JP2000230853A - 荷重検出装置 - Google Patents

荷重検出装置

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JP2000230853A
JP2000230853A JP11030959A JP3095999A JP2000230853A JP 2000230853 A JP2000230853 A JP 2000230853A JP 11030959 A JP11030959 A JP 11030959A JP 3095999 A JP3095999 A JP 3095999A JP 2000230853 A JP2000230853 A JP 2000230853A
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JP
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vibration
human body
load
unit
output signal
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Withdrawn
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JP11030959A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Koji Yoshino
浩二 吉野
Takeshi Nagai
彪 長井
Masahiko Ito
雅彦 伊藤
Yuko Fujii
優子 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/16Measuring force or stress, in general using properties of piezoelectric devices
    • G01L1/162Measuring force or stress, in general using properties of piezoelectric devices using piezoelectric resonators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のこの種の荷重検出装置は、センサの設
置スペースが大きく、設置に手間がかかるといった課題
を有していた。また、長期間の使用により電極が劣化し
て導通不良や短絡が生じるといった課題があった。 【解決手段】 第2の圧電素子(振動検出部)12の出
力信号から第1の圧電素子(振動発生部)11の振動に
より伝播する振動の振動特性を演算し、その演算値に基
づき振動検出手段10に印加される荷重を演算するの
で、省スペースで設置に手間がかからず、接点がないの
で接触不良や短絡がなく耐久性のよい荷重検出装置を実
現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は座席、椅子、寝具、
座布団、マット、カーペット、床材、採暖具、便座、浴
槽、体重計等の人体を支持する支持体に印加される荷重
や支持体上の人体の在・不在を検出する荷重検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の荷重検出装置は以下の引
例のようなものであった。引例1としては特開平10−
236274号公報に記載のようなものがあった。これ
は図27に示すように、座席1に配設された空気袋2、
3と、空気袋2、3内の空気圧を検出する圧力センサ
4、5とを備えたものであった。そして、上記構成によ
り、圧力センサ4、5の出力信号に基づき乗員検出回路
6により座席に着座した人の体重を検出していた。
【0003】また、引例2としては特開平10−214
537号公報に記載のようなものがあった。これは図2
8に示すように、1対の絶縁シート7の内側に対向して
電極対8がスペーサ9により介装されて構成されたメン
ブレンスイッチで、これを複数個座席に配設したもので
あった。そして、着座による荷重により電極対8が接触
した際の導通を検出することにより人体の在・不在を検
出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、引例1
の荷重検出装置では空気袋2、3を配設しなければなら
ないので、設置スペースが大きく、設置に手間がかかる
といった課題を有していた。
【0005】また、引例2の荷重検出装置では長期間電
極対8の接触が繰り返されると電極が劣化して導通不良
や短絡が生じるといった課題を有していた。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、少ない設置スペースで設置に手間をかけ
ず、長期間使用していても導通不良や短絡のない荷重検
出装置ほ提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、振動発生部と前記振動発生部に隣接して配
設された振動検出部とを備え人体を支持する支持体に配
設された振動検出手段と、前記振動検出部の出力信号か
ら前記振動発生部の振動により伝播する振動の振動特性
を演算する振動特性演算手段と、前記振動特性演算手段
の出力信号に基づき前記振動検出手段に印加される荷重
を演算する荷重演算手段とを備えたものである。これに
よって、省スペースで設置に手間がかからず、接触不良
や短絡がなく耐久性のよい荷重検出装置を実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1の発明は、振動発生部と前記振動発生部に隣接して
配設された振動検出部とを備え人体を支持する支持体に
配設された振動検出手段と、前記振動検出部の出力信号
から前記振動発生部の振動により伝播する振動の振動特
性を演算する振動特性演算手段と、前記振動特性演算手
段の出力信号に基づき前記振動検出手段に印加される荷
重を演算する荷重演算手段とを備えたものである。これ
によって省スペースで設置に手間がかからず、接点がな
いので接触不良や短絡がなく耐久性のよい荷重検出装置
を実現できる。
【0009】また請求項2の発明は、振動発生部と振動
検出部とが共に圧電素子からなり、双方を積層して振動
検出手段を成形したものである。これによって簡単かつ
省スペースな構成で荷重を検出することができる。
【0010】また請求項3の発明はは、振動発生部と振
動検出部とは共に圧電素子からなり、双方を同一基板に
形成して振動検出手段を成形したものである。これによ
