JP2000229030A - 電気加熱調理器 - Google Patents
電気加熱調理器Info
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- JP2000229030A JP2000229030A JP11032245A JP3224599A JP2000229030A JP 2000229030 A JP2000229030 A JP 2000229030A JP 11032245 A JP11032245 A JP 11032245A JP 3224599 A JP3224599 A JP 3224599A JP 2000229030 A JP2000229030 A JP 2000229030A
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- shield plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 調理中に汚れた遮熱板を水などで丸洗いで
き、洗浄や掃除を容易に行える電気加熱調理器を得る。 【解決手段】 本体１を形成する枠体２内に設けた遮熱
板３の上方に発熱体９を配置し、発熱体９の上方に着脱
自在に配置される調理プレート１４と、発熱体９の温度
制御を行なう発熱体制御装置１０とを備え、発熱体９に
複数の脚部５を設け、この脚部５を遮熱板９に設けた複
数の凹部７に着脱自在に嵌合させた。
き、洗浄や掃除を容易に行える電気加熱調理器を得る。 【解決手段】 本体１を形成する枠体２内に設けた遮熱
板３の上方に発熱体９を配置し、発熱体９の上方に着脱
自在に配置される調理プレート１４と、発熱体９の温度
制御を行なう発熱体制御装置１０とを備え、発熱体９に
複数の脚部５を設け、この脚部５を遮熱板９に設けた複
数の凹部７に着脱自在に嵌合させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般家庭におい
て野菜や肉などを加熱調理する電気加熱調理器に関する
ものである。
て野菜や肉などを加熱調理する電気加熱調理器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ホットプレート及び電気鍋等の電
気加熱調理器においては、加熱調理器本体と一体的に発
熱体、遮熱板及び発熱体制御部を装着し、発熱体の上部
に調理プレートを着脱可能に載置して、調理プレート上
の肉や野菜等を調理プレートの熱で加熱調理するのが一
般的である。また、その構成は、調理プレート自体は着
脱可能であって電気部品がないので丸洗い可能である
が、加熱調理器本体は電気部品を有する発熱体及び発熱
体制御部を内蔵し、電装部と一体であるため丸洗いがで
きなかった。
気加熱調理器においては、加熱調理器本体と一体的に発
熱体、遮熱板及び発熱体制御部を装着し、発熱体の上部
に調理プレートを着脱可能に載置して、調理プレート上
の肉や野菜等を調理プレートの熱で加熱調理するのが一
般的である。また、その構成は、調理プレート自体は着
脱可能であって電気部品がないので丸洗い可能である
が、加熱調理器本体は電気部品を有する発熱体及び発熱
体制御部を内蔵し、電装部と一体であるため丸洗いがで
きなかった。
【０００３】また、図７は例えば特開平８−２５６９１
１号公報に示された従来の電気加熱調理器の分解斜視図
である。図において、この電気加熱調理器は、熱伝導性
の良い材料で形成された調理プレート３０、加熱ユニッ
ト３１、加熱調理器本体の枠体３２を重ねるようにして
構成されている。この加熱ユニット３１は皿型形状をし
た遮熱板３３と、支持部材３４により遮熱板３３の内底
面上に取り付けられる発熱体３５と、遮熱板３３の下面
に付設された脚部３６と、遮熱板３３の一側面に取り付
けられた発熱体制御部３７とからなっている。ここで、
発熱体制御部３７は、連結部材により遮熱板３３に連結
されるとともに、調理プレート３０の下面に接触してそ
の温度を検知する温度検知器３８、及び調理プレート３
０の温度を制御するための温度調節つまみ３９を有して
いる。
１号公報に示された従来の電気加熱調理器の分解斜視図
