JP2000234553A - ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置Info
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- JP2000234553A JP2000234553A JP11034973A JP3497399A JP2000234553A JP 2000234553 A JP2000234553 A JP 2000234553A JP 11034973 A JP11034973 A JP 11034973A JP 3497399 A JP3497399 A JP 3497399A JP 2000234553 A JP2000234553 A JP 2000234553A
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- diesel engine
- fuel injection
- idle
- combustion chamber
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- Pending
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アイドル状態が長期間継続しても、白煙を排出
することがないディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
を提供する。 【解決手段】アイドル状態が継続する限り、ステップ１
０１→１０３→１０４が繰り返され、継続時間Ｔがしき
い値Ｘｈに徐々に近づく。アイドル状態の継続時間Ｔが
しきい値Ｘｈを超えると（ステップ１０４，Yes）、デ
ィーゼルエンジンの出力軸の回転数を上昇させる（ステ
ップ１０５）。このとき、燃焼室内に噴射される燃料噴
射量が多くなるので、燃焼室の温度が上昇する。このた
め、未燃ＨＣが発生することはない。
することがないディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
を提供する。 【解決手段】アイドル状態が継続する限り、ステップ１
０１→１０３→１０４が繰り返され、継続時間Ｔがしき
い値Ｘｈに徐々に近づく。アイドル状態の継続時間Ｔが
しきい値Ｘｈを超えると（ステップ１０４，Yes）、デ
ィーゼルエンジンの出力軸の回転数を上昇させる（ステ
ップ１０５）。このとき、燃焼室内に噴射される燃料噴
射量が多くなるので、燃焼室の温度が上昇する。このた
め、未燃ＨＣが発生することはない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの燃料噴射制御装置に関する。
ンの燃料噴射制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知の様にディーゼルエンジンにおいて
は、燃焼室が冷えてくると、圧縮終了時の燃焼ガスの温
度が上昇しきらず、この状態で燃焼ガスが燃焼するの
で、未燃ＨＣが発生し、この未燃ＨＣが白煙として排出
される。
は、燃焼室が冷えてくると、圧縮終了時の燃焼ガスの温
度が上昇しきらず、この状態で燃焼ガスが燃焼するの
で、未燃ＨＣが発生し、この未燃ＨＣが白煙として排出
される。
【０００３】例えば、高い標高の高地において、ディー
ゼルエンジンを搭載した車両が坂道を下っているとき
に、エンジンブレーキが用いられると、燃料噴射量が極
めて少ないにもかかわらず、エンジン回転数が上昇し、
エンジンの燃焼室では少量の燃料による燃焼が連続する
ので、エンジンの燃焼室が冷えてしまい、この後にアク
セルペダルを踏み込むと、多量の未燃ＨＣが発生し、多
量の白煙が排出される。このため、特開平１０−２３８
３８４号公報には、ディーゼルエンジンの燃料噴射時期
（進角量）を進めることによって、高地における白煙の
排出を防止するという技術が記載されている。
ゼルエンジンを搭載した車両が坂道を下っているとき
に、エンジンブレーキが用いられると、燃料噴射量が極
めて少ないにもかかわらず、エンジン回転数が上昇し、
エンジンの燃焼室では少量の燃料による燃焼が連続する
ので、エンジンの燃焼室が冷えてしまい、この後にアク
セルペダルを踏み込むと、多量の未燃ＨＣが発生し、多
量の白煙が排出される。このため、特開平１０−２３８
３８４号公報には、ディーゼルエンジンの燃料噴射時期
（進角量）を進めることによって、高地における白煙の
排出を防止するという技術が記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの燃焼室の冷えが原因となって、白煙を排出するとい