ってさらに簡単かつ省スペースな構成で荷重を検出する
ことができる。
【0011】また請求項4の発明は、振動発生部と振動
検出部とを形成する基板が圧電材からなるものである。
これによって部品点数を削減でき、さらに省スペースが
図れる。
【0012】また請求項5の発明は、振動発生部と振動
検出部とは共に圧電素子からなり、双方を同軸ケーブル
状に積層して振動検出手段を成形したものである。これ
によって簡単かつ省スペースな構成で荷重を検出するこ
とができる上、振動検出手段が同軸ケーブル状なので配
設パターンの自由度が向上する。
【0013】また請求項6の発明は、荷重演算手段が、
振動特性演算手段の出力信号に基づき前記振動検出手段
に印加される荷重を演算する荷重演算部と、前記荷重演
算部の出力信号に基づき支持体上の人体の在・不在を判
定する人体判定部とを備えたものである。これによって
省スペースで設置に手間がかからず、接触不良や短絡が
なく耐久性のよい荷重検出と人体判定とを実現できる。
【0014】また請求項7の発明は、振動特性演算手段
が、振動検出部の出力信号から振動発生部の振動により
伝播する振動の振動特性を演算する振動特性演算部と、
前記振動検出部の出力信号から支持体上の人体による振
動成分を抽出する人体振動抽出部とを備え、荷重演算手
段が、振動特性演算部の出力信号に基づき振動検出手段
に印加される荷重を演算する荷重演算部と、前記人体振
動抽出部と前記荷重演算部との出力信号に基づき支持体
上の人体の在・不在を判定する人体判定部とを備えたも
のである。これによって人体と物とを区別して人体の在
・不在を判定することができ判定精度が向上する。
【0015】また請求項8の発明は、人体振動抽出部が
人体の共振周波数帯の振動を抽出するものである。これ
によって人体と物とを区別する判別精度が向上する。
【0016】また請求項9の発明は、人体振動抽出部が
人体の心拍や呼吸による振動成分を抽出するものであ
る。これによって人体と物とを区別する判別精度がさら
に向上する。
【0017】また請求項10の発明は、人体判定部が、
荷重演算部からの出力信号が予め設定された荷重設定値
より大きい状態が継続している時に、人体振動抽出部か
らの出力信号が予め設定された人体振動設定値より大き
い状態から前記人体振動設定値以下の状態に変化した場
合には、支持体上の人体に異常が生じたと判定するもの
である。これによって病院や施設、在宅における在床管
理を効率的に行うことができる。
【0018】また請求項11の発明は、人体判定部が人
体振動抽出部の出力信号に基づき心拍数と呼吸数の少な
くとも1つを演算するものである。これによって被測定
者に負担がかからず、電極装着等の測定の手間も軽減す
ることができる。
【0019】また請求項12の発明は、人体判定部が人
体振動抽出部と荷重演算部との出力信号に基づき支持体
上に人体が存在すると判定した場合にのみ心拍数と呼吸
数の少なくとも1つを演算するものである。これによっ
て不在時に交通や人の歩き回りによる外乱振動があって
も心拍数や呼吸数の演算を行わないので誤動作なく心拍
数や呼吸数の演算ができる。
【0020】さらに請求項13の発明は、人体判定部が
演算した心拍数と呼吸数の少なくとも1つがそれぞれに
ついて予め設定した正常値の範囲を逸脱した場合は支持
体上の人体に異常が生じたと判定するものである。これ
によって病院や施設、在宅における在床管理をさらにき
め細かく効率的に行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1から図2
6を参照して説明する。
【0022】(実施例1)実施例1の発明を図1から図
5を参照して説明する。図1は実施例1の荷重検出装置
の構成図である。人体を支持する支持体として例えば自
動車用のシート1を想定する。シート1には振動検出手
段10が配設されている。振動検出手段10は振動発生
部としての第1の圧電素子11と、振動発生部16に隣
接して配設された振動検出部としての第2の圧電素子1
2とを備えている。振動検出手段10の配設位置はシー
ト1を構成する表布とメインパッドとの間や、メインパ
ッドの底部、背面シート等、着座時に人体による荷重や
振動が検出できる場所であればよい。またメインパッド
と一体発泡してメインパッドに内蔵してもよい。13は
第1の圧電素子11を駆動するための信号発生部であ
る。14は振動特性演算手段、15は荷重演算手段で荷
重演算部16と人体判定部17とを有している。
【0023】図2は振動検出手段10の構成図である。
図2のように第1の圧電素子11と第2の圧電素子12
の双方を積層して振動検出手段10が成形されている。
第1の圧電素子11と第2の圧電素子12の形状は平板
状でも円形状でもよく、設置スペースやシート1の構成
等の使用条件により最適化すればよい。また、第1の圧
電素子11と第2の圧電素子12は同一形状でなくても
よく、相互の一部が積層されていてもよい。尚、第1の
圧電素子11には信号発生部13からある特定の周波数
帯を有する電圧信号が印加される。こり周波数帯は例え
ば第1の圧電素子11の共振周波数や反共振周波数が望
ましく、一般に数kHz〜数百kHzであるが、検出す
る荷重レベルや検出精度等により最適化すればよい。ま
た印加される電圧レベルは信号発生部13により任意に
変更可能である。また、設置状況に応じて、例えば表面
に凹凸を有した振動制御用の部材や弾性部材、緩衝材等
で振動検出手段10を挟持してもよい。また、第1の圧
電素子11と第2の圧電素子12を構成する圧電材は例
えばセラミックス圧電材やPVDF等の高分子圧電材、
またはゴムとセラミックス粉体を混合した複合圧電材等
を用いればよい。
【0024】次に動作、作用について説明する。信号発
生部13により第1の圧電素子11に周波数f2の電圧
信号が印加されると、第1の圧電素子11は周波数f2
で振動する。第2の圧電素子12では第1の圧電素子1
1から伝播する振動を検出する。振動特性演算手段14
では第2の圧電素子12の出力信号の振幅Dを演算す
る。
【0025】図3はその際の信号発生部13の出力信号
Vaと第2の圧電素子12の出力信号Vbの関係を示す
特性図で、横軸が時刻t、縦軸がVaとVbである。図
3で時刻t1まではシート1上に何も無く不在の場合
で、Vbは振幅がD0である。時刻t1でシート1に人
体が着席すると、人体の体重による荷重のため第1の圧
電素子121から第2の圧電素子12に伝播する振動特
性が変化し、Vbは振幅がD2となる。このようにして
変化する振幅Dに基づき、荷重演算部16では人体によ
り印加された荷重Wを演算する。