である。図において、この電気加熱調理器は、熱伝導性
の良い材料で形成された調理プレート３０、加熱ユニッ
ト３１、加熱調理器本体の枠体３２を重ねるようにして
構成されている。この加熱ユニット３１は皿型形状をし
た遮熱板３３と、支持部材３４により遮熱板３３の内底
面上に取り付けられる発熱体３５と、遮熱板３３の下面
に付設された脚部３６と、遮熱板３３の一側面に取り付
けられた発熱体制御部３７とからなっている。ここで、
発熱体制御部３７は、連結部材により遮熱板３３に連結
されるとともに、調理プレート３０の下面に接触してそ
の温度を検知する温度検知器３８、及び調理プレート３
０の温度を制御するための温度調節つまみ３９を有して
いる。
【０００４】また、遮熱板３３の発熱体制御部３７を取
り付けた側の反対側に持ち手４０を形成し、発熱体制御
部３７にも持ち手４０を取り付けることにより、両手で
安全に加熱ユニット３１を枠体３２に対して着脱できる
構成としている。このような電気加熱調理器では、調理
プレート３０上の肉や野菜は、遮熱板３３上の発熱体３
５により加熱され、調理プレート３０の下面に接触して
いる温度検知器３８が、発熱体制御部３７と接続され調
理プレート３０の温度を制御している。
り付けた側の反対側に持ち手４０を形成し、発熱体制御
部３７にも持ち手４０を取り付けることにより、両手で
安全に加熱ユニット３１を枠体３２に対して着脱できる
構成としている。このような電気加熱調理器では、調理
プレート３０上の肉や野菜は、遮熱板３３上の発熱体３
５により加熱され、調理プレート３０の下面に接触して
いる温度検知器３８が、発熱体制御部３７と接続され調
理プレート３０の温度を制御している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気加熱調理器
は以上のように構成されており、調理プレート３０と加
熱調理器本体の枠体３２は発熱体制御部３７等の電装部
分と分離可能であり丸洗いできるが、加熱ユニット３１
は発熱体制御部３７、発熱体３５、遮熱板３３が一体に
形成されているので、加熱調理の際に調理物から出る汁
や油が加熱ユニット３１に垂れると、これを掃除等する
のが困難であるという問題点があった。
は以上のように構成されており、調理プレート３０と加
熱調理器本体の枠体３２は発熱体制御部３７等の電装部
分と分離可能であり丸洗いできるが、加熱ユニット３１
は発熱体制御部３７、発熱体３５、遮熱板３３が一体に
形成されているので、加熱調理の際に調理物から出る汁
や油が加熱ユニット３１に垂れると、これを掃除等する
のが困難であるという問題点があった。
【０００６】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、調理中に汚れた遮熱板を水などで丸
洗いでき、洗浄や掃除を容易に行える電気加熱調理器を
提供するものである。
になされたもので、調理中に汚れた遮熱板を水などで丸
洗いでき、洗浄や掃除を容易に行える電気加熱調理器を
提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電気加
熱調理器においては、電気加熱調理器本体の枠体と、該
枠体内に設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に配置さ
れた発熱体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調理器本
体の上部に着脱自在に配置される調理プレートと、前記
発熱体の温度を制御する発熱体制御装置とを備え、前記
発熱体に複数の脚部を形成し、この脚部を前記遮熱板の
上面に着脱可能に配置したものである。
熱調理器においては、電気加熱調理器本体の枠体と、該
枠体内に設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に配置さ
れた発熱体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調理器本
体の上部に着脱自在に配置される調理プレートと、前記
発熱体の温度を制御する発熱体制御装置とを備え、前記
発熱体に複数の脚部を形成し、この脚部を前記遮熱板の