う現象は、高地においてのみ起こるわけでなく、ディー
ゼルエンジンのアイドル状態が長期間継続したときに
も、アイドル状態での燃焼温度が低いことから燃焼室の
温度が徐々に低下し、白煙が排出される。例えば、パー
キングエリア等において、車両のディーゼルエンジンが
アイドル状態のままで放置され続けると、燃焼室の温度
が徐々に低下して、白煙が排出される。
ンの燃焼室の冷えが原因となって、白煙を排出するとい
う現象は、高地においてのみ起こるわけでなく、ディー
ゼルエンジンのアイドル状態が長期間継続したときに
も、アイドル状態での燃焼温度が低いことから燃焼室の
温度が徐々に低下し、白煙が排出される。例えば、パー
キングエリア等において、車両のディーゼルエンジンが
アイドル状態のままで放置され続けると、燃焼室の温度
が徐々に低下して、白煙が排出される。
【０００５】そこで、本発明は、上記従来の課題を解決
するためになされたものであり、アイドル状態が長期間
継続しても、白煙を排出することがないディーゼルエン
ジンの燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
するためになされたものであり、アイドル状態が長期間
継続しても、白煙を排出することがないディーゼルエン
ジンの燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
は、ディーゼルエンジンのアイドル状態の継続時間を計
時する計時手段と、前記計時手段により計時された継続
時間が予め設定されたしきい値を超えると、前記ディー
ゼルエンジンのアイドル回転数を上昇させる制御手段と
を備えている。
に、本発明のディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置
は、ディーゼルエンジンのアイドル状態の継続時間を計
時する計時手段と、前記計時手段により計時された継続
時間が予め設定されたしきい値を超えると、前記ディー
ゼルエンジンのアイドル回転数を上昇させる制御手段と
を備えている。
【０００７】本発明では、未燃ＨＣが全く発生すること
のないアイドル状態の継続時間を予め求め、この継続時
間をしきい値として設定しておく。このしきい値をアイ
ドル状態の継続時間が超えると、未燃ＨＣが発生する可
能性が高くなる。ところが、本発明によれば、アイドル
状態の継続時間がしきい値を超えると、ディーゼルエン
ジンのアイドル回転数を上昇させている。アイドル回転
数を上昇させると、燃焼温度が上昇して、燃焼室内の温
度も上昇するので、未燃ＨＣが発生せず、白煙が排出さ
れることはない。
のないアイドル状態の継続時間を予め求め、この継続時
間をしきい値として設定しておく。このしきい値をアイ
ドル状態の継続時間が超えると、未燃ＨＣが発生する可
能性が高くなる。ところが、本発明によれば、アイドル
状態の継続時間がしきい値を超えると、ディーゼルエン
ジンのアイドル回転数を上昇させている。アイドル回転
数を上昇させると、燃焼温度が上昇して、燃焼室内の温
度も上昇するので、未燃ＨＣが発生せず、白煙が排出さ
れることはない。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明の燃料噴射制御装置の一実
施形態を示すブロック図である。図１において、ディー
ゼルエンジン１は、シリンダ２、シリンダヘッド３及び
ピストン４等を有しており、シリンダヘッド３に燃料噴
射ノズル５を設け、該燃料噴射ノズル５の先端を燃焼室
６に向けている。燃料噴射ポンプ７は、燃料噴射ノズル
５へと燃料を圧送するものであり、ディーゼルエンジン
１の回転角と燃料の圧送時期との関係を変化させるタイ
ミングコントロールバルブ８、及び燃料の圧送を制御す
るためのスピル弁９等を備えている。
施形態を示すブロック図である。図１において、ディー
ゼルエンジン１は、シリンダ２、シリンダヘッド３及び
ピストン４等を有しており、シリンダヘッド３に燃料噴
射ノズル５を設け、該燃料噴射ノズル５の先端を燃焼室
６に向けている。燃料噴射ポンプ７は、燃料噴射ノズル
５へと燃料を圧送するものであり、ディーゼルエンジン
１の回転角と燃料の圧送時期との関係を変化させるタイ
ミングコントロールバルブ８、及び燃料の圧送を制御す
るためのスピル弁９等を備えている。
【００１０】センサ群１１は、水温、車速、吸気温度等
を検出して、それぞれの検出出力をＥＣＵ（電子コント
ロールユニット）１２に加える。タイミングポジション
センサ１３は、タイミングコントロールバルブ８の動作
タイミングを検出して、その検出出力をＥＣＵ１２に加
