JP2000232595A - 情報表示装置および電子カメラ - Google Patents

情報表示装置および電子カメラ

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JP2000232595A
JP2000232595A JP3321799A JP3321799A JP2000232595A JP 2000232595 A JP2000232595 A JP 2000232595A JP 3321799 A JP3321799 A JP 3321799A JP 3321799 A JP3321799 A JP 3321799A JP 2000232595 A JP2000232595 A JP 2000232595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的とする情報の検索作業性を向上する。 【解決手段】 表示部62には、フラッシュメモリ56
に記録される画像データに基づいて複数コマのサムネイ
ル画像が一覧表示される。ダイヤルスイッチ28を比較
的長い時間間隔で操作すると、ダイヤルスイッチ28の
回転方向と回転量とに応じ、表示部62に表示されてい
るサムネイル画像が表示切換される。このとき、サムネ
イル画像の表示切換に要する時間よりも短い時間間隔で
ダイヤルスイッチ28を操作すると、表示部28に表示
される情報は、表示すべきサムネイル画像に対応するコ
マ番のみが表示される。操作者は、目的とする画像が記
録されていると思われるコマ番が表示されるまでダイヤ
ルスイッチ28を操作する。ダイヤルスイッチ28の操
作停止後、所定の時間が経過すると、一覧表示されてい
たコマ番に対応する画像のサムネイル画像が表示部62
に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示装置およ
び電子カメラに関し、さらに詳しくは表示装置に表示さ
れる情報の検索に要する時間を短縮可能な情報表示装置
およびこの情報表示装置を有する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】TFT液晶パネルなどの表示装置を内蔵
する電子カメラでは、撮影して不揮発性メモリに記録さ
れた画像データを読み出し、表示装置に表示、すなわち
再生をすることができる。このため、撮影後すぐに画像
を見ることができるので、満足な撮影結果が得られなけ
ればその場で再度撮影することができるという利便性を
有する。
【0003】また、一般にPDAあるいは電子手帳など
と称されて、パーソナルコンピュータ等から転送して不
揮発性メモリに記録しておいた画像情報や文字情報、あ
るいはスケジュール等の情報を表示可能な情報表示装置
がある。
【0004】上述の電子カメラ、あるいは情報表示装置
に用いられる不揮発性のメモリとして、一般的にフラッ
シュメモリが用いられる。このフラッシュメモリは、近
年の半導体製造技術の進歩によって大容量化、低価格化
が進んでいる。つまり、電子カメラや情報表示装置の内
部に記憶保持可能な情報量は多くなりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にフラッシュメモリの容量が増すにつれ、必要な情報の
検索操作性が低下するという問題点を生じている。その
理由の一つとして、フラッシュメモリに記録されている
情報を電子カメラや情報表示装置の本体内にあるRAM
内に読み込むのに時間を要することがある。
【0006】このように時間を要することの主たる要因
として、一つのファイル内に記憶される文字情報や画像
情報の情報量が増しつつあることと、フラッシュメモリ
のアクセス速度がRAM等のアクセス速度に比べて遅い
ことが挙げられる。
【0007】目的とする情報を検索しようとしたとき
に、情報をフラッシュメモリから読み込んでは表示し、
表示された内容が目的のものではないときには同じ操作
を繰り返す必要がある。このときに、フラッシュメモリ
のアクセス速度がネックとなり、操作者は次の情報が表
示されるまでの間、待たねばならず、これが情報の検索
操作性を低下させていた。
【0008】本発明は、記録された情報の中から必要な
ものを検索する際の操作性を向上させることの可能な情
報表示装置およびこの情報表示装置を備える電子カメラ
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図2
に対応付けて以下の発明を説明する。 (1) 請求項1に記載の発明に係る情報表示装置は、
記憶媒体56に記録された複数のファイルのうち、一部
の数のファイルに対応する情報を表示装置62に一覧表
示する表示制御手段50および60と;表示装置62に
情報が表示される情報表示モードが設定されている場合
と、この情報表示モードとは異なる動作モードが設定さ
れている場合とで相異なる用途を有し、情報表示モード
が設定されているときは表示手段62に一覧表示される
情報の表示切換のために用いられる第1および第2の操
作部材25および28と;第1の操作部材25が操作さ
れた場合には、表示手段62に一覧表示されている情報
を第1の表示切換単位で表示切換する第1の表示切換制
御手段50および60と;第2の操作部材28が操作さ
れた場合には、表示手段62に一覧表示されている情報
を第1の表示切換単位よりも大きな第2の表示切換単位
で表示切換する第2の表示切換制御手段50および60
とを有することにより上述した目的を達成する。 (2) 請求項2に記載の発明に係る情報表示装置は、
第1の表示切換制御手段50および60による表示切換
に要する第1の時間よりも短い時間間隔で第1の操作部
材25が操作された場合に、第1の表示切換制御手段5
0および60が表示手段62に一覧表示する情報の情報
量を減じて表示切換に要する時間を短縮するものであ
る。 (3) 請求項3に記載の発明に係る情報表示装置は、
第2の表示切換制御手段50および60による表示切換
に要する第2の時間よりも短い時間間隔で第2の操作部
材28が操作された場合に、第2の表示切換制御手段5
0および60が表示手段62に一覧表示する情報の情報
量を減じて表示切換に要する時間を短縮するものであ
る。 (4) 請求項4に記載の発明は、撮影光学系42によ
り形成された被写体像を光電変換して画像信号を出力す
る光電変換手段47と;画像信号に基づくファイルを生
成し、記憶手段52および56に記録する画像信号記録
制御手段60とを有する電子カメラに適用される。そし
て、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報表示装置
をさらに有するものである。
【0010】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図2を参照して本発明が適
用される情報表示装置を備える電子カメラについて説明
する。電子カメラ100を被写体側から見た様子を示す
図1(a)において、電子カメラ100は大きく分けて
本体部30とカメラ部40とで構成される。本体部30
とカメラ部40とは回転軸AXを介し、電子カメラ10
0の左右方向に略平行な方向に延在する回動軸を中心と
して相対回動可能に連結されている。
【0012】本体部30の上面にはレリーズスイッチ2
6、削除スイッチ21や表示モード切換スイッチ22な
どのスイッチと、設定モード表示部1とが配設される。
本体部30に形成されるグリップ部30aの上側の部分
には、ダイヤルスイッチ28が配設される。このダイヤ
ルスイッチ28は、矢印aで示されるように時計回り方
向または半時計回り方向に回転操作可能である。このダ
イヤルスイッチ28にはクリックストップ機構が設けら
れており、上述したいずれかの方向にダイヤルスイッチ
28を回転させると、そのときの回転方向とクリック数
とに応じたパルスが発せられる。
【0013】カメラ部40には、焦点距離可変の撮影レ
ンズ42、そして閃光装置44などが配設される。
【0014】本体部30の一部を背面側より見た様子を
示す図1(b)において、本体部30の背面にはズーム
スイッチ25が配設される。本体部30の背面にはま
た、TFTカラー液晶の表示部62が配設される。この
表示部62は、撮影時にはビューファインダとして、再
生時には記録された画像を表示するためのものとして用
いられる。加えて表示部62は、画像以外にも撮影条件
やフラッシュメモリの残容量等の情報も表示可能であ
る。
【0015】本体部30の上面、レリーズスイッチ26
の基部には回転式のモード切換スイッチ23が設けられ
る。このモード切換スイッチ23は電子カメラ100の
電源スイッチも兼ねており、電源オフ(OFF)、撮影
モード(REC)、再生モード(PLAY)を選択する
ことができる。
【0016】図2は、電子カメラ100の内部構成を概
略的に示すブロック図である。電子カメラ100の動作
を統括制御するCPU50には、ダイヤルスイッチ28
と、レリーズスイッチ26と、削除スイッチ21と、表
示モード切換スイッチ22と、モード切換スイッチ23
と、ズームスイッチ25とが接続される。CPU50に
はまた、設定モード表示部1と、閃光装置44とズーム
駆動部45とフォーカス駆動部46とシャッタ48と、
CCD47と、ASIC60とが接続される。上述した
