JP2002116738A - 水平走査回路、およびアクティブマトリクス型液晶表示装置 - Google Patents

水平走査回路、およびアクティブマトリクス型液晶表示装置

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JP2002116738A
JP2002116738A JP2000307389A JP2000307389A JP2002116738A JP 2002116738 A JP2002116738 A JP 2002116738A JP 2000307389 A JP2000307389 A JP 2000307389A JP 2000307389 A JP2000307389 A JP 2000307389A JP 2002116738 A JP2002116738 A JP 2002116738A
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latch circuit
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Takeshi Okuno
武志 奥野
Yoshinori Furubayashi
好則 古林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の液晶表示装置の水平走査回路では、十
分な回路動作マージンが取れなかった。 【解決手段】 複数段のラッチ回路と各ラッチ回路に対
応した複数段のレベルシフタ回路とを備えた水平走査回
路において、各ラッチ回路が、走査に用いるデータ信号
Dataとそれを順次走査するためのパルス状のクロッ
ク信号Cとを受け取り、トランスファゲートをオープン
させるためのオープン信号Oを対応するトランスファゲ
ートに出力するとともに、データ信号Dataを次のラ
ッチ回路に出力し、各レベルシフタ回路が、クロック信
号CLKおよび反転信号CLKbを受け取って、対応す
るラッチ回路の順次走査の方向の一つ手前のラッチ回路
がデータ信号Dataを受け取るタイミングよりも前の
タイミングから、対応するラッチ回路にクロック信号C
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置の駆動方法に関する。より詳しく
は、点順次駆動されるアクティブマトリクス型液晶表示
装置の水平走査回路の駆動技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して従来のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置の一般的な構成を説明する。
【0003】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
行状に配線された複数のゲートラインXと、列状に配線
された複数のデータラインYと、両者の各交差部に設け
られた複数の画素LCからなる。この画素LCは例えば
液晶セルからなり、表示領域51を形成する。また画素
LCはこれを駆動する薄膜トランジスタTrが集積形成
されている。図4では水平画素が320本ある場合につ
いて示してある。
【0004】また、垂直駆動回路53は各ゲートライン
Xを順次走査して1水平期間毎に1行分の画素LCを選
択する。さらに水平走査回路52は1水平期間内で全デ
ータラインYを順次走査し、映像信号Vsigをサンプ
リングして選択された1行分の画素LCに点順次で書き
込む。具体的には、各データラインY1〜Y320はト
ランスファゲート55からなるスイッチを介してビデオ
ライン54に接続されており外部から映像信号Vsig
の供給を受ける。水平走査回路52は順次サンプリング
パルスVn1〜Vn320を出力し各トランスファゲー
ト55を順次開閉駆動してデータラインY1〜Y320
に映像信号Vsigをサンプリングし、Vs1〜Vs3
20の電圧を印加する。
【0005】図5は、図4に示した水平走査回路52の
回路構成を示したもので、図5ではそのうちの5段分を
示している。従来の水平走査回路は、データをラッチす
るラッチ回路部SR1〜SR5と、クロック信号をレベ
ルシフトするレベルシフタ回路部LS1〜LS5と、当
段ラッチ回路部へのデータ信号及び当段のラッチ回路部
の出力信号をそれぞれ入力としたNOR回路NR1〜N
R5とによって構成されている。
【0006】またラッチ回路SR1〜SR5は、データ
入出力端子E1及びE2によりカスケード接続されてお
り、それぞれ当段のラッチ回路のデータ信号出力が、次
段のラッチ回路のデータ信号入力となるシフトレジスタ
を構成している。また、レベルシフタ回路部には、クロ
ック信号CLKとその反転信号CLKbが入力されてお
り、例えば、入力信号レベルが0−3Vの電圧を、0−
12Vの電圧レベルにシフトさせる機能を有している。
【0007】次に、図5の水平走査回路の動作例につい
て図6を参照しながら説明する。ここで、CLK、CL
Kbはシフトレジスタを動作させるためのクロック信
号、Dataはデータ信号を示す。またO1〜O5は各
ラッチ回路の出力信号であり、CLK、CLKbの立ち
上がりのタイミングで入力されたデータ信号Dataが
順次シフトされるハーフラッチ構成となっている。
【0008】また、Ctl1〜Ctl5はクロックをラ
ッチ回路へ供給又はその供給を停止するための制御を行
