JP2000227615A - 手振れ防止機能付き撮像装置 - Google Patents

手振れ防止機能付き撮像装置

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JP2000227615A
JP2000227615A JP2884299A JP2884299A JP2000227615A JP 2000227615 A JP2000227615 A JP 2000227615A JP 2884299 A JP2884299 A JP 2884299A JP 2884299 A JP2884299 A JP 2884299A JP 2000227615 A JP2000227615 A JP 2000227615A
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image pickup
image
camera shake
imaging
parallel
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JP2884299A
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Takashi Kitaguchi
貴史 北口
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像装置における手振れによる画像ぼけを有効
に防止する。 【解決手段】撮像光学系により結像された被写体像を撮
像面で受光して画像信号に変換する撮像手段を有する撮
像装置において、撮像手段5を撮像面と同一平面内で平
行移動させる平行移動手段4を有し、露光開始時刻に撮
像手段の撮像面の中心位置にある像が、常に撮像面の中
心になるように、撮像手段を平行移動する構成とする。
より具体的には、撮像装置本体の回転変位を検出する回
転検出手段1と、回転検出手段から得られる回転変位検
出信号に基づいて撮像装置本体の姿勢角変化を算出する
姿勢角算出手段2と、姿勢角算出手段からの姿勢角変化
信号を一定の利得で増幅する信号増幅手段3と、信号増
幅手段からの信号を入力され、撮像手段5を撮像面と同
一平面内で平行移動させる平行移動手段4を有し、撮像
手段の平行移動を画像取り込み時間内に1回以上行う構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ等の
撮像装置に係り、特に手振れ防止機能付き撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラ(デジタルスチル
カメラ)がビジネスでの使用から個人使用まで幅広く普
及してきており、このデジタルカメラの普及に伴い、低
コスト化、小型化、軽量化が進んでいる。しかしなが
ら、デジタルカメラの低コスト化、小型化、軽量化に伴
い、撮影時の手振れによる画像ぼけの発生が問題になる
と考えられる。すなわち、軽量化されたデジタルカメラ
は、手持ち撮影時のカメラ安定性が低く容易に手振れを
生じてしまう。また、低コスト化のために低感度のCC
D等の撮像素子が採用されるため、画像取り込みに必要
な露光時間が長くなるので、撮影が手振れの影響を受け
やすい。また、小型化、低コスト化のため、光学式ファ
インダに代えて液晶ファインダ等が使用されると、デジ
タルカメラを身体から離したり片手で持った状態で撮影
が行われることも多くなり、撮影時の安定性が低下して
手振れを発生させやすい。また、望遠比の高いズームレ
ンズを備えたデジタルカメラでは、高倍率での撮影時に
手振れの影響が目立ち問題となる。そしてデジタルカメ
ラでの撮影時に手振れが生じると、撮影画像に画像ぼけ
が発生してしまう。
【0003】手振れは、時間的に連続した画像取り込み
を行うビデオカメラでは良く知られており、ビデオカメ
ラにおいては手振れを防止(あるいは補正)する技術が
種々提案されている。例えば、”テレビジョン学会誌,
Vol.49,No.2,PP.131-134(1995)”等には、ビデオカメラ
では、画像の揺れから手振れを検出し、その移動量に応
じてフィールドメモリから切り出す画像領域を制御する
ことにより画像振れを抑える方式が紹介されている。し
かしながら、デジタルカメラ(デジタルスチルカメラ)
での手振れによる画像ぼけは、1フレームの取り込み時
間内のカメラの振れにより生じているため、この方式は
使えない。何故なら、ビデオカメラで用いられている上
記の方式は、フレーム間のずれを補正するものであり、
1フレーム取り込み中でのカメラの振れを考慮したもの
