JP2000229444A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法

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JP2000229444A
JP2000229444A JP11033411A JP3341199A JP2000229444A JP 2000229444 A JP2000229444 A JP 2000229444A JP 11033411 A JP11033411 A JP 11033411A JP 3341199 A JP3341199 A JP 3341199A JP 2000229444 A JP2000229444 A JP 2000229444A
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clock
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオクロックのジッタを悪化させることな
く、安価な構成で精度良く主走査倍率を補正すること。 【解決手段】 ビデオクロック周波数制御手段700
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の最小ステップで可変させるときに、1/M分周器7
02および1/N分周器706の分周比M,Nの両方を
変更する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の走査部毎に
調整したビデオクロックに同期した画像信号に応じて走
査部が感光体を露光することにより画像形成する画像形
成装置および画像形成装置の制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式のカラープリンタ,
カラー複写機等の画像形成装置においては、高速にカラ
ー画像を出力するために複数の画像形成部を有し、画像
形成部の感光ドラム上にそれぞれ形成された異なる色の
トナー像を搬送ベルト上に保持された記録材上に順次転
写する方式が各種提案されている。
【0003】このような複数の画像形成部を有する従来
の画像形成装置では、機械精度等の原因により、複数の
画像形成部の感光ドラムや搬送ベルトの回転むら,移動
むらや、各画像形成部の転写位置での感光ドラム外周面
と搬送ベルトの移動量のずれが各画像形成部毎にバラバ
ラに発生してしまい、各画像形成部の感光ドラム上に形
成された各色のトナー像を記録材に転写したときに、各
色のトナー画像が一致せず、色ずれ(位置ずれ)を生じ
てしまう。
【0004】特に、レーザスキャナと感光ドラムを有す
る複数の画像形成部を有する画像形成装置では、画像形
成部でレーザスキャナと感光ドラム間の距離に誤差があ
り、この誤差が各画像形成部間で異なると、各画像形成
部の感光ドラム上でのレーザの走査幅に違いが発生し、
色ずれ(位置ずれ)が発生する。
【0005】この色ずれ(位置ずれ)を低減させる為、
後述する図9に示すように、各色毎に画像信号用のビデ
オクロック発生器を持ち、各色独立にビデオクロックの
周波数を可変可能とし、ビデオクロックの周波数を調整
することによりレーザ走査幅の補正を行う画像形成装置
が提案されている(例えば、特公平6−57040号公
報に示されている)。
【0006】図9は、従来の画像形成装置におけるビデ
オクロック発生器の構成を説明するブロック図である。
なお、ビデオクロック発生器はPLL(Phase L
ocked Loop)回路から構成される。
【0007】図において、101は水晶発振器,102
は1/M分周器,103は位相比較器,104はローパ
スフィルタ,105は電圧制御発振器(VCO),10
6は1/N分周器,14は出力信号であり、水晶発振器
101から出力される。15はビデオクロックで、ビデ
オクロック発生器の出力であり、周波数が可変されたビ
デオクロックである。
【0008】以下、ビデオクロック周波数の可変方法を
説明する。水晶発振器101の出力信号14を1/M分
周器102でM分周した信号と、ビデオクロック15を
1/N分周器106でN分周した信号とを位相比較器1
03に入力し、位相比較器103の出力をローパスフィ
ルタ104を通して電圧制御発振器105に入力する。
【0009】例えば、水晶発振器101の出力信号14
をM分周した信号の位相がビデオクロック15をN分周
した信号の位相より進んでいた場合、電圧制御発振器1
05の入力電圧は上昇し、ビデオクロックの位相を進め
る。水晶発振器101の周波数をfin、ビデオクロッ
ク15の周波数をfoutとすると、
【0010】
【数2】fout=fin×N/M ……(1) となる。検出された主走査幅に応じてN/Mの値を調整
することにより、ビデオクロック発生器から出力される
ビデオクロック15の周波数は可変可能な構成となって
いる。
【0011】例えば、上述の特公平6−57040号公
報によれば、ビデオクロックを0.1%変化させたいと
きには分周器のカウンタは10ビット必要であると書か
れている。また、ビデオクロックの可変最小周波数は、
分周比で決定されるとも書かれている。すなわち、例え
ば、N/M=1000/1000→N/M=999/1
000とすることで−0.1%の可変ステップを得ると
いう方法である。
【0012】この考え方に従えば、ビデオクロックを
0.001%変化させたいときには、分周比を1000
00程度にしてやればよい。例えば、「基準色の主走査
幅=300000μm(300mm)」,「調整色の主
走査幅=300003μm」,「調整色のN/M=1」
の場合、調整色のN/Mを「N/M=0.99999
(−0.001%に相当)、例えば、N=99999,
M=100000」とすれば良い。
【0013】また、「基準色の主走査幅=300000
μm(300mm)」,「調整色の主走査幅=2999
97μm」,「調整色のN/M=1」の場合には、調整
色のN/MをN/M=1.00001(+0.001%
に相当)、例えば、N=100001,M=10000
0とすればよい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、Nが大きく
なるにつれて、PLLのループの帰還量が小さくなる。
上述した例のように、NがN≒100000で、fou
tがfout≒20MHzである場合には、位相比較器
103への帰還はおおよそ5msecに一度しか行われ
ない。
【0015】このとき、VCO105自体のジッタが大
きいと、帰還がかかったとき以外のジッタが悪化する。
【0016】図10は、帰還量が小さい場合のビデオク
ロック15のジッタの悪化を説明する図である。
【0017】図において、縦軸は、ビデオクロック15
のジッタを示すものであり、横軸は、時間(msec)
を示している。
【0018】位相比較器103への帰還が5msecご
とに行われるため、5msecごとにしかビデオクロッ
