JP2000235591A - 壁パネル配置設計方法及びその装置 - Google Patents
壁パネル配置設計方法及びその装置Info
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- JP2000235591A JP2000235591A JP11036060A JP3606099A JP2000235591A JP 2000235591 A JP2000235591 A JP 2000235591A JP 11036060 A JP11036060 A JP 11036060A JP 3606099 A JP3606099 A JP 3606099A JP 2000235591 A JP2000235591 A JP 2000235591A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所定の仕
様の壁を形成する際に,壁パネルの配置やその施工手順
を最適化し,より合理性の高い壁パネル配置の設計が誰
にでも容易に行える壁パネル配置設計方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 壁パネルの配置の決定処理においては,
まず初期配置を生成し(S2),その一部を変更して新
たな配置を生成し(S3,S4),得られた配置が所定
の制約条件を満たしていれば(S5),その配置で使用
されているパネル数(評価値の一例)を算出する(S
6)。そして,例えば所定回数だけ上記S3〜S6を繰
り返し,その中で最も評価値の小さいものを最適解とし
て出力する。壁パネルの施工手順についても同様に,壁
パネルを施工単位毎にまとめたグループを時間軸上に初
期配置し,それを一部変更しながら所定の評価値を算出
する処理を所定回数だけ繰り返し,その中で最も評価値
の小さいものを最適解として出力する。
様の壁を形成する際に,壁パネルの配置やその施工手順
を最適化し,より合理性の高い壁パネル配置の設計が誰
にでも容易に行える壁パネル配置設計方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 壁パネルの配置の決定処理においては,
まず初期配置を生成し(S2),その一部を変更して新
たな配置を生成し(S3,S4),得られた配置が所定
の制約条件を満たしていれば(S5),その配置で使用
されているパネル数(評価値の一例)を算出する(S
6)。そして,例えば所定回数だけ上記S3〜S6を繰
り返し,その中で最も評価値の小さいものを最適解とし
て出力する。壁パネルの施工手順についても同様に,壁
パネルを施工単位毎にまとめたグループを時間軸上に初
期配置し,それを一部変更しながら所定の評価値を算出
する処理を所定回数だけ繰り返し,その中で最も評価値
の小さいものを最適解として出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,標準化された複数
種類の壁パネルを組み合わせて所定の仕様の壁を形成す
る際の壁パネルの配置,及びそれら壁パネルの施工手順
を決定する方法及び装置に関するものである。
種類の壁パネルを組み合わせて所定の仕様の壁を形成す
る際の壁パネルの配置,及びそれら壁パネルの施工手順
を決定する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばマンションなどの集合住宅の建設
に際しては,標準化された複数種類(サイズ等)の壁パ
ネルを,各住戸の部屋割りの仕様に応じて組み合わされ
て施工される場合が多い。これにより,壁パネルは上記
標準仕様に基づいて工場で一括生産することができ,建
築現場では既成の壁パネルを組み立てるだけでよいた
め,壁パネルの生産コストの低減,建築現場での施工の
単純化による施工コストの低減,工期の短縮化といった
メリットが享受できる。上記のような工法を用いる場合
には,各住戸の部屋割り等の仕様に合うように上記標準
化された壁パネルの配置を決定する必要がある。このよ
うな場合,従来は,オペレータがCAD上で上記壁パネ
ルに相当する複数種類のユニット要素を所定の仕様に合
うように試行錯誤しながら配置していくという方法(例
えば,特開平8−185426号公報)が一般的であっ
た。
に際しては,標準化された複数種類(サイズ等)の壁パ
ネルを,各住戸の部屋割りの仕様に応じて組み合わされ
て施工される場合が多い。これにより,壁パネルは上記
標準仕様に基づいて工場で一括生産することができ,建
築現場では既成の壁パネルを組み立てるだけでよいた
め,壁パネルの生産コストの低減,建築現場での施工の
単純化による施工コストの低減,工期の短縮化といった
メリットが享受できる。上記のような工法を用いる場合
には,各住戸の部屋割り等の仕様に合うように上記標準
化された壁パネルの配置を決定する必要がある。このよ
うな場合,従来は,オペレータがCAD上で上記壁パネ
ルに相当する複数種類のユニット要素を所定の仕様に合
うように試行錯誤しながら配置していくという方法(例
えば,特開平8−185426号公報)が一般的であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,各住戸の部
屋割り等の仕様に合うような壁パネルの配置は,通常た
だ一つ決まるものではなく,多数の候補が存在する場合
が殆どである。ところが,それら各候補はそれぞれに生
産コストが異なるため,その中から最も生産コストが小
さくなるような最適な配置を選択することが重要とな
る。その点,上記従来の方法では,決定される壁パネル
の配置は設計を行う上記オペレータの能力に完全に依存
しており,パネルの配置を最適化できる保証はなかっ
た。また,壁パネルを実際に施工する場合の施工手順に
ついても通常多数の候補が存在するため,作業者数など
の制約条件を満たした上で,例えばなるべく施工コスト
が小さく,工期の短い施工手順を選択することが重要と
なるが,従来はこのような施工手順の最適化を容易に行
える方法はなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり,その目的とするところは,壁パネルの配
置やその施工手順を最適化し,より合理性の高い壁パネ
ル配置の設計が可能な壁パネル配置設計方法及び装置を
提供することである。
屋割り等の仕様に合うような壁パネルの配置は,通常た
だ一つ決まるものではなく,多数の候補が存在する場合
が殆どである。ところが,それら各候補はそれぞれに生
産コストが異なるため,その中から最も生産コストが小
さくなるような最適な配置を選択することが重要とな
る。その点,上記従来の方法では,決定される壁パネル
の配置は設計を行う上記オペレータの能力に完全に依存
しており,パネルの配置を最適化できる保証はなかっ
た。また,壁パネルを実際に施工する場合の施工手順に
ついても通常多数の候補が存在するため,作業者数など
の制約条件を満たした上で,例えばなるべく施工コスト
が小さく,工期の短い施工手順を選択することが重要と
なるが,従来はこのような施工手順の最適化を容易に行
える方法はなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり,その目的とするところは,壁パネルの配
置やその施工手順を最適化し,より合理性の高い壁パネ
ル配置の設計が可能な壁パネル配置設計方法及び装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,第1の発明は,複数種類の壁パネルを組み合わせて
所定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの配置を決定す
