JPH10209029A - アライメント系を備える露光装置 - Google Patents

アライメント系を備える露光装置

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JPH10209029A
JPH10209029A JP9020882A JP2088297A JPH10209029A JP H10209029 A JPH10209029 A JP H10209029A JP 9020882 A JP9020882 A JP 9020882A JP 2088297 A JP2088297 A JP 2088297A JP H10209029 A JPH10209029 A JP H10209029A
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JP
Japan
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optical system
photosensitive substrate
projection optical
substrate
optical axis
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JP9020882A
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Inventor
Masanori Kato
正紀 加藤
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Original Assignee
Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 計測時間、ステージの移動時間のロスなしに
高精度の位置合わせと、基板の焦点方向の位置を正確に
設定することのできる露光装置を提供する。 【解決手段】 ステージ201と;主焦点検出系145
と;第1〜第3アライメント光学系131〜133から
の出力に基づき基板を保持するステージの位置を制御す
るステージ制御系と;第1〜第3アライメント光学系の
光軸方向における被検面と基板との相対位置を検出する
補助焦点検出系141〜143と;主焦点検出系及び3
つの補助焦点検出系からの出力信号、あるいは3つの補
助焦点位置検出系からの出力信号に基づいて基板の平均
的な面を算出する演算処理系とを備え;ステージ制御系
は、演算処理系からの出力信号および主焦点検出系から
の出力信号に基づきステージを移動させて、基板の平均
的な面と投影光学系のパターン結像面とを整合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検面の変位を検
出するための表面変位検出系を有する、アライメント系
を備えた露光装置に関し、特に大型の液晶パネル用露光
装置における焦点位置検出系等に適用して好適な表面変
位検出系、及び基板の傾斜検出系を有する露光装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】大きな露光領域をもつ液晶パネル製造装
置では、特開平5−204166号に示されているよう
に、複数の光源からの光を複数の所定の被検出位置に分
割、投射し、各光源からのスリット光像を各被検出位置
に形成し、それを複数の検出系にて受光することによっ
て、各被検出位置での表面変位を検出する方法が考案さ
れ、その各検出位置での表面変位が同一面になるよう
に、基板を載置している基板ステージを傾斜させて露光
面を設定したり、若しくは複数の被検出位置の各検出点
の高さから平均の高さを演算し、この高さに基板表面が
くるように、ステージを上下方向に駆動し、露光面の設
定を行っている。
【0003】図5に、そのような大型基板に対応する表
面変位検出系の構成を示す。図中、LEDやハロゲンラ
ンプ等の光源901からの投射光は、コンデンサレンズ
902を介して投光スリット903を照射する。投光ス
リット903は矩形の細長いスリット開口を有し、この
スリット開口を通して投射される投射光はミラー904
により基板の被検面と平行になるように偏向される。次
いで、投射光は送光側対物レンズ905を介してハーフ
プリズム906に入射し、ここで2方向に分割され、こ
こで反射された光は更にミラー907、908で偏向さ
れた後、被検面上の被検出位置991に、透過した光は
同様にミラー916、917で偏向された後、被検面上
の被検出位置992に、それぞれ斜めに入射し投光スリ
ット903の像を結ぶ。
【0004】同様に、被検面中心位置をはさんで光源9
01と対向する位置に設けられた光源931からの投射
光により、スリット像が被検出位置993と994に、
投光スリットの像を結ぶ。ここで、被検出位置991、
992、994、993は、この順で隣合う関係で基板
の被検面上の正方形の頂点の位置を占めている。即ち、
被検出位置991と994とが対向関係にあり、被検出
位置992と993とが対向関係にある。
【0005】被検出位置991の表面で反射した反射光
は、ミラー909、910で偏向されハーフプリズム9
11に入射し、一方被検出位置993で反射した反射光
は、同様にミラーで偏向されハーフプリズム911に入
射し、被検出位置991からの光と合成される。合成さ
れた光は、受光対物レンズ912、ミラー913、受光
スリット914を経て光電変換素子等の受光素子915
の受光面に、スリット像を再結像する。
【0006】同様に、被検出位置992で反射した反射
光と被検出位置994で反射した反射光とは、受光素子
924に入射し、スリット像を再結像する。
【0007】ここで、2つの光源901、931のうち
901をON、931をOFFにすると、検出点991
と検出点992を同時に、各光電変換素子915と92
4を用いて検出し、さらに光源901をOFF、931
をONにすると、検出点993と検出点994を同時
に、各光電変換素子915と924を用いて検出でき
る。しかも光電変換素子については、検出点993は検
出点991と同じ素子915、検出点994は検出点9
92と同じ素子924を用いている構成である。このよ
うに、ON、OFF等の時分割にて、各被検出位置の被
検面垂直方向の高さを測定している。
【0008】また、TFT等の液晶基板を形成する場合
には、図6に示されるような露光装置が用いられる。T
FT等の製造では、基板に数層を重ねることにより、1
枚のパネルを形成する。即ち露光装置に対しては、一層
目に焼き付けられたパターンに対して、2層目以降のシ
ョットを正確に重ね合わせを行い露光することが要求さ
れる。図中、例えば超高圧水銀ランプ101のような光
源からの光により、メイン照明系100を介して、回路
パターンを有するレチクル121を照明し、そのパター
ン像をプレート202上に転写する。プレート202側
には、先に述べたオートフォーカス系145(図6で
は、中心1点のオートフォーカス)により、基板202
