JP2000235374A - シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路 - Google Patents

シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路

Info

Publication number
JP2000235374A
JP2000235374A JP11037756A JP3775699A JP2000235374A JP 2000235374 A JP2000235374 A JP 2000235374A JP 11037756 A JP11037756 A JP 11037756A JP 3775699 A JP3775699 A JP 3775699A JP 2000235374 A JP2000235374 A JP 2000235374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
signal
transistor
shift register
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11037756A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tomitani
央 富谷
Yoshinori Furubayashi
好則 古林
Yukio Numata
幸雄 沼田
Kazuya Morimitsu
和也 森光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11037756A priority Critical patent/JP2000235374A/ja
Publication of JP2000235374A publication Critical patent/JP2000235374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Shift Register Type Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜トランジスタを用いた液晶表示装置の省
電力化を図る。 【解決手段】 液晶表示装置に用いるシフトレジスタ
は、シフトレジスタの各段に低信号振幅の入力信号を高
信号振幅の出力信号に変換する信号レベル変換回路41
を有する構成によって、シフトレジスタに5ボルト程度
の低信号振幅のクロック信号と反転クロック信号を直接
与え、バッファ回路を無くし、信号振幅を小さくするこ
とで消費電力を減らすことが可能になり、液晶表示装置
の省電力化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタを
用いたシフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液
晶表示装置およびバイアス電圧発生回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】図9は従来の薄膜トランジスタを用いた集
積回路により構成した液晶表示装置の一例を示す。図9
において、1は液晶表示装置の画素を駆動する薄膜トラ
ンジスタ(以下、画素トランジスタと云う)、2は画素
の蓄積容量、3は液晶であり、容量性の負荷になる。4
は画素トランジスタ1のソース端子に接続するソース電
極、5は画素トランジスタ1のゲートに接続するゲート
電極、6は蓄積容量2,液晶3の対向電極に接続される
共通電極を示している。また、7はゲート電極5を駆動
するゲート駆動回路、8はソース電極4に映像信号入力
9を印加するためのソース電極駆動用アナログスイッチ
で、シフトレジスタ10の出力が接続され、シフトレジ
スタ10はデータを順番にシフトさせ、ソース電極駆動
用アナログスイッチ8を順番に走査して、ソース電極4
に映像信号入力9を書き込む。シフトレジスタ10とソ
ース電極駆動用アナログスイッチ8はソース駆動回路で
ある。
【0003】11は薄膜トランジスタからなるC−MO
Sインバータを多段にしたバッファ回路で、シフトレジ
スタ10の入力容量が大きいため、信号レベル変換回路
12によって高信号振幅にレベル変換されたクロック入
力と反転クロック入力をバッファして、シフトレジスタ
10に与え、これを駆動する。
【0004】信号レベル変換回路12は5ボルト程度の
低信号振幅のロジック信号であるクロック入力13,反
転クロック入力14,シフトデータ入力15を薄膜トラ
ンジスタ集積回路で用いる15ボルトの高信号振幅のロ
ジック信号に変換するものである。また、反転クロック
入力14は、クロック入力13を反転したものである。
さらに、シフトデータ入力15は、シフトレジスタ10
を走査するパルスを入力する。なお、シフトデータ入力
15は信号レベル変換回路12によって高信号振幅にレ
ベル変換されたシフトデータ入力としてシフトレジスタ
10に与えられる。ここで、クロック入力13,反転ク
ロック入力14,シフトデータ入力15は5ボルト程度
の振幅をもつロジック信号である。
【0005】これら薄膜トランジスタは3ボルト程度の
しきい値電圧を有し、これら薄膜トランジスタによる集
積回路はおよそ15ボルト程度の電源電圧と信号振幅で
動作するC−MOS回路になっている。
【0006】ここで、シフトレジスタ10は図10に示
すラッチ回路から構成される。図10において、21,
22はアナログスイッチ、23,24,25はインバー
タであり、薄膜トランジスタを用いた論理回路である。
26はデータ入力、27はクロック入力、28は反転ク
ロック入力であり、クロック入力27の論理を反転した
ものである。29はラッチ出力である。
【0007】次に動作を簡単に説明すると、クロック入
力27がハイレベル、反転クロック入力28がローレベ
ルのとき、アナログスイッチ21はオンになり、アナロ
グスイッチ22はオフになり、ラッチ出力29にはデー
タ入力と同じ論理値が表れる。クロック入力27がハイ
からローへ、反転クロック入力28がローからハイへ切
り替わる時、アナログスイッチ21がオンからオフに変
わり、アナログスイッチ22がオフからオンに変わっ
て、ラッチ出力29にはクロックの切り替わる時のデー
タ入力26の論理値が保持され、出力される。
【0008】図9に示すシフトレジスタ10は図10に
示したラッチ回路を多段に接続し、クロック入力と反転
クロック入力を各段ごとに逆につないでいる。そして、
シフトレジスタ10の先頭のラッチ回路の入力にはシフ
トするデータ入力26を入力し、ラッチ出力29を次段
のラッチ回路の入力に接続して多段接続している。
【0009】図11は、図9に示す信号レベル変換回路
12の一例を示し、図11において、31,32は入力
トランジスタであり、n−chの薄膜トランジスタで構
成されおよそ3ボルト程度のしきい値電圧を有する。3
5は入力端子であり、5ボルト程度の信号振幅の入力信
号が入力トランジスタ31のゲートに印加される。36
は反転入力端子であり、入力端子35に印加されるロジ
ック信号を論理反転した信号が入力トランジスタ32の
ゲートに印加される。33,34は負荷トランジスタで
あり、p−chの薄膜トランジスタで構成されおよそ3
ボルト程度のしきい値電圧を有する。負荷トランジスタ
33,34のドレインは入力トランジスタ31,32の
ドレインに接続している。負荷トランジスタ33,34
のゲートは入力トランジスタ32,33のドレインに接
続されている。
【0010】37は出力端子、38は反転出力端子であ
り、15ボルト程度の高信号振幅の信号に信号レベル変
換された信号出力と反転出力が出力される。
【0011】次に、動作を簡単に説明すると、入力端子
