JP2000228345A - 位置検出装置及び方法、並びに露光装置 - Google Patents

位置検出装置及び方法、並びに露光装置

Info

Publication number
JP2000228345A
JP2000228345A JP11027701A JP2770199A JP2000228345A JP 2000228345 A JP2000228345 A JP 2000228345A JP 11027701 A JP11027701 A JP 11027701A JP 2770199 A JP2770199 A JP 2770199A JP 2000228345 A JP2000228345 A JP 2000228345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
image
wafer
mark image
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11027701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4329146B2 (ja
JP2000228345A5 (ja
Inventor
Ayako Nakamura
綾子 中村
Hideo Mizutani
英夫 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP02770199A priority Critical patent/JP4329146B2/ja
Publication of JP2000228345A publication Critical patent/JP2000228345A/ja
Publication of JP2000228345A5 publication Critical patent/JP2000228345A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4329146B2 publication Critical patent/JP4329146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低段差の位置検出用マークであっても高精度
で位置検出する。 【解決手段】 マーク像のエッジ傾きEがある程度以上
大きくなるようなデフォーカス位置Z2でマーク像を検
出しているので、マーク像のエッジを明瞭にすることが
でき、エッジ位置を決定する際の精度が向上する。つま
り、低段差のウェハマークWMであっても高精度の位置
検出が可能になる。特に、ウェハマークWMに非対称性
があると、そのテレセントリシティに起因する大きな位
置騙されが生じやすいが、マーク像のエッジ傾きEがあ
る程度以上大きいという条件の下では、このような位置
騙されが生じにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や液晶
表示素子等を製造するためのリソグラフィ工程における
投影露光に際しての、マスクと感光基板との位置合わせ
に適した位置検出装置及び方法、並びにこれを用いた露
光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体露光装置では、レチクル(マス
ク)とウェハ(感光基板)とを位置合わせするアライメ
ントを行った後、露光光をレチクルに照射し、レチクル
上の回路パターンを投影レンズを介してウェハに転写露
光する。
【0003】上記のアライメントでは、アライメントセ
ンサによってウェハ上のアライメントマークの位置を光
電検出し、その位置情報に基づいてレチクルとウェハの
位置合わせを行う。アライメントセンサとしては、例え
ばFIA(field image alignment)が知られている。
このFIAでは、ウェハ上のアライメントマークに広帯
域波長の光を垂直に照射し、アライメントマークからの
反射・回折光を結像光学系で集光する。結像光学系によ
ってCCD撮像面に形成されたアライメントマークは、
撮像信号に変換され、その撮像信号を元にアライメント
マークの位置検出を行っている。
【0004】かかるアライメントセンサについては、近
年の半導体素子に関する製造技術の進展に伴って、低段
差のアライメントマークであっても位置検出を精密に行
い得ることが求められるようになってきている。特開平
7−183186、特開平9−6017、特開平10−
50592等では、FlAのようなアライメントセンサ
において、低段差のアライメントパターンを検出する際
にデフォーカスを行ってアライメントパターン像のコン
トラストの向上を図っている。つまり、ベストフオーカ
スの状態よりもデフォーカスの状態の方が像のコントラ
ストが向上する場合があることを考慮して、像のコント
ラストが最大になるデフォーカス位置で位置検出を行っ
てアライメント精度の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法の
ように、像のコントラストが最大になるデフォーカス位
置で位置検出を行った場合、例えばアライメントマーク
に非対称性があると、デフォーカスに伴って位置検出結
果にかなりの誤差成分が含まれるようになり、検出精度
が大きく悪化する可能性がある。
【0006】本発明は、低段差のマークであっても、高
精度に位置検出できる位置検出装置及び方法、並びに露