の光軸方向の位置を検出し、投影光学系112の焦点面
に基板202を設定している。レチクルが4枚(121
〜124)配置してあるのは、4枚のレチクルにて、1
枚のパネル形成するようにしてあるためで、これらレチ
クルを交換しながら、いわゆる継ぎ露光を行いパネルを
形成する。各レチクル121〜124を所定の位置に合
わせるための、レチクルアライメント系211、212
を配置してある。
【0009】更に、1層目のプレート基板202の位置
を検出し、2層目以降の位置合わせを行う為に、プレー
トアライメント系131〜134(133は投影光学系
112の陰に隠れている)を有している。プレートアラ
イメント系としては、アライメント時間を短縮する目的
の為、4つの顕微鏡131〜134を配置してある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の露
光装置によれば、ステージの傾斜を修正して露光面を設
定する装置の場合は、露光領域内にてうねり成分に比べ
傾斜成分の大きい基板に対して効果が大きいが、大型基
板を傾斜させる動作が加わる為、処理速度が遅いという
欠点がある。
【0011】平均高さに基板表面が来るようにステージ
を上下方向に駆動して露光面の設定をする装置の場合
は、基板を傾斜させずに処理するため、うねり成分に比
べ傾斜成分の少ない基板に対して有効で、スループット
が高く、更に大型基板を傾斜させる機構自体も不要とな
るため、コストダウン効果と装置の軽量化がはかれるこ
とのメリットがあるが、傾斜成分の大きな基板には効果
が少ない。
【0012】また従来型の焦点位置検出装置では、各シ
ョットごとに、時分割にて各検出点を検出するため、基
板の全ての検出点を検出し、基板の平均面、基板の傾斜
成分を求めるのに時間がかかり、更に、各ショットごと
にステージを傾斜させるため、スループットを低下させ
る原因の一つになっていた。さらに同構成にて、これを
改善しようとすると、受光光学系が各検出点に対して、
各々配置、構成されることになり、構成が複雑になり、
設計、製造上、大きな障害、過大な労力を費やすことと
なる。更に、どうしても各ショットごとレベリング動作
を行うため、スループットの低下は、避けられなかっ
た。
【0013】加えて、プレートの傾きや、うねり等の影
響を受け、2層目以降にプレートの位置合わせを行う場
合に、プレートアライメント系のアライメント光の重心
の傾き、いわゆるテレセン性とデフォーカスの影響を受
け、誤差を持ち、重ね合わせ精度が悪化するという問題
を生じていた。更に、精度を向上させようとすれば、シ
ョットセンターを計測するオートフォーカス系にてアラ
イメントを行う位置をセンターに移動させ、基板の高さ
を求め、更に、再びアライメント系の位置に基板を移動
させアライメントを実行するといった方法をとることに
なる。この方法では、重ね合わせ精度は向上するが、特
にアライメント系を複数有する場合には、上記動作を複
数回繰り返すこととなり、スループットが大きく低下し
てしまう。
【0014】そこで本発明は、計測時間、及びステージ
の移動時間のロスなしに基板の高精度の位置合わせと、
投影光学系に対する基板の焦点方向の位置を正確に設定
することのできる露光装置を提供することを目的として
いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による投影露光装置は、図1に
示されるように、マスク121上に形成されたパターン
を投影光学系112を介して感光性基板202に投影露
光する投影露光装置において、前記感光性基板を載置す
るステージ201と;前記投影光学系の光軸方向におけ
る前記投影光学系のパターン結像面と前記ステージに載
置された前記感光性基板との相対位置を検出する主焦点
検出系145と;前記感光性基板の第1領域に形成され
た第1マークを検出する第1アライメント光学系131
と;前記感光性基板の第2領域に形成された第2マーク
を検出する第2アライメント光学系132と;前記感光
性基板の第3領域に形成された第3マークを検出する第
3アライメント光学系133と;前記3つのアライメン
ト光学系からの出力に基づき前記感光性基板を保持する
ステージの位置を制御するステージ制御系(204(図
2))と;前記第1アライメント光学系の光軸方向にお
ける前記第1アライメント光学系の被検面と前記ステー
ジに載置された前記感光性基板との相対位置を検出する
第1の補助焦点検出系141と;前記第2アライメント
光学系の光軸方向における前記第2アライメント光学系
の被検面と前記ステージに載置された前記感光性基板と
の相対位置を検出する第2の補助焦点検出系142と;
前記第3アライメント光学系の光軸方向における前記第
3アライメント光学系の被検面と前記ステージに載置さ
れた前記感光性基板との相対位置を検出する第3の補助
焦点検出系143と;前記主焦点検出系及び前記3つの
補助焦点検出系からそれぞれ出力される出力信号、ある
いは前記3つの補助焦点位置検出系からそれぞれ出力さ
れる出力信号に基づいて前記感光性基板の平均的な面を
算出する演算処理系と;を備え、前記ステージ制御系
は、前記演算処理系からの出力信号および前記主焦点検
出系からの出力信号に基づき前記ステージを移動させ
て、前記感光性基板の平均的な面と前記投影光学系のパ
ターン結像面とを整合させることを特徴とする。
【0016】このように構成すると、3以上アライメン
ト系の補助焦点位置検出系を用いるので、アライメント
系位置での基板の高さを計測できることになり、それら
の焦点検出系により基板の平均的な面が算出され、基板
の平均的な面と投影レンズの像面検出用の焦点検出系に
よって、焦点位置が決定でき、また、3以上のアライメ
ント光学系により基板の露光領域を向きも含めて正確に
位置決めすることができる。
【0017】さらに請求項2に係る発明による投影露光
装置のように、請求項1の装置に加えて、前記ステージ
制御系は、前記演算処理系からの出力信号および前記主
焦点検出系からの出力信号に基づき前記ステージを前記
投影光学系の光軸方向に沿って移動させる駆動装置を有
してもよい。
【0018】請求項3に係る発明による投影露光装置の
ように、請求項2の装置に加えて、前記ステージ制御系
は、前記演算処理系からの出力信号および前記主焦点検
出系からの出力信号に基づき前記ステージを傾斜させる
ステージ傾斜装置を有してもよく、この場合ステージ傾
斜装置を有するので、うねり成分に比べて傾斜成分の大
きい基板の傾斜を修正できる。即ち、基板の大きな傾斜
成分を計測し、駆動系にて基板を傾斜させることによ
り、傾斜の補正が可能となる。言い換えれば基板アライ
メント系に対する焦点面を計測する手段を利用すること
により、位置合わせ時の検出誤差、テレセン性×デフォ
ーカス分だけ、位置合わせ精度が向上し、更にこの時の
基板の傾斜が求まり、駆動系にて基板を傾斜させること
により基板の傾斜成分を補正するため、計測時間及びス
テージの移動時間のロスなしに、高精度の位置合わせ
と、投影光学系に対する基板の焦点方向の位置を正確
に、設定できる。