ク15のジッタが改善されない。ジッタが改善されてい
ないときには、VCO105自体のジッタがでる。この
ように、PLL回路では、ジッタは基準クロックと同程
度にまですることが可能であるが、上記のようにN≒1
00000にしたときには、帰還量が小さくなるために
ジッタが基準クロックに比べて大きくなる。
【0019】このように、上記従来の画像形成装置で
は、以下のような欠点があった。
【0020】主走査倍率の補正精度を上げるために、主
走査倍率可変ステップ量を小さくしようとすると、図9
に示した分周器102,106のM,Nを大きな値にす
る必要がある。ところが、Nを大きな値にすると、PL
Lのループの帰還量が小さくなり、その結果、VCO1
05自体のジッタがビデオクロック15にジッタとして
出てくるという問題点があった。さらに、ビデオクロッ
ク15のジッタは形成される画像に位置ずれや色ずれの
形で表れてしまうという問題点があった。
【0021】また、ビデオクロック15のジッタを小さ
くするには、PLL回路にジッタの小さなVCOを用い
ればよい。しかし、この場合には、コストが高くなると
いう問題点がある。
【0022】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、ビデオクロックの周
波数を所望の最小ステップで可変する場合に、ビデオク
ロック発生手段の2つの分周器の各分周比の両方を変更
することにより、ビデオクロックのジッタを悪化させる
ことなく、安価な構成で精度良く主走査倍率を補正する
ことができる画像形成装置および画像形成装置の制御方
法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数の走査部(図1に示すレーザスキャナ2a〜2
d)を備える画像形成手段(各色の画像形成部)と、基
準クロックを発生する1個以上の第1発生手段(図5に
示す水晶発振器601)と、前記基準クロックの周波数
を前記各走査部毎に調整してビデオクロックを発生する
複数の第2発生手段(図5に示す第1〜第4ビデオクロ
ック発生器602a〜602d)とを有し、前記第2発
生手段により発生したビデオクロックに同期した画像信
号に応じて前記各走査部が感光体を露光することにより
画像形成する画像形成装置であって、前記各第2発生手
段は、前記基準クロックを分周する第1分周手段(図6
に示す1/M分周器702)と、前記ビデオクロックを
分周する第2分周手段(図6に示す1/N分周器70
6)と、前記第1分周手段で前記基準クロックを分周し
たクロックと前記第2分周手段でビデオクロックを分周
したクロックとの位相を比較し、該比較結果に応じた信
号を出力する位相比較手段(図6に示す位相比較器70
3)と、前記位相比較手段の出力の低周波成分を出力す
るフィルタ手段(図6に示すローパスフィルタ704)
と、前記フィルタ手段からの電圧出力に応じた周波数の
クロックを前記ビデオクロックとして出力する電圧制御
発振手段(図6に示す電圧制御発振器705)とを備
え、前記各第2発生手段の前記第1分周手段および前記
第2分周手段の各分周比を制御して、前記ビデオクロッ
クの周波数を可変する制御手段(図6に示すビデオクロ
ック周波数制御手段700)を有し、前記制御手段は、
前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の
最小ステップで可変させるときに、前記第1分周手段お
よび前記第2分周手段の分周比の両方を変更するもので
ある。
【0024】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の最小ステップで増加させるとき、および前記ビデオ
クロックの周波数を任意の周波数から所望の最小ステッ
プで減少させるときに、前記第1分周手段および前記第
2分周手段の分周比の両方を変更するものである。
【0025】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比
を数列(式(5))の演算により求め、該求められた分
周比で前記第1分周手段および第2分周手段の分周比の
両方を変更するものである。
【0026】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の最小ステップで可変させるときに、ビデオクロック
の周波数の可変量と前記所望の最小ステップとのずれが
所望の範囲内に収まるように前記第1分周手段および前
記第2分周手段の分周比を数列の演算により求め、該求
められた分周比で前記第1分周手段および第2分周手段
の分周比の両方を変更するものである。
【0027】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比
を予め記憶してある分周比の組み合わせの中から選択す
ることにより求め、該求められた分周比で前記第1分周
手段および第2分周手段の分周比の両方を変更するもの
である。
【0028】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の周波数に変化させるときに、ビデオクロックの周波
数と前記所望の周波数のずれが所望の範囲内に収まるよ
うに前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比
を演算によって求め、該求められた分周比で前記第1分
周手段および前記第2分周手段の分周比の両方を変更す
るものである。
【0029】本発明に係る第7の発明は、前記制御手段
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の周波数に可変させるときに、ビデオクロックの周波
数と前記所望の周波数とのずれが所望の範囲内に収まる
ように前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周
比を数列の演算により求め、該求められた分周比で前記
第1分周手段および前記第2分周手段の分周比の両方を
変更するものである。
【0030】本発明に係る第8の発明は、前記制御手段
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の周波数に可変させるときに、予め記憶される分周比
の組み合わせの中からビデオクロックの周波数が前記所
望の周波数に最も近い分周比の組み合わせを選択し、該
選択された分周比の組み合わせで前記第1分周手段およ
び前記第2分周手段の分周比の両方を変更するものであ
る。
【0031】本発明に係る第9の発明は、前記数列は、
k を第1分周手段の分周比,Nkを第2分周手段の分
周比,c,kを整数,b,No ,Mo を自然数とする
と、
【0032】
【数3】 Nk =No +kb,Kk =Mo +kc ……(2) で示されるものである。
【0033】本発明に係る第10の発明は、前記記憶さ
れる分周比の組み合わせは、前記ビデオクロックの周波
数を略同一ステップ毎に可変できる(図7に示す分周比
の組み合わせテーブル)ものである。
