JP2012098847A - トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法 - Google Patents

トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012098847A
JP2012098847A JP2010244893A JP2010244893A JP2012098847A JP 2012098847 A JP2012098847 A JP 2012098847A JP 2010244893 A JP2010244893 A JP 2010244893A JP 2010244893 A JP2010244893 A JP 2010244893A JP 2012098847 A JP2012098847 A JP 2012098847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trace information
product
distribution
information processing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010244893A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Terado
克実 寺戸
Takashi Taguchi
孝史 田口
Toshihiro Yamada
敏広 山田
Masafumi Okada
政文 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2010244893A priority Critical patent/JP2012098847A/ja
Publication of JP2012098847A publication Critical patent/JP2012098847A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

【課題】視覚的にわかりやすいトレース情報画面を表示することを課題とする。
【解決手段】本発明は、製品の製造と流通に関する情報であるトレース情報を処理するサーバ1(トレース情報処理装置)であって、前記製品の流通エリアごとの流通量に関する情報を格納する記憶部11と、サーバ1またはサーバ1に接続された他のコンピュータ装置の表示部に、前記製品の流通状況を表示させる際に、前記流通エリアにおける流通量が多いほど、当該流通量を示す表示を図形的に少なくとも色または大きさによって強調して表示させる制御部15と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、製品のトレース情報(製造や流通に関する情報)を表示する技術に関する。
従来から、様々な製造業界において、トレーサビリティ技術の開発や導入が進められている。例えば、食品製造業界では、特に近年、食の安心や安全への消費者要求の増大により、トレーサビリティシステムの導入が盛んに行われている。
例えば、特許文献1では、製造工場内において、特定の製品をトレースするためのID(IDentifier)情報を管理システムに入力し、そのID情報を元に特定した製品の製造工程に関する設備履歴情報をガントチャートとして表示する技術について開示されている。
このような技術によれば、製品のID情報を用いることで、その製品についての原料の入荷日、製品番号、製品コード、製品名等を即座に知ることができる。
また、製品に関し、消費者からクレーム(苦情)を受けることなどによって、製造段階における事故(ミス)が事後的に判明した場合には、事故原因の特定とともに、不良品の回収を迅速に行う必要がある。
これに関し、例えば、特許文献2では、消費者リスク分散モデルに基づいて不良品の流通範囲を図示することで不良品の回収を支援する技術が開示されている。
特開2005−293274号公報 特開2006−502514号公報
従来技術では、製品の製造と流通を別々に管理しているため、不良品に関する事故原因の特定と回収を行うには、まず、製造管理データと流通管理データとをリンクさせる必要がある。しかしながら、それらのデータを自動的にリンクさせたとしても、得られたトレース情報を文字や数字で画面上に羅列するだけでは、見た目にわかりにくいという問題があった。
そこで、本発明は、前記した問題に鑑みてなされたものであって、視覚的にわかりやすいトレース情報画面を表示することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、製品の製造と流通に関する情報であるトレース情報を処理するトレース情報処理装置であって、前記製品の流通エリアごとの流通量に関する情報を格納する記憶部と、前記トレース情報処理装置または前記トレース情報処理装置に接続された他のコンピュータ装置の表示部に、前記製品の流通状況を表示させる際に、前記流通エリアにおける流通量が多いほど、当該流通量を示す表示を図形的に少なくとも色または大きさによって強調して表示させる制御部と、を有することを特徴とする。その他の特徴については後記する。