る方法であって,上記仕様に基づいて上記壁パネルの配
置を生成する壁パネル配置生成工程と,上記壁パネル配
置生成工程で得られた壁パネル配置について,所定の評
価値を算出する第1の評価値算出工程と,上記第1の評
価値算出工程で得られた上記評価値に関する所定の終了
条件を満たすまで,上記壁パネル配置生成工程と上記第
1の評価値算出工程とを繰り返す第1の最適化工程とを
具備してなることを特徴とする壁パネル配置設計方法と
して構成されている。また,第2の発明は,複数種類の
壁パネルを組み合わせて所定の仕様の壁を形成する際の
壁パネルの施工手順を決定する方法であって,予め決定
された所定の壁パネルの配置に基づいて,上記配置に用
いられている壁パネルを,連続して施工する必要のある
壁パネル毎にグループ分けするグルーピング工程と,上
記グルーピング工程で得られた各グループを,所定の制
約条件を満たすように時間軸上に配置するグループ配置
工程と,上記グループ配置工程で得られた配置に基づい
て,所定の評価値を算出する第2の評価値算出工程と,
上記第2の評価値算出工程で得られた上記評価値に関す
る所定の終了条件を満たすまで,上記グループ配置工程
と上記第2の評価値算出工程とを繰り返す第2の最適化
工程とを具備してなることを特徴とする壁パネル配置設
計方法として構成されている。更に,第3の発明は,上
記第1,第2の発明の要件を全て具備する発明として構
成されている。
に,第1の発明は,複数種類の壁パネルを組み合わせて
所定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの配置を決定す
る方法であって,上記仕様に基づいて上記壁パネルの配
置を生成する壁パネル配置生成工程と,上記壁パネル配
置生成工程で得られた壁パネル配置について,所定の評
価値を算出する第1の評価値算出工程と,上記第1の評
価値算出工程で得られた上記評価値に関する所定の終了
条件を満たすまで,上記壁パネル配置生成工程と上記第
1の評価値算出工程とを繰り返す第1の最適化工程とを
具備してなることを特徴とする壁パネル配置設計方法と
して構成されている。また,第2の発明は,複数種類の
壁パネルを組み合わせて所定の仕様の壁を形成する際の
壁パネルの施工手順を決定する方法であって,予め決定
された所定の壁パネルの配置に基づいて,上記配置に用
いられている壁パネルを,連続して施工する必要のある
壁パネル毎にグループ分けするグルーピング工程と,上
記グルーピング工程で得られた各グループを,所定の制
約条件を満たすように時間軸上に配置するグループ配置
工程と,上記グループ配置工程で得られた配置に基づい
て,所定の評価値を算出する第2の評価値算出工程と,
上記第2の評価値算出工程で得られた上記評価値に関す
る所定の終了条件を満たすまで,上記グループ配置工程
と上記第2の評価値算出工程とを繰り返す第2の最適化
工程とを具備してなることを特徴とする壁パネル配置設
計方法として構成されている。更に,第3の発明は,上
記第1,第2の発明の要件を全て具備する発明として構
成されている。
【0005】ここで,上記第1,第3の発明における上
記壁パネル配置生成工程については,例えば既に生成さ
れた壁パネル配置の1又は複数の壁パネルを1又は複数
の他の壁パネルに変更することによって新たな壁パネル
配置を生成するように構成できる。また,上記第1,第
3の発明における上記第1の評価値算出工程で算出され
る所定の評価値は,例えば壁パネル配置に用いられてい
る壁パネルの種類数に基づいて求めるように構成でき
る。これは,壁パネルの種類数が少ないほど工場におけ
る製造ロットが大きくなり,生産コストが低減するとい
う考えに基づくものである。従って,壁パネルの種類数
で表される上記評価値が小さいほど低コストとなり,よ
り良い壁パネル配置であると判断できる。更に,上記第
1,第3の発明における上記第1の最適化工程を,所定
回数だけ繰り返し処理を行い,その中で最も最適な評価
値が算出されたときの壁パネル配置を最適解とするよう
に構成すれば,現実的な計算時間の範囲で最適な解が探
索できる。また,上記第2,第3の発明における上記グ
ループ配置工程については,例えば任意のグループの施
工開始時刻を変更することによって新たな配置を生成す
るように構成できる。また,上記第2,第3の発明にお
ける上記第2の評価値算出工程で算出される所定の評価
値は,例えば全ての壁パネルの施工完了時刻や,或いは
同時並行で施工されるグループの最大数,即ち必要な作
業者数に基づいて求めるように構成できる。更に,上記
第2,第3の発明における上記第2の最適化工程を,所
定回数だけ繰り返し処理を行い,その中で最も最適な評
価値が算出されたときの壁パネルの施工手順を最適解と
するように構成すれば,現実的な計算時間の範囲で最適
な解が探索できる。
記壁パネル配置生成工程については,例えば既に生成さ
れた壁パネル配置の1又は複数の壁パネルを1又は複数
の他の壁パネルに変更することによって新たな壁パネル
配置を生成するように構成できる。また,上記第1,第
3の発明における上記第1の評価値算出工程で算出され
る所定の評価値は,例えば壁パネル配置に用いられてい
る壁パネルの種類数に基づいて求めるように構成でき
る。これは,壁パネルの種類数が少ないほど工場におけ
る製造ロットが大きくなり,生産コストが低減するとい
う考えに基づくものである。従って,壁パネルの種類数
で表される上記評価値が小さいほど低コストとなり,よ
り良い壁パネル配置であると判断できる。更に,上記第
1,第3の発明における上記第1の最適化工程を,所定
回数だけ繰り返し処理を行い,その中で最も最適な評価
値が算出されたときの壁パネル配置を最適解とするよう
に構成すれば,現実的な計算時間の範囲で最適な解が探
索できる。また,上記第2,第3の発明における上記グ
ループ配置工程については,例えば任意のグループの施
工開始時刻を変更することによって新たな配置を生成す
るように構成できる。また,上記第2,第3の発明にお
ける上記第2の評価値算出工程で算出される所定の評価
値は,例えば全ての壁パネルの施工完了時刻や,或いは
同時並行で施工されるグループの最大数,即ち必要な作
業者数に基づいて求めるように構成できる。更に,上記
第2,第3の発明における上記第2の最適化工程を,所
定回数だけ繰り返し処理を行い,その中で最も最適な評
価値が算出されたときの壁パネルの施工手順を最適解と
するように構成すれば,現実的な計算時間の範囲で最適
な解が探索できる。
【0006】また,第4の発明は,複数種類の壁パネル
を組み合わせて所定の仕様の壁を形成する際の壁パネル
の配置を決定する装置であって,上記仕様に基づいて上
記壁パネルの配置を生成する壁パネル配置生成手段と,
上記壁パネル配置生成手段で得られた壁パネル配置につ
いて,所定の評価値を算出する第1の評価値算出手段
と,上記第2の評価値算出手段で得られた上記評価値に
関する所定の終了条件を満たすまで,上記壁パネル配置
生成手段と上記第1の評価値算出手段とによる処理を繰
り返す第1の最適化手段とを具備してなることを特徴と
する壁パネル配置設計装置として構成されている。ま
た,第5の発明は,複数種類の壁パネルを組み合わせて
所定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの施工手順を決
定する装置であって,予め決定された所定の壁パネルの
配置に基づいて,上記配置に用いられている壁パネル
を,連続して施工する必要のある壁パネル毎にグループ
分けするグルーピング手段と,上記グルーピング手段で
得られた各グループを,所定の制約条件を満たすように
