JP2000227864A - イメージ入出力装置のソフトウェアシステム - Google Patents

イメージ入出力装置のソフトウェアシステム

Info

Publication number
JP2000227864A
JP2000227864A JP11029116A JP2911699A JP2000227864A JP 2000227864 A JP2000227864 A JP 2000227864A JP 11029116 A JP11029116 A JP 11029116A JP 2911699 A JP2911699 A JP 2911699A JP 2000227864 A JP2000227864 A JP 2000227864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
version
component
operation history
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11029116A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Yamada
大介 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11029116A priority Critical patent/JP2000227864A/ja
Publication of JP2000227864A publication Critical patent/JP2000227864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能毎にソフトウェアを部品化し、そのソフ
トウェア部品単位にバージョンや動作履歴情報を更新・
保持させることにより、バージョンや動作履歴の情報を
的確に確認することを可能にし、きめ細かな装置のメン
テナンスや故障診断を実現すること。 【解決手段】 部品化したソフトウェアは、少なくと
も、部品単位に識別された部品ID501と、部品ID
501のソフトウェア名を表す名称502と、部品ID
501のバージョンを表すバージョン503と、プログ
ラム実行時に生成され、自ソフトウェアの動作履歴を累
積・保持する動作履歴保持手段(メソッド数504、メ
ソッド名505、呼出し回数506、個別部品特有の属
性値507)と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ装置、プリンタなどのイーメジ入出力装置のシステ
ム制御におけるソフトウェアの管理に用いられ、特にそ
れぞれの機能をソフトウェアに部品化し、そのソフトウ
ェア部品毎のバージョンや動作履歴などを管理可能に
し、メンテナンス性の向上などを図るイメージ入出力装
置のソフトウェアシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のOA機器、すなわちデジタル複写
機やファクシミリ装置、プリンタなど、あるいはそれら
を用いたシステムでは、画像入力から画像形成までの一
連のプロセス毎の制御や通信などの制御の各機能をうソ
フトウェア部品にすることが行われつつある。
【0003】また、これらソフトウェア部品に関連する
参考技術文献として、ソフトウェア部品単位のプログラ
ムの合成方法に関するプログラム作成支援システムが特
開平4−98529号公報に、既開発のプログラム部品
の再利用に関するプログラム自動修正方法及び装置が特
開平4−347727号公報に、部品合成によるソフト
ウェアの生成に関する装置・方法が特開平2−1052
22号公報に、既存ソフトウェアを検索・再利用するソ
フトウェア再利用の分散処理方法が特開平2−6762
9号公報に、それぞれ開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来の技術にあっては、ソフトウェア開
発の生産性向上を図るためにソフトウェア部品からプロ
グラムを自動生成するものの、ソフトウェア部品単位で
のバージョン管理や使用履歴管理を実現するものではな
い。このため、たとえば印刷装置などに組み込まれたソ
フトウェアに対してソフトウェア部品(モジュール)単
位に、そのバージョンや動作履歴の情報が的確に把握す
ることができず、装置のメンテナンスや故障診断をきめ
細かく行う場合に時間がかかるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、機能毎にソフトウェアを部品化し、そのソフトウ
ェア部品単位にバージョンや動作履歴情報を更新・保持
させることにより、バージョンや動作履歴の情報を的確
に確認することを可能にし、きめ細かな装置のメンテナ
ンスや故障診断を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るイメージ入出力装置のソフトウェ
アシステムにあっては、複数の画像入力および(また
は)画像形成を行うイメージ入出力装置を所定の通信プ
ロトコルに基づくネットワークに他の機器と相互接続
し、かつ画像入力・形成処理のそれぞれの機能ユニット
を制御するソフトウェアを部品化し、前記部品化された