うクロック制御信号であり、NOR回路NR1〜NR5
の出力信号に相当する。ここでクロック制御信号Ctl
1〜5が”L”の時は、ラッチ回路SR1〜SR5のク
ロック入力端子C1〜C5にレベルシフタLS1〜LS
5でレベルシフトされたクロック信号が供給される。図
6では、C1とC2端子の信号波形のみを示している。
【0009】反対にクロック制御信号Ctl1〜5が”
H”の時は、C1〜C5端子は”H”に固定され、ラッ
チ回路SR1〜SR5へのクロックの供給は停止され
る。すなわち、図5のクロック制御は、例えば、ラッチ
回路SR3を動作させるときは、ラッチ回路SR2が動
作を開始するタイミングから、ラッチ回路SR3にクロ
ック信号の供給を開始し、ラッチ回路SR3の出力が終
了するまでの期間クロック信号を供給し、それ以外の期
間では前記クロック信号のラッチ回路SR3への入力を
停止している。
【0010】このように水平走査回路内のデータ信号を
走査させるタイミングでのみ所定のラッチ回路を動作さ
せることによって、同時に動作する負荷容量の数を低減
し消費電力を下げることが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
水平走査回路においては、各回路ブロックにおいて、図
6中の斜線で示したような波形のなまりが生じる。例え
ば、SR1に入力されるデータ信号Dataは実際には
立ち上がり時のなまりT1と立ち下がり時のなまりT2
が生じる。T1、T2はNOR回路NR1の入力となっ
ているため、当然ながらクロック制御信号Ctl1の立
ち下がり遅延τ1、立ち上がり遅延τ2が生じる。さら
にレベルシフタ回路LS1での遅延も加算されることか
ら、これより、クロック入力信号C1は、τ3、τ4の
遅延の影響により、ラッチ回路SR1に正確なクロック
信号を供給できなくなる。
【0012】シフトレジスタは前段のラッチ回路の出力
を当段のラッチ回路の入力としているため、シフトレジ
スタの段数またはクロックの周波数が増加した場合、従
来の水平走査回路構成では十分な動作特性が得られな
い。さらに、ガラス基板上にTFTを形成する低温ポリ
シリコン技術を用いたパネル等では、回路素子のTr特
性の劣化、各素子の面内バラツキが単結晶シリコンと比
較して大きいため、上記遅延の影響も大きくなり、結果
として回路駆動のための十分なタイミングマージンが取
れない。
【0013】上述した従来の技術の課題に鑑み、本発明
は、上記水平走査回路の回路構成を変えることにより、
消費電力の低減を保持したまま、より安定したシフト動
作を行う水平走査回路を提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明(請求項1に対応)は、行状に配線さ
れた複数のゲートラインと、列状に配線された複数のデ
ータラインと、前記ゲートラインと前記データラインの
各交差部に設けられ、表示領域を構成する複数の画素
と、前記各ゲートラインを順次垂直走査し、1水平期間
毎に1行分の前記ゲートラインを選択する垂直駆動回路
と、前記各1水平期間内で前記全データラインを順次水
平走査し、1列分の前記データラインを選択する水平走
査回路と、前記各データラインに対応したトランスファ
ゲートとを少なくとも備えたアクティブマトリクス型液
晶表示装置における前記水平走査回路であって、前記各
トランスファゲートに対応した複数段のラッチ回路と、
前記各ラッチ回路に対応した複数段のレベルシフタ回路
とを備え、前記各ラッチ回路が、走査に用いるデータ信
号と、そのデータ信号を順次走査するためのパルス状の
走査指示信号とを受け取り、前記トランスファゲートを
オープンさせるためのオープン信号を対応する前記トラ
ンスファゲートに出力するとともに、前記データ信号を
前記順次走査の方向の次の前記ラッチ回路に出力するラ
ッチ回路であって、前記データ信号を受け取ってから所
定の第1期間内に前記走査指示信号を受け取った場合、
前記走査指示信号を実質上受け取ったタイミングから所
定の第2期間前記オープン信号を出力し、また前記走査
指示信号を実質上受け取ったタイミングから前記データ
信号を出力する回路であり、前記各レベルシフタ回路
が、パルス状のクロック信号および/またはそのクロッ
ク信号の反転信号を受け取って対応する前記ラッチ回路
に前記走査指示信号を出力し、またその出力を停止する
レベルシフタ回路であって、前記対応するラッチ回路の
前記順次走査の方向の一つ手前の前記ラッチ回路が前記
データ信号を受け取るタイミングよりも前のタイミング
から前記走査指示信号を出力することができる回路であ
ることを特徴とする水平走査回路である。
【0015】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
各レベルシフタ回路が、出力する前記走査指示信号の前
記パルスの形状になまりを生じさせないように、前記走
査指示信号を出力することを特徴とする第1の本発明に
記載の水平走査回路である。
【0016】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
一つ手前の前記ラッチ回路が前記データ信号を受け取る
タイミングよりも前のタイミングとは、前記一つ手前の
前記ラッチ回路が前記データ信号を受け取るタイミング
よりも、前記クロック信号または前記反転信号の前記パ
ルスの発生周期の実質上半分の期間以上前のタイミング
を意味することを特徴とする第1または第2の本発明に
