JP2000231561A - 検索方法ならびに装置及び同方法がプログラムされ記録された記録媒体 - Google Patents

検索方法ならびに装置及び同方法がプログラムされ記録された記録媒体

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JP2000231561A
JP2000231561A JP11030677A JP3067799A JP2000231561A JP 2000231561 A JP2000231561 A JP 2000231561A JP 11030677 A JP11030677 A JP 11030677A JP 3067799 A JP3067799 A JP 3067799A JP 2000231561 A JP2000231561 A JP 2000231561A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの記事に複数の話題が含まれている場合
でも、目的の情報を検索しやすくする。 【解決手段】 記事木構造作成部3は、記事DB2に記録さ
れる記事を取り出し、記事の参照関係やヘッダ情報から
記事の木構造を作成し、表示部5において表示を行う。
記事指定入力部4において、記事が指定されると引用木
作成部6に伝えられ、引用木作成部6は記事木構造作成部
3から、指定された記事を根とする部分木とその部分木
に含まれる記事を取り出す。引用木作成部6は、部分木
に含まれる記事から、記事の引用部分とそれに対する返
答部分を組として抽出する。引用部分を親、返答部分を
子となるようにして引用木を生成し表示部5を介して表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールや、ネ
ットニュース、電子掲示板など、通信ネットワークを使
って不特定多数のユーザにより交換される情報の検索方
法ならびに装置及び同方法がプログラムされ記録される
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールやネットニュース、電子掲示
板など、通信ネットワークを介して交換される情報交換
システムでは、不特定多数のユーザによってメールや記
事等の情報(以降、記事という言葉で総称する)が互い
に送受信され、送信された情報に対しそれを参照したフ
ォローという形で返信がなされる。交換された有用な情
報は、後に再利用するため、検索手法や情報の自動分
類、表示方法などが工夫され多数提案され、実用化され
ている。
【0003】例えば、特開平9-106331号では、記事の参
照関係を解析して木構造で表現し、大きな塊となった木
を記事の特徴関数を計算することにより、変化の大きな
ノード間でリンクを切断するという自動分類を行うの
で、話題毎の検索が容易になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のキー
ワードによる記事の検索では、話の流れに合わせて省略
されている場合のように、質問とそれに対するフォロー
とが組み合わされて一つの有用な情報となっている場合
には求める情報を検索できない。また、記事のスレッド
途中で話題が変わる場合でなく、一つの記事の中に複数
の質問が含まれる場合などいくつかの話題が含まれてい
る場合には、特開平9-106331号に開示されている、変化
の大きなノード間でリンクを切断するという自動分類装
置が利用できないという問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、スレッドを単位として検索を行うことに
より、話の流れに合わせて省略されている場合にももれ
なく検索できるようにし、また、記事の参照部分と返答
部分を組みにして構造化することにより、一つの記事に
複数の話題が含まれている場合でも、目的の情報の検索
を容易にした検索方法ならびに装置及び同方法がプログ
ラムされ記録される記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の検索方法は、通
信媒体を介して交換される記事が蓄積されるデータベー
スから適当な記事を参照し、参照される記事が親となる
ように、記事の参照関係もしくは記事のヘッダから木構
造を作成して表示し、ある記事が指定されたとき、その
記事を根として記事木構造の部分木を取り出し、その部
分木に含まれる参照部分と返答部分が親子関係になるよ
うに引用木構造を作成し、記事の参照関係を木構造とし
て表示すると共にある記事が指定されたときにその記事
本文を根として前記引用木を表示することを特徴とす
る。
【0007】本発明の検索装置は、通信媒体を介して交
換される記事が蓄積される記事データベースと、記事デ
ータベースに記録される記事を取り出し、記事の参照関
係もしくは記事のヘッダ情報から記事の木構造を作成
し、記事指定入力部を介して指定された記事を前記記事
データベースから取り出し、表示部を介して記事本文を
表示する記事木構造作成部と、記事指定入力部を介しあ
る記事を根として引用木を表示する指定がなされること
により、前記記事木構造作成部から、指定された記事を
根とする部分木とその部分木に含まれる記事を取り出
し、部分木に含まれる記事から記事の引用部分とそれに
対する返答部分を組として抽出し、引用部分を親、返答
部分が子となるような引用木を生成し、表示部を介して
表示する引用木作成部と、前記記事木構造作成部もしく
は引用木作成部に対して所望の記事を指定する記事指定
入力部と、記事の参照関係を木構造として表示すると共
に、ある記事が指定されたとき、その記事の本文を根と
して引用木を表示する表示部とを具備することを特徴と
する。
【0008】また、引用木作成部に代え、引用木の作成
時に発信言者が誰であるかを示す情報を付加する差出人