ソフトウェアを協調動作させて一連のプロセス制御を実
行するイメージ入出力装置のソフトウェアシステムにお
いて、前記部品化したソフトウェアは、少なくとも、部
品単位に識別された部品識別手段と、前記部品識別手段
のソフトウェア名を表す部品名と、前記部品識別手段の
バージョンを表すバージョンと、プログラム実行時に生
成され、自ソフトウェアの動作履歴を累積・保持する動
作履歴保持手段と、を備えるものである。
【0007】また、請求項2に係るイメージ入出力装置
のソフトウェアシステムにあっては、前記ネットワーク
上に接続された他の機器から指定されるソフトウェア部
品単位のバージョンおよび動作履歴に関する情報を、所
定のフォーマットで印刷出力するものである。
【0008】また、請求項3に係るイメージ入出力装置
のソフトウェアシステムにあっては、前記ネットワーク
上に接続された遠隔地の管理機器からの要求に基づい
て、ソフトウェア部品単位のバージョンおよび動作履歴
に関する情報を、前記管理機器上に出力するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るイメージ入出
力装置のソフトウェアシステムの実施の形態について添
付図面を参照し、詳細に説明する。
【0010】(ハードウェアの構成)図1は、本発明の
実施の形態に係るシステムのハードウェア構成を示すブ
ロック図であり、ネットワーク150に、大きくは、イ
メージ入出力装置120と、ブローカ140と、パーソ
ナルコンピュータ(PC)160と、を接続したシステ
ム構成となっている。
【0011】イメージ入出力装置120は、図示の如く
構成されている。100は装置全体の制御を司るCPU
である。このCPU100には、バス102を介し、そ
の制御下にプログラムコードやフォント、その他の静的
なデータが格納されているROM103と、一時的な格
納領域(ワーキングメモリ)として利用されるRAM1
04と、不揮発性のデータを格納しておくNVRAM1
05と、操作パネル101の制御(ユーザとのインター
フェイスを司る)を実行するパネル制御部106と、紙
原稿の読み取りおよび記録紙への印刷を実行するため、
スキャン/プリントエンジン111を制御するエンジン
制御部107と、大量のイメージデータなどの蓄積およ
びデータベースの格納領域として利用され、記憶装置1
12を制御するディスクドライバ108と、イーサネッ
トワークなどのネットワーク150に接続され、外部の
機器との通信制御を行う通信制御部109と、公衆回線
と接続され、外部の機器との通信を可能にするモデム1
10とが接続されている。
【0012】また、ブローカ140は、ネットワークに
接続されている入出力装置に必要な機能情報や管理情報
を維持し、クライアント(本例ではPC)とサーバ(本
例ではイメージ入出力装置)の接続を確立する役目を請
け負うミドルウェアであり、以下の如く構成されてい
る。
【0013】すなわち、ブローカ140は、ネットワー
ク150との通信制御を実行する通信制御部141と、
ブローカ140全体を制御するCPU142と、制御プ
ログラムなどが格納されているROM143と、制御途
中のデータなどを格納するためのRAM144と、機能
情報などが格納されているデータベース145とから構
成されている。なお、このブローカ140は、CPUや
ROM、RAM、通信制御部、機能情報データベースを
有しているものであり、PCあるいはイメージ入出力装
置のどちら側に存在してもよい。
【0014】(イメージ入出力装置の動作)ROM10
3にはプログラムコードやフォント、およびその他のス
タティックな情報を格納する。RAM104は、一時的
な記憶場所として利用される。NVRAM105には不
揮発性の情報を格納する。
【0015】操作パネル101とパネル制御部106と
によりユーザとのインターフェイスを司る。また、スキ
ャン/プリントエンジン111とエンジン制御部107
は、イメージデータの入出力ユニットとして、シート原
稿の読み取りおよび記録紙への印刷を実行する。
【0016】また、記憶装置112とディスクドライバ
108は、大容量蓄積デバイスであるので大量のイメー
ジデータを蓄積するときなどに使用される。通信制御部
109は、イーサーネットなどのネットワーク(LA
N)150を介し、外部機器との通信を可能とし、モデ
ム110は公衆回線(WAN)と接続され、外部機器と
の通信を実行する。
【0017】また、ブローカ140は、ネットワーク1
50に接続されているイメージ入出力装置120が有し
ている機能情報を維持/管理し、クライアント(この場
合、PC160)とサーバ(この場合、イメージ入出力
装置)との接続を確立する役目を請け負うミドルウェア
としての機能動作を行う。
【0018】(ソフトウェアの構成)図2は、本発明の
実施の形態に係るソフトウェアの構成を示すブロック図
である。ここでは、図示の如く、アプリケーション層2
01と、カーネル層202と、ドライバ層203と、ハ
ードウェア層204と、いうように大きくは4つの層
(レイヤー)に分けられている。
【0019】アプリケーション層201は、コピー・フ
ァックス・プリンタなどのアプリケーションを形成する
レイヤーであり、後述するオペレーションマネージャ2
05と、ドキュメントマネージャ206と、サービスマ
