JP2000228182A - 電極捲回型電池およびその製造方法 - Google Patents
電極捲回型電池およびその製造方法Info
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Abstract
密度、エネルギ密度の高い電極捲回型電池を提供する 【解決手段】 それぞれの帯状金属箔集電体とその表面
に塗工されたそれぞれの電極合材とをもつ正極シート1
0および負極シート20と、正極シート10と負極シー
ト20との間に挟装されたセパレータ30とを、巻芯4
0の周囲に渦巻状に捲回して形成された電極体50を有
する電極捲回型電池を、正極シート10と負極シート2
0との少なくとも一方は、幅方向において連続して一体
に形成され、幅方向の一端部に所定幅で全長にわたる電
極合材未塗工部13(23)を有し、かつ電極合材未塗
工部13(23)をセパレータ30および正極シート1
0と負極シートと20の他方から突出させるように捲回
されており、電極合材未塗工部13(23)が重ね合わ
さるように集電端子40に接合されているように構成す
る。
Description
よび負極を捲回させて構成する電極捲回型電池、さらに
詳しくは、集電処理が簡便でかつ出力密度、エネルギ密
度の高い電極捲回型電池に関する。
は、帯状の金属箔集電体の表面に活物質を含む電極合材
を塗工してシート状の電極を形成させ、この電極を薄膜
のセパレータを介して渦巻状に捲回することにより、電
極体を構成させ、この電極体を電解液とともに円筒型の
ケースに収納するという方式を採るのが一般的である。
このような電極捲回型電池において、電極体から外部に
通じる端子への集電方法は、通常、集電体に設けた複数
の短冊状の集電用リードによって行われている。
が急がれ、リチウムイオン二次電池等を電気自動車に採
用する動向にもある。これら電極捲回型電池の大型化
は、電極全体からの均一な集電を要求されることから、
集電処理の方法をより複雑化することにつながり、効率
的な集電処理の方法が開発が望まれていた。従来、大型
の電極捲回型電池の集電方法として、特開平9−923
35号公報、特開平9−92338号公報等に示すもの
があった。これらに示す集電処理の方法は、以下のよう
なものである。まず、帯状の集電体の表面に幅方向の一
端部に未塗工部を残すようにして電極合材を塗工し、こ
の未塗工部を切り欠くことにより集電用リードを形成さ
せたシート状の電極を作成する(図14参照)。次に、
これらの電極を、互いの集電用リードが背向するように
位置させ、セパレータを挟装させて、これらを捲回し、
電極体を形成させる(図15、図16参照)。そして、
電極体の巻回端面に突出した集電用リードを、電極体の
巻回端面に配置させた集電端子のフランジ部の外周に集
め、これをリングを用いて押さえつけてレーザ溶接する
(図17参照)、あるいは、集めた集電用リードをフラ
ンジ外周に押さえつけるように数箇所の超音波接合を行
う(図18参照)という方法である。
記の切り欠きによるものの他、未塗工部に短冊状の金属
箔を超音波接合、抵抗溶接等の手段を用いて接合するこ
とにより形成する方法でも行われていた(図19参
照)。
来の方法は、以下の欠点があった。 (1)電極合材塗工後、未塗工部を短冊状にカットし
て、あるいは未塗工部に短冊状の金属箔を接合すること
により、集電用リードを複数形成させなければならず、
この工程に多くの工数を必要とし、電池の製造コストが
上昇する。
は、リングにより押さえつける工程を必要とし、またレ
ーザ溶接を行うためにリングおよびフランジ部からはみ
出た集電用リードを切りそろえる工程をも必要とし、や
はり製造コストの増加につながる。さらにレーザ溶接は
スパッタが発生し、このスパッタが電極体に入り込婿と
によって電極間の短絡の原因となる可能性がある。
押え金具を用いないため、複数のバラバラに集まってく