情報付き引用木作成部を有し、前記差出人情報付き引用
木作成部は、記事指定入力部を介し記事を根として引用
木を表示する指定がなされると、前記記事木構造作成部
から、指定された記事を根とする部分木とその部分木に
含まれる記事を取り出し、部分木に含まれる記事から、
記事の引用部分とそれに対する返答部分、発言者名を組
として抽出し、引用部分を親、発信者と返答部分を子と
なるようにして差出人情報付き引用木を生成し、表示部
を介して表示することも特徴とする。
【0009】更に、検索条件をが入力される検索条件入
力部と、記事木構造から検索条件を満足する部分木を検
索するスレッド検索部とを具備し、前記検索条件入力部
を介して入力された検索条件が前記スレッド検索部に伝
えられ、スレッド検索部は、前記記事木構造作成部から
記事の木構造と記事本文を取得し、記事木構造の葉に相
当する各記事から根に相当する記事までを部分木として
取り出し、記事の内容を結合したスレッドファイルを生
成すると共に、生成されたスレッドファイルに対して検
索を行い、検索されたスレッドファイルに対応する部分
木を前記表示部を介し検索結果として表示することも特
徴とする。また、引用木から検索条件を満足する部分木
を検索する引用木検索部を更に具備し、前記引用木検索
部は、検索結果に含まれる記事を引用木作成部に伝え、
引用木作成部に対して、引用木の葉にあたる部分から根
にあたる部分までを引用木のスレッドとして取り出し、
引用木のスレッドに含まれる部分を結合した引用木スレ
ッドファイルの作成を指示し、作成された引用木スレッ
ドファイルに対して検索を行ない、検索された引用木ス
レッドファイルに対応する引用木のスレッドから、根が
同じものに関して根から葉に至る同じ記事の部分を共有
させた木構造を生成し、表示部を介して表示することも
特徴とする。
【0010】本発明の記録媒体は、通信媒体を介して交
換される記事が互いに送受信され、送信された記事に対
しそれを参照したフォローという形で返信がなされる記
事交換システムに用いられ、任意タイミングでデータベ
ースに蓄積された記事を取り出し、記事の参照関係、も
しくは記事のヘッダを調べることにより参照する記事が
参照される記事の子になるような木構造を作成するステ
ップと、作成された記事の木構造を情報として受け取り
表示するステップと、表示された木構造から指定される
記事を受信するステップと、指定された記事をデータベ
ースから取り出しその記事本文を表示するステップと、
ある記事を根とする引用木を表示する指定がなされたと
き、その記事を根とする部分木とその部分木に含まれる
記事を取り出すステップと、記事の本文中に含まれる引
用を示す記号もしくは文字列を手がかりに、部分木に含
まれる記事から記事の引用部分とそれに対する返答部分
を組みとして抽出し、引用部分が親、返答部分が子とな
るような引用木を作成するステップと、作成された記事
の引用木構造を受信し表示するステップとがプログラム
され記録されることを特徴とする。
【0011】また、ある記事を根とする引用木を表示す
る指定がなされたとき、その記事を根とする部分木とそ
の部分木に含まれる記事を取り出すステップと、記事の
本文中に含まれる引用を示す記号もしくは文字列、記事
のヘッダを手がかりに、部分木に含まれる記事から記事
の引用部分とそれに対する返答部分、発信者名を組みと
して抽出し、引用部分が親、発信者名と返答部分が子と
なるような引用木を作成するステップと、作成された記
事の引用木構造を受信し表示するステップとが更にプロ
グラムされ記録されることも特徴とする。
【0012】更に、入力される検索条件を取り込むステ
ップと、作成された記事の木構造と記事の内容を取得
し、木構造の葉に相当する各記事から根に相当する記事
に至る内容を統合したスレッドファイルを生成するステ
ップと、生成されたスレッドファイルに対し前記検索条
件に従い検索を行なうステップと、検索結果を受信し記
事全体の木構造の中から検索された記事で構成される部
分木を表示するステップとが更にプログラムされ記録さ
れることも特徴とする。
【0013】また、全体の記事木構造から検索結果であ
る記事を含む部分木を取り出し、その記事を含む部分木
から引用木を作成するステップと、検索結果に基づき生
成された引用木に対し、引用木の葉に相当する部部から
根に相当する部分までを引用木のスレッドとして取り出
し、引用木のスレッドに含まれる部分を結合した引用木
スレッドファイルを作成するステップと、作成された引
用木スレッドファイルに対し入力された検索条件に従い
検索を行なうステップと、検索された引用木スレッドフ
ァイルに対応する引用木のスレッドから根が同じものに
関し根から葉に至る同じ記事の部分を共有する木構造を
生成するステップと、生成された木構造を表示するステ
ップとが更にプログラムされ記録されることも特徴とす
る。
【0014】本発明によれば、スレッドを単位として検
索を行うことにより、話の流れに合わせて省略されてい
る場合にももれなく検索でき、記事の参照部分と返答部
分を組みにして構造化することにより、一つの記事に複
数の話題が含まれている場合でも、目的の情報の検索を
容易化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態の
機能構成を示すブロック図である。本発明の検索装置を
構成する各ブロック2〜5は、主記録を含むCPUを制
御中枢とするハードウェアとプログラム記録媒体1にプ
ログラムされ記録されたソフトウェアが協動して機能
し、後述する処理を実行する。
【0016】図1を参照すると、本発明の検索装置は、
電子メールやネットニュース、電子掲示板などの通信シ
ステムを用いて交換されたメールや記事を蓄積する記事
データベース(DB2)と、参照される記事が親となるよ
うに記事の参照関係から木構造を作成する記事木構造作