上面に着脱可能に配置したものである。
【０００８】また、前記遮熱板の内底面に、前記脚部が
着脱自在に嵌合される凹部を設けたものである。
着脱自在に嵌合される凹部を設けたものである。
【０００９】また、前記発熱体に前記遮熱板の外周縁方
向に延出する延出部を設け、前記遮熱板の外周縁部に対
向する一対の切り欠き部を設け、前記発熱体と前記発熱
体制御装置との接続部と前記発熱体保持具の延出部が前
記切り欠き部にそれぞれ嵌合させたものである。
向に延出する延出部を設け、前記遮熱板の外周縁部に対
向する一対の切り欠き部を設け、前記発熱体と前記発熱
体制御装置との接続部と前記発熱体保持具の延出部が前
記切り欠き部にそれぞれ嵌合させたものである。
【００１０】また、前記発熱体の延出部に、非伝導部材
からなる取手部を設けたものである。
からなる取手部を設けたものである。
【００１１】また、前記遮熱板は前記枠体に着脱可能と
し、前記遮熱板の外底面に複数の非伝導部材からなる脚
部を設け、この脚部の底面に弾性部材を設けたものであ
る。
し、前記遮熱板の外底面に複数の非伝導部材からなる脚
部を設け、この脚部の底面に弾性部材を設けたものであ
る。
【００１２】また、前記発熱体制御装置は、前記遮熱板
と発熱体と調理プレートのそれぞれが正しく載置された
時のみ、前記発熱体と接続可能となる接続手段を備えた
ものである。
と発熱体と調理プレートのそれぞれが正しく載置された
時のみ、前記発熱体と接続可能となる接続手段を備えた
ものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１〜図４はこの
発明の実施の形態１に係わる電気加熱調理器を示すもの
で、横断面図、分解斜視図、要部断面図、要部斜視図で
ある。図において、１は電気加熱調理器本体、２は調理
器本体１の底部外郭を構成する樹脂製の枠体、３は枠体
２の内部に設置された遮熱板、５は遮熱板３の外底面に
スペーサー４を介して付設されている樹脂製の複数の脚
部、６は脚部５の底に取り付けた弾性部材からなるゴム
脚、７は枠体２の底面に形成された凹部で、前記遮熱板
３の脚部５が着脱自在に挿入される。
発明の実施の形態１に係わる電気加熱調理器を示すもの
で、横断面図、分解斜視図、要部断面図、要部斜視図で
ある。図において、１は電気加熱調理器本体、２は調理
器本体１の底部外郭を構成する樹脂製の枠体、３は枠体
２の内部に設置された遮熱板、５は遮熱板３の外底面に
スペーサー４を介して付設されている樹脂製の複数の脚
部、６は脚部５の底に取り付けた弾性部材からなるゴム
脚、７は枠体２の底面に形成された凹部で、前記遮熱板
３の脚部５が着脱自在に挿入される。
【００１４】８は遮熱板３の内底面に設けた凹状の汁受
け部、９は遮熱板３に下方周囲を覆われ熱を発する発熱
体、１０は発熱体９の温度を制御し、電気加熱調理器本
体１と着脱自在の発熱体制御装置である。この発熱体９
は、発熱を行うループ状の発熱部９ａと温度調節器であ
る発熱体制御装置１０を接続する接続ターミナル部９ｂ
とから構成されている。接続ターミナル部９ｂは枠体２
及び遮熱板３の外周部に形成した切り欠き部１１ａ及び
１１ｂに嵌合される。１２は発熱体９を保持する発熱体
保持金具、１３は発熱体保持金具１２の下面に設けた凸
状の取付脚で、この取付脚１３は遮熱板３の汁受け部８
の凹部に勘合し位置決めとなる。ここで、電気加熱調理
器本体１は枠体２と遮熱板３と発熱体９と発熱体制御装
置１０で構成される。
け部、９は遮熱板３に下方周囲を覆われ熱を発する発熱
体、１０は発熱体９の温度を制御し、電気加熱調理器本
体１と着脱自在の発熱体制御装置である。この発熱体９
は、発熱を行うループ状の発熱部９ａと温度調節器であ
る発熱体制御装置１０を接続する接続ターミナル部９ｂ
とから構成されている。接続ターミナル部９ｂは枠体２
及び遮熱板３の外周部に形成した切り欠き部１１ａ及び
１１ｂに嵌合される。１２は発熱体９を保持する発熱体
保持金具、１３は発熱体保持金具１２の下面に設けた凸
状の取付脚で、この取付脚１３は遮熱板３の汁受け部８
の凹部に勘合し位置決めとなる。ここで、電気加熱調理
器本体１は枠体２と遮熱板３と発熱体９と発熱体制御装
置１０で構成される。
