JP2000229819A - 毛髪処理用組成物 - Google Patents

毛髪処理用組成物

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JP2000229819A
JP2000229819A JP11028300A JP2830099A JP2000229819A JP 2000229819 A JP2000229819 A JP 2000229819A JP 11028300 A JP11028300 A JP 11028300A JP 2830099 A JP2830099 A JP 2830099A JP 2000229819 A JP2000229819 A JP 2000229819A
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Sanae Kubo
早苗 久保
Emiko Kawada
恵美子 河田
Fumiaki Nakamura
文昭 中村
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 亜硫酸塩または亜硫酸水素塩を用いた毛髪処
理用組成物において、カール形成効果及びくせ毛矯正効
果を増大しかつ毛髪損傷及び臭いを増加させない毛髪処
理用組成物を提供すること。 【解決手段】 毛髪処理用組成物全量に対して、(A)
亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩0.5〜15重量%
と、(B)尿素0.5〜15重量%と、(C)エチルア
ルコール及び/又はイソプロピルアルコール1〜30重
量%とを含有し、組成物のpHが6〜12であることを
特徴とする毛髪処理用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪処理に使用する
組成物に関する。さらに詳しくは、毛髪のカール及びく
せ毛矯正用に最適な毛髪処理用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩を用いた毛髪
処理用組成物は、毛髪にカールを形成させたり、くせ毛
を矯正させたりすることが出来る。
【0003】上記効果は一般にパーマネントウェーブ剤
又は縮毛矯正剤として使用されている毛髪処理剤に比べ
て弱いものであるが、毛髪損傷が少なく、毛髪に塗布し
た際の臭いも少ないという特長を有するものである。
【0004】従来、亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩を用いた
毛髪処理用組成物においては、上記効果を強めるための
技術が各種試みられている。例えば、尿素を配合した技
術(特公昭第61−10505号公報、特公昭第61−
183213号公報)、イミダゾリジンジオンを配合し
た技術(特公昭第58−170710号公報)等が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術によっても効果の向上は期待するほど大きくはない。
【0006】また、亜硫酸塩又は亜硫酸水素塩の他に、
別の還元剤としてメルカプタンを共存させた技術(特公
昭第63−190814号公報、特公平第2−1381
12号公報)等が提案されているが、カール及びくせ毛
矯正効果の向上性はやや大きい反面、毛髪損傷が少なく
かつ臭いも少ないという亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素
塩が有する優れた特長が損なわれてしまうという問題点
があった。
【0007】本発明者等は上述の観点に鑑み、亜硫酸塩
又は亜硫酸水素塩を用いた毛髪処理用組成物において、
毛髪損傷が少なく臭いも少ないという本来の優れた特長
を維持したままカール及びくせ毛矯正効果を向上させる
べく鋭意研究を重ねた結果、特定配合量の亜硫酸塩又は
亜硫酸水素塩と尿素とを含有する組成物において、特定
量のエチルアルコール又はイソプロピルアルコールを配
合し、かつpHを6〜12に保持させた毛髪処理用組成
物が上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0008】本発明は、亜硫酸塩または亜硫酸水素塩を
用いた毛髪処理用組成物において、カール形成効果及び
くせ毛矯正効果を増大しかつ毛髪損傷及び臭いを増加さ
せない毛髪処理用組成物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、毛
髪処理用組成物全量に対して、(A)亜硫酸塩及び/又
は亜硫酸水素塩0.5〜15重量%と、(B)尿素0.
