JP2000233788A - 自転車用インジケータホルダ及びインジケータ組立体 - Google Patents

自転車用インジケータホルダ及びインジケータ組立体

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JP2000233788A JP2000037993A JP2000037993A JP2000233788A JP 2000233788 A JP2000233788 A JP 2000233788A JP 2000037993 A JP2000037993 A JP 2000037993A JP 2000037993 A JP2000037993 A JP 2000037993A JP 2000233788 A JP2000233788 A JP 2000233788A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも2つのギアインジケータを保持す
るギアインジケータホルダを提供することにある。 【解決手段】 このインジケータホルダ23は、自転車
10の一部に連結される取付部121と、少なくとも2
つのインジケータ21a,21bを調節可能に支持する
少なくとも2つ連結部材125,125を含む支持部1
22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用変速操作
装置、特に、自転車のフロントまたはリアギアの位置を
示すよう、自転車の変速機系統の一部に作用するように
連結されるギアインジケータを有する変速操作装置に関
する。
【0002】
【従来技術】自転車は、移動手段としてだけではなく、
レクリエーションの一形態としても徐々に人気が高まっ
てきている。また、自転車競技は、非常に人気のある競
技となった。自転車がレクリエーション用、移動用また
は競技用のいずれに使用されるかを問わず、自転車業界
ではたびたび自転車部品が改良されている。特に、自転
車部品は、ハイレベルなパフォーマンスを維持する一方
で、絶えずより軽くより少なくなってきている。過去数
年にわたり広範囲に設計し直されてきた自転車の部品と
して、自転車の変速ユニットがある。
【0003】現在市場から入手可能な変速ユニットには
多くの種類がある。変速ユニットは質及び価格において
幅広いものであるが、その質及び価格に関係なく、通常
ある種のギア位置インジケータを有している。通常、ギ
ア位置インジケータは、シフトコントロールケーブルの
内部ワイヤを巻き取る、変速操作装置の巻き取り部材に
設けられている。このため、乗り手は、現在のギア位置
を決定するために、ハンドルバーの握り部の方を見なけ
ればならなず、非常に不便である。このような変速ユニ
ットの一例は、Naganoの米国特許第5,052,241号及びKaw
akamiの第5,458,018号に開示されている。
【0004】これに応じて、ギアインジケータは、自転
車の中心部に取付られたものが開発されており、現在の
ギア位置を決定するのに乗り手が道から目を離す必要が
ないようになっている。自転車の中心部に取付られたギ
アインジケータまたはギアディスプレイの実例は、Cohe
nの米国特許第3,524,979号及びKundの第5,178,033号に
開示されている。自転車の中心部に取り付けられたイン
ジケータの他の実例は、日本の実用新案登録公報第60-2
3273号に開示されており、上部水平フレームチューブに
取付けられ、インジケータがハンドルバーの中心部に取
付られたシフタが開示されている。
【0005】ハンドルバーの中心部に取付られたギアイ
ンジケータの他の実例は、シマノ株式会社のヨーロッパ
特許第0629860号に開示されている。この特許には、ハ
ンドルバーの中心部に取付られたディスプレイパネルが
開示されている。このギアインジケータ装置は非常に優
れたものであるが高価である。また、このインジケータ
はある条件では装着するのが困難な場合がある。具体的
には、両方の変速操作装置は単一のインジケータハウジ
ングに連結されているため、取付が困難になる場合があ
る。特に、取り付ける者は、まず、ハンドルバーに各変
速操作装置を取り付けなければならず、次に、インジケ
ータを取り付けなければならない。ギアインジケータに
連結されるケーブルは2本あるため、最も望ましい位置
で位置決めするのが困難になる場合がある。
【0006】上記観点から、先行技術における上述の問
題を克服する変速操作装置に対する必要性が存在する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも2つのギアインジケータを保持するギアインジケ
ータホルダを提供することにある。本発明の別の目的
は、インジケータを容易に見ることができるようハンド
ルバーの中央部に取り付けられたギアインジケータホル
ダを提供することにある。
【0008】本発明のさらに別の目的は、互いに対し独
立して移動可能な少なくとも2つのギアインジケータを
有するギアインジケータホルダを提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、設計上軽量なギアインジケ
ータホルダを提供することにある。本発明のさらに別の
目的は、通常の製造技術により比較的容易に製造するこ
とができるギアインジケータを提供することにある。
【0009】またさらに、本発明の別の目的は、比較的
安価に製造できるギアインジケータを提供することにあ
る。本発明の別の目的は、上述の先行技術の問題点を克
服する自転車用インジケータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一見地に係る自
転車用インジケータホルダは、独立して移動可能な少な
くとも2つのインジケータを移動自在に保持する。イン
ジケータホルダは、基本的に、自転車の一部に連結され
る取付部と、少なくとも2つのインジケータを調節可能
に支持する少なくとも2つの連結部材を含む支持部とを
備えている。
【0011】本発明の別の見地に係る自転車用インジケ
ータ組立体は、第1インジケータと、第2インジケータ
と、インジケータホルダとを備えている。第1インジケ
ータは、第1ハウジングと、第1ハウジングに連結され
る第1端を有する第1ケーブルと、第1ハウジングに対
し移動するよう第1ケーブルに連結された第1インジケ
ータ部材とを有している。第2インジケータは、第2ハ
ウジングと、第2ハウジングに連結される第2端を有す
る第2ケーブルと、第2ハウジングに対し移動するよう
第2ケーブルに連結された第2インジケータ部材とを有
している。インジケータホルダは、自転車の一部に連結
される取付部と、第1及び第2インジケータを支持する
少なくとも2つの連結部材を有する支持部有している。
【0012】本発明のさらに別の見地に係るインジケー
タ組立体は、自転車の一部に連結される取付部と、イン
ジケータ支持部とを有するインジケータホルダと、第1
連結部を有する第1インジケータと、第1連結部に連結
される第2連結部を有する第2インジケータとを備えて
いる。連結部材は、第1及び第2インジケータをインジ
ケータホルダの支持部に連結している。
【0013】本発明の一実施形態では、支持部は、イン
ジケータをスライド可能に支持する1対の保持スロット
を形成する少なくとも2つの連結部材を有している。他
の実施形態では、インジケータは、互いにスライド可能
に連結され、単一の保持スロット(a single retaining
slot)にスライド可能に連結されている。本発明は、
ギアインジケータを支持することに限定されず、サイク
ルコンピュータ(a cycle computer)、スピードインジ
ケータ等を支持するよう使用されてもよい。
【0014】本発明のこれらの及び他の目的、特徴、側
面及び利点は、添付の請求の範囲、本発明の好ましい実
施形態の開示とともに、以下の詳細な説明から当該技術