ではない。そこで、デジタルカメラにも適用できる方法
として、レンズの光軸に対する平行移動や、可変頂角プ
リズムにより、手振れによるカメラの動きに合わせて光
軸を動かすことにより、振れの少ない画像を得る方法が
ある。しかしながら、これらの補正機構は、デジタルカ
メラ自体を大型化・重量化してしまうという問題があ
り、普及機には適さない。
【0004】一方、上記の問題点を解決するため、圧電
素子等により撮像素子のみを手振れに応じて移動させる
という方法が、特開昭64−78581号公報、特
開平2−103023号公報、特開平6−46322
号公報などに記載されている。しかしながら、これらの
公報記載の従来技術では、撮像素子の移動方向や移動の
大きさを、検出した手振れ量から決定する手段がないた
め、最適な補正を行うことができない。さらに、上記
の従来技術はビデオカメラにおける画像振れ防止技術で
あり、画像から手振れを検出しており、画像取り込み時
間内の手振れによる画像ぼけを防止するものではない。
また、上記,の従来技術もビデオカメラにおける画
像振れ防止技術であり、画像取り込み時間内に撮像素子
を1回以上動かせるような数値限定をしたものではな
く、そのままデジタルカメラに適用できるようなもので
はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであって、最適な撮像素子の平行移動量
を決定し、尚且つ画像取り込み時間内に撮像素子の平行
移動を1回以上行うことによりデジタルカメラの手振れ
による画像ぼけを有効に防止することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1に係る発明は、被写体像を撮像
面に結像する撮像光学系と、該撮像光学系により結像さ
れた被写体像を上記撮像面で受光して画像信号に変換す
る撮像手段とを有する撮像装置において、上記撮像手段
を撮像面と同一平面内で平行移動させる平行移動手段を
有し、露光開始時刻に上記撮像手段の撮像面の中心位置
にある像が、常に撮像面の中心になるように、上記撮像
手段を平行移動する構成としたものである。このよう
に、撮像手段の撮像面の中心位置にある像の位置が動か
ないよう、撮像手段を平行移動させる構成とすることに
より、最適に手振れを防止することが可能となる。
【0007】さらに請求項2に係る発明では、請求項1
記載の手振れ防止機能付き撮像装置において、撮像装置
本体の回転変位を検出する回転検出手段と、該回転検出
手段から得られる回転変位検出信号に基づいて上記撮像
装置本体の姿勢角変化を算出する姿勢角算出手段と、該
姿勢角算出手段からの姿勢角変化信号を一定の利得で増
幅する信号増幅手段と、該信号増幅手段からの信号を入
力され、上記撮像手段を撮像面と同一平面内で平行移動
させる平行移動手段とを有し、上記撮像手段の平行移動
を画像取り込み時間内に1回以上行う構成としたもので
ある。すなわち、請求項2に係る撮像装置では、撮像装
置本体の回転による像振れを防止するために、角度信号
を増幅して平行移動手段を駆動することにより、撮像手
段を平行移動させるものであり、これにより、簡単な構
成で手振れを防止することが可能となる。
【0008】また請求項3に係る発明では、請求項1記
載の手振れ防止機能付き撮像装置において、撮像装置本
体の回転変位を検出する回転検出手段と、該回転検出手
段から得られる回転変位検出信号に基づいて上記撮像装
置本体の姿勢角変化を算出する姿勢角算出手段と、該姿
勢角算出手段からの姿勢角変化信号を用い、予め決めら
れた計算式、あるいはルックアップテーブルから上記撮
像手段の平行移動量を算出する移動量算出手段と、該移
動量算出手段からの信号を入力され、上記撮像手段を撮
像面と同一平面内で平行移動させる平行移動手段とを有
し、上記撮像手段の平行移動を画像取り込み時間内に1
回以上行う構成としたものである。すなわち、請求項3
に係る撮像装置では、撮像装置本体の回転による像振れ
を防止するために、角度信号に応じた出力信号を決定
し、この出力信号で平行移動手段を駆動することによ
り、撮像手段を平行移動させるものであり、これによ
り、平行移動手段の特性に応じた制御が可能となり、手
振れを効果的に防止することが可能となる。
【0009】尚、本発明に係る撮像装置、すなわちデジ
タルカメラにおいて、撮像光学系には通常のデジタルカ
メラ用撮影レンズ系を用いることができる。撮像手段に
は、2次元の撮像面を持つCCDやCMOS等の撮像素
子が用いられる。回転検出手段は、ジャイロ、磁気方位
センサ、加速度センサなどを単体、または複数組み合わ