成部3と、ある記事が指定されたとき、その記事を根と
して記事木構造の部分木を取り出し、その部分木に含ま
れる参照部分と返答部分が親子関係になるように引用木
と呼ぶ木構造を作成する引用木作成部6と、ユーザが記
事木構造作成部3や引用木作成部6に対して記事を指定す
る記事指定入力部4と、記事の参照関係を木構造として
表示し、ある記事が指定されたとき、その記事の本文を
根として引用木を表示する表示部5、そして、ソフトウ
ェアが格納されたプログラム記録媒体1から成る。上述
したように、プログラム記録媒体1から読み込まれたプ
ログラムにより、記事木構造作成、記事指定入力、引用
木作成等各ブロックによるシステム全体の制御がなされ
る。
【0017】記事DB2に記録される記事は、電子メール
であったり、ネットニュースや電子掲示板に投稿された
記事である。参照関係を持つか、記事に含まれるヘッダ
情報に親子関係を示す情報が含まれるものであれば、電
子メール、ネットニュース、電子掲示板だけに限られな
い。ここで、記事は、ヘッダ部分とテキスト本体部分か
ら成り、ヘッダ部分にはその記事の識別名と参照する記
事の識別名が記録されるものとする。
【0018】記事木構造作成部3は、ユーザからの指示
により、または記事DB2の内容が更新されるごとに、記
事DB2に記録される記事を取り出し(203)、記事の木構造
を作成する。記事の参照関係が調べられ、参照する記事
が参照される記事の子になるように、記事の木構造が作
成される。または記事のヘッダ情報を調べることにより
記事の木構造が作成される。表示部5は、記事木構造作
成部3から記事の木構造の情報を受け取り(305)、例えば
ディスプレイなどの出力装置を利用して表示が行なわれ
る。ユーザは、表示部5において表示される木構造を見
て、記事指定入力部4を通して記事を指定する。例え
ば、マウスやキーボードなどの入力装置を使用し、表示
部5がディスプレイ上に表示する木構造から記事を指定
する。
【0019】ユーザが記事指定入力部4を介して記事を
指定すると、指定された記事が記事木構造作成部3に伝
えられ(403)、記事木構造作成部3は、指定された記事を
記事DB2から取り出し(203)て表示部5に伝え(305)、例え
ばディスプレイを使って記事の本文を表示する。
【0020】図2乃至図4は、図1に示す本発明実施形
態の動作を説明するために引用した図であり、記事DB2
に記録される記事の参照関係の一例、記事DB2に記録さ
れる記事の一例、引用木の一例のそれぞれを示す。ここ
では、記事1から記事6までが記事DB2に記録されている
とし、その参照関係を木構造で表現すると図2のように
なるとする。また、記事1、2、3、4、5、6の内容は図3
のようになっているとする。
【0021】図3に例としてあげた記事では、参照部分
は行頭に「> 」が付加されている。フリーフォーマット
の電子メールやネットニュースでは、他のメールや記事
の引用を示すために、例えば、「>」や「|」などの行頭
に引用を示す記号を付加することが多い。また、「引用
ここから」のような行を引用を開始する前に入れること
により引用を示すこともある。他の記事を引用する場合
には、このように何らかの引用を示す情報が付加される
ことが多い。記事木構造作成部3は記事のヘッダ情報が
利用できるときは利用し、できないときは引用している
ことを表す情報を手がかりに引用関係を調べ記事の木構
造を作成する。
【0022】記事DB2から記事1〜記事6が取り出され(20
3)、記事木構造作成部3が作成した木構造が表示部5に伝
えられ(305)、図2のように表示されているものとす
る。ユーザが記事指定入力部4から、記事1を根として引
用木を表示するように指定した場合の動作について説明
する。ユーザが記事指定入力部4から記事1を根として引
用木を表示するように指定する仕方は、例えば、次のよ
う行う。
【0023】表示部5がディスプレイに表示している記
事の木構造に対して、ユーザはマウスやペン、キーボー
ドなどの入力装置を用いて記事1を指定し、画面上に表
示される「引用木の表示」というメニューを選択する。
ユーザが記事を指定するだけで記事の本文と引用木を同
時に表示するようにしてもよい。また、2ボタンマウス
を利用して、マウスの左ボタンを使って記事を指定した
場合には記事の本文を表示し、右ボタンを使って記事を
指定した場合には引用木を表示するようにしてもよい。
【0024】ユーザが記事指定入力部4から記事1を根と
して引用木を表示するように指定すると、指定された記
事が記事1であることが引用木作成部6に伝えられる(40
6)。引用木作成部6は記事木構造作成部3から、記事1を
根とする部分木とその部分木に含まれる記事を取り出す
(306)。記事1が指定された場合に取り出される部分木は
記事1、3、4、5から構成される。
【0025】引用木作成部6は、記事の本文中に含まれ
る引用を表す記号や文字列を手がかりにして、部分木に
含まれる記事から、記事の引用部分とそれに対する返答
部分を組として抽出する。引用部分を親、返答部分を子
となるようにして引用木を生成する。記事1が根である
ので、記事1の本文はすべて引用木の根となる。記事3か
らは、引用部分「> AGP接続のビデオカードが認識され
ないのですが」「>何が悪いのでしょうか」とその返答
部分「AGPのカードは接触不良になりやすいです。」の
組と、引用部分「> マザーボードとビデオカードの相性
が悪いのでしょうか?」とその返答部分「最近は少ない
ようです。」の組が抽出される。
【0026】記事4からは、引用部分「> AGP接続のビデ
オカードが認識されないのですが」「>何が悪いのでし
ょうか」とその返答部分「クロックアップしていません
か?」の組が抽出される。記事5からは、引用部分「> AG
Pのカードは接触不良になりやすいです。」とその返答