スイッチのうち、モード切換スイッチ23を除くスイッ
チは、モード切換スイッチ23が撮影モード位置にある
場合と再生モード位置にある場合とでそれぞれ異なる機
能が割り当てられている。
【0017】モード切換スイッチ23が撮影モード位置
にある場合における各スイッチの機能について説明す
る。ダイヤルスイッチ28は、シャッタ速度や絞り値、
あるいは露出補正量等の撮影条件を設定する際に用いら
れる。レリーズスイッチ26は、操作者が撮影動作の開
始指令を電子カメラ100に発するために用いられる。
削除スイッチ21は、撮影して得られる画像データを後
述するフラッシュメモリ56に記録する際のデータ圧縮
率を設定するために用いられる。表示モード切換スイッ
チ22は、オートフォーカスモードを設定するために用
いられる。ズームスイッチ25は、撮影レンズの焦点距
離を変化させるために用いられる。
【0018】モード切換スイッチ23が再生モード位置
にある場合における各スイッチの機能について説明す
る。ダイヤルスイッチ28は、表示装置62の表示内容
を切り換える際に用いられる。レリーズスイッチ26
は、表示装置62に表示される画像の表示モードを切り
換える際に用いられる。削除スイッチ21は、指定され
たコマの画像を消去するために用いられる。表示モード
切換スイッチ22は、レリーズスイッチ26と同様に、
表示装置62に表示される画像の表示モードを切り換え
る際に用いられる。ズームスイッチ25は、表示装置6
2に表示される画像を切り換える際に用いられる。
【0019】上記レリーズスイッチ26、表示モード切
換スイッチ22の操作によって表示装置62に表示され
る画像の表示モードが切り換えられる動作については後
で詳しく説明する。また、ダイヤルスイッチ28、ズー
ムスイッチ25の操作によって表示装置に表示される画
像が切り換えられる動作についても後で詳しく説明す
る。
【0020】上述したスイッチのうち、レリーズスイッ
チ26、削除スイッチ21、表示モード切換スイッチ2
2、モード切換スイッチ23、そしてズームスイッチ2
5は押されるとオンし、離されるとオフするモーメンタ
リ動作のプッシュスイッチである。この中でズームスイ
ッチ25は2回路のスイッチであり、図2のT側に倒す
ことで端子25aの側がオンする一方、W側に倒すこと
で端子25bの側がオンするいわゆるシーソータイプの
スイッチである。モード切換スイッチ23は、回転式の
スイッチで、モード切換スイッチ23の位置に応じて撮
影モード、OFF、再生モードが設定される。
【0021】ダイヤルスイッチ28は、基板28dと、
基板28dに接触する3本のブラシ28a、28bおよ
び28cとで構成される。ブラシ28a、28bおよび
28cのうち、ブラシ28cは接地され、信号はブラシ
28aおよび28bから出力される。ダイヤルスイッチ
28の回転に伴い、ブラシ28aおよび28bからは互
いに位相のずれた2相のパルス信号が出力される。これ
ら2相のパルス信号の位相差は、ダイヤルスイッチ28
の回転方向に応じて変化する。このため、CPU50は
ダイヤルスイッチ28の回転方向とダイヤルスイッチ2
8から出力されるパルス数とを検知することができる。
【0022】CPU50とASIC60との間に敷設さ
れるデータバスDBには、RAM52と、ROM54と
が接続され、さらにコネクタ56aを介してカード状の
フラッシュメモリ56が電子カメラ100に対して挿脱
可能に接続される。
【0023】設定モード表示部1は、上述したスイッチ
を撮影者が操作することにより設定された撮影条件等の
設定モードを表示するためのものである。閃光装置44
は、CPU50からの発光指令信号に基づいて閃光を発
する。
【0024】ズーム駆動部45は、CPU50から出力
される制御信号に基づき、撮影レンズ42を構成する複
数のレンズ群をこれらレンズ群の光軸方向に相対移動さ
せて撮影レンズ42の焦点距離を変化させるためのもの
である。撮影レンズ42には、設定された焦点距離に応
じた信号を発するためのズームエンコーダ(不図示)が
内蔵され、この信号はCPU50に出力される。
【0025】フォーカス駆動部46は、CPU50から
出力される制御信号に基づいて撮影レンズ42内のフォ
ーカシングに係るレンズをその光軸方向に移動させるた
めのものである。
【0026】シャッタ48は、撮影レンズ42を経てC
CD47に入射する被写体光を遮断するためのものであ
る。CCD47は、撮影レンズ42によって形成される
被写体像を光電変換し、アナログの画像信号をASIC
60に出力する。
【0027】ASIC60は、CCD60より出力され
るアナログ画像信号を所定のゲインで増幅してA/D変
換し、画像データを生成する。ASIC60はまた、こ
の画像データに階調補正や画像圧縮等の画像処理を施
し、フラッシュメモリ56に記録する。表示部62はA
SIC60に接続されており、この表示部62へ画像を
表示する制御は、CPU50から出力される画像表示指
令信号に応答してASIC60により行われる。
【0028】RAM52には、CPU50およびASI
C60の双方からアクセス可能である。RAM52の記
憶領域は、大きく分けてCPU50用の作業領域とAS
IC60用の作業領域とに分けられる。CPU50用の
作業領域は、変数の一時記憶エリアおよびスタックエリ
アとして用いられる。ASIC60用の作業領域は、撮
影して得られる画像データを一時的に記憶し、階調補正
や画像データ圧縮、あるいは圧縮画像データの伸長等の
画像処理を施すためのエリアとして用いられる。ROM
54には、CPU50が電子カメラ100を統括制御す
るためのプログラム等が記憶される。なお、このROM
54とともに不図示のフラッシュメモリを電子カメラ1
00内に内蔵し、CPU50で実行されるプログラムを
このフラッシュメモリに記憶するものであってもよい。
この場合、CPU50のプログラムはファームウェア化
することができる。すなわち、不図示のインターフェイ
スを介して外部のコンピュータ等と接続し、必要に応じ
て更新、あるいは部分的に変更されたプログラムをこの
内蔵フラッシュメモリにストアすることができる。
【0029】電子カメラ100は、以上に説明したよう
な内部構成を有する。なお、以下では電子カメラ100
が再生モードに設定されている場合について説明する。
フラッシュメモリ56に記録されている画像データに基
づく画像を表示部62に表示させる場合、操作者はまず
モード切換スイッチ23を操作して電子カメラ100を
再生モードに設定する。
【0030】CPU50は、モード切換スイッチ23が
再生位置にセットされるのに応答し、一番最後に撮影さ
れたコマの画像データを表示部62に表示するよう、A
SIC60に指令を発する。ASIC60は、CPU5
0からの指令に応答し、フラッシュメモリ56内に記録
されている最終撮影コマの画像データを読み込む。フラ
ッシュメモリ56から読み込んだ画像データが圧縮画像
データの場合、ASIC60は圧縮画像データの伸長処
理を行い、表示部62にこの画像データに基づく画像を
表示する。このとき、表示部62に表示される画像は1
コマ再生画像、あるいはフル画面表示画像と称される画
像で、1コマ分の画像が表示部62の表示エリアほぼ一
杯に表示される。なお、以下の説明では1コマの画像を
表示部62の表示エリアほぼ一杯に表示することを「フ
ル画面表示する」と称する。また、表示部62にフル画
面表示する表示モードを「フル画面表示モード」と称す
る。反対に、表示部62の表示エリア内に比較的小さな
画像を複数表示する一覧表示モードを「サムネイル表示
モード」と称する。
【0031】以上のように、モード切換スイッチ23が
再生位置にセットされると、一番最後に撮影された画像
が表示部62にフル画面表示される。この状態で、操作
者が表示モード切換スイッチ22、ズームスイッチ2
5、ダイヤルスイッチ28を操作することにより、表示
部62に表示される画像の内容が以下に説明するように
変化する。
【0032】フル画面表示モード時、ズームスイッチ2
5を操作することにより表示部62に表示されている画
像の次、あるいは手前のコマ番の画像に表示画像を切り
換えることができる。なお、コマ番とは撮影して得られ
る画像に付される通し番号のことを示し、本実施例にお
いては撮影された順に番号が増してゆく。
【0033】ズームスイッチ25は、前述したとおりシ
ーソータイプのスイッチであり、「W」側に押すことに
より一つ手前のコマ番の画像に表示切換でき、「T」側
に押すことにより一つ先のコマ番の画像に表示切換する
ことができる。なお、以下の説明ではズームスイッチ2
5を「W」側に押す操作を「ダウン操作」と称し、
「T」側に押す操作を「アップ操作」と称する。
【0034】また、所定のコマ番の画像が表示部62に
フル画面表示されている状態でダイヤルスイッチ28を
操作すると、表示部62には、ダイヤルスイッチ28の
操作前に表示されていた画像に付随する情報、すなわち
付随情報が表示される。逆に、表示部62に付随情報が
表示されている状態でダイヤルスイッチ28を操作する
と、表示部62にはその付随情報に対応する画像がフル
画面表示される。
【0035】上述したズームスイッチ25のアップ操作
により表示部62に表示される画像の表示切換が行われ
る様子およびダイヤルスイッチ28の操作に応答して表
示部62に表示される表示内容が変化する様子について