ネージャ207と、デバイスマネージャ208と、デー
タベースマネージャ209と、プログラムファクトリ2
10と、の各ブロックで構成される。
【0020】オペレーションマネージャ205は、装置
に付属・接続されている操作パネル101を制御するも
のであり、ボタンの表示およびボタンオペレーションの
ノーティファイ・アラートの通知などを行う。また、ド
キュメントマネージャ206は、コピー・ファックス・
プリンタなどのシナリオに基づいてドキュメントをハン
ドリングするアプリケーションとしては中心となる機能
ブロックである。
【0021】また、サービスマネージャ207は、ドキ
ュメントハンドリングの際に共通に必要となる機能ブロ
ックであり、各種の管理・実行を行う。また、デバイス
マネージャ208は、スキャナ・プロッタ・画像バスと
いった物理デバイスの動作を決定する機能ブロックであ
り、各種のデバイスの管理・実行を行う。
【0022】また、データベースマネージャ209は、
フォント・定形フォーム・ファックス受信履歴・装置の
利用履歴・課金データなどの永続データの維持管理を行
う。本発明では、ここにソフトウェア部品とその組立表
などの維持・管理も行う。
【0023】また、プログラムファクトリ210は、ソ
フトウェアの組立表とソフトウェア部品および互換表か
らプログラム実行のための初期化を行う。すなわち、静
的に存在するソフトウェア部品をRAM上に展開(オブ
ジェクト指向プログラミングにおけるインスタンスの生
成)し、何らかのメッセージを受け取る(オブジェクト
指向プログラミングにおけるメソッドコール)ことによ
り動作可能な状態にしておく。
【0024】カーネル層202は、仮想メモリ211
と、実行プロセス212と、ファイルシステム213
と、ソケット214と、仮想マシン215と、から構成
されている。このカーネル層202は、通常OS(オペ
レーティング・システム)のカーネル(kernel:
OS機能のうちで最も基本的な部分で、ニュークリアス
または核と呼ばれる)として組み込まれ、各種デバイス
を抽象化し、アプリケーションに対してサービスを提供
するものであり、アプリケーション層201はカーネル
層202に対してシステムコールすることにより動作す
る。
【0025】ドライバ層203は、メモリ管理ドライバ
216と、プロセス管理ドライバ217と、ファイル管
理ドライバ218と、ネットワークドライバ219と、
一体型コピードライバ220と、ブロッキングデバイス
ドライバ221と、ページデバイスドライバ222と、
から構成されてる。このドライバ層203は、各種ハー
ドウェア(図1およびハードウェア層参照)を駆動する
たの制御を実行する機能ブロックの集合体である。ま
た、ハードウェア層204は、装置内に存在する制御可
能なリソースの集合である。
【0026】(システム環境)ところで、上述したイメ
ージ入出力装置は、例えば図3に示す如くシステム構成
で構築されたネットワーク環境で使用されることが多
い。すなわち、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、
スキャナ等のイメージ入出力装置はスタンドアロン・1
対1接続で利用されてきたが、昨今では、企業内LAN
等の普及・充実によってネットワーク環境で接続される
利用方法も増えてきている。
【0027】また、装置側のベンダーもサービスセンタ
ー等を設け、リモートから各ユーザの装置の動作状況や
利用状況に関するサービスを提供している。図3におい
ては、ユーザ環境として、プリントサーバ301・30
1、スキャナ303、パーソナルコンピュータ(PC)
304がネットワーク305に接続され、さらに、これ
らのユーザ環境の各機器の動作履歴などの情報を収集
し、その状態をパーソナルコンピュータ(PC)311
でソフトウェア部品312毎に分析して的確なサービス
を実現する。
【0028】さらに付言すれば、本発明では、後に詳述
するように装置の動作履歴を、交換可能なソフトウェア
部品312単位に記録し、取得する手段を提供する。そ
の動作履歴を収集・分析することにより、きめ細かいユ
ーザサポートを実現している。このような環境下では、
既存のシステム環境の他に、後述するようにソフトウェ
ア部品312を管理するサービスセンター310が存在
してもよく、遠隔地でソフトウェア部品312の動作履
歴を収集・分析し、サービスセンター310からのリモ
ートダウンロードで直接ユーザ環境の装置に対してソフ
トウェア部品を変更することも可能となる。
【0029】(動作例)ここでは、動作例として、複写
機あるいはスキャナに組み込まれている光学読取装置の
キャリッジ、すなわち原稿を露光走査し、その光像を所
定の光路によって感光体あるいはCCDなどに導くキャ
リッジ動作を行うソフトウェア部品を例にとって説明す
る。
【0030】図4は、本発明の実施の形態に係るキャリ
ッジ動作のソフトウェア部品の組立図であり、図示のブ
ロック部分がソフトウェア部品に該当する。スキャナコ
ントロール部品401は、キャリッジ部品402を制御
する。すなわち、解像度や読み取り範囲に応じてキャリ
ッジの動作手順に責任をもっている。キャリッジ部品4
02はモータ部品403に移動速度などを指示し、キャ
リッジ動作の実行と監視に責任をもっている。モータ部
