JP2000232192A - ヒートシンクファン - Google Patents
ヒートシンクファンInfo
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- JP2000232192A JP2000232192A JP11033875A JP3387599A JP2000232192A JP 2000232192 A JP2000232192 A JP 2000232192A JP 11033875 A JP11033875 A JP 11033875A JP 3387599 A JP3387599 A JP 3387599A JP 2000232192 A JP2000232192 A JP 2000232192A
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Abstract
めすることのできるヒートシンクファンを提供する。 【解決手段】 電子部品等の被冷却部材上に配され両端
に一対の側端壁6aを有する底壁4を備え底壁4上の該
一対の側端壁6a、6b間に複数の放熱フィン5を立設
してなるヒートシンク2と、ヒートシンク2に対し冷却
用の空気流を供給するファン装置3が支持される上壁7
gと側端壁6a、6bに当接するよう上壁7gの端部か
ら垂下する一対の側壁7a、7bとを有してなる筐体9
とを備え、底壁4と上壁7gとは略同一の平面形状を有
するとともに、側端壁6a、6bの少なくとも一方と、
これに当接する側壁部7a、7bとに、相互に嵌合する
凸部及7cび凹部6cが形成されるようにした。
Description
品上に配されて該電子部品の放熱を行うヒートシンクフ
ァンに関する。
ようにヒートシンク2とヒートシンク上に配されるファ
ン装置3とから成っている。ヒートシンク2は底壁4の
下面がCPU等の電子部品に密着され、底壁4上に複数
の放熱フィン5と側端壁6a、6bとを有している。フ
ァン装置3はモータと一体のファン(不図示)がハウジ
ング9により覆われている。
られ、下面に側壁7a、7bが設けられている。そし
て、ヒートシンク2の側端壁6a、6b上にハウジング
9の側壁7a、7bが載置され、ヒートシンク2に設け
られた係合孔(不図示)にハウジング9に設けられた係
合爪(不図示)が係合して固定されている。
の回転により開口部9aから外気が取り込まれて放熱フ
ィン5と熱交換し、側端壁6a、6b間及び側壁7a、
7b間の排気口1aから排気して電子部品の冷却を行う
ようになっている。
うなヒートシンクファン1は、ヒートシンク2上にファ
ン装置3を容易に装着できるように、前記係合爪の幅に
対して前記係合孔の幅を余裕を持って大きく形成してい
る。このため、ヒートシンク2上でファン装置3が図1
において矢印Aの方向にスライドして所定の配置からず
れる場合がある。
し、騒音、振動の発生の原因となるとともに、この接触
によってファンが破損するおそれがある。また、ファン
装置3が所定の配置からずれることで、ヒートシンク2
上での空気の流れが変化し所望の冷却効果を得ることが
できない等の問題がある。
スライドを防止して、ファン装置を簡単に位置決めする
ことのできるヒートシンクファンを提供することを目的
とする。
に請求項1に記載された発明は、電子部品等の被冷却部
材上に配され両端に一対の側端壁を有する底壁を備え該
底壁上の該一対の側端壁間に複数の放熱フィンを立設し
てなるヒートシンクと、前記ヒートシンクに対し冷却用
の空気流を供給するファン装置が支持される上壁部と前
記一対の側端壁に当接するよう該上壁端から垂下する一
対の側壁部とを有してなる筐体とを備え、 前記底壁と
前記上壁部とは略同一の平面形状を有するとともに、前
記底壁の両端に位置する一対の側端壁の少なくとも一方
と、これに当接する側壁部とに、相互に嵌合する嵌合部
が形成されることを特徴としている。
に配されるヒートシンクは底壁上に一対の側端壁が設け
られ、上壁部でファン装置を支持する筐体は端部に垂下
する側壁を形成している。側端壁と側壁とは嵌合部によ
り嵌合してヒートシンクとファン装置とが位置決めされ
るようになっている。そして、ファン装置内に設けられ
たファンの回転によって空気流が側端壁及び側端壁に沿
って流れ、放熱フィンと熱交換されて電子部品の冷却が
行われる。
たときに相互にスライドし、ファン装置が放熱フィンに
接触して騒音、振動が発生することを防止することがで
きる。また、ファン装置が所定の位置からずれることで
ヒートシンク上の空気の流れが変化し、冷却効率が低下
することを防止することができる。
壁部とが当接して接合されることで、ヒートシンク側部
からの空気流の漏洩を防止することができ、冷却効率を
向上させることができる。また、嵌合部の形状は、筐体
及びヒートシンクの材料並びに嵌合方法によって、適宜
選択することができる。
1に記載されたヒートシンクファンにおいて、前記嵌合
部は、前記側壁部に設けられ前記ヒートシンクに向かっ
て突出する凸部と、前記側端壁に該凸部と略同一形状に
形成された凹部とからなることを特徴としている。
1に記載されたヒートシンクファンにおいて、前記嵌合
部は、前記側端壁に設けられ前記筐体に向かって突出す
る凸部と、前記側壁部に該凸部と略同一形状に形成され
た凹部とからなることを特徴としている。
1乃至請求項3のいづれかに記載されたヒートシンクフ
ァンにおいて、前記嵌合部は、前記側壁部と前記側端壁
との接合部の略中央部に形成されることを特徴としてい
る。この構成によると、ヒートシンクファンの形状及び
