JP2008040634A - 公衆浴場施設における利用者連絡システム - Google Patents

公衆浴場施設における利用者連絡システム Download PDF

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Abstract

【課題】公衆浴場施設、特に、大規模公衆浴場施設においてグループ内での待ち合わせなどに便利な利用者連絡システムを提供する。
【解決手段】無線ICタグ111を有する腕輪110と、無線ICタグ111のIDを取得する無線センサ131〜135と、IDとグループコードとが関連づけられたデータテーブルを有するサーバ160と、同一のグループコードを有する他の利用者に当該利用者の所在地コードを送信する送信機140とを有する。腕輪110には、無線受信部112及び表示部113が設けられており、所在地コードを受信すると表示部113に所在地が表示される。これにより、公衆浴場施設が男性専用の利用エリアと女性専用の利用エリアに分かれているために相互に連絡が取れない場合であっても、グループ内で所在地を互いに知らせ合うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は公衆浴場施設における利用者連絡システムに関し、特に、家族や友人などのグループ内における所在地コードの授受が可能な利用者連絡システムに関する。
近年、大規模な公衆浴場施設(いわゆるスーパー銭湯)が各地に建設され、多くの集客をもたらしている。このような大規模公衆浴場施設は、通常の公衆浴場施設に比べて数多くの入浴設備(サウナ、露天風呂、打たせ湯、岩風呂、足湯など)を備えており、このため利用者の滞在時間も通常の公衆浴場施設に比べて非常に長いという特徴がある。また、大規模公衆浴場施設は、家族や友人などのグループ単位での来客が非常に多いという特徴も有している。
しかしながら、大規模公衆浴場施設は、男性専用の利用エリア(男湯)と女性専用の利用エリア(女湯)に分かれており、相互に行き来することができないことから、グループ内での待ち合わせなどに不便が生じることがある。例えば、利用者が夫婦である場合、風呂上がりに休憩所で待ち合わせようとしても、相互に連絡が取れないことから、夫婦の一方が休憩所で長く待たされるなどの不都合が生じていた。
このような不都合を解消するためには、施設の各所に置き時計を設置したり、各利用者に防水型の腕時計などを貸与する方法などが考えられるが、大規模公衆浴場施設では時間を忘れてリラックスしたいと考える利用者が少なくないため、このような方法は必ずしも望ましくない。しかも、上記の方法では、ある利用者(例えば夫)が浴室を出るのを待ってから、当該グループに属する他の利用者(例えば妻)が浴室を出るといった形の待ち合わせ方法を採ることができず、結局はあらかじめ決めた待ち合わせ時間に縛られてしまうことになる。
また、携帯電話機などの通信機器を浴室に持ち込む方法も考えられるが、通常の携帯電話機は水分に対して非常に弱いため、これを浴室に持ち込むことは現実的でない。しかも、携帯電話機の持ち込みは他の利用者にとって非常に迷惑であると考えられる。特に、近年の携帯電話機にはカメラ機能が搭載されていることが多く、この点からも、公衆浴場での利用は不適切であると言える。
このような問題を解決すべく、特許文献1には、ロッカー鍵に音声出力部とIDを設けるとともに、公衆浴場施設の各所に無線親機を設けることにより、利用者の所在地を同一グループに属する他の利用者に音声で伝える方法が提案されている。
特開2003−337855号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法は、ロッカー鍵自体に音声出力部などを設けていることから、利用者とロッカー鍵とが分離すると正しく機能しないという問題があった。例えば、グループ内に子供が含まれている場合は、紛失などを防ぐために子供のロッカー鍵を保護者が所持することが考えられ、この場合、子供の所在地については検出不能となってしまう。
また、特許文献1に記載された方法では、音声によって他の利用者の所在地を自動的に通知していることから、グループ外の利用者にとって迷惑となることが考えられる。また、当該利用者も落ち着いて入浴できないといった不満が生じることが考えられる。
したがって、本発明の目的は、公衆浴場施設、特に、大規模公衆浴場施設においてグループ内での待ち合わせなどに便利な改良された利用者連絡システムを提供することである。
また、本発明の他の目的は、利用者の所在地をより確実に検出可能な利用者連絡システムを提供することである。
また、本発明のさらに他の目的は、グループ外の利用者にとって迷惑とならず、且つ、当該利用者の落ち着いた入浴を妨げることのない利用者連絡システムを提供することである。