【0019】請求項4に係る発明による液晶表示装置ま
たはプリント基板を製造する方法は、マスク上に形成さ
れた所定のパターンを感光性基板に投影する投影光学系
を提供する第1工程と;前記感光性基板上の所定領域を
前記投影光学系の露光視野内に設定する第2工程と;該
第2工程によって前記投影光学系の露光視野内に設定さ
れた前記所定領域から離れた前記感光性基板上の少なく
とも3箇所に関して、前記投影光学系の光軸方向に沿っ
た位置をそれぞれ計測して複数の第1計測値を得ると共
に、前記所定領域から離れた前記感光性基板上の少なく
とも3箇所に関して、前記投影光学系の光軸と直交する
面に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第2測定値を
得る第3工程と;該第3工程にて得られた前記複数の第
1計測値に基づき前記感光性基板の平均的な面を算出す
る第4工程と;前記第3工程にて得られた前記複数の第
2計測値に基づき前記感光性基板の露光領域を前記投影
光学系の露光視野内に設定する第5工程と;該第4工程
にて得られた前記感光性基板の平均的な面と前記投影光
学系のパターン結像面とが整合するように、前記投影光
学系の光軸方向に沿った前記感光性基板の位置を調整す
る第6工程と;該第6工程により位置調整された前記感
光性基板に対して前記マスクのパターンを前記投影光学
系を介して投影露光する第7工程と;を含むことを特徴
とする。
【0020】このような方法では、少なくとも3カ所に
おける光軸方向の基板位置から平均的な面が算出され、
光軸方向の位置が調整されるので、傾斜成分が少なくう
ねり成分の大きい基板の位置決めに適する。
【0021】請求項5に係る発明による液晶表示装置ま
たはプリント基板を製造する方法は、マスク上に形成さ
れた所定のパターンを感光性基板に投影する投影光学系
を提供する第1工程と;前記感光性基板上の所定領域を
前記投影光学系の露光視野内に設定する第2工程と;該
第2工程によって前記投影光学系の露光視野内に設定さ
れた前記所定領域に関して、前記投影光学系の光軸方向
に沿った位置を計測して第1計測値を得ると共に、前記
所定領域から離れた前記感光性基板上の少なくとも複数
箇所に関して、前記投影光学系の光軸方向に沿った位置
をそれぞれ計測して複数の第2計測値を得て、さらに、
前記所定領域から離れた前記感光性基板上の少なくとも
複数箇所に関して、前記投影光学系の光軸と直交する面
に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第3計測値を得
る第3工程と;該第3工程にて得られた前記第1計測値
及び前記複数の第2計測値に基づき前記感光性基板の平
均的な面を算出する第4工程と;前記第3工程にて得ら
れた前記複数の第3計測値に基づき前記感光性基板の露
光領域を前記投影光学系の露光視野内に設定する第5工
程と;該第4工程にて得られた前記感光性基板の平均的
な面と前記投影光学系のパターン結像面とが整合するよ
うに、前記投影光学系の光軸方向に沿った前記感光性基
板の位置を調整する第6工程と;該第6工程により位置
調整された前記感光性基板に対して前記マスクのパター
ンを前記投影光学系を介して投影露光する第7工程と;
を含むことを特徴とする。
【0022】このような方法では、投影光学系の光軸方
向に沿った基板位置の計測値と、加えて感光性基板上の
少なくとも複数箇所の光軸方向に沿った位置の複数の計
測値とから、基板の平均的な面を算出し、投影光学系の
光軸方向に沿った感光性基板の位置を調整するので、傾
斜成分が少なくうねり成分の大きい基板の位置決めに適
する。また、感光性基板上の少なくとも複数箇所に関し
て、前記投影光学系の光軸と直交する面に沿った位置の
計測値を得て、感光性基板の露光領域を前記投影光学系
の露光視野内に設定するので、基板の露光領域を向きも
含めて正確に位置決めすることができる。
【0023】請求項6に係る発明による液晶表示装置ま
たはプリント基板を製造する方法は、マスク上に形成さ
れた所定のパターンを感光性基板に投影する投影光学系
を提供する第1工程と;前記感光性基板上の所定領域を
前記投影光学系の露光視野内に設定する第2工程と;該
第2工程によって前記投影光学系の露光視野内に設定さ
れた前記所定領域から離れた前記感光性基板上の少なく
とも3箇所において、前記投影光学系の光軸方向に沿っ
た位置をそれぞれ計測して複数の第1計測値を得ると共
に、前記所定領域から離れた前記感光性基板上の少なく
とも3箇所に関して、前記投影光学系の光軸と直交する
面に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第2計測値を
得る第3工程と;該第3工程にて得られた前記複数の第
1計測値に基づき前記感光性基板の平均的な面を算出す
る第4工程と;前記投影光学系のパターン結像面に対す
る前記感光性基板の平均的な面の傾斜あるいは前記投影
光学系のパターン結像面に対する前記投影光学系の光軸
方向での前記感光性基板を補正するために、前記感光性
基板の傾斜あるいは前記感光性基板の前記光軸方向の位
置を調整する第5工程と;前記第3工程にて得られた前
記複数の第2計測値に基づき前記感光性基板の露光領域
を前記投影光学系の露光視野内に設定する第6工程と;
前記第5工程により調整された前記感光性基板の姿勢を
維持しながら、前記投影光学系のパターン結像面に対す
る前記感光性基板の前記光軸方向に沿った位置を計測す
る第7工程と;前記第5工程により調整された前記感光
性基板の姿勢を維持しながら、前記第7工程にて得られ
る計測値に基づき前記感光性基板を前記光軸方向へ移動
させることにより、前記感光性基板の前記光軸方向での
位置を設定する第8工程と;該第8工程により前記光軸
方向での位置が設定された前記感光性基板に対して前記
マスクのパターンを前記投影光学系を介して投影露光す
る第9工程と;を含むことを特徴とする。
【0024】このような方法では、投影光学系のパター
ン結像面に対する感光性基板の平均的な面の傾斜あるい
は投影光学系のパターン結像面に対する投影光学系の光
軸方向での感光性基板を補正するために、前記感光性基
板の傾斜あるいは前記感光性基板の前記光軸方向の位置
を調整する工程を備えるので、基板の傾斜成分が修正さ
れる。即ち、うねりの他傾斜成分の大きい基板に対して
有効である。
【0025】請求項7に係る発明による液晶表示装置ま
たはプリント基板を製造する方法は、マスク上に形成さ
れた所定のパターンを感光性基板に投影する投影光学系
を提供する第1工程と;前記感光性基板上の所定領域を
前記投影光学系の露光視野内に設定する第2工程と;該
第2工程によって前記投影光学系の露光視野内に設定さ
れた前記所定領域に関して、前記投影光学系の光軸方向
に沿った位置を計測して第1計測値を得ると共に、前記
所定領域から離れた前記感光性基板上の少なくとも複数
箇所に関して、前記投影光学系の光軸方向に沿った位置
をそれぞれ計測して複数の第2計測値を得て、さらに、
前記所定領域から離れた前記感光性基板上の少なくとも