の専門家にとって明白となるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本発明の
第1実施形態による1対の変速ユニット11a,11b
が連結された通常の自転車10が示されている。自転車
10は、フレーム12と、ハンドルバー13と、1対の
ホイール14,14と、チェーン16を動かすための1
対のペダル15,15と、リアホイール14に搭載され
た複数のリアスプロケットに沿って平行にチェーン16
を案内するリアディレーラ17と、ボトムブラケット
(図示せず)に搭載された複数のフロントスプロケット
に沿って平行にチェーン16を案内するフロントディレ
ーラ18とを備えている。
【0016】自転車10及びその種々の部品は、変速ユ
ニット11a,11bを除いて、先行技術でよく知られ
ているものである。したがって、自転車10及びその種
々の部品は、本発明に関する部品を除いて詳細な説明は
省略する。すなわち、ここでは、変速ユニット11a,
11b及びこれらに関連する部品のみ説明する。変速ユ
ニット11a,11bは、自転車10のハンドルバー1
3に堅く連結され、リアディレーラ17とフロントディ
レーラ18とに作用するように連結されている。これら
の変速ユニット11a,11bは、変速ユニット11a
が7個の変速位置を有するリアディレーラ17に作用す
るよう連結され、変速ユニット11bが3個だけのギア
変速位置を有するフロントディレーラ18に作用するよ
う連結されていることを除いて、実質的に互いに同一で
ある。もちろん、変速ユニット11a,11bは何個の
ギア変速位置を有してもよい。ギア変速位置または変速
段の数は、自転車の変速機に使用されるギア及びスプロ
ケットに依存する。すなわち、変速ユニット11aは7
段変速ユニットとして説明され、変速ユニット11bは
3段変速ユニットとして説明されているが、変速ユニッ
ト11a,11bはより多い変速段またはより少ない変
速段で構成してもよい。
【0017】ここで使用される「前方、後方、上向き、
上方、下向き、下方及び横」という語は、通常の乗車位
置での自転車のこれらの方向を指している。したがっ
て、請求の範囲において変速ユニット11a,11bを
記述するのに使用されるこれらの語は、通常の乗車位置
での自転車10に対応して解釈されるべきである。 [変速操作装置]第1実施形態 変速ユニット11aは、基本的に、第1シフトケーブル
20aを介してリアディレーラ17に作用するよう連結
された第1変速操作装置19aと、第1インジケータケ
ーブル22aにより第1変速操作装置19aに作用する
よう連結された第1ギアインジケータ21aとを含んで
いる。同様に、変速ユニット11bは、基本的に、第2
シフトケーブル20bを介してフロントディレーラ17
に作用するよう連結された第2変速操作装置19bと、
第2インジケータケーブル22bにより第2変速操作装
置19bに作用するよう連結された第2ギアインジケー
タ21bとを含んでいる。
【0018】基本的に、変速操作装置19a,19b
は、これらが鏡像体であり異なる数のギア変速ユニット
を有していることを除いて、実質的に互いに同一であ
る。好ましくは、第1変速操作装置19aは7個の変速
段を有しており、第2シフトケーブル操作装置19bは
3個の変速段を有している。同様に、第1及び第2ギア
インジケータ21a,21bは、これらが実質的に鏡像
体であり異なる数の変速段を有していることを除いて、
実質的に同一である。ギアインジケータ21a,21b
の変速段は、それぞれ、変速操作装置19a,19bに
おける変速段の数に一致している。すなわち、第1変速
操作装置19aが7個の変速段を有している場合、第1
ギアインジケータ21aは7個のギア表示位置を有して
いる。同様に、第2変速操作装置19bが3個の変速段
を有している場合、第1ギアインジケータ21bもまた
3個のギア表示位置を有している。
【0019】図2,25,26に詳細に示されるよう
に、ギアインジケータホルダ23は第1及び第2ギアイ
ンジケータ21a,21bを調節可能に支持している。
ギアインジケータホルダ23は、変速ユニット11a,
11bがハンドルバー13に容易に取り付けられるよう
設計されている。また、ギアインジケータホルダ23
は、ギアインジケータ21a,21bが自転車の垂直中
心面に実質的に垂直な方向に移動可能となるよう、ギア
インジケータ21a,21bを調節可能に支持してい
る。より具体的には、ギアインジケータホルダ23はハ
ンドルバー13の中央に隣接して搭載されるよう設計さ
れており、ギアインジケータ21a,21bは概してハ
ンドルバー13の長手方向軸に沿って移動するようスラ
イド可能に連結されている。ギアインジケータについて
以下に詳細に説明する。
【0020】変速操作装置19aと変速操作装置19b
との類似点の観点から、変速操作装置19bの詳細な説
明は省略する。変速操作装置19aの説明は、変速操作
装置19bの構造及び操作に適応される。同様に、ギア
インジケータ21bの詳細な説明は省略する。第2ギア
インジケータ21bの構造及び操作は第1ギアインジケ
ータ21aの説明から得ることができる。
【0021】図2及び図3を参照すると、変速操作装置
19aは、基本的に、取付部24と、操作部25と、巻
き取り部材26と,シフトケーブルハウジング27と、
インジケータケーブルハウジング28とを含んでいる。
変速操作装置19aは、第1ギアインジケータ21aに
作用するよう第1インジケータケーブル22aを介して
連結されている。
【0022】この実施形態の変速操作装置19aの取付
部24はまた、ブレーキレバー30の取付部でもある。
もちろん、取付部24がブレーキレバー30と別体であ
ってもよい。ブレーキレバー30は、通常の方法で、ブ
レーキ装置を制御するためのブレーキ制御ケーブルに連
結されている。好ましい実施形態では、取付部24は、
実質的に環状の締め付け部31を有しており、締め付け
部31は1対の締め付け顎部を形成する長手スプリット
を有している。締め付け部31の両締め付け顎部は、ハ
ンドルバー13に締め付け部31を堅く締めるためのフ
ァスナ(図示せず)により連結されている。取付部24
は、当該技術において比較的一般的であるため、詳細な
説明は省略する。
【0023】取付部24は、好ましくは、巻き取り部材
26を回転自在に搭載するための回動支持軸(図示せ
ず)を有している。回動支持軸は、ファスナ(図示せ
ず)に挿通されるための挿通孔を有する自由端を有して
いる。取付部24と巻き取り部材26とを精密に連結す
ることは、本発明では重要ではなく、取付部24と巻き
取り部材26との連結の詳細な説明は省略する。
【0024】この実施形態では、操作部25は、巻き取
り部材26に堅く連結されるレバーの一形態とされてい
る。乗り手が操作部25を押すと、操作部25が回動す
ることにより、巻き取り部材26は操作部25とともに
回転軸Yの回りを回動する。回転軸Yの回りを操作部2
5が回動することにより、第1シフトケーブル20aは
リアディレーラ17をシフトさせるよう引っ張られ及び
/または解放される。リアディレーラ17の変速動作に
より、チェーン16はギア間を移動する。操作部25の
動きにより、インジケータケーブル22aはギアインジ
ケータ21aがチェーン16の現在のギア位置を表示す
るよう解放されまたは引っ張られる。
【0025】巻き取り部材26は、操作部25の動きに
より回転軸Yの回りに回転または回動するように取付部
24に回転自在に搭載されている。巻き取り部材26と
取付部24とを精密に回動軸心で連結することは、本発
明では重要ではない。したがって、この連結の詳細な説
明は省略する。また、連結は、以下の実施形態の1つと
類似してもよい。
【0026】図4〜10から最もよく分かるように、巻
き取り部材26は円筒状スプールタイプの部材であり、
軸方向に延びる中心孔34と、巻き取り周面35と、シ