【0034】本発明に係る第11の発明は、複数の走査
部(図1に示すレーザスキャナ2a〜2d)を備える画
像形成手段(各色の画像形成部)と、基準クロックを発
生する1個以上の第1発生手段(図5に示す水晶発振器
601)と、前記基準クロックの周波数を各走査部毎に
調整してビデオクロックを発生する複数の第2発生手段
(図5に示す第1〜第4ビデオクロック発生器602a
〜602d)とを有し、前記各第2発生手段には、前記
基準クロックを分周する第1分周手段(図6に示す1/
M分周器702)と、前記ビデオクロックを分周する第
2分周手段(図6に示す1/N分周器706)と、前記
第1分周手段で前記基準クロックを分周したクロックと
前記第2分周手段でビデオクロックを分周したクロック
との位相を比較し、該比較結果に応じた信号を出力する
位相比較手段(図6に示す位相比較器703)と、前記
位相比較手段の出力の低周波成分を出力するフィルタ手
段(図6に示すローパスフィルタ704)と、前記フィ
ルタ手段からの電圧出力に応じた周波数のクロックを前
記ビデオクロックとして出力する電圧制御発振手段(図
6に示す電圧制御発振器705)とを備え、前記第2発
生手段により発生したビデオクロックに同期した画像信
号に応じて前記各走査部が感光体を露光することにより
画像形成する画像形成装置の制御方法であって、前記ビ
デオクロックの周波数を任意の周波数から所望の最小ス
テップで可変させるときに、前記第1分周手段および前
記第2分周手段の分周比の両方を変更する変更工程(図
7に示すフローチャートのステップ(2))を有するも
のである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0036】〔第1実施形態〕以下、図1を参照して、
本発明の実施形態を示す画像形成装置の全体を説明す
る。
【0037】図1は、本発明の第1実施形態を示す画像
形成装置の概略構成を説明するブロック図である。本実
施形態では、4色すなわちイエローY,マゼンタM,シ
アンC,ブラックKの画像形成部を備えたカラープリン
タ等のカラー画像形成装置を一例に用いて説明する。
【0038】図において、1a〜1dは感光ドラムであ
り、感光ドラム1aはブラックK,感光ドラム1bはシ
アンC,感光ドラム1cはマゼンタM,感光ドラム1d
はイエローY用の静電潜像が形成される。2a〜2dは
第1〜第4レーザスキャナで、画像信号に応じて露光を
行い感光ドラム1a〜1d上に静電潜像を形成する。
【0039】また、ブラック画像形成部は、感光ドラム
1a,第1レーザスキャナ2a等から構成される。シア
ン画像形成部は、感光ドラム1b,第2レーザスキャナ
2b等から構成される。マゼンタ画像形成部は、感光ド
ラム1c,第3レーザスキャナ2c等から構成される。
イエロー画像形成部は、感光ドラム1d,第4レーザス
キャナ2d等から構成される。
【0040】3は無端状の搬送ベルトで、図示しない用
紙を各色の画像形成部に順次搬送する転写ベルトを兼ね
るものである。4は駆動ローラで、図示しないモータと
ギア等でなる駆動手段と接続され搬送ベルト3を駆動す
る。5は従動ローラで、搬送ベルト3の移動に従って回
転し、かつ搬送ベルト3に一定の張力を付与する。6
a,6bは1対の光センサで、搬送ベルト3の両サイド
に設けられ、搬送ベルト3上に形成された位置ずれ検知
用パターン(後述する図3に示す位置ずれ検出用パター
ン7a〜10a,7b〜10b等)を検出する。
【0041】1000はコントローラで、CPU100
1,RAM1002,ROM1003等から構成され、
CPU1001はROM1003に格納される制御プロ
グラムに基づいてカラープリンタを統括制御する。RA
M1002はCPU1001のワークエリア等として使
用される。
【0042】以下、本実施形態の画像形成装置の動作に
ついて説明する。
【0043】図示しないコンピュータ(PC)等からプ
リントすべきデータがカラープリンタに送られ、プリン
タエンジンの方式に応じた画像処理が終了しプリンタ可
能状態となると、図示しない用紙カセットから用紙が供
給され搬送ベルト3に到達し、搬送ベルト3により用紙
が各色の画像形成部に順次搬送される。
【0044】搬送ベルト3による用紙搬送とタイミング
を合せて、各色の画像信号が各レーザスキャナ2a〜2
dに送られ、第1〜第4レーザスキャナ2a〜2dがレ
ーザ光を照射して各感光ドラム1a〜1d上に静電潜像
を形成し、図示しない現像器が各感光ドラム1a〜1d
上に形成された静電潜像をトナーで現像し、図示しない
転写部で感光ドラム1a〜1d上のトナー像を搬送ベル
ト3により搬送される用紙上に転写される。
【0045】本実施形態で示すカラープリンタでは、
Y,M,C,Kの順に順次画像形成される。その後、ト
ナー像が転写された用紙は搬送ベルト3から分離され、
図示しない定着器で熱によってトナー像が用紙上に定着
され、外部へ排出される。
【0046】以下、図2,図3を参照して、第1〜第4
レーザスキャナ2a〜2dと感光ドラム1a〜1dとの
距離が各画像形成部で異なる場合に発生する走査幅の誤
差について説明する。
【0047】図2は、図1に示した第1〜第4スキャナ
ユニット2a〜2dと感光ドラム1a〜1dとの距離が
異なる場合の感光ドラム1a〜1d上での走査幅の誤差
の一例を説明する図である。
【0048】図において、αは入射角で、図1に示すス
キャナユニット2(2a〜2d)から照射される走査レ
ーザの感光ドラム1(1a〜1d)上への入射角であ
る。ΔLはレーザスキャナ2と感光ドラム1間の距離誤
差である。δsはαとΔLが原因で発生する走査幅の誤
差であり、
【0049】
【数4】δs=ΔL×tanα ……(1) となる。例えば、ΔL=0.3mm、α=30度の場
合、δs=173μmとなる。
【0050】図3は、図1に示した搬送ベルト3により
搬送される用紙に転写される画像で発生する走査幅の違
いを説明する図である。
【0051】図において、11は用紙で、図1に示した
搬送ベルト3により搬送され、各画像形成部により各色
のトナー画像が転写される。12は画像で、ある色、例
えばブラック画像形成部で用紙11に転写された黒色の
画像である。13は画像で、ある色とは別の色、例えば
マゼンタ画像形成部で用紙11に転写されたマゼンタ色
の画像である。
【0052】例えば上述した条件と同様の場合、すなわ
ちブラック画像形成部の感光ドラム1aとレーザスキャ
ナ2aとの距離と、マゼンタ画像形成部の感光ドラム1
cとレーザスキャナ2cとの距離との差がΔLである場
合に、画像12と画像13の走査幅の誤差は、2×δs
=346μmとなる。
【0053】このように各画像形成部のレーザスキャナ
と感光ドラムとの距離が異なっている場合に、同一幅の
画像を形成しようとしても用紙上には異なる幅の画像と
して形成されてしまう。
【0054】この色ずれ(位置ずれ)を低減させる為、
図1に示した搬送ベルト3上に後述する図4に示す様な
位置ずれ検出用パターンを形成し、搬送ベルト3の両サ