5〜15重量%と、(C)エチルアルコール及び/又は
イソプロピルアルコール1〜30重量%とを含有し、組
成物のpHが6〜12であることを特徴とする毛髪処理
用組成物を提供するものである。
【0010】また、本発明は、さらに、(D)分子量が
100〜700の範囲にあるジスルフィド化合物0.2
〜20重量%を含有することを特徴とする前記の毛髪処
理用組成物を提供するものである。
【0011】さらに、本発明は、さらに、(E)グリシ
ン、アラニンバリン、イソロイシン、ロイシン、チロシ
ン、スレオニン、セリン及びプロリンからなる群から選
ばれた一種または二種以上の中性アミノ酸を含有するこ
とを特徴とする前記の毛髪処理用組成物を提供するもの
である。
【0012】また、本発明は、毛髪処理用組成物の粘度
が50〜100,000mPa・sの範囲にありジェル
状又はクリーム状であることを特徴とする前記の毛髪処
理用組成物を提供するものである。
【0013】さらに、本発明は、前記毛髪処理用組成物
が、毛髪カール用又はくせ毛矯正用であることを特徴と
する前記の毛髪処理用組成物を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0015】本発明で用いる成分(A)亜硫酸塩及び/
又は亜硫酸水素塩としては、例えば、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸カリウム、亜硫酸水素カリウム、ピロ亜硫酸カリウ
ム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素アンモニウム、亜
硫酸モノエタノールアミン及び亜硫酸水素モノエタノー
ルアミン等の無機アルカリ、アンモニア及び有機アミン
との塩が挙げられる。なかでも、亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウムが好まし
い。本発明においては、任意の一種または二種以上が適
宜選択されて用いられる。
【0016】亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩の配合量
は、組成物全量中の0.5〜15重量%で、好ましくは
2〜10重量%である。0.5重量%よりも少ない場合
には本発明の効果が弱く、15重量%を越えて配合して
も本発明の効果の増強は望めないばかりか他の配合成分
の溶解性を阻害してしまうため現実的ではない。
【0017】本発明に用いる成分(B)尿素の配合量は
組成物全量中の0.5〜15重量%で、好ましくは2〜
10重量%である。0.5重量%よりも少ない場合には
本発明の効果が弱く、15重量%を越えて配合しても本
発明の効果の増強は望めないばかりか他の配合成分の溶
解性を阻害してしまうため現実的ではない。
【0018】本発明に用いる成分(C)エチルアルコー
ル及び/又はイソプロピルアルコールの配合量は組成物
全量の1〜30重量%で、好ましくは3〜20重量%で
ある。1重量%よりも少ない場合には本発明の効果が弱
く、30重量%を越えて配合しても本発明の効果の増強
は望めずかつ他の配合成分の溶解性を阻害してしまうた
め好ましくない。特に亜硫酸塩や亜硫酸水素塩の析出を
招くため適切でない。
【0019】本発明は、亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素
塩を含有する組成物中に、エチルアルコール及び/又は
イソプロピルアルコールと尿素とを共存させると、これ
らが相乗的に作用し毛髪のカール形成効果やくせ毛の矯
正効果が急速に高められることを見出した結果完成され
た発明であるが、これらに類似した多価アルコール類と
して、エチレングリコール、ジエチレングリコール、グ
リセリン、プロピレングリコール、1.3−ブチレング
リコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコール
モノエチルエーテル等を配合しても上記効果の向上は殆
んど認められなかった。
【0020】エチルアルコール及びイソプロピルアルコ
ール以外の他のアルコール類としてメチルアルコール、
n−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール及びt
ert−ブチルアルコールを配合した場合も同様の作用
効果が認められるが、皮膚や粘膜に対する安全性や特有
の匂いの点から、毛髪処理用組成物に使用するには必ず
しも適切でない。
【0021】上記必須成分を配合した毛髪処理用組成物
は、アルカリ剤等のpH調整剤を用いて、組成物のpH
が6〜12に保持されるように調整される。尿素を配合
し、アルカリ剤を用いて組成物全体のpHを弱酸性〜弱
アルカリ性(6.0〜8.5)に調整したものは、経時
的にpHが上昇する傾向がある。本発明においては、p
Hの上昇を防止し一定のpHを保持する目的から、成分
(E)の中性アミノ酸であるグリシン、アラニンバリ
ン、イソロイシン、ロイシン、チロシン、スレオニン、
セリン又はプロリンを配合することが好ましい。特に、
グリシンを組成物全量に対して0.1〜2.0重量%配
合した場合、pH6.0〜8.5の範囲では一定のpH
に保つことができる。組成物全体のpHをアルカリ性
(8.5〜12)に調整した場合、pHの経時的変化は
少ない傾向にある。
【0022】本発明においては、本発明の効果をさらに
向上させる成分として、成分(D)の分子量100〜7
00の範囲にあるジスルフィド化合物を配合することが
好ましい。本発明者は毛髪処理用組成物におけるジスル
フィド化合物の有用性を見出し特許化しているが(特公
昭第63−188618号公報)、本発明においても、
これらのジスルフィド化合物の配合が有用であることを
見出した。
【0023】ジスルフィド化合物は通常組成物全体中
0.2〜20重量%配合されるが、好ましくは0.5〜
10重量%である。カール形成効果及びくせ毛矯正効果
は0.5重量%以上からその向上が認められ、また、1
0重量%より多くなると不溶化したり、むしろカール形
成及びくせ毛矯正効果の低減を招く場合もある。ジスル
フィド化合物の配合により、カール形成効果やくせ毛矯
正効果を向上できると同時に毛髪損傷(毛髪の引張り強
度)を低減する効果も見出している。
【0024】ジスルフィド化合物の具体例としては、例
えば、ジチオジグリコール酸(Mw182.2)及びこ
の塩類、L−シスチン、DL−シスチン(Mw240.
