JP2000235463A - リムーバブルメディア書込装置及び記録媒体 - Google Patents

リムーバブルメディア書込装置及び記録媒体

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JP2000235463A
JP2000235463A JP3849199A JP3849199A JP2000235463A JP 2000235463 A JP2000235463 A JP 2000235463A JP 3849199 A JP3849199 A JP 3849199A JP 3849199 A JP3849199 A JP 3849199A JP 2000235463 A JP2000235463 A JP 2000235463A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一データを複数のメモリカードスロットに装
着された複数のメモリカードにコピーする場合の指示操
作の簡略化及び処理時間の短縮。 【解決手段】複数のメモリカードスロット16−1〜1
6−nを備えたメモリカードリーダ/ライタ装置10に
おいて、それらメモリカードスロットに装着された複数
のメモリカード40−1〜40−nに対して同一データ
を書き込む際に、CPU11は、上記複数のメモリカー
ドスロットを包含して成る仮想スロットのドライブ情報
を生成して、通信制御部14よりパーソナルコンピュー
タ(PC)20に送っておく。そして、PC側から、こ
のドライブ情報に基づくデータの書き込み指定が送られ
てきたならば、それに応答して、上記複数のメモリカー
ドスロットに対する書込信号を並列的に出力し、それら
メモリカードスロットに装着されたメモリカード全てに
対して並列的にデータを書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカード等の
複数のリムーバブルメディアに同一データを書き込むリ
ムーバブルメディア書込装置、及びそのようなリムーバ
ブルメディア書込装置の動作をコンピュータに実行させ
る命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み
取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
PCと略す)の記憶装置として、種々のリムーバブルメ
ディアが利用されている。
【0003】その一つとして集積回路を内蔵した5×8
cm位の大きさのメモリカードや、より小さいコンパク
トフラッシュと称されるようなメモリカード等が知られ
ている。このようなメモリカードは、PCに接続された
又はPCに内蔵されたメモリカードリーダ/ライタ装置
により、データの読み出し/書き込みが行われるように
なっている。
【0004】また、PCに接続するメモリリーダ/ライ
タ装置として、メモリカードを装着するためのメモリカ
ードスロットを複数持つものも知られている。
【0005】このような複数メモリカードスロットを持
つメモリカードリーダ/ライタは、複数のメモリカード
にデータを書き込む場合、それが同一のデータであるか
どうかに関係なく、コピー元から複数のメモリカードス
ロットそれぞれに対して順次書き込みを行うようになっ
ている。
【0006】また、PCとメモリカードリーダ/ライタ
との間のデータ転送は、一度に転送可能なデータ量が決
まっているため、一つのファイルのデータをn(nは1
以上の整数)ブロックに分割して送受信するようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】メモリカードリーダ/
ライタの使用法として、異なるコピー元からそれぞれ複
数のメモリカードスロットに書き込む場合もあるが、同
一データを複数のメモリカードスロット(メモリカー
ド)にコピーしたいという要求が、実務的には多い場合
もある。
【0008】しかしながら、同一データを複数のメモリ
カードスロットに装着された複数のメモリカードにコピ
ーしたい場合でも、従来のメモリカードリーダ/ライタ
では、順次にコピー元データをメモリカードスロットの
数だけ受信し書き込むので、そのメモリカードスロット
数に比例した処理時間がかかるという問題が有った。
【0009】また、操作においても、メモリカードスロ
ットの数だけ、同じコピー元を指示しなければならない
ため、煩雑であり、誤操作を招く危険もあった。
【0010】本発明の課題は、同一データを複数のメモ
リカードスロットに装着された複数のメモリカードにコ