図3を参照して説明する。なお、以下の説明では初期状
態において表示部62にはコマ番1の画像がフル画面表
示されているものとする。また、図3(a)〜図3
(b)のそれぞれにおいて、かっこ付きの数字、つまり
1)、2)、…が付されている枠のひとつひとつが表示
部62に表示される画像を模式的に表している。
【0036】図3(a)〜図3(c)のそれぞれに示さ
れるように、画像の右下部にはコマ番が表示される。そ
して、図3(b)の2)および3)が付されている図の
枠内が空白となっているのは、対応するコマ番の画像デ
ータに基づく画像が表示されず、コマ番のみが表示され
ることを示している。図3(c)で2)の付されている
図は、表示部62に表示される付随情報の一例を示す。
【0037】図3(a)は、ズームスイッチ25を比較
的ゆっくりとした時間間隔でアップ操作した場合に表示
部62に表示される画像が変化する様子を示している。
表示部62に図3(a)の1)に示されるような画像が
表示されている状態でズームスイッチ25を1回アップ
操作すると、表示部62に表示される画像はたとえば図
3(a)の2)に示されるように変化する。このとき、
ASIC60がフラッシュメモリ56から圧縮画像デー
タを入力し、必要に応じて伸長処理を行い、さらに表示
部62に画像を表示するための処理を行って表示部62
へ画像を表示し終えるまでの間に多少の時間を要する。
このように待ち時間を要するのは、フラッシュメモリ5
6のアクセス速度が比較的遅いことと、ASIC60で
圧縮画像データの伸長処理を行うのに時間を要すること
に起因する。この待ち時間よりも長い時間間隔でズーム
スイッチ25をアップ操作すれば、表示部62に表示さ
れる画像は図3(a)の1)から2)へ、2)から3)
へ、…、と変化する。
【0038】図3(b)は、ズームスイッチ25を比較
的短い時間間隔でアップ操作した場合に表示部62に表
示される画像が変化する様子を示している。図3(b)
の1)に示されるような画像が表示されている状態でズ
ームスイッチ25のアップ操作を続けて2回、比較的短
い時間間隔で行うと、表示部62には2)、3)に示さ
れるようにコマ番のみが表示される。そして、操作者が
最後のアップ操作を行ってから所定の時間が経過する
と、表示部62に最後に表示されていたコマ番に対応す
る画像が4)に示されるように表示される。
【0039】以上のようにズームスイッチ25を比較的
短い時間間隔で操作するのは、操作者が目的とする画像
のコマ番が現在表示部62に表示されている画像のコマ
番から離れているからであると考えられる。したがっ
て、ズームスイッチ25が上述のように早押しされた場
合は、コマ番のみを表示してズームスイッチ25の操作
に対する応答性を向上させる。操作者は目的とする画像
を検索するにあたり、表示装置62に表示されるコマ番
が目星をつけたコマ番に近づくまでズームスイッチ25
を早押しする。その後操作者は表示装置62に表示され
ているコマ番に対応する画像が表示されるのを待つ。も
し、表示装置62に表示されている画像が目的とする画
像ではない場合、操作者はズームスイッチ25をダウン
操作またはアップ操作する。このようにして、操作者は
迅速に目的とする画像を検索することができる。
【0040】図3(c)は、表示部62にフル画面が表
示されている状態でダイヤルスイッチ28を操作した場
合に表示部62へ表示される画像が変化する様子を示し
ている。図3(c)の1)に示されるような画像が表示
されている状態でダイヤルスイッチ28を時計回方向、
あるいは反時計回り方向いずれかの方向に操作すると、
たとえば図3(c)の2)に示されるようにコマ番1の
画像データに付随する付随情報がコマ番とともに表示さ
れる。つまり、ダイヤルスイッチ28が操作される前に
表示部62に表示されていたコマ番の画像に付随する付
随情報が図3(c)の2)で示されるように表示部62
に表示される。このように付図情報が表示部62に表示
されている状態でダイヤルスイッチ28を操作すると、
表示部62に表示されている付随情報に対応する画像デ
ータに基づく画像が図3(c)の3)で示されるように
表示される。なお、表示部62に付随情報が表示されて
いる状態でズームスイッチ25を操作すると、ズームス
イッチ25のアップ操作またはダウン操作に応じたコマ
番の画像が表示部62に表示される。
【0041】上述したフル画面表示モードの状態にて表
示モード切換スイッチ22を1回押すと、電子カメラ1
00の表示モードはフル画面表示モードから一覧表示モ
ード、すなわちサムネイル表示モードに切り換えられ
る。サムネイル表示モードでは、たとえば9つのサムネ
イル画像が3行×3列の配列で表示装置62に表示され
る。このとき、サムネイル表示モードに切り替わる前に
フル画面表示されていたコマ番のサムネイル画像が、原
則として9つサムネイル画像の中心に位置するように表
示部62に表示される。また、上記コマ番のサムネイル
画像にカーソルが表示される。このカーソルは、9つの
サムネイル画像中のうちの一つまたは複数を操作者が特
定するために用いられる。
【0042】なお、上記原則に沿わないサムネイル画像
の表示形態については後で詳しく説明する。また、以下
の説明において、サムネイル表示モードに際して表示部
62に一覧表示される画像の最大数は9であるものとし
て説明するが、本発明は9画像に限定されるものではな
い。
【0043】サムネイル表示モード時にズームスイッチ
25を操作することにより、上述したカーソルの表示位
置を1コマずつ移動させることができる。たとえば、コ
マ番1〜9のサムネイル画像が表示され、コマ番5のサ
ムネイル画像の位置にカーソルが表示されている状態で
ズームスイッチ25を1回アップ操作するとコマ番6の
サムネイル画像の位置にカーソルが移動する。また、コ
マ番5のサムネイル画像の位置にカーソルが表示されて
いる状態でズームスイッチ25を1回ダウン操作すると
コマ番4のサムネイル画像の位置にカーソルが移動す
る。
【0044】なお、上記例でコマ番1のサムネイル画像
の位置にカーソルが表示されている状態でズームスイッ
チ25をダウン操作した場合、あるいはコマ番9のサム
ネイル画像の位置にカーソルが表示されている状態でズ
ームスイッチ25をアップ操作した場合における表示部
62の表示内容の変化については後で説明する。
【0045】サムネイル表示モード時、ダイヤルスイッ
チ28を操作することにより表示部62に表示されてい
る9画像に続く次の9画像、あるいは手前の9画像に表
示画像を切り換えることができる。つまり、コマ番19
〜27のサムネイル画像が表示されている状態でダイヤ
ルスイッチ28をたとえば反時計回りの方向に1クリッ
ク分回転させると表示部62に表示されるサムネイル画
像はコマ番9〜18のものに切り替わる。逆に、コマ番
19〜27のサムネイル画像が表示されている状態でダ
イヤルスイッチ28をたとえば時計回りの方向に1クリ
ック分回転させると表示部62に表示されるサムネイル
画像はコマ番28〜36のものに切り替わる。以下で
は、上述のように表示部62に表示されるサムネイル画
像を別のサムネイル画像に表示切換する動作を「ページ
切換」と称する。
【0046】上述したズームスイッチ25およびダイヤ
ルスイッチ28の操作によりサムネイル表示の内容が変
化する様子について図4を参照して説明する。なお、以
下の説明では初期状態において表示部62にはコマ番1
〜9のサムネイル画像が表示され、カーソルがコマ番1
のサムネイル画像の表示位置にカーソルが表示されてい
るものとする。また、図4(a)〜図4(b)のそれぞ
れにおいて、かっこ付きの数字、つまり1)、2)、…
が付されている枠のひとつひとつが表示部62に表示さ
れる内容を模式的に表している。図4(a)〜図4
(b)において、比較的太い線で特定のコマ番のサムネ
イル画像を囲っているものがカーソルの表示されている
様子を表している。
【0047】図4(a)〜図4(c)の表示例に示され
るように、それぞれのサムネイル画像の右下部にはコマ
番が表示される。そして、図4(c)の2)および3)
の付されている枠内が空白となっているのは、対応する
コマ番のサムネイル画像が表示されず、コマ番のみが画
像として表示されることを示している。
【0048】図4(a)は、ズームスイッチ25をアッ
プ操作した場合に表示部62に表示される画像が変化す
る様子を示している。図4(a)の1)に示されるよう
なサムネイル画像が表示部62に表示されている状態で
ズームスイッチ25をアップ操作すると、カーソルがコ
マ番2のサムネイル画像表示位置に移動する。このとき
の様子を図4(a)の2)に示す。以降、ズームスイッ
チ25のアップ操作を繰り返すことによりカーソルの表
示位置が図4(a)の3)および4)で示されるように
1コマ分ずつ移動する。以上、図4(a)の1)から
4)に至るまでの間、カーソルの表示位置が移動するの
みで、一覧表示されているサムネイル画像の表示内容に
変化はない。
【0049】表示部62に表示される内容が図4(a)
の4)に示される状態のときにズームスイッチ25をア
ップ操作すると、表示部62に表示されるサムネイル画
像の表示内容が図4(a)の5)に示されるように切り
替わる。すなわち、3行目に表示されていたコマ番号7
〜9のサムネイル画像を1行目に表示し、2、3行目に