35にハイレベルの入力信号が、また、反転入力端子3
6にローレベルの反転入力信号が各々印加された場合、
入力トランジスタ31はオンし、負荷トランジスタ33
のドレイン電圧が低下し、負荷トランジスタ34のゲー
ト電圧を下げて、負荷トランジスタ34をオンさせる。
このとき、他方の入力トランジスタ32はローレベルの
入力信号が与えられているので入力トランジスタ32は
オフになり、そのドレイン電圧は上がり、負荷トランジ
スタ33をオフさせるとともに出力端子37には信号レ
ベル変換回路の電源電圧である15ボルトが、また反転
出力端子38にはグランド電圧が出力される。
【0012】入力端子35にローレベルの入力信号が、
また反転入力端子36にハイレベルの反転入力信号が各
々印加された場合、入力トランジスタ31はオフし、負
荷トランジスタ33のドレイン電圧が上がり、負荷トラ
ンジスタ34のゲート電圧を上げて、負荷トランジスタ
34をオフさせる。このとき、他方の入力トランジスタ
32はハイレベルの入力信号が与えられているので入力
トランジスタ32はオンになり、そのドレイン電圧は下
がり、負荷トランジスタ33をオンさせるとともに出力
端子37には信号レベル変換回路12のグランド電圧
が、また反転出力端子38には電源電圧である15ボル
トがそれぞれ出力される。
【0013】このようにして信号レベル変換回路12は
5ボルト程度の低信号振幅の入力信号を15ボルト程度
の高信号振幅の信号に変換する。
【0014】従来例の液晶表示装置のシフトレジスタ1
0の入力信号、出力信号波形を図8に示す。図8におい
て、CPは入力クロック信号、/CPは反転入力クロッ
ク信号、STHはシフトデータ入力信号を示す。Q1か
らQ6はシフトレジスタの各段の出力信号であるととも
にアナログスイッチ21,22の制御信号である。シフ
トレジスタ10は最初の段を1段目とすると、1段目の
ラッチはクロック信号CPの立ち下がりでシフトデータ
を取り込み、2段目のラッチはクロック信号CPの立ち
上がりで1段目の出力を取り込む。3段目のラッチはク
ロック信号CPの立ち下がりで2段目の出力を取り込
む。このように奇数段目のラッチはクロック信号CPの
立ち下がりでデータを取り込み、偶数段目のラッチはク
ロック信号CPの立ち上がりでデータを取り込む。ま
た、n段目のラッチはn−1段目のラッチの出力を取り
込むように動作する。
【0015】クロック信号CPの立ち下がりでシフトデ
ータ入力信号STHのハイレベルが取り込まれ、クロッ
クの変化にともなって、順にデータがシフトされてい
く。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術である図9の液晶表示装置では、入力クロック信号と
反転入力クロック信号をバッファ回路11を使って電流
駆動能力をあげてシフトレジスタ10に供給している。
このバッファ回路11の電源電圧は15ボルト程度と高
く、また、動作周波数も数メガヘルツから数十メガヘル
ツ程度と高速であるので消費電力が多く、液晶表示装置
の省電力化に対して課題となっていた。
【0017】本発明はこれまで述べたような課題に対し
て、消費電力を減らした回路構成のシフトレジスタを用
いることで液晶表示装置の省電力化を図ることを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置に
用いるシフトレジスタは、シフトレジスタの各段に低信
号振幅の入力信号を高信号振幅の出力信号に変換する信
号レベル変換回路を有することを特徴とする。
【0019】この構成によって、シフトレジスタに5ボ
ルト程度の低信号振幅のクロック信号と反転クロック信
号を直接与えることによって、従来、必要とされいてた
バッファ回路11を無くし、信号振幅を5ボルト程度に
小さくすることで消費電力を減らすことが可能になり、
このシフトレジスタを用いることによって液晶表示装置
の省電力化を実現する。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、薄膜トラ
ンジスタを用いた集積回路の各段に低信号振幅の入力信
号を高信号振幅の出力信号に変換する信号レベル変換回
路を有することを特徴とする。
【0021】この構成によれば、シフトレジスタに5ボ
ルト程度の低信号振幅のクロック信号と反転クロック信
号を直接与えることによって、バッファ回路を無くし、
信号振幅を5ボルト程度に小さくすることで消費電力を
減らす作用を有する。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
フトレジスタの信号レベル変換回路において、入力トラ
ンジスタのベースに所定のバイアス電圧を印加し、前記
入力トランジスタのソース端子に入力信号を印加するこ
とを特徴とする。
【0023】この構成によれば、入力トランジスタのし
きい値電圧が大きくても、入力信号にバイアス電圧を加
えることによって、入力トランジスタのオン電流を大き
くとることができ、回路を高速化できるという作用を有
する。また、バイアス電圧を加えることによって入力信
号の振幅が低い場合においても、オン−オフ電流の比を
最大にすることができ、回路を高速化できるという作用
を有する。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1記載のシ
フトレジスタの信号レベル変換回路において、入力トラ
ンジスタのドレインと負荷トランジスタのドレインとの
間に所定の制御信号によって回路を開閉するトランジス
タを有することを特徴とする。
【0025】この構成によれば、制御信号によって、信
号レベル変換回路を動作させたいときにはトランジスタ
を閉じて信号レベル変換回路を動作させ、動作を停止さ
せたいときにはトランジスタを開いて信号レベル変換回
路の動作を停止させ、信号レベル変換回路の回路電流を
減らすことができ、回路の省電力化を実現するという作
用を有する。
【0026】請求項4記載の発明は請求項3記載のシフ
トレジスタにおいて、当該シフトレジスタの各段のシフ
トデータ入力とシフトデータ出力によって、入力トラン
ジスタのドレインと負荷トランジスタのドレインとの間
のトランジスタを制御し、回路を開閉することを特徴と
する。
【0027】この構成によれば、シフトしようとするシ
フトデータのない時には信号レベル変換回路を開いて回
路電流を減らし、シフトデータが前段に入力されたと
き、信号レベル変換回路を閉じて、動作させるように
し、シフトデータがなくなると、再び信号レベル変換回
路を開いて回路電流を減らすことによって、回路の省電
力化を実現するという作用を有する。
【0028】請求項5記載の発明は液晶表示画素と薄膜
トランジスタにより形成された画素駆動用トランジスタ
と前記画素駆動用トランジスタのソース線を駆動するソ
ース線駆動回路と前記画素駆動用トランジスタのゲート
線を駆動するゲート線駆動回路を有するアクティブマト
リクス型液晶表示装置において、前記ソース線駆動回
路、または前記ゲート駆動回路に請求項1記載のシフト
レジスタを有することを特徴とする。
【0029】この構成によれば、低消費電力のシフトレ
ジスタを用いて、低消費電力の液晶表示装置を実現する
という作用を有する。
【0030】請求項6記載の発明は請求項2記載のシフ
トレジスタに印加するバイアス電圧として、前記バイア
ス電圧を信号レベル変換回路の入力トランジスタのしき
い値電圧と入力信号の振幅の和と同等の電圧とすること
を特徴とする。
【0031】この構成によれば入力信号を入力トランジ
スタのしきい値電圧でバイアスし、入力トランジスタの
オフ電流を小さくしながらオン電流を大きくとって、オ
ン−オフ電流の比を最大にするように最適化して回路の
高速化を実現する作用を有する。また、バイアス電圧を