【0026】図4はこの際のDとWとの関係を示す特性
図で、横軸がD、縦軸がWである。図4よりDが小さく
なるほどWは大きくなることが判る。荷重演算部16で
は図4に基づきDからWを演算する。そして、演算され
たWに基づき人体判定部17ではシート1上の人体の在
・不在を判定する。図5はこの際の判定領域を示した特
性図で、人体判定部17では図5に基づきWがWo以上
ならば在、Wo未満ならば不在と判定する。
【0027】上記作用により、第2の圧電素子(振動検
出部)の出力信号から第1の圧電素子(振動発生部)の
振動により伝播する振動の振動特性を演算し、その演算
値に基づき振動検出手段に印加される荷重を演算するの
で、省スペースで設置に手間がかからず、接点がないの
で接触不良や短絡がなく耐久性のよい荷重検出装置を実
現できる。
【0028】また、振動発生部と振動検出部とが共に圧
電素子からなり、双方を積層して振動検出手段を成形し
たものであるので、簡単かつ省スペースな構成で荷重を
検出することができる。
【0029】また、振動検出手段が検出した振動特性に
基づき荷重を演算し、演算した荷重に基づき支持体上の
人体の在・不在を判定するので、接触不良や短絡がなく
耐久性がよい。
【0030】(実施例2)実施例2の発明を図6を参照
して説明する。図6は実施例2の荷重検出装置の構成図
である。実施例2が実施例1と相違する点は、図6に示
すように、振動発生部11と振動検出部12とが共に圧
電素子からなり、双方を圧電材からなる同一基板18に
形成して振動検出手段10を成形した点にある。ここ
で、振動発生部11と振動検出部12は基板18の一方
の面に同心円状に電極11aと12aを有し、基板18
の他方の面に接地電極としての共通電極11b(12
b)を有している。図6では基板18は円形としたが、
他の形状でもよい。尚、実施例1と同一符号のものは同
一構造を有し、説明は省略する。
【0031】上記構成により実施例1と同様に振動検出
部の出力信号から振動発生部の振動により伝播する振動
の振動特性を演算し、その演算値に基づき振動検出手段
に印加される荷重を演算してシート1上の人体の在・不
在を判定する。
【0032】上記作用により、振動発生部と振動検出部
とが共に圧電素子からなり、双方を同一基板に形成して
振動検出手段を成形したものであるので、簡単かつ省ス
ペースな構成で荷重を検出することができる。
【0033】また、振動発生部と振動検出部とを形成す
る基板が圧電材からなるので、部品点数を削減でき、さ
らに省スペースが図れる。
【0034】(実施例3)実施例3の発明を図7を参照
して説明する。図7は本発明の実施例3の荷重検出装置
の構成図で、振動検出手段10はケーブル状であり、こ
こではその断面を示している。実施例3が上記実施例と
相違する点は、図7に示すように、振動発生部11と振
動検出部12とが共に圧電素子からなり、双方を同軸ケ
ーブル状に積層して振動検出手段10を成形した点にあ
る。ここで、振動発生部11と振動検出部12はそれぞ
れ電極層11dと11e、12dと12e、圧電材層1
1f、12fを有している。電極11dと12eは同一
の電極であり、接地電極としてある。尚、実施例1と同
一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0035】上記構成により実施例1と同様に動検出部
の出力信号から振動発生部の振動により伝播する振動の
振動特性を演算し、その演算値に基づき振動検出手段に
印加される荷重を演算してシート1上の人体の在・不在
を判定する。
【0036】上記作用により、振動発生部と振動検出部
とは共に圧電素子からなり、双方を同軸ケーブル状に積
層して振動検出手段を成形したものであるので、簡単か
つ省スペースな構成で荷重を検出することができる上、
振動検出手段が同軸ケーブル状なので配設パターンの自
由度が向上する。
【0037】(実施例4)実施例4の発明を図8から図
13を参照して説明する。図8は本発明の実施例4の荷
重検出装置の構成図である。実施例4が上記実施例1と
相違する点は、振動特性演算手段14が、第2の圧電素
子(振動検出部)12の出力信号から第1の圧電素子
(振動発生部)11の振動により伝播する振動の振動特
性を演算する振動特性演算部20と、振動検出部12の
出力信号から支持体としてのシート1上の人体による振
動成分を抽出する人体振動抽出部21とを備え、荷重演
算手段15が、振動特性演算部20の出力信号に基づき
振動検出手段10に印加される荷重を演算する荷重演算
部16と、荷重演算部16と人体振動抽出部21との出
力信号に基づきシート1上の人体の在・不在を判定する
人体判定部17とを備えた点にある。振動特性演算部2
0と人体振動抽出部21はそれぞれある特定の周波数成
分を濾波する第1のフィルタ22、第2のフィルタ23
と、第1のフィルタ22、第2のフィルタ23でそれぞ
れ通過した信号の振幅を演算する第1の演算回路24、
第2の演算回路25を有している。
【0038】図9は第1のフィルタ22、第2のフィル
タ23の濾波特性を示す特性図である。図9で横軸は周
波数f、縦軸は濾波量Pである。図9に示すように、人
体振動抽出部21の第2のフィルタ23はf1以下の周
波数成分を通過するローパスフィルタ特性を有し、振動
特性演算部20の第1のフィルタ22は中心周波数f2
のバンドパスフィルタ特性を有する。f1は人体の各種
動作により第2の圧電素子12に生ずる出力信号の上限
周波数帯に設けられ、例えば10Hz前後に設定され
る。f2は実施例1と同様の周波数帯に設定される。
尚、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明
は省略する。
【0039】次に動作、作用について説明する。実施例
1と同様に、信号発生部13により第1の圧電素子11
に周波数f2の電圧信号が印加されると、第1の圧電素
子11は周波数f2で振動する。第2の圧電素子12で
は第1の圧電素子11から伝播する振動を検出する。振
動特性演算部20では第1のフィルタ22により第2の
圧電素子12の出力信号を濾波し、通過した信号の振幅
を第1の演算回路24により演算する。人体振動抽出部
21は第2のフィルタにより第2の圧電素子12の出力
信号を濾波し、通過した信号の振幅を第2の演算回路2
5により演算する。
【0040】図10はその際の信号発生部15の出力信
号Vaと第1のフィルタ22の出力信号Vbと第2のフ
ィルタ23の出力信号Vcの関係を示す特性図で、横軸
が時刻t、縦軸がVa、Vb、Vcである。図10で時
刻t2まではシート1上に何も無く不在の場合で、Vb
