JP2000228291A - 自動色彩可変照明装置 - Google Patents

自動色彩可変照明装置

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JP2000228291A
JP2000228291A JP2985199A JP2985199A JP2000228291A JP 2000228291 A JP2000228291 A JP 2000228291A JP 2985199 A JP2985199 A JP 2985199A JP 2985199 A JP2985199 A JP 2985199A JP 2000228291 A JP2000228291 A JP 2000228291A
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automatic color
lighting device
luminous
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JP2985199A
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Hideo Moriyama
秀男 森山
Masayuki Katogi
真之 加藤木
Hiroaki Machii
裕晃 待井
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Moriyama Sangyo KK
Original Assignee
Moriyama Sangyo KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グローブ内などでの混色によって合成された
色彩の色を自動的に経時的変化をさせる自動色彩可変照
明装置を提供することでる。 【解決手段】 本発明による自動色彩可変照明装置は、
3種類の発光体の発光強度を一定の時間関係を保って可
変駆動し、各発光体の出力を合成した色彩をもつ照明光
を時間的に変化させる自動色彩可変照明装置である。近
接しまたは同一の発光体容器内に設けられており第1,
第2および第3の色彩でそれぞれ発光する第1,第2お
よび第3の発光体12,13,14を含んでいる。第
1,第2および第3の駆動回路9,10,11は、駆動
出力が可変であり、前記第1,第2および第3の発光体
12,13,14をそれぞれ駆動する。制御手段8は前
記各駆動回路の出力に一定の時間関係を保たせて変化さ
せる。前記第1,第2および第3の発光体12,13,
14の主たる色彩はそれぞれ赤(R),緑(G)および
青色(B)光それぞれを主成分とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の発光体
の発光強度を一定の時間関係を保って変化するように駆
動し、各発光体の出力を要素とした色彩または色彩の変
化をもつ照明光を時間的に変化させる自動色彩可変照明
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、カラー照明ユニットおよ
び照明装置(特開平10−249967)の出願をして
いる。この出願は白熱電球と赤色のカラーフィルタを組
合せた赤色光ランプ群、白熱電球と緑色のカラーフィル
タを組合せた緑色光ランプ群および白熱電球と青色のカ
ラーフィルタを組合せた青色光ランプ群を混在させて、
例えば同一のグローブ内で点灯させるものである。各色
のランプ群をそれぞれの制御手段を用いて使用者が手動
により制御して、希望する色彩の照明を得ようとするも
のである。これに対して、劇場の照明とか、放送局のス
タジオ照明において、大形コンピュータに支援された操
作卓を操作者が操作して空間配置を含めた動的な照明を
得ようとするものが実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記照明装置は
希望する色を作り出すことができ比較的簡単であるが、
手動であるから設定後の照明光の自動的な変化は得られ
ない。大形コンピュータに支援された操作卓を操作者が
操作するものであり、照明効果は絶大である。しかし設
備に大変な費用がかかるので、一般的な店舗の照明と
か、飲食店等の室内照明には利用できない。ところが、
そのような小規模な店舗等でも変化に富んだ照明効果を