部分「これが原因でした。差しなおすと認識されまし
た。」の組が抽出される。
【0027】引用部分が親、返答部分が子になるように
木構造を生成すると、「AGP接続のビデオカードが認識
されないのですが」「何が悪いのでしょうか」の部分を
親として、「AGPのカードは接触不良になりやすいで
す。」と「クロックアップしていませんか?」の部分が
子となり、「マザーボードとビデオカードの相性が悪い
のでしょうか?」の部分を親として「最近は少ないよう
です。」の部分が子となる。また、「AGPのカードは接
触不良になりやすいです。」の部分を親として、「これ
が原因でした。差しなおすと認識されました。」の部分
が子となり、引用木は全体として図4のようになる。
【0028】引用木作成部6において引用木が作成され
ると、表示部5に伝えられ(605)、表示部5において引用
木が表示される。ユーザは、記事を指定し、その記事に
対応する引用木を表示させることにより、指定した記事
から先の対話を一覧的に見ることができ、対話の流れを
追うために次々と記事本文の表示を切り替える必要がな
くなる。また、一つの記事に複数の話題が含まれる場合
でも、引用木の枝分かれとして表示されるので、目的の
情報を検索しやすくなる。
【0029】図5は本発明の第二の実施形態の機能構成
を示すブロック図である。第二の実施形態は、図1に示
す第一の実施形態の構成要素である引用木作成部6に代
わり、引用木の作成時に発信者が誰であるかを示す情報
を付加する、差出人情報付き引用木作成部7を有する。
差出人情報付き引用木作成部7を中心とする第二の実施
形態の動作につき以下に説明する。
【0030】図1に示す実施形態同様、記事1から記事6
までが記事DB2に記録されているとし、その参照関係を
木構造で表現すると図2のようになるものとする。ま
た、記事1、2、3、4、5、6の内容は図3のようになって
いるとする。
【0031】ユーザが記事指定入力部4から記事1を根と
して引用木を表示するように指定したとし、指定された
記事が記事1であることが差出人情報付き引用木作成部7
に伝えられる(407)。差出人情報付き引用木作成部7は記
事木構造作成部3から、記事1を根とする部分木とその部
分木に含まれる記事を取り出す(307)。
【0032】記事1が指定された場合に取り出される部
分木は記事1、3、4、5から構成される。差出人情報付き
引用木作成部7は、部分木に含まれる記事から、記事の
引用部分とそれに対する返答部分、発信者名を組として
抽出し、引用部分を親、発信者名と返答部分を子となる
ようにして引用木を生成する。記事の発信者名は、記事
のヘッダ情報から取得する。または、社内だけで利用す
る電子掲示板などでは、記事のフォーマットとして、例
えば記事の一行目には発信者名を記述するなどと取り決
めておき、記事の発信者名を取得するようにしてもよ
い。例えば、記事の一行めは「です。」で終わり、「で
す。」の前までが発信者名であるという取り決めがある
ものとして説明する。
【0033】記事1が根であるので、記事1の発信者名
「鈴木」と本文はすべて引用木の根となる。記事3から
は、引用部分「> AGP接続のビデオカードが認識されな
いのですが」「>何が悪いのでしょうか」と発信者名
「佐藤」とその返答部分「AGPのカードは接触不良にな
りやすいです。」の組と、引用部分「> マザーボードと
ビデオカードの相性が悪いのでしょうか?」と発信者名
「佐藤」とその返答部分「最近は少ないようです。」の
組が抽出される。記事4からは、引用部分「> AGP接続の
ビデオカードが認識されないのですが」「>何が悪いの
でしょうか」と発信者名「山本」とその返答部分「クロ
ックアップしていませんか?」の組が抽出される。記事5
からは、引用部分「> AGPのカードは接触不良になりや
すいです。」と発信者名「鈴木」とその返答部分「これ
が原因でした。差しなおすと認識されました。」の組が
抽出される。
【0034】引用部分が親、発言者名と返答部分が子に
なるように木構造を生成すると、「AGP接続のビデオカ
ードが認識されないのですが」「何が悪いのでしょう
か」の部分を親として、「佐藤」「AGPのカードは接触
不良になりやすいです。」の組と「山本」「クロックア
ップしていませんか?」の組が子となり、「マザーボー
ドとビデオカードの相性が悪いのでしょうか?」の部分
を親として「佐藤」「最近は少ないようです。」の組が
子となる。また、「AGPのカードは接触不良になりやす
いです。」の部分を親として、「鈴木」「これが原因で
した。差しなおすと認識されました。」の組が子とな
り、引用木は全体として図6のようになる。図6に本発
明による差出人情報付き引用木の例を示す。
【0035】差出人情報付き引用木作成部7において引
用木が作成されると、表示部5に伝えられ(705)、表示部
5において差出人情報付きの引用木が表示される。ま
た、発信者名を表示するのでなく、発言者に対応したア
イコンを表示したり、発信者ごとに発言内容を色分けし
て表示してもよい。
【0036】引用木に発信者の情報を付加して表示する
ことにより、対話の流れを追いやすくなり、またユーザ
が発言内容の信頼性を判断する情報として利用できる。
【0037】図7は本発明の第三の実施形態の機能構成
を示すブロック図である。図から明らかなように、第三
の実施形態は、図1に示す実施形態が持つ構成要素に更
に、検索条件を入力する検索条件入力部8と記事木構造
から検索条件を満足する部分木を検索するスレッド検索
部9が付加される。
【0038】検索条件入力部8とスレッド検索部9を中
心に第三の実施形態の動作説明を行なうと以下のように
なる。図1に示す実施形態同様、記事1から記事6までが
記事DB2に記録されているとし、その参照関係を木構造
で表現すると図2のようになるとする。また、記事1、
