JP2000228275A - 電熱シート及び電熱ボード - Google Patents
電熱シート及び電熱ボードInfo
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- JP2000228275A JP2000228275A JP7070499A JP7070499A JP2000228275A JP 2000228275 A JP2000228275 A JP 2000228275A JP 7070499 A JP7070499 A JP 7070499A JP 7070499 A JP7070499 A JP 7070499A JP 2000228275 A JP2000228275 A JP 2000228275A
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- JP
- Japan
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- sheet
- electric heating
- heat
- electrode
- insulating film
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- Pending
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は主としてロードヒーテイングあるいは
ルーフヒーティング又は暖房用として使用する電熱シー
ト及び電熱ボードに関する。 【構成】ガラス繊維布やポリエステルフィルムの上面に
導電性のカーボン塗料を塗布し、電極帯を設けた面状発
熱体をゴムで被覆してシート状にすること、及びこの発
熱体に断熱材を積層し、これを金属管に納めた電熱ボー
ドであってルーフヒーティング、ロードヒーティングと
して融雪に又は床暖房用として使用に適している。
ルーフヒーティング又は暖房用として使用する電熱シー
ト及び電熱ボードに関する。 【構成】ガラス繊維布やポリエステルフィルムの上面に
導電性のカーボン塗料を塗布し、電極帯を設けた面状発
熱体をゴムで被覆してシート状にすること、及びこの発
熱体に断熱材を積層し、これを金属管に納めた電熱ボー
ドであってルーフヒーティング、ロードヒーティングと
して融雪に又は床暖房用として使用に適している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてロードヒー
ティングあるいはルーフヒーティング、暖房用として使
用する電熱シート及び電熱ボードに関する。
ティングあるいはルーフヒーティング、暖房用として使
用する電熱シート及び電熱ボードに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来融雪を目的としたロードヒーティン
グには地下水を用いるのが一般的である。これは歩道の
表面下に地下水の循環パイプを埋設する方法が用いられ
ているが維持管理に費用がかかるばかりか特種なポンプ
が必要となり、しかも坂道や階段などでは敷設が困難で
あった。
グには地下水を用いるのが一般的である。これは歩道の
表面下に地下水の循環パイプを埋設する方法が用いられ
ているが維持管理に費用がかかるばかりか特種なポンプ
が必要となり、しかも坂道や階段などでは敷設が困難で
あった。
【０００３】またニクロム線を使う面状発熱体はルーフ
ヒーティングとして使用されているが断線等の故障が多
く、また電気料がかかり仲々普及されていない。
ヒーティングとして使用されているが断線等の故障が多
く、また電気料がかかり仲々普及されていない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このためニクロム線を
使用した面状発熱体では屋根の軒先部分等極く小さい面
積にかぎられた場所の融雪に使用されているのみであ
る。
使用した面状発熱体では屋根の軒先部分等極く小さい面
積にかぎられた場所の融雪に使用されているのみであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】出願人は断線等の故障を
無くし、電気料の軽減を図る面状発熱体の開発に鋭意研
究を続けた結果本発明に到達したものであって、本発明
はガラス繊維のクロスやポリエステルフィルムに電導性
のカーボン塗料を塗布し、これに電極帯を設けて面全体
を均一に発熱させるものでこれに絶縁フィルムを被覆し
た面状発熱体および断熱材を積層あるいは芯材としてこ
の面状発熱体を下面を除いて上面および両側面に被包さ
せて金属管内に収納した発熱ボードを形成したものであ
る。
無くし、電気料の軽減を図る面状発熱体の開発に鋭意研
究を続けた結果本発明に到達したものであって、本発明
はガラス繊維のクロスやポリエステルフィルムに電導性
のカーボン塗料を塗布し、これに電極帯を設けて面全体
を均一に発熱させるものでこれに絶縁フィルムを被覆し
た面状発熱体および断熱材を積層あるいは芯材としてこ
の面状発熱体を下面を除いて上面および両側面に被包さ
せて金属管内に収納した発熱ボードを形成したものであ
る。
【０００６】この発熱体は通電により導電性のカーボン
塗料のもつＰ特性、即ち電子を構成する素粒子の一つで
あるプラス電子が移動することで発熱するもので一定温
度で制御させることが可能となった。
塗料のもつＰ特性、即ち電子を構成する素粒子の一つで
あるプラス電子が移動することで発熱するもので一定温
度で制御させることが可能となった。
【０００７】
【発明の実施の形態】添付図面により本発明の実施の形
