JP2000233808A - 追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法 - Google Patents
追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法Info
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- JP2000233808A JP2000233808A JP3623099A JP3623099A JP2000233808A JP 2000233808 A JP2000233808 A JP 2000233808A JP 3623099 A JP3623099 A JP 3623099A JP 3623099 A JP3623099 A JP 3623099A JP 2000233808 A JP2000233808 A JP 2000233808A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】物流の状況をリアルタイムで適確に把握するこ
とを可能にすることを課題とする。 【解決手段】物品を包装した追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップにトレーサビリティデータ
を無線で書き込み、物品が管理地点を通過する度に、物
品を包装した追跡機能搭載パッケージが備える非接触シ
ングルチップに記憶されたトレーサビリティデータを無
線で読込むとともに、このトレーサビリティデータを通
信回線を介して記憶し、これら記憶されたトレーサビリ
ティデータを利用することにより物流の状況を把握す
る。
とを可能にすることを課題とする。 【解決手段】物品を包装した追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップにトレーサビリティデータ
を無線で書き込み、物品が管理地点を通過する度に、物
品を包装した追跡機能搭載パッケージが備える非接触シ
ングルチップに記憶されたトレーサビリティデータを無
線で読込むとともに、このトレーサビリティデータを通
信回線を介して記憶し、これら記憶されたトレーサビリ
ティデータを利用することにより物流の状況を把握す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、追跡機能搭載パッ
ケージ及び物流追跡システム並びに方法に関し、特に物
流の状況をリアルタイムで適確に把握することに好適に
利用できるものである。
ケージ及び物流追跡システム並びに方法に関し、特に物
流の状況をリアルタイムで適確に把握することに好適に
利用できるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、工場等で製造した商品を流通に流
すと、その後その商品が販売されずに、物流倉庫や小売
店倉庫に入ったままであっても、製造業者や流通業者
は、販売物流の状況が分からず、販売されたものと見な
してしまい、製造者にリピートオーダーが来る場合が良
くある。
すと、その後その商品が販売されずに、物流倉庫や小売
店倉庫に入ったままであっても、製造業者や流通業者
は、販売物流の状況が分からず、販売されたものと見な
してしまい、製造者にリピートオーダーが来る場合が良
くある。
【０００３】こうした場合、実際は消費者に商品が販売
されていないので、商品在庫が益々増えてしまい、商品
の在庫処分をしなければならないという問題が発生す
る。
されていないので、商品在庫が益々増えてしまい、商品
の在庫処分をしなければならないという問題が発生す
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決するためになされたものであり、物流の状況をリアル
タイムで適確に把握することを可能にすることを課題と
する。
決するためになされたものであり、物流の状況をリアル
タイムで適確に把握することを可能にすることを課題と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明において上記課題
を達成するために、まず請求項１の発明では、無線によ
って外部からトレーサビリティデータが書き込まれかつ
読み取られる記憶手段である非接触シングルチップを備
え、物品を包装する包装体であることを特徴とする追跡
機能搭載パッケージとしたものである。
を達成するために、まず請求項１の発明では、無線によ
って外部からトレーサビリティデータが書き込まれかつ
読み取られる記憶手段である非接触シングルチップを備
え、物品を包装する包装体であることを特徴とする追跡
機能搭載パッケージとしたものである。
【０００６】また請求項２の発明では、トレーサビリテ
ィデータ書込み手段と、トレーサビリティデータ読込み
手段と、トレーサビリティデータ読込み手段と通信回線
を介して接続されている物流監視手段とを備え、トレー
サビリティデータ書込み手段は、物品を包装した追跡機
能搭載パッケージが備える非接触シングルチップにトレ