得られるものを安価に使用したいという要請がある。ま
た最近変化する光が与える心理的な影響に注目して、こ
れを色彩療法として利用したいという要請がある。
【0004】本発明の目的は、グローブ内などでの加法
混色によって合成された光の色を自動的に経時的変化を
させる自動色彩可変照明装置を提供することである。本
発明の他の目的は、前述のような色彩可変装置におい
て、前記自動的に経時的変化を予め定められた複数の変
化プログラムを機械的にまたは電子的に選択することに
より、照明光の動的な変化を変更することができるよう
にした自動色彩可変照明装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による自動色彩可変照明装置は基本的に、複
数の発光体の発光出力をそれぞれ可変し、各発光体の出
力を要素とした照明光を時間的に変化させる自動色彩可
変照明装置であって、近接してまたは同一の発光容器内
に設けられており第1,第2の色彩でそれぞれ発光する
第1および第2の発光体と、前記発光体駆動出力が可変
であり、前記第1および第2の発光体をそれぞれ点灯す
る第1および第2の駆動回路と、および前記各駆動回路
の出力に一定の時間関係を保たせて変化させる制御手段
から構成されている。前記第1および第2の発光体の色
彩は同一でない限り、少なくとも各色彩とその色彩の混
合による加色混合された無数の色彩を時間の変化に対応
して発生し得るものである。
【0006】本発明によるさらに他の自動色彩可変照明
装置は、3種類の発光体の発光出力をそれぞれ可変し、
各発光体の出力を要素とした照明光を時間的に変化させ
る自動色彩可変照明装置であって、近接しまたは同一の
発光体容器内に設けられており第1,第2および第3の
色彩でそれぞれ発光する第1,第2および第3の発光体
と、駆動出力が可変であり、前記第1,第2および第3
の発光体をそれぞれ駆動する第1,第2および第3の駆
動回路と、および前記各駆動回路の出力に一定の時間関
係を保たせて変化させる制御手段から構成されている。
前記第1,第2および第3の発光体の主たる色彩はそれ
ぞれ赤,緑および青色光をそれぞれ主成分とすることが
できる。発光体の発生する色は白色発光体、例えば白熱
電球と色フィルタを組合わせて得られる。発光自体が色
をもつもの、例えばカラーレーザ、LED、放電灯も利
用できる。
【0007】前記各自動色彩可変照明装置において、前
記発光体の電源は交流電源であり、前記駆動回路はサイ
リスタを含み、前記制御手段は前記サイリスタの導通期
間を制御する導通期間制御回路とすることができる。導
通期間を制御する導通期間制御回路とはこの発明におい
ては、1波長または半波長ごとの導通角度を制御する位
相制御のみではなく、後述するように零クロスパルスの
半波長単位の制御を含むものである。
【0008】導通期間制御回路は、CPUと入力手段を
用いて電子的に構成することができる。前記入力手段に
より制御モードを選択できるものとすることができる。
この場合前記入力手段としてリモートコントローラを利
用することができる。前記導通期間制御回路は、時定数
回路をもつトリガパルス発生回路と、前記時定数を変更
するカム手段で構成することもできる。前記カム手段は
回転カム、直進往復動カムや各種のカムを利用できる。
この場合前記カム手段を交換可能に構成することができ
る。単一のカムで複数の従動子を制御しても良いし、カ
ムと従動子を一対一に対応させても良い。この場合複数
のカムを同一のモータ等で駆動しても良いし、独立のモ
ータで駆動しても良い。カムの1回転または1往復等を
後述する基本周期に対応させることができる。しかし、
複数周期を含ませても良い。
【0009】前記導通期間制御回路は、位相制御回路と
することができる。前記導通期間制御回路は、零クロス
パルスによりスイッチングを行い、交流電源の半波長単
位で導通の割合を制御することができるものとすること
ができる。これにより、位相制御における雑音発生の問
題を解決できる。
【0010】前記駆動回路に用いられるサイリスタはト
ライアックまたはSCRとすることができる。時定数回
路にもPUT,ユニジャンクショントランジスタ,ダイ
アック等を用いることができる。
【0011】前記各駆動回路の出力の一定の時間関係
は、各出力変化の周期(T)、各出力の波形(w)、各
出力間の位相差との間の一定の時間関係であり、前記周
期,波形,位相差はそれぞれ各駆動回路ごとに独立し