光装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の位置検出装置は、試料上に設けた位置検出
用マークのマーク像を結像光学系を介して検出する像検
出手段と、像検出手段からの検出出力に基づいて位置検
出用マークの位置を検出する位置検出手段と、像検出手
段で検出されるマーク像を所定範囲内でデフォーカスさ
せることができるデフォーカス手段と、マーク像をデフ
ォーカスさせた場合のこのマーク像のエッジの傾きに基
づいて、マーク像をデフォーカスさせて位置検出を行う
際のデフォーカス量を決定する決定手段とを備える。
【0008】上記位置検出装置においては、決定手段
が、マーク像をデフォーカスさせた場合のマーク像のエ
ッジの傾きに基づいてマーク像をデフォーカスさせて位
置検出を行う際のデフォーカス量を決定するので、デフ
ォーカス手段は、マーク像のエッジを明瞭にするような
範囲でマーク像をデフォーカスさせることができる。こ
の結果、本願の位置検出装置では、低段差の位置検出用
マークであっても高精度の位置検出が可能になる。
【0009】また、上記位置検出装置の好ましい態様で
は、決定手段が、マーク像のエッジの傾きと強度情報と
に基づいてデフォーカス量を決定する。
【0010】上記の態様においては、決定手段がマーク
像のエッジの傾きと強度情報とに基づいてデフォーカス
量を決定するので、マーク像のコントラストを考慮して
マーク像をデフォーカスさせることになり、低段差の位
置検出用マークであっても高精度の位置検出が可能にな
る。
【0011】また、上記位置検出装置の好ましい態様で
は、決定手段が、マーク像のエッジの傾きがほぼ最大と
なるようにデフォーカス量を決定する。
【0012】上記の態様においては、決定手段がマーク
像のエッジの傾きがほぼ最大となるようにデフォーカス
量を決定するので、マーク像のエッジを最も急峻にして
マーク像をデフォーカスさせることになり、低段差の位
置検出用マークであっても高精度の位置検出が可能にな
る。
【0013】また、本発明の位置検出方法は、試料上に
設けた位置検出用マークのマーク像をデフォーカスさせ
た状態で検出することによって位置検出用マークの位置
を検出する位置検出方法であって、マーク像をデフォー
カスさせた場合のこのマーク像のエッジの傾きに基づい
て、マーク像をデフォーカスさせて位置検出を行う際の
デフォーカス量を決定することを特徴とする。
【0014】上記位置検出方法においては、マーク像を
デフォーカスさせた場合のマーク像のエッジの傾きに基
づいてマーク像をデフォーカスさせて位置検出を行う際
のデフォーカス量を決定するので、マーク像のエッジを
明瞭にするような範囲でマーク像をデフォーカスさせる
ことができ、低段差の位置検出用マークであっても高精
度の位置検出が可能になる。
【0015】また、本発明の露光装置は、所定のパター
ンが描かれたマスクを照明する照明装置と、マスクの像
を試料上に投影する投影光学系と、試料をマスクに対し
て相対的に移動させる試料ステージと、試料ステージの
位置を検出する上記のごとき位置検出装置とを備える。
【0016】上記露光装置においては、位置検出装置
が、マーク像をデフォーカスさせた場合のマーク像のエ
ッジの傾きに基づいてマーク像をデフォーカスさせて位
置検出を行う際のデフォーカス量を決定するので、マー
ク像のエッジを明瞭にするような範囲でマーク像をデフ
ォーカスさせてマーク像の位置検出を行うことができ
る。よって、本願の露光装置では、低段差の位置検出用
マークであっても高精度で位置検出ができるようにな
り、種々の状況でマスク像を試料上に高精度で投影・転
写することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明の
第1実施形態に係る位置検出装置を備えた露光装置につ
いて図面を参照しつつ説明する。
【0018】図1は、実施形態の露光装置の構造を説明
する図である。この露光装置では、レチクルステージR
S上に載置されたレチクルRのパターン領域PAが照明
装置10からの露光光ELにより照明される。このよう
な露光光ELのもとで、パターン領域PAのパターン像
が、投影光学系PLを介してウェハステージWSに保持
された試料であるウェハW上の各ショット領域に転写露
光される。
【0019】投影光学系PLの側方には、オフ・アクシ
ス方式で、かつ、画像処理方式の位置検出装置の一部と
してアライメント系20が配置されている。このアライ
メント系20は、FIAタイプの検出系であり、ウェハ
W上に形成されたウェハマークWMの位置情報を検出す
る。この位置情報と、ウェハステージWSに設けた不図
示のレーザ干渉計の座標情報とを利用すれば、ウェハW
とレチクルRとのアライメントが可能になる。
【0020】アライメント系20は、照明系として、ハ
ロゲンランプのような光源21からの光を導いて照明光
ALとして射出する光ファイバ束22と、光ファイバ束
22から出射する照明光ALの形状等を調節するターレ
ット板23と、調整用のリレー系24と、光路を分岐す
るためのハーフプリズム25と、照明光ALをウェハW
上の位置検出用マークであるウェハマークWMに投影す
る第1対物レンズ26及び全反射プリズム27とを備え
る。なお、ターレット板23は、互いに形状と大きさが
異なる複数の照明開口絞りを備えており、モータMTに
駆動されて光路上に配置される照明開口絞りが適宜交換
されるようになっている。また、リレー系24は、集光
レンズ24a、視野絞り24b及びコリメータレンズ2
4cを含む。
【0021】また、アライメント系20は、像検出手段