品403は、ステッピングモータなどを駆動する責任を
もったソフトウェア部品である。なお、キャリッジ部品
402は、move()、cancel()というメソ
ッドを有している。
【0031】〔実施の形態1〕この実施の形態1では、
上述したソフトウェア部品を含むイメージ入出力装置の
構成に基づくソフトウェア部品毎の動作履歴を記録する
例について(データ構造例)、(アルゴリズム)に分け
て述べる。
【0032】(データ構造例)図5は、本発明の実施の
形態1に係るソフトウェア部品単位のデータ構造例を示
す説明図である。図において、「部品ID」501と
は、ソフトウェア部品単位に事前に登録されている任意
の識別子である。通常は6桁の数値などであり、装置の
提供者であるベンダー単位で一元管理している番号であ
る。ベンダー側は、この識別子から該当するソフトウェ
ア部品の仕様を管理している。
【0033】「名称」502とは、ソフトウェア部品の
名称である。通常は、たとえば“Carriage”な
ど任意長の文字列で表現されている。「バージョン」5
03とは、「部品ID」501に対するバージョンであ
る。通常は、3桁の数値などであり、“301”などに
よりバージョン3.01と認識する。
【0034】メソッド毎の呼出し回数として、「メソッ
ド数」504と、その数分の「メソッド名」505と
「呼出し回数」505を有する。「メソッド数」504
とは、呼出し回数を記憶するメソッドの数である。メソ
ッドメイトはメソッドの名称である。「呼出し回数」5
06とは、ソフトウェア部品の利用回数を整数値として
記憶する領域である。「個別部品特有の属性値」507
とは、それぞれのソフトウェア部品に必要となるデータ
である。
【0035】ソフトウェア部品には、あらかじめ常駐し
ている部品と、プログラムの実行時に生成され、動作完
了後に消滅する部品がある。生成・消滅する部品に関し
ては、生成・消滅させる親部品が、呼び出し回数の記憶
領域を有し、消滅時にそれまでの回数を書き出し、次回
の生成時の初期値を、その回数から始めることにより、
累積の呼出し回数を保持する。この具体例を図6に示
す。
【0036】図6では、「部品ID」501による識別
子が“0123”、「名称」502が“Carriag
e”、「バージョン」503が“101”、「メソッド
数」504が“2”について示し、move()メソッ
ドが500回、cancel()メソッドが30回呼び
出されたことを意味する。
【0037】(アルゴリズム1)図7は、本発明の実施
の形態1に係るアルゴリズムを示すフローチャートであ
り、ソフトウェア部品毎の動作履歴を記録する例につい
て示している。メソッド呼出しの先頭で、呼出し回数を
インクリメントし(S701)、関数処理を行う(S7
02)。
【0038】したがって、この実施の形態1によれば、
個別ユーザの装置単位に、ソフトウェア部品単位の動作
履歴を把握することにより、動作履歴に合わせたきめ細
かいメンテナンス作業の実現と機能拡張の提案が可能に
なる。また、ソフトウェアの障害などに対する原因解析
や部品交換などを、動作履歴を確認することによって的
確に行うことができる。
【0039】〔実施の形態2〕この実施の形態2では、
ソフトウェア部品単位のバージョン、動作履歴などの情
報取得を印刷によって行う例について(データ構造)、
(アリゴリズム)に分けて説明する。
【0040】(データ構造例)図8は、本発明の実施の
形態2に係るデータ構造例を示す説明図である。この場
合、図示するように部品リストとして部品へのリファレ
ンスを保有する構造体を有している。また、呼出し回数
を有するソフトウェア部品は、自分自身でメソッド名と
その呼出し回数を返すメソッドを有する。たとえば、g
et_NumOfCall()により、メソッド数、メ
ソッド名、呼出し回数を返す。
【0041】(アルゴリズム)この実施の形態では部品
リストから、呼出し回数が記録されているソフトウェア
部品を順次検索し、それらのメソッド名と呼出し回数を
取得し、印刷フォーマットを組み立てるモジュールに引
き渡すことにより、所定のフォーマットで印刷出力す
る。
【0042】図9は、本発明の実施の形態2に係るアル
ゴリズムを示すフローチャートである。まず、部品リス
トを取得し(S901)、当該部品が存在するか否かを
判断する(S902)。ここで、当該部品が存在すると
判断した場合、そのメソッド数を取得する(S90
3)。その後、残りメソッドがあるか否かを判断し(S
904)、残りメソッドがあればメソッド名と呼出し回
数を取得する(S905)。さらに印刷フォーマット組
み立てるモジュールへ渡し(S906)、残りメソッド
の数を減算する(S907)。また、ステップS902
で当該部品がないと判断すれば、その取得した部品リス
トの印刷を行う(S908)。
【0043】図10は、上記における印刷処理によって
出力される印刷出力例である。この例では、ソフトウェ
ア部品の部品名“Carriage”に対するメソッド
名“move”、呼出し回数“500”と、“Carr
iage”に対するメソッド名“cancel”呼出し
回数“30”といった情報が印刷される。したがって、
この実施の形態2によれば、サービスマンがメンテンナ
ス作業時にソフトウェア部品毎の動作履歴を印刷するこ