2、3、4、5、6の内容は図3のようになっているとす
る。
【0039】検索条件入力部8において、二つのキーワ
ード「AGP」と「原因」を含むことを検索条件として入
力したとする。検索条件の入力の仕方は、例えば、いく
つかのキーワードをANDやORなどの論理記号で組み合わ
せて入力してよい。また、自然言語で検索条件を入力
し、そこから形態素解析や意味解析などによってキーワ
ードを抽出し論理的に組み合わせるようにしてもよい。
入力されたキーワードを同義語やシソーラス辞書を用い
て変換してもよい。
【0040】検索条件が入力されると、検索条件入力部
8からスレッド検索部9に検索条件が伝えられる(809)。
スレッド検索部9は、記事木構造作成部3から記事の木構
造と記事の内容の情報を取得する(309)。スレッド検索
部9は、記事木構造の葉にあたる各記事から根にあたる
記事までの内容を結合したスレッドファイルを生成す
る。
【0041】図2のような木構造の場合には、記事1、
3、5の内容を結合したスレッドファイル、記事1、4の内
容を結合したスレッドファイル、記事2、6の内容を結合
したスレッドファイルの3つのスレッドファイルが生成
される。それぞれのスレッドファイルの構造は図8に示
すようになる。
【0042】スレッド検索部9は、生成されたスレッド
ファイルに対して検索条件入力部8から伝えられた検索
条件で検索を行う。生成された3つのスレッドファイル
に対して、二つのキーワード「AGP」と「原因」を含む
ものを検索すると、記事1、3、5の内容を結合したスレ
ッドファイルだけ検索される。スレッド検索部9は検索
結果を表示部5に伝え(905)、表示部5は検索結果を木構
造として表示する。検索結果が記事1、3、5の内容を結
合したスレッドファイルである場合には、記事全体の木
構造の中から、記事1、3、5で構成される部分木を検索
結果として表示される。
【0043】従来の個々の記事に対する検索では、例え
ば、二つのキーワード「AGP」と「原因」を同時に含む
記事の検索では、二つのキーワードを同時に含む記事が
ないため、記事が検索されない。また、二つのキーワー
ド「AGP」と「原因」のいずれかを含む記事の検索で
は、記事1、3、5の他に記事4のような記事も検索されて
しまうため、十分に検索結果を絞りこむことができな
い。図7に示す第三の実施形態では、記事を部分木ごと
に結合して検索することにより、複数の記事が組み合わ
されて意味を持つような場合や、話の流れに合わせて省
略されている場合のように、質問とそれに対するフォロ
ーとが組み合わされて一つの有用な情報となっている場
合でも、もれなく検索することができる。
【0044】また、キーワード「AGP」を含むことを検
索条件とした場合は、スレッド検索部9において同様に3
つのスレッドファイルが作られ、記事1、3、5の内容を
結合したスレッドファイルと、記事1、4の内容を結合し
たスレッドファイルの2つが検索結果として表示部5に伝
えられる(905)。表示部5では、検索結果のスレッドファ
イルが複数あり、根が同じものは根から葉までの同じ記
事の部分を共有させた木構造として表現する。記事1、
3、5のスレッドファイルと記事1、4のスレッドファイル
において、根から葉までの同じ記事の部分は記事1の部
分なので、記事1を共有した木構造として図9に示すよ
うに表示される。図9は、本発明による検索結果である
木構造の例を示す。
【0045】図10は本発明の第四の実施の形態の機能
構成を示すブロック図である。図10に示す実施形態
は、図7に示す第三の実施の形態が持つ構成要素に、引
用木から検索条件を満足する部分木を検索する引用木検
索部10が付加される。
【0046】引用木検索部10を中心に第四の実施形態の
動作につき以下に説明する。第三の実施形態同様、記事
1から記事6までが記事DB2に記録されているとし、その
参照関係を木構造で表現すると図2のようになるものと
する。また、記事1、2、3、4、5、6の内容は図3のよう
になっているものとする。
【0047】検索条件入力部8において、二つのキーワ
ード「AGP」と「原因」を含むことを検索条件として入
力したとする。第三の実施の形態で説明したように、ス
レッド検索部9において、記事1、3、5の内容を結合した
スレッドファイルが検索される。検索結果は表示部5に
伝えられ(905)、表示部5において検索結果が木構造とし
て表示される。また、表示部5に伝えられると同時に、
引用木検索部10にも検索条件と検索結果に含まれる記事
が伝えられる(9010)。この場合には、二つのキーワード
「AGP」と「原因」を含むことが検索条件として伝えら
れ、記事1、3、5が検索結果に含まれる記事として伝え
られる。
【0048】引用木検索部10は、検索結果に含まれる記
事が記事1、3、5であることを引用木作成部6に伝える(1
006)。引用木作成部6は記事木構造作成部3に問い合わせ
て記事木構造から記事1、3、5を含む部分木を取り出し
(306)、記事1、3、5を含む部分木から引用木を作成す
る。作成された引用木は引用木検索部6に伝えられる(60
10)。
【0049】引用木検索部10は、検索結果から生成され
た引用木に対し、引用木の葉にあたる部分から根にあた
る部分までを引用木のスレッドとして取り出し、引用木
のスレッドに含まれる部分を結合した引用木スレッドフ
ァイルを作成する。例えば、記事1、3、5から生成され
た引用木に対しては、図11のように引用木のスレッド
が作られ、それぞれ対応する引用木スレッドファイルが
作られる。図11に、引用木のスレッドと引用木スレッ
ドファイルの一例が示されている。
【0050】引用木検索部10は、引用木スレッドファイ
ルに対してスレッド検索部9から伝えられた検索条件で
検索を行う。二つのキーワード「AGP」と「原因」を含
むという検索条件の場合には、「鈴木です。〜これが原