時間軸上に配置するグループ配置手段と,上記グループ
配置手段で得られた配置に基づいて,所定の評価値を算
出する第2の評価値算出手段と,上記第2の評価値算出
手段で得られた上記評価値に関する所定の終了条件を満
たすまで,上記グループ配置手段と上記第2の評価値算
出手段とによる処理を繰り返す第2の最適化手段とを具
備してなることを特徴とする壁パネル配置設計装置とし
て構成されている。更に,第6の発明は,上記第4,第
5の発明の要件を全て具備する発明として構成されてい
る。
を組み合わせて所定の仕様の壁を形成する際の壁パネル
の配置を決定する装置であって,上記仕様に基づいて上
記壁パネルの配置を生成する壁パネル配置生成手段と,
上記壁パネル配置生成手段で得られた壁パネル配置につ
いて,所定の評価値を算出する第1の評価値算出手段
と,上記第2の評価値算出手段で得られた上記評価値に
関する所定の終了条件を満たすまで,上記壁パネル配置
生成手段と上記第1の評価値算出手段とによる処理を繰
り返す第1の最適化手段とを具備してなることを特徴と
する壁パネル配置設計装置として構成されている。ま
た,第5の発明は,複数種類の壁パネルを組み合わせて
所定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの施工手順を決
定する装置であって,予め決定された所定の壁パネルの
配置に基づいて,上記配置に用いられている壁パネル
を,連続して施工する必要のある壁パネル毎にグループ
分けするグルーピング手段と,上記グルーピング手段で
得られた各グループを,所定の制約条件を満たすように
時間軸上に配置するグループ配置手段と,上記グループ
配置手段で得られた配置に基づいて,所定の評価値を算
出する第2の評価値算出手段と,上記第2の評価値算出
手段で得られた上記評価値に関する所定の終了条件を満
たすまで,上記グループ配置手段と上記第2の評価値算
出手段とによる処理を繰り返す第2の最適化手段とを具
備してなることを特徴とする壁パネル配置設計装置とし
て構成されている。更に,第6の発明は,上記第4,第
5の発明の要件を全て具備する発明として構成されてい
る。
【0007】
【作用】本発明によれば,壁パネルの配置の決定及び/
若しくは壁パネルの施工順の決定処理において,多数の
壁パネル配置候補,若しくは施工順候補が自動的に生成
され,それらの中から所定の評価値に基づいて自動的に
より適切な解が探索される。従って,上記評価値を極力
小さくするような,即ち生産コスト,施工コスト,工期
等を極力小さくできるような,合理的な壁パネルの配
置,及び/若しくは施工順が誰にでも容易に生成でき
る。
若しくは壁パネルの施工順の決定処理において,多数の
壁パネル配置候補,若しくは施工順候補が自動的に生成
され,それらの中から所定の評価値に基づいて自動的に
より適切な解が探索される。従って,上記評価値を極力
小さくするような,即ち生産コスト,施工コスト,工期
等を極力小さくできるような,合理的な壁パネルの配
置,及び/若しくは施工順が誰にでも容易に生成でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を
具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の
形態に係る壁パネル配置決定処理手順の一例を示すフロ
ーチャート,図2は本発明の実施の形態に係る壁パネル
の施工順決定処理手順の一例を示すフローチャート,図
3は本発明の実施の形態に係る壁パネル配置設計装置A
1,及びそれを構成する壁パネル配置作成装置0と施工
手順作成装置10の概略構成を示すブロック図,図4は
壁パネルの施工対象となる壁の仕様をグラフィック表示
した一例を示す図,図5は壁パネルの種類(属性及び長
さ)の一例を示す図,図6は壁の仕様と壁パネルの配置
の一例を示す図,図7は各連結グループの時間軸上への
配置の一例を示す図である。
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を
具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の
形態に係る壁パネル配置決定処理手順の一例を示すフロ
ーチャート,図2は本発明の実施の形態に係る壁パネル
の施工順決定処理手順の一例を示すフローチャート,図
3は本発明の実施の形態に係る壁パネル配置設計装置A
1,及びそれを構成する壁パネル配置作成装置0と施工
手順作成装置10の概略構成を示すブロック図,図4は
壁パネルの施工対象となる壁の仕様をグラフィック表示
した一例を示す図,図5は壁パネルの種類(属性及び長
さ)の一例を示す図,図6は壁の仕様と壁パネルの配置
の一例を示す図,図7は各連結グループの時間軸上への
配置の一例を示す図である。
【0009】本実施の形態に係る壁パネル配置設計装置
A1は,第6の発明を具現化した一例である。上記第6
の発明は第4,第5の発明を同時に具備するものである
から,壁パネル配置設計装置A1は上記第4,第5の発
明の一例でもある。上記壁パネル配置設計装置A1は,
図3に示すように,壁パネルの配置を決定する壁パネル
配置作成装置0(第4の発明に係る壁パネル配置設計装
置の一例)と,上記壁パネル配置作成装置0等で決定さ
れた壁パネルの配置に基づいて壁パネルの施工手順を決
定する施工手順作成装置10(第5の発明に係る壁パネ
ル配置設計装置の一例)とで構成されている。尚,上記
壁パネル配置設計装置A1はパーソナルコンピュータ等
の計算機を用いて構築することが可能である。
A1は,第6の発明を具現化した一例である。上記第6
の発明は第4,第5の発明を同時に具備するものである
から,壁パネル配置設計装置A1は上記第4,第5の発
明の一例でもある。上記壁パネル配置設計装置A1は,
図3に示すように,壁パネルの配置を決定する壁パネル
配置作成装置0(第4の発明に係る壁パネル配置設計装
置の一例)と,上記壁パネル配置作成装置0等で決定さ
れた壁パネルの配置に基づいて壁パネルの施工手順を決
定する施工手順作成装置10(第5の発明に係る壁パネ
ル配置設計装置の一例)とで構成されている。尚,上記
壁パネル配置設計装置A1はパーソナルコンピュータ等
の計算機を用いて構築することが可能である。
【0010】上記壁パネル配置作成装置0は,更に,壁
仕様入力装置1,標準壁パネル情報データベース(D
B)2,壁パネル配置決定装置3(壁パネル配置生成手
段,第1の評価値算出手段,及び第1の最適化手段に相
当),壁パネル配置図出力部4,及び必要壁パネル集計
表出力部5で構成されている。上記壁仕様入力装置1
は,壁パネルの施工対象となる壁の仕様を入力するため
の装置であり,キーボード,マウス等の入力デバイス
と,それら入力デバイスから入力された情報を処理する
CPUと,上記処理された情報を出力するディスプレイ
等の出力デバイスなどにより構成される。オペレータ
は,画面上に表示された仮想平面上をマウスでクリック
したり,或いは必要な数値データをキーボードから表形
式で入力するなどの方法で,上記壁の仕様を入力する。
上記壁の仕様とは,壁の位置と配置する壁パネルの属性
(電気設備用壁パネル,若しくは一般壁パネル)とで構
成される情報である。図4に,上記壁の仕様をグラフィ
ック表示した一例(平面図)を示す。図4において,壁
(直線1〜15(図4では丸囲み数字で表示))の位置は
画面上の表示位置で,それぞれの壁に配置すべき壁パネ
ルの属性は各直線の太さで表されている。また,上記標
準壁パネル情報DB2には,標準化されている壁パネル
の種類情報(属性及び長さ)が予め格納されている。図