は振幅がD0で、Vcは振幅ゼロである。時刻t2でシ
ート1に人体が着席すると、人体の体重による荷重のた
め第1の圧電素子11から第2の圧電素子12に伝播す
る振動特性が変化し、Vbは振幅がD2となる。また、
人体の着座動作や手足の動きによる体動の大きさに対応
してVcには振幅D1の出力が現れる。Vbの振幅をD
b、Vcの振幅をDcとすると、荷重演算部16ではD
bを用いて実施例1と同様に図4に基づき人体により印
加された荷重Wを演算する。そして、演算されたWとD
cに基づき人体判定部17ではシート1上の人体の在・
不在を判定する。
【0041】この際の判定手順を図11と図12に基づ
いて説明する。図11はシート1上に鞄のような物が置
かれた場合、図12はシート1上に人体が着座した場合
を想定している。図11、図12において、横軸はいず
れも時刻tで、縦軸は上から順にW、Dc、Wに基づき
2値化された判定出力Jb、Dcに基づき2値化された
判定出力Jc、JbとJcに基づき2値化された最終判
定出力Joである。WoはJbを決定するため予め設定
された荷重設定値、DcoはJcを決定するため予め設
定された体動設定値である。尚、物と人の重量はともに
Wo以上であるとする。WoとDcoは検出対象とする
人体の体重や体動の大きさに基づいて最適化すればよ
い。
【0042】先ず、図11において、停車時に時刻t2
でシート1上に物が置かれ、自動車が暫時走行し、再停
車後、時刻t5でシート1上から物が取り去られたとす
る。Wは時刻t2でWo以上となり、時刻t5でWo未
満となるので、Jbは時刻t2〜t5でHi、それ以外
はLoとなる。JcはDcが予め設定した設定時間to
内に1回でもDco以上であればHiとなり、それ以外
はLoとなる。従って、図11のように、物が置かれた
り取り去られた場合はDcが一時的にDco以上となり
to時間JcはHiとなるが(図中、時刻t2〜t3、
t4〜t6)、それ以外の状態では、例えば走行中の振
動により物が揺らされてDcに一時的に小さな出力があ
るがDco未満でありJcはLoとなる。JoはJbと
Jcの論理積(AND)をとる。図11の場合は時刻t
2〜t3、t4〜t5でHiとなるが、それ以外ではL
oとなる。JoがHiの場合は人体が在の判定に、Lo
の場合は人体が不在の判定にそれぞれ対応する。
【0043】次に、図12において、停車時に時刻t7
でシート1上に人体が着座し、自動車が暫時走行し、再
停車後、時刻t8でシート1上から人が離座するとす
る。Wは時刻t7でWo以上となり、時刻t8でWo未
満となるので、Jbは時刻t7〜t8でHi、それ以外
はLoとなる。人には手足の動きのような体動や走行振
動による体の揺れによる体動があるため、Dcは着座時
や離座時、それ以外の間でもto内に1回以上Dco以
上となり、Jcはt7〜t9でHiとなり、それ以外は
Loとなる。従って、Joは時刻t7〜t8でHiとな
り、それ以外ではLoとなる。尚、toは予め実験等に
より最適化して求めればよい。
【0044】図13は上記の判定手順のフローチャート
である。先ず、ステッブST1では荷重演算部16が第
1の演算回路24で演算された振幅Dbから図4の関係
に基づきWを演算する。ステップST2では人体判定部
17がWとWoを比較し、WがWo以下ならばステップ
ST3でJbをLoとし、ステップST4でJoをLo
として不在の判定とする。人体判定部17はステップS
T2でWがWoより大ならば、ステップST5でJbを
HiとしてステップST6に進み、ここで第2の演算回
路25で演算された振幅DcとDcoとを比較し、Dc
がDco以下ならばステップST7でJcをLoとして
ステップST4に進み、JoをLoとして不在の判定と
する。ステップST6でDcがDcoより大ならば、ス
テップST8でJcをHiとし、ステップST9でJo
をHiとして在の判定とする。
【0045】次に、ステップST9で一旦、在判定がな
されると、人体判定部17ではステップST10でタイ
マをリセットし、計時を開始する。ステップST11で
は荷重演算部16がDbから図4の関係に基づきWを演
算する。そしてステップST12で人体判定部17がW
とWoを比較し、WがWo以下ならばステップST13
でJbをLoとし、ステップST14でタイマをオフ
し、ステップST4でJoをLoとして不在の判定と
し、ステップST1に戻る。
【0046】ステップST12でWがWoより大なら
ば、ステップST15でJbをHiとしてステップST
16に進み、ここでDcとDcoとを比較し、DcがD
coより大ならばステップST17でJcをHiとしス
テップST9でJoをHiとして在の判定を継続し、ス
テップST10へ戻る。
【0047】ステップST16でDcがDco以下なら
ばステップST18でJcをLoとしてステップST1
9に進み、ステップST19でタイマにより計時されて
いる時間tがtoより大ならばステップST14に進み
タイマをオフし、ステップST4でJoをLoとして不
在の判定とし、ステップST1に戻る。ステップST1
9でtがto以下ならばステップST11に戻る。
【0048】上記作用により、振動発生部の振動により
伝播する振動の振動特性に基づき荷重を演算するととも
に、支持体上の人体による振動成分を抽出し、荷重と人
体による振動成分とに基づき支持体上の人体の有無を判
定するので、人体と物とを区別して人体の在・不在を判
定することができ判定精度が向上する。
【0049】(実施例5)実施例5の発明を図14から
図19を参照して説明する。図14は実施例5の荷重検
出装置の構成図である。実施例5が上記実施例4と相違
する点は、人体振動抽出部21が人体の共振周波数帯の
振動を抽出する第3のフィルタ26と、車体振動を検出
するための第4のフィルタ27と、第4のフィルタ27
で通過した信号の振幅を演算する第3の演算回路28と
を有し、人体検出部17が荷重演算部16と第2の演算
回路25と第3の演算回路28の出力信号に基づきシー
ト1上の人体の在・不在を判定する人体判定部17とを
備えた点にある。
【0050】図15は第1のフィルタ22、第3のフィ
ルタ26、第4のフィルタ27の濾波特性を示す特性図
である。図15で横軸は周波数f、縦軸は濾波量Pであ
る。図15に示すように、第3のフィルタ26は中心周
波数f3のバンドパスフィルタ特性を有し、第4のフィ
ルタ27は中心周波数f4のバンドパスフィルタ特性を
有する。第1のフィルタ22は実施例4と同様に中心周
波数f2のバンドパスフィルタ特性を有する。f3は人
体の共振周波数帯に設けられ、例えば4〜6Hzに設定
される。f4は車体振動の周波数帯に設けられ、例えば
