JP2000232519A - 非接触識別装置を利用した会場内発見連絡システム - Google Patents

非接触識別装置を利用した会場内発見連絡システム

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JP2000232519A
JP2000232519A JP11031018A JP3101899A JP2000232519A JP 2000232519 A JP2000232519 A JP 2000232519A JP 11031018 A JP11031018 A JP 11031018A JP 3101899 A JP3101899 A JP 3101899A JP 2000232519 A JP2000232519 A JP 2000232519A
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JP11031018A
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English (en)
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Yasuhiko Nakazato
保彦 中里
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SENSHU ELECTRIC CO Ltd
Estec Co Ltd
Original Assignee
SENSHU ELECTRIC CO Ltd
Estec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の人が入場する会場内で、迷子や待ち合
わせの連絡を迅速且つ確実に行うための非接触識別装置
を利用した会場内発見連絡システムを提供する。 【解決手段】 迷子や待ち合わせ人等に装着され、被装
着者の識別コードを記憶したRF−IDタグと、会場の
入口に設けられ、RF−IDタグに情報を書き込む登録
器と、会場内に設置され、迷子や待ち合わせ人が所定距
離まで近づいたときに装着されたRF−IDタグからの
信号を受信する読み取り器と用件表示部と用件表示用操
作部を有する発見連絡機と、発見連絡機に接続されて発
見連絡機からの入力情報を受信する中央情報コントロー
ラとを備え、中央情報コントローラには、発見連絡機か
ら送信された情報を記憶する記憶部と、情報を表示する
表示部と、発見連絡機が複数台ある場合には前記情報を
他の発見連絡機に送信して他の発見連絡機の用件表示部
に表示するための送信部とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、百貨店や遊園地等
の多数の人が入場する会場内で、迷子や待ち合わせの連
絡を行うための会場内発見連絡システムに関し、特に迷
子や待ち合わせの連絡を迅速且つ確実に行うことが可能
な非接触識別装置を利用した会場内発見連絡システムに
関する。尚、この明細書において、RF−IDタグとは
データキャリアシステム(移動体識別装置)において使
用されるラジオ フリキュエンシーアイデンティフィケ
ーション(Radio Frequency Iden
tification)タグのことをいう。
【0002】
【従来の技術】百貨店や遊園地等の多数の人が入場する
会場内では、買物や遊びに熱中してしまい、気がつくと
保護者や友人とはぐれてしまうことが多い。このような
場合、従来は、自分で会場内を探して歩くか、或いは場
内アナウンスで呼び出してもらって探すのが一般的であ
った。迷子の場合には、優しい人に出会って助けられて
迷子センターに届けられる場合もあり、このような場合
には、場内アナウンスで保護者に子供が迷子になってい
ることを知らせることによって対応していた。また、友
人等とはぐれてしまった場合には、携帯電話で連絡を取
り合うことが多いが、どちらか一方が携帯電話を所持し
ていない場合には、例えば伝言パネル等に存在箇所を記
入して知らせることによって対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自分で会場
内を探して歩くのは、会場が広い場合には大変であり、
また、はぐれた相手が歩き回っていた場合には、行き違
いになってしまうことも多かった。また、保護者が迷子
センターに届けて場内アナウンスしてもらった場合に