せて構成され、カメラ本体の回転変位、すなわち回転に
よる姿勢の変化を検出するものであり、姿勢角算出手段
は、回転検出手段から得られる回転変位検出信号に基づ
いてカメラ本体の姿勢角変化を算出するものである。そ
して、この姿勢角算出手段からの姿勢角変化信号を増幅
した信号、あるいは姿勢角変化信号に基づいて移動量算
出手段により算出された平行移動量により平行移動手段
が駆動され、撮像素子が平行移動される。
【0010】さらに本発明の手振れ防止機機能付き撮像
装置では、上記平行移動手段は、圧電素子とその圧電素
子の変位の拡大機構によって構成することができ(請求
項4)、圧電素子と拡大機構により平行移動手段を構成
することにより、小型、省電力で手振れ防止機構を提供
することが可能となる。また、本発明の手振れ防止機機
能付き撮像装置では、上記平行移動手段は、電磁式アク
チュエータによって構成することもでき(請求項5)、
電磁式アクチュエータにより平行移動手段を構成するこ
とにより、低電圧で手振れ防止機構を提供することが可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成、動作を図面
を参照して詳細に説明する。図3は本発明によるデジタ
ルカメラの手振れ防止機構の動作原理を示す図であり、
同図は撮像装置であるデジタルカメラの撮影レンズ12
と、撮像手段の撮像素子5のみを記載したものであり、
その他の構成要素は省略した。初めに、被写体Hが撮影
レンズ12の光軸上にあり、撮像素子5がP1の位置に
あるとすると、光軸上にある被写体Hの像は撮像素子5
の撮像面5aの中心Oで結像する。次に、手振れにより
カメラ本体が、撮影レンズ12の中心を回転中心として
紙面内で反時計回りに角度−θだけ回転したとき、撮像
素子5は斜め上方の破線で示すP2の位置に移動するた
め、撮像面5aの中心がO’に移動し、被写体Hの像は
撮像面5aの中心O’より下方にずれた位置に結像して
しまう。そこで、被写体像の結像位置を撮像面5aの中
心位置にするには、撮像素子5を撮像面5aに平行に斜
め下方にxだけ平行移動してP3の位置にし、撮像面5
aの中心位置を元のO点に戻すことにより、被写体像の
結像位置は撮像面5aの中心位置になる。そしてこのと
きの平行移動量xは、以下の式で表される。 x=−f・tan(−θ) ・・・(1) (ただし、fはレンズ11と撮像面13の距離であり、
焦点距離である) また、図3とは逆に、カメラ本体が、撮影レンズ11の
中心を回転中心として時計回りに角度θだけ回転したと
きは、上記とは逆に、撮像素子12を撮像面13に平行
に斜め上方にxだけ平行移動することになる。
【0012】尚、撮像素子5を平行移動する際、撮像素
子5は撮像面に平行に移動されるため、レンズ11と撮
像面13の距離(焦点距離)fの関係は一定に保たれ、
画像がぼけることはない。また、図3では、撮像素子5
を光軸に直交する一軸方向(図の例ではx軸方向)に平
行移動した例を示したが、光軸をz軸とした場合、実際
にはカメラ本体の光軸に垂直かつ互いに直交する2軸
(x軸,y軸)回りの回転変位が検出され、撮像素子5
はその回転変位による結像位置のずれを補正するように
x軸,y軸の両方向に平行移動される。
【0013】以上のように、撮像面5aの中心にある像
が常に中心にくるよう撮像素子12を平行移動手段によ
り平行移動することにより、手振れによる位置ずれをキ
ャンセルすることができる(請求項1)。尚、撮像素子
12の平行移動手段としては、圧電素子とその圧電素子
の変位を拡大する拡大機構等によって構成することがで
きる。また、平行移動手段は、電磁式アクチュエータに
よって構成することもできる。以下、本発明の具体的な
実施例について説明する。
【0014】(実施例1)図1は請求項2記載の発明の
一実施例を説明する図であり、(a)はデジタルカメラ
の手振れ防止機構の構成例を示すブロック図、(b)は
(a)に示す手振れ防止機構による手振れ防止処理の手
順の一例を示すフローチャートである。尚、図1(a)
においては手振れ防止機構の構成のみを示しており、光
学系等の図示は省略している。図1(a)において、手
振れ防止機構は、デジタルカメラ本体の回転変位を検出
する回転検出手段1と、回転検出手段1から得られる回
転変位検出信号に基づいてデジタルカメラ本体の姿勢角
変化を算出する姿勢角算出手段2と、姿勢角算出手段2
からの姿勢角変化信号を一定の利得で増幅する信号増幅
手段3と、信号増幅手段3からの信号を入力され、撮像
手段5を撮像面と同一平面内で平行移動させる平行移動