て、または連動して可変とすることができる。そのため
の信号は制御手段から供給される。 前記各駆動回
路の出力に一定の時間関係は、各出力変化の周期(T)
が各出力間で共通であるか、または最小公倍数を共有す
るものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面等を参照して本発明によ
る装置の実施の形態を説明する。図1は、本発明による
自動色彩可変照明装置の基本実施態様を示すブロック
図、図2は、本発明による自動色彩可変照明装置を赤,
緑,青の照明光源を用いて構成した実施態様を示すブロ
ック図である。
【0013】本発明による自動色彩可変照明装置は、複
数種類の発光体の発光強度を一定の時間関係を保って可
変駆動し、各発光体の出力を要素とした色彩をもつ照明
光を時間的に変化させる自動色彩可変照明装置である。
図1に示すように、近接してまたは同一の発光容器、例
えばグローブ6内に第1,第2の色彩でそれぞれ発光す
る第1および第2の発光体4,5とを配置する。第1お
よび第2の発光体4,5は異なる色相の光であれば足
り、特に一定の関係をもつ色相であることを要しない。
第1および第2の駆動回路2,3の出力は調節可能であ
り、それぞれ、前記第1および第2の発光体4,5を点
灯させる電力を供給する。制御手段1は前記第1および
第2の駆動回路2,3の出力を変化させるように制御信
号を発生する。前記第1および第2の駆動回路2,3の
出力の変化は相互に関係付けられており第1および第2
の発光体4,5が発生する発光の合成出力は一定の関係
を保って比較的長い周期で変化させられる。
【0014】本発明による自動色彩可変照明装置は、複
数種類の発光体の発光強度を一定の時間関係を保って可
変駆動させられるものであり、発光体は少なくとも2つ
必要であるが、3原色をそれぞれ発光する3種類の発光
体、または4以上の発光体であっても良い。図2に示す
装置の第1,第2および第3の発光体または発光体群1
2,13,14は近接し、または同一の発光体容器15
内に設けられている。
【0015】前記第1,第2および第3の発光体12,
13および14の主たる色彩はそれぞれ赤,緑および青
色光をそれぞれ主成分とすることができる。この実施例
では、後述するように白熱電球に赤フィルタを被着した
もの4個を直列に接続したものを第1の発光体群12と
し、これは駆動回路9の負荷として接続され、駆動され
る。白熱電球に緑フィルタを被着したもの4個を直列に
接続したものを第2の発光体群13とし、これは駆動回
路9の負荷として接続され、駆動される。同様に青フィ
ルタを被着した白熱電球4個を直列に接続したものを第
2の発光体群14とし、駆動回路9に接続し駆動する。
【0016】駆動回路9,10,11は制御手段8によ
って制御され、それらは予め定められた一定の関係、例
えばそれぞれの光の発光を合成した出力が一定の周期で
変化させられる。この制御手段8,および前述した制御
手段1は、制御信号を第3図を参照して説明するように
電子的にまたは第4図を参照して説明するように、機械
的な運動を利用して発生させられる。
【0017】図3に示す制御手段8は、キーボードと簡
単なディスプレイを備える入力手段8a、または、離隔
した場所から命令を発生するリモートコントローラつま
り遠隔入力手段8b、CPU8cおよびROM8dを備
えている。入力手段8aは予め定められた制御プログラ
ムを入力したり、入力手段8bとともに予め定められR
OM8dに入力されている制御プログラムから好ましい
ものを選択する。CPU8cは入力手段からの命令によ
りプログラムを選択して各駆動回路9,10および11
を駆動する。
【0018】次に主として図2,図3に示す制御手段8
を電子的に構成した場合について、制御手段8で設定さ
れ、かつ実施される制御プログラムをさらに図6を参照
して説明する。制御プログラムは複数の基本周期(T1,
2,〜Tn )、各発光素子群間の位相差(S1,2,〜S
n )、各発光強度の波幅の広さ(w1,2,〜wn )の組
合せによって決定される。図6に3種類の例(A)
(B)(C)を示している。
【0019】各例ともに基本周期TをT1 としている。
基本周期Tとは任意の発光素子群の発光強度、例えば第
1の発光素子群の発光強度IR,に着目すると図6
(A)における時間軸0からT1 までの時間である。第