える。スロットルポジションセンサ１４は、アクセル開
度を検出して、その検出出力をＥＣＵ１２に加える。エ
ンジン回転センサ１５は、ディーゼルエンジン１の出力
軸の回転数を検出して、その検出出力をＥＣＵ１２に加
える。
を検出して、それぞれの検出出力をＥＣＵ（電子コント
ロールユニット）１２に加える。タイミングポジション
センサ１３は、タイミングコントロールバルブ８の動作
タイミングを検出して、その検出出力をＥＣＵ１２に加
える。スロットルポジションセンサ１４は、アクセル開
度を検出して、その検出出力をＥＣＵ１２に加える。エ
ンジン回転センサ１５は、ディーゼルエンジン１の出力
軸の回転数を検出して、その検出出力をＥＣＵ１２に加
える。
【００１１】ＥＣＵ１２は、センサ群１１及び他の各セ
ンサ１３，１４，１５の検出出力に基づいて、燃料噴射
量や燃料噴射タイミングを求め、燃料噴射ポンプ７のタ
イミングコントロールバルブ８及びスピル弁９を制御す
ることにより、適宜の噴射量の燃料を適宜のタイミング
で該燃料噴射ポンプ７から圧送させる。この燃料は、燃
料噴射ノズル５から燃焼室６内に噴射され、ピストン４
が上死点近傍に達するときに燃焼し、その排気ガスが燃
焼室６から排出される。
ンサ１３，１４，１５の検出出力に基づいて、燃料噴射
量や燃料噴射タイミングを求め、燃料噴射ポンプ７のタ
イミングコントロールバルブ８及びスピル弁９を制御す
ることにより、適宜の噴射量の燃料を適宜のタイミング
で該燃料噴射ポンプ７から圧送させる。この燃料は、燃
料噴射ノズル５から燃焼室６内に噴射され、ピストン４
が上死点近傍に達するときに燃焼し、その排気ガスが燃
焼室６から排出される。
【００１２】走行状態においては、スロットルポジショ
ンセンサ１４によって検出されたアクセル開度に応じて
燃料が増減され、該アクセル開度に応じた回転数でディ
ーゼルエンジン１の出力軸が回転する。
ンセンサ１４によって検出されたアクセル開度に応じて
燃料が増減され、該アクセル開度に応じた回転数でディ
ーゼルエンジン１の出力軸が回転する。
【００１３】また、アイドル状態においては、所定のア
イドル回転数でディーゼルエンジン１の出力軸が回転す
る様に燃料調整が行われる。
イドル回転数でディーゼルエンジン１の出力軸が回転す
る様に燃料調整が行われる。
【００１４】アイドルアップスイッチ１６は、ディーゼ
ルエンジン１の始動時に用いられる。このアイドルアッ
プスイッチ１６をオンにすると、ＥＣＵ１２は、燃料噴
射ポンプ７を制御することにより、アイドル回転数を上
昇させる。また、このアイドルアップスイッチ１６をオ
フにすると、ＥＣＵ１２は、燃料噴射ポンプ７を制御す
ることにより、アイドル回転数を元に戻す。アイドルア
ップスイッチ１６オフ時の通常のアイドル回転数は、６
００rpm程度であって、この回転数を第１アイドル回転
数とする。また、アイドルアップスイッチ１６オン時の
アイドル回転数は、１２００rpm程度であって、この回
転数を第２アイドル回転数とする。
ルエンジン１の始動時に用いられる。このアイドルアッ
プスイッチ１６をオンにすると、ＥＣＵ１２は、燃料噴
射ポンプ７を制御することにより、アイドル回転数を上
昇させる。また、このアイドルアップスイッチ１６をオ
フにすると、ＥＣＵ１２は、燃料噴射ポンプ７を制御す
ることにより、アイドル回転数を元に戻す。アイドルア
ップスイッチ１６オフ時の通常のアイドル回転数は、６
００rpm程度であって、この回転数を第１アイドル回転
数とする。また、アイドルアップスイッチ１６オン時の
アイドル回転数は、１２００rpm程度であって、この回
転数を第２アイドル回転数とする。
【００１５】さて、本実施形態においては、アイドル状
態のときに図２のフローチャートに従ってアイドル回転
数の制御が行われる。
態のときに図２のフローチャートに従ってアイドル回転
数の制御が行われる。
【００１６】まず、ＥＣＵ１２は、アイドル状態である
か否かを判定する（ステップ１０１）。例えば、センサ
群１１によって車速０が検出され、かつスロットルポジ
ションセンサ１４によって全閉のアクセル開度が検出さ
れると、つまり車両が停止し、かつアクセルペダルが踏
み込まれていなければ、アイドル状態であると判定し、
これ以外をアイドル状態でないと判定する。アイドル状
態でなければ（ステップ１０１，No）、後に述べるアイ
ドル状態の継続時間Ｔの計時を停止して、継続時間Ｔを
初期化してから（ステップ１０２）、図２の処理を一旦
終了し、一定時間後にステップ１０１の処理を再び実行
する。
か否かを判定する（ステップ１０１）。例えば、センサ
群１１によって車速０が検出され、かつスロットルポジ