として、全反射プリズム27、第1対物レンズ26、及
びハーフプリズム25のほか、ハーフプリズム25で反
射された光を結像する第2対物レンズ31と、第2対物
レンズ31の結像位置に配置される指標マークを形成し
た指標板32と、リレー系33と、光路を分岐するため
のハーフプリズム34と、電荷結像型撮像デバイス(C
CD)からなる一対の撮像装置35、36と、両撮像装
置35、36からの撮像信号を処理するための信号処理
部37とを備える。ここで、第1対物レンズ26、第2
対物レンズ31は、結像光学系を構成する。なお、リレ
ー系33は、コリメータレンズ33a、結像開口絞り3
3b及び集光レンズ33cを含む。
【0022】信号処理部37の出力は、主制御系40に
入力される。この主制御系40は、露光装置全体を統括
制御するためのもので、ウェハマークWMの位置を検出
するアライメント系20からの位置情報に基づいてウェ
ハマークWMの位置を決定するとともに、この位置に基
づいてウェハWとレチクルRとをアライメントする。さ
らに、主制御系40は、照明装置10による照明状態を
制御したり、ステージ制御系45を制御してウェハステ
ージWSを間接的に任意の位置に駆動する。なお、主制
御系40に必要な指示やデータは、キーボード50を介
して外部から入力することもできる。
【0023】ステージ制御系45に制御されているウェ
ハステージWSは、ウェハWを投影光学系PLの光軸A
Xに垂直な水平状態に支持するウェハホルダ61と、ス
テージ制御系45からの指示に基づいてウェハステージ
WSすなわちウェハWを投影光学系PLの光軸AXに沿
って移動させるZステージ62と、ステージ制御系45
からの指示に基づいてウェハステージWSを投影光学系
PLの光軸AXに垂直な水平面面内で移動させるXYス
テージ63とを備える。
【0024】以下、アライメント系20の動作について
簡単に説明する。光源21からの光源光は、光ファイバ
束22の一端に集光され、光ファイバ束22の他端から
射出される照明光ALは、リレー系24、ハーフプリズ
ム25、第1対物レンズ26及び全反射プリズム27を
経て、ウェハWの表面のウェハマークWM及びその周辺
を落射照明する。
【0025】ウェハWからの反射光は、全反射プリズム
27及び第1対物レンズ26を経てハーフプリズム25
に戻り、ハーフプリズム25で反射された光が第2対物
レンズ31を経て指標板32上にウェハマークWMの像
を結像する。
【0026】指標板32からの光は、リレー系33を経
てハーフプリズム34に到る。このハーフプリズム34
で反射された光により、X軸用の撮像装置35の撮像面
に、ウェハマークWMの像と指標マークIMの像とが重
ねて結像され、ハーフプリズム34を透過した光によ
り、Y軸用の撮像装置36の撮像面に、ウェハマークW
Mの像と指標マークIMの像とが重ねて結像される。こ
の場合、X軸用の撮像装置35を構成するCCDの走査
方向はX軸と共役な方向に設定され、Y軸用の撮像装置
36の走査方向はY軸と共役な方向に設定されている。
【0027】信号処理部37は、両撮像装置35、36
の動作を制御して、この撮像装置35、36から出力さ
れる撮像信号の入力を受ける。信号処理部37は、各撮
像装置35、36からの撮像信号に個別の処理を施し
て、ウェハマークWMや指標マークIMの適所をスキャ
ンした際の明暗の強度分布に対応するコントラスト信号
や、このコントラスト信号の微分信号であるエッジ傾き
信号を検出し、これらを位置情報として出力する。な
お、主制御系40は、信号処理部37からの上記位置情
報に基づいて、指標マークIMを基準として、ウェハW
上のX軸用のウェハマークWMやY軸用のウェハマーク
WMの位置を決定する。
【0028】図2は、ウェハマークWMと指標マークI
Mの形状の一例を説明する図である。図2(a)は、ウ
ェハマークWMを示し、図2(b)は、指標マークIM
を示す。図2(a)には、ウェハW上の各ショット領域
に付設されたウェハマークWMのうち、X軸用のXマー
クWMXが示されている。このXマークWMXは、ウェ
ハWの表面にX方向に所定ピッチで凹凸の段差パターン
を形成したものである。なお、図示を省略しているが、
ウェハWの表面にはY方向に所定ピッチで凹凸の段差パ
ターンを配列してなるYマークも形成されている。図2
(b)に示す指標マークIMは、X軸と共役な方向に延
びる光不透過部分からなるXマークIMXと、Y軸と共
役な方向に延びる光不透過部分からなるYマークIMY
とを備える。
【0029】本実施形態の位置検出装置は、アライメン
ト系20で検出すべきウェハマークWMの像を所定範囲
内でデフォーカスさせることができるデフォーカス手段
と、このようにマーク像をデフォーカスさせた場合にお
けるマーク像のエッジの傾きに基づいて位置検出を行う
際のデフォーカス量を決定する決定手段とを備える。具
体的には、主制御系40が、ステージ制御系45を介し
てウェハステージWSのうちZステージ62を駆動して
ウェハWを投影光学系PLの光軸AXに沿って適宜移動
させる。ウェハWの移動により、撮像装置35、36に
投影されるウェハマークWMの像はデフォーカス状態と
なる。この際、ウェハWの移動は、段階的であってもよ
いし、連続的であってもよい。このようにウェハマーク
WMの像をデフォーカス状態とした場合、通常マーク像
の強度分布が基準となるフォーカス状態の強度分布から
変化する。主制御系40は、信号処理部37からの位置
情報に基づいて、複数の異なるデフォーカス状態におけ