は、迷子になった子供は保護者とはぐれてしまった不安
感に支配されてアナウンスをよく聞いていないことも多
く、知らない人に助けてもらう場合には、子供にとって
はその人に対する信頼感がないため非常に不安であり、
場合によっては誘拐等の危険な事態が生じる虞があると
いう問題があった。一方、伝言パネルで連絡をとる場合
でも、伝言パネルは入口付近に一つだけ設置されている
場合が多く、しかも相手が伝言パネルの場所に戻ってく
るとは限らないので、迅速に連絡をとることはできなか
った。
【0004】このような実情に鑑みて、会場内に入場す
る人に個人情報を記憶させた記憶媒体カードを携帯さ
せ、その記憶媒体カードを会場内に複数台設置された連
絡装置のうちの1台に挿入することで、カードに記憶さ
れた個人情報を他の連絡装置に表示させて自分のいる場
所等を相手に伝えるシステムが存在している。このシス
テムは、迷子や待ち合わせ等の連絡を、迅速且つ正確に
行うことができる優れたシステムであったが、以下のよ
うな課題が存在した。すなわち、このシステムにおいて
情報を伝達するためには、所持するカードを連絡装置に
挿入する必要があるが、例えば幼い子供が迷子になった
場合には、カードを装置に挿入することができなかった
り、迷子になった不安でカードを持っていることを忘れ
てしまったり、カードを紛失してしまったりすることに
よって、情報が発信されないといった事態が起こる可能
性があった。本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであって、カードを挿入するといった動
作を行わずとも、迷子や待ち合わせ等の連絡を迅速且つ
正確に行うことができるシステムを提供せんとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
百貨店や遊園地等の多数の人が入場する会場内におい
て、迷子や待ち合わせ等の連絡を行うための会場内発見
連絡システムであって、迷子や待ち合わせ人等に装着さ
れ、被装着者の識別コードを記憶したRF−IDタグ
と、会場の入口に設けられ、前記RF−IDタグに情報
を書き込む登録器と、前記会場内に設置され、迷子や待
ち合わせ人が所定距離まで近づいたときに装着されたR
F−IDタグからの信号を受信する読み取り器と用件表
示部と用件表示用操作部を有する発見連絡機と、前記発
見連絡機に接続されて発見連絡機からの入力情報を受信
する中央情報コントローラとを備え、前記中央情報コン
トローラには、前記発見連絡機から送信された情報を記
憶する記憶部と、前記情報を表示する表示部と、発見連
絡機が複数台ある場合には前記情報を他の発見連絡機に
送信して他の発見連絡機の用件表示部に表示するための
送信部とが設けられていることを特徴とする非接触識別
装置を利用した会場内発見連絡システムに関する。
【0006】請求項2記載の発明は、前記発見連絡機
が、会場内に設置された人形に組み込まれていることを
特徴とする請求項1記載の非接触識別装置を利用した会
場内発見連絡システムに関する。請求項3記載の発明
は、前記発見連絡機が、会場内に設置された自動販売機
に組み込まれていることを特徴とする請求項1記載の非
接触識別装置を利用した会場内発見連絡システムに関す
る。請求項4記載の発明は、前記発見連絡機が、会場内
に設置された空き缶回収機に組み込まれていることを特
徴とする請求項1記載の非接触識別装置を利用した会場
内発見連絡システムに関する。
【0007】請求項5記載の発明は、前記中央情報コン
トローラに入力された迷子情報を会場内に音声で伝達す
るための音声伝達手段が設けられ、発見連絡機には、前
記音声伝達手段による音声情報に基づいて迷子応答情報
を用件表示部に表示させるための応答操作部が設けられ
ていることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載
の非接触識別装置を利用した会場内発見連絡システムに
関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る非接触式識別
装置を利用した会場内発見連絡システム(以下、会場内
発見連絡システムという)の好適な実施形態について、
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る会場内
発見連絡システムの基本構成を示す図であり、図2は会