複数箇所に関して、前記投影光学系の光軸と直交する面
に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第3計測値を得
る第3工程と;該第3工程にて得られた前記第1計測値
と前記複数の第2計測値に基づき前記感光性基板の平均
的な面を算出する第4工程と;前記投影光学系のパター
ン結像面に対する前記感光性基板の平均的な面の傾斜あ
るいは前記投影光学系のパターン結像面に対する前記投
影光学系の光軸方向での前記感光性基板の位置を補正す
るために、前記感光性基板の傾斜あるいは前記感光性基
板の前記光軸方向の位置を調整する第5工程と;前記第
5工程により調整された前記感光性基板の姿勢を維持し
ながら、前記第3工程にて得られた前記複数の第3計測
値に基づき前記感光性基板上の露光領域を前記投影光学
系の露光視野内に設定する第6工程と;該第6工程後に
おいて、前記第5工程により調整された前記感光性基板
の姿勢を維持しながら、前記投影光学系のパターン結像
面に対する前記感光性基板の前記光軸方向に沿った位置
を計測する第7工程と;該第4工程にて得られた前記感
光性基板の平均的な面と前記投影光学系のパターン結像
面とが整合するように、前記第5工程により調整された
前記感光性基板の姿勢を維持しながら、第7工程で計測
された前記投影光学系の光軸方向に沿った前記感光性基
板の位置を調整する第8工程と;該第8工程により位置
調整された前記感光性基板に対して前記マスクのパター
ンを前記投影光学系を介して投影露光する第9工程と;
を含むことを特徴とする。
【0026】このような方法では、投影光学系の光軸方
向に沿った基板位置の計測値と、それに加えて感光性基
板上の少なくとも複数箇所に関して投影光学系の光軸方
向に沿った位置の計測値に基づき感光性基板の平均的な
面を算出し、投影光学系のパターン結像面に対する感光
性基板の平均的な面の傾斜あるいは投影光学系のパター
ン結像面に対する前記投影光学系の光軸方向での感光性
基板の位置を補正するために、前記感光性基板の傾斜あ
るいは前記感光性基板の前記光軸方向の位置を調整する
工程を備えるので、基板の傾斜成分が修正され、うねり
の他傾斜成分の大きい基板に対して有効である。
【0027】請求項8に係る発明による液晶表示装置ま
たはプリント基板を製造する方法は、請求項5または請
求項7に記載の方法に加えて、投影光学系の光軸方向に
沿った基板位置の計測値と、それに加えて感光性基板上
の少なくとも複数箇所に関して得た、投影光学系の光軸
方向に沿った位置の複数の計測値間に所定の重み付けを
することを特徴とする。
【0028】このような方法では、重み付けをするの
で、基板上の主要な点の計測値に大きな重みを付けるこ
とにより合焦状態を全体的に良好に設定することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複
した説明は省略する。
【0030】図1により、本発明による露光装置の第一
の実施の形態の構成を説明する。この実施の形態では、
超高圧水銀ランプ等の光源101、反射鏡102、コリ
メートレンズ103、オプティカルインテグレーター1
04、ハーフミラー107、リレーレンズ108、レチ
クルブラインド109、レチクルブラインド結像光学系
110及び反射鏡111を含む照明光学系100、そし
て投影光学系112、プレートステージ201が、光源
101の光路中に以上の順に配置されている。さらに、
反射鏡102とコリメートレンズ103の間には、シャ
ッター301が設けられており、必要に応じて光源10
1の光束を照明光学系100の外部に取り出すことがで
きるようになっている。取り出した光束は集光レンズ3
02により、光ファイバー303の入射端に集光される
ように構成されている。
【0031】ハーフミラー107は、やはり照明光学系
内の光束を外部に導くためのもので、導き出された光束
は結像光学系のレンズ106を介して、基板202の面
と共役な結像面を有する例えば光電変換素子のような受
光素子105の受光面に結像されるように構成されてい
る。
【0032】また、反射鏡111と投影光学系112と
の間には、投影すべきパターンの形成されたレチクル1
21、122、123、124を順次載置できる原版ス
テージ(図示せず)が設けられている。
【0033】さらに投影光学系112の周囲には、プレ
ートステージ201をその真下に設定したときに、プレ
ートステージ201の上に載置された例えば矩形のプレ
ート(基板)のほぼ四隅の僅かに内側に位置するように
4個のプレートアライメント系131、132、13
3、134が配置されている(133は、投影光学系の
後ろに隠れている)。また、プレートステージ201の
位置を座標系で計測するために、プレート干渉系203
が設けられている。また、投影光学系112とプレート
ステージ201との間には、投影光学系用のオートフォ
ーカス系145が設けられている。
【0034】次に第1の実施の形態の作動を図1を参照
して説明する。超高圧水銀ランプのような光源101か
らの光により、露光波長を不図示の干渉フィルタ等によ
り選択し、メイン照明系100を介して、回路パターン
を有するレチクル121を照明し、そのパターン像を投
影光学系によりプレート202上に転写する。プレート
202側には、ショット中心を計測するためのオートフ
ォーカス系145を設けてある。オートフォーカス系1
45は、基板202の光軸方向の位置を検出し、投影光
学系112の焦点面に基板202を設定するように作動
する。レチクルが4枚121〜124配置してあるの
は、4枚のレチクルにて1枚のパネル形成するようにし
てあるためで、レチクルを交換しながら、いわゆる継ぎ
露光を行いパネルを形成する。したがって各レチクル1
21〜124を所定の位置に合わせるための、レチクル
アライメント系211、212をレチクルステージ上方
に配置してある。
【0035】更に、プレート202側の1層目のプレー
ト基板202の位置を検出し、2層目以降の位置合わせ
を行うために、プレートアライメント系131〜134
を有している。プレートアライメント系として4つの顕
微鏡131〜134を配置してあるのは、アライメント
時間を短縮する目的のためである。更に各プレートアラ
イメント系に対して、斜入射型のオートフォーカス系1
41〜144を設けてある。
【0036】まず、1層目の露光時の、Z方向即ち投影
光学系の光軸方向の動作を説明する。露光される基板
は、例えば不図示のプレートカセットより取り出され、
ステージ201上に搬入される。ステージ201上に載
置された基板202は、不図示のプリアライメント機構
により、プレートの基準辺に対して数十μmの精度で位
置合わせされる。ここで、プリアライメント機構は、例
えばプレートステージ201上にある不図示の基準のピ
ンにプレートの基準辺を押しつける方式や、不図示のポ
テンショ等により基準辺の位置を計測し、ステージ20
1側で補正を行う方式等がある。ここで、ステージ20
1上に載置された基板202は、各プレートアライメン