るマーク像のそれぞれの強度分布と、この各強度分布に
おける変化率(マーク像のエッジの傾き)とを算出する
ことができる。この変化率は、X方向及びY方向の双方
について算出され、この変化率の振幅からマーク像のエ
ッジの傾きを決定することができる。なお、強度分布の
振幅からマーク像のコントラストを決定することもでき
る。さらに、主制御系40は、決定手段として、以上の
ようにして検出したマーク像のエッジの傾きに基づい
て、位置検出を行う際の好ましいデフォーカス量を決定
する。このデフォーカス量は、基準となるフォーカス状
態と所望のデフォーカス状態とにおけるウェハWの光軸
AX方向の位置ずれ量に相当する。
【0030】以下、図1の露光装置の動作の詳細につい
て説明する。まず、主制御系40は、キーボード50等
からの指示に基づいて、ウェハマークWMの位置検出に
際してのデフォーカス量を算出するために必要なデフォ
ーカス範囲を設定する。このデフォーカス範囲は、予め
与えられており、或いはアライメントマークのプロセス
条件等に基づいて算出され、例えば±数10μm程度に
設定される。具体的には、このデフォーカス範囲を、ア
ライメント光学系20の開口数NA、照明σ値及び使用
波長等の光学条件のほか、位置検出の精度や計算時間を
含む計測条件等の諸要素に基づいて決定する。
【0031】次に、主制御系40は、ウェハWをウェハ
ステージWS上に載置すべき指示を出す。図示を省略す
るローダは、この指示に応じてウェハWをウェハステー
ジWS上に載置する。
【0032】次に、主制御系40は、ステージ制御系4
5を介して、上記のデフォーカス範囲内でZステージ6
2を駆動し、ウェハWを光軸AXに沿って移動させる。
この際、主制御系40は、ウェハWを微小量ずつ移動さ
せた段階的なデフォーカス状態におけるマーク像につい
て、信号処理部37から出力された波形情報、すなわち
X方向及びY方向に関する信号の波形を採取する。
【0033】次に、主制御系40は、採取した信号の波
形から、例えば微分することによりX方向及びY方向に
関するウェハマークWMの像のエッジ傾きEを算出す
る。このマーク像のエッジ傾きEは、採取した信号の波
形の微分値の極大値と極小値との差から求めることがで
きる。なお、主制御系40は、必要に応じて、採取した
信号の波形からX方向及びY方向に関するウェハマーク
WMのコントラストCを算出する。このコントラストC
は、信号の波形の極大値と極小値との差から求めること
ができる。
【0034】さらに、主制御系40は、算出したエッジ
傾きEに基づいて、位置検出を行うに際しての好ましい
デフォーカス量Fを決定する。このデフォーカス量F
は、マーク像のエッジ傾きEが最大となるような条件で
まず選択される。
【0035】次に、主制御系40は、ステージ制御系4
5を介してZステージ62を駆動し、ウェハWを上記の
ようにして決定したデフォーカス量Fだけ移動させる。
【0036】次に、主制御系40は、信号処理部37か
ら出力された信号波形を適当なしきい値でスライスし、
上記デフォーカス量Fにおけるマーク像のエッジ位置を
指標マークIMの位置との対比において求める。なお、
デフォーカス量FがX方向とY方向とで異なる場合、ま
ずX方向に対応するデフォーカス量FでX方向のマーク
像のエッジ位置を求め、次にY方向に対応するデフォー
カス量FでY方向のマーク像のエッジ位置を求めること
になる。また、図2(a)に示すようにウェハマークW
Mが複数本のラインから構成される場合、各ラインに関
して得られる位置情報を平均することが望ましい。さら
に、各ラインはその長手方向に延びる2つのエッジを有
するので、両エッジから得られる位置情報を平均するこ
とが望ましい。
【0037】以上の位置検出においては、マーク像のエ
ッジ傾きEがある程度以上大きくなるような条件でデフ
ォーカス量Fを決定しているので、マーク像のエッジを
明瞭にすることができ、エッジ位置を決定する際の精度
が向上する。つまり、低段差のウェハマークWMであっ
ても高精度の位置検出が可能になる。特に、ウェハマー
クWMに非対称性があると、そのテレセントリシティに
起因する大きな位置騙されが生じやすいが、マーク像の
エッジ傾きEがある程度以上大きいという条件の下で
は、このような位置騙されが生じにくい。なお、ここで
テレセントリシティとは、デフォーカスの量(デフォー
カスに際してのウェハWの移動量)と、このようなデフ
ォーカスの結果ウェハマークWMが検出される位置との
関係を示す。
【0038】次に、主制御系40は、マーク像のエッジ
位置の検出結果に基づいてウェハWの位置を決定し、ウ
ェハWをXY面内で必要な位置に移動させるとともに、
ウェハWをZ方向に移動させて投影光学系PLに関して
レチクルRの共役位置に配置する。ウェハWの位置決定
に際しては、ウェハW上に配置した複数組のウェハマー
クWMを利用した位置決め法、例えばEGA(Enhancem
ent Global Alignment)等の手法を利用することができ
る。
【0039】次に、主制御系40は、照明装置10を制
御してウェハW上にレチクルRの像を投影する露光を行
う。露光後のウェハWは未露光のウェハWと交換され
る。
【0040】この未露光のウェハWに対しても、主制御
系40は、ステージ制御系45を介してZステージ62
を駆動し、ウェハWを上記のデフォーカス量Fだけ移動
させる。次に、主制御系40は、このデフォーカス量F
におけるマーク像のエッジ位置を指標マークIMの位置
との対比において求め、ウェハWを位置決めし、レチク