場内における複数の発見連絡機とこれらの発見連絡機に
接続された中央情報コントローラの設置状態を示す図で
あり、図3は迷子情報を表示している発見連絡機を示す
図であり、図4は発見連絡機の好適な実施形態を示す外
観図であり、図5は本発明に係る会場内発見連絡システ
ムの基本動作のフローチャート図である。
【0009】本発明に係る会場内発見連絡システムは、
百貨店や遊園地等の多数の人が入場する会場(K)内で
迷子や待ち合わせの連絡を行うためのシステムであり、
会場(K)内に入場した迷子や待ち合わせ人の識別コー
ドを記憶したRF−IDタグ(1)と、会場(K)の入
口に設けられ、RF−IDタグ(1)に情報を書き込む
登録器(2)と、会場(K)内における複数箇所に設置
される発見連絡機(3)と、これら複数の発見連絡機
(3)に接続され、少なくとも1つの発見連絡機(3)
からの入力情報を他の発見連絡機(3)に出力する中央
情報コントローラ(4)とを備えている。尚、図示例で
は会場内に複数台の発見連絡機(3)を設置した様子を
示したが、会場が狭い場合などは発見連絡機(3)を会
場内に1台のみ設ける構成としてもよい。
【0010】RF−IDタグ(1)としては、内部アン
テナとICチップがケース内に収納されてなる公知のR
F−IDタグが使用される。使用されるRF−IDタグ
の形状は特に限定されず、ディスク型、カード型、円筒
型等の種々の形状のものを適宜選択して使用すればよい
が、会場(K)に入場する人の衣服等に装着する際に、
装着が容易な形状のものが好適に使用される。RF−I
Dタグ(1)内部のICチップには、ID用メモリや通
信に必要な制御回路等が収められており、ID用メモリ
には被装着者の識別コードが個人識別情報として登録器
(2)によって書き込まれる。
【0011】発見連絡機(3)には、RF−IDタグ
(1)の読み取り器(3a)と、送信釦からなる用件表
示用操作部(3b)と、用件表示部(3c)と、応答操
作部(3d)が備えられている。読み取り器(3a)は
電波(電磁波)を発信しており、迷子になった子供や待
ち合わせ連絡をする人が所定距離まで近づくと、その人
に装着されたRF−IDタグ(1)の内部アンテナによ
って読み取り器(3a)から発信された電波が受信さ
れ、これによりRF−IDタグ(1)に応答用エネルギ
ーが与えられ、送信状態から受信可能状態に切り替わっ
た読み取り器(3a)によってRF−IDタグからの信
号が受信される。
【0012】本発明において、発見連絡機(3)の形態
は特に限定されるものではないが、迷子発見システムと
して使用する場合には、図4に示すように人形に組み込
むことが好ましい。その理由は、第一には、人形の形態
とすることによって迷子になった子供が発見連絡機
(3)を見つけやすいということであり、第二には、発
見連絡機(3)はRF−IDタグ(1)を装着した子供
が所定距離まで近づかないと作動しないが、親しみやす
い人形の形態とすることによって、迷子になった子供が
発見連絡機(3)に近づき易いということである。尚、
発見連絡機(3)の形態は、必ずしも人の形状を模した
人形でなくともよく、子供が親しみやすい外観を備えた
動物(例えば、犬、猫、うさぎ、熊等)や漫画のキャラ
クター等の人形としてもよい。
【0013】中央情報コントローラ(4)のCPU(4
A)には、少なくとも1つの発見連絡機(3)から送信
された情報を記憶する記憶部(4a)と、情報を表示す
る表示部(4b)と、情報を他の発見連絡機(3)に送
信して他の発見連絡機(3)の用件表示部(3c)に表
示するための入出力インターフェースからなる送信部
(4c)とが設けられている。また、中央情報コントロ
ーラ(4)のCPU(4A)に入力された迷子情報を会
場(K)内に音声で伝達するための音声伝達手段(4
d)が更に設けられ、発見連絡機(3)には、音声伝達
手段(4d)による音声情報に基づいて迷子応答情報を
用件表示部(3c)に表示させるための応答釦からなる
応答操作部(3d)が設けられている。尚、図1におい
て、(4e)はRAM、(4f)はROMを示してい
る。
【0014】次に、上記のように構成された本発明に係
る会場内発見連絡システムの基本動作について、図5の
フローチャートを参照しつつ説明する。子供連れで会場
(K)内に入場する人は、出入口(D)においてRF−
IDタグ(1)を受け取り、設置されている登録器