とによって、その内容を的確に把握することが可能なた
め、適切なメンテナンスを迅速に行うことができる。
【0044】〔実施の形態3〕この実施の形態3では、
遠隔地からソフトウェア部品単位のバージョン、動作履
歴などの情報取得を行う例について説明する。すなわ
ち、たとえば、図3に示すようなシステム環境において
ソフトウェア部品単位のバージョン、動作履歴などの情
報取得を行うものである。
【0045】(データ構造)この実施の形態3に係るデ
ータ構造は、前述した実施の形態2の図8と同様に、部
品リストとして、部品へのリファレンスを保有する構造
体を有する。
【0046】(アルゴリズム)この場合、図11のフロ
ーチャートに示すように、遠隔地からの全ソフトウェア
部品の動作状況の取得を要求する(S1101、S11
02))。そして、その部品リストから呼出し回数が記
録さてているソフトウェア部品を順次検索し(S110
3)、それらのメソッド名と呼出し回数を取得し、その
内容を返送する(S1104)。
【0047】あるいは、図12のフローチャートに示す
ように、遠隔地から特定のソフトウェア部品名とメソッ
ド名とを指定し(S1201)、その指定された部品名
とメソッド名を検索し(S1202)、呼出し回数を返
送する(S1203)。
【0048】したがって、この実施の形態3によれば、
遠隔地からソフトウェア部品単位のバージョンや動作履
歴などの情報取得を行うようしたので、遠隔地(たとえ
ば図3におけるサービスセンター310)からの故障診
断サービスを行うことが可能となる。また、ユーザに合
わせたソフトウェア部品の構成も提案することが可能と
なる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイメ
ージ入出力装置のソフトウェアシステム(請求項1)に
よれば、機能毎のソフトウェア部品にバージョンや動作
履歴情報を更新・保持させるデータ構造としたので、動
作履歴に合わせたきめ細かいメンテナンス作業の実現と
機能拡張の提案が可能になる。また、ソフトウェアの障
害などに対する原因解析や部品交換などを、動作履歴を
確認することによって的確に行うことができる。
【0050】また、本発明に係るイメージ入出力装置の
ソフトウェアシステム(請求項2)によれば、サービス
マンがメンテンナス作業時にソフトウェア部品毎の動作
履歴を印刷することによって、その内容を的確に把握す
ることが可能なため、適切なメンテナンスを迅速に行う
ことができる。
【0051】また、本発明に係るイメージ入出力装置の
ソフトウェアシステム(請求項3)によれば、サービス
センターなど遠隔地からソフトウェア部品単位のバージ
ョンや動作履歴などの情報取得を行うようしたので、遠
隔地からの故障診断サービスを行うことが可能となる。
また、ユーザに合わせたソフトウェア部品の構成も提案
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシステムのハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るソフトウェアの構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るネットワーク環境に
おけるイメージ入出力装置のシステム接続例を示す説明
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るキャリッジ動作のソ
フトウェア部品の組立図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るソフトウェア部品
単位のデータ構造例を示す説明図である。
【図6】図5の具体的なソフトウェア部品単位のデータ
構造例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係るアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態2に係るデータ構造例を示
す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るアルゴリズムを示
すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2に係る印刷出力例を示
す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る第1のアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態2に係る第2のアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 CPU 101 操作パネル 120 イメージ入出力装置 150、305、320 ネットワーク 201 アプリケーション層 206 ドキュメントマネージャ 207 サービスソフトウェア 209 データベースマネージャ 310 サービスセンター 312 ソフトウェア部品 401 スキャナコントロール部品 402 キャリッジ部品 403 モータ部品 501 部品ID 502 名称 503 バージョン 504 メソッド数 505 メソッド数 506 呼出し回数 507 個別部品特有の属性値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B021 AA05 AA19 BB02 BB10 EE04 PP06 5B042 GA36 GB05 HH30 JJ02 MA08 MC40 5B076 AC01 CA09 DD05 5C062 AA05 AA13 AA35 AB00 AB38 AB42 AC58 AF00 BA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像入力および(または)画像形