ションセンサ１４によって全閉のアクセル開度が検出さ
れると、つまり車両が停止し、かつアクセルペダルが踏
み込まれていなければ、アイドル状態であると判定し、
これ以外をアイドル状態でないと判定する。アイドル状
態でなければ（ステップ１０１，No）、後に述べるアイ
ドル状態の継続時間Ｔの計時を停止して、継続時間Ｔを
初期化してから（ステップ１０２）、図２の処理を一旦
終了し、一定時間後にステップ１０１の処理を再び実行
する。
【００１７】また、アイドル状態であれば（ステップ１
０１，Yes）、ＥＣＵ１２は、該ＥＣＵ１２に内臓のタ
イマー（図示せず）を起動し、このタイマーによってア
イドル状態の継続時間Ｔの計時を行う（ステップ１０
３）。
０１，Yes）、ＥＣＵ１２は、該ＥＣＵ１２に内臓のタ
イマー（図示せず）を起動し、このタイマーによってア
イドル状態の継続時間Ｔの計時を行う（ステップ１０
３）。
【００１８】引き続いて、ＥＣＵ１２は、アイドル状態
の継続時間Ｔが予め設定されたしきい値Ｘｈを超えたか
否かを判定する（ステップ１０４）。ここで、燃焼室６
内に未然ＨＣが全く発生することのないアイドル状態の
継続時間を予め求め、この継続時間をしきい値Ｘｈとし
て設定しておく。例えば、しきい値Ｘｈを２〜３時間程
度に設定する。
の継続時間Ｔが予め設定されたしきい値Ｘｈを超えたか
否かを判定する（ステップ１０４）。ここで、燃焼室６
内に未然ＨＣが全く発生することのないアイドル状態の
継続時間を予め求め、この継続時間をしきい値Ｘｈとし
て設定しておく。例えば、しきい値Ｘｈを２〜３時間程
度に設定する。
【００１９】アイドル状態の開始直後は、アイドル状態
の継続時間Ｔがしきい値Ｘｈに達していないので（ステ
ップ１０４，No）、図２の処理を一旦終了し、一定時間
後にステップ１０１の処理を再び実行する。
の継続時間Ｔがしきい値Ｘｈに達していないので（ステ
ップ１０４，No）、図２の処理を一旦終了し、一定時間
後にステップ１０１の処理を再び実行する。
【００２０】アイドル状態が継続する限り、ステップ１
０１→１０３→１０４が繰り返され、継続時間Ｔがしき
い値Ｘｈに徐々に近づく。そして、アイドル状態の継続
時間Ｔがしきい値Ｘｈを超えると（ステップ１０４，Ye
s）、ＥＣＵ１２は、アイドルアップスイッチ１６オン
時と同様に燃料噴射ポンプ７を制御することにより、デ
ィーゼルエンジン１の出力軸を第２アイドル回転数（１
２００rpm）で回転させる（ステップ１０５）。この第
２アイドル回転数で回転しているときには、燃料噴射ノ
ズル５から燃焼室６内に噴射される燃料噴射量が第１ア
イドル回転数で回転しているときの燃料噴射量よりも多
いので、燃焼室６の温度が上昇する。このため、未燃Ｈ
Ｃが発生することはない。
０１→１０３→１０４が繰り返され、継続時間Ｔがしき
い値Ｘｈに徐々に近づく。そして、アイドル状態の継続
時間Ｔがしきい値Ｘｈを超えると（ステップ１０４，Ye
s）、ＥＣＵ１２は、アイドルアップスイッチ１６オン
時と同様に燃料噴射ポンプ７を制御することにより、デ
ィーゼルエンジン１の出力軸を第２アイドル回転数（１
２００rpm）で回転させる（ステップ１０５）。この第
２アイドル回転数で回転しているときには、燃料噴射ノ
ズル５から燃焼室６内に噴射される燃料噴射量が第１ア
イドル回転数で回転しているときの燃料噴射量よりも多
いので、燃焼室６の温度が上昇する。このため、未燃Ｈ
Ｃが発生することはない。
【００２１】すなわち、本実施形態においては、アイド
ル状態が長期間継続すると、燃焼室６の温度が徐々に低
下して、未燃ＨＣの発生する可能性が高くなるので、ア
イドル状態の開始から２〜３時間が経過した時点で、燃
料噴射量を多くして、エンジンの回転数を上昇させ、こ
れによって燃焼室６の温度を上昇させ、未燃ＨＣの発生
を未然に防いでいる。
ル状態が長期間継続すると、燃焼室６の温度が徐々に低
下して、未燃ＨＣの発生する可能性が高くなるので、ア
イドル状態の開始から２〜３時間が経過した時点で、燃
料噴射量を多くして、エンジンの回転数を上昇させ、こ
れによって燃焼室６の温度を上昇させ、未燃ＨＣの発生
を未然に防いでいる。
【００２２】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものでなく、多様に変形することが可能である。例え
ば、しきい値は、エンジンの種類に応じて設定すれば良
く、２〜３時間よりも短くても長くても構わない。ま
た、本発明は、ディーゼルエンジンや燃料噴射ポンプ、
これらの制御方法に限定されるものでない。
ものでなく、多様に変形することが可能である。例え