機構4とを有している。
【0015】図1(a)に示す構成の手振れ防止機構で
は、手振れによる、カメラ光軸に垂直かつ互いに直交す
る2軸回りの回転運動(前述の図3に示したようなカメ
ラ本体の回転変位)を、ジャイロ、磁気方位センサ、加
速度センサなどを単体、または複数組み合わせて構成し
た回転検出手段1にて検出する。次に、姿勢角算出手段
2により、回転検出手段1からの回転変位検出信号をカ
メラの姿勢角に変換する(撮像素子の露光開始時刻の姿
勢を基準として、カメラ光軸(例えばz軸)に垂直かつ
互いに直交する2軸(x軸,y軸)回りの回転変位によ
る姿勢角変化をそれぞれ検出する)。例えば、回転検出
手段1がジャイロで構成される場合は、姿勢角算出手段
2は積分回路によって構成され、2軸(x軸,y軸)回
りの回転変位検出信号をそれぞれ姿勢角信号に変換す
る。この姿勢角に変換された信号を信号増幅手段3で増
幅し、2方向の平行移動機構4へそれぞれ入力すること
により、入力信号に応じた機械的変位が各平行移動機構
4に発生する。撮像手段5はCCDやCMOS等の撮像
素子及びその周辺回路で構成されており、各平行移動機
構4の変位が伝達することによって、撮像面(画像面)
に平行な2方向に移動するよう、各平行移動機構4に接
続されている。この平行移動により撮像面上の像の、手
振れにより姿勢変化した際の位置の移動をキャンセルす
ることができ、画像上のぼけの発生を低減することがで
きる。尚、デジタルカメラの姿勢角の基準は、前回算出
したカメラ本体の姿勢でもよい。また、シャッターレリ
ーズが半押し状態等で発せられる、手振れ防止開始信号
が発せられたときを基準としてもよい。
【0016】ここで図1(b)は、シャッターレリーズ
が半押し状態で発せられる手振れ防止開始信号が発せら
れたときを基準として手振れ防止処理を行う場合の手順
の一例を示している。撮影に際しては、まず、デジタル
カメラに取り付けられた、手振れ防止機構の作動を許可
する電源スイッチをオンにして待機状態とする(ステッ
プ:S1)。次にシャッターレリーズを半押し状態にす
ると(ステップ:S2)、手振れ防止開始信号が発せら
手振れ防止機構が作動状態となり、その露光開始時刻の
姿勢角を基準として、画像取り込み時間内(例えば1/
30秒以内等)に、回転検出手段1による回転変位検
出、姿勢角変化の算出、信号増幅、撮像素子の平行移動
が1回以上繰り返される。従って、シャッターレリーズ
が押し込まれ、画像取り込みが行われるときは手振れの
補正がなされており、手振れの影響を有効に防止ないし
は軽減して、画像ぼけの無い良好な画像取り込みを行う
ことができる。画像取り込みが終了すると(ステップ:
S4)、待機状態に戻り、さらなる画像取り込みが行わ
れるときは上記のプロセスが繰り返される。そして電源
スイッチをオフにすることにより(ステップ:S5)、
手振れ防止機構の作動を停止する。
【0017】(実施例2)図2は請求項3記載の発明の
一実施例を説明する図であり、(a)はデジタルカメラ
の手振れ防止機構の構成例を示すブロック図、(b)は
(a)に示す手振れ防止機構による手振れ防止処理の手
順の一例を示すフローチャートである。尚、図2(a)
においては手振れ防止機構の構成のみを示しており、光
学系等の図示は省略している。図1(a)において、手
振れ防止機構は、デジタルカメラ本体の回転変位を検出
する回転検出手段1と、回転検出手段1から得られる回
転変位検出信号に基づいてデジタルカメラ本体の姿勢角
変化を算出する姿勢角算出手段2と、姿勢角算出手段2
からの姿勢角変化信号を用い、予め決められた計算式、
あるいはルックアップテーブルから撮像手段5の平行移
動量を算出する移動量算出手段6と、移動量算出手段6
からの信号を入力され、撮像手段5を撮像面と同一平面
内で平行移動させる平行移動手段7とを有している。
尚、図2(a)は姿勢角算出から撮像手段の平行移動制
御までをデジタル的に処理する場合の構成例を示してい
る。
【0018】図2(a)に示す構成の手振れ防止機構で
は、手振れによる、カメラ光軸に垂直かつ互いに直交す
る2軸回りの回転運動(前述の図3に示したようなカメ
ラ本体の回転変位)を、ジャイロ、磁気方位センサ、加
速度センサなどを単体、または複数組み合わせて構成し
た回転検出手段1にて検出する。次に、姿勢角算出手段
2により、回転検出手段1からの信号をA/D変換し
て、マイクロコンピュータ等によりカメラの姿勢角を算
出する(撮像素子の露光開始時刻の姿勢を基準として、
カメラ光軸(例えばz軸)に垂直かつ互いに直交する2
軸(x軸,y軸)回りの回転変位による姿勢角変化をそ