本発明によれば、視覚的にわかりやすいトレース情報画面を表示することができる。
本実施形態のトレーサビリティシステムの構成図である。 サーバの構成図である。 サーバの処理を示すフローチャートである。 (a)は事故原因工程推定用テーブル、(b)は工程間影響関係テーブル、(c)はコスト算出用テーブルである。 事故のあった工程を図形表示する画面例である。 トレース対象の製品の影響範囲を図形表示する画面例である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する。)について説明する。なお、本実施形態では、消費者からクレームのあった製品に関するトレース情報の検索と表示を行う場合を例にとって説明する。
図1に示すように、トレーサビリティシステム1000は、サーバ1(トレース情報処理装置)、クライアントコンピュータ2、バーコードリーダ3、IC(Integrated Circuit)タグリーダライタ4、計量器5、センサ6および拠点用クライアントコンピュータ7を備えて構成される。
サーバ1は、クライアントコンピュータ2、バーコードリーダ3、ICタグリーダライタ4、計量器5およびセンサ6とLAN(Local Area Network)などの工場内ネットワーク8で接続され、流通拠点に設置された拠点用クライアントコンピュータ7と専用線や公衆回線などの広域ネットワーク9で接続される。
サーバ1は、コンピュータ装置であり、情報を記憶する記憶部11、キーボードやマウスなどからなる入力部12、液晶表示機などからなる表示部13、通信ポートなどからなる通信部14、および、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどからなる制御部15を備える。記憶部11は、OS(Operating System)111、各種情報を格納するデータベース112、動作プログラムなどからなるアプリケーション113を記憶する。
クライアントコンピュータ2、バーコードリーダ3、ICタグリーダライタ4、計量器5およびセンサ6は、各々のデータ入力エリアや製造工場や流通拠点などに配備される。
クライアントコンピュータ2は、コンピュータ装置であり、情報を記憶する記憶部21、キーボードやマウスなどからなる入力部22、液晶表示機などからなる表示部23、通信ポートなどからなる通信部24、および、CPUやメモリなどからなる制御部25を備える。記憶部21は、OS211、ブラウザ212などを記憶する。
バーコードリーダ3は、製品、部材、原材料が収容された容器などに貼付されたバーコードの情報を読み取る装置である。
ICタグリーダライタ4は、製品、部材、原材料が収容された容器などに貼付され、所定のID情報などを格納するICタグ41に対して、情報の読み書きを行う。
計量器5は、製品、原材料などの数や量を計測する装置である。
センサ6は、原材料の投入量や混合率、設備の温度、湿度、圧力、流量等の環境データを取得する測定器である。
サーバ1は、クライアントコンピュータ2、バーコードリーダ3、ICタグリーダライタ4、計量器5およびセンサ6から、製造に関係する様々なアイテム(原材料、部材、製品など)のID情報、使用量、製造量等を自動で読取り、または、作業者などにより入力されたそれらのデータを取得することにより、各種データを蓄積し、必要に応じてトレース情報を検索し、視覚的にわかりやすく表示する。
拠点用クライアントコンピュータ7は、コンピュータ装置であり、情報を記憶する記憶部71、キーボードやマウスなどからなる入力部72、液晶表示機などからなる表示部73、通信ポートなどからなる通信部74、および、CPUやメモリなどからなる制御部75を備える。記憶部71は、OS711、ブラウザ712などを記憶する。拠点用クライアントコンピュータ7は、各流通拠点や支店等に配備され、広域ネットワーク9を介して接続されたサーバ1からデータを取得したり、そのデータを元にトレース情報を検索したりすることができる。
なお、完成した製品には、製品固有の製造番号やロット番号であるID情報を格納したバーコードやICタグ41を貼付する。そして、バーコードリーダ3やICタグリーダライタ4による読取りや、サーバ1での手動入力によって、製品のID情報と出荷先情報を紐付けしてサーバ1に蓄積することにより、製品出荷後のトレースも可能とする。これにより、製品の消費者からクレーム等があった場合に、ID情報をキーにしてその製品のトレースをすることができる。
次に、図2を参照して、サーバ1の構成と動作について説明する。ここでは、サーバ1がクライアントコンピュータ2からの要求により検索して取得したトレース情報をクライアントコンピュータ2に表示させる場合を例にとって説明する。
図2に示すように、サーバ1において、通信部14は、クライアント要求受信部141とクライアント送信部142とを備えている。制御部15は、要求処理解析処理部151、表示座標・出荷範囲決定処理部152、検索結果表示処理部153、出荷履歴取得部154、損失量計算処理部155およびクライアント送信処理部156を備えている。
クライアント要求受信部141は、クライアントコンピュータ2、バーコードリーダ3、ICタグリーダライタ4、センサ6などから、製造・管理、登録された製品等のアイテムのID情報等のデータを受信する。