本発明による利用者連絡システムは、公衆浴場施設における利用者連絡システムであって、複数の利用者にグループコード又はこれに関連づけられたIDを担持させる情報担持手段と、グループコード又はIDを取得することにより、公衆浴場内における所定の利用者の所在地コードを特定し、特定した所在地コードを前記所定の利用者と同一のグループに属する他の利用者に通知するグループ通知手段と、通知された所在地コードに関する情報を前記他の利用者に表示する表示手段とを備え、情報担持手段及び表示手段は、複数の利用者に対してそれぞれ装着可能に構成された装着具内に組み込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、所定の利用者の所在地を当該グループに属する他の利用者に通知していることから、公衆浴場施設が男性専用の利用エリアと女性専用の利用エリアに分かれているために相互に連絡が取れない場合であっても、グループ内で所在地を互いに知らせ合うことが可能となる。
また、情報担持手段及び表示手段が装着具内に組み込まれていることから、当該利用者との分離が確実に防止される。したがって、利用者が子供であっても、紛失により所在地の検出が不能になるといった可能性がほとんどない。装着具としては腕輪を用いることができる。
また、表示手段によって所在地コードを視覚的に表示していることから、グループ外の利用者にとって迷惑となることがない。また、装着具に設けられた表示スイッチによって表示手段が活性化される構成とすれば、当該利用者の落ち着いた入浴を妨げることもない。表示手段としては、ランプを用いることができる。
装着具には所在地コードを受信するための無線受信部がさらに組み込まれていることが好ましい。これによれば、同一グループに属する他の利用者の所在地コードをリアルタイムに受信することが可能となる。
本発明による利用者連絡システムは複数の無線センサをさらに備えることが好ましく、グループ通知手段は、どの無線センサがグループコード又はIDを取得したかによって所在地コードを特定することが好ましい。また、情報担持手段は、グループコード又はIDを有する無線ICタグを含むことが好ましい。これによれば、簡単且つ安価に情報を担持させることが可能となる。ここで、無線ICタグがグループコードではなくIDを有している場合、グループ通知手段は、IDとグループコードとが関連づけられたデータテーブルを参照することによりグループコードを特定すればよい。
公衆浴場施設は、少なくとも浴室、脱衣場及び休憩所を有しており、所在地コードは、浴室、脱衣場及び休憩所の少なくとも一つに関する情報を含んでいることが好ましい。これによれば、同一グループに属する他の利用者の所在地をより具体的に知ることが可能となる。
このように、本発明によれば、公衆浴場施設、特に、大規模公衆浴場施設において、グループ内で所在地を互いに知らせ合うことが可能となる。このため、グループ内での待ち合わせなどで生じる不都合を解消することが可能となる。また、装着具を用いていることから、当該利用者との分離を確実に防止することも可能となる。さらに、同一グループに属する他の利用者の所在地を視覚的に報知していることから、グループ外の利用者にとって迷惑となることもない。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による利用者連絡システムの主要部の構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、本実施形態による利用者連絡システム100は、利用者が装着する腕輪110と、腕輪110のIDを読み取るタグリーダ120及び複数の無線センサ131〜135と、腕輪110に所在地コードを送信するための送信機140と、管理者により操作される操作端末150と、データの蓄積及び処理を行うサーバ160とを備えている。腕輪110を除く各構成要素は、ネットワーク190を介して相互に接続されている。
腕輪110は、IDを保持しこれを無線送信可能な無線ICタグ111と、所在地コードを受信するための無線受信部112と、受信した所在地コードに関する情報を表示する表示部113と、表示部113を活性化させるための表示スイッチ115とを含んでいる。
図2は、腕輪110の外観の一例を示す概略図である。
図2に示す例では、腕輪110は腕時計のような形状を有しており、脱衣場にあるロッカー鍵119が内蔵されている。このロッカー鍵119は、腕輪110の内部に収容することが可能であり、ロッカーを開閉する際には、図2に示すようにロッカー鍵119を引き出して使用する。腕輪110は、利用者が各自の腕に装着することにより、利用者との物理的な分離が確実に防止される。
腕輪110に設けられた表示部113には、「浴室」と書かれたランプ113aと、「脱衣場」と書かれたランプ113bと、「休憩所」と書かれたランプ113cが設けられている。これらは、同一グループに属する他の利用者の所在地を示すランプである。これらのランプ113a〜113cは、利用者が表示ボタン115を押すことによって活性化する。したがって、表示ボタン115を押さなければランプ113a〜113cは点灯しない。尚、腕輪110には無線ICタグ111及び無線受信部112も備えられているが、これらは腕輪110の内部に組み込まれているため、外観上これらを視認することはできない。
また、サーバ160は、グループ化処理部161、グループ通知部162及び記憶部163を備えている。サーバ160としては、一般的なコンピュータを用いることができる。したがって、グループ化処理部161やグループ通知部162がそれぞれ独立したハードウェアである必要はなく、コンピュータが所定のプログラムを実行することによって実現される機能であっても構わない。