ーサビリティデータを無線で書込み、トレーサビリティ
読込み手段は、１つ又は複数の管理地点に配置され、物
品が管理地点を通過する度に、物品を包装した追跡機能
搭載パッケージが備える非接触シングルチップに記憶さ
れたトレーサビリティデータを無線で読込むとともに、
このトレーサビリティデータを通信回線を介して物流監
視手段に送り、物流監視手段は、通信回線を介してトレ
ーサビリティデータ読込み手段から送られてきたトレー
サビリティデータを受け取って記憶し、これら記憶され
たトレーサビリティデータを利用することにより物流の
状況を把握する、ことを特徴とする物流追跡システムと
したものである。
ィデータ書込み手段と、トレーサビリティデータ読込み
手段と、トレーサビリティデータ読込み手段と通信回線
を介して接続されている物流監視手段とを備え、トレー
サビリティデータ書込み手段は、物品を包装した追跡機
能搭載パッケージが備える非接触シングルチップにトレ
ーサビリティデータを無線で書込み、トレーサビリティ
読込み手段は、１つ又は複数の管理地点に配置され、物
品が管理地点を通過する度に、物品を包装した追跡機能
搭載パッケージが備える非接触シングルチップに記憶さ
れたトレーサビリティデータを無線で読込むとともに、
このトレーサビリティデータを通信回線を介して物流監
視手段に送り、物流監視手段は、通信回線を介してトレ
ーサビリティデータ読込み手段から送られてきたトレー
サビリティデータを受け取って記憶し、これら記憶され
たトレーサビリティデータを利用することにより物流の
状況を把握する、ことを特徴とする物流追跡システムと
したものである。
【０００７】また請求項３の発明では、トレーサビリテ
ィデータ書込み手段と、トレーサビリティデータ読込み
手段と、トレーサビリティデータ書込み手段及びトレー
サビリティデータ読込み手段と通信回線を介して接続さ
れている物流監視手段とを備え、トレーサビリティデー
タ書込み手段は、物品を包装した追跡機能搭載パッケー
ジが備える非接触シングルチップにトレーサビリティデ
ータを無線で書き込むとともに、このトレーサビリティ
データを通信回線を介して物流監視手段に送り、トレー
サビリティ読込み手段は、１つ又は複数の管理地点に配
置され、物品が管理地点を通過する度に、物品を包装し
た追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチッ
プに記憶されたトレーサビリティデータを無線で読込む
とともに、このトレーサビリティデータを通信回線を介
して物流監視手段に送り、前記物流監視手段は、通信回
線を介してトレーサビリティデータ書込み手段から送ら
れてきたトレーサビリティデータを受け取って記憶し、
同じく通信回線を介してトレーサビリティデータ読込み
手段から送られてきたトレーサビリティデータを受け取
って記憶し、これら記憶されたトレーサビリティデータ
を利用することにより物流の状況を把握する、ことを特
徴とする物流追跡システムとしたものである。
ィデータ書込み手段と、トレーサビリティデータ読込み
手段と、トレーサビリティデータ書込み手段及びトレー
サビリティデータ読込み手段と通信回線を介して接続さ
れている物流監視手段とを備え、トレーサビリティデー
タ書込み手段は、物品を包装した追跡機能搭載パッケー
ジが備える非接触シングルチップにトレーサビリティデ
ータを無線で書き込むとともに、このトレーサビリティ
データを通信回線を介して物流監視手段に送り、トレー
サビリティ読込み手段は、１つ又は複数の管理地点に配
置され、物品が管理地点を通過する度に、物品を包装し
た追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチッ
プに記憶されたトレーサビリティデータを無線で読込む
とともに、このトレーサビリティデータを通信回線を介
して物流監視手段に送り、前記物流監視手段は、通信回
線を介してトレーサビリティデータ書込み手段から送ら
れてきたトレーサビリティデータを受け取って記憶し、
同じく通信回線を介してトレーサビリティデータ読込み
手段から送られてきたトレーサビリティデータを受け取
って記憶し、これら記憶されたトレーサビリティデータ
を利用することにより物流の状況を把握する、ことを特
徴とする物流追跡システムとしたものである。
【０００８】また請求項４の発明では、物品を包装した
追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップ
にトレーサビリティデータを無線で書き込み、物品が管
理地点を通過する度に、物品を包装した追跡機能搭載パ
ッケージが備える非接触シングルチップに記憶されたト
レーサビリティデータを無線で読込むとともに、このト
レーサビリティデータを通信回線を介して記憶し、これ
ら記憶されたトレーサビリティデータを利用することに
より物流の状況を把握する、ことを特徴とする物流追跡
方法としたものである。
追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップ
にトレーサビリティデータを無線で書き込み、物品が管
理地点を通過する度に、物品を包装した追跡機能搭載パ
ッケージが備える非接触シングルチップに記憶されたト
レーサビリティデータを無線で読込むとともに、このト
レーサビリティデータを通信回線を介して記憶し、これ
ら記憶されたトレーサビリティデータを利用することに
より物流の状況を把握する、ことを特徴とする物流追跡
方法としたものである。
【０００９】また請求項５の発明では、物品を包装した
追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップ
にトレーサビリティデータを無線で書き込むとともに、
このトレーサビリティデータを通信回線を介して記憶
し、物品が管理地点を通過する度に、物品を包装した追
跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップに
記憶されたトレーサビリティデータを無線で読込むとと
もに、このトレーサビリティデータを通信回線を介して
記憶し、これら記憶されたトレーサビリティデータを利
用することにより物流の状況を把握する、ことを特徴と
する物流追跡方法としたものである。
追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップ
にトレーサビリティデータを無線で書き込むとともに、
このトレーサビリティデータを通信回線を介して記憶
し、物品が管理地点を通過する度に、物品を包装した追
跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップに
記憶されたトレーサビリティデータを無線で読込むとと
もに、このトレーサビリティデータを通信回線を介して
記憶し、これら記憶されたトレーサビリティデータを利
用することにより物流の状況を把握する、ことを特徴と
する物流追跡方法としたものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１１】本発明の追跡機能搭載パッケージは、非接
触シングルチップを備える包装体であって、製品などの
物品を包装するのに使われる。非接触シングルチップ
は、無線によってデータの書込み及び読込みが可能な不
揮発性の記憶素子である。非接触シングルチップを駆動
する電力は、無線によって供給されても良いし、或いは
内蔵する電池によっても良い。追跡機能搭載パッケージ
の形態は、製品などの物品を包装するものであれば何で
も良く、例を挙げれば、小包装、流通ケースなどがあ
る。
触シングルチップを備える包装体であって、製品などの
物品を包装するのに使われる。非接触シングルチップ
は、無線によってデータの書込み及び読込みが可能な不
揮発性の記憶素子である。非接触シングルチップを駆動
する電力は、無線によって供給されても良いし、或いは
内蔵する電池によっても良い。追跡機能搭載パッケージ
の形態は、製品などの物品を包装するものであれば何で
も良く、例を挙げれば、小包装、流通ケースなどがあ
る。
【００１２】本発明の物流追跡システムの構成の１例
を、図１及び図２に示す。物流追跡システムは、トレー
サビリティデータ書込み手段と、１つ又は複数のトレー
サビリティデータ読込み手段と、物流監視手段とを備え
る。物流監視手段は、ホストコンピュータと、補助記憶
装置と、出力装置とを備える。出力装置は、ＣＲＴディ
スプレイ、プリンターなどである。
を、図１及び図２に示す。物流追跡システムは、トレー
サビリティデータ書込み手段と、１つ又は複数のトレー
サビリティデータ読込み手段と、物流監視手段とを備え
る。物流監視手段は、ホストコンピュータと、補助記憶
装置と、出力装置とを備える。出力装置は、ＣＲＴディ
スプレイ、プリンターなどである。
【００１３】トレーサビリティデータ書込み手段は、図
１に示すようにホストコンピュータと接続していなくて
も良いし、図２に示すように通信回線を介してホストコ
ンピュータと接続していても良い。トレーサビリティデ
ータ読込み手段は、通信回線を介してホストコンピュー
タと接続しており、物品が移動する経路上の管理地点１
〜Ｎ（Ｎは自然数）に置かれている。
１に示すようにホストコンピュータと接続していなくて
も良いし、図２に示すように通信回線を介してホストコ
ンピュータと接続していても良い。トレーサビリティデ
ータ読込み手段は、通信回線を介してホストコンピュー
タと接続しており、物品が移動する経路上の管理地点１
〜Ｎ（Ｎは自然数）に置かれている。
【００１４】追跡機能搭載パッケージで包装された物品
が、トレーサビリティデータ書込み手段の近傍を通過す
るとき、トレーサビリティデータ書込み手段は、その物
品を包装している追跡機能搭載パッケージが備える非接
触シングルチップに、その物品を識別するためのデータ
を書き込む。以後、このデータを、トレーサビリティデ
ータと呼ぶ。図２に示すようにトレーサビリティデータ
書込み手段が通信回線を介してホストコンピュータと接
続されていれば、トレーサビリティデータがホストコン
ピュータに送られ、ホストコンピュータはトレーサビリ