因でした。差しなおすと認識されました。」という引用
木スレッドファイルが検索される。
【0051】引用木スレッドファイルが検索されると、
検索された引用木スレッドファイルに対応する引用木の
スレッドから、根が同じものは根から葉までの同じ記事
の部分を共有させた木構造を生成する。二つのキーワー
ド「AGP」と「原因」を含むという検索条件で、図11
のような引用木のスレッドと引用木スレッドファイルの
場合には、検索結果で根を共有するものがないので、図
12のように木構造が生成される。図12に、検索結果
から作成された引用木の一例が示されている。引用木検
索部10で生成された図12に示す木構造は、表示部5に
伝えられ(1005)、検索結果としてユーザに表示される。
【0052】第四の実施形態によれば、質問とそれに対
するフォローのように、検索キーワードがスレッドに含
まれる複数の記事中に分散している場合でも検索でき、
さらに、スレッド中に複数の話題が含まれる場合でもユ
ーザが検索したい対話だけを抽出することができるの
で、検索の精度を高めることができる。また、キーワー
ド「AGP」を含むことを検索条件とした場合は、スレッ
ド検索部9において記事1、3、5の内容を結合したスレッ
ドファイルと、記事1、4の内容を結合したスレッドファ
イルの2つが検索結果として表示部5に伝えられる(90
5)。
【0053】記事1、3、5のスレッドファイルと記事1、
4のスレッドファイルにおいて、根から葉までの同じ記
事の部分は記事1の部分なので、記事1を共有した木構造
として図9に示すように表示される。スレッド検索部9
から表示部5に検索結果が伝えられると同時に、スレッ
ド検索部9から引用木検索部10に検索条件と検索結果に
含まれる記事が伝えられる(9010)。検索条件としてキー
ワード「AGP」を含むこと、検索結果に含まれる記事と
して記事1、3、4、5が伝えられる。引用木検索部10は、
検索結果に含まれる記事が記事1、3、4、5であることを
引用木作成部6に伝える(1006)。
【0054】引用木作成部6は記事木構造作成部3に問い
合わせて記事木構造から記事1、3、4、5を含む部分木を
取り出し(306)、記事1、3、4、5を含む部分木から引用
木を作成する。作成された引用木は引用木検索部に伝え
られる(6010)。
【0055】検索条件によっては、部分木が根を共有せ
ず複数に分かれている場合もある。この例の場合は部分
木が根を共有しているが、部分木が根を共有していない
場合には引用木も根を共有せず複数に分かれることがあ
る。引用木検索部10は、検索結果から生成された引用木
に対し、引用木の葉にあたる部分から根にあたる部分ま
でを引用木のスレッドとして取り出し、引用木のスレッ
ドに含まれる部分を結合した引用木スレッドファイルを
作成する。
【0056】根が複数ある場合には、各根に対して引用
木のスレッドを取り出す。例えば、記事1、3、4、5から
生成された引用木に対しては、図13のように引用木の
スレッドが作られ、引用木スレッドファイルが作られ
る。図13に引用木のスレッドと引用木スレッドファイ
ルの一例を示す。引用木検索部10は、引用木スレッドフ
ァイルに対してスレッド検索部9から伝えられた検索条
件で検索を行う。
【0057】キーワード「AGP」を含むという検索条件
の場合には、「鈴木です。〜これが原因でした。差しな
おすと認識されました。」と「鈴木です。〜クロックア
ップしていませんか?」の二つの引用木スレッドファイ
ルが検索される。引用木スレッドファイルが検索される
と、検索された引用木スレッドファイルに対応する引用
木のスレッドから、根が同じものは根から葉までの同じ
記事の部分を共有させた木構造を生成する。キーワード
「AGP」を含むという検索条件で、図13のような引用
木のスレッドと引用木スレッドファイルの場合には、
「鈴木です。〜何が悪いのでしょう?」という根の部分
を共有し、図14のように木構造が生成される。図14
に、検索結果から作成された引用木の一例が示されてい
る。引用木検索部10で生成された図14に示す木構造
は、表示部5に伝えられ(1005)、検索結果としてユーザ
に表示される。
【0058】尚、上述した本発明の各実施形態は、電子
メールやネットニユース、電子掲示板等通信媒体を介し
て交換されるメールや記事等、再利用時における情報の
検索の容易性を上げるためになされたもので、具体的に
ブラウザとして実現されるものであり、CD−ROM、
フロッピーディスク、ハードディスク等の記録媒体にプ
ログラムとして記録され、あるいは通信回線経由でダウ
ンラインロードすることによりユーザに供給される。
【0059】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、スレッドを
単位として検索を行うことにより、話の流れに合わせて
省略されている場合にももれなく検索できるようにし、
また、記事の参照部分と返答部分を組みにして構造化す
ることにより、一つの記事に複数の話題が含まれている
場合でも、目的の情報の検索を容易にしたものである。
【0060】本発明によれば、記事を指定し、その記事
に対応する引用木を表示させることにより、指定した記
事から先の対話を一覧的に見ることができ、対話の流れ
を追うために次々と記事本文の表示を切り替える必要が
なくなる。また、一つの記事に複数の話題が含まれる場
合でも、引用木の枝分かれとして表示されるので、目的
の情報が検索しやすくなる。更に、引用木に発言者の情
報を付加して表示することにより、対話の流れを追いや
すくなり、またユーザが発言内容の信頼性を判断する情
報として利用できる。
【0061】また、記事を部分木ごとに結合して検索す
ることにより、複数の記事が組み合わされて意味を持つ
ような場合や、話の流れに合わせて省略されている場合