れぞれ算出する)。例えば、回転検出手段1がジャイロ
で構成される場合は、姿勢角算出手段2では積分計算が
なされ、回転検出手段1が加速度センサ、磁気方位セン
サによって構成される場合もそれに応じた計算方法で姿
勢角が算出される。
【0019】ここで図4を参照して回転検出手段1が加
速度センサ、磁気方位センサによって構成される場合の
姿勢角算出方法の一例を示しておく。図4において、デ
ジタルカメラのカメラ本体11に固定してカメラ座標
系:x,y,zを設定する。撮影レンズ12の光軸に合
致した方向がz方向であり、カメラ本体11の上下方向
がy方向、これらy,z方向に直交する方向がx方向で
ある。また、現実のワールド座標系:X,Y,Zを設定
する。重力方向をY方向、北極方向をZ方向とし、これ
らX,Z方向に直交させてX方向を設定する。図4に示
すように、カメラ座標系:x,y,zの各軸を、ワール
ド座標系:X,Y,Zに平行に対応させた状態をカメラ
本体11の基準姿勢とする。
【0020】カメラ本体の内部には、カメラ1を基準姿
勢に保持したときにワールド座標系におけるX,Y,Z
方向の加速度を検出できるように、加速度センサ13,
14,15が配備され、同じくカメラ本体1の内部には
磁気方位センサとして、基準姿勢においてワールド座標
系におけるX,Y,Z方向の磁力を検出して磁気方位を
検出する磁力センサ16,17,18が配備される。 任意の時刻:tにおいて、x,y,z軸の、X,Y,Z
軸からの(すなわち基準姿勢からの)回転角をそれぞれ
θX(t),θY(t),θZ(t)とする。 また、上記時刻:tにおいて加速度センサ13,14,
15が検出する加速度をそれぞれAx(t),Ay(t),A
z(t)とし、時刻:tにおいて磁力センサ16,17,
18が検出する磁力をそれぞれMx(t),My(t),M
z(t)とする。回転の表現として、x,y,z軸まわり
の回転行列:Rx(t),Ry(t),Rz(t)を用いる。こ
れらは3行3列の正方行列である。検出された加速度:
x(t),Ay(t),Az(t)を成分とするベクトルを列
ベクトル[A(t)]とする。ここでは、回転としてy,
x,z軸の順に生じるものを考える。
【0021】今、列ベクトル[A(t)]にz,x,yの
順序で回転を行えば、回転は逆になって、列ベクトル
[A(t)]の方向は重力の方向であるY方向になるか
ら、以下のマトリックス方程式が成り立つ。 Ry(t)Rz(t)Rx(t)[A(t)]=[0,1,0] [0,1,0]は列ベクトルで、Y成分のみが0でな
い。これから、 θX(t)=−sin~1z(t),θZ(t)=sin{A
x(t)/cosθX(t)} が得られる。また、Mx(t),My(t),Mz(t)を成分
とするベクトルをM(t)として、 [Mx(t)’,My(t)’,Mz(t)’]=Rx(t)Rz(t)
M(t), [0,My(t)”,Mz(t)”]=Ry(t)[Mx(t)’,My
(t)’,Mz(t)’] が成り立つから、 θY(t)=sin~1{Mx(t)’/√(Mx(t)’2+M
z(t)’2)} となる。[Mx(t)’,My(t)’,Mz(t)’],[0,M
y(t)”,Mz(t)”]は、いずれも列ベクトルである。
【0022】露光開始時の時刻:tにおける姿勢を「基
準」とするとき、時刻:t+Δtにおける回転行列:R
t(t+Δt)は、 Rt(t+Δt)={Ry(t)Rx(t)Rz(t)}~1・R
y(t+Δt)Rx(t+Δt)Rz(t+Δt) となり、時刻:t以後の各時刻における回転行列が定ま
り、それに応じて各時刻における回転角、すなわち姿勢
角:θX(t),θY(t),θZ(t)を知ることができ、こ
の姿勢角の変化に基づいて撮像手段の態位を補正するこ
とが可能となる。
【0023】尚、姿勢角の算出は上記方法に限らず種々
の方法が可能であるし、回転検出手段1のセンサ構成に
よっても変わってくるものであり、前述したように、回
転検出手段1がジャイロで構成される場合は、姿勢角算
出手段2では積分計算がなされる。また、本実施例で
は、上記の3軸まわりの姿勢角のうち、特にカメラ光軸
(z軸)に垂直かつ互いに直交する2軸(x軸,y軸)
まわりの姿勢角:θX(t),θY(t)の変化を算出してい
る。
【0024】上述の姿勢角算出手段2により算出された
2軸回りの姿勢角信号から、移動量算出手段6において
撮像手段5の平行移動量(光軸方向をz方向とした場
合、x方向とy方向の平行移動量)を算出し、平行移動
手段7を駆動する信号を出力する。この移動量算出手段
6における移動量算出方法は、予め定めた計算式であっ