加えることによって入力信号の振幅が低い場合において
も、オン−オフ電流の比を最大にすることができ、回路
を高速化できるという作用を有する。
【0032】請求項7記載の発明は請求項3記載のシフ
トレジスタに印加するバイアス電圧として、前記バイア
ス電圧を信号レベル変換回路の入力トランジスタのしき
い値電圧と入力信号の振幅の和以上の電圧とすることを
特徴とする。
【0033】この構成によれば入力信号のオン電流を大
きくとって回路の高速化を実現することができる。ま
た、オフ電流の増加に関してはトランジスタによって信
号レベル変換回路の回路をシフトデータの無い場合には
回路を開いて、低消費電力化を実現する作用を有する。
また、バイアス電圧をしきい値電圧より大きめに与える
ことで、入力信号の振幅が低い場合においても、十分な
オン電流を確保し、かつオフ電流の増加に関してはトラ
ンジスタによって信号レベル変換回路の回路をシフトデ
ータの無い場合には回路を開いて、回路の高速化と低消
費電力化を実現する作用を有する。
【0034】請求項8記載の発明は請求項2記載のシフ
トレジスタに印加するバイアス電圧の発生手段として、
入力信号のハイレベル電圧を入力する端子を有し、前記
入力端子に信号レベル変換回路の入力トランジスタと同
等のしきい値電圧を有するトランジスタのソースを接続
し、前記トランジスタのゲートとソースに電流源を接続
して、前記トランジスタのソースよりバイアス電圧を出
力することを特徴とする。
【0035】この構成によれば薄膜トランジスタ集積回
路のなかで同一の製造プロセスで簡単にバイアス電圧発
生回路を実現することができ、かつ、入力トランジスタ
のしきい値電圧に応じた最適化したバイアス電圧を発生
できる作用を有する。
【0036】以下、本発明の各実施の形態を説明する。
【0037】(実施の形態1)図1,図2,図6(a)
および図8を用いて本発明の実施の形態1について説明
する。
【0038】図1は本発明の実施の形態1における液晶
表示装置の構成図を示す。図1において従来例を示す図
9と同じ部分には同じ符号を付けてその説明を省略す
る。
【0039】41はレベル変換回路付きシフトレジスタ
であり、その出力端子がソース電極駆動用アナログスイ
ッチ8へ接続される。このレベル変換回路付きシフトレ
ジスタ41はデータを順番にシフトさせ、ソース電極駆
動用アナログスイッチ8を順番に走査して、ソース電極
4に映像信号入力9を書き込む。レベル変換回路付きシ
フトレジスタ41とソース電極駆動用アナログスイッチ
8はソース駆動回路を構成する。
【0040】これら薄膜トランジスタは従来例と同様に
3ボルト程度のしきい値電圧を有し、これら薄膜トラン
ジスタによる集積回路はおよそ15ボルト程度の電源電
圧と信号振幅で動作するC−MOS回路になっている。
【0041】また、シフトデータ入力15は5ボルト程
度の振幅をもつロジック信号であり、信号レベル変換回
路12で5ボルト程度の低信号振幅のロジック信号とな
し、シフトデータ入力15を薄膜トランジスタ集積回路
で用いる15ボルトの高信号振幅のロジック信号に変換
してレベル変換回路付きシフトレジスタ41の1段目の
ラッチのデータ入力に接続する。
【0042】レベル変換回路付きシフトレジスタ41は
図2に示すようなレベルシフタ付きのラッチ回路が多段
に接続されてシフトレジスタのラッチ回路を構成してい
る。
【0043】図2において、58は図11に示した従来
例と同じ信号レベル変換回路,59は図10に示した従
来例と同じラッチ回路であり、両回路とも従来例と同様
の動作を示すものである。
【0044】図2において、51はクロック入力で5ボ
ルト程度の低振幅のクロック信号が入力される。52は
クロック入力51を論理反転した、同じく5ボルト程度
の低振幅の反転クロック入力である。クロック入力5
1、反転クロック入力52は信号レベル変換回路58に
よって薄膜トランジスタの集積回路の電源電圧である1
5ボルト程度の高信号振幅の信号に変換され、インバー
タ50aを接続してレベル変換した反転クロック入力5
6、さらにもう一段、インバータ50bを接続してレベ
ル変換したクロック入力54を発生し、これを先のラッ
チ回路59のクロック入力と反転クロック入力とする。
【0045】55は15ボルト程度の高信号振幅のデー
タ入力、57はラッチ回路59のラッチ出力であり、デ
ータ入力55がクロック信号で取り込まれて出力され
る。ラッチ出力57の信号振幅は電源電圧である15ボ
ルト程度が出力される。
【0046】レベル変換回路付きシフトレジスタ41は
図2に示したラッチ回路を多段に接続し、クロック入力
と反転クロック入力を各段ごとに逆に接続されている。
【0047】レベル変換回路付きシフトレジスタ41の
先頭のラッチ回路の入力にはシフトするデータを入力
し、ラッチ回路の出力を次段のラッチ回路の入力に接続
して多段接続している。
【0048】図6(a)は従来例と本発明の実施の形態
1における信号レベル変換回路のトランジスタのしきい
値特性と動作点を示す図である。
【0049】図6(a)では入力信号がローレベルのと
きに、入力トランジスタがオフし、ドレイン電流が流れ
ず、入力信号がハイレベルのときに、入力トランジスタ
のしきい値Vtnを超えると、入力トランジスタがオン
し、ドレイン電流が流れる様子を示している。
【0050】次に、図1の動作を図8の波形図を用いて
説明すると、レベル変換回路付きシフトレジスタ41は
最初の段を1段目とすると、1段目のラッチは入力クロ
ック信号CPの立ち下がりでシフトデータを取り込み、
2段目のラッチは入力クロック信号CPの立ち上がりで
1段目の出力を取り込む。3段目のラッチは入力クロッ
ク信号CPの立ち下がりで2段目の出力を取り込む。こ
のように奇数段目のラッチは入力クロック信号CPの立
ち下がりでデータを取り込み、偶数段目のラッチは入力
クロック信号CPの立ち上がりでデータを取り込む。ま
た、n段目のラッチはn−1段目のラッチの出力を取り
込むように動作する。
【0051】入力クロック信号CPの立ち下がりでシフ
トデータ入力信号STHのハイレベルが取り込まれ、ク
ロックの変化にともなって、順にデータがシフトされて
いく。
【0052】以上のようにして本発明の液晶表示装置に
用いるシフトレジスタは、シフトレジスタの各段に低信
号振幅の入力信号を高信号振幅の出力信号に変換する信
号レベル変換回路を有することによって、シフトレジス
タに5ボルト程度の低信号振幅の入力クロック信号と反
転入力クロック信号を直接与えることによって、バッフ
ァ回路を無くし、信号振幅を5ボルト程度に小さくする
ことで消費電力を減らすことが可能になり、このシフト
レジスタを用いることによって液晶表示装置の省電力化
を実現する。
【0053】(実施の形態2)図1,図3,図6(b)
および図8を用いて本発明の実施の形態2について説明
する。
【0054】図1は本発明の実施の形態2における液晶
表示装置の構成図を示す。この液晶表示装置の構成は本
発明の実施の形態1と同じである。
【0055】本発明の実施の形態2と本発明の実施の形
態1は図1のレベル変換回路付きシフトレジスタ41の
各段におけるレベル変換回路付きのラッチ回路の構成が
異なる。
【0056】図3は本発明の実施の形態2における液晶
表示装置のシフトレジスタのラッチ回路の構成図であ
り、実施の形態1(図2)と同じ部分には同じ符号を付
けてその説明を省略する。図3において、68は信号レ
ベル変換回路,62と63は信号レベル変換回路を構成
する入力トランジスタであり、n−chの薄膜トランジ
スタでなり、およそ3ボルト程度のしきい値電圧を有す
る。
【0057】なお、クロック入力51には5ボルト程度
の信号振幅の入力信号が入力トランジスタ62のソース