(2)によって子供の名前等の個人情報を識別コードと
して入力すると、RF−IDタグ(1)のID用メモリ
及び中央情報コントローラ(4)のCPU(4A)の記
憶部(4a)に子供の識別コードが記憶される。そし
て、子供の識別コードが記憶されたRF−IDタグ
(1)を子供の衣服や靴に装着する。尚、RF−IDタ
グ(1)を例えばベルト状のものに予め装着しておき、
これを腕や腰等に巻き付けて固定するようにしてもよ
い。また、ペンダントやネックレス、或いはブレスレッ
ト等に装着してファッション性に優れたものとすること
も可能である。
【0015】子供の保護者もしくは会場の係員は、会場
を見学してまわる前に予め子供に対して、例えば「迷子
になったときには○○人形に抱きつきなさい。」と教え
ておく。例えば、発見連絡機(3)に「迷子ちゃん人
形」という名前をつけている場合には、「迷子になった
ときには迷子ちゃん人形に抱きつきなさい。」と教えれ
ばよいし、発見連絡機(3)が熊を模した人形である場
合には、「迷子になったときには熊ちゃん人形に抱きつ
きなさい。」と教えればよい。教える際には、発見連絡
機を組み込んだ人形、又はその写真を子供に見せながら
教えることによって、子供は迷子になった時にすぐにど
の人形に抱きつけばよいのかを理解することができる。
尚、発見連絡機(3)を組み込んだ人形の目につきやす
い箇所に、「迷子になった子はボクに抱きつくと、すぐ
にお父さんやお母さんに会えるよ!」等の文句を大きく
書いておいてもよい。
【0016】保護者は、子供の識別コードが記憶された
RF−IDタグ(1)が子供の衣服等に装着された状態
で会場(K)内を移動する。そして、子供が会場(K)
内にて保護者とはぐれてしまった場合、迷子になった子
供は予め教えられた通りに発見連絡機(3)が組み込ま
れた人形を探して、見つけた発見連絡機(3)に抱きつ
く。すると、発見連絡機(3)に設けられた読み取り器
(3a)が子供に装着されたRF−IDタグ(1)に電
波を発信して、RF−IDタグ(1)からの信号を受信
する。尚、読み取り器(3a)のアンテナの感度は、R
F−IDタグ(1)を装着した子供が人形に抱きついた
状態まで接近することではじめてRF−IDタグ(1)
の電波を受信できるように設定しておくことが好まし
い。
【0017】読み取り器(3a)がRF−IDタグ
(1)からの信号を受信すると、発見連絡機(3)の用
件表示部(3c)に、例えば、図3に示すように「英樹
は現在G所にいます。」等の表示がなされ、子供の名前
や居場所等が表示される。なお、図示しないが発見連絡
機(3)の近傍にビデオカメラを設け、抱きついている
迷子を写し、この映像が用件表示部(3c)に表示され
る構成としてもよい。これにより、迷子発見の確実性が
増し、いたずら等を防止できる。
【0018】また、RF−IDタグ(1)から受信され
た信号は、迷子情報として発見連絡機(3)から中央情
報コントローラ(4)のCPU(4A)に送信され、迷
子情報がこの中央情報コントローラ(4)の記憶部(4
a)に記憶されるとともに表示部(4b)に表示され
る。更に、CPU(4A)から音声伝達手段(4d)に
迷子情報が送信され、この音声伝達手段(4d)によっ
て、会場(K)内にこの迷子情報が音声で伝達される。
尚、この音声による迷子情報の伝達は、1回の伝達が行
われた後は一定時間(5分間程度)はアナウンスを繰り
返さず、一定時間経過後に再びアナウンスを行う構成と
することが好ましい。これは、迷子になっていない子供
が面白がって何度も人形に抱きつくことによって、不要
なアナウンスが繰り返されて会場内にいる人に迷惑をか
けることを防ぐためである。
【0019】迷子になっている子供の保護者は、この音
声による迷子情報を聞いて最寄りの発見連絡機(3)の
場所に行き、この発見連絡機(3)の応答釦からなる応
答操作部(3d)を押し操作する。ここで、CPU(4
A)では、応答操作がなされたかどうかが判別され、応
答操作があるまで、音声伝達手段(4d)から迷子情報
が会場(K)内に音声で流される。上記のようにして、
応答操作がなされると、応答側の発見連絡機(3)の用
件表示部(3c)に、例えば「英樹は現在G所にいま
す。」等の表示がなされるので、保護者は迷子になった
子供の居場所を知ることができる。
【0020】そこで、応答側の発見連絡機(3)による
応答操作によって、迷子応答情報が中央情報コントロー
ラ(4)のCPU(4A)に送信され、この中央情報コ