大きさに応じて、嵌合部が側壁部と側端壁との接合部の
略中央部に形成される。
1乃至請求項3のいづれかに記載されたヒートシンクフ
ァンにおいて、前記嵌合部は、前記側壁部と前記側端壁
との接合部の両端部に形成されることを特徴としてい
る。この構成によると、ヒートシンクファンの形状及び
大きさに応じて、嵌合部が側壁部と側端壁との接合部の
両端部に形成される。
説明する。説明の便宜上従来例の図1と同一の部材につ
いては同一の符号を付している。図2は第1実施形態の
ヒートシンクファンを示す概略斜視図であり、図3の
(a)、(b)、(c)は夫々ヒートシンクの平面図、
側面図及び正面図である。これらの図によると、ヒート
シンクファン1はヒートシンク2と、ヒートシンク2上
に配されるファン装置3とから成っている。
密着性をよくするために底壁4の下面に平面精度の高い
密着部4aが形成されている。底壁4上には複数の放熱
フィン5と両端部に側端壁6a、6bが形成されてい
る。側端壁6a、6bの下部には底壁4に渡って開口す
る係合孔2a、2bが設けられており、側端壁6aの上
端中央部には凹部6cが設けられている。放熱フィン5
は後述するファン10に対面する高さの低い低部5b
(図3(a)の斜線部)を有し、ファン10の外側に配
される放熱フィン5を高くして(高部5a)、放熱特性
を向上させるようになっている。
る平面形状を有しており、モータと一体のファン10を
上壁面7gで支持するハウジング9(筐体)により覆わ
れている。ハウジング9の上面には開口部9aが設けら
れ、下面に側壁7a、7bが設けられている。側壁7
a、7bには係合孔2a、2bと係合可能な係合爪7
d、7eが設けられており、係合爪7d、7eの幅は係
合孔2a、2bと容易に係合できるように係合孔2a、
2bの幅より余裕を持って大きく形成されている。ま
た、側壁7aには、凹部6cと嵌合する凸部7cが下方
に突出して設けられている。
る際には、まず、係合孔2bに係合爪7eを係合させ
る。その後、凹部6cと凸部7cとが嵌合するように側
壁7aの上部を下方に押圧することによって側壁7a、
7bが弾性変形し、係合爪7dが係合孔2aに係合す
る。そして、ヒートシンクファン1は、ファン10の回
転により開口部9aから外気が取り込まれて放熱フィン
5と熱交換し、側端壁6a、6b間及び側壁7a、7b
間の排気口1aから排気して電子部品の冷却を行うよう
になっている。
圧することにより、係合孔2aと係合爪7dとの係合が
解除され、その状態でファン装置3を矢印Cの方向に回
動させることで係合孔2bと係合爪7eの係合も解除さ
れて、ファン装置3をヒートシンク2から取り外すこと
ができるようになっている。
と、凸部7cと凹部6cとが嵌合することによりヒート
シンク2とファン装置3とのずれが生じない。従って、
ファン10と放熱フィン5との接触による騒音、振動の
発生を防止することができるとともに、ファン装置3は
常に所定の位置でヒートシンク2に空気流を供給するこ
とになり、冷却効率の低下を防止することができる。
際に、ファン装置3がヒートシンク2より大きいと互い
の位置が大きくずれても判別できない。しかし、本実施
形態のヒートシンクファンは、ファン装置3がヒートシ
ンク2と略一致した平面形状を有しているので、ヒート
シンク2に対するファン装置3の位置ずれを目視により
確認しながら概略位置合わせすることができる。そし
て、凸部7cと凹部6cとを嵌合させることにより、簡
単にファン装置3をヒートシンク2上の所定位置に設置
できる。従って、組立が容易になって製造工数を削減す
ることができる。ファン装置3の平面形状をヒートシン
ク2より小さくしてもよい。
て、対応する凹部6cを側端壁6a、6bに設けてもよ
く、側壁7a、7bに凹部を設け、側端壁6a、6bに
凸部を設けてもよい。
ン装置3の側に設けると、着脱可能なファン装置3を手
指で保持するスペースを確保することができる。これに
より、凸部7cを押圧してファン装置3とヒートシンク
2との係合を簡単に解除してファン装置3の取り外しが
できるので望ましい。
ンを示す概略斜視図である。第1実施形態と同一の部材
には同一の符号を付している。本実施形態は、ハウジン
グ7の側壁7a、7bの両端部に設けられた凸部7f
に、ヒートシンク6の長手方向に部分的に設けられた側
端壁6a、6b(6bは不図示)の両端部を切り欠いて
形成した凹部6eを嵌合するようになっている。その他
の構成は第1実施形態と同様である。ヒートシンク6の
側端壁6a、6bの両端に凸部を設け、ハウジング7の
側壁7a、7bの両端に凹部を設けて嵌合するようにし
てもよい。
同様に、ファン装置3がヒートシンク2と略一致した平
面形状を有しているので、ヒートシンク2に対するファ
ン装置3の位置ずれを目視により確認しながら概略位置
合わせすることができ、側壁7a、7bと側端壁6a、
6bを嵌合させることにより、ファン装置3を所定位置
からずれないようにすることができる。従って、冷却効
率の低下を防止するとともに組立を容易にして製造工数
を削減することができる。
すように、ハウジング7の上壁面7gまたは、ヒートシ
ンク6の底壁4の上面4aと同じ高さまで側壁7a、7
bまたは側端壁6a、6bを切り欠いて、側端壁6aま
たは側壁7aと嵌合するようにしても同様の効果を得る
ことができる。
シンクの底壁の両端に位置する一対の側端壁と、この一
対の側端壁の上端に当接する筐体の側壁部とに相互に嵌
合する嵌合部が設けられている。その結果、ヒートシン
クとハウジングとを結合したときに相互にスライドし、
ファン装置が放熱フィンに接触し、騒音、振動が発生す