    成を行うイメージ入出力装置を所定の通信プロトコルに
    基づくネットワークに他の機器と相互接続し、かつ画像
    入力・形成処理のそれぞれの機能ユニットを制御するソ
    フトウェアを部品化し、前記部品化されたソフトウェア
    を協調動作させて一連のプロセス制御を実行するイメー
    ジ入出力装置のソフトウェアシステムにおいて、 前記部品化したソフトウェアは、少なくとも、 部品単位に識別された部品識別手段と、 前記部品識別手段のソフトウェア名を表す部品名と、 前記部品識別手段のバージョンを表すバージョンと、 プログラム実行時に生成され、自ソフトウェアの動作履
    歴を累積・保持する動作履歴保持手段と、 を備えることを特徴とするイメージ入出力装置のソフト
    ウェアシステム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク上に接続された他の機
    器から指定されるソフトウェア部品単位のバージョンお
    よび動作履歴に関する情報を、所定のフォーマットで印
    刷出力することを特徴とする請求項1に記載のイメージ
    入出力装置のソフトウェアシステム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク上に接続された遠隔地
    の管理機器からの要求に基づいて、ソフトウェア部品単
    位のバージョンおよび動作履歴に関する情報を、前記管
    理機器上に出力することを特徴とする請求項1に記載の
    イメージ入出力装置のソフトウェアシステム。
JP11029116A 1999-02-05 1999-02-05 イメージ入出力装置のソフトウェアシステム Pending JP2000227864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11029116A JP2000227864A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 イメージ入出力装置のソフトウェアシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11029116A JP2000227864A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 イメージ入出力装置のソフトウェアシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000227864A true JP2000227864A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12267356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11029116A Pending JP2000227864A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 イメージ入出力装置のソフトウェアシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000227864A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003150357A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、プロセス間通信情報取得方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2003167715A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Ricoh Co Ltd プロセス間通信履歴表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像形成装置および画像形成システム
JP2006221671A (ja) * 2001-09-28 2006-08-24 Ricoh Co Ltd キー操作再生方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2006260596A (ja) * 2001-09-28 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 描画情報取得方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2009193418A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 更新プログラム及びプログラム更新装置