ルRの像をウェハWに投影する露光を行う。
【0041】以上は、ウェハマークWMの形状等がほぼ
同一のウェハWを露光する場合についての説明であった
が、ウェハマークWMの形状等が異なるウェハW(例え
ば別工程のウェハW)の場合、位置検出のためのデフォ
ーカス量Fを最適値に更新した上で位置検出と露光とを
行う。
【0042】つまり、主制御系40は、適当なデフォー
カス範囲内で、再度Zステージ62を駆動してウェハW
を光軸AXに沿って移動させ、信号処理部37から出力
される撮像信号の波形を採取する。次に、採取した波形
から、ウェハマークWMのエッジ傾きE等が算出され
る。次に、検出したマーク像のエッジ傾きE等に基づい
て、位置検出を行うに際しての好ましいデフォーカス量
Fが決定される。次に、Zステージ62を駆動して、上
記のようにして決定したデフォーカス量FだけウェハW
を移動させる。次に、信号処理部37からの信号波形に
基づいて、このデフォーカス量Fにおけるマーク像のエ
ッジ位置を求め、ウェハWの位置検出を行う。
【0043】以上の説明においては、位置検出の対象と
なるウェハマークWMが低段差であるとして説明してい
るが、ウェハマークWMが高段差である場合や明暗構造
を有する場合は、上記のような位置検出を行う必要はな
い。つまり、ウェハマークWMが高段差(例えば数10
μm以上)の場合、デフォーカスさせることなく、アラ
イメント光学系20の焦点面にウェハWを配置した合焦
状態にてウェハマークWMの位置検出を行う。また、ウ
ェハマークWMが明暗パターンの場合も、デフォーカス
させることなく、アライメント光学系20の焦点面にウ
ェハWを配置した合焦状態にてウェハマークWMの位置
検出を行う。ただし、ウェハマークWMが低段差の場
合、上記と同様に、デフォーカス量FだけウェハWを移
動させてウェハマークWMの位置検出を行う。なお、位
置検出の対象となるウェハマークWMが段差であるか否
かや段差の高低については、信号処理部37で採取した
信号波形に基づいて判断してもよいし、ウェハWごとに
実際に測定を行って判断してもよいし、ウェハステージ
WS上にセットされているウェハWを管理するとともに
予め登録されているデータに基づいて対象となっている
ウェハマークWMのタイプを判断することとしてもよ
い。
【0044】なお、ターレット板23の回転位置を調整
することにより、照明光ALの光束の形状等を調節でき
るので、例えば低段差の場合には、照明のシグマ値σを
小さく設定することもできる。このような設定は、キー
ボード50を介して主制御系40に指示を出してもよい
し、主制御系40でウェハWの状態を管理している場
合、ウェハWのタイプ、工程等の判断結果に基づいて照
明のシグマ値σを切り換えるようにすることができる。
【0045】図3は、マーク像のデフォーカスと撮像信
号の波形との関係を説明する図である。図3(a)は、
ウェハマークWMの段差パターンの一例を示し、図3
(b)〜(d)は、段差パターンのコントラスト信号が
デフォーカスに伴って変化する様子を模式的に示し、図
3(e)〜(g)は、それぞれ図3(b)〜(d)の微
分波形(エッジ傾き信号)であり、微分波形がデフォー
カスに伴って変化する様子を模式的に示す。図から明ら
かなように、マーク像が合焦状態にあるとき、コントラ
スト(コントラスト信号の変動幅)Cは低く(図3
(b)参照)、マーク像がある程度のデフォーカス状態
にあるとき、コントラストCは多少大きくなり(図3
(c)参照)、マーク像が更にデフォーカス状態にある
とき、コントラストCは最も大きくなる(図3(d)参
照)。一方、マーク像がフォーカス状態にあるとき、エ
ッジ傾きE(コントラスト信号の微分係数の変動幅)は
小さく(図3(e)参照)、マーク像がある程度のデフ
ォーカス状態にあるとき、エッジ傾きEは最も大きくな
り(図3(f)参照)、マーク像が更にデフォーカス状
態にあるとき、エッジ傾きは再び減少する(図3(g)
参照)。
【0046】図4は、マーク像のデフォーカスと、コン
トラストC及びエッジ傾きEとの関係を説明する図であ
る。図4(a)に示すように、マーク像のコントラスト
Cは、フォーカス位置がZ1、Z2のときに極大となり、
フォーカス位置がZ1のときに最大となる。一方、マー
ク像のエッジ傾きEは、フォーカス位置がZ2のときに
最大となり、フォーカス位置がZ1のときにはかなり極
めて小さくなる。
【0047】図5は、図3(a)に示すウェハマークW
Mに非対称性があった場合における、テレセントリシテ
ィーをシミュレーションした特性曲線を示すグラフであ
る。ここで、コントラストCが最大のフォーカス位置
は、図4(a)に示すようにZ1であるが、このフォー
カス位置では、大きな位置検出編されX1が生じること
が分かる。一方、エッジ傾きEが最大のフォーカス位置
は、図4(b)に示すようにZ2であるが、このフォー
カス位置では、位置検出編されX2が小さいことが分か
る。従って、エッジ傾きEが最大となるようにデフォー
カス量F(フォーカス位置Z2に相当)を設定すれば、
ウェハマークWMに非対称性があった場合であっても、
位置検出編されを比較的小さくすることができ、位置検
出精度を高くすることができる。
【0048】〔第2実施形態〕以下、第2実施形態に係
る位置検出装置を備えた露光装置について説明する。な
お、第2実施形態の位置検出装置は第1実施形態の変形
例であるので、第1実施形態の装置と異なる点について
のみ説明する。
【0049】低段差のウェハマークWMに対して、主制