2の発光素子群の発光強度IG,第2の発光素子群の発
光強度IBの周期も同じT1 である。この基本周期Tを
大きくすると全体として緩やかな変化が繰り返され、基
本周期Tを小さくすると全体としての変化が速くなる。
IGの位相はIRに対して120°、IBの位相はIB
に対してさらに120°遅れている。位相差SはS1
1 /3(位相角度にして120°)である。
【0020】前段落までに述べたことは図6(A)
(B)(C)において共通している。図6(A)(B)
(C)において、図6(A)の場合の波の幅(w1 )が
最も広く図6(B)の場合の波の幅(w2 )が中間であ
り、図6(C)の場合の波の幅(w3 )が最も狭い。そ
の結果図6(A)に示すモードでは常に2以上の発光が
組合わされた状態で照明光がT1 の周期で変化する。図
6(B)に示すモードでは常に1以上の発光が組合わさ
れた状態(3色の組合せはない)で照明光がT1の周期
で変化する。図6(C)に示すモードでは常に1つの発
光のみが行われた状態(色の組合せはない)で照明光が
1 の周期で変化する。すなわち図示の範囲では当初赤
IRのみが存在し、次第に減少し零となるとIGが増加
し、減少するとIBが現れる。前述した制御手段8で行
われる前述のT,S,wの設定、組合せの数は無数であ
り、その他の要素、例えば波形の選択を導入することも
可能である。
【0021】前記各駆動回路の出力の一定の時間関係
は、制御手段により決定されるものであるが、各出力変
化の周期(T)、各出力の波形、各出力間の位相差との
間の一定の時間関係であり、前記周期、波形、位相差は
それぞれ各駆動回路ごとに独立して、または連動して可
変とすることができる。前記各駆動回路の出力に一定の
時間関係は、各出力変化の周期(T)は各出力間で前述
のように共通にすることができる。しかし例えば、第1
の駆動回路の1周期に第2の駆動回路の2周期が対応
し、第1の駆動回路の1周期に第3の駆動回路の3周期
を対応させるようにして第1の駆動回路の1周期の長さ
を最小公倍数として共有するようにすることもできる。
【0022】次に主として図2,図3に示す制御手段8
に機械的なカム手段を導入した場合について図4,図5
A,図5B,図7および前述した図6をさらに参照して
説明する。図4は、本発明による自動色彩可変照明装置
の制御手段の第2の実施形態であり、機械的カムを用い
た場合のカムと可変抵抗の関係を原理的に示した斜視図
である。機械的カムを用いた場合前述した基本周期はカ
ムの1回転に要する時間に対応している。図5A,図5
Bに前記カムの付勢手段の2つの具体例を示す。
【0023】図7は、本発明による自動色彩可変照明装
置で使用する制御手段に機械的なカム手段を導入し、可
変抵抗を制御して駆動回路を位相制御する例を示す回路
図である。R,G,Bともに駆動回路構成は略同一であ
るからR用の回路のみを示してある。カム手段により抵
抗値が変化させられる摺動抵抗体30を介してコンデン
サ31が充電され,ダイアック32をトリガしてトライ
アック33を導通させる。トライアック33の負荷とし
て赤色フィルタを用いた4個の白熱電球LR1,LR2,
3,およびLR4 の直列回路で構成される発光素子群1
2が接続されている。トライアック33が導通すると発
光素子群12はAC電源34により駆動される。摺動抵
抗体30の抵抗値が小さい程コンデンサ31が速く充電
され、導通角は大きくなる。すなわち発光素子群12は
明るくなる。
【0024】図4に示すように偏心円盤カム20はカム
駆動軸21に支持されて極めて低い回転数で回転するこ
とができ、かつ回転数が可変であるモータ45により回
転駆動される。前述した基本周期はカムの1回転に相当
し、これはモータの回転速度を変えることにより調節で
きる。偏心円盤カム20の外周に沿って、R,G,B摺
動抵抗体22,23,24が配置されている。R,G,
B摺動抵抗体22,23,24はカム従動子22a,2
3a,24aで偏心円盤カム20の外周面に従動させら
れている。図4ではカム従動子22a,23a,24a
の付勢手段を省略しているが、図5A,図5Bに示すい
ずれかの付勢手段を利用することができる。図5Aに示
す摺動抵抗体27の従動子27aはピアノ線25により
従動子27aを図中左方向に付勢している。図5Bに示
す摺動抵抗体28の従動子28aはコイルばね26によ
り従動子28aを図中左方向、カムに圧接する方向に付
勢されている。