新たなサムネイル画像としてコマ番号10〜15のサム
ネイル画像を表示する。このとき、コマ番号10〜15
のサムネイル画像の画像データは、図2に示されるフラ
ッシュメモリ56から新たに読み出される。以下、上述
のように表示部62に表示されるサムネイル画像の一部
を切り換える動作を「部分切換」と称する。
【0050】図4(b)は、ダイヤルスイッチ28の操
作に応答して表示部62に表示されるサムネイル画像が
ページ切換される様子を示している。この場合、ダイヤ
ルスイッチ28は比較的長い操作間隔で一定の回転方向
に操作されている。つまり、表示部62に図4(b)の
1)に示される状態の表示がなされている状態で操作者
はダイヤルスイッチ28をたとえば時計回りの方向に1
クリック分操作する。すると、表示部62に表示される
サムネイル画像はページ切換されて図4(b)の2)に
示されるように変化する。このとき、サムネイル画像の
データは図2に示すフラッシュメモリ56から新たに読
み込まれ、ASIC60で伸長処理され、さらに表示部
62に一覧表示するために処理される。このため、図4
(b)の1)の状態から2)の状態に表示内容が切り替
わるまでに多少の時間を要する。操作者は、このように
表示部62の表示内容が変化するのを待って次のダイヤ
ルスイッチ28の操作を行う。そして、表示部62の表
示内容が図4(b)の2)の状態のときにダイヤルスイ
ッチ28を時計回りの方向に1クリック分操作すると
3)の状態に変化し、反時計回りの方向に1クリック分
操作すると1)の状態に変化する。上述のようにサムネ
イル画像がページ切換される場合、カーソルは後で説明
する例外時を除き、ダイヤルスイッチ28が操作される
前の表示位置に表示される。図4(b)の例において
は、カーソルは第1行第1列の位置に表示されており、
この位置は図4(b)の1)〜3)において変化がな
い。
【0051】図4(c)は、ダイヤルスイッチ28を比
較的短い操作間隔で一定の回転方向に操作した場合にお
ける表示部62の表示内容の変化を示している。図4
(c)の1)に示されるような画像が表示されている状
態でダイヤルスイッチ28を時計回りの方向に続けて2
クリック分操作すると、表示部62には図4(c)の
2)および3)に示されるようにコマ番のみが表示され
る。そして、操作者がダイヤルスイッチ28の最後の操
作を行ってから所定の時間が経過すると、表示部に最後
に表示されていたコマ番に対応するサムネイル画像が
4)に示されるように表示される。
【0052】以上のようにダイヤルスイッチ28を比較
的短い時間間隔で操作するのは、操作者が目的とする画
像のコマ番が現在表示部62に表示されているサムネイ
ル画像のコマ番から離れているからであると考えられ
る。したがって、ダイヤルスイッチ28が上述のように
比較的短い操作間隔で操作された場合は、コマ番のみを
表示してダイヤルスイッチ28の操作に対する応答性を
向上させる。操作者は目的とする画像を検索するにあた
り、表示装置62に表示されるコマ番が目星をつけたコ
マ番に近づくまでダイヤルスイッチ28を早回しする。
その後操作者はサムネイル画像が表示装置62に表示さ
れるのを待つ。もし、表示装置62に表示されているサ
ムネイル画像中に目的とする画像のない場合、操作者は
ダイヤルスイッチ28を時計回りの方向、あるいは反時
計回りの方向に1クリック分操作する。このようにし
て、操作者は目的とする画像を迅速に検索することが可
能となる。
【0053】操作者がズームスイッチ25やダイヤルス
イッチ28を操作するのに応じて表示装置62に表示さ
れる画像の表示内容を上述のように変更する動作は、図
2に示されるCPU50により制御される。以下、図
2、図5および図6を参照してCPU50による表示部
62への画像表示制御手順について説明する。
【0054】図5および図6に示されるフローチャート
で示される画像表示制御手順は、モード切換スイッチ2
3が再生モードに切り換えられたときにCPU50によ
り実行開始される。また、モード切換スイッチ23がO
FF、または撮影モードに切り換えられると、この表示
制御手順の実行は中断される。図5および図6に示され
るフローチャートの説明に先立ち、以下の説明文中で参
照される変数について予め説明をしておく。 (1) フル画面表示ポインタ FSP:フル画面表示
ポインタFSPは、表示部62への表示の対象となるフ
ル画面の画像のコマ番を指定する変数である。 (2) 最終撮影コマ番 LAST:最終撮影コマ番L
ASTには、電子カメラ100で一番最後に撮影された
画像のコマ番号が代入される。 (3) サムネイル表示ポインタ TNP:サムネイル
表示ポインタTNPは、表示部62に表示される一連の
サムネイル画像のコマ番のうちの最大値を指定する変数
である。すなわち、表示部62にはコマ番TNP−8、
TNP−7、…、TNP−1、TNPのサムネイル画像
が表示される。 (4) カーソルポインタ CP:カーソルポインタC
Pは、表示部62に表示されるサムネイル画像中の先頭
から何番目のサムネイル画像にカーソルを表示させるか
を指定する変数である。すなわち、カーソルポインタC
Pの値が2であれば先頭から2番目(第1行第2列)の
サムネイル画像にカーソルが表示される。
【0055】ステップS101においてCPU50は、
フル画面表示ポインタFSPに最終撮影コマの番号すな
わちLASTを代入する。CPU50は、ステップS1
02においてASIC60にフル画面表示指令を発す
る。このフル画面表示指令を受け、ASIC60は画像
表示を開始する。すなわち、ASIC60はフラッシュ
メモリ56内に記憶されている圧縮画像データ中よりフ
ル画面表示ポインタFSPで指定されるコマ番の圧縮画
像データを読み、必要に応じて伸長処理を行い、表示部
62にフル画面の画像を表示する一連の動作を開始す
る。つまり、表示部62では最終撮影コマの画像の表示
が開始される。
【0056】ステップS103においてCPU50は、
タイマーをスタートする。このタイマーには、ASIC
60が上述した画像表示の動作を開始してから終了する
までに要する時間がセットされる。
【0057】ステップS104においてCPU50は、
ズームスイッチ25の操作の有無を判定する。ステップ
S104での判定が肯定されると、CPU50はステッ
プS106に進み、フル画面表示ポインタFSPの処理
を行う。ステップS106におけるフル画面表示ポイン
タFSPの処理について以下に説明する。
【0058】ズームスイッチ25がアップ操作されてい
ることを検知するとCPU50は、フル画面表示ポイン
タFSPに1を加算する。その結果、フル画面表示ポイ
ンタFSPの値がLAST+1となる場合、CPU50
はフル画面表示ポインタFSPに1を代入する。つま
り、フル画面表示ポインタFSPの値がLASTとなっ
ている状態でズームスイッチ25がアップ操作された場
合、CPU50はフル画面表示ポインタFSPに1を代
入する。
【0059】一方、ズームスイッチ25がダウン操作さ
れていることを検知するとCPU50は、フル画面表示
ポインタFSPから1を減じる。その結果、フル画面表
示ポインタFSPの値が0となる場合、CPU50はフ
ル画面表示ポインタFSPにLASTを代入する。つま
り、フル画面表示ポインタFSPの値が1となっている
状態でズームスイッチ25がダウン操作された場合、C
PU50はフル画面表示ポインタFSPにLASTを代
入する。
【0060】ステップS107においてCPU50は、
ステップS103でスタートさせたタイマーの計時が終
了しているか否かを判定する。タイマーの計時が終了し
ている、ということはASIC60による表示部62へ
の画像表示動作が完了していることを意味する。
【0061】ステップS107での判定が肯定される、
すなわちASIC60による前の画像の表示動作が完了
していると判定されるとCPU50はステップS102
に戻る。CPU50による上記動作により、表示部62
への次の画像の表示動作が始まる。一方、ステップS1
07での判定が否定される、すなわちASIC60によ
る前の画像の表示動作が完了していないと判定されると
CPU50はステップS108に分岐する。ステップS
108においてCPU50は、ASIC60に対して前
の画像の表示動作を中断してコマ番(=FSP)のみを
表示部62に表示する指令を発する。CPU50は、ス
テップS108での処理を終えるとステップS102に
戻る。したがって、表示部62にコマ番のみが表示され
た状態で操作者が次のズームスイッチ25の操作を一定
時間行わない場合、表示部62にはフル画面表示ポイン
タFSPで指定される次の画像の表示が始まる。反対
に、操作者がズームスイッチ25の早押しを繰り返した
場合にはコマ番号のみが表示部62に表示される。CP
U50による以上の動作が図3(a)および図3(b)
に示されるものに相当する。
【0062】ステップS104での判定が否定される
と、CPU50はステップS110に分岐してダイヤル
スイッチ28の操作の有無を判定する。ステップS11
0での判定が肯定されるとCPU50はステップS11
1に進み、表示部62に表示される内容の切換を行う。
すなわち、図3(c)を参照して説明した表示内容の切
換制御を行う。
【0063】ステップS112においてCPU50は、
ステップS103でスタートさせたタイマーを停止させ