【００１５】１４は電気加熱調理器本体１の上方、つま
り発熱体９の上方に配置される調理プレート、１５は発
熱体制御装置１０のサーモスタットと接続している感熱
棒で、調理プレート１４の下面に当接して調理プレート
１４の表面温度を調節している。１６は電源プラグであ
る。
り発熱体９の上方に配置される調理プレート、１５は発
熱体制御装置１０のサーモスタットと接続している感熱
棒で、調理プレート１４の下面に当接して調理プレート
１４の表面温度を調節している。１６は電源プラグであ
る。
【００１６】このように構成された電気加熱調理器は、
まず、枠体２の凹部７上に遮熱板３の脚部５を挿入して
配置する。このとき脚部５の底面にはゴム脚６が付設さ
れているのでガタつきなく安定して配置される。さらに
発熱体保持具により調理プレート１４と発熱体９との高
さも一定となり、調理プレート１４の温度も均一にな
る。次に、発熱体９を保持する発熱体保持具１２の取付
脚１３を遮熱板３の汁受け部８の凹部内に嵌合させて発
熱体９がセットされる。そして、調理プレート１４を発
熱体９の上部に配置し、そして、接続ターミナル部９ｂ
に発熱体制御装置１０を接続してセット完了する。この
とき、発熱体制御装置１０は切り欠き部１１ａ及び１１
ｂに嵌合される。セットが完了後、調理プレート１４上
に肉・野菜等の調理物を載せる。電源プラグ１６をコン
セント（図示せず）に接続し、スイッチを入れると発熱
体９が通電され、調理物の加熱調理を行なう。
まず、枠体２の凹部７上に遮熱板３の脚部５を挿入して
配置する。このとき脚部５の底面にはゴム脚６が付設さ
れているのでガタつきなく安定して配置される。さらに
発熱体保持具により調理プレート１４と発熱体９との高
さも一定となり、調理プレート１４の温度も均一にな
る。次に、発熱体９を保持する発熱体保持具１２の取付
脚１３を遮熱板３の汁受け部８の凹部内に嵌合させて発
熱体９がセットされる。そして、調理プレート１４を発
熱体９の上部に配置し、そして、接続ターミナル部９ｂ
に発熱体制御装置１０を接続してセット完了する。この
とき、発熱体制御装置１０は切り欠き部１１ａ及び１１
ｂに嵌合される。セットが完了後、調理プレート１４上
に肉・野菜等の調理物を載せる。電源プラグ１６をコン
セント（図示せず）に接続し、スイッチを入れると発熱
体９が通電され、調理物の加熱調理を行なう。
【００１７】このようにして加熱調理を終えた後、発熱
体制御装置１０の感熱棒１５を発熱体９の接続ターミナ
ル部９ｂから取り外し、調理プレート１４、発熱体９、
遮熱板３をそれぞれ別々に枠体２から取り外し、清掃等
を行なう。このように、遮熱板３から電装部である発熱
体９を分離できるので、調理プレート１４や枠体２はも
ちろん、遮熱板３も水で丸洗いができ、汁受け部８など
の清掃・手入れを簡単に行うことができる。
体制御装置１０の感熱棒１５を発熱体９の接続ターミナ
ル部９ｂから取り外し、調理プレート１４、発熱体９、
遮熱板３をそれぞれ別々に枠体２から取り外し、清掃等
を行なう。このように、遮熱板３から電装部である発熱
体９を分離できるので、調理プレート１４や枠体２はも
ちろん、遮熱板３も水で丸洗いができ、汁受け部８など
の清掃・手入れを簡単に行うことができる。
【００１８】実施の形態２．図５はこの発明の実施の形
態２を示す電気加熱調理器を示す要部分解斜視図であ
る。図において、１７は発熱体保持金具に設けた延出部
で、遮熱板３の外周縁部に向かって突出状態に形成す
る。１８は延出部１７の先端に付設した取手部、１９は
遮熱板３の切り欠き部１１ａの対向する位置に設けたき
り欠き部で、前記延出部１７を保持させる。２０は発熱
体制御装置１０の上面外周壁に穿設した案内穴、２１は
接続ターミナル９ｂ内に設けた可動弁で、前記接続ター
ミナル部９ｂ内に内蔵され、前記案内穴２０の下方にス
プリングに２１ａより保持されて配置される。２２は接
続ターミナル部９ｂに設けた感熱棒挿入口、２３は可動
弁２１に設けた貫通穴で、感熱棒１６は前記感熱棒挿入
口２２とこの貫通穴２３とを連通して挿入される。２４
は調理プレート１４に設けた一対のハンドル、２５はハ
ンドル２４下部に設けた連結用凸部である。
態２を示す電気加熱調理器を示す要部分解斜視図であ