ピーする場合の指示操作を簡略化すると共に処理時間を
短縮することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手段は
次の通りである。ドライブ情報生成手段は、予め定めら
れた複数のリムーバブルメディア装着部を包含して成る
仮想リムーバブルメディア装着部のドライブ情報を生成
する。書込信号出力手段は、このドライブ情報に基づく
データの書き込み指定に応答して、上記予め定められた
複数のリムーバブルメディア装着部に対する書込信号を
並列的に出力する。書込手段は、上記書込信号が指定さ
れているリムーバブルメディア装着部に装着されたリム
ーバブルメディアに対して並列的にデータを書き込む。
【0012】また、請求項3の発明の手段は次の通りで
ある。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、複数
のリムーバブルメディア装着部を備えたリムーバブルメ
ディア書込装置において、予め定められた複数のリムー
バブルメディア装着部に装着された複数のリムーバブル
メディアに対して同一データを書き込む際に、以下の処
理をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを
格納する。第1の処理は、上記予め定められた複数のリ
ムーバブルメディア装着部を包含して成る仮想リムーバ
ブルメディア装着部のドライブ情報を生成する処理であ
る。第2の処理は、このドライブ情報に基づくデータの
書き込み指定に応答して、上記予め定められた複数のリ
ムーバブルメディア装着部に対する書込信号を並列的に
出力する処理である。第3の処理は、上記書込信号が指
定されているリムーバブルメディア装着部に装着された
リムーバブルメディアに対して並列的にデータを書き込
む処理である。
【0013】請求項1及び請求項3の発明の手段の作用
は次の通りである。複数のリムーバブルメディア装着部
を備えたリムーバブルメディア書込装置において、予め
定められた複数のリムーバブルメディア装着部に装着さ
れた複数のリムーバブルメディアに対して同一データを
書き込む際に、まず、上記予め定められた複数のリムー
バブルメディア装着部を包含して成る仮想リムーバブル
メディア装着部のドライブ情報を生成してPCに送って
おく。そして、PC側から、このドライブ情報に基づく
データの書き込み指定が送られてきたならば、それに応
答して、上記予め定められた複数のリムーバブルメディ
ア装着部に対する書込信号をそれら装着部に並列的に出
力し、上記書込信号が指定されているリムーバブルメデ
ィア装着部に装着されたリムーバブルメディアに対して
並列的にデータを書き込む。従って、同一データを複数
のメモリカードスロットに装着された複数のメモリカー
ドにコピーする場合の指示操作を簡略化すると共に処理
時間を短縮することができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1の(A)乃至図5を参照して説明する。
【0015】図1の(A)は、本発明のリムーバブルメ
ディア書込装置の一実施の形態としてのメモリカードリ
ーダ/ライタ装置10の構成を示す図である。このメモ
リカードリーダ/ライタ装置10は、図1の(B)に示
すように、パーソナルコンピュータ(PC)20に接続
して使用されるもので、PC20が、例えば当該PC2
0のハードディスク等に構成されたデータベース(以
下、DBと略す)30内のデータを、該メモリカードリ
ーダ/ライタ装置10に装着された複数のメモリカード
40−1,40−2,…,40−nに書き込んだり、逆
にそれらメモリカード40−1,40−2,…,40−
n内のデータを読み出して、上記DB30に保存する際
に用いられる。
【0016】このメモリカードリーダ/ライタ装置10
は、当該メモリカードリーダ/ライタ装置10全体を制
御するCPU11を有し、該CPU11に、ROM1
2,RAM13,通信制御部14,入出力インタフェー
ス15,及び複数のメモリカードスロット16−1,1
6−2,…,16−nがCPUバス17を介して接続さ
れている。
【0017】ここで、ROM12及びRAM13は、上
記CPU11で実行される当該メモリカードリーダ/ラ
イタ装置10の処理プログラムやデータ等が予め記憶さ
れているものであるが、もちろん、このようなROM1
2やRAM13に記憶するプログラムやデータ等は、上
記PC20との間でデータの送受信を行うための通信制
御部14によりPC20から読み込むようにしても良い
し、メモリカードスロット16に装着されたメモリカー