に印加される。また、反転クロック入力52にはクロッ
ク入力51に印加されるロジック信号を論理反転した信
号が入力トランジスタ63のソースに印加される。入力
トランジスタ62,63のベースは直流のバイアス電圧
61が印加されている。
【0058】また、信号レベル変換回路68によって薄
膜トランジスタの集積回路の電源電圧である15ボルト
程度の高信号振幅の信号に変換され、レベル変換したク
ロック入力54を発生し、インバータ50cを接続して
レベル変換した反転クロック入力56を発生し、これを
先のラッチ回路59のクロック入力と反転クロック入力
とする構成となっている。
【0059】次に、動作を説明すると、クロック入力5
1にハイレベルの入力信号、反転クロック入力52にロ
ーレベルの反転入力信号が各々印加された場合、入力ト
ランジスタ62はオフし、そのドレイン電圧が上がり、
他方の負荷トランジスタ34のゲート電圧を上げて、他
方の負荷トランジスタ34をオフさせる。このとき、他
方の入力トランジスタ63はローレベルの入力信号が与
えられているので入力トランジスタ63はオンになり、
そのドレイン電圧は上がり、レベル変換したクロック入
力54には信号レベル変換回路68のグランド電圧が出
力される。
【0060】クロック入力51にローレベルの入力信
号、反転クロック入力52にハイレベルの反転入力信号
が各々印加された場合、入力トランジスタ62はオン
し、そのドレイン電圧が下がり、他方の負荷トランジス
タ33のゲート電圧を下げて、他方の負荷トランジスタ
33をオンさせる。このとき、他方の入力トランジスタ
63はハイレベルの入力信号が与えられているので入力
トランジスタ63はオフになり、そのドレイン電圧は上
がり、レベル変換したクロック入力54には信号レベル
変換回路64の電源電圧である15ボルト程度の電圧が
出力される。
【0061】このようにして図3の信号レベル変換回路
68は5ボルト程度の低信号振幅の入力信号を15ボル
ト程度の高信号振幅の信号に変換する。
【0062】図6(b)は本発明の実施の形態2におけ
る信号レベル変換回路のトランジスタのしきい値特性と
動作点を示す図である。
【0063】本発明の実施の形態2では図3に示すよう
に、入力トランジスタ62,63のゲートに直流のバイ
アス電圧61を与えている。バイアス電圧の値を入力ト
ランジスタのしきい値電圧Vtnと入力信号振幅Vin
の和と同等の値にすることにより、図6(b)では入力
信号がローレベルのときには入力トランジスタのゲート
にはしきい値電圧Vtnと入力信号振幅Vinの和の電
圧が加わり、入力トランジスタがオンし、ドレイン電流
を流す。入力信号がハイレベルのときには入力トランジ
スタのゲートには入力トランジスタのしきい値電圧Vt
nが加わり、入力トランジスタはオフし、ドレイン電流
は流れない。
【0064】以上のように、バイアス電圧の値を入力ト
ランジスタのしきい値電圧Vtnと入力信号振幅Vin
の和と同等の値にすることにより、オン電流の値を大き
くして回路を高速化するとともに、オフ電流を小さくし
て、オン−オフ電流の比を大きくして、回路を最適化す
ることができる。
【0065】また、入力信号の振幅が小さい場合におい
ても、バイアス電圧を与えることでオン電流を大きく
し、オン−オフ電流の比を大きくすることができ、回路
の高速化が可能となる。
【0066】以上の構成を有する本実施の形態2におけ
る、液晶表示装置のレベル変換回路付きシフトレジスタ
41の入力信号、出力信号波形は図8と同じになる。レ
ベル変換回路付きシフトレジスタ41は最初の段を1段
目とすると、1段目のラッチは入力クロック信号CPの
立ち下がりでシフトデータを取り込み、2段目のラッチ
は入力クロック信号CPの立ち上がりで1段目の出力を
取り込む。3段目のラッチは入力クロック信号CPの立
ち下がりで2段目の出力を取り込む。このように奇数段
目のラッチは入力クロック信号CPの立ち下がりでデー
タを取り込み、偶数段目のラッチは入力クロック信号C
Pの立ち上がりでデータを取り込む。また、n段目のラ
ッチはn−1段目のラッチの出力を取り込むように動作
する。
【0067】入力クロック信号CPの立ち下がりでシフ
トデータ入力信号STHのハイレベルが取り込まれ、ク
ロックの変化にともなって、順にデータがシフトされて
いく。
【0068】以上のようにして本発明の液晶表示装置に
用いるシフトレジスタは、レベル変換回路付きのシフト
レジスタであって、シフトレジスタの信号レベル変換回
路において、入力トランジスタのベースに所定のバイア
ス電圧を印加し、前記入力トランジスタのソース端子に
入力信号を印加する構成とし、入力トランジスタのしき
い値電圧が大きくても、また、入力信号の信号振幅が低
い場合においても入力信号にバイアス電圧を加えること
によって、入力トランジスタのオン電流を大きくとるこ
とができ、回路を高速化することができた。
【0069】(実施の形態3)図1,図4,図6(a)
および図8を用いて本発明の実施の形態3について説明
する。
【0070】図1は本発明の実施の形態3おける液晶表
示装置の構成図を示す。この液晶表示装置の構成は本発
明の実施の形態1と同じである。
【0071】本発明の実施の形態3と本発明の実施の形
態1は図1のレベル変換回路付きシフトレジスタ41の
各段におけるレベル変換回路付きのラッチ回路の構成が
異なる。
【0072】図4は本発明の実施の形態3おける液晶表
示装置のシフトレジスタのラッチ回路の構成図であり、
前記実施の形態1(図2),実施の形態2(図3)と同
じ部分には同じ符号を付けてその説明を省略する。図4
において、信号レベル変換回路78は従来例の図11の
信号レベル変換回路12の入力トランジスタ31,32
と負荷トランジスタ33,34の間に所定の制御信号に
よって回路を開閉するn−chスイッチトランジスタ7
1,72を設けたものである。このn−chのスイッチ
トランジスタ71,72のゲートにハイレベルである1
5ボルト程度の電圧を与えることでスイッチトランジス
タ71,72はオンし、回路が閉じ、信号レベル変換回
路78は動作が可能になる。また、スイッチトランジス
タ71,72のゲートがローレベルであるグランドの電
圧が印加されると、スイッチトランジスタ71,72は
オフし、回路が開き、信号レベル変換回路は回路電流を
減らすことができ、低消費電力状態で停止する。
【0073】以上のように、この構成によって、所定の
制御信号によって、信号レベル変換回路を動作させたい
ときにはトランジスタを閉じて信号レベル変換回路を動
作させ、動作を停止させたいときにはトランジスタを開
いて信号レベル変換回路の動作を停止させ、信号レベル
変換回路の回路電流を減らすことができ、回路の省電力
化を実現することができる。
【0074】また、図4において、クロック入力51に
は5ボルト程度の低振幅のクロック信号が入力される。
このクロック入力51を論理反転した、同じく5ボルト
程度の低振幅の反転クロック入力52が入力される。ク
ロック入力51、反転クロック入力52は信号レベル変
換回路78によって薄膜トランジスタの集積回路の電源
電圧である15ボルト程度の高信号振幅の信号に変換さ
れ、インバータ50aを接続してレベル変換した反転ク
ロック入力56、更にもう一段インバータ50bを接続
してレベル変換したクロック入力54を発生し、これを
先のラッチ回路59のクロック入力と反転クロック入力
に接続する。
【0075】図4のレベル変換回路付きのラッチ回路で
はデータ入力55とラッチ出力57の論理和をOR60
でとり信号レベル変換回路78の回路を開閉するスイッ
チトランジスタ71,72の制御信号として、信号レベ
ル変換回路78に与えている。
【0076】この構成によって、入力データまたはラッ
チ出力がハイレベルのときに信号レベル変換回路が動作