記載の水平走査回路である。
【0017】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
各レベルシフタ回路が、対応する前記ラッチ回路の前記
データ信号の出力動作が終了するとともに、前記対応す
るラッチ回路への前記走査指示信号の出力を停止するこ
とを特徴とする第1から第3のいずれかの本発明に記載
の水平走査回路である。
【0018】第5の本発明(請求項5に対応)は、前記
対応するラッチ回路への前記走査指示信号の入力を制御
させるためのコントロール信号が、前記対応するラッチ
回路より前記順次走査の方向の一つ手前のラッチ回路に
入力される前記データ信号と、前記対応するラッチ回路
に入力される前記データ信号と、前記対応するラッチ回
路より前記順次走査の方向の次のラッチ回路に入力され
る前記データ信号との三つの前記データ信号を入力とす
るNOR回路またはNAND回路によって生成されるこ
とを特徴とする第1から第4のいずれかの本発明に記載
の水平走査回路である。
【0019】第6の本発明(請求項6に対応)は、前記
データ信号のシフト方向を選択し、そのシフト方向の情
報を前記各ラッチ回路に出力する選択回路をさらに備え
たことを特徴とする第1から第5のいずれかの本発明に
記載の水平走査回路である。
【0020】第7の本発明(請求項7に対応)は、前記
各レベルシフタ回路が、対応するラッチ回路より前記順
次走査の方向の次のラッチ回路の前記データ信号の出力
動作が終了するとともに、前記対応するラッチ回路への
前記走査指示信号の出力を停止することを特徴とする第
1から第3のいずれかの本発明に記載の水平走査回路で
ある。
【0021】第8の本発明(請求項8に対応)は、前記
対応するラッチ回路への前記走査指示信号の入力を制御
させるためのコントロール信号が、前記対応するラッチ
回路より前記順次走査の方向の一つ手前のラッチ回路に
入力される前記データ信号と、前記対応するラッチ回路
に入力される前記データ信号と、前記対応するラッチ回
路より前記順次走査の方向の次のラッチ回路に入力され
る前記データ信号と、前記次のラッチ回路より前記順次
走査の方向の次のラッチ回路に入力される前記データ信
号との四つの前記データ信号を入力とするNOR回路ま
たはNAND回路によって生成されることを特徴とする
第1、第2、第3、第8のいずれかの本発明に記載の水
平走査回路である。
【0022】第9の本発明(請求項9に対応)は、前記
データ信号の転送方向の切り替えが可能であることを特
徴とした第8の本発明に記載の水平走査回路である。
【0023】第10の本発明(請求項10に対応)は、
第1から第9のいずれかの本発明に記載の水平走査回路
を備えたことを特徴とするアクティブマトリクス型液晶
表示装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるアクティブマトリクス型液晶表示装置の水
平走査回路におけるシフトレジスタの回路構成を示した
もので、図1ではそのうちの5段分を示している。本実
施の形態の水平走査回路は、データをラッチするラッチ
回路部SR1〜SR5と、クロック信号をレベルシフト
するレベルシフタ回路部LS1〜LS5より構成されて
おり、入力されたデータの転送方向を決定する選択回路
が各ラッチ回路部に設けられている。
【0026】図1で、選択回路は”H”または”L”の
信号が与えられるshiftラインと、上記shift
ラインに接続されているラッチ回路SR1〜SR5中の
選択信号入力端子RL1〜RL5及び、選択されたデー
タ信号からレベルシフタ回路LS1〜LS5の動作の制
御信号を出力させるコントロール端子S1〜S5を具備
している。
【0027】また、各段のコントロール端子S1〜S5
は、前段のコントロール端子、当段のコントロール端
子、次段のコントロール端子からの信号を入力とするN
OR回路NR1〜NR5に接続されている。また、各ラ
ッチ回路SR1〜SR5は、各ラッチ回路のデータ入出
力端子E1及びE2でカスケード接続されており、当段
のラッチ回路のデータ信号出力が、次段のラッチ回路の
データ信号入力となるシフトレジスタを構成している。
【0028】また、上記シフトレジスタは上記選択信号
入力端子RL1〜RL5の状態により、データの転送方
向を切り替えることができる。上記選択回路は、例えば
図2のような回路で構成することができる。ここでRL
はデータの転送方向を決定するための選択信号入力端子
で”H”または”L”に固定される。また、RLはトラ
ンスファゲートTG1及びTG2の各ゲート入力に接続
されている。
【0029】次にE1及びE2はデータの入出力端子、
Sはデータ出力端子である。図2の選択回路は、RL端
子の状態によってデータの転送方向を決定し、E1端子
もしくはE2端子から入力されたデータのどちらか一方
のみをS端子より出力する。このように各ラッチ回路S
R1〜SR5内にこのような選択回路を具備することに
より、データの転送方向を切り替えた場合でも常に当段
のラッチ回路に入力されたデータ信号をレベルシフタ回
路LS1〜LS5のコントロール信号S1〜S5として
用いることが可能となる。
【0030】また、上記レベルシフタ回路LS1〜LS
5には、クロック信号CLKとその反転信号CLKbが
入力されており、例えば、入力信号レベルが0−3Vの
電圧を、0−12Vの電圧レベルにシフトさせる機能を
有している。
【0031】次に、本実施の形態の水平走査回路の動作
