JP2000229838A - 油中水型エマルション形態の流体化粧品および／または皮膚科学的組成物 - Google Patents

油中水型エマルション形態の流体化粧品および／または皮膚科学的組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部油相を有するエマルションのエモリエン
ト特性を保持しつつ、さっぱり感を有するのに十分な流
動性であり、適用が心地良く、のばし易いW／Oエマルシ
ョン形態の組成物を提案すること。 【解決手段】 油相中に分散された水相を含有する化粧
品および／または皮膚科学的組成物において、前記組成
物が、（１）少なくとも１つのシリコーン乳化剤と、
（２）少なくとも１つの分岐鎖炭化水素油と、（３）少
なくとも１つの揮発性シリコーン油と、（４）少なくと
も１つのポリオールアルキルエステルを含有し、前記分
岐鎖炭化水素油と揮発性シリコーン油との合計量が油相
の少なくとも５０重量％を示す組成物が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコーン乳化剤
と、少なくとも１つの分岐鎖炭化水素油と、少なくとも
１つの揮発性シリコーン油と、少なくとも１つのポリオ
ールアルキルエステルを含有する、流動性の油中水型エ
マルション形態の、化粧品および／または皮膚科学的組
成物、および、皮膚、粘膜、目、および／または髪をケ
アするための、メークアップするための、メークアップ
除去するための、および／またはクレンジングするため
の、特に乾燥肌をトリートメントするための前記組成物
の使用に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】化粧
品分野においては、油相中に分散された水相を含有する
油中水型（W／O）エマルションからなるクリームを使用
することは通常のことである。これらのエマルション
は、連続油相を含有し、したがって、外的攻撃から皮膚
を保護し、経上皮からの水分損失を防止する脂質フィル
ムを、皮膚の表面に形成可能である。これらのエマルシ
ョンは、特に、皮膚を保護し栄養を与えるのに、特に、
乾燥肌のトリートメントに適している。
【０００３】しかしながら、これらのエマルションは、
その”重たい（heavy）”手触りのため、さっぱり感お
よび流動性がなく、使用しづらいものである。これら
は、脂っぽくてべたついたフィルムを皮膚に残す。さら
に、よりさっぱり感を付与して脂っぽさを少なくするた
めに内部（水）相の量が増加すると、しばしば、密度の
高い、延ばしにくいクリームが製造されることになる。
【０００４】したがって、外部油相を有するエマルショ
ンのエモリエント特性を保持しつつ、さっぱり感を有す
るのに十分な流動性であり、適用が心地良く、のばし易
いW／Oエマルション形態の組成物が望まれている。
【０００５】本出願会社は、驚くべきことに、油相の少
なくとも５０重量％の量の、分岐鎖炭化水素油と揮発性
シリコーン油との組み合わせを含有し、さらに、ポリオ
ールアルキルエステルを含有する、油中水型エマルショ
ン形態の組成物であれば、W／Oエマルションの通常の特
性を保持しつつ、適用時に軽い流動性組成物が得られる
ことを見い出した。
【０００６】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明の１つの主題は、したがって、油相中に分散され
た水相を含有する化粧品および／または皮膚科学的組成
物において、前記組成物が、（１）少なくとも１つのシ
リコーン乳化剤と、（２）少なくとも１つの分岐鎖炭化
水素油と、（３）少なくとも１つの揮発性シリコーン油
と、（４）少なくとも１つのポリオールアルキルエステ
ルを含有し、前記分岐鎖炭化水素油と揮発性シリコーン
油との合計量が、油相の少なくとも５０重量％を示すこ
とを特徴とする組成物である。
【０００７】本発明による組成物は、流体であり、皮膚
に柔軟性とマット感を残し、べたつきがない一方、適用
時に軽くてさっぱりしているという優位点を示す。ポリ
オールアルキルエステルの存在によって、より細かくて
より規則的な組成物、すなわち、より安定した組成物を
得ることが可能となるものである。
【０００８】本発明による組成物に添加可能なシリコー
ン乳化剤としては、ジメチコーンコポリオール、および
アルキルジメチコーンコポリオールが挙げられる。ジメ