ば、しきい値は、エンジンの種類に応じて設定すれば良
く、２〜３時間よりも短くても長くても構わない。ま
た、本発明は、ディーゼルエンジンや燃料噴射ポンプ、
これらの制御方法に限定されるものでない。
【００２３】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、ア
イドル状態の継続時間がしきい値を超えると、ディーゼ
ルエンジンのアイドル回転数を上昇させている。つま
り、燃焼室内の温度が低下して未燃ＨＣが発生する以前
に、アイドル回転数を上昇させて、燃焼室内の温度を上
昇させている。このため、未燃ＨＣが発生せず、白煙が
排出されることはない。
イドル状態の継続時間がしきい値を超えると、ディーゼ
ルエンジンのアイドル回転数を上昇させている。つま
り、燃焼室内の温度が低下して未燃ＨＣが発生する以前
に、アイドル回転数を上昇させて、燃焼室内の温度を上
昇させている。このため、未燃ＨＣが発生せず、白煙が
排出されることはない。
【図１】本発明の燃料噴射制御装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】図１の装置におけるアイドル回転数の制御を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
１ ディーゼルエンジン ２ シリンダ ３ シリンダヘッド ４ ピストン ５ 燃料噴射ノズル ６ 燃焼室 ７ 燃料噴射ポンプ １１ センサ群 １２ ＥＣＵ １３ タイミングポジションセンサ １４ スロットルポジションセンサ １５ エンジン回転センサ １６ アイドルアップスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 ディーゼルエンジンのアイドル状態の継
続時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により計時された継続時間が予め設定され
たしきい値を超えると、前記ディーゼルエンジンのアイ
ドル回転数を上昇させる制御手段とを備えるディーゼル
エンジンの燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034973A JP2000234553A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034973A JP2000234553A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000234553A true JP2000234553A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12429097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11034973A Pending JP2000234553A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000234553A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040091311A (ko) * | 2003-04-21 | 2004-10-28 | 현대자동차주식회사 | 커먼 레일 디젤 엔진 차량의 공회전 제어방법 |
| US7454897B2 (en) | 2005-08-18 | 2008-11-25 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Exhaust purifier for diesel engine |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034973A patent/JP2000234553A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040091311A (ko) * | 2003-04-21 | 2004-10-28 | 현대자동차주식회사 | 커먼 레일 디젤 엔진 차량의 공회전 제어방법 |
| US7454897B2 (en) | 2005-08-18 | 2008-11-25 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Exhaust purifier for diesel engine |
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