5に,上記壁パネルの種類情報の一例を示す。図5にお
いて,壁パネルの属性は一般用と電気設備用の2種類に
分けられ,それぞれの属性毎に複数の長さのパネルが用
意されている。また,上記壁パネル配置決定装置3は,
後述する配置決定手順(図1)のS2〜S7に従って,
上記壁仕様入力装置1で入力された壁仕様に基づく壁パ
ネルの配置を決定する。また,上記壁パネル配置図出力
部4,及び必要壁パネル集計表出力部5では,ぞれぞ
れ,上記壁パネル配置決定装置3で決定された壁パネル
配置の配置図と,上記壁パネル配置に用いられている壁
パネルの集計表とが出力される。
仕様入力装置1,標準壁パネル情報データベース(D
B)2,壁パネル配置決定装置3(壁パネル配置生成手
段,第1の評価値算出手段,及び第1の最適化手段に相
当),壁パネル配置図出力部4,及び必要壁パネル集計
表出力部5で構成されている。上記壁仕様入力装置1
は,壁パネルの施工対象となる壁の仕様を入力するため
の装置であり,キーボード,マウス等の入力デバイス
と,それら入力デバイスから入力された情報を処理する
CPUと,上記処理された情報を出力するディスプレイ
等の出力デバイスなどにより構成される。オペレータ
は,画面上に表示された仮想平面上をマウスでクリック
したり,或いは必要な数値データをキーボードから表形
式で入力するなどの方法で,上記壁の仕様を入力する。
上記壁の仕様とは,壁の位置と配置する壁パネルの属性
(電気設備用壁パネル,若しくは一般壁パネル)とで構
成される情報である。図4に,上記壁の仕様をグラフィ
ック表示した一例(平面図)を示す。図4において,壁
(直線1〜15(図4では丸囲み数字で表示))の位置は
画面上の表示位置で,それぞれの壁に配置すべき壁パネ
ルの属性は各直線の太さで表されている。また,上記標
準壁パネル情報DB2には,標準化されている壁パネル
の種類情報(属性及び長さ)が予め格納されている。図
5に,上記壁パネルの種類情報の一例を示す。図5にお
いて,壁パネルの属性は一般用と電気設備用の2種類に
分けられ,それぞれの属性毎に複数の長さのパネルが用
意されている。また,上記壁パネル配置決定装置3は,
後述する配置決定手順(図1)のS2〜S7に従って,
上記壁仕様入力装置1で入力された壁仕様に基づく壁パ
ネルの配置を決定する。また,上記壁パネル配置図出力
部4,及び必要壁パネル集計表出力部5では,ぞれぞ
れ,上記壁パネル配置決定装置3で決定された壁パネル
配置の配置図と,上記壁パネル配置に用いられている壁
パネルの集計表とが出力される。
【0011】また,上記施工手順作成装置10は,更
に,施工人数設定装置11,施工順決定装置12(グル
ーピング手段,グループ配置手段,第2の評価値算出手
段,及び第2の最適化手段に相当),及び施工順指示表
出力部13で構成されている。上記施工人数設定装置1
1は,壁パネルの施工に当てることが可能な作業者数を
設定するための装置であり,上記作業者数は例えばオペ
レータによりキーボード等から入力される。上記施工順
決定装置12は,後述する施工順決定手順(図2)のS
12〜S19に従って,上記壁パネル配置決定装置3で
決定された壁パネル配置に基づく壁パネルの施工順を決
定する。上記施工順指示表出力部13では,上記施工順
決定装置12で決定された施工順が示された施工順指示
表が出力される。
に,施工人数設定装置11,施工順決定装置12(グル
ーピング手段,グループ配置手段,第2の評価値算出手
段,及び第2の最適化手段に相当),及び施工順指示表
出力部13で構成されている。上記施工人数設定装置1
1は,壁パネルの施工に当てることが可能な作業者数を
設定するための装置であり,上記作業者数は例えばオペ
レータによりキーボード等から入力される。上記施工順
決定装置12は,後述する施工順決定手順(図2)のS
12〜S19に従って,上記壁パネル配置決定装置3で
決定された壁パネル配置に基づく壁パネルの施工順を決
定する。上記施工順指示表出力部13では,上記施工順
決定装置12で決定された施工順が示された施工順指示
表が出力される。
【0012】続いて,図1,図2を参照しながら,上記
壁パネル配置作成装置0による壁パネルの配置決定手
順,及び上記施工手順作成装置10による壁パネルの施
工順決定手順について説明する(第3の発明に相当)。 [壁パネルの配置決定手順(第1の発明の一実施例):
図1]処理に先立って,標準壁パネル情報DB2には,
図5に示す標準壁パネル情報が格納されている。処理が
開始されると,まず壁仕様入力装置1により,壁パネル
の施工対象となる壁の仕様が入力される(ステップS
1)。ここでは,図4に示すような壁仕様(壁の位置と
配置する壁パネルの属性)が,オペレータのマウス操作
等により入力されたものとする。図4において,施工対
象の壁は15本の直線1〜15で構成されており,壁パネ
ルの属性は,直線7,10,12が電気設備用壁パネル,そ
の他の直線が一般用壁パネルに設定されている。次に,
壁パネル配置決定装置3により,上記壁仕様入力装置1
で設定された上記壁仕様,及び上記標準壁パネル情報D
B2に格納されている標準壁パネルの情報に基づいて,
壁パネルの初期配置が生成される(ステップS2)。当
該壁パネル配置決定装置3により最終的に決定される壁
パネル配置は次のような2つの制約条件を満足する必要
があるが,この初期配置の段階では必ずしも全ての制約
条件を満たしている必要はない。ここでは,少なくとも
次の制約条件(2)が満たされた初期配置が生成される
ものとする。 制約条件(1):各直線長さ=その直線に配置された壁
パネルの全長(例えば,直線1(長さ1000)に配置
される壁パネルの長さの和は1000(例えば300+
300+400)でなければならない。) 制約条件(2):壁仕様で与えられた各直線の属性=壁
パネルの属性(例えば,直線5に対して配置される壁パ
ネルは全て一般用,直線6に対して配置される壁パネル
は全て電気設備用でなければならない。) 尚,上記初期配置は,例えば図6に示すような形で図示
しないメモリ上に記憶される。
壁パネル配置作成装置0による壁パネルの配置決定手
順,及び上記施工手順作成装置10による壁パネルの施
工順決定手順について説明する(第3の発明に相当)。 [壁パネルの配置決定手順(第1の発明の一実施例):
図1]処理に先立って,標準壁パネル情報DB2には,
図5に示す標準壁パネル情報が格納されている。処理が
開始されると,まず壁仕様入力装置1により,壁パネル
の施工対象となる壁の仕様が入力される(ステップS
1)。ここでは,図4に示すような壁仕様(壁の位置と
配置する壁パネルの属性)が,オペレータのマウス操作
等により入力されたものとする。図4において,施工対
象の壁は15本の直線1〜15で構成されており,壁パネ
ルの属性は,直線7,10,12が電気設備用壁パネル,そ
の他の直線が一般用壁パネルに設定されている。次に,
壁パネル配置決定装置3により,上記壁仕様入力装置1
で設定された上記壁仕様,及び上記標準壁パネル情報D
B2に格納されている標準壁パネルの情報に基づいて,
壁パネルの初期配置が生成される(ステップS2)。当
該壁パネル配置決定装置3により最終的に決定される壁
パネル配置は次のような2つの制約条件を満足する必要
があるが,この初期配置の段階では必ずしも全ての制約
条件を満たしている必要はない。ここでは,少なくとも
次の制約条件(2)が満たされた初期配置が生成される
ものとする。 制約条件(1):各直線長さ=その直線に配置された壁
パネルの全長(例えば,直線1(長さ1000)に配置
される壁パネルの長さの和は1000(例えば300+
300+400)でなければならない。) 制約条件(2):壁仕様で与えられた各直線の属性=壁