ティデータが書き込まれたを補助記憶装置に記憶する。
が、トレーサビリティデータ書込み手段の近傍を通過す
るとき、トレーサビリティデータ書込み手段は、その物
品を包装している追跡機能搭載パッケージが備える非接
触シングルチップに、その物品を識別するためのデータ
を書き込む。以後、このデータを、トレーサビリティデ
ータと呼ぶ。図２に示すようにトレーサビリティデータ
書込み手段が通信回線を介してホストコンピュータと接
続されていれば、トレーサビリティデータがホストコン
ピュータに送られ、ホストコンピュータはトレーサビリ
ティデータが書き込まれたを補助記憶装置に記憶する。
【００１５】物品が移動して、管理地点Ｉ（１≦Ｉ≦
Ｎ）の近傍を通過すると、その管理地点Ｉに置かれてい
るトレーサビリティデータ読込み手段が、その物品を包
装している追跡機能搭載パッケージが備える非接触シン
グルチップからトレーサビリティデータを読込み、ホス
トコンピュータに送る。ホストコンピュータは、このト
レーサビリティデータが管理地点Ｉから送られた旨を、
補助記憶装置に記憶する。
Ｎ）の近傍を通過すると、その管理地点Ｉに置かれてい
るトレーサビリティデータ読込み手段が、その物品を包
装している追跡機能搭載パッケージが備える非接触シン
グルチップからトレーサビリティデータを読込み、ホス
トコンピュータに送る。ホストコンピュータは、このト
レーサビリティデータが管理地点Ｉから送られた旨を、
補助記憶装置に記憶する。
【００１６】従って、補助記憶装置に記憶されたトレー
サビリティデータを見れば、どの物品がどこの管理地点
まで通過したかがリアルタイムで分かる。また、トレー
サビリティデータを、物品の種別や管理地点を通過した
日時などの単位で集計すれば、その集計単位で物品の移
動の状況、すなわち物流の状況がリアルタイムで分か
る。このように、補助記憶装置に記憶されたトレーサビ
リティデータを利用すれば、物流の状況をリアルタイム
で適確に把握することが可能になる。
サビリティデータを見れば、どの物品がどこの管理地点
まで通過したかがリアルタイムで分かる。また、トレー
サビリティデータを、物品の種別や管理地点を通過した
日時などの単位で集計すれば、その集計単位で物品の移
動の状況、すなわち物流の状況がリアルタイムで分か
る。このように、補助記憶装置に記憶されたトレーサビ
リティデータを利用すれば、物流の状況をリアルタイム
で適確に把握することが可能になる。
【００１７】尚、図１及び図２では、物品が、すべての
管理地点Ｉ（１≦Ｉ≦Ｎ）を順に通過するように記載し
てあるが、これは説明を簡便にするためであって、工場
から複数の問屋を経て複数の小売店に商品が流通され、
工場、問屋、小売店それぞれに管理地点を置く場合のよ
うに、各物品がそれぞれ一部の管理地点だけを通過する
場合であっても良い。また、複数のトレーサビリティ書
込み手段を用いて、複数の物品それぞれにある非接触シ
ングルチップに同時に、トレーサビリティデータを書き
込んでも良い。
管理地点Ｉ（１≦Ｉ≦Ｎ）を順に通過するように記載し
てあるが、これは説明を簡便にするためであって、工場
から複数の問屋を経て複数の小売店に商品が流通され、
工場、問屋、小売店それぞれに管理地点を置く場合のよ
うに、各物品がそれぞれ一部の管理地点だけを通過する
場合であっても良い。また、複数のトレーサビリティ書
込み手段を用いて、複数の物品それぞれにある非接触シ
ングルチップに同時に、トレーサビリティデータを書き
込んでも良い。
【００１８】
【実施例】以下、製造業者から消費者までの商品の物的
流通である販売物流に本発明を適用した実施例を説明す
ることで、本発明の実施の形態をより詳細に説明する。
流通である販売物流に本発明を適用した実施例を説明す
ることで、本発明の実施の形態をより詳細に説明する。
【００１９】本実施例は、図３に示すように、工場の包
装現場で製品が追加機能搭載パッケージで包装されて商
品として倉庫に出荷され、その商品が更に小売店に運ば
れ店頭で消費者に販売される。図３では、倉庫が１つ、
小売店も１つしか描かれていないが、これは説明を簡便
にするためであって、工場から複数の倉庫を経て複数の
小売店に商品が流通して良い。また、工場そのものも複
数あっても良い。
装現場で製品が追加機能搭載パッケージで包装されて商
品として倉庫に出荷され、その商品が更に小売店に運ば
れ店頭で消費者に販売される。図３では、倉庫が１つ、
小売店も１つしか描かれていないが、これは説明を簡便
にするためであって、工場から複数の倉庫を経て複数の
小売店に商品が流通して良い。また、工場そのものも複
数あっても良い。
【００２０】トレーサビリティデータ書込み手段は、工
場の包装現場に置かれ、製品が追跡機能搭載パッケージ
で包装されて商品になったとき、その商品を包装してい
る追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチッ
プに、トレーサビリティデータを書き込む。その直後、
同じく工場の包装現場に置かれているトレーサビリティ
読込み手段１は、そのトレーサビリティデータを読込