3)、DL−ホモシスチン(Mw268.3)、N,N
‘ジアセチルシスチン(Mw324.3)、N,N’−
ジアセチルシスチンジメチルエステル(Mw352.
3)、酸化型グルタチオン(Mw612.7)、シスタ
ミン(Mw152.3)及びN,N‘ジアセチルシスタ
ミン(Mw236.4)等を挙げることが出来る。なか
でも、L−シスチン、DL−シスチンが好ましい。本発
明においては、任意の一種または二種以上が適宜選択さ
れて用いられる。
【0025】本発明の毛髪処理用組成物は、主に毛髪の
カール形成用として、また、くせ毛の矯正用として使用
されるものであるが、特にくせ毛の矯正用として使用す
る場合、組成物の粘度が50〜100,000mPa・
sの範囲に調製されたジェル状またはクリーム状の組成
物がくせ毛矯正効果に対して有用である。
【0026】本発明の毛髪処理用組成物を上記粘度に調
整するために、粘性を与える成分として、水溶性高分
子、または高級アルコールと親水性界面活性剤からなる
液晶基剤が実用的である。
【0027】水溶性高分子には、アニオン性、ノニオン
性及びカチオン性のものが利用できる。アニオン性高分
子としては、例えば、カルボキシビニルポリマー(ハイ
ビスワコー(株)和光純薬)、アクリル酸・メタアクリル
酸アルキル共重合体(ペミュレンTR−2、(株)日光ケ
ミカルズ)、アクリル酸重合体(アロンA−20P、東
亜合成化学)、Xanthan Gum(ケルトロー
ル、ケルトロールT、Kelco社)、Rheozan
(ローヌプーラン社)、Sodium Alginat
e(ダックアルギンNSPH、鴨川化成)、Methy
l cellulose(メトローズ90SH−400
0、信越化学)、Sodium Carboxy Me
thyl Cellulose(セロゲンPR、第一工
業製薬)、Quince Seeds’Gum、Ara
bic Gum、Locust Bean Gum、T
ragaconth Gum、Karaya Gum、
Carrageenan、Pectin等が挙げられ
る。ノニオン性の水溶性高分子としては、例えば、Hy
droxyethylCellulose(ナトロゾー
ル250HH、250HR、250LR、Hercul
es社)、Polyoxyethylene等が挙げら
れる。カチオン性の水溶性高分子としては、例えば、H
ydroxyethylCellulose−2−Hy
droxypropyl−Trimethylammo
nium chloride ether(カチナールL
C200、HC200、東邦化学;ポリマーJR40
0、U.C.C.社)等が挙げられる。
【0028】高級アルコールと親水性界面活性剤からな
る液晶基剤としては、高級アルコールとして、例えば、
ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリル
アルコール、ベヘニルアルコールの単品又はこれらの混
合物、親水性界面活性剤としては、アニオン性界面活性
剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸メ
チルタウリンナトリウム)、両性界面活性剤(例えば、
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、イミダゾリン系
活性剤)及びカチオン性界面活性剤(例えば、塩化セチ
ルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチル
アンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム)
が挙げられる。この液晶基剤は、亜硫酸塩または亜硫酸
水素塩による塩拆を受け、高温度(40〜50℃)で分
離したり、キメが悪化することがあるが、このような場
合には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニ
オン性界面活性剤の併用が有用である。
【0029】毛髪処理用組成物の粘度が50mPa・s
より低い場合、くせ毛を矯正しストレート状にする効果
は弱く、また、粘度が100,000mPa・sを超え
ると組成物を毛髪に塗布する際、均一にまんべんなく塗
布することが困難となり実用的でない。
【0030】本発明の毛髪処理用組成物は、上記必須成
分の他に、本発明の効果を損なわない範囲において、通
常毛髪処理用組成物に使用される各種成分を配合し目的
とする剤形に応じて常法により製造することが出来る。
例えば、毛髪の感触を向上させる成分として、アミノ変
性シリコーン、アミノ変性シリコーンエマルジョン、ア
ミノ変性高分子シリコーン、高分子シリコーン、シリコ
ーン油、グリコール変性シリコーン、カチオン性ポリマ
ー、カチオン性活性剤、各種油分等を配合できる。その
他の成分としては、例えば、香料、色素、金属イオン封
鎖剤、プロテイン、各種植物抽出剤、保湿剤等を配分す
ることができる。
【0031】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではない。
【0032】「実施例1〜4、比較例1〜4」「表1」
に示す組成で毛髪処理用組成物を常法により混合調製
し、カール効果(D%)並びに毛髪損傷度(20%In
dex)を以下の方法にて測定した。調製したpH値