パネルの属性(例えば,直線5に対して配置される壁パ
ネルは全て一般用,直線6に対して配置される壁パネル
は全て電気設備用でなければならない。) 尚,上記初期配置は,例えば図6に示すような形で図示
しないメモリ上に記憶される。
【0013】続いて,壁パネル配置決定装置3により,
上記初期配置から直線が1つ選択され(ステップS
3),選択された上記直線上に配置されている壁パネル
が,上記制約条件(2)を満足した状態で1枚増加若し
くは減少される(ステップS4:壁パネル配置生成工程
の一例)。そして,上記ステップS4で変更された壁パ
ネル配置が上記制約条件(1)を満足しているか否かが
判断され,満足していなければ上記ステップS3以下の
処理が繰り返される(ステップS5→S3→…)。一
方,上記ステップS5において制約条件(1)が満足さ
れていると判断された場合には,上記壁パネル配置に使
用されている壁パネルの種類数(所定の評価値の一例)
が算出される(ステップS5→S6:第1の評価値算出
工程に相当)。ここで,壁パネルの種類数を評価値とす
るのは,壁パネルを工場で生産する場合,その種類数が
少ないほど製造ロットが大きくなり,生産コストが低減
するという考えに基づくものである。従って,壁パネル
の種類数で表される上記評価値が小さいほど低コストと
なり,より良い壁パネル配置であると判断できる。上記
ステップS3〜S6は,所定の終了条件が満たされるま
で(ステップS7)繰り返される(第1の最適化工程に
相当)。この繰り返しによる最適化処理には,例えばシ
ミュレーテッドアニーリング法や遺伝的アルゴリズム等
の公知の探索手法が適用できる。上記所定の終了条件と
しては,真の最適解が得られるまでとすることもできる
が,処理時間の制約を考慮し,例えば繰り返しの最大回
数を設定しておき,その中で最も評価値の小さいものを
最適解とする方が現実的である。以上説明したように,
壁パネルの配置を変更しながら評価値に基づいて自動的
により適切な解を探索することにより,低コストとなる
ような壁パネル配置が誰にでも容易に生成できる。上述
した処理によって決定された壁パネル配置の情報は,必
要に応じて,上記壁パネル配置図出力部4や必要壁パネ
ル集計表出力部5から配置図や集計表の形で出力され
る。
上記初期配置から直線が1つ選択され(ステップS
3),選択された上記直線上に配置されている壁パネル
が,上記制約条件(2)を満足した状態で1枚増加若し
くは減少される(ステップS4:壁パネル配置生成工程
の一例)。そして,上記ステップS4で変更された壁パ
ネル配置が上記制約条件(1)を満足しているか否かが
判断され,満足していなければ上記ステップS3以下の
処理が繰り返される(ステップS5→S3→…)。一
方,上記ステップS5において制約条件(1)が満足さ
れていると判断された場合には,上記壁パネル配置に使
用されている壁パネルの種類数(所定の評価値の一例)
が算出される(ステップS5→S6:第1の評価値算出
工程に相当)。ここで,壁パネルの種類数を評価値とす
るのは,壁パネルを工場で生産する場合,その種類数が
少ないほど製造ロットが大きくなり,生産コストが低減
するという考えに基づくものである。従って,壁パネル
の種類数で表される上記評価値が小さいほど低コストと
なり,より良い壁パネル配置であると判断できる。上記
ステップS3〜S6は,所定の終了条件が満たされるま
で(ステップS7)繰り返される(第1の最適化工程に
相当)。この繰り返しによる最適化処理には,例えばシ
ミュレーテッドアニーリング法や遺伝的アルゴリズム等
の公知の探索手法が適用できる。上記所定の終了条件と
しては,真の最適解が得られるまでとすることもできる
が,処理時間の制約を考慮し,例えば繰り返しの最大回
数を設定しておき,その中で最も評価値の小さいものを
最適解とする方が現実的である。以上説明したように,
壁パネルの配置を変更しながら評価値に基づいて自動的
により適切な解を探索することにより,低コストとなる
ような壁パネル配置が誰にでも容易に生成できる。上述
した処理によって決定された壁パネル配置の情報は,必
要に応じて,上記壁パネル配置図出力部4や必要壁パネ
ル集計表出力部5から配置図や集計表の形で出力され
る。
【0014】[壁パネルの施工順決定手順(第2の発明
の一実施例):図2]上記壁パネル配置作成装置0によ
り壁パネル配置が決定されると,続いて上記施工手順作
成装置10による壁パネルの施工順決定処理が開始され
る。まず,上記作業者数設定装置11により,壁パネル
の施工にあてることができる作業者数が設定される(ス
テップS11)。ここで設定される作業者数は,施工順
を評価する上で目安として用いられる値である。勿論,
絶対に超えられない上限があればその値も同時に設定で
きる。次に,施工順決定装置12により,上記壁パネル
配置決定装置3で最終的に決定された壁パネル配置の情
報が読み出され,上記壁パネル配置における全直線(壁
パネルの組)が,お互いに連結している直線群に分類さ
れる(ステップS12)。ここで,上記壁パネル配置決
定装置3で決定された壁パネル配置は,直線3に3枚(3
a,3b,3c),直線11に2枚(11a,11b),直線13
に3枚(13a,13b,13c),それ以外の直線にはそれ
ぞれ1枚ずつ壁パネルが割り付けられているとすると,
上記ステップS11において次のような3つのパネル群
が生成される。 パネル群1:1−2−3a−3b−3c−4−5−6−7−8 パネル群2:9−10−11a−11b−12−13a−13b−13
c−14 パネル群3:15
の一実施例):図2]上記壁パネル配置作成装置0によ
り壁パネル配置が決定されると,続いて上記施工手順作
成装置10による壁パネルの施工順決定処理が開始され
る。まず,上記作業者数設定装置11により,壁パネル
の施工にあてることができる作業者数が設定される(ス
テップS11)。ここで設定される作業者数は,施工順
を評価する上で目安として用いられる値である。勿論,
絶対に超えられない上限があればその値も同時に設定で
きる。次に,施工順決定装置12により,上記壁パネル
配置決定装置3で最終的に決定された壁パネル配置の情
報が読み出され,上記壁パネル配置における全直線(壁
パネルの組)が,お互いに連結している直線群に分類さ
れる(ステップS12)。ここで,上記壁パネル配置決
定装置3で決定された壁パネル配置は,直線3に3枚(3
a,3b,3c),直線11に2枚(11a,11b),直線13
に3枚(13a,13b,13c),それ以外の直線にはそれ
ぞれ1枚ずつ壁パネルが割り付けられているとすると,
上記ステップS11において次のような3つのパネル群
が生成される。 パネル群1:1−2−3a−3b−3c−4−5−6−7−8 パネル群2:9−10−11a−11b−12−13a−13b−13
c−14 パネル群3:15
【0015】またここでは,各パネル群の1パネルを基
準として施工し,これに連結しながら全体の壁を構成し
ていくということを前提とする。従って,基準とするパ
ネルから接続されている順に施工する必要がある。例え
ばパネル群1で壁パネル1を基準として施工を開始する
と,例えばまず1→2→3a→3b→3c→4→5→7→8の順
で施工し,更に上記7に接続する形で6を施工する手順が
考えられる。このことから,上記壁パネルは2つの施工
単位(1→…5→7→8,6)に分割できる。上記のような
考え方に基づき,続いて上記ステップS11で得られた
各パネル群が更に施工単位に分割され,連結グループが
生成される(ステップS13:グルーピング工程の一
例)。その結果,上記パネル群1〜3は更に次のような