【0025】図4においてR用の摺動抵抗体のブラシ
(図示せず)は、偏心円盤カムの回転中心から最も外側
の位置にあり抵抗体の端子間抵抗値を最も小さい値にし
明るさを最大にしている。図4において図6(A)の0
点を想定して偏心円盤カム20を時計方向に回転させる
と、R用の摺動抵抗体の抵抗値は次第に増加して明るさ
は次第に減少する。G用の摺動抵抗体23の抵抗値は減
少の方向にあり明るさは増加する。B用の摺動抵抗体2
4の抵抗値は増加し、明るさは最も暗くなった後、抵抗
値は斑点減少に向かい明るさは増加していく。
【0026】図8Aは、本発明による自動色彩可変照明
装置で使用する駆動回路を位相制御方式により構成した
場合の動作原理を説明するためのグラフである。発光強
度の変化と摺動抵抗の変化の関係を基本周期T1 と関係
付けて示してある。図8Aは本発明による自動色彩可変
照明装置で使用する駆動回路を位相制御方式により構成
した場合の発光強度とサイリスタ(トライアック)の導
通角を説明するためのグラフである。図8Aに示すt1
の時点では、図8Bに示すように、トライアックは略1
00%導通しており、発光体は最も明るい。t2 の時点
ではトライアックは略50%導通しており、t3 の時点
ではトライアック33等の導通角は小さい。図4に示し
たように制御手段に機械的カムを用いたものの動作特性
は図4に示す位置では第1の発光体の発光が最も大き
く、図6の(A)の動作モードに近似している。この種
の機械的カムを用いたものの動作特性はカムの形状を変
えることにより任意に変えることができる。
【0027】前記カム手段は回転カムを用いているが、
これを直進往復動カムや各種のカムを利用できる。前述
のように単一のカムで複数の従動子を制御しても良い
が、後述するようにカムと従動子を一対一に対応させて
も良い。この場合複数のカムを同一のモータ等で駆動し
ても良いし、独立のモータで駆動しても良い。カムの1
回転または1往復等を後述する基本周期に対応させるこ
とができる。しかし、複数周期を含ませても良い。制御
のプログラムを変更するために前記カム手段を交換可能
に構成することができる。
【0028】図9は、本発明による自動色彩可変照明装
置の制御手段に機械的カムを3段カム構成にした場合の
実施例を示す斜視図である。R,G,B用カム板41,
42,43は上からこの順に配列され、カム駆動軸44
に着脱可能に設けられている。着脱ナット49を外して
順次交換可能である。カム駆動軸44はカム駆動モータ
45により回転駆動させられる。R,G,B用カム板4
1,42,43にはR,G,B摺動抵抗体46,47,
48がそれぞれ対応させられている。各R,G,B摺動
抵抗体46,47,48のカム従動子はピアノ線25で
各対応カム方向に付勢されている。この実施例装置の特
徴は制御手段のR,G,B摺動抵抗体46,47,48
の特性変化をそれぞれ対応するカムに独立して位相させ
ることができることであり、照明強度変化のパターンを
それぞれ独立させることができることにある。
【0029】図10は、本発明による自動色彩可変照明
装置の制御手段に機械的カムを1段カム構成にした場合
の実施例を示す斜視図である。カム板50は、駆動軸4
4にナット54で固定されている。カム板50の外周に
はR,G,B摺動抵抗体51,52,53が配置されて
おり、各従動子ピアノ線25でカム側面に向けて付勢さ
れている。前述したカムを3段にした実施例に比較して
各発光素子間の独立性について若干の制限があるが、全
体を小形にまとめることができる点で優れている。
【0030】図11は、本発明による自動色彩可変照明
装置の実施例の接続関係を説明するための回路図であ
る。図12は、前記回路図に関連する自動色彩可変照明
装置の利用状態を示す略図である。駆動手段8と駆動回
路9,10,11は制御手段および駆動回路筐体110
内に収容されている。第1、第2および第3の発光体群
12,13,14は発光体容器(グローブ)111内に
発光が混合されやすいように配置されている。必要に応
じて発光体容器(グローブ)111側にスイッチ111
aを設ける。テーブル113上に配置された発光体容器
(グローブ)111と筐体110はコネクタ112A,
112Bで接続されている。
【0031】前述したように本発明による自動色彩可変
照明装置は、比較的簡単に周期的に変化する各種の光の
変化を自動的にかつ安価に提供できる。したがって、一