態を説明すると、図１乃至図３は平面状に形成された電
熱シートの実施例図であって、図１は外観を表わす斜視
図であり、図２は構成を示す平面図、図３は図２のＡ−
Ａ断面図を示すもので一般に使用されるものは、縦２ｍ
横３０ｃｍ厚さは６ｍｍ程度の大きさのシート状物が使
い易く主にルーフヒーティング用として使用する。
態を説明すると、図１乃至図３は平面状に形成された電
熱シートの実施例図であって、図１は外観を表わす斜視
図であり、図２は構成を示す平面図、図３は図２のＡ−
Ａ断面図を示すもので一般に使用されるものは、縦２ｍ
横３０ｃｍ厚さは６ｍｍ程度の大きさのシート状物が使
い易く主にルーフヒーティング用として使用する。
【０００８】図４以下は柱状の断熱材を前記シート状の
電熱シートを積層あるいは被包し金属筒に収納した電熱
ボードであって図４は斜視図を示し、図５は外観を示す
正面図、図６は図５のＡ−Ａ断面図である。また図７は
発熱部の平面図を示している。全体として外形が５ｍｍ
角となり長さは１ｍ位が適当であるが、場合によって図
８で示すように平形の断熱材を配して薄型にも成形でき
る。
電熱シートを積層あるいは被包し金属筒に収納した電熱
ボードであって図４は斜視図を示し、図５は外観を示す
正面図、図６は図５のＡ−Ａ断面図である。また図７は
発熱部の平面図を示している。全体として外形が５ｍｍ
角となり長さは１ｍ位が適当であるが、場合によって図
８で示すように平形の断熱材を配して薄型にも成形でき
る。
【０００９】この電熱ボードは図示からも理解されるよ
うに柱状体の下面に断熱材が介在しているため、熱は両
側面及び上面に向けて発せられ、筒形の鋼材によって包
まれているため上方からの荷重に対して対応できロード
ヒーティングや床用として適している。
うに柱状体の下面に断熱材が介在しているため、熱は両
側面及び上面に向けて発せられ、筒形の鋼材によって包
まれているため上方からの荷重に対して対応できロード
ヒーティングや床用として適している。
【００１０】
【実施例】図１乃至図３の電熱シートを説明するとガラ
ス繊維（１）にカーボン（２）を塗布し、遠赤外線に熱
硬化処理を行う。そしてこの両端に電極帯（３）を取付
ける。そして上下面に絶縁フィルム（４）を圧着して絶
縁性を図る。
ス繊維（１）にカーボン（２）を塗布し、遠赤外線に熱
硬化処理を行う。そしてこの両端に電極帯（３）を取付
ける。そして上下面に絶縁フィルム（４）を圧着して絶
縁性を図る。
【００１１】電極帯に電源電線（７）を接続させると共
に、熱伝導の均一性を図るために下面にアルミ箔（５）
を貼り付け、更に全面をゴムシート（６）で覆って圧着
させ絶縁性と電熱シートの耐久性を高めるものであっ
て、この電熱シートは通電により電導性カーボンのもつ
Ｐ特性で発熱させる。
に、熱伝導の均一性を図るために下面にアルミ箔（５）
を貼り付け、更に全面をゴムシート（６）で覆って圧着
させ絶縁性と電熱シートの耐久性を高めるものであっ
て、この電熱シートは通電により電導性カーボンのもつ
Ｐ特性で発熱させる。
【００１２】また図４乃至図８により電熱ボードを説明
すると、ポリエステルフィルム（１−１）にカーボン
（２）を塗布して加熱することにより熱硬化処理を行
う。そしてこの両端に電極帯（３）を取り付け、上下面
に絶縁性を保つために絶縁フィルム（４）を圧着させ
る。
すると、ポリエステルフィルム（１−１）にカーボン
（２）を塗布して加熱することにより熱硬化処理を行
う。そしてこの両端に電極帯（３）を取り付け、上下面
に絶縁性を保つために絶縁フィルム（４）を圧着させ
る。
【００１３】このように形成された圧着電熱シートを金
属製の保護カバー（９）の中にセットして、電熱シート
の下面に断熱材（８）を被包するようにして挿入するこ
とによって電熱ボードを成形する。この電熱ボードは熱
を上面と両側面に伝え下面への放熱を防ぐ構造となって
いる。また保護カバーの両端に鋼製のキャップ（１０）
をはめ込みシリコンゴムで密封して漏電を防止する。
属製の保護カバー（９）の中にセットして、電熱シート
の下面に断熱材（８）を被包するようにして挿入するこ
とによって電熱ボードを成形する。この電熱ボードは熱
を上面と両側面に伝え下面への放熱を防ぐ構造となって
いる。また保護カバーの両端に鋼製のキャップ（１０）
をはめ込みシリコンゴムで密封して漏電を防止する。
【００１４】この電熱ボードに使用する電熱シートは前
記と同様に導電性カーボンのもつＰ特性で発熱させ一定
温度で制御させることができる。
記と同様に導電性カーボンのもつＰ特性で発熱させ一定
温度で制御させることができる。
【００１５】そしてこの電熱ボードは金属製の保護カバ
ーで包被されているため上方からの荷重に対して十分な
耐久性がありロードヒーティングや外階段の融雪あるい
は床下暖房として広く利用することができる。
ーで包被されているため上方からの荷重に対して十分な
耐久性がありロードヒーティングや外階段の融雪あるい
は床下暖房として広く利用することができる。
【００１６】そしてこの面状発熱シートは通電により導
電性のカーボン塗料のもつＰ特性、即ち電子を構成する
素粒子の一つであるプラス電子の移動することで発熱す
る特性を有するもので、その電力消費量は次表の如くな
る。 してがってニクロム線を使用した発熱シートに比較して
電力消費量も少く安価に利用できる。
電性のカーボン塗料のもつＰ特性、即ち電子を構成する
素粒子の一つであるプラス電子の移動することで発熱す
る特性を有するもので、その電力消費量は次表の如くな
る。 してがってニクロム線を使用した発熱シートに比較して
電力消費量も少く安価に利用できる。
【００１７】