12Hz前後に設定される。f2は実施例4と同様の周
波数帯に設定される。尚、実施例4と同一符号のものは
同一構造を有し、説明は省略する。
【0051】上記構成による動作、作用について説明す
る。実施例1と同様に、信号発生部13により第1の圧
電素子11に周波数f2の電圧信号が印加されると、第
1の圧電素子11は周波数f2で振動する。第2の圧電
素子12では第1の圧電素子11から伝播する振動を検
出する。振動特性演算部20では第1のフィルタ22に
より第2の圧電素子12の出力信号を濾波し、通過した
信号の振幅Dbを第1の演算回路24により演算する。
人体振動抽出部21では第3のフィルタ26により第2
の圧電素子12の出力信号を濾波し、通過した信号の振
幅Ddを第2の演算回路25により演算する。また、第
4のフィルタ27により第2の圧電素子12の出力信号
を濾波し、通過した信号の振幅Deを第3の演算回路2
8により演算する。
【0052】図16は第2の圧電素子12と第3のフィ
ルタ26と第4のフィルタ27それぞれの出力信号V
i、Vf3、Vf4を示す特性図で、縦軸は各出力レベ
ル、横軸は時間tである。尚、説明を簡単にするため
に、ここではViから第1の圧電素子11による周波数
f2の信号成分を差し引いて表示してある。図16よ
り、Viには人体と車体振動との合成された信号が入っ
ているが、第3のフィルタ26により人体の共振成分が
濾波されVf3となり、第4のフィルタ27により車体
振動の信号成分が濾波されてVf4となる。
【0053】荷重演算部16では第1の演算回路24に
より演算された振幅Dbと図4の関係に基づき荷重Wを
演算する。人体判定部17では、W、Dd、Deに基づ
きシート1上の人体の在・不在を判定する。以下にその
判定手順を示す。先ず、第4の実施例と同様に、WとW
oを比較し、WがWoより大ならば判定出力JbをHi
とし、WがWo以下ならばJbをLoとする。次に、D
dとDeの比を演算し、その演算値と予め設定した設定
値とを比較して判定出力Jdを求める。図17はDd、
DeとJdの判定値(Hi、Lo)を示す特性図であ
る。図17で縦軸がDd、横軸がDe、上記の設定値に
対応する直線がL1である。そしてL1上またはL1よ
り上の領域ではJdがHi、L1より下の領域ではJd
がLoであるとする。これは、人体がシート1上に存在
すればDdがDeより大となり、シート1上が不在で何
も無かったり、荷物が置いてあったりすればDeがDd
より大となることに基づいている。Liはシート1や車
体の振動特性により最適化すればよい。
【0054】次に、人体判定部17ではJbとJdの論
理積を演算して最終判定出力Joを演算する。この様子
を図18と図19に基づき説明する。図18はシート1
上に鞄のような物が置かれた場合、図19はシート1上
に人体が着座した場合を想定している。図18、図19
において、横軸はいずれも時刻tで、縦軸は上から順に
Jb、Jd、Joである。
【0055】図18において、時刻t10でシート1上
に物が置かれるとJbはLoからHiとなり、時刻t1
1でシート1上から物が取り去られるとJbはLoとな
る。JdはDeがDdより大となるので常にLoとなる
が、物を置いたり取り去ったりする際の動作が緩慢であ
れば、Vi中にVf3の成分が生じるため、図18のよ
うに時刻t10、t11でJdが短時間Hiとなる場合
がある。この場合、最終判定出力JoはJdと同様に図
18のようになる。シート1上に何もない場合はJbが
常にLoとなるので、Joも常にLoとなる。
【0056】次に図19において、時刻t12でシート
1上に人が着座するとJbはLoからHiとなり、時刻
t13でシート1上から人が離座するとJbはLoとな
る。Jdは人がシート1上に存在すればDdがDeより
大となるのでHiとなる。そして、最終判定出力Joは
Jb、Jdと同様に図18のようになる。
【0057】上記作用により、人体の振動成分として人
体の共振周波数帯の振動を抽出して支持体上の人体の有
無を判定するので、人体と物とを区別して人体の有無を
判定することができるとともに、人体と物とを区別する
判別精度が向上する。
【0058】(実施例6)実施例6の発明を図20から
図24を参照して説明する。図20は実施例6の荷重検
出装置の構成図である。実施例6が上記実施例4と相違
する点は、人体振動抽出部21が人体の心拍や呼吸によ
る振動成分を抽出する第5のフィルタ29と、第5のフ
ィルタ29の出力を平滑化する平滑化回路30を有し、
人体検出部17が荷重演算部16と第2の演算回路25
の出力信号に基づきシート1上の人体の在・不在を判定
する人体判定部17とを備えた点にある。
【0059】図21は第1のフィルタ22、第5のフィ
ルタ29の濾波特性を示す特性図である。図21で横軸
は周波数f、縦軸は濾波量Pである。図21に示すよう
に、第5のフィルタ29は中心周波数f5のバンドパス
フィルタ特性を有する。第1のフィルタ22は実施例4
と同様に中心周波数f2のバンドパスフィルタ特性を有
する。f5は人体の心拍や呼吸による振動成分の周波数
帯に設けられ、心拍の場合は例えば5Hz前後に設定さ
れ、呼吸であれば0.1Hz〜1Hzに設定される。以
下、本実施例では心拍による振動成分を検出する構成と
する。尚、実施例4と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0060】上記構成による動作、作用について説明す
る。実施例1と同様に、信号発生部13により第1の圧
電素子11に周波数f2の電圧信号が印加されると、第
1の圧電素子11は周波数f2で振動する。第2の圧電
素子12では第1の圧電素子11から伝播する振動を検
出する。振動特性演算部20では第1のフィルタ22に
より第2の圧電素子12の出力信号を濾波し、通過した
信号の振幅Dbを第1の演算回路24により演算する。
【0061】図22は人体がシート1上に存在する場合
の第5のフィルタ29の出力Vf5を示した特性図であ
る。図22(a)において縦軸がVf5、横軸が時間t
である。図22(b)は(a)のS部分を拡大したもの
である。図22(a)のように、シート1に人体が着座
するとC1の領域のようにVf1には着座による大きな
出力が現われるが、その後、安静状態でいるとC2の領
域のように周期的に低い出力が現われる。この部分Sを
拡大すると図22(b)のようになる。これは人体の心
拍による振動成分であり、一般に心弾動図またはバリス
トカーディオグラムと呼ばれるものに対応している。人
体振動抽出部21では、このような第5のフィルタ29
の出力信号を平滑化回路30により平滑化し、平滑化回