連結グループに分割される。 連結グループ1:1−2−3a−3b−3c−4−5−7−8 連結グループ2:(7に連結して)6 連結グループ3:9−10 連結グループ4:(10に連結して)11a−11b−12 連結グループ5:(11に連結して)13a−13b−13c−
14 連結グループ6:15
準として施工し,これに連結しながら全体の壁を構成し
ていくということを前提とする。従って,基準とするパ
ネルから接続されている順に施工する必要がある。例え
ばパネル群1で壁パネル1を基準として施工を開始する
と,例えばまず1→2→3a→3b→3c→4→5→7→8の順
で施工し,更に上記7に接続する形で6を施工する手順が
考えられる。このことから,上記壁パネルは2つの施工
単位(1→…5→7→8,6)に分割できる。上記のような
考え方に基づき,続いて上記ステップS11で得られた
各パネル群が更に施工単位に分割され,連結グループが
生成される(ステップS13:グルーピング工程の一
例)。その結果,上記パネル群1〜3は更に次のような
連結グループに分割される。 連結グループ1:1−2−3a−3b−3c−4−5−7−8 連結グループ2:(7に連結して)6 連結グループ3:9−10 連結グループ4:(10に連結して)11a−11b−12 連結グループ5:(11に連結して)13a−13b−13c−
14 連結グループ6:15
【0016】続いて,上記ステップS13で生成された
連結グループが時間軸上に配置され,初期の施工順(初
期配置)が生成される(ステップS14)。当該施工順
決定装置12により最終的に決定される壁パネルの施工
順は,次のような2つの制約条件を満足する必要がある
が,ステップS14の段階では必ずしも全ての制約条件
を満たしている必要はない。 制約条件(3):連結関係にある壁パネルは前のパネル
が施工された後で施工する。(例えば,壁パネル6は壁
パネル7が施工された後でなければ施工できない。) 制約条件(4):作業者数はその上限値を超えてはなら
ない。 今,壁パネル1枚当たりの施工時間が全て単位時間であ
るとし,上記制約条件(4)を考慮することなく連結グ
ループを時間軸上に配置すると,例えば図7に示すよう
になる。
連結グループが時間軸上に配置され,初期の施工順(初
期配置)が生成される(ステップS14)。当該施工順
決定装置12により最終的に決定される壁パネルの施工
順は,次のような2つの制約条件を満足する必要がある
が,ステップS14の段階では必ずしも全ての制約条件
を満たしている必要はない。 制約条件(3):連結関係にある壁パネルは前のパネル
が施工された後で施工する。(例えば,壁パネル6は壁
パネル7が施工された後でなければ施工できない。) 制約条件(4):作業者数はその上限値を超えてはなら
ない。 今,壁パネル1枚当たりの施工時間が全て単位時間であ
るとし,上記制約条件(4)を考慮することなく連結グ
ループを時間軸上に配置すると,例えば図7に示すよう
になる。
【0017】次に,上記初期配置から連結グループが1
つ選択され(ステップS15),その連結グループの作
業開始時刻が1単位変化(前進若しくは後退)される
(ステップS16:グループ配置工程の一例)。そし
て,上記ステップS16で変更された施工順が上記制約
条件(3),(4)を満足しているか否かが判断され,
満足していなければ上記ステップS15以下の処理が繰
り返される(ステップS17→S15→…)。一方,上
記ステップS17において制約条件(3),(4)が共
に満足されていると判断された場合には,所定の評価値
がが算出される(ステップS17→S18:第2の評価
値算出工程に相当)。ここで算出される評価値は,例え
ば次式のようなものが考えられる。 (評価値)= W1×施工完了時刻+W2×作業者数
(目安値)をオーバした延べ人数 ここで,W1,W2は任意の定数 上記評価値が小さいほど,施工工期は短く,作業者数は
少なくなり,施工工事をより合理化できると判断でき
る。上記ステップS15〜S18は,所定の終了条件が
満たされるまで(ステップS19)繰り返される(第2
の最適化工程に相当)。この繰り返しによる最適化処理
には,例えばシミュレーテッドアニーリング法や遺伝的
アルゴリズム等の公知の探索手法が適用できる。上記所
定の終了条件としては,真の最適解が得られるまでとす
ることもできるが,処理時間の制約を考慮し,例えば繰
り返しの最大回数を設定しておき,その中で最も評価値
の小さいものを最適解とする方が現実的である。以上説
明したように,各連結グループの施工開始時刻を変更し
ながら,評価値に基づいて自動的により適切な解を探索
することにより,例えば施工工期が短く,作業者数が少
なくてすむ合理的な壁パネルの施工順が誰にでも容易に
生成できる。上述した処理によって決定された壁パネル
の施工順の情報は,必要に応じて上記施工順指示表出力
部13から出力される。
つ選択され(ステップS15),その連結グループの作
業開始時刻が1単位変化(前進若しくは後退)される
(ステップS16:グループ配置工程の一例)。そし
て,上記ステップS16で変更された施工順が上記制約
条件(3),(4)を満足しているか否かが判断され,
満足していなければ上記ステップS15以下の処理が繰
り返される(ステップS17→S15→…)。一方,上
記ステップS17において制約条件(3),(4)が共
に満足されていると判断された場合には,所定の評価値
がが算出される(ステップS17→S18:第2の評価
値算出工程に相当)。ここで算出される評価値は,例え
ば次式のようなものが考えられる。 (評価値)= W1×施工完了時刻+W2×作業者数
(目安値)をオーバした延べ人数 ここで,W1,W2は任意の定数 上記評価値が小さいほど,施工工期は短く,作業者数は
少なくなり,施工工事をより合理化できると判断でき
る。上記ステップS15〜S18は,所定の終了条件が
満たされるまで(ステップS19)繰り返される(第2
の最適化工程に相当)。この繰り返しによる最適化処理
には,例えばシミュレーテッドアニーリング法や遺伝的
アルゴリズム等の公知の探索手法が適用できる。上記所
定の終了条件としては,真の最適解が得られるまでとす
ることもできるが,処理時間の制約を考慮し,例えば繰
り返しの最大回数を設定しておき,その中で最も評価値
の小さいものを最適解とする方が現実的である。以上説
明したように,各連結グループの施工開始時刻を変更し
ながら,評価値に基づいて自動的により適切な解を探索
することにより,例えば施工工期が短く,作業者数が少
なくてすむ合理的な壁パネルの施工順が誰にでも容易に
生成できる。上述した処理によって決定された壁パネル
の施工順の情報は,必要に応じて上記施工順指示表出力
部13から出力される。
【0018】
【実施例】上記実施の形態に係る壁パネル配置設計装置
A1は,壁パネル配置作成装置0と施工手順作成装置1
0とを共に具備し,上記壁パネル配置作成装置0で壁パ
ネル配置を決定し,更に上記施工手順作成装置10で上
記壁パネル配置に基づく施工順を決定するように構成し
た。しかしながら,必ずしも上記壁パネル配置作成装置
0と施工手順作成装置10とを共に具備する構成とする
必要はない。例えば,上記施工手順作成装置10では,
上記壁パネル配置作成装置0で生成された壁パネル配置
に限らずどのような方法で生成された壁パネル配置に対
しても,その配置に合った合理的な施工順を生成するこ
とができる。また,壁パネルの配置決定時,及び施工順
決定時に考慮すべき制約条件は,前記のものに限られる
ものではなく,壁の仕様等によって自由に設定できる。
また,ステップS6,S18で算出される評価値につい
ても任意に設定できる。例えば,所定のサイズの壁パネ