し、それ以外の場合には信号レベル変換回路は停止する
ようになっている。
【0077】レベル変換回路付きシフトレジスタ41は
図4に示したラッチ回路を多段に接続し、クロック入力
と反転クロック入力を各段ごとに逆に接続されている。
【0078】レベル変換回路付きシフトレジスタ41の
先頭のラッチ回路の入力にはシフトするデータを入力
し、ラッチ回路の出力を次段のラッチ回路の入力に接続
して多段接続している。
【0079】レベル変換回路付きのシフトレジスタ41
はシフトするデータがない時には信号レベル変換回路を
開いて回路電流を減らし、シフトデータが前段にきたと
き、信号レベル変換回路を閉じて、動作させるように
し、シフトデータがなくなると、再び信号レベル変換回
路を開いて回路電流を減らすことによって、回路の省電
力化を実現することができる。
【0080】図6(a)は本発明の実施の形態3の信号
レベル変換回路のトランジスタのしきい値特性と動作点
を示す図である。従来例、本発明の実施の形態1と同様
に本発明の実施の形態3の信号レベル変換回路のしきい
値特性と動作点は同じである。
【0081】従来例と同様に本発明の実施の形態3にお
ける液晶表示装置のレベル変換回路付きシフトレジスタ
41の入力信号、出力信号波形は図8と同じになる。
【0082】次に動作を説明するとレベル変換回路付き
シフトレジスタ41は最初の段を1段目とすると、1段
目のラッチは入力クロック信号CPの立ち下がりでシフ
トデータを取り込み、2段目のラッチ入力は入力クロッ
ク信号CPの立ち上がりで1段目の出力を取り込む。3
段目のラッチは入力クロック信号CPの立ち下がりで2
段目の出力を取り込む。このように奇数段目のラッチは
入力クロック信号CPの立ち下がりでデータを取り込
み、偶数段目のラッチは入力クロック信号CPの立ち上
がりでデータを取り込む。また、n段目のラッチはn−
1段目のラッチの出力を取り込むように動作する。
【0083】入力クロック信号CPの立ち下がりでシフ
トデータ入力信号STHのハイレベルが取り込まれ、ク
ロックの変化にともなって、順にデータがシフトされて
いく。
【0084】以上のようにして本発明の液晶表示装置に
用いるシフトレジスタは、信号レベル変換回路付きのシ
フトレジスタであって、信号レベル変換回路の入力トラ
ンジスタのドレインと負荷トランジスタのドレインとの
間に所定の制御信号によって回路を開閉するトランジス
タを有する構成とすることで、制御信号によって、信号
レベル変換回路を動作させたいときにはトランジスタを
閉じて信号レベル変換回路を動作させ、動作を停止させ
たいときにはトランジスタを開いて信号レベル変換回路
の動作を停止させ、信号レベル変換回路の回路電流を減
らすことができ、回路の省電力化を実現することができ
た。
【0085】加えて、シフトレジスタの各段のシフトデ
ータ入力とシフトデータ出力によって、入力トランジス
タのドレインと負荷トランジスタのドレインとの間のト
ランジスタを制御し、回路を開閉する構成とすること
で、シフトしようとするシフトデータない時には信号レ
ベル変換回路を開いて回路電流を減らし、シフトデータ
が前段にきたとき、信号レベル変換回路を閉じて、動作
させるようにし、シフトデータがなくなると、再び信号
レベル変換回路を開いて回路電流を減らすことによっ
て、回路の省電力化を実現することができた。
【0086】(実施の形態4)図1,図5,図6(b)
および図8を用いて本発明の実施の形態4について説明
する。
【0087】図1は本発明の実施の形態4における液晶
表示装置の構成図を示す。この液晶表示装置の構成は本
発明の実施の形態1と同じである。
【0088】本発明の実施の形態4と本発明の実施の形
態3は図1のレベル変換回路付きシフトレジスタ41の
各段におけるレベル変換回路付きのラッチ回路の構成が
異なる。
【0089】図5は本発明の実施の形態4における液晶
表示装置のシフトレジスタのラッチ回路の構成図であ
り、前記実施の形態1ないし実施の形態3(図2ないし
図4)と同じ部分には同じ符号を付して、その説明を省
略する。
【0090】図5の信号レベル変換回路88は本発明の
実施の形態2で用いた信号レベル変換回路(図3)の入
力トランジスタ62,63と負荷トランジスタ33,3
4の間に所定の制御信号によって回路を開閉するn−c
hスイッチトランジスタ81,82を設けたものであ
る。このn−chのスイッチトランジスタ81,82の
ゲートにハイレベルである15ボルト程度の電圧を与え
ることでスイッチトランジスタ81,82はオンし、回
路が閉じ、信号レベル変換回路88は動作が可能にな
る。また、スイッチトランジスタ81,82のゲートが
ローレベルであるグランドの電圧が印加されると、スイ
ッチトランジスタ81,82はオフし、回路が開き、信
号レベル変換回路は回路電流を減らすことができ、低消
費電力状態で停止する。
【0091】以上のように、この構成によって、本発明
の実施の形態3と同様に、所定の制御信号によって、信
号レベル変換回路を動作させたいときにはトランジスタ
を閉じて信号レベル変換回路を動作させ、動作を停止さ
せたいときにはトランジスタを開いて信号レベル変換回
路の動作を停止させ、信号レベル変換回路の回路電流を
減らすことができ、回路の省電力化を実現することがで
きた。
【0092】図5はクロック入力51には5ボルト程度
の低振幅のクロック信号が入力される。このクロック入
力51を論理反転した、同じく5ボルト程度の低振幅の
反転クロック入力52が入力される。クロック入力5
1、反転クロック入力52は信号レベル変換回路88に
よって薄膜トランジスタの集積回路の電源電圧である1
5ボルト程度の高信号振幅の信号に変換され、レベル変
換したクロック入力54を発生し、インバータ50dを
接続してレベル変換した反転クロック入力56を発生
し、これを先のラッチ回路59のクロック入力と反転ク
ロック入力に接続する。
【0093】15ボルト程度の高信号振幅のデータ入力
55がクロック信号でラッチ回路59に取り込まれてラ
ッチ出力57される。このラッチ出力57の信号振幅は
電源電圧である15ボルト程度が出力される。
【0094】図5のレベル変換回路付きのラッチ回路で
はデータ入力55とラッチ出力57の論理和をOR60
でとり信号レベル変換回路88の回路を開閉するスイッ
チトランジスタ81,82の制御信号として、信号レベ
ル変換回路88に与えている。
【0095】この構成によって、入力データまたはラッ
チ出力がハイレベルのときに信号レベル変換回路が動作
し、それ以外の場合には信号レベル変換回路は停止する
ようになっている。
【0096】レベル変換回路付きシフトレジスタ41は
図5に示したラッチ回路を多段に接続し、クロック入力
と反転クロック入力を各段ごとに逆に接続している。
【0097】レベル変換回路付きシフトレジスタ41の
先頭のラッチ回路の入力にはシフトするデータを入力
し、ラッチ回路の出力を次段のラッチ回路の入力に接続
して多段接続している。
【0098】レベル変換回路付きのシフトレジスタ41
はシフトするデータがない時には信号レベル変換回路を
開いて回路電流を減らし、シフトデータが前段にきたと
き、信号レベル変換回路を閉じて、動作させるように
し、シフトデータがなくなると、再び信号レベル変換回
路を開いて回路電流を減らすことによって、回路の省電
力化を実現することができる。
【0099】図6(b)は本発明の実施の形態4のレベ
ル変換回路のトランジスタのしきい値特性と動作点を示
す図である。従来例、本発明の実施の形態2と同様に本
発明の実施の形態4のレベル変換回路のしきい値と特性
と動作点は同じく、バイアス電圧を印加することによっ
て、動作点をずらし、入力トランジスタのしきい値電圧
が高い場合や、入力信号の振幅が小さい場合において