路30の出力信号の振幅Dfを第2の演算回路25で演
算する。
【0062】荷重演算部16では第1の演算回路24に
より演算された振幅Dbと図4の関係に基づき荷重Wを
演算する。人体判定部17では、W、Dfに基づきシー
ト1上の人体の在・不在を判定する。以下にその判定手
順を示す。先ず、第4の実施例と同様に、WとWoを比
較し、WがWoより大ならば判定出力JbをHiとし、
WがWo以下ならばJbをLoとする。次に、Jfと予
め設定された設定値Jfoとを比較し、JfがJfoよ
り大の状態が予め設定された設定時間to2継続すれば
判定出力JeをHiとし、JfがJfo以下であるか、
またはJfがJfoより大の状態がto2時間継続しな
ければ判定出力JeをLoとする。Dfoやto2はシ
ート1の振動特性や被験者実験等により最適化すればよ
い。
【0063】次に、人体判定部17ではJbとJeの論
理積を演算して最終判定出力Joを演算する。この様子
を図23と図24に基づき説明する。図23はシート1
上に鞄のような物が置かれた場合、図24はシート1上
に人体が着座した場合を想定している。図23、図24
において、横軸はいずれも時刻tで、縦軸は上から順に
W、Df、Jb、Je、Joである。
【0064】図23において、時刻t14でシート1上
に物が置かれるとJbはLoからHiとなり、時刻t1
5でシート1上から物が取り去られるとJbはLoとな
る。物には心拍がないのでJeは常にLoとなる。最終
判定出力JoはJbとJeとの論理積なので常にLoと
なる。
【0065】次に図24において、時刻t16でシート
1上に人が着座するとJbはLoからHiとなり、時刻
t18でシート1上から人が離座するとJbはLoとな
る。人には心拍があるのでJeは時刻t17〜t18ま
でHiとなる。最終判定出力JoはJeと同様に図24
のようになる。
【0066】上記作用により、人体の振動成分として体
の心拍や呼吸による振動成分を抽出して支持体上の人体
の有無を判定するので、人体と物とを区別して人体の有
無を判定することができるとともに、人体と物とを区別
する判別精度がさらに向上する。
【0067】(実施例7)実施例7の発明を図25と図
26を参照して説明する。図25は本発明の実施例7の
荷重検出装置の構成図である。実施例7が上記実施例6
と相違する点は、支持体をベッド31とし、荷重演算手
段15が人体判定部17の出力信号を報知する報知部3
2を有し、人体判定部17が荷重演算部16と人体振動
抽出部21との出力信号に基づき人体の有無と人体の異
常の有無を判定するとともに、人体判定部17が第5の
フィルタ29の出力信号に基づき心拍数や呼吸数を演算
し、人体の有無の判定結果、人体の異常の有無の判定結
果、心拍数や呼吸数の演算結果を判定報知部32により
報知する点ある。振動検出手段10は例えばベッド31
のマットレス表面やマットレス下、マットレスを支持す
るベッドフレーム、マットレス内部に配設されたり、敷
毛布やシーツ、ベッドパッド等の寝具や枕に配設され
る。尚、実施例6と同一符号のものは同一構造を有し、
説明は省略する。
【0068】上記構成による動作、作用について説明す
る。人体の有無を判定する手順については実施例6と同
様であるので、ここでの説明は省略する。人体判定部1
7における人体の異常の有無を判定する手順について図
26を用いて説明する。図26は図25のようにベッド
31上に人体Mが存在する場合の特性図であり、横軸は
時刻tで、縦軸は上から順にW、Df、Jb、Je、J
o、異常判定出力Jqである。
【0069】図26において、時刻t19でベッド31
に入床すると、WはWoより大となり、JbはHiとな
る。また、DfはDfoより大となり、その状態が時間
t02継続すると時刻t20でJeがHiとなるので、
最終出力JoはHiとなり、人体が存在すると判定され
る。その後、人体は安静状態を保っているが、時刻t2
1近辺で人体に異常が生じ、心臓が停止したとする。こ
れによりDfはDfo以下となり、時刻t21でJeは
Loとなり、JoもLoとなる。そして、JbがHiで
継続しているにもかかわらず、JeがHiからLoに変
化し、かつ、その後JeがLoのまま予め設定した設定
時間t03時間継続すると異常判定出力JeをHiとし
て異常ありとの判定を行う。すなわち、人体Mがベッド
31上に存在しているにもかかわらず、心拍による振動
成分が検出されないと異常判定を行う。to3は異常判
定をどれだけ早く行うかといったの緊急度合い等に応じ
て設定すればよい。
【0070】また、ベッド31上に人体が存在すること
が判定された場合は、人体判定部17で第5のフィルタ
29の出力信号から心拍数が演算される。第5のフィル
タ29の出力信号は、例えば図22(b)のような出力
波形を有しており、このような出力波形のピーク間隔の
検出や自己相関係数の演算、周波数分析等を行って心拍
数が求められる。入床・離床動作や寝返り、手足の動き
等の体動によりDfに大きな出力信号が生じた場合に
は、心拍数の演算を一時保留し、その間は例えばその直
前に演算した心拍数を代用する。人体が不在と判定され
た場合は心拍数の演算は行わない。従って、不在時に交
通や人の歩き回りによる外乱振動があっても心拍数の演
算を行わないので誤動作がない。
【0071】また、人体判定部17では、演算した心拍
数が予め設定した正常値の範囲を逸脱した場合はベッド
31上の人体に異常が生じたと判定する。
【0072】報知部32では人体判定部17の在・不在
判定出力や心拍数出力、異常判定出力を報知する。報知
については、ランプ点灯やディスプレイ表示、音声等に
より行う。専用回線や無線、電話線等の通信手段等を用
いて管理センター等で監視する構成としてもよい。
【0073】上記作用により、人体の振動成分として人
体の心拍や呼吸による振動成分を抽出して支持体上の人
体の有無を判定するので、人体と物とを区別して人体の
有無を判定することができ判定精度が向上する。
【0074】また、支持体上の人体による荷重と人体の
心拍や呼吸による振動成分とに基づき人体の異常の有無
を判定するので、病院や施設、在宅における在床管理を
効率的に行うことができる。
【0075】また、人体振動抽出部の出力信号に基づき
無拘束で心拍数を演算するので、被測定者に負担がかか
らず、電極装着等の測定の手間も軽減することができ
る。
【0076】また、人体が存在すると判定した場合にの
み心拍数を演算するので、不在時に交通や人の歩き回り
による外乱振動があっても心拍数の演算を行わないので
誤動作がない。
【0077】また、演算した心拍数が予め設定した正常
値の範囲を逸脱した場合は支持体上の人体に異常が生じ