ントローラ(4)のCPU(4A)で迷子応答情報が受
信されると、この中央情報コントローラ(4)のCPU
(4A)から入出力インターフェースからなる送信部
(4c)を介して、迷子の子供の居る送信側の発見連絡
機(3)に迷子応答情報が送信され、この送信側の発見
連絡機(3)でこの迷子応答情報が受信され、この送信
側の発見連絡機(3)の用件表示部(3c)に、例えば
「英樹ちゃん、すぐに迎えに行くよ。」等の表示がなさ
れる。このようにして、保護者が迷子になった子供の居
場所を知ることができると、保護者は、迷子になった子
供の居る送信側の発見連絡機(3)の場所まで行って迷
子になった子供を発見することによって、子供の迷子状
態が解除される。
【0021】上述した如く、子供を発見連絡機(3)に
抱きつかせることによって、RF−IDタグ(1)に記
憶された情報を発見連絡機(3)の読み取り器(3a)
に読み取らせる構成とすることにより、迷子と関係の無
い人の接近によって発見連絡機(3)が誤作動すること
を防ぐことができる。また、人形に抱きつくといった行
為によって、迷子になった子供の不安感を静めることも
できる。但し、本発明においては、RF−IDタグ
(1)の情報を読み取り器(3a)で読み取り可能な距
離まで子供が発見連絡機(3)に近づけばよいのである
から必ずしも抱きつかせる必要はない。従って、例え
ば、読み取り器(3a)で読み取り可能な距離の範囲の
地面に線を引いておくか、若しくはその範囲に任意の図
形やイラストを描いておき、予め迷子になった場合には
線の内側に入るように、或いは図形やイラストを踏むよ
うに教えておいてもよいし、その旨を発見連絡機(3)
に書いておいてもよい。
【0022】図6は待ち合わせ用の発見連絡機(3)の
一例を示すものであって、この待ち合わせ用の発見連絡
機(3)には、RF−IDタグ(1)の読み取り器(3
a)と、送信釦からなる用件表示用操作部(3b)と、
用件表示部(3c)と、応答操作部(3d)と、待ち合
わせ場所指定用操作部(3e)と、待ち合わせ時刻操作
部(3f)とが備えられている。
【0023】会場内で友人とはぐれた場合には、最寄り
の発見連絡機(3)の場所へ行き、読み取り器(3a)
に自分が装着したRF−IDタグ(1)の情報を読み取
らせ、送信釦からなる用件表示用操作部(3b)を押し
て操作し、待ち合わせ場所指定用操作部(3e)を操作
して待ち合わせ場所とする発見連絡機(3)のナンバー
を押して操作する。すると、この発見連絡機(3)の用
件表示部(3c)には、例えば、図6に示すように「正
彦はP.M.6:00にD所で待ちます。」等の表示が
なされる。この待ち合わせ場所表示は、この発見連絡機
のみになされても、会場(K)内の各発見連絡機に同時
になされてもよい。会場(K)内の各発見連絡機に待ち
合わせ表示がなされる場合には、上記した迷子情報表示
と同様に、この発見連絡機から待ち合わせ情報が中央情
報コントローラ(4)を介して会場(K)内の各発見連
絡機(3)に送信されて、各発見連絡機(3)の用件表
示部(3c)に表示される。
【0024】はぐれた友人は、この用件表示部(3c)
に表示された情報を読み取ることによって、はぐれた本
人(この例の場合は正彦)の待ち合わせ場所と待ち合わ
せ時刻に指定された待ち合わせ場所(指定されたDの発
見連絡機のある場所)に出向くことによって、はぐれた
本人に確実に会うことができる。尚、上記実施例では、
迷子用の発見連絡機と待ち合わせ用の発見連絡機を別々
の装置に構成した例を示したが、迷子用と待ち合わせ用
とを兼用した発見連絡機を会場内に複数台設置してもよ
いことは勿論である。
【0025】尚、本発明においては、発見連絡機(3)
を自動販売機や空き缶回収機の近傍に設置することが好
ましい。図7は発見連絡機(3)を組み込んだ人形を空
き缶回収機(5)の前に設置した例である。尚、図中
(5a)は空き缶の投入口である。このように、自動販
売機や空き缶回収機の近傍に発見連絡機(3)を設置す
ることによって、それらが目印となって発見連絡機
(3)を容易に発見することができるようになる。
【0026】また、本発明においては、発見連絡機
(3)を自動販売機や空き缶回収機に組み込む構成も好
適に採用できる。図8は発見連絡機(3)を自動販売機
(6)に組み込んだ様子を示す外観図であり、図9は発
見連絡機(3)を空き缶回収機(5)に組み込んだ様子