てもよいし、メモリに予め記憶しておいたルックアップ
テーブルを用いてもよい。移動量算出手段6からの出力
信号は、デジタル信号の形態で平行移動手段7内のマイ
クロコンピュータ等で構成される制御回路8に送信され
るが、制御回路8がアナログインターフェース(I/
F)を有する構成ならば、移動量算出手段6で信号を出
力する前にD/A変換を行う。制御回路8では、入力さ
れた移動量だけ撮像手段5が移動するように2方向の平
行移動機構9の制御を行う。撮像手段5はCCDやCM
OS等の撮像素子及びその周辺回路で構成されており、
各平行移動機構9の変位が伝達することによって、撮像
面(画像面)に平行に移動するよう、各平行移動機構9
に接続されている。
【0025】尚、図2(a)の構成ではフィードバック
制御を行うため、平行移動機構9によって移動した撮像
手段5の位置を、変位から電位に変換する微小変位検出
機構10が設けられており、この微小変位検出機構10
で撮像手段5の変位を検出し、制御回路8へフィードバ
ックさせている。しかし、閉ループ制御に限られるわけ
ではなく、開ループ制御の場合は、微小変位検出機構1
0及びこの微小変位検出機構10から制御回路へ戻る信
号線はなくてもよい。いずれにせよ、上記の撮像手段5
の2方向の平行移動により、撮像面上の像の、手振れに
より姿勢変化した際の位置の移動をキャンセルすること
ができ、画像上のぼけの発生を低減することができる。
尚、デジタルカメラの姿勢角の基準は、前回算出したカ
メラ本体の姿勢でもよい。また、シャッターレリーズが
半押し状態等で発せられる、手振れ防止開始信号が発せ
られたときを基準としてもよい。
【0026】ここで図2(b)は、シャッターレリーズ
が半押し状態で発せられる手振れ防止開始信号が発せら
れたときを基準として手振れ防止処理を行う場合の手順
の一例を示している。撮影に際しては、まず、デジタル
カメラに取り付けられた、手振れ防止機構の作動を許可
する電源スイッチをオンにして待機状態とする(ステッ
プ:T1)。次にシャッターレリーズを半押し状態にす
ると(ステップ:T2)、手振れ防止開始信号が発せら
手振れ防止機構が作動状態となり、その露光開始時刻の
姿勢角を基準として、画像取り込み時間内(例えば1/
30秒以内等)に、回転検出手段1による回転変位検
出、姿勢角変化の算出、平行移動量の算出、撮像素子の
平行移動が1回以上繰り返される。従って、シャッター
レリーズが押し込まれ、画像取り込みが行われるときは
手振れの補正がなされており、手振れの影響を有効に防
止ないしは軽減して、画像ぼけの無い良好な画像取り込
みを行うことができる。画像取り込みが終了すると(ス
テップ:T4)、待機状態に戻り、さらなる画像取り込
みが行われるときは上記のプロセスが繰り返される。そ
して電源スイッチをオフにすることにより(ステップ:
T5)、手振れ防止機構の作動を停止する。
【0027】上記の説明において、姿勢角算出手段2の
A/D変換部を除く部分、移動量算出手段6及び制御回
路8の主要部分はマイクロコンピュータで構成すること
ができる。しかし、デジタルカメラをパーソナルコンピ
ュータに接続して使用する場合や、携帯型のパーソナル
コンピュータに搭載するような場合であれば、上記部分
をパーソナルコンピュータ側で構成し、回転検出手段1
からの信号を受ける部分をA/D変換機能付きの信号入
出力ボードとしてもよい。
【0028】(実施例3)以上の実施例1、2におい
て、平行移動機構4,9としては、圧電素子に変位拡大
機構を取り付けたものを用いることができる(請求項
4)。その実施例を図5に示す。図5に示す平行移動機
構では、圧電素子21の一端に抑え板23が接着固定さ
れており、圧電素子21の他端側には抑えネジ26が回
転自在に固定され、その抑えネジ26に抑え板22が螺
合されている。そして両抑え板22,23間には2枚の
板ばね24、25が円弧状に撓んだ状態で固定されお
り、固定時の板ばね24,25の曲率は、上記抑えネジ
26を回転して一方側の抑え板22をネジの軸方向に移
動することにより調整する。
【0029】図5に示す構成では、圧電素子21に電圧
を印加すると、図中の矢印A,A’で示した方向に圧電
素子21が伸びる。これにより、板ばね24、25に矢
印B,B’で示した変位が発生し、圧電素子21による
変位を拡大することができる。従って、2枚の板ばね2
4,25の一方側に撮像手段を接着し、他方をカメラの
筐体(図示せず)や、あるいはこの移動方向に垂直なも
う一方の方向に移動させる別の平行移動機構(図示せ
ず)に固定することにより、圧電素子21の変位を拡大