てから新たな時間を設定してタイマーを再スタートさ
せ、ステップS104に戻る。このとき、タイマーに新
たに設定される時間は表示内容切換動作に応じて異な
る。つまり、ステップS111で、フル画面表示されて
いる状態から付随情報が表示される状態に切り換えられ
る場合には、表示切換にさほど時間を必要としないので
比較的短い時間がセットされる。逆に、付随情報が表示
されている状態からフル画面表示される状態に切り換え
られる場合にはステップS103で設定されるのとほぼ
同じ時間が設定される。あるいは、ステップS111で
表示内容をフル画面表示から付随情報表示に切り換える
際に、表示部62に一度フル画面表示されたときのデー
タをRAM52に記憶しておくこともできる。この場
合、比較的短い時間でフル画面表示動作を完了すること
ができるので、ステップS112で再設定されるタイマ
ーの時間は比較的短い時間となる。
【0064】以上に説明したステップS110〜ステッ
プS112の処理により、表示装置62に表示される表
示内容は以下のように変化する。すなわち、表示装置6
2にフル画面表示ポインタFSPで指定されるコマ番の
画像が表示されているときにダイヤルスイッチ28が操
作されると、上記コマ番の画像データに付随する情報が
表示装置62に表示される。逆に、表示装置62に上記
付随情報が表示されているときにダイヤルスイッチ28
が操作されるとフル画面表示ポインタFSPで指定され
るコマ番の画像データに基づく画像が表示される。
【0065】ステップS110での判定が否定されると
CPU50はステップS120に分岐し、表示モード切
換スイッチ22の操作の有無を判定する。ステップS1
20での判定が肯定されるとCPU50はステップS2
00(図6)に進み、後述するサムネイル表示処理を行
う。ステップS120での判定が否定されるとCPU5
0はステップS130に進んで削除スイッチ21等の他
のスイッチの操作の有無を判定する。CPU50は、ス
テップS130での判定が肯定されるとステップS13
1で上記他のスイッチの操作に対応した処理を行ってか
らステップS104に戻る。ステップS130での判定
が否定された場合には、CPU50は何の処理も行わず
にステップS104に戻り、操作者による次の操作を待
ち受ける。
【0066】以上がCPU50によるフル画面表示モー
ド時の制御手順である。続いてステップS200から始
まる、CPU50によるサムネイル表示モード時の制御
手順について図6を参照して説明する。
【0067】ステップS200においてCPU50は、
サムネイル表示ポインタTNPおよびカーソルポインタ
CPの初期化を行う。ステップS201においてCPU
50は、ASIC60に対してサムネイル画像表示開始
指令を発する。ASIC60は、TNP−8〜TNPで
指定されるコマ番のサムネイル画像データ(圧縮デー
タ)をフラッシュメモリ56から読み込んで伸長処理を
行い、サムネイル画像を表示部62に表示する。このと
きASIC60は、TNP−8〜TNPで指定されるコ
マ番のうち、画像データの存在しないものについてはサ
ムネイル画像を表示しない。たとえば、サムネイル表示
ポインタTNPが3であれば、TNP−8〜TNPは−
5、−4、…、0、1、2、3となるので、コマ番1〜
3のサムネイル画像のみを表示部62に表示する。な
お、上述したASIC60のサムネイル画像表示動作に
おいても、フラッシュメモリ56からのサムネイル画像
データを読み込みと伸長処理とを行うので、表示動作完
了までに比較的長い時間を要する。
【0068】ここでステップS200におけるサムネイ
ル表示ポインタTNPおよびカーソルポインタCPの初
期化の処理内容について説明する。通常、サムネイル表
示ポインタTNPにはフル画面表示ポインタFSPに4
を加算して求められ、カーソルポインタCPには5が代
入される。このようにサムネイル表示ポインタTNPお
よびカーソルポインタCPが初期化されることにより、
サムネイル画像は以下に説明するように表示される。す
なわち、サムネイル表示モードに切り換えられる前にフ
ル画面表示されていたコマ番のサムネイル画像を中心と
して前後4コマずつ、計9コマのサムネイル画像が表示
部62に表示され、カーソルは上述のようにフル画面表
示されていたコマ番のサムネイル画像の表示位置に表示
される。
【0069】ただし、(a)フラッシュメモリ56に記
録されている画像のコマ数が9コマに満たない場合や、
(b)フル画面表示ポインタFSPの値が4以下の場
合、あるいは(c)フル画面表示ポインタFSPの値が
LAST−3〜LASTの場合、上述したのとは異なる
処理が行われる。
【0070】上記(a)の場合、サムネイル表示ポイン
タTNPには最終撮影コマ番LASTの値が代入され、
カーソルポインタCPにはフル画面表示ポインタFSP
の値が代入される。つまり、撮影コマ数が9コマに満た
ない場合にはフラッシュメモリ56内に記録されるすべ
ての画像をサムネイル表示し、カーソルはサムネイル表
示モードに切り換えられる前にフル画面表示されていた
コマ番のサムネイル画像の表示位置に表示される。
【0071】上記(b)の場合、サムネイル表示ポイン
タTNPには9が代入されカーソルポインタCPにはフ
ル画面表示ポインタFSPの値が代入される。つまり、
フル画面表示ポインタFSPが1〜4の場合、表示部6
2に表示されるサムネイル画像はコマ番1〜コマ番9の
ものとなる。そして、フル画面表示ポインタFSPで指
定されるコマ番のサムネイル画像が表示されている位置
にカーソルが表示される。
【0072】上記(c)の場合、サムネイル表示ポイン
タTNPには最終撮影コマのコマ番LASTの値が代入
され、カーソルポインタCPには以下の式で求められる
値が代入される。 CP=9−(LAST−FSP) … 式(1) つまり、フル画面表示ポインタFSPがLAST−3〜
LASTの場合、表示部62に表示されるサムネイル画
像はコマ番LAST−8〜LASTのものとなる。そし
て、フル画面表示ポインタFSPで指定されるコマ番の
サムネイル画像が表示されている位置にカーソルが表示
される。
【0073】上記(b)および(c)の場合に、フル画
面表示ポインタFSPで指定されるコマ番の画像を中心
にしてサムネイル画像表示をしない理由について説明す
る。サムネイル画像表示を行うときに、フラッシュメモ
リ56に10コマ以上の画像データが記録されている場
合において、一番最初に撮影された画像と一番最後に撮
影された画像とを表示部62に同時に表示することはし
ない。このようにサムネイル画像の表示制御を行う理由
は、撮影時間順に並べられる一連の画像データ中の先頭
データおよび末尾データを見つけやすくするためであ
る。
【0074】たとえば、フラッシュメモリ56に15コ
マ分の画像データが記録されていて、表示部62にはコ
マ番1〜9のサムネイル画像が表示されている場合を考
える。この状態でダイヤルスイッチ28が表示するサム
ネイル画像のコマ番が増す方向に操作されてページ切換
を行う場合、コマ番10〜15およびコマ番1〜3の計
9コマのサムネイル画像を表示することもできる。しか
し、このようにサムネイル画像を表示すると、一番最後
に撮影した画像がどこにあるのかを直観的に把握するこ
とが難しくなる。そこで、上述したような場合にはコマ
番10〜15のサムネイル画像のみを一覧表示する。
【0075】ただし、フラッシュメモリ56に9コマ以
上の画像データが記録されている場合、フル画面表示モ
ードからサムネイル表示モードに表示モードが切り換え
られた時点では、フル画面表示ポインタFSPの値によ
らず9コマのサムネイル画像を表示する方がサムネイル
画像の一覧性に優れる。ところが、上記(b)および
(c)の場合にフル画面表示ポインタFSPで指定され
るコマ番の画像を中心として9コマのサムネイル画像表
示を行おうとすると(b)の場合にはサムネイル画像表
示領域の先頭部分に、(c)の場合には同領域の末尾部
分に空白を生じる。そこで、上記(b)の場合にはコマ
番1〜9のサムネイル画像を表示し、(c)の場合には
コマ番LAST−8〜LASTのサムネイル画像を表示
する。そして(b)の場合および(c)の場合とも、カ
ーソルはフル画面表示ポインタFSPで指定されるコマ
のサムネイル画像表示位置に表示する。
【0076】ステップS202においてCPU50は、
タイマーをスタートする。このタイマーには、ASIC
60が上述したサムネイル画像表示の動作を開始してか
ら完了するまでに要する時間がセットされている。
【0077】ステップS203においてCPU50は、
ズームスイッチ25の操作の有無を判定する。ステップ
S203での判定が肯定されると、CPU50はステッ
プS204に進み、ステップS202でスタートさせた
タイマーの計時が完了しているか否か、すなわち表示部
62へのサムネイル画像の表示が完了しているか否かを
判定する。ステップS204での判定が肯定されるとC
PU50はステップS205に進む。一方、ステップS
204での判定が否定されるとCPU50はステップS
203に戻る。すなわち、サムネイル表示動作が行われ
ている途中では、CPU50はズームスイッチ25の操
作を受け付けない。
【0078】ステップS205においてCPU50は、
カーソルポインタCPおよびサムネイル表示ポインタT