イドに設けられた1対の光センサ6a,6bで読取り、
各色の位置ずれ量を検出する。
【0055】図4は、図1に示した搬送ベルト3等に転
写される位置ずれ検出用パターンを説明する図である。
【0056】図において、7a,7bは位置ずれ検出用
パターンで、ブラック画像形成部により搬送ベルト3に
転写されたレーザ走査方向と搬送方向に延びた直線パタ
ーンである。8a,8bは位置ずれ検出用パターンで、
シアン画像形成部により搬送ベルト3に転写されたレー
ザ走査方向と搬送方向に延びた直線パターンである。
【0057】9a,9bは位置ずれ検出用パターンで、
マゼンタ画像形成部により搬送ベルト3に転写されたレ
ーザ走査方向と搬送方向に延びた直線パターンである。
10a,10bは位置ずれ検出用パターンで、イエロー
画像形成部により搬送ベルト3に転写されたレーザ走査
方向と搬送方向に延びた直線パターンである。
【0058】なお、位置ずれ検出用パターン7a〜10
aは、図1に示した搬送ベルト3の手前側のパターンで
あり、図1に示した光センサ6aで読み取られる。位置
ずれ検出用パターン7b〜10bは、図1に示した搬送
ベルト3の奥側のパターンであり、図1に示した光セン
サ6bで読み取られる。
【0059】図1に示した光センサ6a,6bで読み取
られた位置ずれ検出用パターンにより、図1に示したコ
ントローラ1000がレーザ走査方向に延びた直線パタ
ーンから搬送方向の位置ずれ量を、搬送方向に延びた直
線パターンからレーザ走査方向の位置ずれ量を検出す
る。なお、各色の走査幅は、搬送方向に延びた直線パタ
ーン7aと7b,8aと8b,9aと9b,10aと1
0b間の距離および光センサ6aと6bの間の距離から
算出される。
【0060】レーザ走査幅の補正は、後述する図5と図
6に示す様に、各色毎に画像信号用のビデオクロック発
生器を持ち、各色独立にビデオクロックの周波数を可変
可能とし、周波数を調整することにより行う。
【0061】図5は、図1に示した第1〜第4スキャナ
ユニット2a〜2dに送出される画像信号の流れを説明
する図である。
【0062】図において、601は水晶発振器で、高精
度な源クロック供給源であり、出力信号を第1〜第4ビ
デオクロック発生器602a〜602dに出力する。第
1〜第4ビデオクロック発生器602a〜602dは後
述する図6に示すような構成を有し、ビデオクロックを
発生して第1〜第4画像データ制御部603a〜603
dに出力する。
【0063】第1〜第4画像データ制御部603a〜6
03dは第1〜第4ビデオクロック発生器602a〜6
02dからのビデオクロックの周波数に応じて画像信号
を第1〜第4レーザスキャナ2a〜2dに出力する。第
1〜第4レーザスキャナ2a〜2dは画像信号に応じて
レーザを点灯制御する。
【0064】このように、各色毎の第1〜第4ビデオク
ロック発生器602a〜602dから出力されるビデオ
クロックの周波数に応じて画像信号が第1〜第4レーザ
スキャナ2a〜2dに送られ、レーザが点灯制御され
る。
【0065】図6は、図5に示した第1〜第4ビデオク
ロック発生器602a〜602dに備えられるPLL回
路を説明するブロック図である。なお、図5と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0066】図において、702は1/M分周器,70
3は位相比較器,704はローパスフィルタ,705は
電圧制御発振器,706は1/N分周器であり、14は
前記水晶発振器601からの出力信号、15は前記第1
〜第4ビデオクロック発生器602a〜602dの出力
で、可変されたビデオクロックである。
【0067】700はビデオクロック周波数制御部であ
り、710はRAM,720はROMである。
【0068】以下、第1〜第4ビデオクロック発生器6
02a〜602dにおけるビデオクロック周波数の可変
方法を説明する。
【0069】水晶発振器601の出力信号14を1/M
分周器702でM分周した信号とビデオクロック15を
1/N分周器706でN分周した信号とを位相比較器7
03に入力し、位相比較器703の出力をローパスフィ
ルタ704を通して電圧制御発振器705に入力する。
【0070】例えば、水晶発振器601の出力信号14
をM分周した信号の位相がビデオクロック15をN分周
した信号の位相より進んでいた場合、電圧制御発振器7
05の入力電圧は上昇し、ビデオクロック15の位相を
進める。
【0071】ここで、水晶発振器601からの出力信号
14の周波数をfin、ビデオクロック15の周波数を
foutとすると、
【0072】
【数5】fout=fin×N/M ……(2) となる。
【0073】検出された主走査幅に応じてN/Mの値を
調整することにより、ビデオクロック周波数は可変可能
な構成となっている。
【0074】ここで、上述したように、Nの値を大きく
するとジッタが大きくなるなどの不具合が生じる。そこ
で、本実施例では、次のようにすることで帰還量を増や
し、ジッタを小さくする。
【0075】例えば、「基準色の主走査幅=30000
0μm(300mm)」,「調整色の主走査幅=300
003μm」,「調整色のN/M=952/949」の
場合には、調整色のN/MをN/M=955/952と
すればよい。
【0076】また、「基準色の主走査幅=300000
μm(300mm)」,「調整色の主走査幅=2999
97μm」,調整色のN/M=952/949の場合に
は、調整色のN/Mを、N/M=949/946とすれ
ばよい。このようにすることで、従来の技術の項に示し
たようにN≒100000にする場合に比べて、帰還量
が100倍程度大きくなる。結果として、ジッタを小さ
くすることができる。
【0077】上記のように2個の分周器702,706
の分周比M,N両方を適切に変えることで、ジッタを大
きくせずにビデオクロック周波数を微調することができ
る。
【0078】以上の実施形態をもとにMとNの決定方法
の一例について詳細に説明する。
【0079】b,c,kを整数,No ,Mo を自然数と
すると、1/M分周器702の分周比Kk 、1/N分周
器706の分周比Nk
【0080】
【数6】Nk =No +kb Kk =Mo +kc ……(3) を演算することにより求められる。例えば、上記式
(3)のb,c,Mo を「b=−3」,「c=−3」,
「Mo =No +3」と定めると、
【0081】
【数7】Nk =No −3k Kk =No +3−3k である。ここで、k=0とk=1のときを考えると、ビ
デオクロック周波数可変ピッチは、次式で表される。
【0082】
【数8】 {(N1 /M1 )−(No /Mo )}/(No /Mo ) ……(4) ただし、M1 =No 、N1 =No −3である。
【0083】上記実施形態では、所望のビデオクロック
周波数可変ピッチは0.001%である。そこで、式
(4)の絶対値が0.001%となるようNo ,Mo
算すると、No はおおよそ949となり、Mo はおおよ