ルを多く用いることによりコストを低減できるような場
合には,その所定サイズの壁パネルの数が多いほど値が
小さくなるような評価値を,壁パネルの配置決定時に用
いることが望ましい。
A1は,壁パネル配置作成装置0と施工手順作成装置1
0とを共に具備し,上記壁パネル配置作成装置0で壁パ
ネル配置を決定し,更に上記施工手順作成装置10で上
記壁パネル配置に基づく施工順を決定するように構成し
た。しかしながら,必ずしも上記壁パネル配置作成装置
0と施工手順作成装置10とを共に具備する構成とする
必要はない。例えば,上記施工手順作成装置10では,
上記壁パネル配置作成装置0で生成された壁パネル配置
に限らずどのような方法で生成された壁パネル配置に対
しても,その配置に合った合理的な施工順を生成するこ
とができる。また,壁パネルの配置決定時,及び施工順
決定時に考慮すべき制約条件は,前記のものに限られる
ものではなく,壁の仕様等によって自由に設定できる。
また,ステップS6,S18で算出される評価値につい
ても任意に設定できる。例えば,所定のサイズの壁パネ
ルを多く用いることによりコストを低減できるような場
合には,その所定サイズの壁パネルの数が多いほど値が
小さくなるような評価値を,壁パネルの配置決定時に用
いることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
壁パネルの配置の決定及び/若しくは壁パネルの施工順
の決定処理において,多数の壁パネル配置候補,若しく
は施工順候補が自動的に生成され,それらの中から所定
の評価値に基づいて自動的により適切な解が探索される
ため,上記評価値を極力小さくするような,即ち生産コ
スト,施工コスト,工期等を極力小さくできるような,
合理的な壁パネルの配置,及び/若しくは施工順が誰に
でも容易に生成できる。
壁パネルの配置の決定及び/若しくは壁パネルの施工順
の決定処理において,多数の壁パネル配置候補,若しく
は施工順候補が自動的に生成され,それらの中から所定
の評価値に基づいて自動的により適切な解が探索される
ため,上記評価値を極力小さくするような,即ち生産コ
スト,施工コスト,工期等を極力小さくできるような,
合理的な壁パネルの配置,及び/若しくは施工順が誰に
でも容易に生成できる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る壁パネル配置決定
処理手順の一例を示すフローチャート。
処理手順の一例を示すフローチャート。
【図2】 本発明の実施の形態に係る壁パネルの施工順
決定処理手順の一例を示すフローチャート。
決定処理手順の一例を示すフローチャート。
【図3】 本発明の実施の形態に係る壁パネル配置設計
装置A1,及びそれを構成する壁パネル配置作成装置0
と施工手順作成装置10の概略構成を示すブロック図。
装置A1,及びそれを構成する壁パネル配置作成装置0
と施工手順作成装置10の概略構成を示すブロック図。
【図4】 壁パネルの施工対象となる壁の仕様をグラフ
ィック表示した一例を示す図。
ィック表示した一例を示す図。
【図5】 壁パネルの種類(属性及び長さ)の一例を示
す図。
す図。
【図6】 壁の仕様と壁パネルの配置の一例を示す図。
【図7】 各連結グループの時間軸上への配置の一例を
示す図。
示す図。
A1…壁パネル配置設計装置 0…壁パネル配置作成装置 1…壁仕様入力装置 2…標準壁パネル情報データベース 3…壁パネル配置決定装置(壁パネル配置生成手段,第
1の評価値算出手段,及び第1の最適化手段に相当) 4…壁パネル配置図出力部 5…必要壁パネル集計表出力部 10…施工手順作成装置 11…施工人数設定装置 12…施工順決定装置12(グルーピング手段,グルー
プ配置手段,第2の評価値算出手段,及び第2の最適化
手段に相当) 13…施工順指示表出力部
1の評価値算出手段,及び第1の最適化手段に相当) 4…壁パネル配置図出力部 5…必要壁パネル集計表出力部 10…施工手順作成装置 11…施工人数設定装置 12…施工順決定装置12(グルーピング手段,グルー
プ配置手段,第2の評価値算出手段,及び第2の最適化
手段に相当) 13…施工順指示表出力部
Claims (13)
- 【請求項1】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所定
の仕様の壁を形成する際の壁パネルの配置を決定する方
法であって,上記仕様に基づいて上記壁パネルの配置を
生成する壁パネル配置生成工程と,上記壁パネル配置生
成工程で得られた壁パネル配置について,所定の評価値
を算出する第1の評価値算出工程と,上記第1の評価値
算出工程で得られた上記評価値に関する所定の終了条件
を満たすまで,上記壁パネル配置生成工程と上記第1の
評価値算出工程とを繰り返す第1の最適化工程とを具備
してなることを特徴とする壁パネル配置設計方法。 - 【請求項2】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所定
の仕様の壁を形成する際の壁パネルの施工手順を決定す
る方法であって,予め決定された所定の壁パネルの配置
に基づいて,上記配置に用いられている壁パネルを,連
続して施工する必要のある壁パネル毎にグループ分けす
るグルーピング工程と,上記グルーピング工程で得られ
た各グループを,所定の制約条件を満たすように時間軸
上に配置するグループ配置工程と,上記グループ配置工
程で得られた配置に基づいて,所定の評価値を算出する
第2の評価値算出工程と,上記第2の評価値算出工程で
得られた上記評価値に関する所定の終了条件を満たすま
で,上記グループ配置工程と上記第2の評価値算出工程
とを繰り返す第2の最適化工程とを具備してなることを
特徴とする壁パネル配置設計方法。 - 【請求項3】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所定
の仕様の壁を形成する際の壁パネルの配置,及びそれら
壁パネルの施工手順を決定する方法であって,上記仕様
に基づいて上記壁パネルの配置を生成する壁パネル配置
生成工程と,上記壁パネル配置生成工程で得られた壁パ
ネル配置について,所定の評価値を算出する第1の評価
値算出工程と,上記第1の評価値算出工程で得られた上
記評価値に関する所定の終了条件を満たすまで,上記壁
パネル配置生成工程と上記第1の評価値算出工程とを繰
り返す第1の最適化工程と,上記第1の最適化工程で得
られた壁パネルの配置に基づいて,上記配置に用いられ
ている壁パネルを,連続して施工する必要のある壁パネ
ル毎にグループ分けするグルーピング工程と,上記グル
ーピング工程で得られた各グループを,所定の制約条件
を満たすように時間軸上に配置するグループ配置工程
と,上記グループ配置工程で得られた配置に基づいて,
所定の評価値を算出する第2の評価値算出工程と,上記
第2の評価値算出工程で得られた上記評価値に関する所
定の終了条件を満たすまで,上記グループ配置工程と上
記第2の評価値算出工程とを繰り返す第2の最適化工程
とを具備してなることを特徴とする壁パネル配置設計方
法。 - 【請求項4】 上記壁パネル配置生成工程において,既
に生成された壁パネル配置の1又は複数の壁パネルを1
又は複数の他の壁パネルに変更することによって新たな
壁パネル配置を生成する請求項1又は3記載の壁パネル
配置設計方法。 - 【請求項5】 上記第1の評価値算出工程で算出される
所定の評価値が,壁パネル配置に用いられている壁パネ
ルの種類数に基づいて求められる請求項1,3,4のい
ずれかに記載の壁パネル配置設計方法。 - 【請求項6】 上記第1の最適化工程において,所定回
数だけ繰り返し処理を行い,その中で最も最適な評価値