JP2013225823A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Kyocera Document Solutions Inc ログ情報取得プログラム、画像形成装置、及びログ情報保存プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221671A (ja) * 2001-09-28 2006-08-24 Ricoh Co Ltd キー操作再生方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2006260596A (ja) * 2001-09-28 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 描画情報取得方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラムおよび画像形成装置
JP2003150357A (ja) * 2001-11-14 2003-05-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、プロセス間通信情報取得方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2003167715A (ja) * 2001-11-29 2003-06-13 Ricoh Co Ltd プロセス間通信履歴表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像形成装置および画像形成システム
JP2009193418A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 更新プログラム及びプログラム更新装置
JP2013225823A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Kyocera Document Solutions Inc ログ情報取得プログラム、画像形成装置、及びログ情報保存プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7483162B2 (en) Method of and device for image processing, image forming device, and computer product
JP5197287B2 (ja) 管理装置、画像形成装置、サービス処理方法及びプログラム
EP1650953B1 (en) Image forming apparatus, a print process method, a computer program and a computer readable storage medium
EP1855196A1 (en) Image forming device and application execution method
US20060158675A1 (en) Method of and apparatus for image formation, and computer product
KR100584062B1 (ko) 데이터 처리 장치, 데이터 처리 방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체
US7970780B2 (en) Job log management system and job log management method
JP2000056960A (ja) ユーザインターフェイス装置
JP2008204270A (ja) 画像形成装置、リソース管理方法、およびプログラム
US8462370B2 (en) Image processing apparatus and application executing method
JP2000227864A (ja) イメージ入出力装置のソフトウェアシステム
JP4890223B2 (ja) 電子機器、レポート作成方法及びレポート作成プログラム
JP4408927B2 (ja) 画像形成装置及び情報処理方法
JP4343547B2 (ja) 画像形成装置、デバッグ情報記録方法
JP2004151994A (ja) データ処理装置
JP5140351B2 (ja) 情報処理装置
JP4986234B2 (ja) 情報処理装置
JP4957506B2 (ja) 管理プログラム、情報処理装置および情報処理システム
JPH10269045A (ja) ネットワーク分散型画像処理システム
JP5140350B2 (ja) 情報処理装置
JP5040026B2 (ja) 情報処理装置
JP2000341503A (ja) データ生成方法及び画像処理システム
JP2008077234A (ja) 画像形成装置および制御方法並びにプログラムおよび記録媒体
JPH11143694A (ja) ソフトウエアのバージョンアップ方法
JP2005038001A (ja) 情報管理装置および画像形成装置、情報管理方法