そ952となる。このとき、k=0からk=1になった
とき、N1 =946,M1 =949となり、ビデオクロ
ック周波数可変ピッチは、9.99ppmである。所望
のビデオクロック周波数可変ピッチからのずれは0.0
1ppmである。所望のビデオクロック周波数可変ピッ
チが得られ、かつ、ビデオクロック周波数可変ピッチの
ずれが所望の範囲になるように、上記式(3)の各変数
の値を決めていく。なお、式(4)に示した数列のc,
kを整数b,No ,Mo を自然数としてもよい。
【0084】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
数列を演算することにより各分周器の分周比M,Nを求
める場合を説明したが、各分周器の分周比M,Nの組み
合わせを予め計算してメモリに記憶させ、該記憶される
分周比の組み合わせを必要に応じて読み取り、ビデオク
ロック周波数を変更するように構成してもよい。以下、
その実施形態について説明する。
【0085】なお、本実施形態の画像形成装置において
も、上記第1実施形態同様の構成を有している。
【0086】以下、図7を参照して、ビデオクロック周
波数可変ステップ(ピッチ)を35ppmとしたときの
MとNの組合わせの一例を説明する。
【0087】図7は、図6に示したROM720等に格
納される分周比の組み合わせテーブルの一例を説明する
図である。
【0088】左側の欄に分周比M,Nの組み合わせ、右
側の欄には分周比を変更したときのビデオクロック周波
数可変ステップを示している。
【0089】予め、このような分周比M,Nの組み合わ
せを計算しておき、図5に示したRAM710,ROM
720,図示しないハードディスク等のメモリに記録し
ておく。このメモリから必要に応じてMとNの値を読み
取り、ビデオクロック周波数を変える。
【0090】例えば、M=1134、N=1168であ
った場合を考える。ここで主走査幅を35ppm小さく
する必要があれば、図6に示したビデオクロック周波数
制御手段700は、ROM720からM=1066,N
=1098を読み取り、その値を1/M分周器702,
1/N分周器706に設定すればよい。逆に主走査幅を
35ppm大きくする必要があれば、ビデオクロック周
波数制御手段700はROM720からM=935,N
=963を読み取り、その値を1/M分周器702,1
/N分周器706に設定すればよい。
【0091】メモリに記録する分周比MとNとの組み合
わせを多くすれば、ビデオクロック周波数の可変範囲を
広く取ることができる。
【0092】以下、図8のフローチャートを参照して、
画像形成装置のレーザ走査幅の調整処理手順について説
明する。
【0093】図8は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トである。なお、(1)〜(2)は各ステップを示す。
【0094】まず、図6に示したビデオクロック周波数
制御手段700は、所望のビデオクロック周波数可変ピ
ッチに適した1/M分周器702,1/N分周器706
の分周比M,Nの組み合わせを求める(1)。なお、ス
テップ(1)では、上述したように数列を演算すること
により分周比M,Nの組み合わせを求めても良いし、予
め記憶される分周比の組み合わせの中から適切な分周比
M,Nの組み合わせを選択しても良い。
【0095】次に、1/M分周器702,1/N分周器
706の分周比をステップ(1)で選択した分周比に変
更し(2)、処理を終了する。
【0096】このように処理を行うことにより、ジッタ
を悪化させることなく、ビデオクロックの周波数を微調
することができ、各画像形成部で形成される画像の位置
ずれを軽減して、高品質な画像を得ることができる。
【0097】〔その他の実施形態〕上記各実施形態にお
いて、主走査幅の補正は適切なときに行う。例えば、紙
間、温湿度などの環境が変わったとき、一定時間経過し
たとき、画像形成装置の立ち上げ時、工場での出荷前調
整のときなどに行うことで効果を得ることができる。工
場での出荷前調整では、光学部品やスキャナなどの機械
的な調整よりも低いコストでの調整が期待できる。
【0098】上記各実施形態では、4色の画像形成部か
らなる構成について説明した。しかし、2色や3色の画
像形成部からなる構成でも本発明は有効である。また、
5色以上の画像形成部からなる構成においても本発明は
有効である。
【0099】また、上記各実施形態では、N/Mが1に
近い場合について説明した。しかし、N/M≒1ではな
い場合にも本構成は有効である。例えば、N/M≒4と
することで、ビデオクロックのおおよそ1/4の周波数
の基準クロックで、所望のビデオクロックを得ることが
できる。
【0100】上記各実施形態では、分周器が2個からな
る構成について説明した。ただし、分周器は2個である
必要はなく、機能として、基準クロック分周手段と、電
圧制御発振器クロック分周手段の2個あればよい。例え
ば、電圧制御発振器クロック分周手段としてプリスケー
ラを用いた場合には、電圧制御発振器クロック分周手段
は2個以上の分周器から構成されることになる。さら
に、パルス・スワロウ・カウンタのように、2個以上の
分周器で1個の分周器の働きをする装置などを使った場
合などでも、本構成の有効性は変わらない。
【0101】さらに、上記各実施形態では、図4に示し
たような主走査と副走査方向の直線からなる位置ずれ検
出パターンにより各画像形成部により形成される画像の
位置ずれを検出する場合について説明した。ただし、こ
れ以外のパターンであっても、主走査方向および副走査
方向の位置ずれを検出できるパターンであれば他のパタ
ーンを用いても本発明は有効である。
【0102】また、上記各実施形態では、搬送ベルト上
にレジ検知パターンを形成する例をあげた。しかし、こ
の例に限らず、例えばベルト上に画像を形成し、しかる
後に紙などの画像記録媒体に画像を転写する装置のベル
トやドラム、すなわち中間転写ベルトや中間転写ドラム
にレジ検知パターンを形成した場合にも、本発明は、有
効である。
【0103】上記各実施形態では、主走査倍率が変化す
る原因としてスキャナと感光体との距離がずれることを
挙げた。しかし、この原因に限らず、例えば光学部品の
位置ずれやレンズ等の屈折率の変化や変形などの理由に
より、主走査倍率が変化した場合の補正にも、本発明は
有効である。
【0104】さらに、上記各実施形態では、主走査倍率
の補正のために本構成を用いた。しかし、画像倍率を調
整したい場合など、積極的に主走査倍率を調整するよう
に構成しても有効である。この場合は、記録媒体の搬送
速度を調整して副走査方向の倍率も変えることで、主走
査方向、副走査方向共に画像倍率を調整することもでき
る。
【0105】また上記各実施形態では、レーザスキャナ
光学系と感光体とが一対一で対応している構成を示し
た。しかし、レーザスキャナ光学系と感光体とは一対一
で対応していない場合にも本発明は適用できる。例え
ば、無端状の感光体やドラム状の感光体を使うことによ