ト系オートフォーカス系141〜144(以下PA−A
F系と称す)により、各プレートアライメント系131
〜134の位置にて、プレート202のZ方向の位置を
検出する。PA−AF系141〜144は、斜入射型の
オートフォーカス系であり、図2に示すように構成され
ている。
【0037】先ず図2におけるPA系の構成を簡単に説
明する。プレート202上のプレートアライメントマー
クからの光を受光する第1対物レンズ237、第2対物
レンズ238がこの順で設けられ、これらレンズについ
てプレート202と共役な位置に指標239が配置され
ており、指標に対する第1リレーレンズ240、第2リ
レーレンズ241がこの順で設けられ、これらレンズに
ついて指標239と共役な位置にCCD等の撮像素子が
配置されている。
【0038】また、第1対物レンズ237と第2対物レ
ンズ238との間には、ハーフミラー235が、これら
レンズの光軸に対して傾斜させて配置され、光源からの
照明光を導入し、プレートアライメントマークを照明で
きるようになっている。その照明用の光源としては、光
ファイバー231が用いられる。光ファイバー231の
出射端とハーフミラー235との間には照明リレーレン
ズ232、234が挿入配置され、これら照明レンズ2
32と234との間には、偏向ミラー233が設けら
れ、光ファイバー231からの光をハーフミラーに向け
て、前述のようにプレートアライメントマークが照明さ
れるように構成されている。
【0039】次に、同じく図2における斜入射型のオー
トフォーカス系について説明する。これは、例えば特開
昭56−42205号公報(基板に半導体ウエハを用い
た半導体製造装置の焦点位置検出に関する公報)などに
よって開示されている大型液晶パネル製造装置における
焦点位置検出装置と同様な装置である。即ち、投影レン
ズによってマスクパターンが転写される位置に置かれた
ガラス基板に対して、斜めに入射光を照射し、そのガラ
ス基板の表面から斜めに反射する反射光を検出して、そ
の表面位置を検出するものである。
【0040】この公知の焦点位置検出装置は、基板の表
面を被検出面として、その被検出面に投射光束を斜めに
投射してスリット状の光像を被検出面に結像させ、その
反射光を受光部に設けられた光電変換素子で構成された
検出部上に再結像させることにより、その反射光の検出
部上での入射位置を検知するように構成されている。し
たがって、被検出面の基板の表面が上下方向に変位(図
2では、PA系のレンズ光軸に沿って移動)すると、そ
の上下方向の変位に対応して、検出部に入射する反射光
像がその入射方向に対して直交する方向に横ずれを起こ
すことになる。この横ズレ量を検出することによって基
板表面が投影レンズに対して合焦位置にあるか否かを判
定可能である。
【0041】これは、上記公開公報に記載されているよ
うな装置と原理は同一であるが、光源は投影光学系11
2(図1)の焦点検出用光源である別置きのハロゲンラ
ンプ101からの光を光ファイバー303にてPA−A
F系141他内に取り込む構成としてある。これは、波
長の違い等によるZ方向の検出誤差の影響を同じ条件と
したためであるが、LED等の光源であっても構わな
い。更に、図中のプレートアライメント系131は、C
CD242を用いた指標に対する基板のアライメントマ
ークを計測する、いわゆる画像処理アライメント系を示
してあるが、レーザー光を用いステージを走査すること
による散乱光、回折光を受光するような光学系であって
も構わない。各アライメント系131〜134のZ方向
の位置は、ステージ201上の基準マーク146(図
1)を用いてキャリブレーションされ、計測値はアライ
メント系131〜134の位置での基板202のZ方向
の位置となる。
【0042】各PA−AF系141〜144の計測値の
差分が基板の高さの差に相当する。例えば、PA−AF
系141の値と、PA−AF系144の値の差分がゼロ
になり、かつ、PA−AF系142と、PA−AF系1
43の値の差もゼロになるように、基板202を傾斜さ
せればよい。
【0043】このように基板を制御したとしても、更に
その残差が生ずる場合も発生する。それを通常液晶基板
に用いられているガラス基板に関して、簡単に説明す
る。通常、ガラス基板は基板の持つ大きな傾斜成分(以
下テーパーと称す)と大まかに言って100mm程度の
周期でのうねりが存在する。
【0044】テーパーは、例えば、550×650mm
の基板に対して、約30〜40μm程度あり、うねりの
方は、振幅で数〜10μm程度存在すると言われてい
る。更に当然基板202を載置するプレートホルダ(図
1ではプレートステージ201)の平面度がこれに加算
されることになる。
【0045】プレートホルダは、投影光学系で露光する
1ショット中、例えば100mm□(四方)中、数μm
の精度にて仕上がり、更に全面で10〜20μm程度の
傾斜が残存してしまう。即ち、例えば1ショット中の基
板の高さを複数箇所測定できたとしても周期性を持つも
のに対しては効果が小さく、それよりも基板を大局的に
見た時のテーパー成分を検出、補正した方が効果が大き
いことになる。即ち、上記例で言えば、基板やホルダの
テーパー成分を除くことができれば、1ショット中では
基板の10μm程度と、ホルダの数μmのみを考慮すれば
良いこととなる。
【0046】例えば液晶用の露光装置の投影光学系で
は、解像力が比較的必要とされないため、光学系の開口
数(N.A.)を小さくとることができ、当然焦点深度
はかなり大きくなる。この焦点深度が、十数μm以上有
ればよいこととなる。本発明は、この条件を満足する装
置に適用できるものである。
【0047】先に述べた残差がこのうねり成分によるも
ので、アライメント系の位置での周期的な変化のどこの
点にて計測されたかによって生ずるもので、10μm程
度は残差として残る可能性がある。実際には、計測点3
つ以上好ましくは4つの計測点にて各計測値の差が最小
になるように傾斜させることが望ましい。更に計測点を
増やしても構わない。
【0048】これらの動作より、基板の大局的なテーパ
を取り除き設定する。このとき、投影光学系の主焦点位
置即ちショット中心の基板の高さを計測し、先の好まし
い計測点数の4点と合わせて5点により、それぞれに基
づいて基板の平均的な面の位置を算出するが、このとき
各計測点に重み付けを行ってもよい。例えば、ショット
中心の計測値に4の重みを付け、その他の4点の計測値
の重みを1とする。あるいは、各点からお互いの中点ま
での距離を半径とする円を描き、その中に含まれるべき
投影パターンの領域の面積比で重みを付けてもよい。
【0049】図1において、こうして傾斜角の定められ
た基板202を、基板ステージ201を駆動することに
より露光位置に移動させ、ショット中心の基板202の
高さを計測するオートフォーカス系145により露光面
の高さを検出し、前記設定された傾斜角のままZ方向に
基板を移動させ露光を開始する。後はこの繰り返しであ
る。但し、液晶用パネルの露光時には、レチクル121
〜124の交換を行いながら、露光動作を繰り返すこと
になる。