【発明の効果】上記のように本発明の発熱シート及び発
熱ボードは偏平で柔軟性に富む面状発熱体を使用するも
のであり、発熱シートにあっては軟質で可撓性のある材
料によって構成されているため軽量で施工が容易である
ためルーフヒーティング用として適している。
熱ボードは偏平で柔軟性に富む面状発熱体を使用するも
のであり、発熱シートにあっては軟質で可撓性のある材
料によって構成されているため軽量で施工が容易である
ためルーフヒーティング用として適している。
【００１８】また断熱材を用いて金属管内に収納した発
熱ボードは立体的であるが金属管内に収納されているた
め上方からの荷重に対して耐久性があり車輌が通る道路
や駐車場、或は外階段や床等の施工に適していて構成も
簡単で広く融雪・暖房等に利用できるほかにコンクリー
トの養生用のシートとしても利用できるという使用上の
効果を奏する。
熱ボードは立体的であるが金属管内に収納されているた
め上方からの荷重に対して耐久性があり車輌が通る道路
や駐車場、或は外階段や床等の施工に適していて構成も
簡単で広く融雪・暖房等に利用できるほかにコンクリー
トの養生用のシートとしても利用できるという使用上の
効果を奏する。
【図１】熱シートの斜視図
【図２】平面図
【図３】図２のＡ−Ａ断面図
【図４】電熱ボードの斜視図
【図５】正面図
【図６】図５のＡ−Ａ断面図
【図７】発熱部の平面図
【図８】偏平な電熱ボードの断面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3K034 AA02 AA05 AA06 AA08 AA09 BA08 BA13 BA14 BA20 BB05 BB08 BB10 BB13 BB15 BC04 BC12 BC17 CA17 CA32 FA04 FA05 FA29 GA02 HA08 HA09 JA01 3K092 PP20 QA07 QB14 QB21 QB31 QB65 QB70 QB75 QB76 QC20 QC25 QC54 RF02 RF12 RF13 RF17 RF22 SS04 SS05 SS48 TT30 VV03
Claims (3)
- 【請求項１】平織りのガラス繊維布の上面に導電性カー
ボン塗料を塗布し両端に電極帯を設けた面発熱体の両面
に絶縁フィルムを添設し、下面にアルミ箔を積層し、さ
らに両面をゴムシートによりサンドイッチ状に被覆し電
極帯に電源を接続したことを特徴とした電熱シート。 - 【請求項２】ポリエステルフィルムの上面に導電性カー
ボン塗料を塗布し、両端に電極帯を設けた面発熱体の両
面に絶縁フィルムを圧着し、前記電極帯に電源を接続し
た面状発熱シートの下面に断熱材を配し、全体を金属性
の保護カバー内に収納したことを特徴とした電熱ボー
ド。 - 【請求項３】ポリエステルフィルムの上面に導電性カー
ボン塗料を塗布し、両端に電極帯を設けた面発熱体の両
面に絶縁フィルムを圧着し、前記電極帯に電源を接続し
た面状発熱シートの下面に断熱材を芯材として前記面状
発熱シートを両側面及び上面を被包し、全体を金属性の
角形保護カバー内に収納したことを特徴とした電熱マッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7070499A JP2000228275A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 電熱シート及び電熱ボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7070499A JP2000228275A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 電熱シート及び電熱ボード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000228275A true JP2000228275A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=13439262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7070499A Pending JP2000228275A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 電熱シート及び電熱ボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000228275A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109811973A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-05-28 | 徐毅 | 一种石墨烯发热膜墙裙及其施工方法 |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP7070499A patent/JP2000228275A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109811973A (zh) * | 2019-03-25 | 2019-05-28 | 徐毅 | 一种石墨烯发热膜墙裙及其施工方法 |
| CN109811973B (zh) * | 2019-03-25 | 2024-04-12 | 葛斌斌 | 一种石墨烯发热膜墙裙及其施工方法 |
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