フトケーブル取付部36と、インジケータケーブル取付
部37と、連結ケーブル装着部38とを有している。好
ましくは、中心孔34は、巻き取り部材26が回転軸Y
の回りに回転するよう、取付部24から外方に延びる回
動支持軸(図示せず)に回転自在に支持されている。
【0027】3つの装着部がこの実施形態で説明されて
いるが、シフトケーブル装着部36及びインジケータケ
ーブル装着部37のみがこの実施形態に必要である。ケ
ーブル装着部38は、以下に説明する本発明の他の実施
形態で利用される。巻き取り周面35は、3つの巻き取
り周溝(または逃げ)41,42,43を有している。
3つの巻き取り周溝がこの実施形態で説明されている
が、2つの巻き取り周溝のみがこの実施形態に必要であ
る。第3の巻き取り周溝は、以下に説明する他の実施形
態で利用される。溝42はインジケータケーブル22a
を受けるように、また溝41はシフトケーブル20aを
受けるようにそれぞれ形成されている。したがって、巻
き取り部材26が回転すると、インジケータケーブル2
2a及びシフトケーブル20aが巻き取り周面35の回
りに巻き取られまたは巻き取り周面35から解かれる。
【0028】図4,5,9から最もよく分かるように、
シフトケーブル装着部36は、好ましくは軸方向孔44
と外方に延びるスロット45とにより形成されている。
スロット45は巻き取り周溝41に連結されている。シ
フトケーブル装着部36は基本的に巻き取り周面35に
沿って形成されている。図4,5,8から最もよく分か
るように、インジケータケーブル装着部37は、軸方向
孔46と、巻き取り周面35に沿って巻き取り部材26
の外側に抜ける連結スロット47とにより形成されてい
る。シフトケーブル装着部36及びインジケータケーブ
ル装着部37のスロット45,47は、シフトケーブル
20aとインジケータケーブル22aとが巻き取り部材
26から実質的に平行に延びるように形成されている。
インジケータケーブル22a及びシフトケーブル20a
が巻き取り部材26及びハウジングから抜けることを説
明するのに用いられる「実質的に平行」という語は、お
よそ30°の角度で抜けるという意味に解釈されるべき
である。
【0029】図4,5,10から最もよく分かるよう
に、ケーブル装着部38は、軸方向孔48と、巻き取り
周面35に沿って巻き取り部材26の外側に抜ける連結
スロット49とにより形成されている。スロット49は
巻き取り周溝43に接続されている。スロット49は、
シフトケーブル装着部36及びインジケータケーブル装
着部37のスロット45,47から、実質的に反対方向
に延びている。
【0030】図3を参照すると、シフトケーブルハウジ
ング27及びインジケータケーブルハウジング28は取
付部24に堅く支持されている。この好ましい実施形態
によれば、シフトケーブルハウジング27及びインジケ
ータケーブルハウジング28は、ネジまたはリベット
(図示せず)のような通常のファスナを介して取付部2
4に固定される共通の外側サポートを有している。ある
いはまた、シフトケーブルハウジング27及びインジケ
ータケーブルハウジング28の外側サポートは、以下の
実施形態の1つから分かるように、取り付け部24の一
部と一体に形成可能である。
【0031】好ましくは、シフトケーブルハウジング2
7は、調節部材(またはバレル)51を受けるための挿
通孔50を有している。調節部材51は、シフトケーブ
ルハウジング27の挿通孔50内にはめ込まれており、
外側ケーシングとシフトケーブル20aの内部ワイヤと
の相対位置が、互いに対し調節可能となっている。調節
部材51は、シフトケーブル受け孔53を有している。
このシフトケーブル受け孔53は、好ましくは、4〜5
mmの直径または5mmより僅かに大きい直径のシフト
ケーブル20aを受けるよう設計されている。特に、シ
フトケーブル受け孔53は、4または5mmの直径のシ
フトケーブル20aを受けるよう設計されている。好ま
しくは、シフトケーブル受け孔53の長手方向軸は、ハ
ンドルバー13の長手方向軸に実質的に平行に延びてい
る。抵抗強化スプリング(図示せず)は、調節部材51
が不意に動くのを抑えるよう、調節部材51内に任意に
配置可能である。ケーブル調節部材51は、周知の方法
でシフトケーブル20aの内部ワイヤの張力を調節する
よう作用する。
【0032】インジケータケーブルハウジング28は、
好ましくは、調節部材55を受けるための挿通孔54を
有しており、調節部材55がインジケータケーブルハウ
ジング28に対し長手方向に調節可能となっている。イ
ンジケータケーブル受け孔56は実質的にシフトケーブ
ル受け孔53に実質的に平行であり、シフトケーブル2
0a及びインジケータ22aが、対応するケーブルハウ
ジング27,28から抜けるよう、ハンドルバー13の
長手方向軸Xに実質的に平行に延びるようになってい
る。スリット57は、インジケータケーブルハウジング
28に形成され、調節部材55がインジケータケーブル
22aに容易に装着されるようになっている。
【0033】インジケータケーブル22aは、ギアイン
ジケータ21aを操作するのみであるため、シフトケー
ブル20aより小さいケーブルで構成することができ
る。例えば、シフトケーブル20aは、好ましくは4〜
5mmの直径のケーブルであり、インジケータケーブル
22aは、好ましくは3〜4mmの直径のケーブルであ
る。すなわち、シフトケーブル20aと、シフトケーブ
ル20aより直径が僅かに小さいインジケータケーブル
22aとは、実質的に同じ直径である。
【0034】シフトケーブル20aは、好ましくは、第
1ケーブル端に堅く連結されたニップル60を有してお
り、他方のケーブル端は自由端である。一方、インジケ
ータケーブル22aは、好ましくは、第1端で堅く連結
されたニップル61(図14参照)と第2端で堅く連結
されたニップル62(図14参照)とを有している。シ
フトケーブル20aのニップル60はシフトケーブル装
着部36に連結され、シフトケーブル20aの他端はリ
アディレーラ17に連結されている。インジケータケー
ブル22aのニップル61は巻き取り部材26のインジ
ケータケーブル装着部37に連結され、ニップル62は
ギアインジケータ21aに連結されている。
【0035】第2実施形態 図11〜13を参照すると、別の変速操作装置19'は
本発明の第2実施形態により説明される。この変速操作
装置19'は、ギアインジケータホルダ23だけでなく
第1及び第2ギアインジケータ21a,21bのいずれ
か一方とも利用されるよう構成されている。この変速操
作装置19'はグリップタイプの変速機構である。特
に、グリップ(または操作部)25'を回転させると、
シフトケーブル20a及びインジケータケーブル22a
は変速ギアを解放または引っ張ることとなる。
【0036】図11を参照すると、変速操作装置19'
は、基本的に、装着部24'と、操作部25'と、巻き取
り部材26'(第1及び第2巻き取り部26a,26b
は連結ケーブル29に連結される)と、シフトケーブル
ハウジング27'と、インジケータケーブルハウジング
28'とを含んでいる。変速操作装置19'は、シフトケ
ーブル20aまたは20bを介してリアまたはフロント
ディレーラ17または18に作用するよう連結されてお
り、インジケータケーブル22aまたは22bを介して
ギアインジケータ21aまたは21bの一方に作用する
よう連結されている。変速操作装置19'は、締め付け
部65を介してハンドルバー13の外周に支持されてい
る。操作部25'は、ハンドルバー13と共軸の軸Xの
回りでの回転のために構成された、回転自在なハンドグ
リップである。巻き取り部材26'は、シフトケーブル
20aの内部ワイヤを引っ張りまたは解放し、インジケ
ータケーブル22aを介して連結ケーブル29を引っ張
り及び解放する。
【0037】図12,13は、取付部24'と、操作部
25'と、巻き取り部材26'とをより詳細に示すため