【0050】次に、2層目以降の露光時のZ方向に関す
る説明を行う。2層目以降には、1層目と同様にプリア
ライメント系により、基板202のステージ201上の
位置を計測、位置合わせし、基板202をステージ20
1上に設置する。基板202は、まずPA−AF系14
1〜144により、各PA系131〜134の位置の基
板の高さを検出する。1層目の時と同様に計測し、各計
測値の差が最小になるように、例えば露光中心を挟んで
対向する位置の計測値同士の差がゼロになるように傾斜
させ、その姿勢を維持しながらステージ201をZ方向
に移動させることにより、全体的に見て合焦状態が最良
になるように基板202を設定し、その位置合わせを行
う。
【0051】基板202を設定する位置としては、全計
測値の平均値が合焦位置に一致するようにしてもよい
し、最高値と最低値の平均値が合焦位置に一致するよう
にしてもよい。あるいは、一つの計測値だけが残りの計
測値とかけ離れているときは、ゴミ等の影響が考えられ
るので、少しずらした位置で計測し直してみてもよい。
【0052】このとき、いかように設定しても予め設定
されたZに対するしきい値よりも大きな値となってしま
う場合には、例えば隣り合う位置2つの測定値がしきい
値よりも小さくるようにしてまずその二点のアライメン
トを行い、次に残りの位置について同様にアライメント
するというように、アライメント動作を複数回に分けて
計測しても構わない。このようにして、各プレートアラ
イメント系131〜134に対して、ほぼ焦点位置でプ
レートアライメントを実行し計測することができ、テレ
セン性×デフォーカス量で求まる位置合わせ時の検出誤
差を最小にできる。
【0053】簡単にこの誤差を図3をもって説明する。
用いるプレートアライメント系は、図2に示したもので
ある。ここでは、簡単のため、照明用ファイバー231
が取り付け位置に対して、大きくずれた場合を想定して
ある。こうなった場合を点線で示してある。照明光は、
プレート202上で角度θだけ倒れてプレート202を
照明する。照射された光は、対物レンズ237、第二対
物レンズ238を介して、指標239上で、Δだけずれ
た位置を通過することとなる。この誤差は、プレート2
02上での量Δ’に換算すれば、簡単にΔ’=θ×δ
で表される。
【0054】次に、先に求めた基板の傾斜角のまま、プ
レートアライメント系131〜134にて求めた基板2
02の位置に対して、重ね露光を行う。露光時には、1
層目と同様に、基板を露光位置に移動させ、ショット中
心の基板の高さを計測するオートフォーカス系145に
より露光面を検出し、前記設定された傾斜角のままZ方
向に基板を移動させ、露光を開始することとなる。
【0055】本発明の露光装置の第2の実施の形態は、
PA−AF系にいわゆるプレートアライメント系の対物
レンズを共有するTTL(Through The L
ens)のPA−AF系を用いた系である。TTL型の
焦点検出系の構成を図4に示す。この構成は、顕微鏡等
の焦点検出に利用できる系である。図4を用いて簡単に
その構成を説明する。
【0056】プレート202(表面のみ図示)に対する
第1対物レンズ237と第2対物レンズ238がこの順
で配列されており、これらのレンズについてプレート2
02と共役な位置にCCD等の撮像素子242(表面の
み図示)が置かれている。さらに第1対物レンズ237
と第2対物レンズ238との間には、ハーフミラー23
5が第1、第2対物レンズの光軸に対して傾斜して挿入
配置され、外部から照明光を導入するようになってい
る。
【0057】ハーフミラー235への照明光の入射方向
には照明用対物レンズ234が設けられており、第1対
物レンズ237と前記対物レンズ234について、被検
出面であるプレート202の表面と共役な位置にはピン
ホールやスリット等を有するプレート251が配置され
ている。
【0058】プレート251を対物レンズ234とは反
対側から照明する照明用の光源としては例えばハロゲン
ランプ等から光ファイバー231で導かれた光が用いら
れる。光ファイバー231の出射端からの光は、コンデ
ンサレンズ232と偏向ミラー233を介してプレート
251をケーラー照明するように構成されている。
【0059】一方、第2対物レンズ238と撮像素子2
42との間には、フーコプリズム252が配置されてい
る。フーコプリズムは、短い辺と長い辺が直角を挟む直
角3角形の断面形状を有する、同一形状の2個のプリズ
ムの短辺の面同士を張り合わせた、2等辺3角形の断面
形状を有するプリズムである。このフーコプリズムが2
等辺3角形の頂点を第2対物レンズ238側に向けて、
第2対物レンズの光軸に2等辺3角形の中線が一致する
ように配置されている。
【0060】次に第2の実施の形態の作動を説明する。
光ファイバー231の出射端からの光で、被検出面と共
役な位置のプレート251をケーラー照明する。プレー
ト251のピンホールやスリット等は、ビームスプリッ
タであるハーフミラー235、対物レンズ237を介し
て、被検出面202上に投影される。投影されたピンホ
ール等の像は、被検出面202にて反射され、再び対物
レンズ237、ビームスプリッタ235を介し、第二対
物レンズ238により、被検出面と共役な位置に置かれ
た撮像素子242に結像する。
【0061】ここで、第二対物レンズ238とCCD等
の撮像素子242の間に配置されたフーコプリズム25
2により、第2対物レンズからの光束は2分割される。
即ちプレート202上の像は、2分割されて撮像素子2
42上に結像する。この2分割像は、プレート202が
合焦位置にある場合のピンホールまたはスリットの像を
境にして、プレート202が合焦位置より下方にあると
きは、お互いに離れる方向に、逆にプレート202が合
焦位置より上方にあるときは近づく方向に、CCD24
2上で横ズレを生ずることとなる。このような系をアラ
イメント検出系に組み込むことにより、アライメント光
学系131〜134の位置における焦点位置が検出可能
となる。
【0062】以上の実施の形態では、PA−AF系14
1〜144はアライメント系131〜134の光軸上で
基板202の高さ検出する構成をとったが、アライメン
ト系131〜134の位置に対して、多少ずれた位置で
あっても構わない。言い換えれば、アライメントを行う
位置とほぼ同一の高さと見なせる位置であればよい。ま
た、ショット中心に対するAF系とは、波長、入射角、
等のパラメータは、同じであったほうが良いが、基板の
大局的な位置を検出し、更に、アライメント系131〜
134のピント位置を求めるのが目的であるため、特に
TTL時には、アライメント系の波長に合わせたほうが
アライメント系のピント位置検出には適しているとも言
える。また光学式のPA−AF系ばかり記述したが、超
音波を用いたセンサや、渦電流センサ等のZ方向位置セ
ンサをアライメント系131〜134の近傍に設けても
構わない。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プレート
のアライメント系に対する焦点面を計測する手段を設け