(25℃)及び結果を併せて「表1」に示した。
【0033】「カール効果測定法」 毛髪束:化学的なパーマ、カラー及びブリーチ処理され
ていない日本人女性黒色毛を、0.5%のラウリン硫酸
ナトリウム水溶液に40℃で30分間浸漬し、その後流
水中でよく洗浄し、室内にて風乾させた。この毛髪繊維
12本を根本、毛先をそろえて束ね、根本の部分を結び
毛髪束を作製した。毛髪束の長さを結び目の所から12
cmにそろえカットした。 カール効果:上記毛髪束をガラス製マンドレル(φ=
7.0mm)に均一に巻きつけた後、予めガラス容器中
に入れた各毛髪処理用組成物中にこのマンドレルを浸
し、密栓後40℃、20分間静置させた。次に、急いで
開栓し流水中(30℃)で容器毎、60秒間洗浄させ
た。次に、急いでかつていねいに毛髪束をマンドレルか
ら外し、水中に生成されたヘアコイルを30分間浸漬
し、最後にこのヘアコイルの直径(dmm)を測定し、
次の式からカール効果(D%)を求めた。 カール効果(D%)=[ヘアコイル(dmm)/マンドレル
の直径(7mm)]×100 カール効果(D%)は、その数値が大きい程、強いカー
ル効果を示している。測定の繰返し数は各毛髪処理用組
成物毎にそれぞれn=30とし、その平均値及び標準偏
差を採った。
【0034】「毛髪損傷度(20%Index)測定
法」 毛髪束:上記毛髪束の根本部の結び目から56cmの所
にもう一つの結び目をつくり、1cm角の厚紙に上、下
の結び目の所を接着した。この毛髪束を精製水中に1時
間浸漬した後、島津オートグラフAG−100Aを用
い、20%延伸時の荷重を測定した(h0gfとす
る)。 20%Index:次にこの毛髪束を上記と同様に毛髪
処理用組成物で処理を行い、同様にして20%延伸時の
荷重を測定し(hgfとする)、次の式から毛髪損傷度
(20%Index)を求めた。 20%Index=h0/h、0≦20%Index≦
1 毛髪損傷度(20%Index)はその数値が大きい
程、毛髪処理用組成物の与える損傷が少ないことを示し
ている。測定の繰返し数は、各毛髪処理用組成物毎にそ
れぞれn=6とし、その平均値及び標準偏差を採った。
【0035】「各毛髪処理用組成物の組成、カール効果
並びに毛髪損傷度」
【表1】 ----------------------------------------------------------------------- 比較例 実施例 組成 No.1 No.2 No.3 No.4 No.1 No.2 No.3 No.4 ----------------------------------------------------------------------- A:ヒ゜ロ亜硫酸ナトリウム 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 B:尿素 - 8.0 - - 8.0 8.0 8.0 8.0 C:エチルアルコール - - 10.0 - 10.0 - 5.0 5.0 C:イソフ゜ロヒ゜ルアルコール - - - 10.0 - 10.0 5.0 5.0 D:L-シスチン - - - - - - - 2.0モノエタノールアミン 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ----------------------------------------------------------------------- 合計 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 ----------------------------------------------------------------------- pH(25℃) 10.03 10.01 10.00 10.03 10.03 10.04 10.01 10.00 -----------------------------------------------------------------------カール 効果(D%) 10.1 20.3 15.4 17.8 35.6 40.3 46.2 54.8 ±0.8 ±0.5 ±0.3 ±0.5 ±0.5 ±0.3 ±0.3 ±0.3 ----------------------------------------------------------------------- 毛髪損傷 0.903 0.898 0.910 0.895 0.900 0.901 0.897 0.915 (20%Index) ±0.023±0.009±0.013±0.018±0.011±0.005±0.008±0.012 ----------------------------------------------------------------------- (各組成はW/W%である。)
【0036】本発明の実施例のNo.1、2、3、4
は、比較例のNo.1、2、3、4と比較すると、数段
カール効果が強くなっているが、毛髪損傷(20%In
dex)は、そのバラツキ(標準偏差)を考慮すると、
殆んど差がないと認められ、尿素とエチルアルコール及
び/又はイソプロピルによる相乗的効果が理解出来る。
また、成分(D)のL−シスチン配合の効果(No.