る集電用リードがスプリングバックにより元に戻ろうと
するため、これをうまく捌いて超音波接合を行うのは非
常に作業性が悪く、やはり多くの工数を必要とし製造コ
ストが増加してしまう。 (4)レーザ溶接、超音波接合のいずれの方法であって
も、大きなフランジ部を有する円盤状の集電端子を必要
とするため、集電端子の重量が大きく、電池自体の重量
も増加し、電池の重要な特性である出力密度、エネルギ
密度が減少してしまうことになる。
理方法が抱える上記実情に鑑みてなされたものであり、
集電処理に多くの工数を必要とせず、また大きな重量の
端子部品を必要としない集電処理方法を開発することを
課題とし、集電処理のためのコストが安く、かつ出力密
度、エネルギ密度の高い電極捲回型電池を提供すること
を目的としている。
本発明の電極捲回型電池は、それぞれの帯状金属箔集電
体とその表面に塗工されたそれぞれの電極合材とをもつ
正極シートおよび負極シートと、該正極シートと負極シ
ートとの間に挟装されたセパレータとを、巻芯の周囲に
渦巻状に捲回して形成された電極体を有する電極捲回型
電池であって、前記正極シートと負極シートとの少なく
とも一方は、幅方向において連続して一体に形成され、
幅方向の一端部に所定幅で全長にわたる電極合材未塗工
部を有し、かつ該電極合材未塗工部をセパレータおよび
前記正極シートと負極シートとの他方から突出させるよ
うに捲回されており、該電極合材未塗工部が重ね合わさ
るように集電端子に接合されていることを特徴とする。
材が塗工されていない未塗工部に切込みを設けるとか、
また未塗工部を切り欠く若しくは未塗工部に短冊状のも
のを接合することによって集電用リードを形成させると
いった特別な手段を施すことなく、この未塗工部を集電
端子に重ね合わせるように接合することにより、集電処
理に必要となる工数を大幅に削減することを可能にする
ものである。さらに本発明の電極捲回型で電池では、従
来のようなフランジ部を設けるなどした比較的重量のあ
る集電端子部品を必要とせず、電池重量の軽減を図るこ
とができ、電池の出力密度、エネルギ密度を増大させる
ことができる。
よびその製造方法の一実施形態であって、電極体の巻芯
を集電端子とした実施形態について、リチウムイオン二
次電池を例にとって、図面をも参照しつつ詳細に説明す
る。なお本発明の電極捲回型電池は、リチウムイオン二
次電池に限定されるものではなく、電極合材を集電体表
面に塗工して形成した電極を捲回して構成したすべての
電池に適用できるものである。
未塗工部の形成〉図1に、本発明の電極捲回型電池を構
成する正極シートおよび負極シートの平面図を表す。正
極シート10は、帯状金属箔製の正極集電体11とその
表面に塗工された正極合材12とからなり、負極シート
20は帯状金属箔製の負極集電体21とその表面に塗工
された負極合材22とからなる。正極シート10および
負極シート20の長さおよび幅については、作成しよう
とする電池の容量等に応じて任意のものとすることがで
きる。
方向において連続して一体に形成されており、幅方向の
一端部に所定幅で全長にわたって正極合材未塗工部13
および負極合材未塗工部23がそれぞれ設けられてい
る。この未塗工部13、23の幅は、後に詳しく説明す
るためここでの説明は省略する。なお電極合材12、2
2は、集電体11、21の片面に塗工するものでもよ
く、また集電体11、21の両面に塗工するものであっ
てもよい。ただし、電池のエネルギ密度等を考慮すれば
両面に塗工するのが望ましく、その場合は両面に未塗工
部13、23を設け、両面の未塗工部13、23が幅方
向の同じ一端部に位置するようにしなければならない。
体11には、アルミニウム等の金属箔でその厚みは10
〜20μm程度のものを使用するのが望ましい。この正
極集電体11に塗工される正極合材12は、リチウム複
合酸化物粉末等からなる活物質に黒鉛等の導電材、ポリ
フッ化ビニリデン等の結着剤を混合し、n−メチルピロ
