク
    ランプにそれぞれ接続したことを特徴とする架空送電線
    路のジャンパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の架空送電線路のジャンパ
    装置について、当該ジャンパ装置を開放して系統分断を
    行う架空送電線路の系統分断方法であって、 前記引留クランプに接合されたジャンパソケットの着脱
    クランプ部を緩めて、当該着脱クランプ部に着脱可能に
    把持されたジャンパ導体の両端部を着脱クランプ部から
    分離することで、当該ジャンパ装置を開放し、次いで、
    前記ジャンパ導体の両端部を前記絶縁吊り材の上部に止
    めることを特徴とする架空送電線路の系統分断方法。
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