4)も明確であり、かつ毛髪損傷もわずかであるが向上
していることが認められる。
【0037】「実施例5」以下に示す毛髪処理用組成物
を調製した。 *:マーコート295(塩化ジメチルジアリルアンモニ
ウム(95%)とアクリル酸(5%)との共重合体の約40
%水溶液:カルゴンコーポレーション製、市販品) **:トーレシリコーンSH8704C(アミノ変性シ
リコーンを含むエマルジョン:東レ・ダウコーニング社
製、市販品) <製法> (1)No.11の一部にNo.1、2、4、6、8を
順次加え攪拌する。No.5を加え液のpHを約9.5
に調整する。 (2)No.9を加熱溶融させNo.10を加え攪拌す
る。これにNo.11の一部を加え攪拌し、これを
(1)に加える。(1)にNo.3及び7を加え攪拌し
均一溶液とし、再度No.5により液をpH10.0に
調整し、No.11の残部を加え、全体を100.0%
とする。均一で乳白色液状の組成物が得られる。 <効果>毛髪約3gのストランドに実施例5の本品1m
Lを塗布し、ワインディングペーパー、ロッドを用いて
ワインディングを行った。再度本品2mLを均一に塗布
し、赤外線加熱器下20分間静置後、40℃の温水で水
洗しながらロッドを外した。均一で弾力のある、なめら
かな感触のあるカール毛が形成された。ワインディング
時及び加熱器処理中にパーマ特有の悪臭は全く認められ
なかった。
【0038】「実施例6」以下に示す毛髪処理用組成物
を調製した。 *:ハイビスワコー105(カルボキシビニルポリマ
ー:和光純薬、市販品) **:シリコーンSC1014M(グリコール変性シリ
コーン、信越化学、市販品) <製法> (1):No.11の一部にNo.1、2、3、7を加
え攪拌溶解する。 (2):No.11の一部にNo.4、5を加え、強力
に攪拌しながら溶解する。 (3):No.9を加熱融解させNo.10を加え攪拌
後No.11の一部を加え攪拌溶解する。 (1)、(2)及び(3)を合せ攪拌しながらNo.
6、8を適量に加えながら、液のpHを7.0に調整
し、最後にNo.11の残部を加え、全体を100.0
%に調製する。透明で均一なジェル状の毛髪処理用組成
物が得られる(粘度15,000mPa・s)。 <効果>日本人男性のパーマ、カラー及びブリーチなど
の化学的な処理のされていない、くせ毛を100本束
ね、根本の部分を接着し、長さ20cmの所でカット
し、くせ毛の束を作製した。この束を0.5%ラウリル
硫酸ナトリウム水溶液40℃で30分浸漬し、その後流
水中で洗浄後、室内に吊して風乾させ、くせ毛のストレ
ート度を測定した。 くせ毛のストレート度の測定:毛髪繊維の長さを自然の
状態で長さを測定した(Lcmとする)。次にこの毛髪
繊維を引張り、真直な状態で長さを測定した(L0cm
とする)。次の式よりストレート度を計算した。ストレ
ート度の数値が大きい程、くせ毛矯正効果が高いことを
示す。 くせ毛のストレート度=Lcm/L0cm、0≦ストレ
ート度≦1 これを100本全ての毛髪について測定し、その平均
値、標準偏差を求めた。次に、くせ毛の毛髪束に1gの
ジェル状毛髪処理用組成物を塗布し、アルミホイル上に
毛髪束をおき、コーミングしながら、ていねいに真直に
伸ばし、赤外線ランプの下に20分静置した。その後流
水中で毛髪束を洗浄し、そのまま吊して室内で風乾させ
た。風乾後、同様にして、100本の毛髪について処理
毛のストレート度を再び測定した。この結果を「表2」
に示した。「表2」より、本処理剤の処理により、くせ
毛のストレート度が高くなり、くせ毛矯正効果が認めら
れた。
【表2】
【0039】「実施例7」以下に示す毛髪処理用組成物
を調製した。 *:APS−10−DMS(アミノ変性高分子シリコー
ン及びポリジメチルシロキサンの混合液、信越化学、市
販品) <製法> (1):No.14の一部にNo.1、2、6を加え攪
拌しながらNo.5を加え、液のpHを7.0に調整す
る。 (2):No.14の残部を約80℃に加熱し、No.