り、複数のレーザスキャナ光学系と1個の感光体により
画像形成部を構成することができる。この場合でも本発
明は有効である。
【0106】このように、上記各実施形態で示した画像
形成装置は、各レーザスキャナ光学系(第1〜第4レー
ザスキャナ2a〜2d)に個別に設けられた第1〜第4
ビデオクロック発生器602a〜602dに含まれる分
周器702,706の分周比をビデオクロック周波数制
御手段700によって可変することにより、ビデオクロ
ック周波数を変えることができる。
【0107】このようにして、周波数を変えたビデオク
ロックに同期した画像信号で変調されたビームにより感
光ドラム1a〜1dを露光することで、感光体上におけ
る走査幅を変えることができ、各レーザスキャナ光学系
のばらつきによる走査幅の誤差を補正できる。さらに走
査幅の補正をすることで、各画像形成部で形成される画
像の色ずれや位置ずれの補正をすることができる。
【0108】この際に、上述したように電圧制御発振器
705の出力を分周する1/N分周器706と1/M分
周器702の各分周比M,Nの両方を変えることで、第
1〜第4ビデオクロック発生器602a〜602dに含
まれる帰還回路の帰還量を大きくしたまま、ビデオクロ
ック周波数の微調が可能となるため、安価に高精度に色
ずれや位置ずれを補正することができ、高画質化を図れ
る。
【0109】また、上記各実施形態を組合せて実施する
ように構成してもよい。
【0110】さらに、上記各実施形態では、画像形成装
置を一例に挙げて説明しているが、種々の画像形成装
置、例えば電子写真装置,デジタル複写機,モノクロ複
写機,カラーレーザ複写機,レーザビームプリンタ,カ
ラーレーザプリンタ,ファクシミリ装置,コピー機能お
よび/またはプリント機能および/またはファクシミリ
機能等を備える複合複写機等、および種々の画像形成装
置を制御する制御装置,情報処理装置,データ処理装置
等に対し本実施形態で示した技術を適用するように構成
してもよい。
【0111】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0112】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0113】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0114】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0115】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0116】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステム、例えば,印刷システム,画像処理システ
ム,画像形成システム,制御システム,印刷制御システ
ム,画像処理制御システム,画像形成制御システム等に
適用しても、1つの機器からなる装置,例えば,印刷装
置,画像処理装置,画像形成装置,制御装置,印刷制御
装置,画像処理制御装置,画像形成制御装置等に適用し
てもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウエアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出
すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明
の効果を享受することが可能となる。
【0117】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、複数の走査部を備える画像形成手段
と、基準クロックを発生する1個以上の第1発生手段
と、前記基準クロックの周波数を前記各走査部毎に調整
してビデオクロックを発生する複数の第2発生手段とを
有し、前記第2発生手段により発生したビデオクロック
に同期した画像信号に応じて前記各走査部が感光体を露
光することにより画像形成する画像形成装置であって、
前記各第2発生手段は、前記基準クロックを分周する第
1分周手段と、前記ビデオクロックを分周する第2分周
手段と、前記第1分周手段で前記基準クロックを分周し
たクロックと前記第2分周手段でビデオクロックを分周
したクロックとの位相を比較し、該比較結果に応じた信
号を出力する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力
の低周波成分を出力するフィルタ手段と、前記フィルタ
手段からの電圧出力に応じた周波数のクロックを前記ビ
デオクロックとして出力する電圧制御発振手段とを備
え、前記各第2発生手段の前記第1分周手段および前記
第2分周手段の各分周比を制御して、前記ビデオクロッ
クの周波数を可変する制御手段を有し、前記制御手段
は、前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所
望の最小ステップで可変させるときに、前記第1分周手
段および前記第2分周手段の分周比の両方を変更するの
で、両分周比を小さくでき、その結果、ビデオクロック
のジッタを悪化させることなく高精度にビデオクロック
周波数を調整することができ、安価な構成で精度良く色
ずれが補正された高品質な画像を得ることができる。
【0119】第2の発明によれば、前記制御手段は、前
記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の最
小ステップで増加させるとき、および前記ビデオクロッ
クの周波数を任意の周波数から所望の最小ステップで減
少させるときに、前記第1分周手段および前記第2分周
手段の分周比の両方を変更するので、ビデオクロックの
ジッタを悪化させることなくビデオクロック周波数を増
減させて高精度に主走査幅を補正することができる。
【0120】第3の発明によれば、前記制御手段は、前
記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比を数列
の演算により求め、該求められた分周比で前記第1分周
手段および第2分周手段の分周比の両方を変更するの
で、簡単な演算で分周比を容易に算出することができ
る。
【0121】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の最
小ステップで可変させるときに、ビデオクロックの周波
数の可変量と前記所望の最小ステップとのずれが所望の
範囲内に収まるように前記第1分周手段および前記第2
分周手段の分周比を数列の演算により求め、該求められ
た分周比で前記第1分周手段および第2分周手段の分周
比の両方を変更するので、簡単な演算でビデオクロック
周波数を最小ステップで可変させる為の最適な分周比の
組み合わせを算出することができる。
【0122】第5の発明によれば、前記制御手段は、前
記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比を予め