の、変速操作装置19'の部分分解図である。取付部2
4'は、変速操作装置19'をハンドルバー13に固定す
るための締め付け部65と、支持部66とを有してい
る。締め付け部65は、襟形状の締め付け部材67を含
んでおり、締め付け部65から延びる締め付けアーム
が、シフトケーブルハウジング27'及びインジケータ
ケーブルハウジング28'に連結されてハンドルバー1
3に支持されるよう構成されている。
【0038】締め付け部65はまた、取付部24'をハ
ンドルバー13の一部に固定するための、締め付けファ
スナ68と、ナット69とを含んでいる。特に、締め付
けファスナ68とナット69とを堅く締めると、締め付
け部65はハンドルバー13の一部の外周に堅く締めら
れることとなる。取付部24'はまた、概して平坦面を
有しており、ハンドルバー軸Xに対して異なる(例え
ば、垂直な)方向に向いた軸Yの回りに巻き取り部材2
6'の第1巻き取り部26aを回転自在に支持するよ
う、外方に延びる回動支持軸70を有している。
【0039】巻き取り部材26'の第1巻き取り部26
aは、ファスナ71とワッシャ72とにより回動支持軸
70に保持されている。ファスナ71は、回動支持軸7
0の端部内に形成された挿通開口部73内にねじ込まれ
ている。巻き取り部材26'の第1巻き取り部26a
は、好ましくは、図4〜10に見られる第1実施形態の
巻き取り部材26の第1巻き取り部26aと同一であ
る。したがって、巻き取り部材26'の第1巻き取り部
26aは、ここでは説明は省略する。
【0040】好ましくは、巻き取り部材26'の第1巻
き取り部26aは、軸方向に延びる中心孔34'と、巻
き取り周面35'と、シフトケーブル装着部36'とイン
ジケータケーブル装着部37'と、連結ケーブル装着部
38'とを有する円筒状スプール部材である。好ましく
は、中心孔34'は、回転軸Yの回りに回転するよう、
装着部24'から外方に延びる回動支持軸70に回転自
在に支持されている。
【0041】巻き取り周面35'は3つの巻き取り周溝
(または逃げ)41',42',43'を有している。第
3の巻き取り周溝(または逃げ)は、以下に説明される
本発明の他の実施形態で利用される。溝41'はシフト
ケーブル20aを受けるように、また溝42'はインジ
ケータケーブル22aを受けるようにそれぞれ形成され
ている。溝43'は連結ケーブル29を受けるよう設計
されている。したがって、巻き取り部材26'が回転す
ると、シフトケーブル20a,インジケータケーブル2
2a及び連結ケーブル29が巻き取り周面35'に巻き
取られまたは巻き取り周面35'から解かれることとな
る。
【0042】シフトケーブル装着部36'は、好ましく
は、巻き取り周溝41'に連結する軸方向孔及び外方に
延びるスロットにより形成されている。シフトケーブル
装着部36'は、基本的には、巻き取り周面35'に沿っ
て形成されている。インジケータケーブル装着部37'
は、軸方向孔と、巻き取り周溝42'に接続されるよう
巻き取り周面35'に沿って第1巻き取り部26aから
抜ける連結スロットとにより形成されている。シフトケ
ーブル装着部36'及びインジケータケーブル装着部3
7'のスロットは、シフトケーブル20a及びインジケ
ータケーブル22aが第1巻き取り部26aから実質的
に平行に延びるよう形成されている。第1巻き取り部2
6a及びハウジングから抜けるインジケータケーブル2
2a及びシフトケーブル20aを説明するのに用いられ
る「実質的に平行」という語は、およそ30°の角度で
抜けることを意味すると解釈されるべきである。連結ケ
ーブル装着部38'は、軸方向孔と、巻き取り周溝43'
に接続されるよう巻き取り周面35'に沿って第1巻き
取り部26aの外側に抜ける連結スロットとにより形成
されている。
【0043】図13は、巻き取り部材26'の第2巻き
取り部26b及び操作部25'のインデックス機構74
の特有の実施形態の分解図である。図11,13に示さ
れるように、巻き取り部材26'の第2巻き取り部26
bは、ハンドルバー13の軸Xの回りに回転自在に連結
されている。好ましくは、操作部25'のインデックス
機構74は、連結ケーブル29に連動して第1巻き取り
部26aを回転させる巻き取り部材26'の第2巻き取
り部26bの動きを制御するために使用される。図13
から分かるように、インデックス機構74は、好ましく
は、固定部材75と、回転自在なハンドグリップ(また
はハンドアクチュエータ)76と、中間部材77とを含
んでいる。固定部材75は、ハンドルバー13に対し相
対回転不能となるようハンドルバー13に堅く取り付け
られている。回転自在なハンドグリップ76は、固定部
材75のハンドルバー軸Xの回りに回転自在な握り突出
部を有する筒状部材である。
【0044】回転自在なハンドグリップ76は種々の形
状を有することができる。このため、ここで使用される
「筒状部材」という語は、円筒状の筒に限定されず、円
錐台形状の環状及び非環状の筒だけでなく円錐台でない
環状及び非環状筒も含んでいる。中間部材(いわゆる、
アイドル歯車)77は固定部材75と回転自在なハンド
グリップ76との両方に噛み合っており、ハンドルバー
軸Xの回りを回転可能である。中間部材77はまたハン
ドルバー軸Xに沿って移動可能である。巻き取り部材2
6'の第2巻き取り部26bは、中間部材77と係合す
るコンスタントギアの状態を維持し、これにより中間部
材77と一体回転可能である。インデックス機構74の
ような機構は当該技術で周知であり、このため詳細な説
明は省略する。
【0045】ケーブル調節バレル(または部材)51'
は、シフトケーブルハウジング27'の端部内に挿通さ
れている。ケーブル調節バレル51'はシフトケーブル
20aの外側ケーシングを受ける。ケーブル調節バレル
はシフトケーブル20'の内部ワイヤの張力を調節する
よう動く。また、シフトケーブルハウジング27'及び
インジケータケーブルハウジング28'は、取付部24'
に堅く支持されている。この好ましい実施形態によれ
ば、シフトケーブルハウジング27'及びインジケータ
ケーブルハウジング28'は、ネジまたはリベット(図
示せず)のような通常のファスナを介して取り付け部2
4'に固定される共通の外側サポートを有している。あ
るいはまた、シフトケーブルハウジング27'及びイン
ジケータケーブルハウジング28'の外側サポートは、
以下の実施形態の1つに見られるように取付部24の一
部と一体に形成されている。
【0046】好ましくは、シフトケーブルハウジング2
7'は、調節部材(またはバレル)51'を受けるための
調節部材挿通孔50'を有している。調節部材51'は、
シフトケーブルハウジング27'の挿通孔50'内にねじ
込まれており、外側ケーシングとシフトケーブル20a
の内部ワイヤとの相対位置は互いに対し調節可能となっ
ている。調節部材51'はシフトケーブル受け孔53'を
有している。このシフトケーブル受け孔53'は、好ま
しくは、4〜5mmの直径または5mmより僅かに大き
い直径の孔である。特に、シフトケーブル受け孔53'
は、4または5mmの直径のシフトケーブル20aを受
けるよう設計されている。好ましくは、シフトケーブル
受け孔53'の長手方向軸は、ハンドルバー13の長手
方向軸に実質的に平行に延びている。
【0047】インジケータケーブルハウジング28'
は、好ましくは、調節部材55'を受けるための挿通孔
(図示せず)を有しており、調節部材55'はインジケ
ータケーブルハウジング28'を受けるよう長手方向に
調節可能となっている。調節部材55'はインジケータ
受け孔56'の軸方向にねじ込まれている。インジケー
タケーブル受け孔56'はシフトケーブル受け孔53'に
実質的に平行であり、シフトケーブル20aとインジケ
ータケーブル22aとは、対応するケーブルハウジング
27',28'から抜けるようハンドルバー13の長手方
向軸Xに実質的に平行である。スリット57'は、イン