み、製造場所、製造機種、製造日時などの製造情報とと
もに、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコ
ンピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリ
ティデータ及び製造情報を記憶するとともに、トレーサ
ビリティデータ及び製造情報に基いて、製造数量などの
２次的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶す
る。
場の包装現場に置かれ、製品が追跡機能搭載パッケージ
で包装されて商品になったとき、その商品を包装してい
る追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチッ
プに、トレーサビリティデータを書き込む。その直後、
同じく工場の包装現場に置かれているトレーサビリティ
読込み手段１は、そのトレーサビリティデータを読込
み、製造場所、製造機種、製造日時などの製造情報とと
もに、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコ
ンピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリ
ティデータ及び製造情報を記憶するとともに、トレーサ
ビリティデータ及び製造情報に基いて、製造数量などの
２次的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶す
る。
【００２１】トレーサビリティデータ読込み手段２は、
工場の出荷口に置かれ、商品が工場から出荷されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、出荷日などの出荷情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び出荷情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び出荷情報に基いて、出荷量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。ま
たホストコンピュータは、製造数量と出荷量から工場の
商品在庫を計算し、これを補助記憶に記憶する。
工場の出荷口に置かれ、商品が工場から出荷されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、出荷日などの出荷情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び出荷情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び出荷情報に基いて、出荷量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。ま
たホストコンピュータは、製造数量と出荷量から工場の
商品在庫を計算し、これを補助記憶に記憶する。
【００２２】トレーサビリティデータ読込み手段３は、
倉庫の入庫口に置かれ、商品が倉庫に入庫されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、入庫日などの入庫情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び入庫情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び入庫情報に基いて、入庫量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。
倉庫の入庫口に置かれ、商品が倉庫に入庫されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、入庫日などの入庫情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び入庫情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び入庫情報に基いて、入庫量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。
【００２３】トレーサビリティデータ読込み手段４は、
倉庫の出庫口に置かれ、商品が倉庫から出庫されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、出庫日などの出庫情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び出庫情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び出庫情報に基いて、出庫量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。ま
た、ホストコンピュータは、入庫量と出庫量から倉庫の
商品在庫を計算して、これを補助記憶装置に記憶する。