リドン等の溶剤を適量加えたもので、塗工前はペースト
状となっているものを用いるのがよい。負極集電体21
には、銅等の金属箔でその厚みは5〜20μm程度のも
のを使用するのが望ましい。この負極集電体21に塗工
される負極合材22は、黒鉛等の炭素材料粉末からなる
活物質に、ポリフッ化ビニリデン等の結着剤を混合し、
n−メチルピロリドン等の溶剤を適量加えたもので、正
極合材12同様、塗工前はペースト状となっているもの
を用いるのがよい。
材未塗工部13、23を形成させる工程、つまり、電極
合材未塗工部13、23を設けるように、集電体11、
21の表面に電極合材12、22を塗工する工程は、種
々の方法によって行うことができるが、連続的に塗布、
乾燥が行えるコータと呼ばれる塗工機を用いて行うのが
好ましい。図2に、コータの塗布装置の一例を概念的に
表した図を掲げる。
ール方式のもので、バックアップロール71、塗布ロー
ル72、コンマロール73の3本のロールにより構成さ
れており、堰74の中に貯えられた電極合材が、コンマ
ロール73により計量されて塗布ロール72に供給さ
れ、塗布ロール72上の電極合材12、22が、バック
アップロール71と塗布ロール72の間を集電体11、
21が通過する際に、この集電体11、21に転写され
るという方式のものである。電極合材の粘度の影響が少
なく、均一な塗布厚が得られるという利点がある。
幅が決定でき、集電体11、21の幅および集電体1
1、12を通過させる位置によって、電極合材未塗工部
13、23の位置および幅を調整することができる。本
実施形態の場合電極シート10、20の一端部のみに電
極合材未塗工部13、23を設けているが、塗布時の電
極合材のタレ等を考慮して、幅方向の他端部に若干の幅
の未塗工部を設けるものであっても構わない。また電極
合材12、22の塗布厚は、50〜250μm程度とす
るのが好ましい。なおリチウムイオン二次電池の場合
は、デンドライトの析出等を考慮して負極合材22を正
極合材12よりも若干量幅広く塗工するのが望ましい。
た集電体11、21は、塗布装置70に連続している乾
燥炉に移動させられ、乾燥によって電極合材12,22
に含まれる溶剤分が蒸散させられる。乾燥炉には連続炉
が用いられ、電極合材12、22が塗布された集電体が
炉内を移動する間に乾燥が行われる。乾燥法式は熱風方
式、赤外線方式等様々な方式を採用することができる。
ート10および負極シート20が形成される。なお乾燥
完了後、必要に応じ、電極合材12、22の密度を高め
るために、ロールプレス等を行ってもよい。また集電体
11、21の両面に電極合材12、22を塗工する場合
には上述した工程を2回繰り返せばよい。 〈電極体の形成〉電極合材の塗工が完了して形成された
正極シートおよび負極シートは、その間にセパレータを
挟装されて、巻芯を中心にロール状に捲回され電極体が
形成される。セパレータは、正極シートおよび負極シー
トを物理的に隔離し、電解液を保持する役割を果たすも
ので、厚さ20〜40μm程度のポリエチレン等の微多
孔質膜を用いるのがよい。なお、セパレータの幅は、絶
縁を担保するため、正極合材および負極合材の塗工幅よ
り若干広くするのが望ましい。
ることができるが、本実施形態の場合両端が集電端子を
兼ねることから、巻芯の両端は正極集電体および負極集
電体と同じ材質のものから形成されることが望ましい。
本実施形態に使用する巻芯を図3に示す。図3に示すよ
うに正極側部材41にはアルミニウム等の金属を、負極
側部材42には銅等の金属を用いており、正極側部材4
1と負極側部材42の間には、両者を絶縁するため、樹
脂等でできた絶縁部材43を介在させ、正極側部材4
1、負極側部材42、絶縁部材43が結合されて一体と
して形成されている。
材41、負極側部材42、絶縁部材43とも中空に形成
されている。これは、巻芯40自体の重量を軽減させる
ためであり、また電池の充放電に伴って発生する電極体
