JP2000227553A - ソフトフォーカスズームレンズ系 - Google Patents

ソフトフォーカスズームレンズ系

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JP2000227553A
JP2000227553A JP11339722A JP33972299A JP2000227553A JP 2000227553 A JP2000227553 A JP 2000227553A JP 11339722 A JP11339722 A JP 11339722A JP 33972299 A JP33972299 A JP 33972299A JP 2000227553 A JP2000227553 A JP 2000227553A
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Masayuki Murata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風景などの遠景撮影からポートレート撮影迄
ソフトフォーカス効果が得られるソフトフォーカスズー
ムレンズ系を得る。 【構成】 物体側から順に、正の屈折力を有する前群
と、負の屈折力を有する中群と、正の屈折力を有する後
群とを有し、前群、中群、後群の軸上空気間隔を変化さ
せることによってズーミングするズームレンズ系におい
て、条件式(1)ないし(3)を満足するソフトフォー
カスズームレンズ系。(1)SAU/fw <−0.10
(2)0.30<D23w /fw(3)0.25<D12t
ft但し、SAU:開放絞りにおける球面収差量、fw
:短焦点距離端におけるレンズ系全体の焦点距離、D
23w :短焦点距離端における中群の最も像側の面と後群
の最も物体側の面との軸上空気間隔、D12t:長焦点距
離端における前群の最も像側の面と中群の最も物体側の
面との軸上空気間隔、ft:長焦点距離端におけるレン
ズ系全体の焦点距離。後群は、ズーミング時に間隔を変
化させる第1後群と第2後群とに分割することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、主に一眼レフ用交換レンズに用
いる広角から中望遠までを包含したソフトフォーカスズ
ームレンズ系に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、ソフトフォーカスレ
ンズは、ポートレート用として、比較的画角の狭い中望
遠レンズに用いられてきたが、最近では、風景等の遠景
をソフト効果をつけて撮影するために、画角の広い広角
系レンズにもソフトフォーカスレンズが提供されてい
る。しかし、広角から中望遠迄ソフト効果を得られるズ
ームレンズは提供されていない。
【0003】
【発明の目的】本発明は、風景などの遠景撮影からポー
トレート撮影までソフトフォーカス効果の得られるソフ
トフォーカスズームレンズ系を提供することを目的とす
る。
【0004】
【発明の概要】本発明のソフトフォーカスズームレンズ
系は、物体側から順に、正の屈折力を有する前群と、負
の屈折力を有する中群と、正の屈折力を有する後群とを
有し、前群、中群、後群の軸上空気間隔を変化させるこ
とによってズーミングするズームレンズ系において、次
の条件式(1)ないし(3)を満足することを特徴とし
ている。 (1)SAU/fw <−0.10 (2)0.30<D23w /fw (3)0.25<D12t/ft 但し、 SAU:開放絞りにおいて最も球面収差が少なくなる焦
点距離における球面収差値、 fw :短焦点距離端におけるレンズ系全体の焦点距離、 D23w :短焦点距離端における中群の最も像側の面と後
群の最も物体側の面との 軸上空気間隔、 D12t:長焦点距離端における前群の最も像側の面と中
群の最も物体側の面との軸上空気間隔、 ft:長焦点距離端におけるレンズ系全体の焦点距離、
である。
【0005】本発明のソフトフォーカスズームレンズ系
は、球面収差だけを残存させ、他の軸外の収差の発生を
できる限り抑えるため、後群は少なくとも1枚の正レン
ズを含み、中群と後群の間に絞りを位置させ、下記の条
件式(4)を満たすことが望ましい。 (4)0.5<rR-1 /fw <1.6 但し、 rR-1:後群に含まれる正レンズ中で最も物体側に位置