記憶してある分周比の組み合わせの中から選択すること
により求め、該求められた分周比で前記第1分周手段お
よび第2分周手段の分周比の両方を変更するので、記憶
されるものの中から最適な分周比の組み合わせを得るこ
とができる。
【0123】第6の発明によれば、前記制御手段は、前
記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の周
波数に変化させるときに、ビデオクロックの周波数と前
記所望の周波数のずれが所望の範囲内に収まるように前
記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比を演算
によって求め、該求められた分周比で前記第1分周手段
および前記第2分周手段の分周比の両方を変更するの
で、演算にて容易に求められた分周比を用いてビデオク
ロックのジッタを悪化させることなく高精度にビデオク
ロック周波数を調整することができ、安価な構成で精度
良く色ずれが補正された高品質な画像を得ることができ
る。
【0124】第7の発明によれば、前記制御手段は、前
記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の周
波数に可変させるときに、ビデオクロックの周波数と前
記所望の周波数とのずれが所望の範囲内に収まるように
前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比を数
列の演算により求め、該求められた分周比で前記第1分
周手段および前記第2分周手段の分周比の両方を変更す
るので、数列により容易に求められた分周比を用いてビ
デオクロックのジッタを悪化させることなく高精度にビ
デオクロック周波数を調整することができ、安価な構成
で精度良く色ずれが補正された高品質な画像を得ること
ができる。
【0125】第8の発明によれば、前記制御手段は、前
記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の周
波数に可変させるときに、予め記憶される分周比の組み
合わせの中からビデオクロックの周波数が前記所望の周
波数に最も近い分周比の組み合わせを選択し、該選択さ
れた分周比の組み合わせで前記第1分周手段および前記
第2分周手段の分周比の両方を変更するので、記憶され
る分周比の組み合わせの中から最適な分周比を選択で
き、ビデオクロックのジッタを悪化させることなく高精
度にビデオクロック周波数を調整して、安価な構成で精
度良く色ずれが補正された高品質な画像を得ることがで
きる。
【0126】第9の発明によれば、前記数列は、Mk
第1分周手段の分周比,Nk を第2分周手段の分周比,
c,kを整数,b,No ,Mo を自然数とすると、
【0127】
【数9】Nk =No +kb,Mk =Mo +kc で示されるので、単純な数列の演算により各分周比を容
易に求めることができる第10の発明によれば、前記記
憶される分周比の組み合わせは、前記ビデオクロックの
周波数を略同一ステップ毎に可変できるので、ビデオク
ロックの周波数を略等間隔で調整することができる。
【0128】第11の発明によれば、複数の走査部を備
える画像形成手段と、基準クロックを発生する1個以上
の第1発生手段と、前記基準クロックの周波数を各走査
部毎に調整してビデオクロックを発生する複数の第2発
生手段とを有し、前記各第2発生手段には、前記基準ク
ロックを分周する第1分周手段と、前記ビデオクロック
を分周する第2分周手段と、前記第1分周手段で前記基
準クロックを分周したクロックと前記第2分周手段でビ
デオクロックを分周したクロックとの位相を比較し、該
比較結果に応じた信号を出力する位相比較手段と、前記
位相比較手段の出力の低周波成分を出力するフィルタ手
段と、前記フィルタ手段からの電圧出力に応じた周波数
のクロックを前記ビデオクロックとして出力する電圧制
御発振手段とを備え、前記第2発生手段により発生した
ビデオクロックに同期した画像信号に応じて前記各走査
部が感光体を露光することにより画像形成する画像形成
装置の制御方法であって、前記ビデオクロックの周波数
を任意の周波数から所望の最小ステップで可変させると
きに、前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周
比の両方を変更する変更工程を有するので、ビデオクロ
ックのジッタを悪化させることなく高精度にビデオクロ
ック周波数を調整することができ、安価な構成で精度良
く色ずれが補正された高品質な画像を得ることができ
る。
【0129】したがって、ビデオクロックのジッタを悪
化させることなく、安価な構成で精度良く主走査倍率を
補正することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の概
略構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した第1〜第4スキャナユニットと感
光ドラムとの距離が異なる場合の感光ドラム上での走査
幅の誤差の一例を説明する図である。
【図3】図1に示した搬送ベルトにより搬送される用紙
に転写される画像で発生する走査幅の違いを説明する図
である。
【図4】図1に示した搬送ベルト等に転写される位置ず
れ検出用パターンを説明する図である。
【図5】図1に示した第1〜第4スキャナユニットに送
出される画像信号の流れを説明する図である。
【図6】図5に示した第1〜第4ビデオクロック発生器
に備えられるPLL回路を説明するブロック図である。
【図7】図6に示したROM等に格納される分周比の組
み合わせテーブルの一例を説明する図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置における第1のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図9】従来の画像形成装置におけるビデオクロック発
生器の構成を説明するブロック図である。
【図10】帰還量が小さい場合のビデオクロックのジッ
タの悪化を説明する図である。
【符号の説明】
1a〜1d 感光ドラム 2a〜2d 第1〜第4レーザスキャナ 3 搬送ベルト 6a,6b 光センサ 7a、7b〜10a,10b 位置ずれ検出用パターン 601 水晶発振器 700 ビデオクロック周波数制御手段 702 1/M分周器 703 位相比較器 704 ローパスフィルタ 705 電圧制御発振器 706 1/N分周器 1000 コントローラ
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Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査部を備える画像形成手段と、
    基準クロックを発生する1個以上の第1発生手段と、前
    記基準クロックの周波数を前記各走査部毎に調整してビ
    デオクロックを発生する複数の第2発生手段とを有し、