ることを防止することができるとともに、この接触によ
ってファンが破損することを防止することができる。ま
た、ファン装置が所定の位置からずれることによってヒ
ートシンク上での空気の流れが変化し、冷却効率が低下
することも防止することができる。
とが略同一の平面形状を有することで、ヒートシンクフ
ァンを取り付けるに当たり必要なスペースを最小限に押
さえることができることから、このヒートシンクファン
が取り付けられる装置の小型化に寄与することもできる
とともに、取り付けを容易にして製造工数を削減するこ
とができる。加えて、ヒートシンクの側端壁と筐体の側
壁部とが当接して接合されることでヒートシンク側部か
らの空気流の漏洩を防止することができ、冷却効率を向
上させることができる。
る。
を示す斜視図である。
のヒートシンクを示す図である。
を示す斜視図である。
を示す側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電子部品等の被冷却部材上に配され両端
に一対の側端壁を有する底壁を備え該底壁上の該一対の
側端壁間に複数の放熱フィンを立設してなるヒートシン
クと、前記ヒートシンクに対し冷却用の空気流を供給す
るファン装置が支持される上壁部と前記一対の側端壁に
当接するよう該上壁端から垂下する一対の側壁部とを有
してなる筐体とを備え、 前記底壁と前記上壁部とは略同一の平面形状を有すると
ともに、前記底壁の両端に位置する一対の側端壁の少な
くとも一方と、これに当接する側壁部とに、相互に嵌合
する嵌合部が形成されることを特徴とするヒートシンク
ファン。 - 【請求項2】 前記嵌合部は、前記側壁部に設けられ前
記ヒートシンクに向かって突出する凸部と、前記側端壁
に該凸部と略同一形状に形成された凹部とからなること
を特徴とする請求項1に記載のヒートシンクファン。 - 【請求項3】 前記嵌合部は、前記側端壁に設けられ前
記筐体に向かって突出する凸部と、前記側壁部に該凸部
と略同一形状に形成された凹部とからなることを特徴と
する請求項1に記載のヒートシンクファン。 - 【請求項4】 前記嵌合部は、前記側壁部と前記側端壁
との接合部の略中央部に形成されることを特徴とする請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒートシンクフ
ァン。 - 【請求項5】 前記嵌合部は、前記側壁部と前記側端壁
との接合部の両端部に形成されることを特徴とする請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒートシンクファ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03387599A JP3878761B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ヒートシンクファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03387599A JP3878761B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ヒートシンクファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000232192A true JP2000232192A (ja) | 2000-08-22 |
JP3878761B2 JP3878761B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=12398703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03387599A Expired - Fee Related JP3878761B2 (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ヒートシンクファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3878761B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003110269A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Nippon Densan Corp | 冷却装置 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP03387599A patent/JP3878761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003110269A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Nippon Densan Corp | 冷却装置 |
JP4517250B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2010-08-04 | 日本電産株式会社 | 冷却装置 |
Also Published As
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---|---|
JP3878761B2 (ja) | 2007-02-07 |
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