ジケータケーブルハウジング28'及び調節部材55'内
に形成されており、インジケータケーブル22aに容易
に取り付けられるようになっている。
【0048】第3実施形態 図14を参照すると、本発明による変速操作装置19''
の第3実施形態が示されている。変速操作装置19''
は、基本的に、取付部24'を含んでおり、操作部2
5''と、巻き取り部材26''と、シフトケーブルハウジ
ング27''と、インジケータケーブルハウジング28''
とを含んでいる。シフトケーブルハウジング27''とイ
ンジケータケーブルハウジング28''とは取付部24'
の一部と一体に形成されている。
【0049】第2実施形態と同様に、この変速操作装置
19''は、グリップが回転すると、ギアの変速を行うよ
うになるグリップタイプのシフタである。この変速操作
装置19''は、第1または第2ギアインジケータ21a
または21bだけでなく、ギアインジケータホルダ23
とも利用されるよう設計されている。この変速操作装置
19''は単純化されたグリップタイプの変速機構であ
る。特に、変速操作装置19''がリアディレーラ17及
びギアインジケータ21aに作用するよう連結されてい
る場合、グリップまたは操作部25''が回転すると、シ
フトケーブル20aとインジケータケーブル22aがギ
アをシフトさせるために解放されまたは引っ張られるこ
ととなる。この第3実施形態と第2実施形態との基本的
な相違は、単一の巻き取り部材26''が利用されている
ことである。この巻き取り部材26''は、変速操作装置
19''が取り付けられたハンドルバーの長手方向軸Xと
実質的に平行または同軸の長手方向軸Xの外周側に位置
している。巻き取り部材26''は、中心回動開口部3
4''がハンドルバー13を受け入れられるよう大きいこ
とを除いて、第1実施形態の巻き取り部材26と実質的
に同一である。
【0050】好ましくは、シフトケーブルハウジング2
7''は、調節部材(またはバレル)51''を受けるため
の挿通孔50''を有している。調節部材51''は、シフ
トケーブルハウジング27'の挿通孔50''内にねじ込
まれており、外側ケーシングとシフトケーブル20aの
内部ワイヤとは互いに対して調節可能となっている。調
節部材51''はシフトケーブル受け孔53''は、好まし
くは、4〜5mmの直径または5mmより僅かに大きい
直径の孔である。特に、シフトケーブル受け孔53''
は、4または5mmの直径のシフトケーブル20aを受
けるよう設計されている。好ましくは、シフトケーブル
受け孔53''の長手方向軸は、ハンドルバー13の長手
方向軸に実質的に平行である。
【0051】インジケータケーブルハウジング28'
は、好ましくは、調節部材55''を受けるための挿通孔
54''を有しており、調節部材55''はインジケータケ
ーブルハウジング28''を受けるよう長手方向に調節可
能となっている。調節部材55''は、長手方向に延びる
インジケータケーブル受け孔56''を有している。イン
ジケータケーブル受け孔56''は、シフトケーブル受け
孔53''に実質的に平行であり、シフトケーブル20a
及びインジケータケーブル22aは、対応するケーブル
ハウジング27',28'から抜けるようハンドルバー1
3の長手方向軸Xに実質的に平行になっている。スリッ
ト57''は、インジケータケーブルハウジング28''内
に形成されており、インジケータケーブル22aが調節
部材55''に容易に取り付けられるようになっている。
【0052】先の実施形態とこの実施形態との類似点の
観点から、この実施形態の詳細な説明は省略する。むし
ろ、先の実施形態及び以下の実施形態の説明はこの実施
形態の操作及び構成を理解するのに利用される。 [ギアインジケータ]第4実施形態 次に、図15〜19を参照すると、ギアインジケータ2
1aはここでより詳細に示されている。ギアインジケー
タ21aは、基本的に、ハウジング80と、インジケー
タ部材81と、ケーブルフックアダプタ82と、付勢部
材83と、1対のファスナ84,84とを含んでいる。
ハウジング80は、好ましくは、ファスナ84により互
いに連結された3つの部材で構成されている。特に、ハ
ウジング80は、ファスナ84により全てが互いに堅く
連結される、第1ハウジング部85と、第2ハウジング
部86と、透明カバー87とを有している。
【0053】第1ハウジング部85及び第2ハウジング
部86は、これらの間にスライド可能に受けられるイン
ジケータ部材81を有しており、透明カバー87を通し
て見ることが可能である。より具体的には、第1ハウジ
ング部85は、インジケータ部材81が移動可能に位置
決めされるよう、インジケータの通路を形成する窪み8
8を有している。第1ハウジング部85は、第1端90
と、第2端91と、1対の側壁92,92と、底面93
とを有している。第1端90は、付勢部材83が固定さ
れるフック94を有しており、第2端91は半環状の溝
(または逃げ)96を有している。より具体的には、逃
げ96は、段形状の孔であるインジケータケーブル受け
開口部の半分を形成している。
【0054】1対の側壁92,92はそれぞれ、窪み8
8内に延びるストッパ(またはせり)97を有してい
る。これらのストッパ97は、実質的に互いに一列に並
んで、スリット99を形成するよう間隔が開けられてお
り、スリット99はケーブルフックアダプタ82と付勢
部材83の一部とが通るだけの大きさとなっている。し
かしながら、このスリット99は、インジケータ部材8
1が通ることができないよう、インジケータ部材81の
幅より小さくなっている。
【0055】第2ハウジング部86は、第2ハウジング
部86が第1ハウジング部85の鏡像体であることと、
透明カバー87を受けるためにその上面内に覗き窓10
0を有していることとを除いて、第1ハウジング部85
と実質的に同一である。より具体的には、第2ハウジン
グ部86は、第1ハウジング部85の窪み88に合流す
る長手方向に延びる窪み101を有している。また、1
対のストッパ102,102は、第1ハウジング85の
他のストッパ97と実質的に同じ位置にある窪み101
内に内向きに延びている。
【0056】第2ハウジング部86はまた、インジケー
タケーブル22aの一部を受けるための第1半円筒状部
と第2半円筒状部とを有する段形状の逃げである長手方
向逃げ103を有している。第1及び第2ハウジング部
85,86が一体に連結されている場合、長手逃げ9
6,103は、インジケータケーブル22aの外側ケー
シングを受ける大きさにされた第1円筒状部と、インジ
ケータケーブル22aの内部ワイヤが、インジケータケ
ーブル22aの内部ワイヤの端部がインジケータ部材8
1に連結可能となるよう貫通する第2円筒状部とを有す
る段形状の孔を形成する。
【0057】インジケータ81部材はインジケータケー
ブル22aの内部ワイヤのケーブル端に摩擦により保持
されている。すなわち、インジケータ部材81は、イン
ジケータ部材81とインジケータケーブル22aとの間
の摩擦力より大きい力を受けるまで、この位置に普通に
摩擦により保持されている。好ましくは、付勢部材83
は、以下に説明されるように、インジケータ部材81と
インジケータケーブル82の内部ワイヤとの間の摩擦力
より大きい付勢力を有している。好ましくは、インジケ
ータ部材81は、可塑性材料のような適当な材料で構成
された硬く剛性を有する部材である。インジケータ部材
81は、好ましくはハウジング窪み88の全幅にわたり
延びており、ハウジング窪み88内で傾かないようにな
っている。
【0058】透明カバー87は、好ましくは、現在使用
されているギアの大きさを図示的に表現する複数(7
個)の印を有するギア指示位置110を含んでいる。す
なわち、インジケータ部材81が印の1つと一列に並ぶ
と、チェーン16がどのギアに係合しているかを示すこ
ととなる。ケーブルフックアダプタ82は横孔111と