    前記第2発生手段により発生したビデオクロックに同期
    した画像信号に応じて前記各走査部が感光体を露光する
    ことにより画像形成する画像形成装置であって、 前記各第2発生手段は、前記基準クロックを分周する第
    1分周手段と、 前記ビデオクロックを分周する第2分周手段と、 前記第1分周手段で前記基準クロックを分周したクロッ
    クと前記第2分周手段でビデオクロックを分周したクロ
    ックとの位相を比較し、該比較結果に応じた信号を出力
    する位相比較手段と、 前記位相比較手段の出力の低周波成分を出力するフィル
    タ手段と、 前記フィルタ手段からの電圧出力に応じた周波数のクロ
    ックを前記ビデオクロックとして出力する電圧制御発振
    手段とを備え、 前記各第2発生手段の前記第1分周手段および前記第2
    分周手段の各分周比を制御して、前記ビデオクロックの
    周波数を可変する制御手段を有し、 前記制御手段は、前記ビデオクロックの周波数を任意の
    周波数から所望の最小ステップで可変させるときに、前
    記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比の両方
    を変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ビデオクロックの
    周波数を任意の周波数から所望の最小ステップで増加さ
    せるとき、および前記ビデオクロックの周波数を任意の
    周波数から所望の最小ステップで減少させるときに、前
    記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比の両方
    を変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1分周手段およ
    び前記第2分周手段の分周比を数列の演算により求め、
    該求められた分周比で前記第1分周手段および第2分周
    手段の分周比の両方を変更することを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記ビデオクロックの
    周波数を任意の周波数から所望の最小ステップで可変さ
    せるときに、ビデオクロックの周波数の可変量と前記所
    望の最小ステップとのずれが所望の範囲内に収まるよう
    に前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周比を
    数列の演算により求め、該求められた分周比で前記第1
    分周手段および第2分周手段の分周比の両方を変更する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記第1分周手段およ
    び前記第2分周手段の分周比を予め記憶してある分周比
    の組み合わせの中から選択することにより求め、該求め
    られた分周比で前記第1分周手段および第2分周手段の
    分周比の両方を変更することを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記ビデオクロックの
    周波数を任意の周波数から所望の周波数に変化させると
    きに、ビデオクロックの周波数と前記所望の周波数のず
    れが所望の範囲内に収まるように前記第1分周手段およ
    び前記第2分周手段の分周比を演算によって求め、該求
    められた分周比で前記第1分周手段および前記第2分周
    手段の分周比の両方を変更することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記ビデオクロックの
    周波数を任意の周波数から所望の周波数に可変させると
    きに、ビデオクロックの周波数と前記所望の周波数との
    ずれが所望の範囲内に収まるように前記第1分周手段お
    よび前記第2分周手段の分周比を数列の演算により求
    め、該求められた分周比で前記第1分周手段および前記
    第2分周手段の分周比の両方を変更することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記ビデオクロックの
    周波数を任意の周波数から所望の周波数に可変させると
    きに、予め記憶される分周比の組み合わせの中からビデ
    オクロックの周波数が前記所望の周波数に最も近い分周
    比の組み合わせを選択し、該選択された分周比の組み合
    わせで前記第1分周手段および前記第2分周手段の分周
    比の両方を変更することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記数列は、Mk を第1分周手段の分周
    比,Nk を第2分周手段の分周比,c,kを整数,b,
    o ,Mo を自然数とすると、 【数1】Nk =No +kb Mk =Mo +kc で示されることを特徴とする請求項3,4又は7のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶される分周比の組み合わせ
    は、前記ビデオクロックの周波数を略同一ステップ毎に
    可変できることを特徴とする請求項8記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 複数の走査部を備える画像形成手段
    と、基準クロックを発生する1個以上の第1発生手段
    と、前記基準クロックの周波数を各走査部毎に調整して
    ビデオクロックを発生する複数の第2発生手段とを有
    し、前記各第2発生手段には、前記基準クロックを分周
    する第1分周手段と、前記ビデオクロックを分周する第
    2分周手段と、前記第1分周手段で前記基準クロックを
    分周したクロックと前記第2分周手段でビデオクロック
    を分周したクロックとの位相を比較し、該比較結果に応
    じた信号を出力する位相比較手段と、前記位相比較手段
    の出力の低周波成分を出力するフィルタ手段と、前記フ
    ィルタ手段からの電圧出力に応じた周波数のクロックを
    前記ビデオクロックとして出力する電圧制御発振手段と
    を備え、前記第2発生手段により発生したビデオクロッ
    クに同期した画像信号に応じて前記各走査部が感光体を
    露光することにより画像形成する画像形成装置の制御方
    法であって、 前記ビデオクロックの周波数を任意の周波数から所望の
    最小ステップで可変させるときに、前記第1分周手段お
    よび前記第2分周手段の分周比の両方を変更する変更工
    程を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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