も、入力トランジスタのオン電流を大きくすることで回
路の高速化を実現することができる。
【0100】信号レベル変換回路12は従来例と同様に
図11のような回路を用いる。
【0101】従来例と同様に本発明の液晶表示装置のレ
ベル変換回路付きシフトレジスタ41の入力信号、出力
信号波形は図8と同じになる。
【0102】レベル変換回路付きシフトレジスタ41は
最初の段を1段目とすると、1段目のラッチは入力クロ
ック信号CPの立ち下がりでシフトデータを取り込み、
2段目のラッチは入力クロック信号CPの立ち上がりで
1段目の出力を取り込む。3段目のラッチは入力クロッ
ク信号CPの立ち下がりで2段目の出力を取り込む。こ
のように奇数段目のラッチは入力クロック信号CPの立
ち下がりでデータを取り込み、偶数段目のラッチは入力
クロック信号CPの立ち上がりでデータを取り込む。ま
た、n段目のラッチはn−1段目のラッチの出力を取り
込むように動作する。
【0103】入力クロック信号CPの立ち下がりでシフ
トデータ入力信号STHのハイレベルが取り込まれ、ク
ロックの変化にともなって、順にデータがシフトされて
いく。
【0104】以上のようにして本発明の液晶表示装置に
用いるシフトレジスタは、信号レベル変換回路付きのシ
フトレジスタであって、信号レベル変換回路の入力トラ
ンジスタのドレインと負荷トランジスタのドレインとの
間に所定の制御信号によって回路を開閉するトランジス
タを有する構成とすることで、制御信号によって、信号
レベル変換回路を動作させたいときにはトランジスタを
閉じて信号レベル変換回路を動作させ、動作を停止させ
たいときにはトランジスタを開いて信号レベル変換回路
の動作を停止させ、信号レベル変換回路の回路電流を減
らすことができ、回路の省電力化を実現することができ
た。
【0105】加えて、シフトレジスタの各段のシフトデ
ータ入力とシフトデータ出力によって、入力トランジス
タのドレインと負荷トランジスタのドレインとの間のト
ランジスタを制御し、回路を開閉する構成とすること
で、シフトしようとするシフトデータない時には信号レ
ベル変換回路を開いて回路電流を減らし、シフトデータ
が前段にきたとき、信号レベル変換回路を閉じて、動作
させるようにし、シフトデータがなくなると、再び信号
レベル変換回路を開いて回路電流を減らすことによっ
て、回路の省電力化を実現ことができる。
【0106】また、本発明の実施の形態4ではシフトす
るデータがある場合のみ、信号レベル変換回路が動作し
ているので、この信号レベル変換回路に印加するバイア
ス電圧の値を入力トランジスタのしきい値電圧と入力信
号の振幅の和よりも大きな電圧値に設定した場合におい
ては、入力トランジスタのオフ電流の増加により、回路
の消費電力の増加が懸念されるが、本発明の実施の形態
4では多段のシフトレジスタのうち、シフトデータのあ
る一部のみの段だけが動作状態で、残りの段は停止状態
にあるため、全体では消費電力を増加させることなく、
バイアス電圧を入力トランジスタのしきい値電圧と入力
信号の振幅の和よりも大きな電圧値に設定することがで
き、回路の高速化と低消費電力化を同時に実現すること
ができる。
【0107】(実施の形態5)図7を用いて本発明の実
施の形態5について説明する。
【0108】図7は本発明の実施の形態2と実施の形態
4に使用するレベル変換回路付きシフトレジスタのレベ
ル変換回路のバイアス電圧発生回路の構成を示す。
【0109】101は入力端子で、入力信号のハイレベ
ル電圧に相当する直流電圧を入力する。102は出力端
子で、入力信号のハイレベル電圧に信号レベル変換回路
の入力トランジスタのしきい値を加えた直流電圧が得ら
れる。103はしきい値検出用トランジスタで、信号レ
ベル変換回路の入力トランジスタと同じプロセスによっ
て製造された、入力トランジスタと同等のしきい値電圧
を有するn−chのトランジスタで、ゲートとドレイン
を接続して、ソース−ドレイン間にしきい値電圧を発生
させる。104は電流源であり、薄膜トランジスタを製
造するプロセスにおいて作られるトランジスタや抵抗を
用いて作る。
【0110】出力端子102を本発明の実施の形態2と
実施の形態4のレベル変換回路付きシフトレジスタのバ
イアス電圧61に用いることで本発明の液晶表示装置を
容易に実現できる。
【0111】また、製造ロットごとにばらつく、入力ト
ランジスタのしきい値電圧を検出して、これに応じた最
適化したバイアス電圧を発生することができる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液晶表示装
置に用いるシフトレジスタの各段に低信号振幅の入力信
号を高信号振幅の出力信号に変換する信号レベル変換回
路を有するように構成することで、シフトレジスタに5
ボルト程度の低信号振幅のクロック信号と反転クロック
信号を直接与え、バッファ回路を無くし、信号振幅を5
ボルト程度小さくすることで消費電力を減らすことが可
能になり、液晶表示装置の省電力化を実現することがで
きる。
【0113】また、シフトレジスタの信号レベル変換回
路において、入力トランジスタのドレインと負荷トラン
ジスタのドレインとの間に所定の制御信号によって回路
を開閉するトランジスタを有する構成とし、シフトレジ
スタの各段のシフトデータ入力とシフトデータ出力によ
って、入力トランジスタのドレインと負荷トランジスタ
のドレインとの間のトランジスタを制御し、回路を開閉
する構成とすることでシフトしようとするシフトデータ
ない時には信号レベル変換回路を開いて回路電流を減ら
し、シフトデータが前段にきたとき、信号レベル変換回
路を閉じて、動作させるようにし、シフトデータがなく
なると、再び信号レベル変換回路を開いて回路電流を減
らすことによって、より一層の回路の省電力化を行い、
液晶表示装置の低消費電力を実現することができる。
【0114】なお、本発明の実施の形態において、信号
レベル変換回路には入力と反転入力の2入力のものを用
いたが、反転入力を必要としない入力だけの1入力の信
号レベル変換回路を用いても、本発明と同様の効果が可
能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1ないし4における液晶表
示装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における液晶表示装置の
シフトレジスタのラッチ回路の構成図
【図3】本発明の実施の形態2における液晶表示装置の
シフトレジスタのラッチ回路の構成図
【図4】本発明の実施の形態3における液晶表示装置の
シフトレジスタのラッチ回路の構成図
【図5】本発明の実施の形態4における液晶表示装置の
シフトレジスタのラッチ回路の構成図
【図6】本発明の実施の形態1ないし4における液晶表
示装置のシフトレジスタのラッチ回路の信号レベル変換
回路の入力トランジスタのしきい値特性と動作点を示す
【図7】本発明の実施の形態2および4における液晶表
示装置のシフトレジスタのラッチ回路の信号レベル変換
回路のバイアス発生回路の構成図
【図8】従来例、本発明の実施の形態1ないし4におけ
る液晶表示装置の入力信号、出力信号波形を示す図
【図9】従来の液晶表示装置の構成図
【図10】図9のシフトレジスタのラッチ回路の構成図
【図11】従来の液晶表示装置の信号レベル変換回路の
構成図
【符号の説明】
1 画素駆動用の薄膜トランジスタ 2 蓄積容量 3 液晶 4 ソース電極 5 ゲート電極 6 共通電極 7 ゲート駆動回路 8 ソース電極駆動用アナログスイッチ 9 映像信号入力 10 シフトレジスタ 11 バッファ回路 12,58,68,78,88 信号レベル変換回路 13,51 クロック入力 14,52 反転クロック入力 15 シフトデータ入力 21,22 アナログスイッチ 23,24,25,50a,50b,50c,50d