スリット112とを有している。横孔111はインジケ
ータケーブル22aのニップル62を受ける。スリット
112は、インジケータケーブル22aの内部ワイヤの
ニップル62がケーブルフックアダプタ82にはめ込ま
れるよう、インジケータケーブル22aの内部ワイヤを
受ける。また、ケーブルフックアダプタ82はスリット
端から反対側の端のフック113を有している。このフ
ック113は、付勢部材83をインジケータケーブル2
2aの内部ワイヤのケーブル端に固定するよう付勢部材
83の端の1つと係合している。
【0059】付勢部材83は、好ましくは、コイルテン
ションスプリングである。付勢部材83は、インジケー
タケーブル22aの内部ワイヤのケーブル端に連結され
る第1付勢端114と、ハウジングの内側に連結される
第2付勢端115とを有している。より具体的には、第
1付勢端114は、ケーブルフックアダプタ82のフッ
ク113と係合するフックを有している。第2付勢端1
15は、ハウジング部85のフック94と係合するフッ
クを有している。
【0060】ファスナ84は、好ましくは、第1ハウジ
ング部85と第2ハウジング部86と透明カバー87と
を堅く固定するよう、これら3つの部材内に形成される
孔にねじ込まれた1対のネジ及び1対のナットである。
ギアインジケータ21aの説明された実施形態では、ハ
イギア位置または小さいスプロケットの位置は、インジ
ケータ部材81が動く範囲の左端に位置する。もちろ
ん、ハイギア位置とローギア位置とを反対にすることも
できる。インジケータ21aのギア位置の配置は、使用
されるディレーラの型と、ディレーラの付勢部材の力の
方向とに依存することとなる。
【0061】ギアインジケータ21aが組み立てられ、
チェーン16が小さいスプロケット上にある場合、イン
ジケータ部材81は左端位置(左端のギア位置の印)に
移動し、ストッパ97,102に対し隣接するようにな
る。この位置では、ストッパ97,102は、インジケ
ータ部材81とケーブルフックアダプタ82との間に位
置している。チェーン16が変速操作装置19aにより
移動されると、インジケータ部材81は、透明カバー8
7の隣接する印に対応して所定の距離だけ移動すること
となる。すなわち、透明カバー87のギア位置の各印
(または指示)は、小さいギアから特定のギアまでの移
動距離に対応する、ストッパ97,102から各ギア位
置の印(または指示)までの距離だけ、ストッパ97,
102から所定の距離だけ間隔が空いている。また、窪
み88の第2端(または壁)91はローギア位置または
大きいスプロケットに対応するストッパを形成する。し
たがって、インジケータケーブル22aが伸長すると、
このインジケータ部材81は、ハウジング80のギア位
置の印に対し自身を自動的に調節しまたは目盛りを再設
定することとなる。また、組み立ての際には、インジケ
ータ部材81は、その設定位置から偶発的に移動し、ユ
ニットをその適切な位置に目盛りを再設定または再調節
するよう、ストッパの1つと係合する。
【0062】位置決めされたギアの指示位置110は、
透明カバー87に形成されるが、必要であれば、ハウジ
ング部の一方に形成してもよい。特に、この実施形態で
は、ギア位置指示位置110は、ストッパ97,102
に対し移動不能に位置決めされることのみが必要であ
る。第5実施形態 図20,21に、ギアインジケータ21'の第5実施形
態が示される。この実施形態では、インジケータ部材8
1は、ケーブル22aの内部ワイヤに対し相対移動しな
いよう堅く連結されている。むしろ、自動的な調節は、
上部ハウジング部86'と摩擦により係合する透明カバ
ー87'と、透明カバー87'に形成されたストッパ9
7'とを有することにより達成される。この実施形態と
ギアインジケータ21aの第4実施形態との類似点の観
点から、ギアインジケータ21'のこの実施形態の詳細
な説明は省略する。むしろ、第4実施形態の構成及び作
用の記述がこの実施形態に容易に推論することができ
る。
【0063】ギアインジケータ21'は、基本的には、
ハウジング80と、インジケータ部材81と、ケーブル
フックアダプタ82'と、付勢部材83'と、1対のファ
スナ84',84'とを含んでいる。ハウジング80'
は、好ましくは、ファスナ84'により互いに連結され
た3つの部材で構成されている。特に、ハウジング8
0'は、ファスナ84'により互いに連結された、第1ハ
ウジング部85'と第2ハウジング部86'とを有してい
る。透明カバー87'は、覗き窓100'内に摩擦により
保持されている。第1ハウジング部85'及び第2ハウ
ジング部86'は、スライド可能に受けられたインジケ
ータ81'を有しており、透明カバー87'を通して見る
ことができる。透明カバー87'は、インジケータケー
ブル22aが伸長することまたはインジケータ部材8
1'がずれること(ミスアライメント)によって、スト
ッパ97'がインジケータ部材81'と係合することによ
り移動する。
【0064】第6実施形態 図22〜24には、別のギアインジケータ21'''の実
施形態が示されている。この実施形態では、ギアインジ
ケータ21'''は、インジケータケーブル22aの伸長
またはインジケータ81'''のミスアライメントを補う
よう自動的に調節されることはない。この実施形態で
は、ストッパは削除されており、透明カバー87'''は
手動により調節される。この手動調節は、透明カバー8
7'''とファスナ84'''とを摩擦係合させるか、透明カ
バー87'''が長手方向軸に沿って移動するようファス
ナ84'''を緩めるかのいずれかにより生じる。
【0065】基本的には、透明カバー87'''は、ファ
スナ84'''が位置決めされる1対の伸長されたスロッ
ト120,120を有している。したがって、透明カバ
ー87'''は上部ハウジング部内に形成された逃げに沿
って移動することが可能である。透明カバー87'''は
ハウジング80'''に固定されたファスナ84'''に係合
するスロット120を有することが説明されているが、
他の型のスライディング配置が利用されてもよい。例え
ば、スロットは、ハウジング部内に形成可能であり、1
対のタブは、透明カバーの移動を制御するよう透明カバ
ーからハウジング部のスロット内に延びることが可能と
なる。すなわち、ファスナは透明カバーに対し静止する
こととなるが、上部及び下部ハウジング部に対し移動可
能となる。
【0066】[ギアインジケータホルダ]第7実施形態 図25,26を参照して、ギアインジケータホルダ23
について詳細に説明する。ギアインジケータホルダ23
は、変速ユニット11a,11bがハンドルバー13に
容易に取り付けられるよう設計されている。また、ギア
インジケータホルダ23は、ギアインジケータ21a,
21bを調節可能に支持し、ギアインジケータ21a,
21bは自転車の垂直中心面に実質的に垂直な方向に移
動可能となっている。より具体的には、ギアインジケー
タ21a,21bは、概してハンドルバー13の長手方
向軸に沿って移動するよう、スライド可能に互いに連結
されている。
【0067】基本的に、ギアインジケータホルダ23は
装着部121とギアインジケータ支持部122とを含ん
でいる。装着部121は、好ましくは、ハンドルバー1
3に係合する締め付け部であり、ギアインジケータホル
ダ23をハンドルバー13に固定する。説明される実施
形態では、装着部121は、その長手方向軸に沿って離
れた環状の締め付け部123を有しており、ファスナ1
24を介して互いに連結された1対の締め付け顎部を形
成する。もちろん、ファスナ124は削除可能であり、
スナップオンタイプのクランプが利用されてもよい。い
ずれにせよ、装着部121は、支持部122と1つのユ
ニット部材として一体に形成または鋳造されるのが好ま
しい。好ましくは、装着部122(ファスナ24を除
く)及び支持部122は可塑性材料で形成されている。
【0068】支持部122は、好ましくは、基部を含ん