般的な店舗の照明とか、飲食店等の室内照明にも用途に
適した動作モードを提供することができ、かつまた変更
して利用できる。また色彩療法にも利用できる。
【0032】以上詳しく説明した実施例について、本発
明の範囲内で種々の変形を施すことができるものであ
る。例えば、前記導通期間制御回路の例としては、位相
制御回路の例を示したが、前記導通期間制御回路を、零
クロスパルスによりスイッチングを行い、交流電源の半
波長単位で導通の割合を制御することができる。これに
より、位相制御における雑音発生の問題を解決できる。
さらに、より木目の細かい制御が可能であり、例えば、
色彩のフリッカも容易に作り出される。
【0033】前記駆動回路に用いられるサイリスタの例
とてしてトライアックを示したが、これをSCRとする
ことができる。トリガ回路要素としてダイアックの例を
示したがPUT,ユニジャンクショントランジスタ等を
用いることができる。したがって、本発明の範囲は添付
の特許請求の範囲の記載により規定されるものと理解さ
れたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動色彩可変照明装置の基本実施
態様を示すブロック図である。
【図2】本発明による自動色彩可変照明装置を赤,緑,
青の照明光源を用いて構成した実施態様を示すブロック
図である。
【図3】本発明による自動色彩可変照明装置で使用する
制御手段として、CPUと入力手段を用いた第1の実施
形態を示すブロック図である。
【図4】本発明による自動色彩可変照明装置の制御手段
の第2の実施形態であり、機械的カムを用いた場合のカ
ムと可変抵抗の関係を原理的に示した斜視図である。
【図5A】前記カムの付勢手段の実施例を示す斜視図で
ある。
【図5B】前記カムの付勢手段の他の実施例を示す斜視
図である。
【図6】本発明による自動色彩可変照明装置の制御手段
に機械的カムを用いた場合のカムの回転角度と発光の変
化の例を示すグラフである。
【図7】本発明による自動色彩可変照明装置で使用する
制御手段の第2の実施形態を示す回路図である。
【図8A】本発明による自動色彩可変照明装置で使用す
る駆動回路を位相制御方式により構成した場合の動作原
理を説明するための発光強度の変化と変化の基本周期と
の例を示すグラフである。
【図8B】本発明による自動色彩可変照明装置で使用す
る駆動回路を位相制御方式により構成した場合の発光強
度とサイリスタ(トライアック)の導通角を説明するた
めのグラフである。
【図9】本発明による自動色彩可変照明装置の制御手段
に機械的カムを3段カム構成にした場合の実施例を示す
斜視図である。
【図10】本発明による自動色彩可変照明装置の制御手
段に機械的カムを1段カム構成にした場合の実施例を示
す斜視図である。
【図11】本発明による自動色彩可変照明装置の実施例
を示す回路図である。
【図12】本発明による自動色彩可変照明装置の利用状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 制御手段 2,3 駆動回路 4,5 発光体(ランプ群) 6 グローブ等の容器 8 制御手段 8a 制御手段の入力手段 8b 制御手段遠隔入力手段、 8c 制御手段のCPU 8d 制御手段のROM 9,10,11 R,G,B駆動回路 12,13,14 R,G,B発光体(ランプ群) 15 グローブ等の容器 20 偏心円盤カム 21 カム駆動軸 22,23,24 R,G,B摺動抵抗体 25 ばね(ピアノ線) 26 ばね 27,28 摺動抵抗体 30 R用摺動抵抗体 31 R用コンデンサ 32 R用ダイアック 33 R用トライアック 34 AC電源 41,42,43 R,G,B用カム板 44 カム駆動軸 45 カム駆動モータ 46,47,48 R,G,B摺動抵抗体 49 着脱ナット 50 カム板 51,52,53 R,G,B摺動抵抗体 54 着脱ナット 110 制御手段および駆動回路筐体 111 発光体容器(グローブ) 111a 発光体容器(グローブ)のスイッチ 111b 発光体容器(グローブ)のパイロットランプ 111 発光体容器(グローブ) 112,112A,112B コネクタ 113 テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 待井 裕晃 東京都品川区中延2丁目5番10号 森山産 業株式会社内 Fターム(参考) 3K060 AA06 CA01 CA05 CB01 CB08 CB09 CC04 CD04 EA01 3K073 AA00 AA29 AA47 AA66 AA75 BA07 CB06 CG06 CG07 CG09 CG15 CH21 CJ00 CJ06 CJ14 CJ18 CJ19 CJ21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光体の発光出力をそれぞれ可変
    し、各発光体の出力を要素とした照明光を時間的に変化
    させる自動色彩可変照明装置であって、近接してまたは
    同一の発光容器内に設けられており第1,第2の色彩で
    それぞれ発光する第1および第2の発光体と、前記発光
    体駆動出力が可変であり、前記第1および第2の発光体
    をそれぞれ点灯する第1および第2の駆動回路と、およ
    び前記各駆動回路の出力に一定の時間関係を保たせて変
    化させる制御手段から構成した自動色彩可変照明装置。
  2. 【請求項2】 3種類の発光体の発光出力をそれぞれ可
    変し、各発光体の出力を要素とした照明光を時間的に変
    化させる自動色彩可変照明装置であって、近接しまたは
    同一の発光体容器内に設けられており第1,第2および
    第3の色彩でそれぞれ発光する第1,第2および第3の
    発光体と、駆動出力が可変であり、前記第1,第2およ
    び第3の発光体をそれぞれ駆動する第1,第2および第
    3の駆動回路と、および前記各駆動回路の出力に一定の
    時間関係を保たせて変化させる制御手段から構成した自
    動色彩可変照明装置。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2および第3の発光体の主
    たる色彩はそれぞれ赤,緑および青色光をそれぞれ主成
    分とするものである請求項2記載の自動色彩可変照明装
    置。
  4. 【請求項4】 前記発光体の電源は交流電源であり、前
    記駆動回路はサイリスタを含み、前記制御手段は前記サ
    イリスタの導通期間を制御する導通期間制御回路である
    請求項1,2または3記載の自動色彩可変照明装置。
  5. 【請求項5】 前記導通期間制御回路は、CPUと入力
    手段であり、前記入力手段により制御モードを選択でき
    るものである請求項4記載の自動色彩可変照明装置。
  6. 【請求項6】 前記導通期間制御回路は、時定数回路を
    もつトリガパルス発生回路と、前記時定数を変更するカ
    ム手段である請求項4記載の自動色彩可変照明装置。
  7. 【請求項7】 前記導通期間制御回路は、位相制御回路
    である請求項4記載の自動色彩可変照明装置。
  8. 【請求項8】 前記導通期間制御回路は、零クロスパル
    スにより交流電源の半波長単位の導通制御をすることが
    できるものである請求項4記載の自動色彩可変照明装
    置。
  9. 【請求項9】 前記サイリスタはトライアックまたはS
    CRである請求項4記載の自動色彩可変照明装置。
  10. 【請求項10】 前記各駆動回路の出力の一定の時間関
    係は、各出力変化の周期、各出力の波形、各出力間の位
    相差との間の一定の時間関係であり、 前記周期,波
    形,位相差はそれぞれ各駆動回路ごとに独立して、また
    は連動して可変である請求項1,2または3記載の自動
    色彩可変照明装置。
  11. 【請求項11】 前記各駆動回路の出力に一定の時間関
    係は、各出力変化の周期が各出力間で共通であるかまた
    は最小公倍数を共有するものである請求項10記載の自
    動色彩可変照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100723928B1 (ko) 2005-02-23 2007-05-31 한국정보통신대학교 산학협력단 지능형 조명 장치
JP2020518118A (ja) * 2017-04-21 2020-06-18 ヴァーダント ライティング テクノロジー インコーポレイテッドVerdant Lighting Technology, Inc. 発光ダイオード照明システム

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