NPの処理を行う。ステップS205におけるカーソル
ポインタCPおよびサムネイル表示ポインタTNPの処
理について説明する。ズームスイッチ25がアップ操作
されていることを検知するとCPU50は、カーソルポ
インタCPに1を加算する。この計算の結果、(a)カ
ーソルポインタCPの値が9を越す場合、CPU50は
以下に説明する処理を行う。一方、(b)上記計算の結
果、カーソルポインタCPの値が9を越さない場合には
CPU50は上記計算以外の処理を行わない。
【0079】上記(a)の場合でさらに、(c)サムネ
イル表示ポインタTNPに6を加算した値、すなわちT
NP+6が式(2)で表される範囲にある場合、カーソ
ルポインタCPを式(3)より算出する。 LAST+6>TNP+6>LAST … 式(2) CP=9−(LAST−TNP)+1 … 式(3) なお、上記式(3)におけるTNPの値は、6を加算す
る前の値である。CPU50は、続いてサムネイル表示
ポインタTNPにLASTを代入する。また、上記
(a)の場合で、(d)TNP+6が以下の式(4)で
示されるようになる場合、CPU50はサムネイル表示
ポインタTNPに9を代入し、カーソルポインタCPに
1を代入する。 TNP+6=LAST+6 … 式(4) 上記(a)の場合でさらに、(e)サムネイル表示ポイ
ンタTNPに6を加算してもTNPの値がLASTを越
さない場合、CPU50はサムネイル表示ポインタTN
Pの値に6を加算して新たなサムネイル表示ポインタT
NPの値とする。CPU50はまた、カーソルポインタ
CPには4を代入する。
【0080】上記(a)〜(e)それぞれの場合につい
て説明する。まず(b)の場合について説明すると、こ
れは図4(a)の1)〜4)に示したカーソル表示位置
の移動の処理のみが行われる場合に相当する。そして
(a)の場合が図4(a)の4)から5)へのサムネイ
ル画像表示の部分切換の処理が行われる場合に相当す
る。(a)の場合、3行×3列のサムネイル画像表示エ
リアの3行目に表示されている3コマのサムネイル画像
の表示位置を1行目に移動し、2行目、3行目に新たな
6コマのサムネイル画像を表示する処理が後述するステ
ップS207で行われる。しかしこのときに、フラッシ
ュメモリ56に記録されている画像のコマ数との兼ね合
いで新たに表示可能な画像が6コマに満たない場合があ
る。たとえばズームスイッチ25がアップ操作される前
の段階でサムネイル表示ポインタTNPの値がLAST
−3の場合、新たに表示可能なサムネイル画像はLAS
T−2、LAST−1、LASTの計3コマしかない。
このような場合、CPU50は表示部62にコマ番LA
ST−8〜LASTのサムネイル画像が表示されるよう
にサムネイル表示ポインタTNPの値を更新する。CP
U50はさらにズームスイッチ25がアップ操作される
前にカーソルが表示されていたコマに続くサムネイル画
像の表示位置にカーソルが表示されるようにサムネイル
表示ポインタTNPおよびカーソルポインタCPの値を
更新する。これが上記(c)の場合の処理である。
【0081】表示部62に最後の9コマのサムネイル画
像が表示されていて、カーソルが9番目のサムネイル画
像表示位置に表示されている場合、CPU50はズーム
スイッチ25のアップ操作を検知するとコマ番1〜9の
サムネイル画像が表示部62に表示されるようにサムネ
イル表示ポインタTNPの値を更新する。CPU50は
このとき、カーソルがコマ番1のサムネイル画像の表示
位置に表示されるようにカーソルポインタCPの値を更
新する。これが上記(d)の場合の処理である。
【0082】上記(a)〜(d)のいずれの場合にも該
当しないのが上記(e)の場合である。この場合には、
後述するステップS207の処理により、サムネイル画
像表示の通常の部分切換が行われる。
【0083】ステップS205に関する以上の説明は、
ズームスイッチ25がアップ操作された場合の処理であ
る。ズームスイッチ25がダウン操作されたことを検知
するとCPU50は、上述した内容に準ずる処理を行
う。以下、ズームスイッチ25がダウン操作された場合
におけるCPU50の処理について説明する。
【0084】ズームスイッチ25がダウン操作されてい
ることを検知するとCPU50は、カーソルポインタC
Pから1を減じる。この計算の結果、(p)カーソルポ
インタCPの値が0となる場合、CPU50は以下に説
明する処理を行う。一方、(q)上記計算の結果、カー
ソルポインタCPの値が0とならない場合にはCPU5
0は上記計算以外の処理を行わない。
【0085】上記(p)の場合でさらに、(r)サムネ
イル表示ポインタTNPに6を減じた値、すなわちTN
P−6が式(5)で表される範囲にある場合、カーソル
ポインタCPを式(6)より算出する。 9>TNP−6>3 … 式(5) CP=TNP−9 … 式(6) なお、上記式(5)におけるTNPの値は、6を減じる
前の値である。CPU50は、続いてサムネイル表示ポ
インタTNPに9を代入する。また、上記(p)の場合
で、(s)TNP−6が以下の式(7)で示されるよう
になる場合、CPU50はサムネイル表示ポインタTN
PにLASTを代入し、カーソルポインタCPに9を代
入する。 TNP−6=3 … 式(7) 上記(p)の場合でさらに、(t)サムネイル表示ポイ
ンタTNPから6を減じてもTNPの値が9以上となる
場合、CPU50はサムネイル表示ポインタTNPの値
から6を減じて新たなサムネイル表示ポインタTNPの
値とする。CPU50はまた、カーソルポインタCPに
は6を代入する。
【0086】上記(p)〜(t)それぞれの場合につい
て説明する。まず(q)の場合について説明すると、こ
れはカーソル表示位置の移動の処理のみが行われる場合
に相当する。そして(p)の場合がサムネイル画像表示
の部分切換の処理が行われる場合に相当する。(p)の
場合、3行×3列のサムネイル画像表示エリアの1行目
に表示されている3コマのサムネイル画像の表示位置を
3行目に移動し、1行目、2行目に新たな6コマのサム
ネイル画像を表示する処理が後述するステップS207
で行われる。しかしこのときに、表示部62に表示され
ているサムネイル画像のコマ番との兼ね合いで新たに表
示可能な画像が6コマに満たない場合がある。たとえば
ズームスイッチ25がダウン操作される前の段階でサム
ネイル表示ポインタTNPの値が11の場合、表示部6
2に表示されているサムネイル画像のコマ番は3〜11
である。このとき、ズームスイッチ25がダウン操作さ
れるのにともなって新たに表示可能なサムネイル画像は
コマ番1、2の計2コマしかない。このような場合、C
PU50は表示部62にコマ番1〜9のサムネイル画像
が表示されるようにサムネイル表示ポインタTNPの値
を更新する。CPU50はさらにさらに、ズームスイッ
チ25がダウン操作される前にカーソルが表示されてい
たサムネイル画像のコマ番よりも一つ若いコマ番のサム
ネイル画像の表示位置にカーソルが表示されるようにカ
ーソルポインタCPの値を更新する。これが上記(r)
の場合の処理である。
【0087】表示部62にコマ番1〜9のサムネイル画
像が表示されていて、カーソルが1番目のサムネイル画
像表示位置に表示されている場合、CPU50はズーム
スイッチ25のダウン操作を検知するとコマ番LAST
−8〜LASTのサムネイル画像が表示部62に表示さ
れるようにサムネイル表示ポインタTNPの値を更新す
る。CPU50はこのとき、カーソルがコマ番LAST
のサムネイル画像の表示位置に表示されるようにカーソ
ルポインタCPの値を更新する。これが上記(s)の場
合の処理である。
【0088】上記(p)〜(s)のいずれの場合にも該
当しないのが上記(t)の場合である。この場合には、
後述するステップS207の処理により、サムネイル画
像表示の通常の部分切換が行われる。
【0089】ステップS206においてCPU50は、
ステップS205における上記処理の結果、サムネイル
表示ポインタTNPの値が変化したかどうか、すなわち
サムネイル画像表示を部分切換するか否かを判定する。
ステップS206の判定が肯定されるとCPU50はス
テップS207に進み、表示部62に表示されるサムネ
イル画像表示を部分切換する。続いてCPU50は、ス
テップS208でサムネイル画像表示の部分切換に要す
る時間をタイマーに設定してこのタイマーをスタートさ
せ、ステップS203に戻る。
【0090】ステップS206における判定が否定され
ると、CPU50はステップS209に分岐してカーソ
ル表示位置の移動処理のみを行い、ステップS203に
戻る。
【0091】以上に説明したステップS203〜ステッ
プS209の処理がズームスイッチ25のアップ操作ま
たはダウン操作に応じてCPU50により行われるサム
ネイル画像表示の部分切換処理およびカーソル表示位置
の移動処理である。
【0092】ステップS203での判定が否定される、
すなわちズームスイッチ25の操作が検出されない場合
にCPU50はステップS210に分岐し、ダイヤルス
イッチ28の操作の有無を判定する。ステップS210
の判定が肯定されるとCPU50はステップS211に
進み、サムネイル表示ポインタTNPおよびカーソルポ
インタCPの処理を行う。
【0093】ステップS211におけるサムネイル表示
ポインタTNPおよびカーソルポインタCPの処理につ