例について図3のタイミングチャートを参照しながら説
明する。ここで、CLK、CLKbは、上記シフトレジ
スタを動作させるためのクロック信号、クロック信号の
反転信号を示し、Dataはデータ信号を示す。またO
1〜O5は各ラッチ回路SR1〜SR5の出力信号で、
CLKまたはCLKbの立ち上がりのタイミングでデー
タ信号Dataを順次シフトさせるハーフラッチ構成と
なっている。
【0032】なお、ここでは選択信号入力端子RL1〜
RL5が”L”、すなわちデータ信号がSR1からSR
5へシフトされる場合について示してある。また、Ct
l1〜Ctl5はクロックをラッチ回路へ供給又はその
供給を停止するための制御を行うクロック制御信号であ
り、NOR回路NR1〜NR5の出力信号に相当し、例
えばNOR回路NR3にはSR2のコントロール端子S
2、SR3のコントロール端子S3及びSR4のコント
ロール端子S4が入力として接続されている。
【0033】ここで、クロック制御信号Ctl1〜Ct
l5が”L”、すなわちNOR回路NR1〜NR5の入
力信号のいずれかが”H”の時は、ラッチ回路SR1〜
SR5のクロック入力端子CLK1〜CLK5にレベル
シフタ回路LS1〜LS5でレベルシフトされたクロッ
ク信号がクロック入力端子C1〜C5を通して供給され
る。図3ではC1とC2端子の信号波形のみを示してい
る。反対にクロック制御信号Ctl1〜Ctl5が”
H”、すなわちNOR回路NR1〜NR5の入力信号が
すべて”L”の時は、CLK1〜CLK5端子はHに固
定され、ラッチ回路SR1〜SR5へのクロックの供給
は停止される。
【0034】すなわち、図3のクロック制御は、例え
ば、ラッチ回路SR3を動作させるときは、ラッチ回路
SR1が動作を開始するタイミングから、ラッチ回路S
R3にクロック信号の供給を開始し、ラッチ回路SR3
の出力が終了するまでの期間クロック信号を供給し、そ
れ以外の期間では前記クロック信号のラッチ回路SR3
への入力を停止させる構成となっている。つまり、本来
ラッチ回路SR3が動作を開始すべきさいに、なまりの
無いパルス状のクロック信号がラッチ回路SR3に供給
されるようにする。
【0035】反対に、転送方向が逆の場合では、ラッチ
回路SR5が動作を開始するタイミングから、ラッチ回
路SR3にクロック信号の供給を開始し、ラッチ回路S
R3の出力が終了するまでの期間クロックを供給し、そ
れ以外の期間では前記クロック信号のラッチ回路SR3
への入力を停止させる構成となっている。
【0036】実際の水平走査回路においては、従来の回
路構成と同様に、各回路ブロックにおいて、図3中の斜
線で示したような波形のなまりが生じる。例えば、SR
1に入力されるデータ信号Dataは実際には立ち上が
り時のなまりT1と立ち下がり時のなまりT2が生じ
る。T1、T2はNOR回路NR1の入力となっている
ため、当然ながらクロック制御信号Ctl1の立ち下が
り遅延τ1、立ち上がり遅延τ2が生じる。さらにこれ
にレベルシフタ回路LS1による遅延の影響も加算さ
れ、結果として、クロック入力信号C1は、τ3、τ4
の遅延が生じる。
【0037】しかしながら、本実施の形態の回路構成に
おいては、クロック制御信号Ctl1は、ラッチ回路S
R1に入力されるデータ信号Dataが入力されるクロ
ック半周期分だけ前のタイミングですでにL状態となっ
ていることから、τ3、τ4の遅延が生じた場合でも、
ラッチ回路SR1に正確なクロック信号を供給できるよ
うになる。
【0038】同様に、ラッチ回路SR2〜SR5につい
ても、当段目のラッチ回路を動作させるときは、前段の
ラッチ回路が動作を開始するタイミングより前のタイミ
ングから、当段のラッチ回路にクロック信号の供給を開
始し、当段のラッチ回路出力が終了するまでの期間クロ
ック信号を供給することにより、従来回路と比較して、
シフトレジスタの段数またはクロックの周波数が増加し
ても十分な動作特性が得られる。さらに、回路素子のT
r特性の劣化、各素子の面内バラツキによる上記遅延の
影響も少なく、結果として回路駆動のための十分なマー
ジンが取れる。
【0039】なお、本実施の形態においては、クロック
制御信号Ctl1〜Ctl5の発生用として、NOR回
路NR1〜NR5を用いたが、この素子をNAND回路
としても論理が反転するだけで、本発明の回路構成に何
の影響もないことは明白である。
【0040】また、水平走査回路内のデータ信号を走査
させるタイミングでのみ所定のラッチ回路を動作させる
ことから、従来回路と同様に消費電力を下げることが可
能となる。
【0041】さらに、前記選択回路を追加することによ
り、データの転送方向に関わらず常に、当段ラッチ回路
の動作タイミングの1段分だけ前段のラッチ回路の動作
タイミングより前のタイミングからクロックを供給する
ことが可能となる。
【0042】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2におけるアクティブマトリクス型液晶表示装置の水
平走査回路におけるシフトレジスタの回路構成を示した
もので、実施の形態1で用いた図1と同様に、図7では
そのうちの5段分を示している。
【0043】本実施の形態の水平走査回路は、図1を用
いて説明した実施の形態1と同様に、ラッチ回路部SR
1〜SR5と、レベルシフタ回路部LS1〜LS5と、
前段のラッチ回路部のデータ信号、当段のラッチ回路部
のデータ信号、次段のラッチ回路部のデータ信号の合計