内部の熱を外部に放散させることを目的とするものであ
る。従ってこの様な配慮を必要としない場合は、敢えて
中空とする必要はなく、丸棒状のものであっても構わな
い。
び負極シートの電極合材未塗工部がそれぞれ接合される
ため、少なくともセパレータの幅方向の端部よりも両端
が突出するだけの長さが必要となる。なお本実施形態の
巻芯40の場合は、入出力端子の役割をも兼用させるた
め、正極側部材41および負極側部材42の両端に雄ネ
ジ44が形成されているが、入出力のための接続方式に
応じ、正極側部材41および負極側部材42の端部は種
々の形状に形成することができる。
シート、セパレータを捲回する様子を図4に示す。ま
た、正極シート、負極シート、セパレータを重ね合わせ
た様子を示す断面図を図5に示す。これらの図が示すよ
うに、セパレータ30、負極シート20、セパレータ3
0、正極シート10の4枚を層状に重ねて捲回する。こ
の際、正極シート10の正極合材未塗工部13と負極シ
ート20の負極合材未塗工部23が、幅方向で互いに背
向し、正極合材未塗工部13がセパレータ30および負
極シート20より突出し、負極合材未塗工部23がセパ
レータ30および正極シート10より突出するように重
ね合わせる。
極シート20、2枚のセパレータ30のそれぞれに対し
て、長手方向にテンションをかけ、それぞれが弛まない
ように行う。捲き始めは、セパレータ30、負極シート
20、セパレータ30、正極シート10、セパレータ3
0・・・・の順となるようにし、捲き終わりは、・・・・セパレ
ータ30、正極シート10、セパレータ30、負極シー
ト20、セパレータ30の順となるようにする。
(渦巻状)の電極体となる。形成された電極体を図6に
示す。この図が示すように、電極体50は、正極合材未
塗工部13および負極合材未塗工部23が、正極合材お
よび負極合材が重ね合わされて捲回されている部分より
捲回軸方向の両側に突出した格好になっている。そし
て、正極合材未塗工部13が巻芯40の正極側部材41
の周囲に、負極合材未塗工部23が巻芯40の負極側部
材42の周囲にそれぞれ位置するものとなっている。
集電処理は、正極シートおよび負極シートの電極合材未
塗工部を集電端子へ重ね合わせるように接合することに
よって行う。本実施形態の場合は、巻芯の端部が集電端
子を兼ねる構造となっていることから、正極シートの正
極合材未塗工部を上述した巻芯の正極側部材に、負極シ
ートの負極合材未塗工部を負極側部材にそれぞれ接合す
ることによって行う。
ーザ溶接、カシメ等様々な手段によって行うことができ
る。電極合材への熱影響、スパッタ、接合部における通
電抵抗、作業性等を総合的に考慮すれば、超音波接合に
よって行うのが望ましい。接合方法の一例として、図7
に、超音波接合によって電極合材未塗工部を巻芯に接合
する様子を示す。
受け台となるアンビル62と、超音波振動を接合部に伝
達させるホーン61とからなる。本実施形態の場合、巻
芯40が中空に形成されているため、巻芯40の中空部
に挿入できるようなアンビル62を用いている。そして
アンビル62を巻芯40の中空部に挿入して電極体50
をセットし、電極合材未塗工部13、23の最外周にホ
ーン61を当接させ、巻芯40に向かって付勢して巻芯
40とホーン61との間で電極合材未塗工部13,23
を重ね合わせるように挟持し、ホーン61から超音波振
動を伝達させて接合を行う。
った後の電極体を、図8に示す。接合は、巻芯40のま
わりにおいて、1箇所または複数箇所行うことができ
る。この際、巻芯40の端部(正極側部材41あるいは
負極側部材42)に接合された接合部63と巻芯40の
端部に接合されていない非接合部64とを形成するよう
に接合するのが望ましい。巻芯40の全周にわたって接
合するのと異なり、非接合部64を存在させることで、
後に行う組付け時の電解液の含浸工程において、電解液