そのデータは、要求処理解析処理部151を介して記憶部11と表示座標・出荷範囲決定処理部152に送信される。
記憶部11のデータベース112に入力されたデータは、出荷履歴取得部154に送信され、出荷履歴取得部154はそのデータの出荷(払出)履歴情報を検索する。該当データがあれば、出荷履歴取得部154は、そのデータを、記憶部11を介して表示座標・出荷範囲決定処理部152および損失量計算処理部155に送信する。該当するデータが無い場合は、出荷履歴取得部154は、表示座標・出荷範囲決定処理部152および損失量計算処理部155へ該当データが無い旨を通知する。
表示座標・出荷範囲決定処理部152および損失量計算処理部155において処理された結果は、検索結果表示処理部153に送信される。
検索結果表示処理部153は、その結果を表示部13に表示させることもできるし、クライアント送信処理部156およびクライアント送信部142を介してクライアントコンピュータ2に送信することもできる。その結果を受信したクライアントコンピュータ2は、表示部23にその結果を表示することができる。
また、検索結果表示処理部153は、その結果を、クライアント送信処理部156およびクライアント送信部142を介して拠点用クライアントコンピュータ7に送信することもできる。その結果を受信した拠点用クライアントコンピュータ7は、表示部73にその結果を表示することができる。つまり、製造工場に配備されたクライアントコンピュータ2だけでなく、流通拠点や支店等に配備された拠点用クライアントコンピュータ7でそのようなトレース情報の検索や表示を行うことができるため、消費者からのクレームや問合せに対して迅速に対応することが可能となる。
表示座標・出荷範囲決定処理部152の処理について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、クライアントコンピュータ2から検索要求を受けたサーバ1において、表示座標・出荷範囲決定処理部152は、記憶部11のデータベース112から検索対象のデータの内容を受信する(ステップS1)。
次に、表示座標・出荷範囲決定処理部152は、予めユーザが設定した、事故原因工程推定用テーブル401(図4参照)(事故原因工程推定用情報)や工程間影響関係テーブル402(図4参照)(工程間影響関係情報)のデータを取得する。
次に、表示座標・出荷範囲決定処理部152は、検索対象のデータおよびステップS2で取得したデータを元に、影響範囲の分析を行う(ステップS3)。具体的には、事故原因と考えられる工程の絞り込みや、各流通拠点や支店等への出荷量に応じた影響度合いの計算などを行う。
次に、表示座標・出荷範囲決定処理部152は、ステップS3で得られた結果を、表示部13(または表示部23や表示部73)の画面のどの位置(座標)に表示させるかを決定する(ステップS4)。
次に、表示座標・出荷範囲決定処理部152は、ステップS3で得られた結果を元に、強調表示、つまり、図形の大小、線の太さ、色などを決定する(ステップS5)。例えば、対象となる原材料の含有率や混合率が多い場合は、表示する線を太く表現したり、影響範囲表示を他より大きく表現したりする。また、逆に含有率や混合率が少ない場合は、表示する線を細く表現したり、影響範囲表示を他より小さく表現したりする。
最後に、表示座標・出荷範囲決定処理部152は、ステップS5で得られた結果を検索結果表示処理部153に送信する(ステップS6)。
次に、図4を参照して、製品をトレースする際に必要となるデータの内容について説明する。これらのデータは、事故原因の推定や、不良品の影響範囲の特定や、損失量の算出に使用されるもので、予めユーザによって実験やシミュレーションの結果に基づいて作成され、データベース112に登録される。
図4(a)に示すように、事故原因工程推定用テーブル401は、事故内容に対して、どの工程で事故があったのかの推定の目安となる度合いを、0〜1の範囲の数値で表した情報を格納するテーブルである。最左列が事故内容を表し、最上行が工程を表している。
なお、「0」は事故原因である可能性がまったくないことを示し、「1」は事故原因である可能性が確実であることを示す。例えば、事故内容が「変色している。」の場合、事故原因がA工程である可能性の度合いは「0.2」、事故原因がB工程である可能性の度合いは「0.5」である。
そして、例えば、事故内容が1つの場合は、前記した度合い(推定値)が一番大きい工程を事故原因の工程と推定することができる。また、事故内容が2つ以上の場合は、例えば、前記した度合いの和が一番大きい工程を事故原因の工程と推定することができる。また、前記した度合いや度合いの和が所定値(第1所定値)以上の工程を事故原因の工程と推定してもよい。このようにして、事故原因工程推定用テーブル401を用いることで、消費者から製品に関するクレームを受けた場合に、その事故内容から、事故原因となった工程を推定することができる。
図4(b)に示すように、工程間影響関係テーブル402は、ある工程における事故(ミス)が、それ以降の各工程に影響する度合いを、0〜1の範囲の数値で表した情報を格納するテーブルである。最左列の工程が対象となる工程であり、最上行の工程が影響を受ける工程である。