御系40は、ステージ制御系45を介してウェハステー
ジWSをあらかじめ決められたフォーカス範囲で駆動
し、各フォーカス位置での像のコントラストC(Z)と
エッジの傾きE(Z)を算出する。
【0050】第1実施形態では、図5で説明したよう
に、エッジの傾きが最大となるフォーカス位置Z2で位
置検出を行ったが、フォーカス位置Z2におけるコント
ラストC(Z2)では、位置検出のためのコントラスト
として不十分な場合もある。従って、第2実施形態で
は、位置検出を行える限界のコントラスト C(Z)≧C0 C0=定数 を予め設定しておく。なお、コントラストの下限値C0
は、アライメント系20固有のものとして予め設定して
おくこともできるが、計測条件等の諸要素に基づいて決
定することもできる。主制御系40は、この条件を満た
すフォーカス範囲でエッジの傾きE(Z)が最大となる
フォーカス位置を求め、これに対応するデフォーカス状
態でウェハマークWMの位置検出を行う。
【0051】また、マーク像のコントラストCが極めて
低下する場合には、マーク像のエッジ傾きEが所定の下
限値以上となるような範囲でコントラストCが最大とな
るデフォーカス量Fを選択することもできる。エッジ傾
きEのこのような下限値は、デフォーカス範囲と同様
に、露光条件、計測条件等の諸要素に基づいて決定す
る。
【0052】また、フオーカス位置Zを段階的に変化さ
せた場合の各フオーカス位置Zでの像のコントラストC
(Z)と、エッジ傾きE(Z)について、以下の関数 F(Z)=A×C(Z)+B×E(Z) A,B=定数 の演算機能を主制御系40に組み込み、F(Z)が最大
となるフォーカス位置ZMAXで位置検出を行うようにし
てもよい。定数A、Bは、デフォーカス範囲と同様に、
露光条件、計測条件等の諸要素に基づいて決定する。
【0053】この際、コントラストCの代わりに、像強
度の変化としてウェハマークWMの像全体における最大
値と最小値の差(像の強度差)を利用してもよい。
【0054】以上、実施形態に即してこの発明を説明し
たが、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。例えば、上記実施形態では、アライメント系20の
デフォーカスをウェハステージWSの駆動によって行っ
たが、レンズ(例えば、第1対物レンズ26、第2対物
レンズ31、及びリレー系33のいずれか)、撮像素子
35、36等を光軸方向に駆動することによってデフォ
ーカスを行ってもよい。さらに、デフォーカスは、特開
平7−183186号公報に開示されているように、結
像光学系の光軸に対して対象な波面収差を与えるもので
あってもよい。
【0055】また、ウェハマークWMは、XY計測用に
個別に設けた1次元の周期マークであるが、2次元格子
マークとすれば、2次元的な位置計測が同時に可能にな
る。
【0056】また、デフォーカスして位置検出を行う場
合、ウェハマークWMに非対称性がない場合でもアライ
メント光学系の光軸ずれ等によって生じるテレセントリ
シティー特性が検出誤差となり得る。ウェハステージW
S上の対称性のよい基準マークのテレセントリシティー
をあらかじめ計測しておくことにより、位置計測時に設
定されるデフォーカス量Fによって生じるテレセントリ
シティーの誤差成分(位置検出の誤差成分)を補正すれ
ば、光軸ずれによらない位置検出が可能となる。この
際、基準マークではなく、実際に計測を行うマークWM
についてテレセントリシティーを計測して位置検出誤差
の補正を行ってもよい。
【0057】また、マークWMをF=−ΔZだけデフォ
ーカスさせたときの前ピンマーク像を撮像装置35、3
6で撮像検出して得られる位置計測値を第1のウェハ位
置X01(又はY01)とし、+ΔZだけデフォーカスした
ときの後ピンマーク像を撮像装置35、36で撮像検出
して得られる計測値を第2のウェハ位置X02(又はY0
2)とする。そして、両計測値X01、X02(又はY01、
Y02)の平均をとってウェハの真の計測位置とし、アラ
イメント光学系の光軸ずれ等によって生じるテレセント
リシティー特性(テレセンずれ)に起因する検出誤差を
補正することもできる。その他、特開平9−6017号
に開示された方法を適応することもできる。つまり、異
なる2つのデフォーカス状態におけるマーク像の第1及
び第2の位置情報に基づいて、第1及び第2のデフォー
カス状態に伴うテレセンずれの影響を補正してより高精
度な位置検出を行うことができる。
【0058】また、上記のような位置検出は、サーチア
ライメントとファインアライメントとを組み合わせてア
ライメントを行うことを前提とする場合、ファインアラ
イメントに適用されるものであるが、ファインアライメ
ントの前に行うサーチアライメントにも上記のような位
置検出を適応することができる。この場合、サーチアラ
イメントについてもファインアライメントについても高
段差から低段差まで高精度で位置検出が可能になる。
【0059】また、上記実施形態では、パターンを落射
照明する例を示したが、透過照明の場合にも上記のよう
な位置検出が可能なことは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の位置検出装置においては、決定手段が、マーク像をデ
フォーカスさせた場合のマーク像のエッジの傾きに基づ
いてマーク像をデフォーカスさせて位置検出を行う際の
デフォーカス量を決定するので、デフォーカス手段が、
マーク像のエッジを明瞭にするような範囲でマーク像を
デフォーカスさせることができ、結果的に、低段差の位