でおり、基部の平坦面から外方に延びる6つの連結部材
125を有する、実質的に平坦な支持面を有している。
連結部材125は、好ましくは、3列に配列されてお
り、ギアインジケータ21a,21bをそれぞれスライ
ド可能に受けるよう1対の保持スロットを形成してい
る。より具体的には、連結部材125は、基部に実質的
に垂直に延び、2つの連結部材125は2つの保持スロ
ットの間で共通している。各連結部材125は、せり面
を有する自由端を有し、ギアインジケータ21a,21
bを保持している。好ましくは、保持スロットは、その
長手方向軸が実質的に互いに平行であるよう形成されて
いる。これらの長手方向軸は、好ましくは、その中心部
分でハンドルバーの長手方向軸とも実質的に平行であ
る。
【0069】第8実施形態 図27,28を参照すると、別のインジケータ組立体
は、本発明の他の実施形態により説明される。この別の
インジケータ組立体は、変更されたギアインジケータホ
ルダ223を有しており、1対の変更されたギアインジ
ケータ221a,221bを保持している。この実施形
態では、ギアインジケータホルダ223は単純化され、
ギアインジケータ221a,221bのハウジングがス
ライドするために一体に連結されるよう、変更されてい
る。
【0070】ギアインジケータホルダ223は、ギアイ
ンジケータ221a,221bを調節可能に支持してお
り、ギアインジケータ221a,221bは自転車の垂
直中心面と垂直な方向に移動可能である。より具体的に
は、ギアインジケータ221a,221bは、概してハ
ンドルバー13の長手方向軸に沿ってスライド可能に連
結されるとともに、ギアインジケータホルダ223は、
ハンドルバー13の中心に隣接して搭載されるよう設計
されている。
【0071】基本的には、ギアインジケータホルダ22
3は装着部121'とギアインジケータ支持面122'と
を含んでいる。装着部121'は、好ましくは、ハンド
ルバー13と係合する締め付け部であり、ギアインジケ
ータホルダ223をハンドルバー13に固定する。説明
された実施形態では、装着部121'は、ファスナ12
4'を介して互いに連結された1対の締め付け顎部を形
成するよう、その長手方向軸に沿って離れた筒状の締め
付け部123'を有している。もちろん、ファスナ12
4'は削除可能であり、スナップオンタイプのクランプ
が利用されてもよい。いずれにせよ、装着部121'が
1つのユニット部材として支持部と一体に形成または鋳
造されるのが好ましい。好ましくは、取付部(ファスナ
を除く)及び支持部は可塑性材料で形成されている。
【0072】支持部122'は、好ましくは、基部の平
坦面から外方に延びる4つの連結部材125'を有す
る、実質的に平坦な支持面を有する留め具を含んでい
る。連結部材125'は、好ましくは、2列に配列され
ており、ギアインジケータ221a,221bをそれぞ
れスライド可能に受けるための支持部122'にスライ
ディング面を有するシングル保持スロットを形成する。
好ましくは、保持スロットは、これらの長手方向軸が実
質的に互いに平行となるよう形成されている。これらの
長手方向軸は、好ましくは、その中心部でハンドルバー
の長手方向軸にも平行である。
【0073】ギアインジケータ221a,221bはリ
ブとスロットとの相対配置により互いにスライド可能に
連結されている。より具体的には、ギアインジケータ2
21bは、そのハウジングに一体に形成された長手方向
に延びるリブ230を有している。このリブ及びスロッ
トの配置は、ギアインジケータ221a,221bを一
体に保持するほぞ及びほぞ孔であってもよい。
【0074】各実施形態が本発明を説明するために選択
され、種々の変化及び変更が、添付の請求の範囲で定義
される発明の範囲から逸脱するものでなければ、ここで
は可能であることは、当該技術の専門家にとって明白と
なるであろう。さらに、本発明による実施形態の前述の
記述は、説明のためのみに提供され、添付の請求の範囲
及びこれらに相当するものにより定義されるように発明
を限定する目的で提供されるのではない。
【0075】
【発明の効果】本発明のギアインジケータホルダによれ
ば、少なくとも2つのギアインジケータを保持すること
ができる。また、本発明のギアインジケータホルダはハ
ンドルバーの中央部に取り付けることができるため、イ
ンジケータを容易に見ることができる。さらに、本発明
によれば、複数のギアインジケータが互いに対し独立し
て移動可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による変速ユニットを備え
た通常の自転車の側面図。
【図2】本発明の一実施形態による、ブレーキレバー組
立体と一体に搭載された変速ユニットを備えた通常の自
転車のハンドルバーの部分上面図。
【図3】本発明の一実施形態による、右変速操作装置が
連結されたハンドルバーの部分前方斜視図。
【図4】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示
される右変速操作装置用巻き取り部材の第1側面図。
【図5】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示
される右変速操作装置用の、図4に示される巻き取り装
置の上面図。
【図6】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示
される右変速操作装置用の、図4及び図5に示される巻
き取り部材の第2側面図。
【図7】本発明の一実施形態による、図2及び図3に示
される右変速操作装置用の、図4〜6に示される巻き取
り部材の第3側面図。
【図8】図7の8−8切断線に沿って見た、本発明の一
実施形態による、図4〜7に示される巻き取り部材の横
断面図。
【図9】図7の9−9切断線に沿って見た、本発明の一
実施形態による、図4〜8に示される巻き取り部材の横
断面図。
【図10】図4の切断線10−10に沿って見た、本発
明の一実施形態による、図4〜9に示される巻き取り部
材の横断面図。
【図11】本発明の他の実施形態による連結された右変
速操作装置の部分斜視図。
【図12】所定部分が示されていない、図11に示され
る右変速操作装置の一部の分解斜視図。
【図13】所定部分が示されていない、図11及び図1
2に示される右変速操作装置の一部の分解側面図。
【図14】本発明の他の実施形態による連結された右変
速操作装置の部分斜視図。
【図15】所定部分が示されていない、図2に示される
右ギアインジケータ組立体の一部の分解斜視図。
【図16】本発明の一実施形態による、図2及び図3に
示される右変速操作装置用の、図2及び図15に示され
る右ギアインジケータの一部の上面図。
【図17】図16の17−17切断線に沿って見た、本
発明の一実施形態による図2及び図3に示される右変速
操作装置用の、図2,15,16に示される右ギアの長
手断面図。
【図18】インジケータ部材がローギア(右端)位置に
ある、本発明の一実施形態による、図2及び図3に示さ
れる右変速操作装置用の、図15〜17に示される右ギ
アの長手断面図。
【図19】ケーブルの伸長後にインジケータ部材がハイ
ギア(左端)位置にある、本発明の一実施形態による、
図2,3に示される右変速操作装置用の、図15〜18
に示される右ギアの長手断面図。
【図20】本発明の他の実施形態により示される右ギア
組立体の一部の部分斜視図。
【図21】本発明の他の実施形態による、図20に示さ
れる右ギアインジケータの横断面図。
【図22】本発明の他の実施形態で示される右ギアイン
ジケータ組立体の一部の上面図。
【図23】ケーブルの伸長後でカバーの調節前にインジ
ケータ部材がハイギア(左端)位置にある、図22に示
される右ギアインジケータの上面図。
【図24】ケーブルの伸長後でカバーの調節後にインジ
ケータ部材がハイギア(左端)位置で図22及び図23