なお、「0」は影響がまったくないことを示し、「1」は影響が必ずあることを示す。例えば、対象がA工程である場合、B工程は「0.7」の度合いで影響を受けるが、C工程は「0」であり影響を受けないことがわかる。また、影響する度合いが所定値(第2所定値)よりも大きい工程を、「影響がある」と判定してもよい。
図4(c)に示すように、コスト算出用テーブル403(コスト算出用情報)は、製品、原材料、人件費の単価の情報を格納するテーブルである。このように、各単価の情報を格納しておけば、例えば、不良品が発生した場合に、それぞれの単価と数量の積の総和を計算することで、コスト(損失量)を算出することができる。
例えば、消費者からのクレームにより、100個の製品Aが不良品と発覚して回収および廃棄された場合、使用された原材料1と原材料2の費用が単価×10で、かかった人件費が人件費1の単価×2であったとすると、損失金額は、
2500(製品Aの単価)×100(個)+
200(原材料1の単価)×10+
150(原材料2の単価)×10+
6000(人件費1の単価)×2=
265,500(円)
となる。
次に、図5を参照して、拠点用クライアントコンピュータ7の表示部73(または表示部13や表示部23)に表示される画面例について説明する。
図5に示すように、表示部73の上部には、クレーム受入BOXが表示される。ここでは、90日間で40件のクレームがあったことを示している。また、クレーム受入BOXでは、個別のクレームごとに、日付、場所、対象製品が表示される。例えば、「2010/05/03」、「東京都」、「肉団子」というクレームは、2010年5月7日に東京都から肉団子に関するクレームが消費者からあったことを示す。
いずれかのクレームを選択して、右側の「分析」のボタンをクリックすると、そのクレームに関するトレースが開始される。トレースに用いられるデータは、アイテムのID情報、使用量、製造量などである。
トレースによる分析結果が、表示部73の下部に表示されている。下部左方には、クレーム対象製品である肉団子を構成する「たれ」と「団子」の原材料について、原材料名(「醤油」など)、使用量(「50kg」など)、仕入先(「A商店」など)、その原材料のID情報(「10203」など)が表示される。
なお、たれの原材料としては、「醤油」と「片栗粉」のほかに、例えば、「ケチャップ」、「砂糖」、「その他の調味料」、「水」なども考えられるが、ここではそれらの表記を省略している。また、団子の原材料としては、「ひき肉」と「砂糖」のほかに、例えば、「卵」、「片栗粉」なども考えられるが、ここではそれらの表記を省略している。
表示部73の下部右方には、肉団子の製造工程が表示されている。たれの製造工程は、「計量」、「混合」および「加熱」から構成される。団子の製造工程は、「計量」、「混合」、「成型」、「揚げ」、「検査1」、「絡め」、「検査2」および「梱包」から構成される。なお、「成型」以降は、ラインA,BおよびCの3ラインに分かれる。
ここでは、トレースによる分析結果として、クレームの要因(事故原因)となった工程がラインCの「揚げ」であった場合として、その部分の色を他と異ならせて表示している。また、同時に、該当する製品のロット数を、その右方に表示する。ここでは、該当する製品として、工場の在庫が300ロットあり、出荷済みが1800ロットあることを、100ロットあたり1つの箱の絵とともに表示している。
また、表示部73の右下の「影響範囲画面へ」のボタンをクリックすると、対象製品の影響範囲を示す画面に遷移する。図6を参照して、その画面例について説明する。
表示部73の上部に表示されるクレーム受入BOXについては、図5の場合と同じなので、説明を省略する。
表示部73の下部左方には、クレーム対象製品である肉団子を製造するときに使用した原材料と設備が、チェック印で示されている。ここでは、原材料として「醤油」、「片栗粉」、「ひき肉」、「砂糖」などが使用され、設備として「フライヤ」(「揚げ」に使用する設備)が使用されたことが示されている。
表示部73の下部中央には、出荷地域が表示されている。ここでは、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の各地方について、クレーム対象製品の出荷量に応じた大きさの円とチェック印(出荷量ゼロだと付かない。)で表示している。これを見た人は、クレーム対象製品の各地方への出荷量を一目で把握することができる。
また、表示部73の下部右方には、クレーム対象製品に該当するロット(該当ロット)と、関係他製品の情報(商品名とロット数)が表示される。関係他製品は、該当する原材料によって製造された製品のうち、クレーム対象製品以外の製品を指す。
また、表示部73の最下部には、設備稼働日数と、設備が「肉団子混合」のためのものであることと、原材料残存率が表示されている。
このように、本実施形態のトレーサビリティシステム1000によれば、出荷先(流通エリア)における流通量が多いほど、当該流通量を示す表示を図形的に少なくとも色または大きさによって強調して表示することで、視覚的にわかりやすいトレース情報画面を表示することができる。
また、事故原因工程推定用テーブルを用いることで、クレームがあった場合に、事故があったと推定される工程を他の工程と識別可能に図形表示することができる。