る。図において、１７は発熱体保持金具に設けた延出部
で、遮熱板３の外周縁部に向かって突出状態に形成す
る。１８は延出部１７の先端に付設した取手部、１９は
遮熱板３の切り欠き部１１ａの対向する位置に設けたき
り欠き部で、前記延出部１７を保持させる。２０は発熱
体制御装置１０の上面外周壁に穿設した案内穴、２１は
接続ターミナル９ｂ内に設けた可動弁で、前記接続ター
ミナル部９ｂ内に内蔵され、前記案内穴２０の下方にス
プリングに２１ａより保持されて配置される。２２は接
続ターミナル部９ｂに設けた感熱棒挿入口、２３は可動
弁２１に設けた貫通穴で、感熱棒１６は前記感熱棒挿入
口２２とこの貫通穴２３とを連通して挿入される。２４
は調理プレート１４に設けた一対のハンドル、２５はハ
ンドル２４下部に設けた連結用凸部である。
【００１９】このように構成された電気加熱調理器は、
実施の形態１と同様に、枠体２に遮熱板３、発熱体９、
調理プレート１４がセットされる。そして、調理プレー
ト１４が、発熱体９の上方にセットされる時、調理プレ
ート１４のハンドル２４下部に設けた連結用凸部２５が
接続ターミナル部９ｂの上面にある案内穴２０上に載置
挿入する。すると案内穴２０の下方に位置する可動弁２
１が連結用凸部２５により押圧されスプリング２１ａが
縮む。このようにして可動弁２１が可動してスプリング
２１ａが縮んだ状態になると、可動弁２１にある貫通穴
２３が接続ターミナル部９ｂにある感熱棒挿入口２２と
連通する位置に移動して、この感熱棒挿入口２２および
貫通穴２３内に感熱棒１５を挿入可能な状態となる。こ
のように感熱棒１５が接続ターミナル部９ｂ内に挿入さ
れて、電源プラグ１６の電源を入れると、発熱体９が通
電され、調理プレート１４上の調理物の加熱調理が行な
われる。
実施の形態１と同様に、枠体２に遮熱板３、発熱体９、
調理プレート１４がセットされる。そして、調理プレー
ト１４が、発熱体９の上方にセットされる時、調理プレ
ート１４のハンドル２４下部に設けた連結用凸部２５が
接続ターミナル部９ｂの上面にある案内穴２０上に載置
挿入する。すると案内穴２０の下方に位置する可動弁２
１が連結用凸部２５により押圧されスプリング２１ａが
縮む。このようにして可動弁２１が可動してスプリング
２１ａが縮んだ状態になると、可動弁２１にある貫通穴
２３が接続ターミナル部９ｂにある感熱棒挿入口２２と
連通する位置に移動して、この感熱棒挿入口２２および
貫通穴２３内に感熱棒１５を挿入可能な状態となる。こ
のように感熱棒１５が接続ターミナル部９ｂ内に挿入さ
れて、電源プラグ１６の電源を入れると、発熱体９が通
電され、調理プレート１４上の調理物の加熱調理が行な
われる。
【００２０】このような構成により、発熱体９上に調理
プレート１４が正常に載置されないと、接続ターミナル
９ｂの感熱棒挿入口２２を可動弁２１が塞ぐため、感熱
棒１５は挿入不可となり、通電されないため火傷や火災
をおこすことなく安全である。そして、加熱調理終了
後、清掃のため枠体２から調理プレート１４、発熱体
９、遮熱板３を取り外すとき、発熱体９の接続ターミナ
ル部９ｂの外周部は樹脂で形成されているので、発熱部
９ａがまだ冷めていなくても延出部１７に設けた取手１
８とこの接続ターミナル部９ｂとを持って発熱体９を遮
熱板３から取り外すことができる。
プレート１４が正常に載置されないと、接続ターミナル
９ｂの感熱棒挿入口２２を可動弁２１が塞ぐため、感熱
棒１５は挿入不可となり、通電されないため火傷や火災
をおこすことなく安全である。そして、加熱調理終了
後、清掃のため枠体２から調理プレート１４、発熱体
９、遮熱板３を取り外すとき、発熱体９の接続ターミナ
ル部９ｂの外周部は樹脂で形成されているので、発熱部
９ａがまだ冷めていなくても延出部１７に設けた取手１
８とこの接続ターミナル部９ｂとを持って発熱体９を遮
熱板３から取り外すことができる。
【００２１】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れるので、以下に示すような効果を奏する。
れるので、以下に示すような効果を奏する。
【００２２】電気加熱調理器本体の枠体と、該枠体内に