たので、位置合わせ時の検出誤差、テレセン性×デフォ
ーカス分だけ、位置合わせ精度が向上するばかりではな
く、更にこのときのプレートの傾斜を求めることがで
き、駆動系にて、基板を傾斜させることにより、傾斜成
分を補正するため、計測時間、及びステージの移動時間
のロスなしに、高精度の位置合わせと、投影光学系に対
する基板の焦点方向の位置を正確に、設定することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明に用いる、プレートアライメント系の斜
入射型オートフォーカス系の説明図である。
【図3】プレートアライメント系における位置合わせ時
の検出誤差を説明する図である。
【図4】本発明に用いる、TTL型の焦点検出系の構成
を示す図である。
【図5】従来技術の表面変位検出系を説明する図であ
る。
【図6】従来技術の液晶基板用露光装置の概略構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
100 照明光学系 101 光源 112 投影光学系 121〜124 レチクル 131〜134 プレートアライメント系 141〜144 プレートアライメント系用オートフォ
ーカス系 145 投影光学系用オートフォーカス系 201 プレートステージ 202 プレート 211、212 レチクルアライメント系 242 受光素子 252 フーコプリズム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク上に形成されたパターンを投影光
    学系を介して感光性基板に投影露光する投影露光装置に
    おいて、 前記感光性基板を載置するステージと;前記投影光学系
    の光軸方向における前記投影光学系のパターン結像面と
    前記ステージに載置された前記感光性基板との相対位置
    を検出する主焦点検出系と;前記感光性基板の第1領域
    に形成された第1マークを検出する第1アライメント光
    学系と;前記感光性基板の第2領域に形成された第2マ
    ークを検出する第2アライメント光学系と;前記感光性
    基板の第3領域に形成された第3マークを検出する第3
    アライメント光学系と;前記3つのアライメント光学系
    からの出力に基づき前記感光性基板を保持するステージ
    の位置を制御するステージ制御系と;前記第1アライメ
    ント光学系の光軸方向における前記第1アライメント光
    学系の被検面と前記ステージに載置された前記感光性基
    板との相対位置を検出する第1の補助焦点検出系と;前
    記第2アライメント光学系の光軸方向における前記第2
    アライメント光学系の被検面と前記ステージに載置され
    た前記感光性基板との相対位置を検出する第2の補助焦
    点検出系と;前記第3アライメント光学系の光軸方向に
    おける前記第3アライメント光学系の被検面と前記ステ
    ージに載置された前記感光性基板との相対位置を検出す
    る第3の補助焦点検出系と;前記主焦点検出系及び前記
    3つの補助焦点検出系からそれぞれ出力される出力信
    号、あるいは前記3つの補助焦点位置検出系からそれぞ
    れ出力される出力信号に基づいて前記感光性基板の平均
    的な面を算出する演算処理系とを備え;前記ステージ制
    御系は、前記演算処理系からの出力信号および前記主焦
    点検出系からの出力信号に基づき前記ステージを移動さ
    せて、前記感光性基板の平均的な面と前記投影光学系の
    パターン結像面とを整合させることを特徴とする投影露
    光装置。
  2. 【請求項2】 前記ステージ制御系は、前記演算処理系
    からの出力信号および前記主焦点検出系からの出力信号
    に基づき前記ステージを前記投影光学系の光軸方向に沿
    って移動させる駆動装置を有することを特徴とする請求
    項1に記載の投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記ステージ制御系は、前記演算処理系
    からの出力信号および前記主焦点検出系からの出力信号
    に基づき前記ステージを傾斜させるステージ傾斜装置を
    有することを特徴とする請求項2に記載の投影露光装
    置。
  4. 【請求項4】 液晶表示装置またはプリント基板を製造
    する方法において、 マスク上に形成された所定のパターンを感光性基板に投
    影する投影光学系を提供する第1工程と;前記感光性基
    板上の所定領域を前記投影光学系の露光視野内に設定す
    る第2工程と;該第2工程によって前記投影光学系の露
    光視野内に設定された前記所定領域から離れた前記感光
    性基板上の少なくとも3箇所に関して、前記投影光学系
    の光軸方向に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第1
    計測値を得ると共に、前記所定領域から離れた前記感光
    性基板上の少なくとも3箇所に関して、前記投影光学系
    の光軸と直交する面に沿った位置をそれぞれ計測して複
    数の第2測定値を得る第3工程と;該第3工程にて得ら
    れた前記複数の第1計測値に基づき前記感光性基板の平
    均的な面を算出する第4工程と;前記第3工程にて得ら
    れた前記複数の第2計測値に基づき前記感光性基板の露
    光領域を前記投影光学系の露光視野内に設定する第5工
    程と;該第4工程にて得られた前記感光性基板の平均的
    な面と前記投影光学系のパターン結像面とが整合するよ
    うに、前記投影光学系の光軸方向に沿った前記感光性基
    板の位置を調整する第6工程と;該第6工程により位置
    調整された前記感光性基板に対して前記マスクのパター
    ンを前記投影光学系を介して投影露光する第7工程と;
    を含むことを特徴とする液晶表示装置またはプリント基
    板を製造する方法。
  5. 【請求項5】 液晶表示装置またはプリント基板を製造
    する方法において、 マスク上に形成された所定のパターンを感光性基板に投
    影する投影光学系を提供する第1工程と;前記感光性基
    板上の所定領域を前記投影光学系の露光視野内に設定す
    る第2工程と;該第2工程によって前記投影光学系の露
    光視野内に設定された前記所定領域に関して、前記投影
    光学系の光軸方向に沿った位置を計測して第1計測値を
    得ると共に、前記所定領域から離れた前記感光性基板上
    の少なくとも複数箇所に関して、前記投影光学系の光軸
    方向に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第2計測値
    を得て、さらに、前記所定領域から離れた前記感光性基
    板上の少なくとも複数箇所に関して、前記投影光学系の
    光軸と直交する面に沿った位置をそれぞれ計測して複数