また、不良品の出荷先ごとの出荷量やその原材料やその事故原因となった工程などの早期特定により、不良品の回収作業などの対応に早期に着手することができ、また、回収にかかる費用の算出や低減ができるため、コストを含めた全体計画を早期に策定することが可能となる。
以上で本実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
例えば、工程間影響関係テーブルを用いることで、クレームがあった場合に、事故があったと推定される工程によって影響を受ける工程を、図形の色や大きさの違いなどで、他の工程と識別可能に図形表示することができる。
また、コスト算出用テーブルを用いることで、クレームがあった場合に、不良品によって発生する製品や原料の回収、廃棄等に伴うコスト(損失量)を算出し、表示することができる。その際、例えば、地域ごとにそのコストの大きさに応じた図形表示をすることで、地域ごとのコストの大きさを視覚的にわかりやすく表示することができる。
その他、ハードウェアやフローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 サーバ
2 クライアントコンピュータ
3 バーコードリーダ
4 ICタグリーダライタ
5 計量器
6 センサ
7 拠点用クライアントコンピュータ
8 工場内ネットワーク
9 広域ネットワーク
11 記憶部
12 入力部
13 表示部
14 通信部
15 制御部
21 記憶部
22 入力部
23 表示部
24 通信部
25 制御部
41 ICタグ
71 記憶部
72 入力部
73 表示部
74 通信部
75 制御部
401 事故原因工程推定用テーブル
402 工程間影響関係テーブル
403 コスト算出用テーブル
1000 トレーサビリティシステム

Claims (5)

  1. 製品の製造と流通に関する情報であるトレース情報を処理するトレース情報処理装置であって、
    前記製品の流通エリアごとの流通量に関する情報を格納する記憶部と、
    前記トレース情報処理装置または前記トレース情報処理装置に接続された他のコンピュータ装置の表示部に、前記製品の流通状況を表示させる際に、前記流通エリアにおける流通量が多いほど、当該流通量を示す表示を図形的に少なくとも色または大きさによって強調して表示させる制御部と、
    を有することを特徴とするトレース情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、前記製品の不良品についての複数の事故内容と、事故内容ごとに対応し、前記製造における工程ごとに、事故原因であった可能性の大きさを示す推定値を格納する事故原因工程推定用情報を、さらに記憶しており、
    前記制御部は、前記製品に関して、事故内容に関する情報を受け付けた場合、前記事故原因工程推定用情報を参照し、当該事故内容に対応する前記推定値が第1所定値以上の工程を、図形的に少なくとも色または大きさの違いによって他の工程と識別可能に前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のトレース情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記製造について、工程ごとに、当該工程での事故が以降の各工程に影響する度合いを格納する工程間影響関係情報を、さらに記憶しており、
    前記制御部は、前記工程間影響関係情報を参照し、前記推定値が前記第1所定値以上の工程、および、当該工程以降の工程のうち、前記影響する度合いが第2所定値よりも大きい工程を、図形的に少なくとも色または大きさの違いによって他の工程と識別可能に前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のトレース情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記製品に関して、少なくとも、前記製品の単価、原材料の単価、人件費の単価を含む情報を格納するコスト算出用情報を、さらに記憶しており、
    前記制御部は、前記コスト算出用情報を参照し、前記不良品によって発生するコストを前記流通エリアごとに算出し、前記流通エリアにおけるコストが多いほど、当該コストを示す表示を図形的に少なくとも色または大きさによって強調して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のトレース情報処理装置。
  5. 製品の製造と流通に関する情報であるトレース情報を処理するトレース情報処理装置によるトレース情報処理方法であって、
    前記トレース情報処理装置は、前記製品の流通エリアごとの流通量に関する情報を格納する記憶部と、制御部と、を備えており、
    前記制御部は、前記トレース情報処理装置または前記トレース情報処理装置に接続された他のコンピュータ装置の表示部に、前記製品の流通状況を表示させる際に、前記流通エリアにおける流通量が多いほど、当該流通量を示す表示を図形的に少なくとも色または大きさによって強調して表示させる
    ことを特徴とするトレース情報処理方法。