を示す外観図である。このように、発見連絡機(3)を
自動販売機や空き缶回収機に組み込むことによって、発
見連絡機(3)を容易に発見することが可能になるとと
もに、自動販売機(6)で清涼飲料水や煙草等の商品を
購入するときや、空き缶回収機(5)に空き缶を投入す
るときに、発見連絡機(3)の用件表示部(3c)に表
示された情報を見ることができるので、子供が迷子にな
っていることや友人等がはぐれていることを早期に知る
ことができるようになる。また、発見連絡機(3)を設
置するためのスペースを新たに必要としない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、百貨店や遊園地等の多数の人が入場する会場内にお
いて、迷子や待ち合わせ等の連絡を行うための会場内発
見連絡システムであって、迷子や待ち合わせ人等に装着
され、被装着者の識別コードを記憶したRF−IDタグ
と、会場の入口に設けられ、前記RF−IDタグに情報
を書き込む登録器と、前記会場内に設置され、迷子や待
ち合わせ人が所定距離まで近づいたときに装着されたR
F−IDタグからの信号を受信する読み取り器と用件表
示部と用件表示用操作部を有する発見連絡機と、前記発
見連絡機に接続されて発見連絡機からの入力情報を受信
する中央情報コントローラとを備え、前記中央情報コン
トローラには、前記発見連絡機から送信された情報を記
憶する記憶部と、前記情報を表示する表示部と、発見連
絡機が複数台ある場合には前記情報を他の発見連絡機に
送信して他の発見連絡機の用件表示部に表示するための
送信部とが設けられていることを特徴とする非接触識別
装置を利用した会場内発見連絡システムであるから、以
下に述べる効果を奏する。即ち、迷子になった子供の保
護者や友人とはぐれた人が、発見連絡機や中央情報コン
トローラの表示部に表示された情報を読み取ることによ
って、相手の居場所を迅速且つ正確に知ることができ
る。また、RF−IDタグを使用した非接触識別装置を
利用したシステムであるので、カードを挿入するといっ
た動作を必要とせず、幼い子供が迷子になった場合で
も、迷子情報の発信を確実に行うことができる。
【0028】請求項2の発明は、前記発見連絡機が、会
場内に設置された人形に組み込まれていることを特徴と
する請求項1記載の非接触識別装置を利用した会場内発
見連絡システムであるから、迷子になった子供が発見連
絡機を見つけやすいとともに、迷子になった子供の不安
感が解消して発見連絡機に安心して近づけるようになる
という効果を奏する。
【0029】請求項3の発明は、前記発見連絡機が、会
場内に設置された自動販売機に組み込まれていることを
特徴とする請求項1記載の非接触識別装置を利用した会
場内発見連絡システムであり、請求項4の発明は、前記
発見連絡機が、会場内に設置された空き缶回収機に組み
込まれていることを特徴とする請求項1記載の非接触識
別装置を利用した会場内発見連絡システムであるから、
発見連絡機の設置スペースを新たに必要とせず、またそ
の場所を容易に知ることができ、しかも自動販売機や空
き缶回収機を使用するときに発見連絡機の用件表示部を
見ることができるので、早期に迷子等の情報を知ること
ができる。
【0030】請求項5の発明は、前記中央情報コントロ
ーラに入力された迷子情報を会場内に音声で伝達するた
めの音声伝達手段が設けられ、発見連絡機には、前記音
声伝達手段による音声情報に基づいて迷子応答情報を用
件表示部に表示させるための応答操作部が設けられてい
ることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の非
接触識別装置を利用した会場内発見連絡システムである
から、保護者が音声による迷子情報を聞き取ることがで
き、これにより、最寄りの発見連絡機の応答操作部を操
作することによって、迷子になった子供との連絡を直ぐ
に行うことができ、迅速に子供の迷子状態を解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非接触識別装置を利用した会場内
発見連絡システムの構成を示すブロック図である。
【図2】会場内での発見連絡機と中央情報コントローラ
の配置状態を示す説明図である。
【図3】会場内発見連絡システムの発見連絡機の一例を
示す正面図である。
【図4】発見連絡機を人形に組み込んだ様子を示す外観
図である。
