JP2000228588A - リード線とケースの防水構造 - Google Patents

リード線とケースの防水構造

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JP2000228588A
JP2000228588A JP11027601A JP2760199A JP2000228588A JP 2000228588 A JP2000228588 A JP 2000228588A JP 11027601 A JP11027601 A JP 11027601A JP 2760199 A JP2760199 A JP 2760199A JP 2000228588 A JP2000228588 A JP 2000228588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
lead wire
elastic member
hole
waterproof structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP11027601A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ito
貴広 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリード線とケースの防水構造は、ゴム
ブッシュ又はケーブルクランプを用いてリード線をケー
スに固定していたため、十分な防水及び防塵効果を達成
することができなかった。 【解決手段】 本発明によるリード線とケースの防水構
造は、リード線(9)を貫通させた弾性部材(12)をケース
(1)の貫通孔(11)内に設け、この貫通孔(11)の周囲の筒
状ねじ部(13)にキャップ体(14)を螺合させることによ
り、弾性部材(12)を貫通孔(11)に押圧させ、十分な防水
及び防塵効果を達成する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リード線とケース
の防水構造に関し、特に、リード線を貫通させた弾性部
材をケースの孔内に収納し、この弾性部材をケースに螺
合したキャップ体で押圧することにより防水及び防塵を
得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のリード線
とケースの防水構造としては、一般に、ゴムブッシュ又
はケーブルクランプを介してリード線をケース外に導出
する構成が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のリード線とケー
スの防水構造は、以上のように構成されていたため、次
のような課題が存在していた。すなわち、ゴムブッシュ
又はケーブルクランプのみでは、ある程度の防水及び防
塵効果は達成できるが、厳しい基準の防水及び防塵効果
を得ることは困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、リード線を貫通させた弾性
部材をケースの孔内に収納し、この弾性部材をケースに
螺合したキャップ体で押圧することにより防水及び防塵
を得るようにしたリード線とケースの防水構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるリード線と
ケースの防水構造は、ケース内の内部部品に接続された
リード線を前記ケースに形成された貫通孔を介して外部
に導出するリード線とケースの防水構造において、前記
リード線を貫通させ前記貫通孔内に設けられた弾性部材
と、前記貫通孔の周囲に形成された筒状ねじ部と、前記
筒状ねじ部に螺合され前記リード線を貫通させるガイド
孔を有するキャップ体とを備えた構成であり、また、前
記キャップ体と前記弾性部材との間にはリング体が設け
られ、前記リング体が前記弾性部材を押圧している構成
であり、さらに、前記内部部品は、レゾルバ用検出部及
び回転トランスよりなる構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるリ
ード線とケースの防水構造の好適な実施の形態について
説明する。図1において符号1で示されるものは、1対
の軸受2,3により回転自在な回転軸4を有するケース
であり、このケース1の内側には、回転軸4に設けられ
た検出器ロータ5及び回転トランスロータ6に対応して
設けられた検出器ステータ7及び回転トランスステータ
8が設けられている。従って、前述のロータ5とステー
タ7とによりレゾルバ用検出部20を構成し、ロータ6
とステータ8とにより回転トランス21を構成してい
る。
【0007】前記検出器ステータ7及び回転トランスス
テータ8にはリード線9が接続され、これらの検出器ス
テータ7及び回転トランスステータ8によりケース1内
に内設された内部部品10を構成している。
【0008】前記ケース1のほぼ中央位置に形成された
貫通孔11内には、前記リード線9を貫通させたゴム等
からなる弾性体12が内設されており、この貫通孔11
の周囲には筒状ねじ部13が形成され、この筒状ねじ部
13にはガイド孔14aを有するキャップ体14が螺合
されている。前記弾性体12は前記リード線9とは強固
に密合しており、この弾性体12の下端はこの貫通孔1
1の下部に形成された段部11aに当接している。
【0009】前記弾性部材12とキャップ体14との間
には、金属製のリング体15が介挿されており、前記キ
ャップ体14を螺入することにより、このリング体15
が前記弾性部材12を押圧することにより、弾性部材1
2と貫通孔11との密合が達成され、外部からケース1
内への防水及び防塵が達成されている。なお、この場
合、リード線9と弾性部材12との密合はリード線9を
弾性部材12内に嵌合することにより達成されていると
共に、リング体15を用いることなく弾性部材12が上
方へ延設されて直接キャップ体14の内面に当接するよ
うに構成した場合もリング体15を用いた場合と同様の
作用を得ることができる。なお、前述の形態において
は、ケース1の内部部品10としてレゾルバの場合につ
いて述べたが、レゾルバ以外のモータとすることもでき
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
ケースに形成された貫通孔内にリード線を貫通させた弾
性部材を設け、この弾性部材をキャップ体によって押圧
しているため、簡単な構造によって確実な防水及び防塵
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリード線とケースの防水構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 9 リード線 10 内部部品 11 貫通孔 12 弾性部材 13 筒状ねじ部 14 キャップ体 14a ガイド孔 15 リング体 20 レゾルバ用検出部 21 回転トランス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)内の内部部品(10)に接続され
    たリード線(9)を前記ケース(1)に形成された貫通孔(11)
    を介して外部に導出するリード線とケースの防水構造に
    おいて、前記リード線(9)を貫通させ前記貫通孔(11)内
    に設けられた弾性部材(12)と、前記貫通孔(11)の周囲に
    形成された筒状ねじ部(13)と、前記筒状ねじ部(13)に螺
    合され前記リード線(9)を貫通させるガイド孔(14a)を有
    するキャップ体(14)とを備えたことを特徴とするリード
    線とケースの防水構造。
  2. 【請求項2】 前記キャップ体(14)と前記弾性部材(12)
    との間にはリング体(15)が設けられ、前記リング体(15)
    が前記弾性部材(12)を押圧していることを特徴とする請
    求項1記載のリード線とケースの防水構造。
  3. 【請求項3】 前記内部部品(10)は、レゾルバ用検出部
    (20)及び回転トランス(21)であることを特徴とする請求
    項1又は2記載のリード線とケースの防水構造。
JP11027601A 1999-02-04 1999-02-04 リード線とケースの防水構造 Pending JP2000228588A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018739A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 日本電産コパル電子株式会社 ケーブル導出構造
JP2015133861A (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 多摩川精機株式会社 リード線引出し構造及び方法

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