    の第3計測値を得る第3工程と;該第3工程にて得られ
    た前記第1計測値及び前記複数の第2計測値に基づき前
    記感光性基板の平均的な面を算出する第4工程と;前記
    第3工程にて得られた前記複数の第3計測値に基づき前
    記感光性基板の露光領域を前記投影光学系の露光視野内
    に設定する第5工程と;該第4工程にて得られた前記感
    光性基板の平均的な面と前記投影光学系のパターン結像
    面とが整合するように、前記投影光学系の光軸方向に沿
    った前記感光性基板の位置を調整する第6工程と;該第
    6工程により位置調整された前記感光性基板に対して前
    記マスクのパターンを前記投影光学系を介して投影露光
    する第7工程と;を含むことを特徴とする液晶表示装置
    またはプリント基板を製造する方法。
  6. 【請求項6】 液晶表示装置またはプリント基板を製造
    する方法において、 マスク上に形成された所定のパターンを感光性基板に投
    影する投影光学系を提供する第1工程と;前記感光性基
    板上の所定領域を前記投影光学系の露光視野内に設定す
    る第2工程と;該第2工程によって前記投影光学系の露
    光視野内に設定された前記所定領域から離れた前記感光
    性基板上の少なくとも3箇所において、前記投影光学系
    の光軸方向に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第1
    計測値を得ると共に、前記所定領域から離れた前記感光
    性基板上の少なくとも3箇所に関して、前記投影光学系
    の光軸と直交する面に沿った位置をそれぞれ計測して複
    数の第2計測値を得る第3工程と;該第3工程にて得ら
    れた前記複数の第1計測値に基づき前記感光性基板の平
    均的な面を算出する第4工程と;前記投影光学系のパタ
    ーン結像面に対する前記感光性基板の平均的な面の傾斜
    あるいは前記投影光学系のパターン結像面に対する前記
    投影光学系の光軸方向での前記感光性基板を補正するた
    めに、前記感光性基板の傾斜あるいは前記感光性基板の
    前記光軸方向の位置を調整する第5工程と;前記第3工
    程にて得られた前記複数の第2計測値に基づき前記感光
    性基板の露光領域を前記投影光学系の露光視野内に設定
    する第6工程と;前記第5工程により調整された前記感
    光性基板の姿勢を維持しながら、前記投影光学系のパタ
    ーン結像面に対する前記感光性基板の前記光軸方向に沿
    った位置を計測する第7工程と;前記第5工程により調
    整された前記感光性基板の姿勢を維持しながら、前記第
    7工程にて得られる計測値に基づき前記感光性基板を前
    記光軸方向へ移動させることにより、前記感光性基板の
    前記光軸方向での位置を設定する第8工程と;該第8工
    程により前記光軸方向での位置が設定された前記感光性
    基板に対して前記マスクのパターンを前記投影光学系を
    介して投影露光する第9工程と;を含むことを特徴とす
    る液晶表示装置またはプリント基板を製造する方法。
  7. 【請求項7】 液晶表示装置またはプリント基板を製造
    する方法において、 マスク上に形成された所定のパターンを感光性基板に投
    影する投影光学系を提供する第1工程と;前記感光性基
    板上の所定領域を前記投影光学系の露光視野内に設定す
    る第2工程と;該第2工程によって前記投影光学系の露
    光視野内に設定された前記所定領域に関して、前記投影
    光学系の光軸方向に沿った位置を計測して第1計測値を
    得ると共に、前記所定領域から離れた前記感光性基板上
    の少なくとも複数箇所に関して、前記投影光学系の光軸
    方向に沿った位置をそれぞれ計測して複数の第2計測値
    を得て、さらに、前記所定領域から離れた前記感光性基
    板上の少なくとも複数箇所に関して、前記投影光学系の
    光軸と直交する面に沿った位置をそれぞれ計測して複数
    の第3計測値を得る第3工程と;該第3工程にて得られ
    た前記第1計測値と前記複数の第2計測値に基づき前記
    感光性基板の平均的な面を算出する第4工程と;前記投
    影光学系のパターン結像面に対する前記感光性基板の平
    均的な面の傾斜あるいは前記投影光学系のパターン結像
    面に対する前記投影光学系の光軸方向での前記感光性基
    板の位置を補正するために、前記感光性基板の傾斜ある
    いは前記感光性基板の前記光軸方向の位置を調整する第
    5工程と;前記第5工程により調整された前記感光性基
    板の姿勢を維持しながら、前記第3工程にて得られた前
    記複数の第3計測値に基づき前記感光性基板上の露光領
    域を前記投影光学系の露光視野内に設定する第6工程
    と;該第6工程後において、前記第5工程により調整さ
    れた前記感光性基板の姿勢を維持しながら、前記投影光
    学系のパターン結像面に対する前記感光性基板の前記光
    軸方向に沿った位置を計測する第7工程と;該第4工程
    にて得られた前記感光性基板の平均的な面と前記投影光
    学系のパターン結像面とが整合するように、前記第5工
    程により調整された前記感光性基板の姿勢を維持しなが
    ら、第7工程で計測された前記投影光学系の光軸方向に
    沿った前記感光性基板の位置を調整する第8工程と;該
    第8工程により位置調整された前記感光性基板に対して
    前記マスクのパターンを前記投影光学系を介して投影露
    光する第9工程と;を含むことを特徴とする液晶表示装
    置またはプリント基板を製造する方法。
  8. 【請求項8】 前記第4工程で、前記第1計測値と第2
    計測値との間に所定の重み付けをすることを特徴とす
    る、請求項5または請求項7に記載の、液晶表示装置ま
    たはプリント基板を製造する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327972A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 露光装置内でウエハを位置決めする装置および方法
US6861614B1 (en) 1999-07-08 2005-03-01 Nec Corporation S system for the formation of a silicon thin film and a semiconductor-insulating film interface
JP2016096228A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 キヤノン株式会社 リソグラフィ装置、リソグラフィ方法、および物品製造方法

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