図3は、利用者連絡システム100の適用が好適な大規模公衆浴場施設の構成を模式的に示す図である。
図3に示す大規模公衆浴場施設200は、浴室201,202、脱衣場211,212及び休憩所220によって構成されている。
浴室201は男性専用の利用エリア(男湯)であり、浴室202は女性専用の利用エリア(女湯)である。いずれの浴室201,202にも、各種の入浴設備230(サウナ、露天風呂、打たせ湯、岩風呂、足湯など)及び洗い場240が設けられている。また、男湯である浴室201には図1に示した無線センサ131が配置されており、女湯である浴室202には図1に示した無線センサ132が配置されている。
脱衣場211,212も、それぞれ男性専用の利用エリア及び女性専用の利用エリアであり、それぞれ無線センサ133,134が配置されている。脱衣場211,212には、ロッカー250及びトイレ260が設けられている。また、休憩所220は男女共用のエリアであり、通常はここで待ち合わせが行われる。休憩所220には無線センサ135が配置されている。
無線センサ131〜135は、腕輪110に組み込まれた無線ICタグ111の情報(ID)を読み取るために設けられており、これにより、腕輪110を着けた利用者が浴室201,202、脱衣場211,212及び休憩所220のどこにいるのか検出することができる。
また、浴室201,202及び休憩所220には、図1に示した送信機140が配置されている。送信機140は、腕輪110に組み込まれた無線受信部112に対し、所在地コードを送信するために設けられている。送信機140の設置場所は浴室201,202及び休憩所220に限定されず、利用者が所在地コードを正しく受信可能であれば、いずれの場所に配置しても構わない。また、その設置数についても限定されない。
以上が本実施形態による利用者連絡システム100の構成である。
次に、本実施形態による利用者連絡システム100の動作について、グループ化処理と所在地通知処理に分けて説明する。
図4は、利用者連絡システム100によるグループ化処理を説明するためのフローチャートである。
まず、大規模公衆浴場施設200の管理者は、図1に示した操作端末150を操作することにより、グループ化処理を開始させる(ステップS11)。これに応答して、グループ化処理部161はユニークなグループコードを生成する(ステップS12)。次に、管理者は、同一グループに属する利用者と同数の腕輪110を用意し、タグリーダ120によって腕輪110のIDを読み取る(ステップS13)。上述の通り、腕輪110のIDは無線ICタグ111によって担持されている。タグリーダ120によって読み取られたIDは、ネットワーク190を介してサーバ160に送信され、グループ化処理部161によってグループコードと関連づけられる(ステップS14)。関連づけられたIDとグループコードは、記憶部163に保存されたテータテーブルに追記される(ステップS15)。
このような操作を用意した腕輪110全てについて行う。これにより、読み取られた全てのIDには、互いに同一のグループコードが関連づけられる。このようにして、全ての腕輪110に対して処理が終わると(ステップS16:NO)、管理者は操作端末150を操作することによって、一連のグループ化処理を終了させる(ステップS17)。
図5は、記憶部163に保存されるデータテーブルの構造を示す図である。
図5に示すように、データテーブル163aは、IDとグループコードが関連づけられた構造を有している。図5に示す例では、IDが「123456」である腕輪110とIDが「123AFF」である腕輪110に同じグループコードG01が割り当てられており、これにより上記2つの腕輪110がグループ化されたことになる。
以上のグループ化処理が完了すると、利用者は腕輪110を腕に装着し、浴室201、脱衣場202及び休憩所203を自由に利用する。したがって、男性であれば男性専用の利用エリア(脱衣場211や浴室201)に移動し、女性であれば女性専用の利用エリア(脱衣場212や浴室202)に移動する。
図6は、利用者連絡システム100による所在地通知処理を説明するためのフローチャートである。
まず、大規模公衆浴場施設200の管理者は、図1に示す操作端末150を操作することによって、所在地通知処理を開始させる(ステップS21)。この動作は、グループ化処理(図4参照)の完了に連動して自動的に行われるよう構成しても構わない。所在地通知処理が開始すると、無線センサ131〜135によってIDのスキャンを行う(ステップS22)。
読み取られたIDはネットワーク190を介してサーバ160へ送信され、読み取り元である無線センサ131〜135の位置に応じた所在地コードがグループ通知部162によって生成される(ステップS23)。例えば、読み取られたIDが図5に示す「123456」であり、読み取り元の無線センサが浴室201に設置された無線センサ131であれば、所在地コードとして浴室201を示すコード「201」が生成される。
次に、グループ通知部162は、読み取られたIDに対応するグループコードと同じグループコードが割り当てられたIDを抽出する(ステップS24)。例えば、読み取られたIDが図5に示す「123456」であれば、対応するグループコード「G01」が割り当てられたID「123AFF」が抽出される。