3つの信号をそれぞれ入力としたNOR回路NOR1〜
NOR5とによって構成されている。
【0044】また、各ラッチ回路SR1〜SR5は、カ
スケード接続されており、それぞれ当段のラッチ回路の
データ信号出力が、次段のラッチ回路のデータ信号入力
となるシフトレジスタを構成している。また、レベルシ
フタ回路部には、クロック信号CLKとその反転信号C
LKbが入力されており、例えば、入力信号レベルが0
−3Vの電圧を、0−12Vの電圧レベルにシフトさせ
る機能を有している。
【0045】なお、実施の形態1では、各ラッチ回路部
に選択回路が設けられており、図1において、データ信
号Dataの左から右への転送が可能であるとともに、
右から左への転送も可能であるのに対し、実施の形態2
では、各ラッチ回路部に選択回路が設けられておらず、
図7において、データ信号Dataが左から右への転送
の場合のみ可能である点で、実施の形態2と実施の形態
1とは相違する。
【0046】次に、図7の水平走査回路の動作について
図8を参照しながら説明する。ここで、CLK、CLK
bはシフトレジスタを動作させるためのクロック信号、
Dataはデータ信号を示す。またO1〜O5は各ラッ
チ回路の出力信号であり、CLK、CLKbの立ち上が
りのタイミングで入力されたデータ信号Dataが順次
シフトされるハーフラッチ構成となっている。また、C
tl1〜Ctl5はクロックをラッチ回路へ供給又は停
止するための制御を行うコントロール信号であり、NO
R回路NOR1〜NOR5の出力信号に相当する。
【0047】ここでCtl1〜Ctl5がL状態の時
は、ラッチ回路SR1〜SR5のクロック入力端子CL
K1〜CLK5にレベルシフタ回路LS1〜LS5でレ
ベルシフトされたクロック信号が供給される。図8で
は、CLK1とCLK2端子の信号波形のみを示してい
る。反対にCtl1〜Ctl5がH状態の時は、CLK
1〜CLK5端子はHに固定され、ラッチ回路SR1〜
SR5へのクロックの供給は停止される。すなわち、図
8のクロック制御は、実施の形態1と同様に、例えば、
ラッチ回路SR3を動作させるときは、ラッチ回路SR
2が動作を開始するタイミングよりも前のタイミングか
ら、ラッチ回路SR3にクロック信号の供給を開始し、
ラッチ回路SR3の出力が終了するまでの期間クロック
信号を供給し、それ以外の期間では前記クロック信号の
ラッチ回路SR3への入力を停止させる構成となってい
る。
【0048】実際の水平走査回路においては、従来の回
路構成と同様に、各回路ブロックにおいて、図8中の斜
線で示したような波形のなまりが生じる。例えば、SR
1に入力されるデータ信号Dataは実際には立ち上が
り時のなまりT1と立ち下がり時のなまりT2が生じ
る。T1、T2はNOR1の入力となっているため、当
然ながらコントロール信号Ctl1の立ち下がり遅延τ
1、立ち上がり遅延τ2が生じる。さらにこれにレベル
シフタ回路LS1による遅延の影響も加算され、結果と
して、クロック信号CLK1は、τ3、τ4の遅延が生
じる。
【0049】しかしながら、本発明の実施の形態2の回
路構成においては、コントロール信号Ctl1は、ラッ
チ回路SR1に入力されるデータ信号Dataが入力さ
れるクロック半周期分だけ前のタイミングですでにL状
態となっていることから、τ3、τ4の遅延が生じた場
合でも、ラッチ回路SR1に正確なクロック信号を供給
できるようになる。
【0050】同様に、ラッチ回路SR2〜SR5につい
ても、n段目のラッチ回路を動作させるときは、n−1
段目のラッチ回路が動作を開始するタイミングから、n
段目のラッチ回路にクロック信号の供給を開始し、n段
目のラッチ回路出力が終了するまでの期間クロック信号
を供給することにより、従来回路と比較して、シフトレ
ジスタの段数またはクロックの周波数が増加しても十分
な動作特性が得られる。
【0051】さらに、回路素子のTr特性の劣化、各素
子の面内バラツキによる上記遅延の影響も少なく、結果
として回路の駆動のための十分なマージンが取れる。な
お本実施の形態においては、コントロール信号Ctlの
発生用として、NOR回路NOR1〜NOR5を用いた
が、この素子をNAND回路としても論理が反転するだ
けで、本発明の回路構成に何の影響もないことは明白で
ある。また、水平走査回路内のデータ信号を走査させる
タイミングでのみ所定のラッチ回路を動作させることか
ら、従来回路と同様に消費電力を下げることが可能とな
る。
【0052】以上説明したように、本発明の実施の形態
2の水平走査回路構成を用いることにより、消費電力の
低減を保持したまま、より安定したシフト動作を行うア
クティブマトリクス装置を提供することが可能である。
【0053】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3におけるアクティブマトリクス型液晶表示装置の水
平走査回路におけるシフトレジスタの回路構成を示した
もので、実施の形態1の図1や、実施の形態2の図7と
同様に、図9ではそのうちの5段分を示している。
【0054】本実施の形態の水平走査回路は、図1を用
いて説明した実施の形態1等と同様に、ラッチ回路部S
R1〜SR5と、レベルシフタ回路部LS1〜LS5
と、前段のラッチ回路部のデータ信号、当段のラッチ回
路部のデータ信号、次段のラッチ回路部のデータ信号、
次々段のラッチ回路部の合計4つの信号をそれぞれ入力
