JP2000233698A - ハニカム構造を持つ衝撃吸収材 - Google Patents

ハニカム構造を持つ衝撃吸収材

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JP2000233698A
JP2000233698A JP11078252A JP7825299A JP2000233698A JP 2000233698 A JP2000233698 A JP 2000233698A JP 11078252 A JP11078252 A JP 11078252A JP 7825299 A JP7825299 A JP 7825299A JP 2000233698 A JP2000233698 A JP 2000233698A
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honeycomb
honeycomb structure
absorbing material
pores
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Toru Ishibashi
徹 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明では、吸収材料そのものが縮小すること
によって衝撃を吸収するような構造を開発することを課
題とした。 【構成】非常に薄いシート状の素材をハニカム構造とし
たものを自動車のバンパーなど、吸収材料として応用す
ることにより、強度と剛性を持たせることができると同
時に、その多孔質という構造によってつぶれるときには
非常に効果的に衝撃を吸収できる効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衝撃吸収材料の分野に関
する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来自動車のバンパーなどに用いられた
材料は、ある程度柔軟性と弾力性をその主体とするもの
が多く、例えば、ステンレスやアルミ、ウレタンなどを
用いていた。しかしその衝撃吸収材料のみが変形するこ
とによって衝撃を高効率で吸収する構造そのもののみに
その機能を担わせているものはなかった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明では、吸収材
料そのものが縮小することによって衝撃を吸収するよう
な構造を開発することを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】衝撃吸収材として、例え
ば自動車のバンパーなどに有効に使用できる条件として
は、つぶれやすいだけでは有用でなく、あるレベルまで
の圧力に対しては強い強度を持つことが必要で、そのレ
ベルを超えた場合は、効率的につぶれて衝撃を吸収でき
るものであることが重要であると考えられる。素材をハ
ニカム状の構造にすることによって(図1及び図2)、
高い強度と剛性を実現することができ、ハニカムの多孔
により、あるレベル以上の衝撃に対しては、その多孔が
効果的につぶれることにより衝撃をこれまでにない吸収
性を持って吸収できる。また多孔性であるので軽量化も
できる。またハニカム素材の製造方法によっては、従来
の衝撃吸収材料よりも低コストで製造可能になるという
将来性が期待できる。
【0005】
【実施例】ハニカム構造の衝撃吸収剤の素材として、ア
ルミ製のものは、強度とそれを越えた場合の衝撃吸収性
ともに良好である。ハニカム多孔を持つ吸収層を多層構
造(図3及び図4)とすることにより衝撃の強さに応じ
て段階的につぶれていき、あらゆる強さの衝撃に対して
効率的に対応できる吸収板とすることができた。
【0006】
【発明の効果】非常に薄いシート状の素材をハニカム構
造としたものを吸収材料として応用することにより、強
度と剛性を持たせることができると同時に、その多孔質
という構造によってつぶれるときには非常に効果的に衝
撃を吸収できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハニカム構造を持つ衝撃吸収材の平面図であ
る。図中の六角形はハニカム構造の単位を表す。
【図2】ハニカム構造を持つ衝撃吸収材の側面図であ
る。図中の斜線はハニカム孔の長軸方向を表す。
【図3】ハニカム構造を持つ衝撃吸収材を3層に重ねた
構造に、例として自動車のバンパー内にはめ込んだもの
の正面図である。この例の場合、ハニカム孔の方向は衝
撃が加わる方向(バンパーの正面)に対して平行であ
る。図中の斜線はハニカム孔の長軸方向を表す。
【図4】ハニカム構造を持つ衝撃吸収材を数層に重ねた
構造に、例として自動車のバンパー内にはめ込んだもの
の正面図である。この例の場合、ハニカム孔の方向は衝
撃が加わる方向(バンパーの正面)に対して垂直であ
る。図中の斜線はハニカム孔の長軸方向を表す。
【符号の説明】
31,41 自動車のバンパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハニカム構造を持つ衝撃吸収材料(図1
    及び図2)
  2. 【請求項2】 ハニカム構造を持つ衝撃吸収材料で多層
    性(図3及び図4)にしたもの
  3. 【請求項3】 ハニカム構造を持つ衝撃吸収材料で裏打
    ちされた自動車などのバンパー(図3及び図4)
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030049873A (ko) * 2001-12-17 2003-06-25 기아자동차주식회사 차량 범퍼
JP2009173047A (ja) * 2008-01-21 2009-08-06 Honda Motor Co Ltd 車体前部構造
CN107815960A (zh) * 2017-11-01 2018-03-20 佛山科学技术学院 一种桥墩防撞系统

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