ド40から読み出して、これらに記憶するようにしても
良い。
【0018】また、入出力インタフェース15は、上記
複数のメモリカードスロット16−1,16−2,…,
16−nに対して読出信号又は書込信号を制御信号とし
て供給するものである。この場合、複数のメモリカード
スロット16−1,16−2,…,16−nは、同一の
バスライン18を介して上記CPUバス17に接続され
る構成となっているため、PC20からの書き込みデー
タがそれら複数のメモリカードスロット16−1,16
−2,…,16−nに同時に供給されるようになってい
る。従って、上記制御信号として書込信号が複数のメモ
リカードスロット16に供給された場合には、それらの
メモリカードスロット16に装着されたメモリカード4
0に並列的にそのバスライン18上のデータを書き込む
ことが可能である。一方、上記制御信号として何れかの
メモリカードスロット16に読出信号が供給された場合
には、当該メモリカードスロット16に装着されたメモ
リカード40からデータを読み出してバスライン18上
に出力し、通信制御部14を介してPC20にそれが供
給されるようになる。また、一つのメモリカードスロッ
トに読出信号を供給し、他の複数のメモリカードスロッ
トに書込信号を供給することで、一つのメモリカードの
データを他の複数のメモリカードに並列的に書き込むこ
とも可能である。
【0019】図1の(C)は、メモリカード40の記憶
構成を示す図である。同図に示すように、メモリカード
40は、ヘッダ領域41とデータ領域42とからなり、
ヘッダ領域41は、ヘッダデータ41A,連番データ4
1B,スロット番号データ41C,等を含む。
【0020】ここで、オペレータがPC20においてD
B30のファイルを指定してメモリカード40にコピー
又は移動を指示した際に、PC20はDB30の最終更
新日付をヘッダデータとして形成し、それをファイルの
ヘッダデータとして送信してくるもので、このファイル
のヘッダデータをこのヘッダデータ41Aに保存するこ
とになる。また、連番データ41Bは、複数のメモリカ
ード40に並列的にデータの書き込みが指示されたとき
に、それら指示された各メモリカード40に付される所
定桁数のシリアル番号である。そして、スロット番号デ
ータ41Cは、当該メモリカード40が装着されていた
メモリカードスロット16を特定するためのデータであ
る。
【0021】次に、このような構成における動作を説明
する。図2は、本発明のリムーバブルメディア書込装置
の一実施の形態に係るメモリカードリーダ/ライタ装置
10の動作を説明するフローチャートである。このフロ
ーチャートに記載した各機能を実現するプログラムは、
CPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で
上記ROM12もしくはRAM13に記憶されている。
【0022】即ち、当該メモリカードリーダ/ライタ装
置10の電源投入により動作が開始され、まず、仮想ス
ロットのドライブ情報を作成する(ステップS1)。こ
のドライブ情報は、同一のデータを複数のメモリカード
スロット16に装着されたメモリカードへ書き込む際に
使用されるものとして仮想的に作成するもので、メモリ
カードスロット16の全スロットを検知して、検知され
たその全てのスロットに対応する一つの仮想スロットを
作成するものである。その後、更に、各メモリカードス
ロット16のドライブ情報を作成して(ステップS
2)、PC20との接続待ちとなる(ステップS3)。
なお、前記ステップS1及びステップ2でその都度ドラ
イブ情報を作成するようにしたが、予めこれらの情報を
ROM12若しくはRAM13に記憶しておくようにし
ても良い。そして、PC20と接続状態となったなら
ば、上記作成した若しくは記憶されていた仮想スロット
及び各メモリカードスロットのドライブ情報を通信制御
部14によりPC20に転送することによりドライブ情
報を生成する(ステップS4)。
【0023】一方、PC20では、メモリカードリーダ
/ライタ装置10と接続されると、図3の(A)に示す
ように、メモリカードリーダ/ライタ装置10側から転
送されてきたドライブ情報を取得して(ステップS2
1)、図3の(B)に示すように、PC画面21上に、
それら仮想スロット及び各メモリカードスロットに対応
するドライブを含むドライブ一覧をツリー形式で表示す
る(ステップS22)。この場合、仮想スロット及び各
メモリカードスロットに対応するドライブは、リムーバ
ブルディスクとして認識される。ここで、それらリムー