チコーンコポリオールとしては、たとえば、ダウコーニ
ング社から、”DC 3225 C”または”DC 2-5225 C”の商
品名で販売されている、ジメチコーンコポリオール、シ
クロメチコーン、および水（１０／８８／２）の混合物
が挙げられる。本発明の好ましい実施態様によれば、シ
リコーン乳化剤として、１０から２２の炭素原子を有す
るアルキル基を有するアルキルジメチコーンコポリオー
ル、たとえば、セチルジメチコーンコポリオール、たと
えば、ゴールドシュミット社から”Abil EM-90”の商品
名で販売されている製品、および、ゴールドシュミット
社から”Abil EM-97”の商品名で販売されているジメチ
コーンコポリオールおよびシクロペンタシロキサン（８
５／１５）の混合物；ラウリルジメチコーンコポリオー
ル、たとえば、ダウコーニング社から”Q2-5200”の商
品名で販売されている約９１％のラウリルジメチコーン
コポリオールと約９％のイソステアリルアルコールの混
合物；およびこれらの混合物が使用される。
【０００９】シリコーン乳化剤は好ましくは、活性材料
として（すなわち、たとえばジメチコーンコポリオール
またはアルキルジメチコーンコポリオールとして）、組
成物の全重量に対して、０．５から１０重量％、好まし
くは１から６重量％の範囲の比率で存在する。本発明に
よる組成物の油相は、少なくとも１つの分岐鎖炭化水素
油と少なくとも１つの揮発性シリコーン油とを含有す
る。
【００１０】分岐鎖炭化水素油は、１０から２０の炭素
原子を含有し、たとえば、イソヘキサデカン、イソドデ
カン、イソパラフィン、およびこれらの混合物から選択
可能である。揮発性シリコーン油は、たとえば、環状ま
たは直鎖ポリジメチルシロキサンおよびこれらの混合物
から選択可能である。環状ポリジメチルシロキサンまた
はシクロメチコーンは、約３から９の炭素原子、好まし
くは４から６の炭素原子を含有し、たとえば、シクロヘ
キサジメチルシロキサンおよびシクロペンタジメチルシ
ロキサンであってもよい。揮発性直鎖ポリジメチルシロ
キサンは好ましくは約３から９の炭素原子を含有する。
揮発性直鎖ポリジメチルシロキサンは一般的には、２５
℃で５cSt以下の粘度を有し、一方、シクロメチコーン
は一般的には、２５℃で１０cSt以下の粘度を有するも
のである。
【００１１】分岐鎖炭化水素油と揮発性シリコーン油と
の合計量は、油相の少なくとも５０重量％であり、１つ
のタイプのオイルの量の、他のタイプのオイルの量に対
する比率は、各オイルが等倍から広範囲にわたって変化
可能であり、各タイプのオイルの濃度は好ましくは、組
成物の全重量に対して少なくとも１重量％である。好ま
しくは、分岐鎖炭化水素油と揮発性シリコーン油との合
計量は、油相の全重量に対して、６０から１００重量％
までの範囲である。
【００１２】油相はさらに、種々の脂肪物質、特に、化
粧品または皮膚科学分野において通常使用されているオ
イルを含有可能である。油相に存在可能な他のオイル
は、たとえば、植物由来のオイル、たとえば、アプリコ
ット核油、およびペルヒドロスクアレン、合成油、たと
えば脂肪エステル、非揮発性シリコーン油、およびフッ
素化油であってもよい。油相に存在可能な他の脂肪物質
は、たとえば、脂肪酸および脂肪アルコールであっても
よい。
【００１３】エマルションの油相は、たとえば、組成物
の全重量に対して、８から６０重量％、より好ましくは
１５から５０重量％であってもよい。
【００１４】本発明の組成物中に使用可能なポリオール
アルキルエステルとしては、グリセロールおよび／また
はソルビタンエステル、たとえば、ポリグリセロール＝
イソステアラート、たとえば、ゴールドシュミット社か
ら”Isolan GI 34”の商品名で販売されている製品、ソ
ルビタン＝イソステアラート、たとえばICI社から”Arl
acel 987”の商品名で販売されている製品、グリセロー
ルソルビタン＝イソステアラート、たとえばICI社か
ら”Arlacel 986”の商品名で販売されている製品、ソ
ルビタン＝イソステアラートおよびポリグリセロール＝
イソステアラートの混合物、たとえば、ICI社から”Arl
acel 1690”の商品名で販売されている製品、およびこ
れらの混合物が挙げられる。
【００１５】ポリオールアルキルエステルの量は、たと
えば、組成物の全重量に対して、０．０５から５重量
％、より好ましくは０．１から１重量％の範囲であって