を電極合材の隅々にまで注入できるという利点を有する
こととなる。また、電池に異常が生じて電解液がガス化
したような場合においても、非接合部64は電極体50
の内部のガスの通路となることから、非接合部64を設
けることは、安全上有利な構造の電池を構成することに
もなる。
電流経路が拡大し、電池の内部抵抗を低減でき、電池の
出力密度の向上を図ることができる。これと反対に、接
合箇所を少なくすることにより集電処理のための作業時
間を削減することができる。したがって、接合箇所の数
は、これらおよび上記非接合部の割合等を総合的に勘案
して決定すればよい。
に集電端子としての機能を兼ね備えさせ、この巻芯の端
部に未塗工部を接合させて集電処理を行う場合には、別
途集電処理のための部品を必要とすることなく、電池自
体の重量の増加を抑制することを可能にしている。 〈電池の完成〉集電処理が完了した電極体は、電池ケー
スに挿設されて組付けに供される。組付け時には、電極
合材およびセパレータに非水電解液を含浸させる。リチ
ウムイオン二次電池の場合、非水電解液は、エチレンカ
ーボネート、ジエチルカーボネート等の有機溶媒にLi
BF4、LiPF6等の電解質を溶解させたものを使用す
る。含浸終了後、電池ケースに蓋を被せ、この蓋にカシ
メ等を施して電池ケースを密封し、電池を完成させる。
なお本実施形態の電極捲回型電池の場合は、巻芯の端部
が入出力端子をも兼ねているため、巻芯の端部を電池ケ
ースより突出させるようにする。
理の作業性、集電処理のためのスペース等を考慮すれ
ば、電極合材未塗工部の幅には望ましい範囲が存在す
る。本発明の電極捲回型電池がその効果を充分に発揮す
るのは、放電容量が1Ahを超える大型電池である。し
たがって大型電池における電極合材未塗工部の望ましい
幅について以下に説明する。
ば、電極体の外径をDとし、巻芯の外径をdとした場合
に、電極体50の正極シート10、負極シート20およ
びセパレータ30とが捲回されて層状をなす部分の最内
周と最外周とによって決定される半径方向の厚さ(以下
「捲回厚さ」という)Tは、一般に、T=(D−d)/
2で表される。大型電池の場合は、捲回厚さTが、5≦
T≦20の範囲にあるのが通常である。
集電処理のため集電端子との接合により押し潰される部
分の幅を、Hとすれば、様々な実験を重ねた結果、本発
明の電極捲回型電池の集電処理では、H>Tの範囲で接
合可能であることが判った。一方、H>45mmの範囲
では電池性能に寄与しない部分が正極側と負極側とを合
わせて90mmを超え、体積実装効率(電池全長に対す
る電極合材塗工部幅の比)が極めて小さくなる。また、
T≦20mm程度の比較的小さい電池では、H>1.5
T+15mmの領域では体積実装効率がやはり小さくな
る。
さT(mm)、未塗工部幅H(mm)とすれば、未塗工
部幅Hは、 T≧5 かつ H≦45 かつ T<H≦
1.5T+15 の範囲にあるのが望ましいといえる。
巻芯を集電端子とした場合の、この望ましい未塗工部幅
の範囲については、図9に示す。なお、上述した実施形
態は、正極側および負極側の両方とも巻芯を集電端子と
して集電処理を行っているが、これに代え、正極側また
は負極側のいずれか一方を板端子を用いる方法で集電処
理を行うものであってもよい。また、正極側または負極
側のいずれか一方について上記のいずれかの集電処理を
行い、他方については、従来から実施されている公知の
方法によって集電処理を行うものであってもよい。
態〉上記の実施形態は、巻芯の端部を集電端子とした実
施形態である。これと異なり、板状の集電端子を巻芯と
は別に設け、この板状の端子に集電処理を行う実施形態
を採用することもできる。板状端子への集電処理を行っ
た実施形態を図10に示す。集電端子を別部品とするこ
とによって、軸芯を軽量な樹脂によって形成することが
でき、電池の軽量化が図れ、電池のエネルギ密度、出力
密度を高めることができる。
90を電極体50の正極シート10、負極シート20お