置検出用マークであっても高精度の位置検出が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置検出装置の一実施形態が適用
された投影露光装置の要部を示す構成図である。
【図2】(a)はウェハマークの一例を示し、(b)は
指標マークの一例を示す。
【図3】(a)は、ウェハマークの形状を示し、(b)
から(d)は、デフォーカス量を種々に変化させた場合
に観察される像の強度分布を示す波形であり、(e)か
ら(g)は、(b)から(d)に示す波形を微分した波
形である。
【図4】(a)は、図3(a)のウェハマークのデフォ
ーカスとコントラストとの関係を示し、(b)は、デフ
ォーカスとエッジ傾きとの関係を示す。
【図5】ウェハマークのデフォーカス量と位置検出結果
との一例の関係を説明する図である。
【符号の説明】
10 照明装置 20 アライメント系 21 光源 22 光ファイバ束 23 ターレット板 24 リレー系 25 ハーフプリズム 26 第1対物レンズ 27 全反射プリズム 31 第2対物レンズ 32 指標板 33 リレー系 34 ハーフプリズム 35,36 撮像装置 37 信号処理部 40 主制御系 45 ステージ制御系 61 ウェハホルダ PL 投影光学系 R レチクル RS レチクルステージ W ウェハ WM ウェハマーク WS ウェハステージ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料上に設けた位置検出用マークのマー
    ク像を結像光学系を介して検出する像検出手段と、 前記像検出手段からの検出出力に基づいて前記位置検出
    用マークの位置を検出する位置検出手段と、 前記像検出手段で検出される前記マーク像を所定範囲内
    でデフォーカスさせることができるデフォーカス手段
    と、 前記マーク像をデフォーカスさせた場合の当該マーク像
    のエッジの傾きに基づいて、前記マーク像をデフォーカ
    スさせて位置検出を行う際のデフォーカス量を決定する
    決定手段とを備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記マーク像のエッジ
    の傾きと強度情報とに基づいて前記デフォーカス量を決
    定することを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、前記マーク像のエッジ
    の傾きがほぼ最大となるように前記デフォーカス量を決
    定することを特徴とする請求項1または2の何れか記載
    の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 試料上に設けた位置検出用マークのマー
    ク像をデフォーカスさせた状態で検出することによって
    前記位置検出用マークの位置を検出する位置検出方法で
    あって、 前記マーク像をデフォーカスさせた場合の当該マーク像
    のエッジの傾きに基づいて、前記マーク像をデフォーカ
    スさせて位置検出を行う際のデフォーカス量を決定する
    ことを特徴とする位置検出方法。
  5. 【請求項5】 所定のパターンが描かれたマスクを照明
    する照明装置と、前記マスクの像を前記試料上に投影す
    る投影光学系と、前記試料を前記マスクに対して相対的
    に移動させる試料ステージと、前記試料ステージの位置
    を検出する請求項1記載の位置検出装置とを備えること
    を特徴とする露光装置。
JP02770199A 1999-02-04 1999-02-04 位置検出装置及び方法、並びに露光装置 Expired - Fee Related JP4329146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02770199A JP4329146B2 (ja) 1999-02-04 1999-02-04 位置検出装置及び方法、並びに露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02770199A JP4329146B2 (ja) 1999-02-04 1999-02-04 位置検出装置及び方法、並びに露光装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000228345A true JP2000228345A (ja) 2000-08-15
JP2000228345A5 JP2000228345A5 (ja) 2008-02-28
JP4329146B2 JP4329146B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=12228298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02770199A Expired - Fee Related JP4329146B2 (ja) 1999-02-04 1999-02-04 位置検出装置及び方法、並びに露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4329146B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003074966A1 (fr) * 2002-03-05 2003-09-12 Nikon Corporation Unite de detection de position, systeme d'exposition et procede d'exposition