【図5】本発明に係る会場内発見連絡システムの迷子連
絡動作を示すフローチャートである。
【図6】会場内発見連絡システムの発見連絡機の他の例
を示す正面図である。
【図7】発見連絡機を組み込んだ人形を空き缶回収機の
前に設置した様子を示す図である。
【図8】発見連絡機を自動販売機に組み込んだ様子を示
す外観図である。
【図9】発見連絡機を空き缶回収機に組み込んだ様子を
示す外観図である。
【符号の説明】
1 RF−IDタグ 2 登録器 3 発見連絡器 3a 読み取り器 3b 用件表示用操作部 3c 用件表示部 4 中央情報コントローラ 4a 記憶部 4b 表示部 4c 送信部 4d 音声伝達手段 4e RAM 4f ROM 5 空き缶回収機 6 自動販売機 D 出入口 K 会場
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 21/00 623 G08B 21/00 623 5K024 H04B 5/02 H04B 5/02 Fターム(参考) 3E038 AA01 BA20 BB04 FA03 GA02 HA06 JA02 5B058 CA17 KA01 KA06 KA40 5C086 AA21 AA55 BA30 CA06 CA09 CA28 CB27 CB36 DA01 DA14 DA20 EA19 EA41 EA45 FA06 FA17 5J070 AE09 AF01 AK15 AK36 BC06 BC14 BC25 BC27 5K012 AA01 AB05 AC06 AC08 AC10 BA03 BA08 5K024 AA79 BB04 BB07 CC09 CC10 CC11 DD01 DD04 FF03 GG01 GG05 GG10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 百貨店や遊園地等の多数の人が入場する
    会場内において、迷子や待ち合わせ等の連絡を行うため
    の会場内発見連絡システムであって、迷子や待ち合わせ
    人等に装着され、被装着者の識別コードを記憶したRF
    −IDタグと、会場の入口に設けられ、前記RF−ID
    タグに情報を書き込む登録器と、前記会場内に設置さ
    れ、迷子や待ち合わせ人が所定距離まで近づいたときに
    装着されたRF−IDタグからの信号を受信する読み取
    り器と用件表示部と用件表示用操作部を有する発見連絡
    機と、前記発見連絡機に接続されて発見連絡機からの入
    力情報を受信する中央情報コントローラとを備え、前記
    中央情報コントローラには、前記発見連絡機から送信さ
    れた情報を記憶する記憶部と、前記情報を表示する表示
    部と、発見連絡機が複数台ある場合には前記情報を他の
    発見連絡機に送信して他の発見連絡機の用件表示部に表
    示するための送信部とが設けられていることを特徴とす
    る非接触識別装置を利用した会場内発見連絡システム。
  2. 【請求項2】 前記発見連絡機が、会場内に設置された
    人形に組み込まれていることを特徴とする請求項1記載
    の非接触識別装置を利用した会場内発見連絡システム。
  3. 【請求項3】 前記発見連絡機が、会場内に設置された
    自動販売機に組み込まれていることを特徴とする請求項
    1記載の非接触識別装置を利用した会場内発見連絡シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記発見連絡機が、会場内に設置された
    空き缶回収機に組み込まれていることを特徴とする請求
    項1記載の非接触識別装置を利用した会場内発見連絡シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記中央情報コントローラに入力された
    迷子情報を会場内に音声で伝達するための音声伝達手段
    が設けられ、発見連絡機には、前記音声伝達手段による
    音声情報に基づいて迷子応答情報を用件表示部に表示さ
    せるための応答操作部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1乃至4いずれかに記載の非接触識別装置を利
    用した会場内発見連絡システム。
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