よびセパレータ30とが捲回されて層状をなす部分の最
内周と最外周とのちょうど中間(T/2の位置)に位置
させて、端子90の両側から電極合材未塗工部13、2
3を接合させれば、未塗工部幅HがH>T/2の範囲で
接合させることが可能となる。このことは、未塗工部幅
の減少がはかれることとなり、体積実装率の向上につな
がる。
は、 T≧5 かつ H≦45 かつ T/2<H≦
1.5T+15 となる。板状集電端子を捲回厚さの中
心に位置させた場合の、この望ましい未塗工幅の範囲に
ついては、図11に示す。集電端子を巻芯とは別体の部
品とした他の実施形態を、図12に示す。この場合、集
電端子部品46は中実丸棒状のものであってもよいが、
この図に示す様な有底のカップ状のもの、あるいはパイ
プ状のもの等を採用すれば、図7を用いて説明した方法
と同様の方法で超音波接合ができ、また、軽量化を達成
することができる。さらに、巻芯は捲回工程で必要とな
るが、さらなる軽量化を目的とし、捲回後に巻芯を抜き
取って無くすという実施形態を採用することもできる。
巻芯が無い状態であっても、集電端子と電極合材未塗工
部とを接合する際に問題となることはない。
ムイオン二次電池を実施例として作製し、また、従来技
術に基づく電池を比較例として作製した。そしてこの実
施例、比較例の電極捲回型電池に対して、それぞれの構
成および集電処理のための工数、エネルギ密度等につい
て比較評価を行った。以下にこの結果を示す。
型電池であって、巻芯の端部を集電端子とする集電処理
を行った電池を作製した。正極シートは、厚さ15μ
m、幅180mmのアルミニウム箔集電体の両面に、片
面あたり120μmの厚さで正極合材を塗工した。正極
合材の塗工幅は160mmで、正極シートの幅方向の一
端部に幅20mmの正極合材未塗工部を設けた。同様
に、負極シートは、厚さ10μm、幅184mmの銅箔
集電体の両面に、片面あたり60μmの厚さで負極合材
を塗工した。負極合材の塗工幅は、164mmで、負極
シートの幅方向の一端部に幅20mmの負極合材未塗工
部を設けた(図1参照)。正極シート、負極シートは、
その長さをそれぞれ2150mm、2250mmに裁断
して使用した。 これらの正極シート、負極シートを、
捲回して電極体を作製した。巻芯は、正極側部材にアル
ミニウムを、負極側部材に銅を使用し、ポリフェニレン
サルファイドの絶縁部材を挟んで、外径10mmφの中
空のパイプ状に一体として形成されたものを使用した
(図3参照)。巻芯全長は約224mmで、電極体形成
後、電極合材の幅方向の端部より、正極側および負極側
にそれぞれ30mmずつ突出するような長さとなってい
る。また両端の先端部には約10mmの長さで雄ネジか
形成され、この部分を除く20mmの部分が集電端子と
しての機能を果たす部分となっている。
セパレータは、厚さ25μmのポリエチレンシートで、
幅166mmのものを使用した。正極シートおよび負極
シートを、それぞれの電極合材未塗工部が幅方向で背向
しかつ他極シートの電極合材部およびセパレータより突
出するように位置させ(図5参照)、捲回機を用いて捲
回させた(図4参照)。捲回して形成された電極体(図
6参照)の外径は30mmφとなった。
よって行った(図7参照)。接合箇所が、それぞれの極
で2箇所となるように接合された電極体(図8参照)
と、1箇所となるように接合された電極体との、2種類
の電極体を作製した。それぞれの電極体を電解液ととも
に電池ケースに密封し電池を完成させた。接合箇所が各
極あたり2箇所のものを実施例1の電極捲回型電池と、
1箇所のものを実施例2の電極捲回型電池とした。
した電極捲回型電池である。正極シートおよび負極シー
トは、実施例のものと同様の集電体、電極合材を使用し
ている。ただし、正極シートおよび負極シートの幅をそ
れぞれ170mm、174mmとし、電極合材の塗工幅
は実施例のものと同じであるが、電極合材未塗工部の幅