バブルディスクを開く指示、例えばマウス等のポインテ
ィングデバイスによるクリック操作が行われると、対応
するメモリカードスロット16にメモリカード40が装
着されていれば、そのメモリカード40内のファイル名
等が表示されることになる。
【0024】このように、本実施の形態では、同一のデ
ータを複数のメモリカードスロット16に書き込むため
に、専用の仮想スロットを設けている。この仮想スロッ
トは、ハードウェアとしては存在しないが、オペレータ
からは実在するように取り扱うことができる。
【0025】而して、メモリカードリーダ/ライタ装置
10においては、上記のようにドライブ情報を転送した
後は、PC20からのデータの書き込み又はデータの読
み出しの指示待ちとなっている(ステップS5,S
6)。そして、PC20からデータの読み出し指示があ
ったならば、即ち、PC20側にて仮想スロット及び各
メモリカードスロットに対応するドライブの何れかを開
いてファイルの読み出し指示が行われたならば、読み出
し処理を行う(ステップS7)。この読み出し処理にお
いては、対応するメモリカードスロットへの読出信号を
入出力インタフェース15に設定して、その指示された
ファイルのデータを読み出し、それを通信制御部14を
介してPC20に転送する。そしてその後、再びPC2
0からのデータの書き込み又はデータの読み出しの指示
待ちとなる。
【0026】また、PC20からデータの書き込み指示
があったならば、即ち、PC20側にて仮想スロット又
は何れかのメモリカードスロットに対応するドライブに
対してDB30のファイルのコピー又は移動の指示が行
われたならば、その指示されたドライブが仮想スロット
に対応するドライブであるのかどうかを判別する(ステ
ップS8)。そして、仮想スロットに対応するドライブ
であれば、詳細は後述するような仮想ドライブ書き込み
処理を行い(ステップS9)、また、仮想スロットに対
応するドライブでなければ、詳細は後述するような各ド
ライブ書き込み処理を行う(ステップS10)。そして
その後、再びPC20からのデータの書き込み又はデー
タの読み出しの指示待ちとなる。
【0027】図4は、上記ステップS9において実行さ
れる仮想ドライブ書き込み処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0028】即ち、まず、仮想ドライブに対して書き込
み指定が成された場合は、全メモリカードスロット16
−1,16−2,…,16−nに対する書込信号を生成
して(ステップS31)、この書込信号を入出力インタ
フェース15に設定する(ステップS32)。そして、
通信制御部14を介して、PC20(DB30)から、
その指示されたファイルのデータを1ブロック読み出し
(ステップS33)、それがヘッダデータであるかどう
か判別する(ステップS34)。読み出したデータがヘ
ッダデータであった場合には、それをRAM13に書き
込み(ステップS35)、その後、当該ファイルを構成
する全ブロックに対する処理が終了したかどうかを判別
して(ステップS36)、まだであれば上記ステップS
33に戻る。
【0029】また、上記ステップS34において、読み
出したブロックがヘッダデータではないと判別した場合
には、その読み出した1ブロックをメモリカード40の
データ領域42に書き込む(ステップS37)。この場
合、書込信号が全メモリカードスロット16−1,16
−2,…,16−nに与えられているので、それらのメ
モリカードスロットに装着されているメモリカード40
全てに並列的に即ち同時に一括で書き込まれることにな
る。そしてその後、上記ステップS36に進み、当該フ
ァイルを構成する全ブロックに対する処理が終了してい
なければ、上記ステップS33に戻る。
【0030】こうして、上記ステップS36において、
全ブロックに対する処理が終了したと判別されたなら
ば、次に、スロット番号を示すためのカウンタi(CP
U11内部又はRAM13内に構成される)を「1」に
初期化し(ステップS38)、i番目のメモリカードス
ロット16−iにメモリカード40が装着されているか
どうかを判別する(ステップS39)。もし、そのメモ
リカードスロット16−iにメモリカードが装着されて
いない場合には、カウンタiの値を「+1」し(ステッ
プS40)、その結果がメモリカードスロットの個数n
よりも大きな値となったかどうか判別する(ステップS
41)。そして、まだn以下であれば、上記ステップS
39に戻り、また、nよりも大きな値となった場合に
は、この仮想ドライブ書き込み処理を終了する。