のように、質問とそれに対するフォローとが組み合わさ
れて一つの有用な情報となっている場合でも、もれなく
検索することができる。 引用木を利用することで、質
問とそれに対するフォローのように、検索キーワードが
スレッドに含まれる複数の記事中に分散している場合で
も検索でき、さらに、スレッド中に複数の話題が含まれ
る場合でもユーザが検索したい対話だけを抽出すること
ができるので、検索の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図2】 本発明による記事DBに記録される記事の参照
関係の一例を示す図。
【図3】 本発明による記事DBに記録される記事の一例
を示す図。
【図4】 本発明による引用木の一例を示す図。
【図5】 本発明の第二の実施形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図6】 本発明による差出人情報付き引用木の一例を
示す図。
【図7】 本発明の第三の実施形態の機能構成を示すブ
ロック図。
【図8】 本発明によるスレッドファイルの一例を示す
図。
【図9】 本発明による検索結果である木構造の一実を
示す図。
【図10】 本発明の第四の実施形態の機能構成を示す
ブロック図。
【図11】 本発明による引用木のスレッドと引用木ス
レッドファイルの一例を示す図。
【図12】 本発明による検索結果から作成された引用
木の一実例を示す図。
【図13】 本発明による引用木のスレッドと引用木ス
レッドファイルの一例を示す図。
【図14】 本発明による検索結果から作成された引用
木の一実例を示す図。
【符号の説明】
1…プログラム記録媒体、2…記事DB、3…記事木構造
作成部、4…記事指定入力部、5…表示部、6…引用木
作成部、7…差出人情報付き引用木作成部、8…検索条
件入力部、9…スレッド検索部、10…引用木検索部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して交換される記事が蓄積
    されるデータベースから適当な記事を参照し、参照され
    る記事が親となるように、記事の参照関係もしくは記事
    のヘッダから木構造を作成して表示し、ある記事が指定
    されたとき、その記事を根として記事木構造の部分木を
    取り出し、その部分木に含まれる参照部分と返答部分が
    親子関係になるように引用木構造を作成し、記事の参照
    関係を木構造として表示すると共にある記事が指定され
    たときにその記事本文を根として前記引用木を表示する
    ことを特徴とする検索方法。
  2. 【請求項2】 引用木構造を作成する時、更に発信人を
    示す情報を付加し、部分木に含まれる参照部分と、それ
    に対する返答部分ならびに発信人とが親子関係になるよ
    うに引用木構造を作成することを特徴とする請求項2記
    載の検索方法。
  3. 【請求項3】 記事の木構造と記事本文を取り出し、記
    事木構造の葉に相当する各記事から根に相当する記事ま
    でを部分木として取り出し、記事の内容を結合したスレ
    ッドファイルを生成し、ここで生成されたスレッドファ
    イルを指定された検索条件に従い検索することにより条
    件を満足する部分木を表示することを特徴とする請求項
    1記載の検索方法。
  4. 【請求項4】 検索結果から生成された引用木に対し、
    引用木の葉に相当する部分から根に相当する部分までを
    引用木のスレッドとして取り出し、引用木のスレッドに
    含まれる部分を結合した引用木スレッドファイルを生成
    し、ここで生成された引用木スレッドファイルを指定さ
    れた検索条件に従い検索することにより条件を満足する
    部分木を表示することを特徴とする請求項3記載の検索
    方法。
  5. 【請求項5】 通信媒体を介して交換される記事が蓄積
    される記事データベースと、記事データベースに記録さ
    れる記事を取り出し、記事の参照関係もしくは記事のヘ
    ッダ情報から記事の木構造を作成し、記事指定入力部を
    介して指定された記事を前記記事データベースから取り
    出し、表示部を介して記事本文を表示する記事木構造作
    成部と、記事指定入力部を介しある記事を根として引用
    木を表示する指定がなされることにより、前記記事木構
    造作成部から、指定された記事を根とする部分木とその
    部分木に含まれる記事を取り出し、部分木に含まれる記
    事から記事の引用部分とそれに対する返答部分を組とし
    て抽出し、引用部分を親、返答部分が子となるような引
    用木を生成し、表示部を介して表示する引用木作成部
    と、前記記事木構造作成部もしくは引用木作成部に対し
    て所望の記事を指定する記事指定入力部と、記事の参照
    関係を木構造として表示すると共に、ある記事が指定さ
    れたとき、その記事の本文を根として引用木を表示する
    表示部とを具備することを特徴とする検索装置。
  6. 【請求項6】 前記引用木作成部に代え、引用木の作成
    時に発信言者が誰であるかを示す情報を付加する差出人
    情報付き引用木作成部を有し、前記差出人情報付き引用
    木作成部は、記事指定入力部を介し記事を根として引用
    木を表示する指定がなされると、前記記事木構造作成部
    から、指定された記事を根とする部分木とその部分木に
    含まれる記事を取り出し、部分木に含まれる記事から、
    記事の引用部分とそれに対する返答部分、発言者名を組
    として抽出し、引用部分を親、発信者と返答部分を子と
    なるようにして差出人情報付き引用木を生成し、表示部
    を介して表示することを特徴とする請求項5記載の検索
    装置。