インバータ 26,55 データ入力 27 クロック入力 28 反転クロック入力 29,57 ラッチ出力 31,32,62,63 入力トランジスタ 33,34 負荷トランジスタ 35 入力端子 36 反転入力端子 37 出力端子 38 反転出力端子 41 レベル変換回路付きシフトレジスタ 54 レベル変換したクロック入力 56 レベル変換した反転クロック入力 59 ラッチ回路 61 バイアス電圧 71,72,81,82 スイッチトランジスタ 101 入力端子 102 出力端子 103 しきい値電圧検出用トランジスタ 104 電流源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼田 幸雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 森光 和也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA16 NA34 NC13 NC16 NC22 NC34 ND38 ND39 NE03 5C006 AA16 AC11 AC21 AF42 BB16 BC13 BF03 BF04 BF24 FA47 5C080 AA10 BB05 DD24 DD26 EE29 FF03 GG12 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜トランジスタを用いた集積回路の各
    段に低信号振幅の入力信号を高信号振幅の出力信号に変
    換する信号レベル変換回路を有することを特徴とするシ
    フトレジスタ。
  2. 【請求項2】 シフトレジスタの信号レベル変換回路に
    おいて、入力トランジスタのベースに所定のバイアス電
    圧を印加し、前記入力トランジスタのソース端子に入力
    信号を印加することを特徴とする請求項1記載のシフト
    レジスタ。
  3. 【請求項3】 シフトレジスタの信号レベル変換回路に
    おいて、入力トランジスタのドレインと負荷トランジス
    タのドレインとの間に所定の制御信号によって回路を開
    閉するトランジスタを有することを特徴とする請求項1
    記載のシフトレジスタ。
  4. 【請求項4】 シフトレジスタの各段のシフトデータ入
    力とシフトデータ出力によって、入力トランジスタのド
    レインと負荷トランジスタのドレインとの間のトランジ
    スタを制御し、回路を開閉することを特徴とする請求項
    3記載のシフトレジスタ。
  5. 【請求項5】 液晶表示画素と薄膜トランジスタにより
    形成された画素駆動用トランジスタと前記画素駆動用ト
    ランジスタのソース線を駆動するソース線駆動回路と前
    記画素駆動用トランジスタのゲート線を駆動するゲート
    線駆動回路を有するアクティブマトリクス型液晶表示装
    置において、前記ソース線駆動回路、または前記ゲート
    駆動回路に請求項1記載のシフトレジスタを有すること
    を特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 シフトレジスタに印加するバイアス電圧
    として、前記バイアス電圧を信号レベル変換回路の入力
    トランジスタのしきい値電圧と入力信号の振幅の和と同
    等の電圧とすることを特徴とする請求項2記載のシフト
    レジスタ。
  7. 【請求項7】 シフトレジスタに印加するバイアス電圧
    として、前記バイアス電圧を信号レベル変換回路の入力
    トランジスタのしきい値電圧と入力信号の振幅の和以上
    の電圧とすることを特徴とする請求項3記載のシフトレ
    ジスタ。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のシフトレジスタに印加す
    るバイアス電圧の発生手段として、入力信号のハイレベ
    ル電圧を入力する端子を有し、前記入力端子に信号レベ
    ル変換回路の入力トランジスタと同等のしきい値電圧を
    有するトランジスタのソースを接続し、前記トランジス
    タのゲートとソースに電流源を接続して、前記トランジ
    スタのソースよりバイアス電圧を出力することを特徴と
    するバイアス電圧発生回路。
JP11037756A 1999-02-16 1999-02-16 シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路 Pending JP2000235374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037756A JP2000235374A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037756A JP2000235374A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000235374A true JP2000235374A (ja) 2000-08-29

Family

ID=12506322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11037756A Pending JP2000235374A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000235374A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000339985A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Sharp Corp シフトレジスタ、および、それを用いた画像表示装置
JP2002116738A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水平走査回路、およびアクティブマトリクス型液晶表示装置
JP2002287711A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Sony Corp シフトレジスタおよびこれを用いた表示装置、ならびにカメラシステムおよび携帯端末装置
KR100468173B1 (ko) * 2000-12-07 2005-01-26 산요덴키가부시키가이샤 액티브 매트릭스형 표시 장치
JP2005093028A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Sharp Corp レベルシフタ及びそれを用いた表示装置
US6909417B2 (en) 1999-05-28 2005-06-21 Sharp Kabushiki Kaisha Shift register and image display apparatus using the same
WO2005122178A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Shift register and semiconductor display device
US7893913B2 (en) 2000-11-07 2011-02-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device including a drive circuit, including a level shifter and a constant current source