たと判定するので、病院や施設、在宅における在床管理
をさらにきめ細かく効率的に行うことができる。
【0078】尚、上記構成では心拍による振動成分を検
出して在・不在判定や心拍数の演算、異常の有無の判定
を行ったが、呼吸による振動成分を検出して在・不在の
判定、呼吸数の演算、異常の有無の判定を行う構成とし
たり、心拍と呼吸の双方を同時に検出して在・不在の判
定、心拍数・呼吸数の演算、異常の有無の判定を行う構
成としてもよい。特に呼吸の有無は心拍とともに異常時
に確認すべきバイテルサインであるため、心拍とともに
呼吸を検出して異常の有無を判定したり呼吸数を演算す
る構成とすることが望ましい。また、呼吸を検出して睡
眠中の無呼吸を判定したり、無呼吸状態がある一定時間
継続すれば警報を発生するといった構成としてもよい。
【0079】また、荷重演算部16で人体の体重を演算
して報知部32に表示する構成としてもよく、健康管理
に活用できる。
【0080】このように本実施例7では、荷重センサと
振動センサといったような複数のセンサを別々に支持体
に配設しなくても、支持体に配設した1つの振動検出手
段10の出力信号から荷重(体重)、人体の有無、異常
の有無、心拍数・呼吸数等の多数の情報を得ることがで
きるので、効率的でかつセンサの配設も容易であり、被
測定者にも負担がかからず実用性が高い。 上記実施例
1〜実施例7では支持体として自動車のシートやベッド
を想定したが、本発明に適用される支持体はこれらに限
定するものではなく、例えば、列車や飛行機等の他の乗
り物のシートや、会議室・劇場等の座席、布団やクッシ
ョン、ソファ、事務用椅子、ベンチ、便座、浴槽、床
材、壁面材等、人体を支持する様々な物体に適用しても
よい。
【0081】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように、請求項
1の発明によれば、振動検出部の出力信号から振動発生
部の振動により伝播する振動の振動特性を演算し、その
演算値に基づき振動検出手段に印加される荷重を演算す
るので、省スペースで設置に手間がかからず、接点がな
いので接触不良や短絡がなく耐久性のよい荷重検出装置
を実現できる。
【0082】また請求項2の発明のように、振動発生部
と振動検出部とを共に圧電素子とし、双方を積層して振
動検出手段を成形すれば、簡単かつ省スペースな構成で
荷重を検出することができる。
【0083】また請求項3の発明のように、振動発生部
と振動検出部とを共に圧電素子とし、双方を同一基板に
形成して振動検出手段を成形すれば、さらに簡単かつ省
スペースな構成で荷重を検出することができる。
【0084】また請求項4の発明のように、振動発生部
と振動検出部とを形成する基板を圧電材とすれば、部品
点数を削減でき、さらに省スペースが図れる。
【0085】また請求項5の発明のように、振動発生部
と振動検出部とを共に圧電素子とし、双方を同軸ケーブ
ル状に積層して振動検出手段を成形すれば、簡単かつ省
スペースな構成で荷重を検出することができる上、振動
検出手段が同軸ケーブル状なので配設パターンの自由度
が向上する。
【0086】また請求項6の発明のように、振動検出手
段が検出した振動特性に基づき荷重を演算し、演算した
荷重に基づき支持体上の人体の在・不在を判定すれば、
省スペースで設置に手間がかからず、接触不良や短絡が
なく耐久性のよい荷重検出と人体判定とを実現できる。
【0087】また請求項7の発明のように、振動発生部
の振動により伝播する振動の振動特性に基づき荷重を演
算するとともに、支持体上の人体による振動成分を抽出
し、荷重と人体による振動成分とに基づき支持体上の人
体の有無を判定すれば、人体と物とを区別して人体の在
・不在を判定することができ判定精度が向上する。
【0088】また請求項8の発明のように、人体の振動
成分として人体の共振周波数帯の振動を抽出して支持体
上の人体の有無を判定すれば、人体と物とを区別する判
別精度が向上する。
【0089】また請求項9の発明のように、人体の振動
成分として人体の心拍や呼吸による振動成分を抽出して
支持体上の人体の有無を判定すれば、人体と物とを区別
する判別精度がさらに向上する。
【0090】また請求項10の発明のように、支持体上
の人体による荷重と人体の心拍や呼吸による振動成分と
に基づき人体の異常の有無を判定すれば、病院や施設、
在宅における在床管理を効率的に行うことができる。
【0091】また請求項11の発明のように、人体振動
抽出部の出力信号に基づき心拍数や呼吸数の少なくとも
1つを演算すれば、被測定者に負担がかからず、電極装
着等の測定の手間も軽減することができる。
【0092】また請求項12の発明のように、人体が存
在すると判定した場合にのみ心拍数と呼吸数の少なくと
も1つを演算すれば、不在時に交通や人の歩き回りによ
る外乱振動があっても心拍数や呼吸数の演算を行わない
ので誤動作なく心拍数や呼吸数の演算ができる。
【0093】さらに請求項3の発明のように、演算した
心拍数と呼吸数の少なくとも1つが予め設定した正常値
の範囲を逸脱した場合は支持体上の人体に異常が生じた
と判定すれば、病院や施設、在宅における在床管理をさ
らにきめ細かく効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の荷重検出装置の構成図
【図2】同装置の振動検出手段の構成図
【図3】同装置の信号発生部の出力信号Vaと第2の圧
電素子の出力信号Vbの関係を示す特性図
【図4】同装置の第2の圧電素子の出力信号Vaの振幅
Dと演算される荷重Wとの関係を示す特性図ブロック図
【図5】同装置の荷重演算部で演算される荷重Wと在・
不在の判定領域を示した特性図
【図6】本発明の実施例2の荷重検出装置の構成図
【図7】本発明の実施例3の荷重検出装置の構成図
【図8】図8は本発明の実施例4の荷重検出装置の構成
【図9】同装置の第1のフィルタと第2のフィルタの濾
波特性を示す特性図
【図10】同装置の信号発生部の出力信号Vaと第1の
フィルタの出力信号Vbと第2のフィルタの出力信号V
cとの関係を示す特性図
【図11】同装置のシート上に物が置かれた場合の荷重
演算部で演算されるW、第2の演算回路の出力信号D
c、判定出力Jb、Jc、最終判定出力Joとの関係を
示す特性図
【図12】同装置のシート上に人体が着座した場合の荷
重演算部で演算されるW、第2の演算回路の出力信号D
c、判定出力Jb、Jc、最終判定出力Joとの関係を
示す特性図
【図13】同装置の人体判定部における判定手順のフロ
ーチャート
【図14】本発明の実施例5の荷重検出装置の構成図