【0031】一方、上記ステップS39において、i番
目のメモリカードスロット16−iにメモリカード40
が装着されていると判別されたときには、CPU11内
部又はRAM13内に保持している連番データを更新し
て(ステップS42)、上記ステップS35でRAM1
3に書き込まれたヘッダデータと、この更新した連番デ
ータと、スロット番号を示すカウンタiの値とで成る識
別データを作成する(ステップS43)。そして、この
作成した識別データを含むヘッダ情報を、当該メモリカ
ードスロット16−iに装着されたメモリカード40−
iのヘッダ領域41に書き込む(ステップS44)。そ
の後、上記ステップ40に進んで、カウンタiの値を
「+1」して、その結果がn以下であれば、上記ステッ
プS39に戻って上記の処理を繰り返す。
【0032】こうして、全てのメモリカードスロットに
対する処理が終了したならば、カウンタiの値がnより
も大きな値となるので、この仮想ドライブ書き込み処理
が終了されることになる。
【0033】また、上記ステップS10において実行さ
れる各ドライブ書き込み処理は、図5に示すようにして
行われる。
【0034】即ち、まず、指示されたドライブに対応し
て、一つのメモリカードスロット16に対する書込信号
を入出力インタフェース15に設定する(ステップS5
1)。そして、通信制御部14を介して、PC20(D
B30)から、その指示されたファイルのデータを1ブ
ロック読み出し(ステップS52)、それがヘッダデー
タであるかどうか判別する(ステップS53)。読み出
したデータがヘッダデータであった場合には、それをR
AM13に書き込み(ステップS54)、その後、当該
ファイルを構成する全ブロックに対する処理が終了した
かどうかを判別して(ステップS55)、まだであれば
上記ステップS52に戻る。
【0035】また、上記ステップS53において、読み
出したブロックがヘッダデータではないと判別した場合
には、その読み出した1ブロックを指示されたメモリカ
ード40のデータ領域42に書き込む(ステップS5
6)。この場合、読み出したブロックのデータはバスラ
イン18を介して全メモリカードスロット16−1,1
6−2,…,16−nに供給されるが、書込信号は対応
するメモリカードスロット16にしか与えられていない
ので、そのメモリカードスロットに装着されているメモ
リカード40のみに書き込まれることになる。そしてそ
の後、上記ステップS55に進み、当該ファイルを構成
する全ブロックに対する処理が終了していなければ、上
記ステップS52に戻る。
【0036】こうして、上記ステップS55において、
全ブロックに対する処理が終了したと判別されたなら
ば、上記ステップS57でRAM13に書き込まれたヘ
ッダデータよりヘッダ情報を生成し(ステップS5
7)、それを当該メモリカードスロット16に装着され
たメモリカード40のヘッダ領域41に書き込んで(ス
テップS58)、この各ドライブ書き込み処理を終了す
る。
【0037】以上詳述したように、仮想スロットに対応
するドライブへの書き込み指示を行うと、メモリカード
リーダ/ライタ装置10側では、オペレータが同一のデ
ータを複数のメモリカードスロット16に書き込むこと
を望んでいるということがわかるので、その時は、コピ
ー元データを1回だけ受信し、受信したデータを複数の
メモリカードスロットに並列的に書き込むようにしてい
る。
【0038】従って、同一のコピー元から複数のメモリ
カードスロットへは、書き込みの指示をそのメモリカー
ドスロットの数だけ繰り返さなくても、1回だけ仮想ス
ロットへ書き込みの指示をすれば良いので、操作が簡単
になる。
【0039】また、同時一括に書き込むので、処理時間
がメモリカードスロット数に比例しなくなる。これの効
果は、データ量が増えるほど、また、メモリカードスロ
ット数が増えるほど、顕著となる。
【0040】なお、上記実施の形態では、コピー元のデ
ータはPC20(DB30)のデータを想定したが、何
れかのメモリカードのデータを他のメモリカードへ一括
して書き込むものとしても良い。
【0041】また、仮想スロットを全メモリカードスロ
ットに対応するものとしたが、全てのメモリカードスロ
ットではなく、この中の予め定められた複数のメモリカ
ードスロットに対応する仮想ドライブ情報を生成しても
良い。
【0042】更に、上記一実施の形態は、リムーバブル
メディアをメモリカードとして説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、着脱可能な記録媒体全て