CN102654982A (zh) * 2011-05-16 2012-09-05 京东方科技集团股份有限公司 移位寄存器单元电路、移位寄存器、阵列基板及液晶显示器
CN102779493A (zh) * 2011-12-31 2012-11-14 北京京东方光电科技有限公司 移位寄存器单元、移位寄存器及液晶显示装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909417B2 (en) 1999-05-28 2005-06-21 Sharp Kabushiki Kaisha Shift register and image display apparatus using the same
JP2000339985A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Sharp Corp シフトレジスタ、および、それを用いた画像表示装置
JP2002116738A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水平走査回路、およびアクティブマトリクス型液晶表示装置
US7893913B2 (en) 2000-11-07 2011-02-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device including a drive circuit, including a level shifter and a constant current source
KR100468173B1 (ko) * 2000-12-07 2005-01-26 산요덴키가부시키가이샤 액티브 매트릭스형 표시 장치
US6989813B2 (en) 2000-12-07 2006-01-24 Sanyo Electric Co., Ltd. Active matrix display device
JP2002287711A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Sony Corp シフトレジスタおよびこれを用いた表示装置、ならびにカメラシステムおよび携帯端末装置
JP4707858B2 (ja) * 2001-03-28 2011-06-22 ソニー株式会社 シフトレジスタおよびこれを用いた表示装置、ならびにカメラシステムおよび携帯端末装置
JP2005093028A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Sharp Corp レベルシフタ及びそれを用いた表示装置
US7602215B2 (en) 2004-06-14 2009-10-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Shift register and semiconductor display device
US7843217B2 (en) 2004-06-14 2010-11-30 Semiconductor Energy Laboratories Co., Ltd. Shift register and semiconductor display device
WO2005122178A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Shift register and semiconductor display device
US8035415B2 (en) 2004-06-14 2011-10-11 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Shift register and semiconductor display device
US8664976B2 (en) 2004-06-14 2014-03-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Shift register and semiconductor display device
CN102654982A (zh) * 2011-05-16 2012-09-05 京东方科技集团股份有限公司 移位寄存器单元电路、移位寄存器、阵列基板及液晶显示器
US9053678B2 (en) 2011-05-16 2015-06-09 Boe Technology Group Co., Ltd. Shift register unit circuit, shift register, array substrate and liquid crystal display
CN102779493A (zh) * 2011-12-31 2012-11-14 北京京东方光电科技有限公司 移位寄存器单元、移位寄存器及液晶显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6685361B2 (ja) 半導体装置
US7420402B2 (en) Flip-flops, shift registers, and active-matrix display devices
KR100753365B1 (ko) 쉬프트 레지스터 및 이를 갖는 액정표시장치
KR100564275B1 (ko) 액정표시장치
JP3144166B2 (ja) 低振幅入力レベル変換回路
JP3601815B2 (ja) 電圧レベルシフタおよびディスプレイデバイス
US20090058790A1 (en) Shift register and liquid crystal display using same
JPH03147598A (ja) シフトレジスタ
US20090010379A1 (en) Shift register for a liquid crystal display
JP2003516016A (ja) 電圧変換回路
US5767717A (en) High performance dynamic logic compatible and scannable transparent latch
JP2000235374A (ja) シフトレジスタとそのシフトレジスタを用いた液晶表示装置およびバイアス電圧発生回路
US6275210B1 (en) Liquid crystal display device and driver circuit thereof
WO2024109049A1 (zh) Goa电路及显示面板
US6359491B1 (en) Voltage level shifter and poly-silicon display
US7786968B2 (en) Pulse output circuit, driving circuit for display device and display device using the pulse output circuit, and pulse output method
US20070159439A1 (en) Liquid crystal display
JP2000352957A (ja) シフトレジスタおよびデータラッチ回路と液晶表示装置
JPWO2011105229A1 (ja) シフトレジスタ、信号線駆動回路、液晶表示装置
JP3251268B2 (ja) レベルシフト回路
JP3326691B2 (ja) ディスプレイ
CN114648937B (zh) 栅极驱动电路及显示面板
WO2004066259A1 (ja) ラッチ、ラッチの駆動方法、フラットディスプレイ装置
CN111161689B (zh) 一种goa电路及其显示面板
JP3993270B2 (ja) シフトレジスタ回路