【図15】同装置の第1のフィルタ、第3のフィルタ、
第4のフィルタの濾波特性を示す特性図
【図16】同装置の第2の圧電素子の出力信号Viと第
3のフィルタの出力信号Vf3と第4のフィルタの出力
信号Vf4を示す特性図
【図17】同装置の第1の演算回路の出力信号Ddと第
3の演算回路の出力信号Deと判定出力Jd(Hi、L
o)との関係を示す特性図
【図18】同装置のシート上に物が置かれた場合の判定
出力Jb、Jd、最終判定出力Joとの関係を示す特性
【図19】同装置のシート上に人体が着座した場合の判
定出力Jb、Jd、最終判定出力Joとの関係を示す特
性図
【図20】本発明の実施例6の荷重検出装置の構成図
【図21】同装置の第1のフィルタと第5のフィルタの
濾波特性を示す特性図
【図22】(a)同装置のシート上に人体が存在する場
合の第5のフィルタの出力Vf5を示した特性図 (b)(a)のS部分の拡大図
【図23】同装置のシート上に物が置かれた場合の荷重
演算部で演算される荷重W、第2の演算回路の出力信号
Df、判定出力Jb、Je、最終判定出力Joとの関係
を示す特性図
【図24】同装置のシート上に人体が着座した場合の荷
重演算部で演算される荷重W、第2の演算回路の出力信
号Df、判定出力Jb、Je、最終判定出力Joとの関
係を示す特性図
【図25】本発明の実施例7の荷重検出装置の構成図
【図26】同装置のベッド上に人体が着座した場合の荷
重演算部で演算される荷重W、第2の演算回路の出力信
号Df、判定出力Jb、Je、最終判定出力Jo、異常
判定出力Jqとの関係を示す特性図
【図27】従来の荷重検出装置(引例1)の構成図
【図28】従来の荷重検出装置(引例2)の構成図
【符号の説明】
1 シート(支持体) 10 振動検出手段 11 第1の圧電素子(振動発生部) 12 第2の圧電素子(振動検出部) 14 振動特性演算手段 15 荷重演算手段 16 荷重演算部 17 人体判定部 18 基板 20 振動特性演算部 21 人体振動抽出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B60N 2/44 B60N 2/44 (72)発明者 長井 彪 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 雅彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤井 優子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F051 AA17 AB08 AC01 AC07 BA08 2G064 AB23 BA02 BA08 BA26 BD18 CC02 CC41 CC54 CC62 DD23 DD29 DD32 3B087 DE08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動発生部と前記振動発生部に隣接して配
    設された振動検出部とを備え人体を支持する支持体に配
    設された振動検出手段と、前記振動検出部の出力信号か
    ら前記振動発生部の振動により伝播する振動の振動特性
    を演算する振動特性演算手段と、前記振動特性演算手段
    の出力信号に基づき前記振動検出手段に印加される荷重
    を演算する荷重演算手段とを備えた荷重検出装置。
  2. 【請求項2】振動発生部と振動検出部とは共に圧電素子
    からなり、双方を積層して振動検出手段を成形した請求
    項1記載の荷重検出装置。
  3. 【請求項3】振動発生部と振動検出部とは共に圧電素子
    からなり、双方を同一基板に形成して振動検出手段を成
    形した請求項1記載の荷重検出装置。
  4. 【請求項4】振動発生部と振動検出部とを形成する基板
    は圧電材からなる請求項3記載の荷重検出装置。
  5. 【請求項5】振動発生部と振動検出部とは共に圧電素子
    からなり、双方を同軸ケーブル状に積層して振動検出手
    段を成形した請求項1記載の荷重検出装置。
  6. 【請求項6】荷重演算手段は、振動特性演算手段の出力
    信号に基づき前記振動検出手段に印加される荷重を演算
    する荷重演算部と、前記荷重演算部の出力信号に基づき
    支持体上の人体の在・不在を判定する人体判定部とを備
    えた請求項1乃至5のいずれか1項記載の荷重検出装
    置。
  7. 【請求項7】振動特性演算手段は、振動検出部の出力信
    号から振動発生部の振動により伝播する振動の振動特性
    を演算する振動特性演算部と、前記振動検出部の出力信
    号から支持体上の人体による振動成分を抽出する人体振
    動抽出部とを備え、荷重演算手段は、振動特性演算部の
    出力信号に基づき振動検出手段に印加される荷重を演算
    する荷重演算部と、前記人体振動抽出部と前記荷重演算
    部との出力信号に基づき支持体上の人体の在・不在を判
    定する人体判定部とを備えた請求項1乃至5のいずれか
    1項記載の荷重検出装置。
  8. 【請求項8】人体振動抽出部は人体の共振周波数帯の振
    動を抽出する請求項7記載の荷重検出装置。
  9. 【請求項9】人体振動抽出部は人体の心拍や呼吸による
    振動成分を抽出する請求項7記載の荷重検出装置。
  10. 【請求項10】人体判定部は、荷重演算部からの出力信
    号が予め設定された荷重設定値より大きい状態が継続し
    ている時に、人体振動抽出部からの出力信号が予め設定
    された人体振動設定値より大きい状態から前記人体振動
    設定値以下の状態に変化した場合には、支持体上の人体
    に異常が生じたと判定する請求項7乃至9のいずれか1
    項記載の荷重検出装置。
  11. 【請求項11】人体判定部は人体振動抽出部の出力信号
    に基づき心拍数と呼吸数の少なくとも1つを演算する請
    求項9記載の荷重検出装置。
  12. 【請求項12】人体判定部は人体振動抽出部と荷重演算
    部との出力信号に基づき支持体上に人体が存在すると判
    定した場合にのみ心拍数と呼吸数の少なくとも1つを演
    算する請求項11記載の荷重検出装置。
  13. 【請求項13】人体判定部は演算した心拍数と呼吸数の
    少なくとも1つがそれぞれについて予め設定した正常値
    の範囲を逸脱した場合は支持体上の人体に異常が生じた
    と判定する請求項11または12記載の荷重検出装置。
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