して撮像手段5を平行移動させることができる。また、
圧電素子21に印加する電圧によって変位量、すなわち
平行移動量を変えることができる。
【0030】尚、圧電素子を用いた平行移動機構の構成
としては図示のものに限らず、圧電素子の変位を拡大し
て撮像手段を平行移動できる機構ならば他のものも利用
することができる。また、平行移動機構としては、圧電
素子と変位拡大機構によるものだけではなく、電磁式の
アクチュエータを用いてもよく(請求項5)、この場合
には、低電圧で駆動する平行移動機構が得られる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の手
振れ防止機能付き撮像装置では、撮像手段を撮像面と同
一平面内で平行移動させる平行移動手段を有し、露光開
始時刻に上記撮像手段の撮像面の中心位置にある像が、
常に撮像面の中心になるように、上記撮像手段を平行移
動する構成としたものであり、このように、撮像手段の
撮像面の中心位置にある像の位置が動かないよう、撮像
手段を平行移動させることにより、画像全体として最も
位置ずれが少なくなり、最適に手振れを防止することが
できる。従って、手振れの影響を有効に防止して画像ぼ
けの無い高品質の画像取り込みを行うことができる撮像
装置を提供することができる。
【0032】請求項2記載の手振れ防止機能付き撮像装
置では、撮像装置本体の回転変位を検出する回転検出手
段と、該回転検出手段から得られる回転変位検出信号に
基づいて上記撮像装置本体の姿勢角変化を算出する姿勢
角算出手段と、該姿勢角算出手段からの姿勢角変化信号
を一定の利得で増幅する信号増幅手段と、該信号増幅手
段からの信号を入力され、上記撮像手段を撮像面と同一
平面内で平行移動させる平行移動手段とを有し、上記撮
像手段の平行移動を画像取り込み時間内に1回以上行う
構成としたものであり、このように、撮像装置本体の回
転による像振れを防止するために、角度信号を増幅して
平行移動手段を駆動することにより、撮像手段を平行移
動させて像振れを補正することができ、これにより、簡
単な構成で手振れを防止することができる。従って、簡
易な構成で手振れの影響を防止して画像ぼけの無い高品
質の画像取り込みを行うことができる撮像装置を提供す
ることができる。
【0033】請求項3記載の手振れ防止機能付き撮像装
置では、撮像装置本体の回転変位を検出する回転検出手
段と、該回転検出手段から得られる回転変位検出信号に
基づいて上記撮像装置本体の姿勢角変化を算出する姿勢
角算出手段と、該姿勢角算出手段からの姿勢角変化信号
を用い、予め決められた計算式、あるいはルックアップ
テーブルから上記撮像手段の平行移動量を算出する移動
量算出手段と、該移動量算出手段からの信号を入力さ
れ、上記撮像手段を撮像面と同一平面内で平行移動させ
る平行移動手段とを有し、上記撮像手段の平行移動を画
像取り込み時間内に1回以上行う構成としたものであ
り、このように、撮像装置本体の回転による像振れを防
止するために、角度信号に応じた出力信号を決定し、こ
の出力信号で平行移動手段を駆動することにより、撮像
手段を平行移動させて像振れを補正することができ、こ
れにより、平行移動手段の特性に応じた制御が可能とな
り、手振れを効果的に防止することができる。従って、
手振れの影響を効果的に防止して画像ぼけの無い高品質
の画像取り込みを行うことができる撮像装置を提供する
ことができる。
【0034】請求項4記載の手振れ防止機能付き撮像装
置では、請求項1または2または3の構成に加えて、平
行移動手段を、圧電素子とその圧電素子の変位の拡大機
構によって構成することにより、小型、省電力で駆動す
る手振れ防止機構を備えた撮像装置を提供することがで
きる。
【0035】請求項5記載の手振れ防止機能付き撮像装
置では、請求項1または2または3の構成に加えて、平
行移動手段を、電磁式アクチュエータによって構成する
ことにより、低電圧で駆動する手振れ防止機構を備えた
撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2記載の発明の一実施例を説明する図で
あり、(a)はデジタルカメラの手振れ防止機構の構成
例を示すブロック図、(b)は(a)に示す手振れ防止
機構による手振れ防止処理の手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図2】請求項3記載の発明の一実施例を説明する図で
あり、(a)はデジタルカメラの手振れ防止機構の構成
例を示すブロック図、(b)は(a)に示す手振れ防止