に示される右ギアインジケータの上面図。
【図25】本発明の一実施形態によるギアインジケータ
ホルダにより搭載されたギアインジケータを有するハン
ドルバーの部分斜視図。
【図26】本発明による、図25に示されるギアインジ
ケータホルダによりギアインジケータが搭載されたハン
ドルバーの部分斜視図。
【図27】本発明の他の実施形態によるギアインジケー
タホルダによりギアインジケータが搭載されたハンドル
バーの部分斜視図。
【図28】本発明による、図27に示されるギアインジ
ケータホルダによりギアインジケータが搭載されたハン
ドルバーの分解部分斜視図。
【符号の説明】
10 自転車 23 インジケータホルダ 21a,21b インジケータ 121 操作部 122 支持部 125 連結部材

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車の一部に連結される取付部と、 少なくとも2つのインジケータを調節可能に支持する少
    なくとも2つ連結部材を含む支持部と、を備えた自転車
    用インジケータホルダ。
  2. 【請求項2】前記少なくとも2つの連結部材は少なくと
    も2つのスライディング面を形成している、請求項1に
    記載の自転車用インジケータホルダ。
  3. 【請求項3】前記少なくとも2つのスライディング面
    は、第1長手方向軸を有する第1保持スロットと第2長
    手方向軸を有する第2保持スロットとを少なくとも形成
    しており、 前記第1保持スロットは、前記第1インジケータが前記
    第1長手方向軸に沿って移動するよう、前記第1インジ
    ケータをスライド可能に支持し、 前記第2保持スロットは、前記第2インジケータが前記
    第2長手方向軸に沿って移動するよう、前記第2インジ
    ケータをスライド可能に支持している、請求項2に記載
    の自転車用インジケータホルダ。
  4. 【請求項4】前記第1保持スロットの第1長手方向軸は
    実質的に前記第2保持スロットの第2長手方向軸に平行
    に延びている、請求項3に記載の自転車用インジケータ
    ホルダ。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2保持スロットは前記支持
    部から外方に延びる少なくとも3つのフランジにより形
    成されている、請求項3に記載の自転車用インジケータ
    ホルダ。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2保持スロットはそれぞ
    れ、前記支持部から外方に延びる少なくとも2つのフラ
    ンジにより形成されている、請求項3に記載の自転車用
    インジケータホルダ。
  7. 【請求項7】前記フランジの1つは、前記第1及び第2
    保持スロットの両方に共有されている、請求項6に記載
    の自転車用インジケータホルダ。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2保持スロットは、前記支
    持部から外方に延びる6つのフランジにより形成されて
    いる、請求項3に記載の自転車用インジケータホルダ。
  9. 【請求項9】前記取付部はクランプであり、 前記クランプは、前記自転車のハンドルバーに搭載され
    るよう形成された、実質的に湾曲した取付面を有してい
    る、請求項1に記載の自転車用インジケータホルダ。
  10. 【請求項10】前記クランプの前記湾曲した取付面は、
    前記第1保持スロットの前記第1長手方向軸と実質的に
    平行に延びる中心軸を有している、請求項9に記載の自
    転車用インジケータホルダ。
  11. 【請求項11】前記取付部は弾性を有する締め付け部を
    有しており、 前記締め付け部は両顎部を移動可能に互いに連結するフ
    ァスナを有している、請求項10に記載の自転車用イン
    ジケータホルダ。
  12. 【請求項12】前記締め付け部と前記支持部とは1つの
    ユニット部材として一体に形成されている、請求項11
    に記載の自転車用インジケータ組立体。
  13. 【請求項13】第1ハウジングと、前記第1ハウジング
    に連結される第1端を有する第1ケーブルと、前記第1
    ハウジングに対し移動するよう前記第1ケーブルに連結
    された第1インジケータ部材とを有する第1インジケー
    タと、 第2ハウジングと、前記第2ハウジングに連結される第
    2端を有する第2ケーブルと、前記第2ハウジングに対
    し移動するよう前記第2ケーブルに連結された第2イン
    ジケータ部材とを有する第2インジケータと、 請求項1から12のいずれかに記載のインジケータホル
    ダと、を備えた自転車用インジケータ。
  14. 【請求項14】自転車の一部に連結された取付部と、少
    なくとも1つの連結部材を有するインジケータ支持部と
    を有するインジケータホルダと、 第1連結部を有する第1インジケータと、 前記第1連結部に連結される第2連結部を有する第2イ
    ンジケータとを備え、 前記第1及び第2インジケータは前記連結部材により前
    記インジケータホルダの支持部に連結されている、自転
    車用インジケータ組立体。
  15. 【請求項15】第1インジケータは、第1ハウジング
    と、前記第1ハウジングに連結される第1端を有する第
    1ケーブルと、前記第1ハウジングに対し移動するよう
    前記第1ケーブルに連結された第1インジケータ部材と
    を有しており、 第2インジケータは、第2ハウジングと、前記第2ハウ
    ジングに連結される第2端を有する第2ケーブルと、前
    記第2ハウジングに対し移動するよう前記第2ケーブル
    に連結された第2インジケータ部材とを有する第2イン
    ジケータとを有している、請求項14に記載の自転車用
    インジケータ組立体。
  16. 【請求項16】前記連結部材は前記支持部にスライディ
    ング面を形成している、請求項14に記載の自転車用イ
    ンジケータ組立体。
  17. 【請求項17】前記第1及び第2連結部は互いにスライ
    ド可能に連結されている、請求項14に記載の自転車用
    インジケータ組立体。
  18. 【請求項18】前記第1及び第2連結部は、長手方向に
    延びるリブと長手方向に延びるスロットとにより形成さ
    れている、請求項14に記載の自転車用インジケータ組
    立体。
  19. 【請求項19】前記第1インジケータは前記第1インジ
    ケータの第1長手方向軸に沿って前記支持部上をスライ
    ドするよう構成され、 前記第2インジケータは前記第2インジケータの第2長
    手方向軸に沿って前記支持部上をスライドするよう構成
    されている、請求項14に記載の自転車用インジケータ
    組立体。
  20. 【請求項20】前記第1インジケータの第1長手方向軸
    は、実質的に前記第2インジケータの第2長手方向軸に
    平行である、請求項19に記載の自転車用インジケータ
    組立体。
  21. 【請求項21】前記連結部材は、前記支持部から外方に
    延びる少なくとも2つのフランジを含んでいる、請求項
    14に記載の自転車用インジケータ組立体。
  22. 【請求項22】前記連結部材は、前記支持部から外方に
    延びる4つのフランジにより形成されている、請求項1
    4に記載の自転車用インジケータ組立体。
  23. 【請求項23】前記インジケータホルダは請求項9から
    12のいずれかに記載のインジケータホルダである、請
    求項14に記載の自転車用インジケータ組立体。
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