に適用可能なことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、同一データを複数のメ
モリカードスロットに装着された複数のメモリカードに
コピーする場合の指示操作を簡略化すると共に処理時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のリムーバブルメディア書込装
置の一実施の形態としてのメモリカードリーダ/ライタ
装置の構成を示す図、(B)は該メモリカードリーダ/
ライタ装置の適用されるパーソナルコンピュータシステ
ムの構成を示す図であり、(C)はメモリカードの記憶
構成を示す図である。
【図2】図1の(A)のメモリカードリーダ/ライタ装
置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】(A)はパーソナルコンピュータ側でのメモリ
カードリーダ/ライタ装置接続時の動作を説明するため
のフローチャートであり、(B)は仮想スロット及び各
メモリカードスロットに対応するドライブを含むドライ
ブ一覧のツリー形式表示とその表示の意味を説明するた
めの図である。
【図4】図2中の仮想ドライブ書き込み処理の詳細を示
すフローチャートである。
【図5】図2中の各ドライブ書き込み処理の詳細を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 メモリカードリーダ/ライタ装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 通信制御部 15 入出力インタフェース 16,16−1,16−2,…,16−n メモリカー
ドスロット 17 CPUバス 18 バスライン 20 パーソナルコンピュータ(PC) 21 PC画面 30 データベース(DB) 40,40−1,40−2,…,40−n メモリカー
ド 41 ヘッダ領域 41A ヘッダデータ 41B 連番データ 41C スロット番号データ 42 データ領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた複数のリムーバブルメデ
    ィア装着部を包含して成る仮想リムーバブルメディア装
    着部のドライブ情報を生成するドライブ情報生成手段
    と、 このドライブ情報に基づくデータの書き込み指定に応答
    して、上記予め定められた複数のリムーバブルメディア
    装着部に対する書込信号を並列的に出力する書込信号出
    力手段と、 上記書込信号が指定されているリムーバブルメディア装
    着部に装着されたリムーバブルメディアに対して並列的
    にデータを書き込む書込手段と、 を具備することを特徴とするリムーバブルメディア書込
    装置。
  2. 【請求項2】 上記リムーバブルメディアはメモリカー
    ドであり、 上記リムーバブルメディア装着部はメモリカードスロッ
    トであることを特徴とする請求項1に記載のリムーバブ
    ルメディア書込装置。
  3. 【請求項3】 複数のリムーバブルメディア装着部を備
    えたリムーバブルメディア書込装置において、予め定め
    られた複数のリムーバブルメディア装着部に装着された
    複数のリムーバブルメディアに対して同一データを書き
    込む際に、 上記予め定められた複数のリムーバブルメディア装着部
    を包含して成る仮想リムーバブルメディア装着部のドラ
    イブ情報を生成する処理と、 このドライブ情報に基づくデータの書き込み指定に応答
    して、上記予め定められた複数のリムーバブルメディア
    装着部に対する書込信号を並列的に出力する処理と、 上記書込信号が指定されているリムーバブルメディア装
    着部に装着されたリムーバブルメディアに対して並列的
    にデータを書き込む処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8337252B2 (en) 2000-07-06 2012-12-25 Mcm Portfolio Llc Smartconnect flash card adapter
US9558135B2 (en) 2000-07-06 2017-01-31 Larry Lawson Jones Flashcard reader and converter for reading serial and parallel flashcards

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