としたNOR回路NOR1〜NOR5とによって構成さ
れている。
【0055】また、各ラッチ回路は、カスケード接続さ
れており、それぞれ当段のラッチ回路のデータ信号出力
が、次段のラッチ回路のデータ信号入力となるシフトレ
ジスタを構成している。また、レベルシフタ回路部に
は、クロック信号CLKとその反転信号CLKbが入力
されており、例えば、入力信号レベルが0−3Vの電圧
を、0−12Vの電圧レベルにシフトさせる機能を有し
ている。
【0056】なお、実施の形態1では、上述したよう
に、図1において、データ信号Dataの左から右への
転送が可能であるとともに、右から左への転送も可能で
あり、実施の形態3でも、後述するように図9におい
て、データ信号Dataの左から右への転送が可能であ
るとともに、右から左への転送も可能である点で、実施
の形態1と実施の形態3とは共通する。
【0057】しかしながら、実施の形態1では、各ラッ
チ回路部に設けられている選択回路によって、データ信
号Dataの両方向への転送が可能となっているのに対
し、実施の形態3では、前段のラッチ回路部のデータ信
号、当段のラッチ回路部のデータ信号、次段のラッチ回
路部のデータ信号、次々段のラッチ回路部の合計4つの
信号をそれぞれ入力としたNOR回路が設けられている
ことによって、データ信号Dataの両方向への転送が
可能となっている点で、実施の形態3と実施の形態1と
は相違する。
【0058】次に、図9の水平走査回路の動作について
図10を参照しながら説明する。ここで、CLK、CL
Kbはシフトレジスタを動作させるためのクロック信
号、Dataはデータ信号を示す。またO1〜O5は各
ラッチ回路の出力信号であり、CLK、CLKbの立ち
上がりのタイミングで入力されたデータ信号Dataが
順次シフトされるいわゆるハーフラッチ構成となってい
る。また、Ctl1〜Ctl5はクロックをラッチ回路
へ供給又は停止するための制御を行うコントロール信号
であり、NOR回路NOR1〜NOR5の出力信号に相
当する。
【0059】ここで各コントロール信号Ctl1〜Ct
l5がL状態の時は、ラッチ回路SR1〜SR5のクロ
ック入力端子CLK1〜CLK5にレベルシフタ回路L
S1〜LS5でレベルシフトされたクロック信号が供給
される。なお、図10ではCLK1とCLK2端子の信
号波形のみを示している。反対に各コントロール信号C
tl1〜Ctl5がH状態の時は、CLK1〜CLK5
端子はHに固定され、ラッチ回路SR1〜SR5へのク
ロックの供給は停止される。
【0060】図10のクロック制御は、例えば、ラッチ
回路SR3を動作させるときは、ラッチ回路SR2が動
作を開始するタイミングより前のタイミングから、ラッ
チ回路SR3にクロック信号の供給を開始し、ラッチ回
路SR4の出力が終了するまでの期間クロック信号を供
給し、それ以外の期間では前記クロックの前記n段目の
ラッチ回路への入力を停止させる構成となっている。
【0061】実際の水平走査回路においては、従来の回
路構成と同様に、各回路ブロックにおいて、図10中の
斜線で示したような波形のなまりが生じる。例えば、S
R1に入力されるデータ信号Dataは実際には立ち上
がり時のなまりT1と立ち下がり時のなまりT2が生じ
る。T1、T2はNOR1の入力となっているため、当
然ながらコントロール信号Ctl1の立ち下がり遅延τ
1、立ち上がり遅延τ2が生じる。
【0062】さらに、レベルシフタ回路LS1での遅延
の影響も加算され、結果として、クロック信号CLK1
は、τ3、τ4の遅延が生じる。しかしながら、本発明
の実施の形態3の回路構成においては、コントロール信
号Ctl1は、ラッチ回路SR1に入力されるデータ信
号Dataが入力されるクロック半周期分だけ前のタイ
ミングですでにL状態となっていることから、τ3、τ
4の遅延が生じた場合でも、ラッチ回路SR1に正確な
クロック信号を供給できるようになる。
【0063】同様に、ラッチ回路SR2〜SR5につい
ても、n段目のラッチ回路を動作させるときは、n−1
段目のラッチ回路が動作を開始するタイミングよりも前
のタイミングから、n段目のラッチ回路にクロック信号
の供給を開始し、n+1段目のラッチ回路出力が終了す
るまでの期間クロック信号を供給することにより、従来
回路と比較して、シフトレジスタの段数またはクロック
の周波数が増加しても十分な動作特性が得られる。
【0064】次に、データ信号の転送方向が逆の場合に
ついて、図9を参照しながらその動作を説明する。この
場合、データ信号はラッチ回路SR5からラッチ回路S
R1の方向に転送される。このとき、各ラッチ回路では
ラッチ回路SR1からラッチ回路SR5への転送時は、
E1がデータ入力端子となり、E2がデータ出力端子に
なるのに対して、反対にE1がデータ出力端子、E2は
データ入力端子となる。
【0065】図9において、各NOR回路の入力端子を
みると、例えばNOR3の入力端子は、SR4のデータ
入力信号、SR3のデータ入力信号、SR2のデータ入
力信号及びSR1のデータ入力信号の合計4本を入力と
している。従って、ラッチ回路SR3を動作させるタイ
ミングを考えた場合、そのn−1段目に相当するラッチ
SR4にデータ信号が入力されるタイミングで、Ctl
3がL状態となり、ラッチ回路SR3へのクロックの供
給が開始され、ラッチ回路SR2の出力が終了するまで
の期間クロックは供給される。
【0066】これは、言い換えれば本発明の実施の形態