US8537334B2 (en) * 2006-12-06 2013-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Measuring apparatus and projection exposure apparatus having the same
KR20200001491A (ko) * 2018-06-26 2020-01-06 캐논 가부시끼가이샤 검출 방법, 리소그래피 방법, 물품 제조 방법, 광학 장치 및 노광 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105209049B (zh) 2013-05-02 2019-05-14 医学科技研究公司 抗微生物组合物及其制造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003074966A1 (fr) * 2002-03-05 2003-09-12 Nikon Corporation Unite de detection de position, systeme d'exposition et procede d'exposition
US8537334B2 (en) * 2006-12-06 2013-09-17 Canon Kabushiki Kaisha Measuring apparatus and projection exposure apparatus having the same
KR20200001491A (ko) * 2018-06-26 2020-01-06 캐논 가부시끼가이샤 검출 방법, 리소그래피 방법, 물품 제조 방법, 광학 장치 및 노광 장치
JP2020003575A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 キヤノン株式会社 検出方法、リソグラフィー方法、物品製造方法、光学装置および露光装置
JP7161322B2 (ja) 2018-06-26 2022-10-26 キヤノン株式会社 検出方法、リソグラフィー方法、物品製造方法、光学装置および露光装置
KR102535030B1 (ko) * 2018-06-26 2023-05-22 캐논 가부시끼가이샤 검출 방법, 리소그래피 방법, 물품 제조 방법, 광학 장치 및 노광 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4329146B2 (ja) 2009-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100471524B1 (ko) 노광방법
JP3181050B2 (ja) 投影露光方法およびその装置
US6538721B2 (en) Scanning exposure apparatus
US6057908A (en) Exposure condition measurement method
JPH0945608A (ja) 面位置検出方法
JP2009192271A (ja) 位置検出方法、露光装置、及びデバイス製造方法
JPH08167558A (ja) 投影露光装置
JP4227402B2 (ja) 走査型露光装置
JP2004071851A (ja) 半導体露光方法及び露光装置
JP2002231616A (ja) 位置計測装置及び方法、露光装置及び方法、並びにデバイス製造方法
JP4329146B2 (ja) 位置検出装置及び方法、並びに露光装置
KR100391345B1 (ko) 노광방법및스테퍼
JP2000299276A (ja) 露光装置
JP4565248B2 (ja) 位置検出装置およびその調整方法
JP3219217B2 (ja) 位置合わせ方法及び装置、並びに露光方法及び装置
JP2000156337A (ja) 位置検出方法、位置検出装置、投影露光方法、投影露光装置、およびデバイスの製造方法
US20020021433A1 (en) scanning exposure apparatus
JP2001185474A (ja) アライメント方法、アライメント装置、基板、マスク、及び露光装置
EP0083710B1 (en) Alignment system for lithographic proximity printing
JPH10172900A (ja) 露光装置
JPH07321030A (ja) アライメント装置
JP2000089129A (ja) 位相差付与部材の位置決め方法
JPH10209029A (ja) アライメント系を備える露光装置
JP2004259815A (ja) 露光方法
JP2002208545A (ja) 光学特性検出方法及び露光方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150626

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150626

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150626

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees