JP3101504U - フルカラーled照明 - Google Patents
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Abstract
【目的】本考案は、赤、緑、青3色のLEDを光が均一に分布するよう幾何学的に配置し、各色毎に直列に接続したLEDに流す電流を電力損失が少ない方法で可変調整することにより、任意の色彩の照明を可能にし、低消費電力で演色性の高い照明を実現するものである。
【構成】赤、緑、青3色のLEDを各色毎に複数個直列に接続し、各色毎のLEDの順方向電圧の総和より少し高い電源電圧を供給することにより電流の調整しろを設けるよう構成する。そして各色毎に設けた調光用可変抵抗器で、各色毎に電流を調整することにより、各色の光量の比率を変え、その3色の光を混合することにより、任意の色彩の照明を実現できる。
【選択図】 図1
【構成】赤、緑、青3色のLEDを各色毎に複数個直列に接続し、各色毎のLEDの順方向電圧の総和より少し高い電源電圧を供給することにより電流の調整しろを設けるよう構成する。そして各色毎に設けた調光用可変抵抗器で、各色毎に電流を調整することにより、各色の光量の比率を変え、その3色の光を混合することにより、任意の色彩の照明を実現できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
LEDは電力損失が小さく発熱が少ないうえ、多彩な色のLED素子が得られるので、それらを組み合わせることにより任意の色彩の照明が可能になる。一般家庭用の照明を始め、科学検査装置用、工業用特殊光源商店やファッション展示用照明、車両用室内灯およびテールランプ、アウトドアー用携帯用照明など、その省電力性および多色性などの特徴を生かして、今までになかった光源として、新しい用途と応用が期待される新しい光源素子である。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明は歴史的に、家庭用、業務用として長い間タングステン電球、蛍光灯が主に使用されており、現在まで引き継がれている。また、自動車用ヘッドランプや工業用特殊光源のように特別に高光度を必要とする分野ではハロゲンやHIDランプなどが使用されている。しかし、これらのものは消費電力が大きく、発熱などの問題があるうえ、発光色としては、単色もしくは単純な数種類の色彩に限られていた。
LEDを照明に利用する試みは行われているが、照明用としてはまだそれほど輝度が高くないので、従来の照明をすぐに置き換えて行くまでには至っていない。またこれらの試みは、蛍光灯など従来の照明を置き換えることに主眼が置かれているため、単色の特に白色光に重点が置かれており、その特長である省電力と高演色性などを生かした用途での提案は少なく、なかなか普及するに至っていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
一般的に照明に求められる特性としては、明るさに対する低消費電力性と、種々の環境や状況に対応できる照明を実現できる高演色性などが要求される。LED素子は原理的に低消費電力で、発熱が非常に少ないうえ、多彩な色彩のものが得られるので、次世代の照明素子の本命として期待されている。LEDは照明素子としては明るさの点では今のところ既存の照明に比べ劣っていることから、それほどのインパクトはないが、日進月歩で高輝度への改良が行われており、近い将来主要な照明素子になると思われる。また、従来の照明は数種類の単色の照明はあったが、任意の色彩の照明を実現することはできなかった。
このようにLEDを照明素子として使用することにより、省電力で演色性の高い照明が実現できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
LEDは基本的に電流動作素子で、LEDダイオードの順方向電圧とそれに流す電流を乗じて算出される電力で発光するので、光度不足の問題は直列に多数個接続することにより改善される。図1に示すように複数個直列に接続されたダイオードにかかる電圧を100Vとし、それに流す電流が20mAとすると、2Wで1つのユニットができる。要求される照度は必要に応じてこのユニット単位で増設することにより解決でき、低消費電力の照明が実現できる。またフルカラー照明としては、3色で6ワットのユニットを単位として、必要に応じて増設すればよい。
本考案では、図1のような回路構成により、5赤LED(R)、6緑LED(G)、7青LED(B)三原色のLEDを図4のように各色が物理的に均等になるように配置し、各色毎に流す電流を9、10、11の調光可変抵抗で夫々別々に調整することにより光量を調整し、丁度絵具を混ぜ合わせるように、各色の光を調合し、任意の色彩の演色性の高い照明を実現できる。
また、各LEDから出た光はそのままでは夫々に一定距離の所に焦点を結んでしまい、球模様の照明になってしまうので、図5のようにLEDから出た光を一旦、21光乱反射用ガラスまたはアクリル板を通した後、22ガラスまたはプラスチック外装でその光を混合することにより均一で多彩な色の照明を実現できる。
【0005】
【作用と実施例】
次に、本考案の実施例について説明する
【0006】
第1例
図1では1AC電源100Vをダイオード・ブリッジで直接整流し、5赤色LED、6緑色LED、7青色LEDを夫々50個ずつ直列に接続し、各色毎に設けた電流調整用の可変抵抗器(9、10、11)を各色毎に夫々調整することにより、任意の色彩の照明を実現している。3全体調光可変抵抗は照明全体の調光を行い、4電流制限抵抗器は各色の調光可変抵抗が最小(ゼロ)の場合にもLEDの最大定額を超えないよう挿入する。
【0007】
第2例
電源が直流電源の場合で、実施例1と同様に各色のLEDを直列に接続することまでは同様であるが、各色の調光用の電流調整はFETなどのスイッチ素子を使用し、そのON−OFF時間を各色毎に、図3の18、19のPWM信号(パルス幅変調)によりゲートをコントロールすることにより、電力損失の非常に少ない調光と色のコントロールができる。PWM信号の周期(T)は、光のチラツキをなくすため10mS、即ち周波数では100Hz以上が望ましい。このような構成により、第1例と同様のフルカラーの照明が実現できる。
【0008】
【考案の効果】
以上の例のように、赤、緑、青3色のLEDを多数個直列に接続し、それらに流す電流を個々に調整することにより、電力損失が少なく、連続的に色彩を変えることのできる照明装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フルカラーLED照明回路図
【図2】PWMロントロールによるLED照明回路図
【図3】PWM信号
【図4】LED配置図
【図5】光の乱反射による色の混合
【符号の説明】
1はAC電源 2は整流器 3は全体調光可変抵抗器
4は電流制限抵抗器 5は赤色LED 6は緑色LED
7は青色LED 8は赤色調光可変抵抗
9は緑色調光可変抵抗 10は青色調光可変抵抗
11は直流電源 12は赤色調光FET
13は緑色調光FET 14は青色調光FET
15は赤色用PWM信号 16は緑色用PWM信号
17は青色用PWM信号 18はPWM信号1
19はPWM信号2 20は光
21は光乱反射用ガラスまたはアクリル板
22はガラスまたはプラスチック外装
【産業上の利用分野】
LEDは電力損失が小さく発熱が少ないうえ、多彩な色のLED素子が得られるので、それらを組み合わせることにより任意の色彩の照明が可能になる。一般家庭用の照明を始め、科学検査装置用、工業用特殊光源商店やファッション展示用照明、車両用室内灯およびテールランプ、アウトドアー用携帯用照明など、その省電力性および多色性などの特徴を生かして、今までになかった光源として、新しい用途と応用が期待される新しい光源素子である。
【0002】
【従来の技術】
従来の照明は歴史的に、家庭用、業務用として長い間タングステン電球、蛍光灯が主に使用されており、現在まで引き継がれている。また、自動車用ヘッドランプや工業用特殊光源のように特別に高光度を必要とする分野ではハロゲンやHIDランプなどが使用されている。しかし、これらのものは消費電力が大きく、発熱などの問題があるうえ、発光色としては、単色もしくは単純な数種類の色彩に限られていた。
LEDを照明に利用する試みは行われているが、照明用としてはまだそれほど輝度が高くないので、従来の照明をすぐに置き換えて行くまでには至っていない。またこれらの試みは、蛍光灯など従来の照明を置き換えることに主眼が置かれているため、単色の特に白色光に重点が置かれており、その特長である省電力と高演色性などを生かした用途での提案は少なく、なかなか普及するに至っていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
一般的に照明に求められる特性としては、明るさに対する低消費電力性と、種々の環境や状況に対応できる照明を実現できる高演色性などが要求される。LED素子は原理的に低消費電力で、発熱が非常に少ないうえ、多彩な色彩のものが得られるので、次世代の照明素子の本命として期待されている。LEDは照明素子としては明るさの点では今のところ既存の照明に比べ劣っていることから、それほどのインパクトはないが、日進月歩で高輝度への改良が行われており、近い将来主要な照明素子になると思われる。また、従来の照明は数種類の単色の照明はあったが、任意の色彩の照明を実現することはできなかった。
このようにLEDを照明素子として使用することにより、省電力で演色性の高い照明が実現できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
LEDは基本的に電流動作素子で、LEDダイオードの順方向電圧とそれに流す電流を乗じて算出される電力で発光するので、光度不足の問題は直列に多数個接続することにより改善される。図1に示すように複数個直列に接続されたダイオードにかかる電圧を100Vとし、それに流す電流が20mAとすると、2Wで1つのユニットができる。要求される照度は必要に応じてこのユニット単位で増設することにより解決でき、低消費電力の照明が実現できる。またフルカラー照明としては、3色で6ワットのユニットを単位として、必要に応じて増設すればよい。
本考案では、図1のような回路構成により、5赤LED(R)、6緑LED(G)、7青LED(B)三原色のLEDを図4のように各色が物理的に均等になるように配置し、各色毎に流す電流を9、10、11の調光可変抵抗で夫々別々に調整することにより光量を調整し、丁度絵具を混ぜ合わせるように、各色の光を調合し、任意の色彩の演色性の高い照明を実現できる。
また、各LEDから出た光はそのままでは夫々に一定距離の所に焦点を結んでしまい、球模様の照明になってしまうので、図5のようにLEDから出た光を一旦、21光乱反射用ガラスまたはアクリル板を通した後、22ガラスまたはプラスチック外装でその光を混合することにより均一で多彩な色の照明を実現できる。
【0005】
【作用と実施例】
次に、本考案の実施例について説明する
【0006】
第1例
図1では1AC電源100Vをダイオード・ブリッジで直接整流し、5赤色LED、6緑色LED、7青色LEDを夫々50個ずつ直列に接続し、各色毎に設けた電流調整用の可変抵抗器(9、10、11)を各色毎に夫々調整することにより、任意の色彩の照明を実現している。3全体調光可変抵抗は照明全体の調光を行い、4電流制限抵抗器は各色の調光可変抵抗が最小(ゼロ)の場合にもLEDの最大定額を超えないよう挿入する。
【0007】
第2例
電源が直流電源の場合で、実施例1と同様に各色のLEDを直列に接続することまでは同様であるが、各色の調光用の電流調整はFETなどのスイッチ素子を使用し、そのON−OFF時間を各色毎に、図3の18、19のPWM信号(パルス幅変調)によりゲートをコントロールすることにより、電力損失の非常に少ない調光と色のコントロールができる。PWM信号の周期(T)は、光のチラツキをなくすため10mS、即ち周波数では100Hz以上が望ましい。このような構成により、第1例と同様のフルカラーの照明が実現できる。
【0008】
【考案の効果】
以上の例のように、赤、緑、青3色のLEDを多数個直列に接続し、それらに流す電流を個々に調整することにより、電力損失が少なく、連続的に色彩を変えることのできる照明装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フルカラーLED照明回路図
【図2】PWMロントロールによるLED照明回路図
【図3】PWM信号
【図4】LED配置図
【図5】光の乱反射による色の混合
【符号の説明】
1はAC電源 2は整流器 3は全体調光可変抵抗器
4は電流制限抵抗器 5は赤色LED 6は緑色LED
7は青色LED 8は赤色調光可変抵抗
9は緑色調光可変抵抗 10は青色調光可変抵抗
11は直流電源 12は赤色調光FET
13は緑色調光FET 14は青色調光FET
15は赤色用PWM信号 16は緑色用PWM信号
17は青色用PWM信号 18はPWM信号1
19はPWM信号2 20は光
21は光乱反射用ガラスまたはアクリル板
22はガラスまたはプラスチック外装
Claims (2)
- LEDを光源とする照明において、図1のように5赤色LED(R)、6緑色LED(G)、7青色LED(B)3原色のLEDを各色毎に複数個直列に接続し、各色のLEDに流す電流を9、10、11の調光用可変抵抗で夫々に変化調整することで各色の光量を別々に細かく調光した後、混合することにより、任意の色彩の照明を実現できるよう構成した照明装置。
- 請求項1ように構成したLED照明において、各色の光が均一に分布するよう図4のように各色のLEDを幾何学的に均等になるよう配置し、かつLED光のシャープな指向性のため各LEDの光が個々に焦点を結び丸い玉模様になるのを防止するため、図5の21光乱反射用ガラスまたはアクリル板を設け、20光を一旦散乱させたのち、22ガラスまたはプラスチック外装との組み合わせにより混合し、全体として均一な色彩の光になるよう構成したLED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001021U JP3101504U (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | フルカラーled照明 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003001021U JP3101504U (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | フルカラーled照明 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3101504U true JP3101504U (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=43255072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003001021U Expired - Fee Related JP3101504U (ja) | 2003-01-24 | 2003-01-24 | フルカラーled照明 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101504U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012150975A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明システム |
-
2003
- 2003-01-24 JP JP2003001021U patent/JP3101504U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012150975A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 照明システム |
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Legal Events
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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