3のようなNOR回路をクロック信号の制御に用いるこ
とにより、データ信号の転送方向を変えた場合でも、n
段目のラッチ回路を動作させる時に、必ずn−1段目の
タイミングより前のタイミングでクロック信号を供給で
きることになり、シフトレジスタの転送方向を双方向化
した場合でも、前記従来の水平走査回路と比較して、安
定したシフトレジスタ動作を得ることが可能となる。
【0067】さらに、回路素子のTr特性の劣化、各素
子の面内バラツキによる上記遅延の影響も少なく、結果
として回路の駆動のための十分なマージンが取れる。な
お本実施の形態においては、コントロール信号Ctl発
生用として、NOR回路NOR1〜NOR5を用いた
が、この素子をNAND回路としても論理が反転するだ
けで、本発明の回路構成に何の影響もないことは明白で
ある。また、水平走査回路内のデータ信号を走査させる
タイミングでのみ所定のラッチ回路を動作させることか
ら、従来回路と同様に消費電力を下げることが可能とな
る。
【0068】以上説明したように、実施の形態1から3
の水平走査回路構成を用いることにより、消費電力の低
減を保持したまま、より安定したシフト動作を行うアク
ティブマトリクス型液晶表示装置を提供することが可能
である。
【0069】なお、本発明の実施の形態では、本発明の
水平走査回路を説明するために用いた「走査指示信号」
の一例として、レベルシフタ回路部が入力し出力するパ
ルス状のクロック信号を用いた。
【0070】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、消費電力の低減を保持したまま、より安
定したシフト動作を行う水平走査回路を提供することが
できる。
【0071】つまり、本発明の水平走査回路を用いるこ
とにより、シフト動作を行うときのみクロックを供給
し、それ以外はクロックを停止させることができるた
め、消費電力の大幅な低減が可能となる。さらに、デー
タの転送方向に関わらず、当段のラッチ回路を動作させ
る場合、常にその前段のラッチ回路が動作するタイミン
グより前のタイミングからクロック信号を供給すること
から、回路素子のTr特性の劣化、各素子の面内バラツ
キによる上記遅延の影響も少なく、結果として回路駆動
のための十分なマージンが取れる。それによりより安定
したシフト動作を行う水平走査回路の実現が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるアクティブマト
リクス型液晶表示装置の水平走査回路の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における選択回路の構成
【図3】本発明の実施の形態1におけるアクティブマト
リクス型液晶表示装置の水平走査回路の動作を示すタイ
ミングチャート図
【図4】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
構成図
【図5】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
水平走査回路の構成図
【図6】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
水平走査回路の動作を示すタイミングチャート図
【図7】本発明の実施の形態2におけるアクティブマト
リクス型液晶表示装置の水平走査回路の構成図
【図8】本発明の実施の形態2におけるアクティブマト
リクス型液晶表示装置の水平走査回路の動作を示すタイ
ミングチャート図
【図9】本発明の実施の形態3におけるアクティブマト
リクス型液晶表示装置の水平走査回路の構成図
【図10】本発明の実施の形態3におけるアクティブマ
トリクス型液晶表示装置の水平走査回路の動作を示すタ
イミングチャート図
【符号の説明】 SR1〜SR5:ラッチ回路 E1、E2:データ入出力端子 NR1〜NR5:NOR回路 LS1〜LS5:レベルシフタ回路 Data:データ入力信号 CLK:クロック信号 CLKb:クロック反転信号 C1〜C5:クロック入力信号端子 O1〜O5:ラッチ出力信号 Ctl1〜Ctl5:クロック制御信号端子 Shift:データ転送方向制御信号 RL、RL1〜RL5:選択信号入力端子 S、S1〜S5:コントロール信号端子 Y1〜Y320:ソースライン Vs1〜Vs320:ソース出力電圧 51:表示領域 52:水平走査回路 53:垂直走査回路 54:ビデオライン 55、TG1、TG2:トランスファゲート 56:画素TFT 57:液晶容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA43 NC09 NC11 NC22 NC26 NC59 ND36 ND37 ND39 5C006 AB01 AC09 AF50 BB16 BC12 BC20 BF03 BF04 BF26 BF46 FA15 FA47 5C080 AA10 BB05 DD09 DD26 EE19 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行状に配線された複数のゲートライン
    と、列状に配線された複数のデータラインと、前記ゲー
    トラインと前記データラインの各交差部に設けられ、表
    示領域を構成する複数の画素と、前記各ゲートラインを
    順次垂直走査し、1水平期間毎に1行分の前記ゲートラ
    インを選択する垂直駆動回路と、前記各1水平期間内で