設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に配置された発熱
体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調理器本体の上部
に着脱自在に配置される調理プレートと、前記発熱体の
温度を制御する発熱体制御装置とを備え、前記発熱体に
複数の脚部を形成し、この脚部を前記遮熱板の上面に着
脱可能に配置したにしたので、遮熱板から電装部である
発熱体を分離取外し可能となり、調理プレート・枠体は
もちろん遮熱板も水などで丸洗いを行なうことができる
ので、容易に清掃を行なえる電気加熱調理器を得ること
ができる。
設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に配置された発熱
体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調理器本体の上部
に着脱自在に配置される調理プレートと、前記発熱体の
温度を制御する発熱体制御装置とを備え、前記発熱体に
複数の脚部を形成し、この脚部を前記遮熱板の上面に着
脱可能に配置したにしたので、遮熱板から電装部である
発熱体を分離取外し可能となり、調理プレート・枠体は
もちろん遮熱板も水などで丸洗いを行なうことができる
ので、容易に清掃を行なえる電気加熱調理器を得ること
ができる。
【００２３】また、前記遮熱板の内底面に、前記脚部が
着脱自在に嵌合される凹部を設けたので、発熱体を着脱
可能とし、かつ発熱体はガタツキなく安定した状態で遮
熱板にセットすることができる。
着脱自在に嵌合される凹部を設けたので、発熱体を着脱
可能とし、かつ発熱体はガタツキなく安定した状態で遮
熱板にセットすることができる。
【００２４】また、前記発熱体に前記遮熱板の外周縁方
向に延出する延出部を設け、前記遮熱板の外周縁部に対
向する一対の切り欠き部を設け、前記発熱体と前記発熱
体制御装置との接続部と前記発熱体保持具の延出部が前
記切り欠き部にそれぞれ嵌合させたので、発熱体を遮熱
板へ取り付ける時の位置決めとなり、発熱体の遮熱板へ
のセットが行ないやすい電気加熱調理器を得ることがで
きる。
向に延出する延出部を設け、前記遮熱板の外周縁部に対
向する一対の切り欠き部を設け、前記発熱体と前記発熱
体制御装置との接続部と前記発熱体保持具の延出部が前
記切り欠き部にそれぞれ嵌合させたので、発熱体を遮熱
板へ取り付ける時の位置決めとなり、発熱体の遮熱板へ
のセットが行ないやすい電気加熱調理器を得ることがで
きる。
【００２５】また、前記発熱体の延出部に、非伝導部材
からなる取手部を設けたので、遮熱板から発熱体を取り
外すとき、この取手部と反対側にある発熱体制御装置部
とを手で持って取り外すことができ、安全に使用でき
る。
からなる取手部を設けたので、遮熱板から発熱体を取り
外すとき、この取手部と反対側にある発熱体制御装置部
とを手で持って取り外すことができ、安全に使用でき
る。
【００２６】また、前記遮熱板は前記枠体に着脱可能と
し、前記遮熱板の外底面に複数の非伝導部材からなる脚
部を設け、この脚部の底面に弾性部材を設けたので、枠
体上にガタツキなく遮熱板を配置することができ、安心
して加熱調理が行なえる。また、非伝導部材の脚によ
り、遮熱板を熱いままテーブルクロスなどの上に置くこ
とも可能であり、使い勝手の良い電気加熱調理器を得る
ことができる。
し、前記遮熱板の外底面に複数の非伝導部材からなる脚
部を設け、この脚部の底面に弾性部材を設けたので、枠
体上にガタツキなく遮熱板を配置することができ、安心
して加熱調理が行なえる。また、非伝導部材の脚によ
り、遮熱板を熱いままテーブルクロスなどの上に置くこ
とも可能であり、使い勝手の良い電気加熱調理器を得る
ことができる。
【００２７】また、前記発熱体制御装置は、前記遮熱板
と発熱体と調理プレートのそれぞれが正しく載置された
時のみ、前記発熱体と接続可能となる接続手段を備えた
ので、枠体、遮熱板、発熱体、調理プレートのそれぞれ
が正しく載置された時のみ加熱調理が可能となり、載置
状態が正しくない場合には、発熱体への通電が行なわれ
ないため、誤使用されることがなく、火災や火傷等の事