もよい。
【００１６】本発明による組成物は、任意に、１以上の
充填剤を含有してもよい。充填剤の添加によって、非常
に良好な化粧品特性（柔軟性、マット効果）を有する組
成物を得ることが可能となる。充填剤は、たとえば、ポ
リアミド粒子、特に、アトケム社から”Orgasol”の商
品名で販売されているもの；ポリエチレン粉末、アクリ
ルコポリマーをベースとした微球体、たとえば、ダウコ
ーニング社から”Polytrap”の商品名で販売されている
エチレングリコール＝ジメタクリラート／ラウリル＝メ
タクリラートコポリマーからなるもの；発砲粉末、たと
えば、中空微球体、特にケマノルドプラスト社から”Ex
pancel”の商標名で販売されているもの、マツモト社か
ら”Micropearl F 80 ED”の商標名で販売されているも
の；天然有機材料から形成された粉末、たとえば、架橋
していてもしていなくてもよい、トウモロコシ、小麦、
または米澱粉、たとえば、ナショナルスターチ社から”
Dry-Flo”の商品名で販売されているオクテニルケイヒ
酸無水物で架橋した澱粉から形成された粉末；シリコー
ン樹脂ミクロビーズ、たとえばトウシバシリコーン社か
ら”Tospearl”の商品名で販売されているものから選択
可能である。
【００１７】充填剤は好ましくは、”Expancel”の商標
名で販売されているミクロビーズから選択され、これ
は、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、およびメタク
リラートの発砲（expanded）ターポリマーの粒子であ
り、特に、参照番号、551 DE 50（約４０μmの粒子
径）、551 DE 20（約３０μmの粒子径、約６５kg／m3の
密度）、551 DE 12（約１２μmの粒子径）、551 DE 80
（約８０μmの粒子径）、および461 DE 50（約５０μm
の粒子径）で販売されているものから選択可能である。
EL 23として知られている、約１８μmの粒子径で約７０
kg／m3の密度を有する同発砲ターポリマーから形成され
たミクロビーズからなるものを使用してもよい。これら
種々の粒子の混合物を使用してもよい。
【００１８】上記ターポリマー粒子は、乾燥または水和
化可能であり、たとえば、以下の特許または特許出願、
EP-A-056,219、EP-A-348,372、EP-A-486,080、EP-A-32
0,473、EP-A-112,807、および、US-A-3,615,972の方法
にしたがって得られるものである。
【００１９】組成物が充填剤を含有する場合、本発明に
よる組成物中の充填剤の量は、好ましくは組成物の全重
量に対して、０．０１から１５重量％、より好ましくは
０．１から５重量％までの範囲であってもよい。本発明
による組成物はさらに、１以上の塩、特に、マグネシウ
ム塩、たとえば硫酸マグネシウムを含有してもよい。塩
の量は、たとえば、組成物の全重量に対して、０．１か
ら５重量％、より好ましくは０．５から１重量％までの
範囲であってもよい。
【００２０】さらに、公知の方法で、本発明の組成物
は、化粧品または皮膚科学分野において通常使用されて
いる添加剤、たとえば、親水性または親油性活性剤、防
腐剤、酸化防止剤、香料、溶媒、充填剤、遮蔽剤、着色
剤（ピグメントまたは染料）、塩基性化剤（トリエタノ
ールアミン）、酸性化剤、および脂質小胞体を含有して
もよい。これらの添加剤は、組成物の全重量に対して、
０．０１から３０重量％までの、通常の化粧品または皮
膚科学分野における比率で使用され、それらの特性に応
じて、エマルションの水相または油相、または小胞体に
導入される。これらの添加剤および濃度は、組成物の所
望の特性を変化させないようなものでなければならな
い。
【００２１】本発明の特別な実施態様によれば、組成物
は好ましくは流体であり、すなわち、約０．２から３Pa
・s（２から３０ポアズ）の範囲の粘度、好ましくは
０．６から２Pa・s（６から２０ポアズ）の範囲の粘度
を有するものである。上記粘度は、２ローター（０．７
Pa・s、すなわち７ポアズよりも小さい粘度用）または
３ローター（０．７Pa・s、すなわち７ポアズよりも大
きい粘度用）を装備した”レオマットメトラー（Rheoma
t Metler）”粘度計を用いて約２５℃で測定したもので
ある。
【００２２】本発明による化粧品または皮膚科学的組成