が算出されたときの壁パネル配置を最適解とする請求項
1,3〜5のいずれかに記載の壁パネル配置設計方法。 - 【請求項7】 上記グループ配置工程において,任意の
グループの施工開始時刻を変更することによって新たな
配置を生成する請求項2,又は3記載の壁パネル配置設
計方法。 - 【請求項8】 上記第2の評価値算出工程で算出される
所定の評価値が,全ての壁パネルの施工完了時刻に基づ
いて求められる請求項2,3,7のいずれかに記載の壁
パネル配置設計方法。 - 【請求項9】 上記第2の評価値算出工程で算出される
所定の評価値が,同時並行で施工されるグループの最大
数に基づいて求められる請求項2,3,7,8のいずれ
かに記載の壁パネル配置設計方法。 - 【請求項10】 上記第2の最適化工程において,所定
回数だけ繰り返し処理を行い,その中で最も最適な評価
値が算出されたときの壁パネルの施工手順を最適解とす
る請求項2,3,7〜9のいずれかに記載の壁パネル配
置設計方法。 - 【請求項11】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所
定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの配置を決定する
装置であって,上記仕様に基づいて上記壁パネルの配置
を生成する壁パネル配置生成手段と,上記壁パネル配置
生成手段で得られた壁パネル配置について,所定の評価
値を算出する第1の評価値算出手段と,上記第2の評価
値算出手段で得られた上記評価値に関する所定の終了条
件を満たすまで,上記壁パネル配置生成手段と上記第1
の評価値算出手段とによる処理を繰り返す第1の最適化
手段とを具備してなることを特徴とする壁パネル配置設
計装置。 - 【請求項12】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所
定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの施工手順を決定
する装置であって,予め決定された所定の壁パネルの配
置に基づいて,上記配置に用いられている壁パネルを,
連続して施工する必要のある壁パネル毎にグループ分け
するグルーピング手段と,上記グルーピング手段で得ら
れた各グループを,所定の制約条件を満たすように時間
軸上に配置するグループ配置手段と,上記グループ配置
手段で得られた配置に基づいて,所定の評価値を算出す
る第2の評価値算出手段と,上記第2の評価値算出手段
で得られた上記評価値に関する所定の終了条件を満たす
まで,上記グループ配置手段と上記第2の評価値算出手
段とによる処理を繰り返す第2の最適化手段とを具備し
てなることを特徴とする壁パネル配置設計装置。 - 【請求項13】 複数種類の壁パネルを組み合わせて所
定の仕様の壁を形成する際の壁パネルの配置,及びそれ
ら壁パネルの施工手順を決定する装置であって,上記仕
様に基づいて上記壁パネルの配置を生成する壁パネル配
置生成手段と,上記壁パネル配置生成手段で得られた壁
パネル配置について,所定の評価値を算出する第1の評
価値算出手段と,上記第1の評価値算出手段で得られた
上記評価値に関する所定の終了条件を満たすまで,上記
壁パネル配置生成手段と上記第1の評価値算出手段とに
よる処理を繰り返す第1の最適化手段と,上記第1の最
適化手段で得られた壁パネルの配置に基づいて,上記配
置に用いられている壁パネルを,連続して施工する必要
のある壁パネル毎にグループ分けするグルーピング手段
と,上記グルーピング手段で得られた各グループを,所
定の制約条件を満たすように時間軸上に配置するグルー
プ配置手段と,上記グループ配置手段で得られた配置に
基づいて,所定の評価値を算出する第2の評価値算出手
段と,上記第2の評価値算出手段で得られた上記評価値
に関する所定の終了条件を満たすまで,上記グループ配
置手段と上記第2の評価値算出手段とによる処理を繰り
返す第2の最適化手段とを具備してなることを特徴とす
る壁パネル配置設計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036060A JP2000235591A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 壁パネル配置設計方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11036060A JP2000235591A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 壁パネル配置設計方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000235591A true JP2000235591A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12459186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11036060A Pending JP2000235591A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 壁パネル配置設計方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000235591A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8201174B2 (en) | 2007-05-30 | 2012-06-12 | International Business Machines Corporation | Technique of determining performing order of processes |
CN111310259A (zh) * | 2020-01-17 | 2020-06-19 | 广东三维家信息科技有限公司 | 家装设计中的部件布局方法、装置及电子设备 |
JP2021076907A (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-20 | トヨタホーム株式会社 | 設計支援装置 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP11036060A patent/JP2000235591A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8201174B2 (en) | 2007-05-30 | 2012-06-12 | International Business Machines Corporation | Technique of determining performing order of processes |
JP2021076907A (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-20 | トヨタホーム株式会社 | 設計支援装置 |
JP7326118B2 (ja) | 2019-11-05 | 2023-08-15 | トヨタホーム株式会社 | 設計支援装置 |
CN111310259A (zh) * | 2020-01-17 | 2020-06-19 | 广东三维家信息科技有限公司 | 家装设计中的部件布局方法、装置及电子设备 |
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