故を未然に防止することができる。
と発熱体と調理プレートのそれぞれが正しく載置された
時のみ、前記発熱体と接続可能となる接続手段を備えた
ので、枠体、遮熱板、発熱体、調理プレートのそれぞれ
が正しく載置された時のみ加熱調理が可能となり、載置
状態が正しくない場合には、発熱体への通電が行なわれ
ないため、誤使用されることがなく、火災や火傷等の事
故を未然に防止することができる。
【図１】 この発明の実施の形態１を示す電気加熱調理
器の横断面図である。
器の横断面図である。
【図２】 この発明の実施の形態１を示す電気加熱調理
器の分解斜視図である。
器の分解斜視図である。
【図３】 この発明の実施の形態１を示す電気加熱調理
器の要部断面図である。
器の要部断面図である。
【図４】 この発明の実施の形態１を示す電気加熱調理
器の要部斜視図である。
器の要部斜視図である。
【図５】 この発明の実施の形態２を示す電気加熱調理
器の要部斜視図である。
器の要部斜視図である。
【図６】 この発明の実施の形態２を示す電気加熱調理
器の要部断面図である。
器の要部断面図である。
【図７】 従来の電気加熱調理器を示す分解斜視図であ
る。
る。
１ 電気調理器本体、２ 枠体、３ 遮熱板、４ スペ
ーサー、５ 脚部、６ゴム脚、７ 凹部、８ 汁受け
部、９ 発熱体、９ａ 発熱部、９ｂ 接続ターミナル
部、１０ 発熱体制御装置、１１ａ、１１ｂ 切り欠き
部、１２ 発熱体保持具、１３ 取付脚、１４ 調理プ
レート、１５ 感熱棒、１６ 電源プラグ、１７ 延出
部、１８ 取手部、１９ 切り欠き部、２０ 案内穴、
２１ 可動弁、２２ 感熱棒挿入口、２３ 貫通穴、２
４ ハンドル、２５ 連結用凸部。
ーサー、５ 脚部、６ゴム脚、７ 凹部、８ 汁受け
部、９ 発熱体、９ａ 発熱部、９ｂ 接続ターミナル
部、１０ 発熱体制御装置、１１ａ、１１ｂ 切り欠き
部、１２ 発熱体保持具、１３ 取付脚、１４ 調理プ
レート、１５ 感熱棒、１６ 電源プラグ、１７ 延出
部、１８ 取手部、１９ 切り欠き部、２０ 案内穴、
２１ 可動弁、２２ 感熱棒挿入口、２３ 貫通穴、２
４ ハンドル、２５ 連結用凸部。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 健三 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地１ 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 菱山 弘司 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地１ 三菱電機ホーム機器株式会社内 Ｆターム(参考） 4B055 AA13 BA38 BA56 CA16 CA19 CA71 CB03 CB07 CC14 CC45 CD55 DA02 DB03 DB21
Claims (6)
- 【請求項１】 電気加熱調理器本体の枠体と、該枠体内
に設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に配置された発
熱体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調理器本体の上
部に着脱自在に配置される調理プレートと、前記発熱体
の温度を制御する発熱体制御装置とを備え、前記発熱体
に複数の脚部を形成し、この脚部を前記遮熱板の上面に
着脱可能に配置したことを特徴とする電気加熱調理器。 - 【請求項２】 前記遮熱板の内底面に、前記脚部が着脱
自在に嵌合される凹部を設けたことを特徴とする請求項
１記載の電気加熱調理器。 - 【請求項３】 前記発熱体に前記遮熱板の外周縁方向に
延出する延出部を設け、前記遮熱板の外周縁部に対向す
る一対の切り欠き部を設け、前記発熱体と前記発熱体制
御装置との接続部と前記発熱体保持具の延出部が前記切
り欠き部にそれぞれ嵌合させたことを特徴とする請求項
１または２いずれか記載の電気加熱調理器。 - 【請求項４】 前記発熱体の延出部に、非伝導部材から
なる取手部を設けたことを特徴とする請求項３記載の電
気加熱調理器。 - 【請求項５】 前記遮熱板は前記枠体に着脱可能とし、