いて説明する。図4(b)を参照して説明したように、
サムネイル表示モードが設定されている場合にダイヤル
スイッチ28が操作されるとページ切換が行われる。つ
まり、表示部62に表示されるサムネイル画像はダイヤ
ルスイッチ28の操作に応じて9コマ単位で切り換えら
れる。以下の説明では、ダイヤルスイッチ28を時計回
りの方向に1クリック分回転させる操作を「アップ操
作」と称し、反時計回りの方向に1クリック分回転させ
る操作を「ダウン操作」と称する。なお、フラッシュメ
モリ56に記録されている画像のコマ数が9コマ以下の
場合、ページ切換すべき対象がない。この場合CPU5
0は、図6に示されていないがステップS211におい
て何もせずにステップS203に戻る。以下の説明は、
フラッシュメモリ56に記録されている画像のコマ数が
10以上あることを前提としている。
【0094】CPU50は、ステップS211において
ダイヤルスイッチ28がアップ操作されたと判定する
と、サムネイル表示ポインタTNPに9を加算する。サ
ムネイル表示ポインタTNPに9を加算した結果に応
じ、サムネイル表示ポインタTNPの新たな値は以下に
説明するように変更される。
【0095】サムネイル表示ポインタTNPに9を加算
した結果、サムネイル表示ポインタTNPが以下の式
(8)で示される値になる場合、CPU50はTNP=
9とする。 TNP=LAST+9 … 式(8) サムネイル表示ポインタTNPに9を加算した結果が上
述のようにLAST+9になる場合、表示部62に表示
すべきサムネイル画像として指定されるコマ番はLAS
T+1〜LAST+9となる。つまり、表示可能なサム
ネイル画像は1コマも無い。したがって、上述の場合に
は先頭の9コマのサムネイル画像が表示されるよう、T
NP=9とする。このとき、カーソルポインタCPの値
には変更を加えない。
【0096】サムネイル表示ポインタTNPに上述のよ
うに9を加算した結果、サムネイル表示ポインタTNP
が以下の式(9)で表される範囲にある場合、カーソル
ポインタ暫定値CPTを以下の式(10)より求める。
そしてこのカーソルポインタ暫定値CPTがカーソルポ
インタCPの値よりも小さい場合、式(11)に示され
るようにカーソルポインタCPの値を変更する。 LAST+9>TNP>LAST … 式(9) CPT=9−(TNP−LAST) … 式(10) CP=CPT … 式(11)
【0097】サムネイル表示ポインタTNPの値が式
(9)の範囲にある場合、表示部62にはLAST以下
のコマ番のサムネイル画像のみが表示される。たとえ
ば、サムネイル表示ポインタTNP=LAST+8の場
合、サムネイル表示ポインタTNPで指定されるコマ番
はLAST、LAST+1、…、LAST+8となるの
で表示部62に表示されるサムネイル画像はコマ番LA
STのもののみとなる。このときのカーソルポインタ暫
定値CPTは1となる。もしカーソルポインタCPの値
が2以上となっている場合、カーソルポインタCPの値
は1に変更される。このようにカーソルポインタCPの
値が変更される理由は、サムネイル画像の表示されない
位置にカーソルが表示されても意味をなさないからであ
る。したがって、表示部62に9コマのサムネイル画像
が表示されず、かつカーソルがサムネイル画像の表示さ
れない位置にある場合には、表示されるサムネイル画像
中の末尾のサムネイル画像表示位置にカーソルを表示さ
せる上記処理が行われる。
【0098】以上がステップS211においてダイヤル
スイッチ28がアップ操作されたと判定した場合のCP
U50の処理である。続いて、同じくステップS211
においてダイヤルスイッチ28がダウン操作されたと判
定した場合のCPU50の処理について説明する。ダイ
ヤルスイッチ28がダウン操作されたと判定するとCP
U50は、サムネイル表示ポインタTNPから9を減じ
る。サムネイル表示ポインタTNPから9を減じた結果
に応じ、サムネイル表示ポインタTNPの新たな値は以
下に説明するように変更される。
【0099】サムネイル表示ポインタTNPから9を減
じた結果、サムネイル表示ポインタTNPが以下の式
(12)で示される値になる場合、CPU50はサムネ
イル表示ポインタTNPにLASTを代入する。 TNP≦0 … 式(12) 式(12)で示されるように、サムネイル表示ポインタ
TNPから9を減じた結果が零または負になる場合、表
示部62に表示すべきサムネイル画像として指定される
コマ番はすべて零または負の値となる。つまり、表示可
能なサムネイル画像は1コマもない。したがって、上述
の場合には末尾9コマのサムネイル画像が表示されるよ
う、TNP=LASTとする。このとき、カーソルポイ
ンタCPの値には変更を加えない。
【0100】サムネイル表示ポインタTNPから上述の
ように9を減じた結果、サムネイル表示ポインタTNP
が以下の式(13)で表される範囲にある場合、カーソ
ルポインタ暫定値CPTを以下の式(14)より求め
る。そしてこのカーソルポインタ暫定値CPTがカーソ
ルポインタCPの値よりも小さい場合、式(15)に示
されるようにカーソルポインタCPの値を変更する。 9>TNP>0 … 式(13) CPT=TNP … 式(14) CP=CPT … 式(15)
【0101】サムネイル表示ポインタTNPの値が式
(13)の範囲にある場合、表示部62にはコマ番1〜
TNPのサムネイル画像のみが表示される。たとえば、
サムネイル表示ポインタTNP=2の場合、表示部62
に表示されるサムネイル画像はコマ番1〜2のもののみ
となる。このときのカーソルポインタ暫定値CPTは2
となる。もしカーソルポインタCPの値が3以上となっ
ている場合、カーソルポインタCPの値は2に変更され
る。上述のようにして、表示部62に9コマのサムネイ
ル画像が表示されない場合で、かつカーソルがサムネイ
ル画像の表示されない位置にある場合には、表示される
サムネイル画像中の末尾のサムネイル画像表示位置にカ
ーソルが表示される。
【0102】以上がCPU50によるステップS211
の処理である。続いてCPU50は、ステップS212
においてタイマーの計時が終了しているか否かを判定す
る。すなわちCPU50は、ステップS201で開始さ
れたサムネイル画像の表示動作、あるいはステップS2
07で開始されたサムネイル画像表示の部分切換動作が
完了しているか否かを判定する。ステップS212での
判定が肯定されると、CPU50はステップS201に
戻り、ステップS211でのサムネイル表示ポインタT
NPおよびカーソルポインタCPの処理結果に基づくサ
ムネイル画像の表示を開始するようASIC60に指令
を発する。
【0103】ステップS212での判定が否定される
と、CPU50はステップS213に分岐し、表示部6
2に以下に説明するコマ番号表示処理を行う。ステップ
S213におけるコマ番号表示処理は、ステップS21
2の判定が否定されると行われることからも分かるよう
に、サムネイル画像表示の更新の速度がダイヤルスイッ
チ28の操作速度に追いつかない場合に行われる。つま
り、表示部62へのサムネイル画像の表示、あるいは部
分切換が行われている最中にダイヤルスイッチ28が操
作された場合、サムネイル画像の表示動作を中断してコ
マ番号のみを表示する。これが図4(c)の1)〜2)
で示される表示内容変更の制御動作である。
【0104】CPU50は、ステップS213での上記
処理を終えてステップS201に戻る。そして、操作者
がダイヤルスイッチ28の操作を中断して所定時間が経
過するとステップS213で表示されたコマ番号に対応
するサムネイル画像が表示部62に表示される。これが
図4(c)の3)〜4)で示される表示内容変更の制御
動作である。一方、表示部62へのサムネイル画像の表
示または部分切換に要する時間、すなわちサムネイル画
像表示所用時間よりも短い時間間隔で操作者がダイヤル
スイッチ28を操作すると、ステップS213での処理
が繰り返し行われて、コマ番のみを表示した状態でペー
ジ切換動作が行われる。これが図4(c)の2)〜3)
で示される表示内容変更の制御動作である。
【0105】操作者はまずダイヤルスイッチ28を比較
的短い時間間隔で操作し、目的とする画像が記録されて
いると思われるコマ番に近づくとダイヤルスイッチ28
を上述したサムネイル画像表示所用時間よりも長い時間
間隔で操作する。操作者が上述のようにダイヤルスイッ
チ28を操作することにより、目的とする画像を比較的
短時間のうちに検索することが容易となる。
【0106】ステップS210での判定が否定される
と、CPU50はステップS220に分岐してレリーズ
スイッチ26の操作が操作されたか否かを判定する。ス
テップS220での判定が肯定される、すなわちレリー
ズスイッチ26が操作されたと判定すると、CPU50
はステップS221で以下の式(16)によりフル画面
表示ポインタFSPの新たな値を算出し、ステップS1
02に戻る。 FSP=TNP−8+CP … 式(16)
【0107】ステップS220での判定が否定される
と、CPU50はステップS230に分岐して他のスイ
ッチの操作の有無を判定し、肯定されると操作されたス
イッチの種類に対応する処理をステップS231で行
う。ステップS230での判定が否定されるとCPU5
0はステップS203に戻り、引き続きズームスイッチ
25、ダイヤルスイッチ28、レリーズスイッチ26お