    前記全データラインを順次水平走査し、1列分の前記デ
    ータラインを選択する水平走査回路と、前記各データラ
    インに対応したトランスファゲートとを少なくとも備え
    たアクティブマトリクス型液晶表示装置における前記水
    平走査回路であって、 前記各トランスファゲートに対応した複数段のラッチ回
    路と、前記各ラッチ回路に対応した複数段のレベルシフ
    タ回路とを備え、 前記各ラッチ回路が、走査に用いるデータ信号と、その
    データ信号を順次走査するためのパルス状の走査指示信
    号とを受け取り、前記トランスファゲートをオープンさ
    せるためのオープン信号を対応する前記トランスファゲ
    ートに出力するとともに、前記データ信号を前記順次走
    査の方向の次の前記ラッチ回路に出力するラッチ回路で
    あって、前記データ信号を受け取ってから所定の第1期
    間内に前記走査指示信号を受け取った場合、前記走査指
    示信号を実質上受け取ったタイミングから所定の第2期
    間前記オープン信号を出力し、また前記走査指示信号を
    実質上受け取ったタイミングから前記データ信号を出力
    する回路であり、 前記各レベルシフタ回路が、パルス状のクロック信号お
    よび/またはそのクロック信号の反転信号を受け取って
    対応する前記ラッチ回路に前記走査指示信号を出力し、
    またその出力を停止するレベルシフタ回路であって、前
    記対応するラッチ回路の前記順次走査の方向の一つ手前
    の前記ラッチ回路が前記データ信号を受け取るタイミン
    グよりも前のタイミングから前記走査指示信号を出力す
    ることができる回路であることを特徴とする水平走査回
    路。
  2. 【請求項2】 前記各レベルシフタ回路が、出力する前
    記走査指示信号の前記パルスの形状になまりを生じさせ
    ないように、前記走査指示信号を出力することを特徴と
    する請求項1に記載の水平走査回路。
  3. 【請求項3】 前記一つ手前の前記ラッチ回路が前記デ
    ータ信号を受け取るタイミングよりも前のタイミングと
    は、前記一つ手前の前記ラッチ回路が前記データ信号を
    受け取るタイミングよりも、前記クロック信号または前
    記反転信号の前記パルスの発生周期の実質上半分の期間
    以上前のタイミングを意味することを特徴とする請求項
    1に記載の水平走査回路。
  4. 【請求項4】 前記各レベルシフタ回路が、対応する前
    記ラッチ回路の前記データ信号の出力動作が終了すると
    ともに、前記対応するラッチ回路への前記走査指示信号
    の出力を停止することを特徴とする請求項1に記載の水
    平走査回路。
  5. 【請求項5】 前記対応するラッチ回路への前記走査指
    示信号の入力を制御させるためのコントロール信号が、
    前記対応するラッチ回路より前記順次走査の方向の一つ
    手前のラッチ回路に入力される前記データ信号と、前記
    対応するラッチ回路に入力される前記データ信号と、前
    記対応するラッチ回路より前記順次走査の方向の次のラ
    ッチ回路に入力される前記データ信号との三つの前記デ
    ータ信号を入力とするNOR回路またはNAND回路に
    よって生成されることを特徴とする請求項1に記載の水
    平走査回路。
  6. 【請求項6】 前記データ信号のシフト方向を選択し、
    そのシフト方向の情報を前記各ラッチ回路に出力する選
    択回路をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載
    の水平走査回路。
  7. 【請求項7】 前記各レベルシフタ回路が、対応するラ
    ッチ回路より前記順次走査の方向の次のラッチ回路の前
    記データ信号の出力動作が終了するとともに、前記対応
    するラッチ回路への前記走査指示信号の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の水平走査回路。
  8. 【請求項8】 前記対応するラッチ回路への前記走査指
    示信号の入力を制御させるためのコントロール信号が、
    前記対応するラッチ回路より前記順次走査の方向の一つ
    手前のラッチ回路に入力される前記データ信号と、前記
    対応するラッチ回路に入力される前記データ信号と、前
    記対応するラッチ回路より前記順次走査の方向の次のラ
    ッチ回路に入力される前記データ信号と、前記次のラッ
    チ回路より前記順次走査の方向の次のラッチ回路に入力
    される前記データ信号との四つの前記データ信号を入力
    とするNOR回路またはNAND回路によって生成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の水平走査回路。
  9. 【請求項9】 前記データ信号の転送方向の切り替えが
    可能であることを特徴とした請求項8に記載の水平走査
    回路。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の水
    平走査回路を備えたことを特徴とするアクティブマトリ
    クス型液晶表示装置。
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