倉庫の出庫口に置かれ、商品が倉庫から出庫されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、出庫日などの出庫情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び出庫情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び出庫情報に基いて、出庫量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。ま
た、ホストコンピュータは、入庫量と出庫量から倉庫の
商品在庫を計算して、これを補助記憶装置に記憶する。
【００２４】トレーサビリティデータ読込み手段５は、
小売店の入荷口に置かれ、商品が小売店に入荷されると
きに、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージ
が備える非接触シングルチップに記憶されているトレー
サビリティデータを読込み、入荷日などの入荷情報とと
もに、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコ
ンピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリ
ティデータ及び入荷情報を記憶するとともに、トレーサ
ビリティデータ及び入荷情報に基いて、入荷量などの２
次的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。
小売店の入荷口に置かれ、商品が小売店に入荷されると
きに、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージ
が備える非接触シングルチップに記憶されているトレー
サビリティデータを読込み、入荷日などの入荷情報とと
もに、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコ
ンピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリ
ティデータ及び入荷情報を記憶するとともに、トレーサ
ビリティデータ及び入荷情報に基いて、入荷量などの２
次的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。
【００２５】トレーサビリティデータ読込み手段６は、
小売店の店頭に置かれ、商品が消費者に販売されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、販売日などの販売情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び販売情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び販売情報に基いて、販売量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。ま
た、ホストコンピュータは、入荷量と販売量から小売店
の商品在庫を計算して、これを補助記憶装置に記憶す
る。
小売店の店頭に置かれ、商品が消費者に販売されるとき
に、その商品を包装している追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップに記憶されているトレーサ
ビリティデータを読込み、販売日などの販売情報ととも
に、通信回線を介して物流監視手段が備えるホストコン
ピュータに送る。ホストコンピュータはトレーサビリテ
ィデータ及び販売情報を記憶するとともに、トレーサビ
リティデータ及び販売情報に基いて、販売量などの２次
的な情報を計算し、これも補助記憶装置に記憶する。ま
た、ホストコンピュータは、入荷量と販売量から小売店
の商品在庫を計算して、これを補助記憶装置に記憶す
る。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明には、物流の状況をリアルタイムで適確に把握できる
という効果がある。
明には、物流の状況をリアルタイムで適確に把握できる
という効果がある。
【００２７】また、本発明は、非接触シングルチップを
使っているので、各管理地点を物品が通過すれば、自動
的にその物品がその管理地点を通過したことが検知さ
れ、物流作業者の負担を掛けることがないとう効果もあ
る。
使っているので、各管理地点を物品が通過すれば、自動
的にその物品がその管理地点を通過したことが検知さ
れ、物流作業者の負担を掛けることがないとう効果もあ
る。
【図１】本発明の物流追跡システムの１構成例。
【図２】本発明の物流追跡システムの１構成例。
【図３】本発明を販売物流に適用した実施例。
１…トレーサビリティデータ読込み手段 ２…トレーサビリティデータ読込み手段 ３…トレーサビリティデータ読込み手段 ４…トレーサビリティデータ読込み手段 ５…トレーサビリティデータ読込み手段 ６…トレーサビリティデータ読込み手段
Claims (5)