機構による手振れ防止処理の手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明による手振れ防止機構の動作原理を示す
図である。
【図4】手振れ防止機能付きデジタルカメラの基準姿勢
と姿勢角算出方法の一例を説明するための図である。
【図5】請求項4記載の発明の一実施例を示す平行移動
機構の平面図である。
【符号の説明】
1:回転検出手段 2:姿勢角算出手段 3:信号増幅手段 4:平行移動機構 5:撮像手段(撮像素子) 5a:撮像面 6:移動量算出手段 7:平行移動手段 8:制御回路 9:平行移動機構 10:微小変位検出機構 11:デジタルカメラ(撮像装置)本体 12:撮影レンズ 13,14,15:加速度センサ 16,17,18:磁力センサ(磁気方位センサ) 21:圧電素子 22,23:抑え板 24,25:板ばね 26:抑えネジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像を撮像面に結像する撮像光学系
    と、該撮像光学系により結像された被写体像を上記撮像
    面で受光して画像信号に変換する撮像手段とを有する撮
    像装置において、 上記撮像手段を撮像面と同一平面内で平行移動させる平
    行移動手段を有し、露光開始時刻に上記撮像手段の撮像
    面の中心位置にある像が、常に撮像面の中心になるよう
    に、上記撮像手段を平行移動することを特徴とする手振
    れ防止機能付き撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の手振れ防止機能付き撮像装
    置において、 撮像装置本体の回転変位を検出する回転検出手段と、 該回転検出手段から得られる回転変位検出信号に基づい
    て上記撮像装置本体の姿勢角変化を算出する姿勢角算出
    手段と、 該姿勢角算出手段からの姿勢角変化信号を一定の利得で
    増幅する信号増幅手段と、 該信号増幅手段からの信号を入力され、上記撮像手段を
    撮像面と同一平面内で平行移動させる平行移動手段とを
    有し、 上記撮像手段の平行移動を画像取り込み時間内に1回以
    上行うことを特徴とする手振れ防止機能付き撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の手振れ防止機能付き撮像装
    置において、 撮像装置本体の回転変位を検出する回転検出手段と、 該回転検出手段から得られる回転変位検出信号に基づい
    て上記撮像装置本体の姿勢角変化を算出する姿勢角算出
    手段と、 該姿勢角算出手段からの姿勢角変化信号を用い、予め決
    められた計算式、あるいはルックアップテーブルから上
    記撮像手段の平行移動量を算出する移動量算出手段と、 該移動量算出手段からの信号を入力され、上記撮像手段
    を撮像面と同一平面内で平行移動させる平行移動手段と
    を有し、 上記撮像手段の平行移動を画像取り込み時間内に1回以
    上行うことを特徴とする手振れ防止機能付き撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2または3記載の手振れ防
    止機能付き撮像装置において、 上記平行移動手段が、圧電素子とその圧電素子の変位の
    拡大機構によって構成されることを特徴とする手振れ防
    止機能付き撮像装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3記載の手振れ防
    止機能付き撮像装置において、 上記平行移動手段が、電磁式アクチュエータによって構
    成されることを特徴とする手振れ防止機能付き撮像装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191071A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Canon Inc 光学機器および光学機器の制御方法およびプログラム
US7970266B2 (en) 2007-11-09 2011-06-28 Panasonic Corporation Camera
US8330824B2 (en) 2007-11-09 2012-12-11 Panasonic Corporation Camera, camera system, and camera body

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