そして、グループ通知部162は、ステップS23にて生成した所在地コード及びステップS24にて抽出したIDを送信機140を介して送信する(ステップS25)。送信された所在地コード及びIDは、腕輪110に設けられた無線受信部112によって受信され、無線ICタグ111のIDと一致すると(ステップS26:YES)、表示部113への表示が許可される(ステップS27)。例えば、所在地コードが浴室201を示すコード「201」であれば、「浴室」と書かれたランプ113aが点灯可能な状態となる。但し、この状態ではランプ113aは点灯せず、表示スイッチ115を押下することによって初めて点灯する。これにより、同じグループに属する利用者が浴室にいることが分かる。
そして、管理者による操作端末150の操作によって、所在地通知処理の終了が指示されなければ(ステップS28:NO)、ステップS22に戻ってIDのスキャンを行う。一方、所在地通知処理の終了が指示されれば(ステップS28:YES)、所在地通知処理が終了する。
このように、本実施形態によれば、同一のグループに属する他の利用者の所在地をリアルタイムに知ることができる。このため、男性専用の利用エリアと女性専用の利用エリアに分かれているために相互に連絡が取れない場合であっても、グループ内で所在地を互いに知らせ合うことが可能となる。このため、グループ内での待ち合わせなどで生じる不都合を解消することが可能となる。
また、本実施形態では、無線ICタグ111を腕輪110に組み込んでいることから、利用者との分離を確実に防止することが可能となる。したがって、利用者が子供であっても、紛失するといった可能性がほとんどない。
さらに、本実施形態では、同一のグループに属する他の利用者の所在地を視覚的に報知していることから、グループ外の利用者にとって迷惑となることがない。また、本実施形態では、表示スイッチ115の押下によって表示部113を活性化させていることから、当該利用者の落ち着いた入浴を妨げることもない。
尚、上記実施形態では、腕輪110に3つのランプ113a、113b、113cが設けられているが、これらを複数セット設けることも可能である。
図7は、他の例による腕輪110の外観を示す概略図である。
図7に示す腕輪110の表示部113には、「浴室」と書かれたランプ113aと、「脱衣場」と書かれたランプ113bと、「休憩所」と書かれたランプ113cがそれぞれ4つ設けられている。これら4セットのランプは、それぞれ異なる利用者の所在地コードを表示するためのランプである。したがって、図7に示す腕輪110を用いれば、グループ化される利用者の数が5人までであれば、各人の所在地を個別に知ることが可能となる。
図8は、さらに他の例による腕輪110の外観を示す概略図である。
図8に示す腕輪110の表示部113には、それぞれ利用者A、利用者B、利用者Cと書かれたランプ114a、114b、114cが設けられている。これらのランプは、それぞれ対応する利用者の所在地コードを表示するためのランプであり、例えば、赤色に点灯している場合には当該利用者が「浴室」にいることを示し、青色に点灯している場合には当該利用者が「脱衣場」にいることを示し、消灯している場合には当該利用者が「休憩所」にいることを示すことができる。このように、表示部113には所在地ごとにランプを設ける必要はなく、利用者ごとにランプを設けることも可能である。
図9は、さらに他の例による腕輪110の外観を示す概略図である。
図9に示す腕輪110の表示部113は、液晶パネル、ELパネルなどキャラクタ表示が可能な平面ディスプレイによって構成されている。平面ディスプレイである表示部113には、同一グループに属する他の利用者の所在地が文字などによって表示される。このように、表示部113による表示方法としては、ランプである必要はない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、無線センサ131〜135を浴室や脱衣場などに設置し、そこにいる利用者のIDを読み取っているが、本発明においてこのような構成は必須でない。したがって、図10に示すように、浴室201,202と脱衣場211,212との間のゲート271,272や、脱衣場211,212と休憩所230との間のゲート273,274に無線センサを設け、これによって各利用者の所在地を検出することも可能である。この場合、利用者がゲート271〜274を通過する際にIDが読み取られることになる。本例によれば、腕輪110に設けられた無線ICタグ111が低出力であっても、各利用者の所在地を検出することが可能となる。
また、上記実施形態では、各腕輪110がそれぞれ固有のIDを担持しており、これにグループコードを割り当てることによってグループ化を行っている。しかしながら、本発明において、各腕輪110が固有のIDを担持していることは必須でなく、グループコードのみを担持していても構わない。
また、上記実施形態では、無線センサ131〜135によって各利用者の所在地を検出しているが、例えば、脱衣場211,212のロッカー250にそれぞれセンサを設けておき、ロッカー鍵119による開閉動作に基づいて利用者の所在地を検出することも可能である。つまり、本発明において、無線センサを利用することは必須でない。