- 【請求項１】無線によって外部からトレーサビリティデ
ータが書き込まれかつ読み取られる記憶手段である非接
触シングルチップを備え、物品を包装する包装体である
ことを特徴とする追跡機能搭載パッケージ。 - 【請求項２】トレーサビリティデータ書込み手段と、 トレーサビリティデータ読込み手段と、 トレーサビリティデータ読込み手段と通信回線を介して
接続されている物流監視手段とを備え、 トレーサビリティデータ書込み手段は、物品を包装した
追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップ
にトレーサビリティデータを無線で書込み、 トレーサビリティ読込み手段は、１つ又は複数の管理地
点に配置され、物品が管理地点を通過する度に、物品を
包装した追跡機能搭載パッケージが備える非接触シング
ルチップに記憶されたトレーサビリティデータを無線で
読込むとともに、このトレーサビリティデータを通信回
線を介して物流監視手段に送り、 物流監視手段は、通信回線を介してトレーサビリティデ
ータ読込み手段から送られてきたトレーサビリティデー
タを受け取って記憶し、これら記憶されたトレーサビリ
ティデータを利用することにより物流の状況を把握す
る、 ことを特徴とする物流追跡システム。 - 【請求項３】トレーサビリティデータ書込み手段と、 トレーサビリティデータ読込み手段と、 トレーサビリティデータ書込み手段及びトレーサビリテ
ィデータ読込み手段と通信回線を介して接続されている
物流監視手段とを備え、 トレーサビリティデータ書込み手段は、物品を包装した
追跡機能搭載パッケージが備える非接触シングルチップ
にトレーサビリティデータを無線で書き込むとともに、
このトレーサビリティデータを通信回線を介して物流監
視手段に送り、 トレーサビリティ読込み手段は、１つ又は複数の管理地
点に配置され、物品が管理地点を通過する度に、物品を
包装した追跡機能搭載パッケージが備える非接触シング
ルチップに記憶されたトレーサビリティデータを無線で
読込むとともに、このトレーサビリティデータを通信回
線を介して物流監視手段に送り、 前記物流監視手段は、通信回線を介してトレーサビリテ
ィデータ書込み手段から送られてきたトレーサビリティ
データを受け取って記憶し、同じく通信回線を介してト
レーサビリティデータ読込み手段から送られてきたトレ
ーサビリティデータを受け取って記憶し、これら記憶さ
れたトレーサビリティデータを利用することにより物流
の状況を把握する、 ことを特徴とする物流追跡システム。 - 【請求項４】物品を包装した追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップにトレーサビリティデータ
を無線で書き込み、 物品が管理地点を通過する度に、物品を包装した追跡機
能搭載パッケージが備える非接触シングルチップに記憶
されたトレーサビリティデータを無線で読込むととも
に、このトレーサビリティデータを通信回線を介して記
憶し、 これら記憶されたトレーサビリティデータを利用するこ
とにより物流の状況を把握する、 ことを特徴とする物流追跡方法。 - 【請求項５】物品を包装した追跡機能搭載パッケージが
備える非接触シングルチップにトレーサビリティデータ
を無線で書き込むとともに、このトレーサビリティデー
タを通信回線を介して記憶し、 物品が管理地点を通過する度に、物品を包装した追跡機
能搭載パッケージが備える非接触シングルチップに記憶
されたトレーサビリティデータを無線で読込むととも
に、このトレーサビリティデータを通信回線を介して記
憶し、 これら記憶されたトレーサビリティデータを利用するこ
とにより物流の状況を把握する、 ことを特徴とする物流追跡方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3623099A JP2000233808A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3623099A JP2000233808A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233808A true JP2000233808A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12463982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3623099A Pending JP2000233808A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233808A (ja) |
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- 1999-02-15 JP JP3623099A patent/JP2000233808A/ja active Pending
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