前記遮熱板の外底面に複数の非伝導部材からなる脚部を
設け、この脚部の底面に弾性部材を設けたことを特徴と
する請求項１記載の電気加熱調理器。 - 【請求項６】 前記発熱体制御装置は、前記遮熱板と発
熱体と調理プレートのそれぞれが正しく載置された時の
み、前記発熱体と接続可能となる接続手段を備えたこと
を特徴とする請求項１記載の電気加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03224599A JP3437476B2 (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 電気加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03224599A JP3437476B2 (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 電気加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229030A true JP2000229030A (ja) | 2000-08-22 |
| JP3437476B2 JP3437476B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=12353627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03224599A Expired - Fee Related JP3437476B2 (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 電気加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3437476B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007117454A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Toshiba Home Technology Corp | 加熱調理器 |
| CN100411572C (zh) * | 2004-06-02 | 2008-08-20 | 厦门灿坤实业股份有限公司 | 一种煎烤器 |
| KR101168797B1 (ko) * | 2009-12-29 | 2012-07-25 | 조종연 | 분리형 히타어셈브리를 이용한 양면 조리기 |
| KR200496732Y1 (ko) | 2021-09-13 | 2023-04-13 | 주식회사 이푸른인터내셔널 | 이동식 구이판이 포함된 구이장치 |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP03224599A patent/JP3437476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100411572C (zh) * | 2004-06-02 | 2008-08-20 | 厦门灿坤实业股份有限公司 | 一种煎烤器 |
| JP2007117454A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Toshiba Home Technology Corp | 加熱調理器 |
| KR101168797B1 (ko) * | 2009-12-29 | 2012-07-25 | 조종연 | 분리형 히타어셈브리를 이용한 양면 조리기 |
| KR200496732Y1 (ko) | 2021-09-13 | 2023-04-13 | 주식회사 이푸른인터내셔널 | 이동식 구이판이 포함된 구이장치 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3437476B2 (ja) | 2003-08-18 |
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