また、上記実施形態では、腕輪110にIDを担持させているが、各利用者にIDやグループコードを担持させる方法としてはこれに限定されるものではない。但し、利用者との物理的な分離を防止するためには、首掛け式(ネックレス式)ではなく、腕輪や足輪のように利用者との物理的な分離を確実に防止可能な構成とすることが好ましい。
また、上記実施形態では、腕輪110にロッカー鍵119を組み込んでいるが、本発明においてこれは必須でない。
本発明の好ましい実施形態による利用者連絡システム100の主要部の構成を模式的に示す図である。 腕輪110の外観の一例を示す概略図である。 利用者連絡システム100の適用が好適な大規模公衆浴場施設200の構成を模式的に示す図である。 利用者連絡システム100によるグループ化処理を説明するためのフローチャートである。 記憶部163に保存されるデータテーブル163aの構造を示す図である。 利用者連絡システム100による所在地通知処理を説明するためのフローチャートである。 他の例による腕輪110の外観を示す概略図である。 さらに他の例による腕輪110の外観を示す概略図である。 さらに他の例による腕輪110の外観を示す概略図である。 ゲート271〜274にセンサを設けた例による大規模公衆浴場施設200の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
100 利用者連絡システム
110 腕輪
111 無線ICタグ
112 無線受信部
113 表示部
113a〜113c,114a〜114c ランプ
115 表示スイッチ
119 ロッカー鍵
120 タグリーダ
131〜135 無線センサ
140 送信機
150 操作端末
160 サーバ
161 グループ化処理部
162 グループ通知部
163 記憶部
163a データテーブル
190 ネットワーク
200 大規模公衆浴場施設
201,202 浴室
211,212 脱衣場
220 休憩所
230 入浴設備
230 休憩所
240 洗い場
250 ロッカー
260 トイレ
271〜274 ゲート

Claims (10)

  1. 公衆浴場施設における利用者連絡システムであって、
    複数の利用者にグループコード又はこれに関連づけられたIDを担持させる情報担持手段と、前記グループコード又は前記IDを取得することにより、前記公衆浴場内における所定の利用者の所在地コードを特定し、特定した前記所在地コードを前記所定の利用者と同一のグループに属する他の利用者に通知するグループ通知手段と、通知された前記所在地コードに関する情報を前記他の利用者に表示する表示手段とを備え、
    前記情報担持手段及び前記表示手段は、前記複数の利用者に対してそれぞれ装着可能に構成された装着具内に組み込まれていることを特徴とする利用者連絡システム。
  2. 前記装着具が腕輪であることを特徴とする請求項1に記載の利用者連絡システム。
  3. 前記表示手段がランプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の利用者連絡システム。
  4. 前記装着具に設けられた表示スイッチをさらに備え、前記表示手段は前記表示スイッチによって活性化されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の利用者連絡システム。
  5. 前記装着具には、前記所在地コードを受信するための無線受信部がさらに組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の利用者連絡システム。
  6. 複数の無線センサをさらに備え、前記グループ通知手段は、どの無線センサが前記グループコード又は前記IDを取得したかによって前記所在地コードを特定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の利用者連絡システム。
  7. 前記情報担持手段は、前記グループコード又は前記IDを有する無線ICタグを含むことを特徴とする請求項6に記載の利用者連絡システム。
  8. 前記無線ICタグは前記IDを有しており、前記グループ通知手段は、前記IDと前記グループコードとが関連づけられたデータテーブルを参照することにより前記グループコードを特定することを特徴とする請求項7に記載の利用者連絡システム。
  9. 前記公衆浴場施設は、少なくとも浴室、脱衣場及び休憩所を有しており、前記所在地コードは、前記浴室、脱衣場及び休憩所の少なくとも一つに関する情報を含んでいることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の利用者連絡システム。
  10. 前記公衆浴場施設の少なくとも一部は、男性専用の利用エリアと女性専用の利用エリアに分かれており、一方の利用エリアにて取得した前記所在地コードを他方のエリアに存在する利用者に報知可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の利用者連絡システム。
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