物は、優位には、生理学的に許容される媒体、すなわ
ち、皮膚、粘膜、頭皮、目、および／または髪と適合可
能な媒体を含有する。特に、本発明による化粧品または
皮膚科学組成物は、皮膚、粘膜、目、および／または髪
をケアする、（ピグメントを添加して）メークアップす
る、メークアップ除去する、および／またはクレンジン
グするために使用可能である。
【００２３】本発明はまた、皮膚、粘膜、および／また
は髪をケアする、メークアップする、メークアップ除去
する、および／またはクレンジングする際の、上記で定
義した組成物の美容的使用にも関する。外部油相を示す
ため、本発明による組成物はまた、優位には、乾燥肌を
ケアするための組成物をなすものであってもよい。
【００２４】本発明のさらなる主題は、乾燥肌のトリー
トメント用組成物の調製に上記で定義した組成物を使用
することである。本発明による組成物はまた、皮膚を攻
撃することなく、皮膚をトリートメントするおよび／ま
たはクレンジングすることが可能であるという優位点を
有し、前記組成物は、皮膚、特に乾燥肌および敏感肌の
クレンジングに特に良好に適している。
【００２５】本発明はまた、上記で定義した組成物を皮
膚に適用することからなる、皮膚のトリートメントおよ
び／またはクレンジングするための美容方法に関する。
本発明による組成物の他の特徴部および優位点は、以下
の実施例から明白になるであろう。ただし、これらの実
施例は、単に本発明を例解するのみであって、本発明は
これらに限定されるわけではない。重量比率は、組成物
の全重量に対しての重量％で表わされる。
【００２６】
【実施例】実施例１：柔軟流体 油相： − セチルジメチコーンコポリオール・・・・・２％ − イソヘキサデカン・・・・・１５％ − ポリグリセリル−４＝イソステアラート・・・・・
０．５％ − シクロヘキサメチコーン・・・・・１０％ 充填剤： − Expancel 551・・・・・１％ 水相： − グリセロール・・・・・５％ − 硫酸マグネシウム・・・・・０．５％ − 防腐剤・・・・・０．４％ − 水・・・・・合計 １００％
【００２７】方法：充填剤を油相に、スパチラを用いて
分散させ、次いで、水相を非常にゆっくりと、上記で得
られた混合物中に激しく撹拌しながら分散させる。この
ミルクの粘度は、２ローターを装備した”Rheomat Metl
er”粘度計を用いて約２５℃で測定すると、約７ポアズ
（０．７Pa・s）である。得られたミルクは、適用する
と非常に柔軟であると同時に、リッチでさっぱりしてお
り、脂っぽくなく、急速に皮膚に浸透し、柔軟でマット
でしなやかさを残すものである。
【００２８】実施例２：乾燥肌用ケア流体 油相： − セチルジメチコーンコポリオール・・・・・１．５
％ − ポリグリセリル−４＝イソステアラート・・・・・
０．５％ − イソヘキサデカン・・・・・５％ − シクロヘキサメチコーン・・・・・１０％ − ペルヒドロスクアレン・・・・・１０．５％ 充填剤： − Expancel 551・・・・・０．５％ − 架橋澱粉（Dry Flo）・・・・・２％ 水相： − グリセロール・・・・・５％ − 硫酸マグネシウム・・・・・０．５％ − 防腐剤・・・・・０．４％ − 水・・・・・合計 １００％
【００２９】方法：充填剤を油相に、スパチラを用いて
分散させ、次いで、水相を非常にゆっくりと、上記で得
られた混合物中に激しく撹拌しながら分散させる。この
ミルクの粘度は、３ローターを装備した”Rheomat Metl
er”粘度計を用いて約２５℃で測定すると、約１６ポア
ズ（１．６Pa・s）である。得られた濃厚なミルクは、
適用するとクリーミーで、柔軟でリッチである。容易に
浸透すると同時に、和らげる栄養効果に貢献するもので
ある。
【００３０】実施例３：柔軟流体ファンデーション 油相： − セチルジメチコーンコポリオール・・・・・２％ − イソヘキサデカン・・・・・１５％ − ポリグリセリル−４＝イソステアラート・・・・・
０．５％ − シクロヘキサメチコーン・・・・・１０％ 充填剤： − 茶、赤、および黄色ピグメント・・・・・５％ 水相： − グリセロール・・・・・５％ − 硫酸マグネシウム・・・・・０．５％ − 防腐剤・・・・・０．４％ − 水・・・・・合計 １００％
【００３１】方法：充填剤を油相に、スパチラを用いて
分散させ、次いで、水相を非常にゆっくりと、上記で得
られた混合物中に激しく撹拌しながら分散させる。適用