JP2010244893A 2010-11-01 2010-11-01 トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法 Pending JP2012098847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010244893A JP2012098847A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010244893A JP2012098847A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012098847A true JP2012098847A (ja) 2012-05-24

Family

ID=46390693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010244893A Pending JP2012098847A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012098847A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233808A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Toppan Printing Co Ltd 追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法
JP2007242001A (ja) * 2006-02-08 2007-09-20 Hitachi Ltd 地域再資源化特性を考慮した製品設計支援方法、および製品設計支援システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000233808A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Toppan Printing Co Ltd 追跡機能搭載パッケージ及び物流追跡システム並びに方法
JP2007242001A (ja) * 2006-02-08 2007-09-20 Hitachi Ltd 地域再資源化特性を考慮した製品設計支援方法、および製品設計支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2866110A2 (en) Line management in manufacturing execution system
JP5642490B2 (ja) 履歴情報管理システム、履歴情報管理サーバ、及び履歴情報管理プログラム
JP5080028B2 (ja) 物品アクセス管理システム
CN106952102A (zh) 一种食用油电子溯源系统
CN104067232B (zh) 基于时间的设备传感器数据与基于物质的计量统计过程控制数据的双向关联及图形化取得
TW201437914A (zh) 具真實及虛擬資料之可視性的使用者介面
JP2017208063A (ja) 農産物トレーサビリティシステム
US20190304587A1 (en) Nutrition performance scorecard and automated shopping list
JP2006227862A (ja) 生鮮商品の生産管理システム、データ管理装置、および生鮮商品の生産管理システムにおける不整合情報生成方法
JP6531820B2 (ja) 推定器可視化システム
JP6052362B1 (ja) 表示装置、管理装置、管理システム及びプログラム
JP2012098847A (ja) トレース情報処理装置およびトレース情報処理方法
JP4855326B2 (ja) コード管理システム、及びコード管理方法
JP2007233518A (ja) サーバ装置および制御プログラム
JP2018067092A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP6274471B1 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
TW201743058A (zh) 食品安全雲端系統及其追蹤方法
JP5108360B2 (ja) コード管理システム、及びコード管理方法
JP5975161B1 (ja) 表示装置、管理装置、管理システム及びプログラム
JP5426630B2 (ja) 測定履歴管理装置、システム、方法及びプログラム
JP6052363B1 (ja) 表示装置、管理装置、管理システム及びプログラム
JP4836669B2 (ja) 工場識別情報管理システム、及び工場識別情報管理方法
JP2009181273A (ja) 商品評価情報管理サーバ、及び商品評価情報管理システム
JP5347305B2 (ja) 食品衛生管理システム、サーバ、プログラム
JP2017057072A (ja) 端末装置、管理装置、管理システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140218