をそれぞれ10mmにしているところが実施例のものと
異なるところである。そしてこの未塗工部に、厚さ40
μm、幅10mmの短冊状(タブ状)の集電用リードを
超音波接合し、この集電用リードを利用して集電処理を
行うようにした。集電用リードは、正極シート、負極シ
ートとも、50mmピッチで約45本接合した(図19
参照)。なおこの集電用リードの接合は、下記で説明す
る捲回工程の最中に、正極シートおよび負極シートの捲
回の進行に合わせて1本ずつ順次行った。
面にくるように、正極シート、負極シートをセパレータ
を挟装させて捲回し、電極体を形成した(図15参
照)。使用したセパレータは、実施例のものと同様のも
のであり、形成した電極体の外径も実施例のものと同様
である。ただし巻芯は、ポリフェニレンサルファイド製
の中空状のもので、電極体から突出しない長さのものを
使用した。
の、負極側には銅製の、円盤状のフランジ部を有する部
品を使用し、この集電端子のフランジ部の外周に、集電
用リードを1本ずつ折り曲げることによって集め、その
後に1つの端子あたり8箇所の超音波接合を行った(図
18参照)。なお集電処理に要するスペースは実施例の
場合と同様20mmとした。この電極体を電解液ととも
に電池ケースに密封して、比較例の電極捲回型電池を完
成させた。
度等の比較評価〉実施例1、実施例2、比較例の電極捲
回型電池の集電処理の状態を比較して模式的に表した図
を、図13に掲載する。また、正極シートおよび負極シ
ートを中心とした電池の構成を比較した表を下記表1
に、電池の集電処理に要する時間、電池のエネルギ密度
等を比較した表を下記表2にそれぞれ掲載する。
が異なっても、集電処理に要するスペースは同じであ
り、電池自体の体積は同じになっている。しかし電池の
重量は、比較例の電池が、別部品の集電端子を採用して
いることから、実施例の電池より30gも重いものとな
っている。なお、表2から判るように放電容量および体
積実装効率についてはどの電池も同じ値を示している。
接合する時間つまり正極シートおよび負極シートを捲回
して電極体を形成するのに要する時間と、集電用リード
を折り曲げて集電端子に集める作業に要する時間と、超
音波接合に要する時間とを合計した時間を合計して比較
することによって評価することができる。比較例の電池
の場合は、正極側および負極側を合わせて、集電処理に
要する時間は電池1個あたり、12分+7分×2+3分
×2=32分を要した。これに対して実施例1の電池の
場合は、20秒+30秒×2=1分20秒を要し、実施
例2の電池の場合は、20秒+15秒×2=50秒を要
した。このことから、本発明の電極捲回型電池は、集電
処理のために必要な作業工数を著しく少なくできること
が確認できた。
1、実施例2および比較例の電池は内部抵抗の異なるも
のとなることが予想された。実際に接合面積の最も大き
い比較例の電池が、内部抵抗が小さく、出力特性に優れ
ることが確認されたが、上述したように集電端子をフラ
ンジ部を設けた別部品としたことから電池重量が増加
し、出力密度では劣ることが確認できた。また同様に、
エネルギ密度においても実施例の電池が優るものとなっ
ていることが確認できた。
ト、負極シートに電極合材未塗工部を設け、この未塗工
部に集電用リードを設けることなく、直接この未塗工部
を集電端子に接合させるという構成を採っている。この
様な構成にしたことにより、本発明の電極捲回型電池を
製造する場合は、集電用リードを設ける工程および集電
用リードを折り曲げて集める工程を必要とせず、電極捲
回型電池の生産性の向上および製造コストの低減を図る
ことが可能となる。
子として重量の大きな部品を必要とすることがなく、電
池自体の重量の軽減を図ることが可能となる。この結
果、本発明の電極捲回型電池は、出力密度およびエネル
ギ密度の高い優秀な電池となる。
る正極シートおよび負極シートを示す平面図