7、8、9、10、11及び12の加熱溶解混合物を加
えホモミキサー処理により乳化を行う。その後攪拌しな
がら徐冷し40℃まで冷却する。 (3):No.3、4を合わせNo.13を加え攪拌す
る。 (1)、(2)及び(3)を合わせ、再度アジホモミキ
サー内で乳化、均一混合させる。乳白色クリーム状の毛
髪処理用組成物が得られる(粘度25,000mPa・
s)。 <効果>くせ毛を有する女性に実施例7の本品50gを
均一にくしでとかしながら全体に塗布を行った。キャッ
プを赤外線ランプ下10分照射し、約40℃のシャワー
で髪全体を洗浄した。洗浄後タオルドライ、ブローにし
て髪全体を乾燥した。髪はなめらか、しなやかであり、
髪全体のボリュームは押えられ、サラサラとした状態と
なった。施術中のパーマ臭は感じられなかった。施術者
の2週間後の髪の様子は依然としてサラサラとし、髪全
体のボリュームは押えられていた。
【0040】「実施例8」以下に示す毛髪処理用組成物
を調整した。 <製法> (1):No.13の一部にNo.1、2、3、5、1
0を加え、攪拌しながらNo.6を加え、pHを8.0
に調整する。 (2):No.11を加熱融解させNo.12を加え、
No.13の一部を加え攪拌する。 (3):No.13の残部に予めNo.7、8、9をN
o.4に混合したパーツを加え、強力に攪拌しながら均
一溶液とする。 (1)、(2)、(3)を合わせ、強力に攪拌しながら
均一の溶液とする。半透明ジェル状の毛髪処理用組成物
が得られた(粘度12,000mPa・s)。 <効果>実施例8の本品5gを、予めくせ毛3gを用い
て作製したストランドに処理し、室温下10分間処理を
行い水洗・風乾させた。毛髪はツルツルとし、つやがあ
り、くせ毛の程度が少くなった。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、亜硫酸塩若しくは亜硫
酸水素塩を用いた毛髪処理用組成物において、カール形
成及びくせ毛矯正効果を高めかつ毛髪損傷や臭いが少な
い毛髪処理用組成物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 文昭 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AB082 AB351 AB352 AC072 AC091 AC092 AC101 AC102 AC182 AC352 AC532 AC542 AC581 AC582 AC681 AC682 AC692 AC761 AC762 AD092 AD152 AD162 AD262 AD352 AD512 CC31 DD23 DD27 DD31 DD41 EE06 EE21 EE25 EE28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪処理用組成物全量に対して、(A)
    亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩0.5〜15重量%
    と、(B)尿素0.5〜15重量%と、(C)エチルア
    ルコール及び/又はイソプロピルアルコール1〜30重
    量%とを含有し、組成物のpHが6〜12であることを
    特徴とする毛髪処理用組成物。
  2. 【請求項2】 さらに、(D)分子量が100〜700
    の範囲にあるジスルフィド化合物0.2〜20重量%を
    含有することを特徴とする請求項1記載の毛髪処理用組
    成物。
  3. 【請求項3】 さらに、(E)グリシン、アラニンバリ
    ン、イソロイシン、ロイシン、チロシン、スレオニン、
    セリン及びプロリンからなる群から選ばれた一種または
    二種以上の中性アミノ酸を含有することを特徴とする請
    求項1または2記載の毛髪処理用組成物。
  4. 【請求項4】 毛髪処理用組成物の粘度が50〜10
    0,000mPa・sの範囲にありジェル状又はクリー
    ム状であることを特徴とする請求項1、2または3記載
    の毛髪処理用組成物。
  5. 【請求項5】 前記毛髪処理用組成物が、毛髪カール用
    又はくせ毛矯正用であることを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載の毛髪処理用組成物。
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