  7. 【請求項7】 検索条件をが入力される検索条件入力部
    と、記事木構造から検索条件を満足する部分木を検索す
    るスレッド検索部とを具備し、前記検索条件入力部を介
    して入力された検索条件が前記スレッド検索部に伝えら
    れ、スレッド検索部は、前記記事木構造作成部から記事
    の木構造と記事本文を取得し、記事木構造の葉に相当す
    る各記事から根に相当する記事までを部分木として取り
    出し、記事の内容を結合したスレッドファイルを生成す
    ると共に、生成されたスレッドファイルに対して検索を
    行い、検索されたスレッドファイルに対応する部分木を
    前記表示部を介し検索結果として表示することを特徴と
    する請求項5記載の検索装置。
  8. 【請求項8】 前記スレッド検索部は、検索結果が複数
    ある場合、根が同じものは根から葉までの同じ記事の部
    分を共有させた木構造として表現し、表示部を介して表
    示することを特徴とする請求項7記載の検索装置。
  9. 【請求項9】 引用木から検索条件を満足する部分木を
    検索する引用木検索部を更に具備し、前記引用木検索部
    は、検索結果に含まれる記事を引用木作成部に伝え、引
    用木作成部に対して、引用木の葉にあたる部分から根に
    あたる部分までを引用木のスレッドとして取り出し、引
    用木のスレッドに含まれる部分を結合した引用木スレッ
    ドファイルの作成を指示し、作成された引用木スレッド
    ファイルに対して検索を行ない、検索された引用木スレ
    ッドファイルに対応する引用木のスレッドから、根が同
    じものに関して根から葉に至る同じ記事の部分を共有さ
    せた木構造を生成し、表示部を介して表示することを特
    徴とする請求項7記載の検索装置。
  10. 【請求項10】 通信媒体を介して交換される記事が互
    いに送受信され、送信された記事に対しそれを参照した
    フォローという形で返信がなされる記事交換システムに
    用いられ、任意タイミングでデータベースに蓄積された
    記事を取り出し、記事の参照関係、もしくは記事のヘッ
    ダを調べることにより参照する記事が参照される記事の
    子になるような木構造を作成するステップと、作成され
    た記事の木構造をデータとして受け取り表示するステッ
    プと、表示された木構造から指定される記事を受信する
    ステップと、指定された記事をデータベースから取り出
    しその記事本文を表示するステップと、ある記事を根と
    する引用木を表示する指定がなされたとき、その記事を
    根とする部分木とその部分木に含まれる記事を取り出す
    ステップと、記事の本文中に含まれる引用を示す記号も
    しくは文字列を手がかりに、部分木に含まれる記事から
    記事の引用部分とそれに対する返答部分を組みとして抽
    出し、引用部分が親、返答部分が子となるような引用木
    を作成するステップと、作成された記事の引用木構造を
    受信し表示するステップとがプログラムされ記録された
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 ある記事を根とする引用木を表示する
    指定がなされたとき、その記事を根とする部分木とその
    部分木に含まれる記事を取り出すステップと、記事の本
    文中に含まれる引用を示す記号もしくは文字列、記事の
    ヘッダを手がかりに、部分木に含まれる記事から記事の
    引用部分とそれに対する返答部分、発信者名を組みとし
    て抽出し、引用部分が親、発信者名と返答部分が子とな
    るような引用木を作成するステップと、作成された記事
    の引用木構造を受信し表示するステップとが更にプログ
    ラムされ記録される請求項10記載のコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 入力される検索条件を取り込むステッ
    プと、作成された記事の木構造と記事の内容を取得し、
    木構造の葉に相当する各記事から根に相当する記事に至
    る内容を統合したスレッドファイルを生成するステップ
    と、生成されたスレッドファイルに対し前記検索条件に
    従い検索を行なうステップと、検索結果を受信し記事全
    体の木構造の中から検索された記事で構成される部分木
    を表示するステップとが更にプログラムされ記録された
    請求項10記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 全体の記事木構造から検索結果である
    記事を含む部分木を取り出し、その記事を含む部分木か
    ら引用木を作成するステップと、検索結果に基づき生成
    された引用木に対し、引用木の葉に相当する部部から根
    に相当する部分までを引用木のスレッドとして取り出
    し、引用木のスレッドに含まれる部分を結合した引用木
    スレッドファイルを作成するステップと、作成された引
    用木スレッドファイルに対し入力された検索条件に従い
    検索を行なうステップと、検索された引用木スレッドフ
    ァイルに対応する引用木のスレッドから根が同じものに
    関し根から葉に至る同じ記事の部分を共有する木構造を
    生成するステップと、生成された木構造を表示するステ
    ップとが更にプログラムされ記録された請求項12記載
    のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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