時に非常に柔軟で容易に延びる流体ファンデーションが
このようにして得られる。これは、均一で、マットで、
自然なメークアップ結果を付与する。この粘度は、３ロ
ーターを装備した”Rheomat Metler”粘度計を用いて約
２５℃で測定すると、約１０ポアズ（１Pa・s）であ
る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 油相中に分散された水相を含有する化粧
    品および／または皮膚科学的組成物において、前記組成
    物が、（１）少なくとも１つのシリコーン乳化剤と、
    （２）少なくとも１つの分岐鎖炭化水素油と、（３）少
    なくとも１つの揮発性シリコーン油と、（４）少なくと
    も１つのポリオールアルキルエステルを含有し、前記分
    岐鎖炭化水素油と揮発性シリコーン油との合計量が、油
    相の少なくとも５０重量％を示すことを特徴とする組成
    物。
  2. 【請求項２】 シリコーン乳化剤が、１０から２２の炭
    素原子を有するアルキル基を含有するアルキルジメチコ
    ーンコポリオールから選択されることを特徴とする、請
    求項１に記載の組成物。
  3. 【請求項３】 シリコーン乳化剤が、セチルジメチコー
    ンコポリオール、ラウリルジメチコーンコポリオール、
    およびこれらの混合物から選択されることを特徴とす
    る、請求項１または２に記載の組成物。
  4. 【請求項４】 シリコーン乳化剤が、活性材料として、
    組成物の全重量に対して、０．５から１０重量％存在す
    ることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれか１項
    に記載の組成物。
  5. 【請求項５】 分岐鎖炭化水素油が、イソヘキサデカ
    ン、イソドデカン、イソパラフィン、およびこれらの混
    合物から選択されることを特徴とする、請求項１ないし
    ４のいずれか１項に記載の組成物。
  6. 【請求項６】 分岐鎖炭化水素油と揮発性シリコーン油
    の合計量が、油相の全重量に対して、６０から１００重
    量％の範囲であることを特徴とする、請求項１ないし５
    のいずれか１項に記載の組成物。
  7. 【請求項７】 油相が、組成物の全重量に対して、８か
    ら６０重量％の範囲であることを特徴とする、請求項１
    ないし６のいずれか１項に記載の組成物。
  8. 【請求項８】 ポリオールアルキルエステルが、組成物
    の全重量に対して、０．０５から５重量％の範囲である
    ことを特徴とする、請求項１ないし７のいずれか１項に
    記載の組成物。
  9. 【請求項９】 少なくとも１つの充填剤をさらに含有す
    ることを特徴とする、請求項１ないし８のいずれか１項
    に記載の組成物。
  10. 【請求項１０】 充填剤の量が、組成物の全重量に対し
    て、０．０１から１５重量％の範囲であることを特徴と
    する、請求項９に記載の組成物。
  11. 【請求項１１】 前記組成物が、２ローターまたは３ロ
    ーターを装備した”レオマットメトラー”粘度計を用い
    て約２５℃で測定した、０．２から３Pa・sの粘度を有
    することを特徴とする、請求項１ないし１０のいずれか
    １項に記載の組成物。
  12. 【請求項１２】 請求項１ないし１１のいずれか１項に
    記載の組成物を、皮膚、粘膜および／または髪をケアす
    るために、メークアップするために、メークアップ除去
    するために、および／またはクレンジングするために使
    用することを特徴とする、請求項１ないし１１のいずれ
    か１項に記載の組成物の美容用使用。
  13. 【請求項１３】 請求項１ないし１１のいずれか１項に
    記載の組成物を、乾燥肌のトリートメント用組成物の調
    製に使用することを特徴とする、請求項１ないし１１の
    いずれか１項に記載の組成物の使用。
  14. 【請求項１４】 請求項１ないし１１のいずれか１項に
    記載の組成物を、皮膚に適用することを特徴とする、皮
    膚をトリートメントおよび／またはクレンジングするた
    めの美容方法。
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