て、集電体表面に電極合材を塗布する塗布装置を示す斜
視図
る巻芯を示す斜視図
て、正極シート、負極シートおよびセパレータを捲回す
る様子を示す斜視図
て、正極シート、負極シートおよびセパレータを重ね合
わせた様子を示す断面図
て、正極シート、負極シートおよびセパレータを捲回し
て形成された電極体を示す斜視図
て、超音波接合によって電極合材未塗工部を巻芯に接合
する様子を示す図
て、正極側、負極側それぞれ2箇所の超音波接合を行っ
た後の電極体を示す斜視図
て、望ましい電極合材未塗工部幅の範囲を示す図
電池であって、板状の集電端子に接合して集電処理を行
った電極捲回型電池の電極体を示す斜視図
一つの実施形態において、望ましい電極合材未塗工部幅
の範囲を示す図
て、巻芯および巻芯とは別体の集電端子を示す斜視図
電極捲回型電池の集電処理の状態を模式的に表した図
ードが切り欠きによって形成された正極シートおよび負
極シートを示す平面図
ト、負極シートおよびセパレータを捲回する様子を示す
斜視図
ト、負極シートおよびセパレータを捲回して形成された
電極体を示す斜視図
溶接によって集電処理された電極体を示す斜視図
合によって集電処理された電極体を示す斜視図
ードが超音波接合によって形成された正極シートおよび
負極シートを示す平面図
Claims (5)
- 【請求項1】 それぞれの帯状金属箔集電体とその表面
に塗工されたそれぞれの電極合材とをもつ正極シートお
よび負極シートと、該正極シートと負極シートとの間に
挟装されたセパレータとを、巻芯の周囲に渦巻状に捲回
して形成された電極体を有する電極捲回型電池であっ
て、 前記正極シートと負極シートとの少なくとも一方は、幅
方向において連続して一体に形成され、幅方向の一端部
に所定幅で全長にわたる電極合材未塗工部を有し、かつ
該電極合材未塗工部をセパレータおよび前記正極シート
と負極シートとの他方から突出させるように捲回されて
おり、 該電極合材未塗工部が重ね合わさるように集電端子に接
合されていることを特徴とする電極捲回型電池。 - 【請求項2】 前記巻芯の端部が前記集電端子となり、
かつ、前記電極合材未塗工部は、該巻芯の端部に接合さ
れた接合部と該巻芯の端部に接合されていない非接合部
とを形成するように接合されている請求項1に記載の電
極捲回型電池。 - 【請求項3】 前記集電端子は、前記巻芯の端部に結合
した或いは前記巻芯とは物理的に離隔した別体の部品で
あって、かつ、前記電極合材未塗工部は、該集電端子に
接合された接合部と該集電端子に接合されていない非接
合部とを形成するように接合されている請求項1に記載
の電極捲回型電池。 - 【請求項4】 前記電極合材未塗工部の前記所定幅をH
(mm)とし、前記電極体の正極シート、負極シートお
よびセパレータとが捲回されて層状をなす部分の最内周
と最外周とによって決定される半径方向の厚さをT(m
m)とした場合に、HとTが次式で表される関係を有す
る請求項2または請求項3のいずれかにに記載の電極捲
回型電池。 T≧5 かつ H≦45かつ T<H≦1.5T+15 - 【請求項5】 幅方向において連続して一体に形成され
た帯状金属箔集電体の表面に、電極合材を、該集電体の
幅方向の一端部に所定幅で全長にわたる未塗工部を有す
るように塗工して、正極シートと負極シートとの少なく
とも一方に電極合材未塗工部を形成する工程と、 正極シート、負極シートおよび該正極シートと該負極シ
ートとの間に挟装させるセパレータとを、正極シートと
負極シートとの少なくとも一方の前記未塗工部が該セパ
レータおよび該正極シートと負極シートとの他方から突
出するように、巻芯の周囲に渦巻状に捲回させて電極体
を形成する工程と、 前記未塗工部を重ね合わせるように集電端子に接合する
工程とを含むことを特徴とする電極捲回型電池の製造方
法。
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