よびその他のスイッチの操作の待ち受け動作を継続す
る。
【0108】上記ステップS220およびステップS2
21におけるCPU50の処理について説明する。操作
者は、サムネイル表示モードにある電子カメラ100の
ズームスイッチ25およびダイヤルスイッチ28を操作
して目的とするサムネイル画像を検索し、このサムネイ
ル画像の表示位置にカーソルを移動する。目的とするサ
ムネイル画像に対応するフル画面表示の画像が見たいと
き、操作者はレリーズスイッチ26を操作する。する
と、カーソルの表示されていたコマのサムネイル画像に
対応するフル画面の画像が表示部62に表示される。こ
れがステップS220、ステップS221、そしてステ
ップS102の処理である。このとき、表示部62には
コマ番TNP−8〜TNPのサムネイル画像が表示され
ており、カーソルは先頭からCP番目のサムネイル画像
表示位置に表示されている。したがって、カーソルの表
示されているサムネイル画像のコマ番、すなわちフル画
面表示したい画像のコマ番であるフル画面表示ポインタ
FSPの値は上記の式(16)で求めることができる。
【0109】以上に説明したように、表示部62にサム
ネイル画像が表示されている状態でズームスイッチ25
とダイヤルイスイッチ28とを使い分けることにより、
一覧表示されているサムネイル画像の表示切換単位を変
えることができ、目的とする画像の検索を容易に行うこ
とができる。
【0110】また、上述したサムネイル画像の表示切換
に要する時間よりも短い時間間隔でダイヤルスイッチ2
8が操作された場合には、サムネイル画像の一覧表示を
せずに一覧表示するサムネイル画像のコマ番のみを一覧
表示する。つまり、比較的短い時間間隔でダイヤルスイ
ッチ28が操作された場合には、コマ番の一覧表示を切
り換えることにより画面の表示切換に要する時間を短縮
することができる。このため、ダイヤルスイッチ28の
操作に対する応答性を高められるので目的とする画像の
検索を行うときの操作性を高めることができる。
【0111】以上では、電子カメラに本発明を適用する
例について説明したが、この例に限られるものではな
い。すなわち、記憶装置内に記憶されている情報を表示
する情報表示装置に本発明は適用できる。たとえば、電
子手帳、あるいはPDAなどと称される個人用の情報機
器を始めとして、文字情報や画像情報を表示可能な装置
に本発明を適用することにより、情報の検索作業性を向
上することができる。
【0112】また、以上ではダイヤルスイッチ28が比
較的短い時間間隔で操作されて、このダイヤルスイッチ
28の操作速度にサムネイル画像の切換速度が追いつか
ない場合にサムネイル画像の表示をコマ番のみの情報に
基づく表示に切り換える例について説明したが、この例
に限られない。たとえば、コマ番に代えて撮影日時の情
報等を表示するものであってもよい。あるいは、画面の
表示切換に要する時間を短縮するため、画像を表示する
際の表示色数を減らしたり、あるいは表示サイズを小さ
くしたりして一覧表示する情報の情報量を減じるもので
あってもよい。
【0113】以上の実施の形態の説明において、フル画
面表示モードでズームスイッチ25が比較的短い時間間
隔で操作され、このズームスイッチ25の操作速度にフ
ル画面表示の切換が追いつかないときにコマ番のみを表
示する、という制御は行わない例について説明した。し
かし、フル画面表示モードが選択されているときも、上
記の場合にコマ番等、情報量を減じて表示を行い、ズー
ムスイッチ25やダイヤルスイッチ28の操作に応じて
この表示を切り換えるものであってもよい。
【0114】以上の発明の実施の形態と請求項との対応
において、フラッシュメモリ56が記憶媒体を、表示部
62が表示装置を、CPU50およびASIC60が表
示制御手段、第1の表示切換制御手段および第2の表示
切換制御手段を、ズームスイッチ25が第1の操作部材
を、ダイヤルスイッチ28が第2の操作部材を、撮影レ
ンズ42が撮影光学系を、CCD47が光電変換手段
を、RAM52およびフラッシュメモリ56が記憶手段
を、ASIC60が画像信号記録制御手段をそれぞれ構
成する。
【0115】
【発明の効果】以上に説明したように、 (1) 請求項1に記載の発明によれば、第1の操作部
材が操作された場合と第2の操作部材が操作された場合
とで、一覧表示されている情報の表示切換をする際の表
示切換単位が異なっているため、目的とする情報を検索
する際の操作性を向上させることができる。また、これ
ら第1および第2の部材は、情報表示装置が情報表示モ
ードに設定されている場合と情報表示モードとは異なる
動作モードに設定されている場合とで異なる用途を有し
ているので、情報表示装置に設ける操作部材の数を減じ
ることができる。 (2) 請求項2または3に記載の発明によれば、情報
の表示切換に要する時間よりも短い時間間隔で第1の操
作部材が操作された場合に、表示する情報の量を減じる
ことにより表示切換に要する時間を短縮して表示切換速
度を増すことができる。このため、目的とする情報を検
索する際の速さを増して操作性を向上させることができ
る。 (3) 請求項4に記載の発明によれば、撮影して得ら
れた画像信号に基づくファイルが記録されている記憶手
段中から目的とするファイルを迅速に検索することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報表示装置を有す
る電子カメラの外観を説明する図。
【図2】電子カメラの内部構成を概略的に説明するブロ
ック図。
【図3】フル画面表示モード時に、表示部に表示される
情報を切り換える際の制御の一例を説明する図。
【図4】サムネイル表示モード時に、表示部に表示され
る情報を切り換える際の制御の一例を説明する図。
【図5】情報の表示切換制御手順を説明するフローチャ
ート。
【図6】図5に示す情報の表示切換制御手順に続いて行
われる制御手順を説明するフローチャート。
【符号の説明】
21 削除スイッチ 22 表示モード切換スイッチ 23 モード切換スイッチ 25 ズームスイッチ 26 レリーズスイッチ 28 ダイヤルスイッチ 47 CCD 50 CPU 52 RAM 54 ROM 56 フラッシュメモリ 60 ASIC
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AC01 AC32 AC34 AC42 AC69 5C053 FA08 FA27 HA22 HA30 HA33 KA04 LA02 5E501 AA20 AC15 AC33 BA05 CA04 CB03 EA33 FA02 FA13 FA14 FA23 FB04 FB22 FB34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体に記録された複数のファイルのう
    ち、一部の数のファイルに対応する情報を表示装置に一
    覧表示する表示制御手段と、 前記表示装置に前記情報が表示される情報表示モードが
    設定されている場合と、前記情報表示モードとは異なる
    動作モードが設定されている場合とで相異なる用途を有
    し、前記情報表示モードが設定されているときは前記表
    示手段に一覧表示される前記情報の表示切換のために用
    いられる第1および第2の操作部材と、 前記第1の操作部材が操作された場合には、前記表示手
    段に一覧表示されている情報を第1の表示切換単位で表
    示切換する第1の表示切換制御手段と、 前記第2の操作部材が操作された場合には、前記表示手
    段に一覧表示されている情報を前記第1の表示切換単位
    よりも大きな第2の表示切換単位で表示切換する第2の
    表示切換制御手段とを有することを特徴とする情報表示
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報表示装置において、 前記第1の表示切換制御手段は、前記第1の表示切換制
    御手段による表示切換に要する第1の時間よりも短い時
    間間隔で前記第1の操作部材が操作された場合に、前記
    表示手段に一覧表示する情報の情報量を減じて表示切換
    に要する時間を短縮することを特徴とする情報表示装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の情報表示装置に
    おいて、 前記第2の表示切換制御手段は、前記第2の表示切換制
    御手段による表示切換に要する第2の時間よりも短い時
    間間隔で前記第2の操作部材が操作された場合に、前記
    表示手段に一覧表示する情報の情報量を減じて表示切換
    に要する時間を短縮することを特徴とする情報表示装
    置。
  4. 【請求項4】撮影光学系により形成された被写体像を光
    電変換して画像信号を出力する光電変換手段と、 前記画像信号に基づくファイルを生成し、記憶手段に記
    録する画像信号記録制御手段とを有する電子カメラにお
    いて、 請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報表示装置をさ
    らに有することを特徴とする電子カメラ。
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