する正レンズの物体側の面の曲率半径、である。
【0006】また、本発明のソフトフォーカスズームレ
ンズ系は、条件式(5)を満足する程度に短焦点距離端
での半画角が広いことが好ましい。 (5)25°<Ww 但し、 Ww ;短焦点距離端での半画角、である。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明のソフトフォーカスズーム
レンズ系は、図17〜図19に示すように、物体側から
順に、正の屈折力を有する前群Iと、負の屈折率を有す
る中群IIと、正の屈折力を有する後群IIIの3群構成か
らなっている。これらは、短焦点距離端から長焦点距離
端へのズーミングに際し、前群Iと中群IIの軸上空気間
隔を増大させ、中群IIと後群IIIの軸上空気間隔を減少
させながら、図17と図18の態様においては、すべて
のレンズ群は物体側へ移動し、図19の態様において
は、前群Iと後群IIIは物体側へ、中群IIは像側へ移動す
る。絞りSは、中群IIと後群IIIの間にあって、後群III
と一緒に移動する。後群IIIは、図18と図19の態様
では、相対移動可能な第1後群III−1と第2後群III−
2とに分割されていて、これらは、短焦点距離端から長
焦点距離端へのズーミングに際し、相対間隔を減少させ
ながら物体側に移動する。
【0008】条件式(1)は、球面収差の発生量を短焦
点距離端での焦点距離との比で規定する条件である。こ
の条件式を満足することにより、アンダーの球面収差を
発生させて短焦点距離端から長焦点距離端迄ソフトフォ
ーカス効果を得ることができ、かつ、背景のぼけ方を美
しく描写することができる。条件式(1)の上限を越え
ると、球面収差の発生が少なく、十分なソフトフォーカ
ス効果が得られない。
【0009】条件式(2)、(3)は、短焦点距離端で
の中群と後群の軸上空気間隔と短焦点距離端での焦点距
離との比、長焦点距離端での前群と後群の軸上空気間隔
と長焦点距離端での焦点距離との比で規定する条件であ
る。この条件式を満足することにより、広角を包含する
ズームレンズでありながら、ズーム比2以上の変倍効果
が得られる。条件式(2)の下限を越えると、広角を包
含するズームではなくなる。条件式(3)の下限を越え
ると変倍の効果が小さくなり2以上のズーム比を得るこ
とが困難となる。
【0010】条件式(4)は、球面収差を残存させ、他
の軸外の収差の発生をできる限り抑えるための条件であ
る。アンダーの球面収差はパワーの強い凸面により発生
する。この凸面を絞り近くの後群の最も物体側の正レン
ズの物体側の面に設けることにより、コマ収差、非点収
差及び歪曲収差を極力抑えつつ、アンダーの球面収差の
みを発生させることができる。条件式(4)の下限を越
えると、アンダーの球面収差は発生するが、他の軸外の
収差が補正しきれなくなってくる。条件式(4)の上限
を越えると、アンダーの球面収差の発生量が小さく、十
分なソフトフォーカス効果を得ることができない。
【0011】条件式(5)は、短焦点距離端での半画角
を直接指定するものである。条件式(5)の下限を越え
ると、広角レンズとしての半画角を有せず、本発明の目
的を達成することができない。
【0012】次に、具体的な実施例について本発明を説
明する。 [実施例1]実施例1のレンズ構成を図1に、数値デー
タを表1に示す。この実施例1は、物体側から順に、正
の前群I、負の中群II、絞りS、及び正の後群IIIから
なり、後群IIIはさらに、相対移動可能なIII−1群及び
III−2群からなる。ズーミングは、図18のズーミン
グ軌跡図のように行われる。前群Iは、物体側から順
に、負レンズL1と正レンズL2の接合レンズ、物体側
に凸の正メニスカスレンズL3からなり、中群IIは、物
体側から順に、負のメニスカスレンズL4、正レンズL
5と負レンズL6の接合レンズ及び正メニスカスレンズ
L7からなり、後群IIIの第1後群III−1は、物体側か
ら順に、正メニスカスレンズL8、正レンズL9及び負
のメニスカスレンズL10からなり、第2後群III−2
は、正レンズL11、正レンズL12、負レンズL13
及び正のメニスカスレンズL14からなる。また、SA
Uは短焦点距離端で最少となる。
【0013】この実施例1の短焦点距離端での諸収差を
図2に、中間焦点距離での諸収差を図3に、長焦点距離
端での諸収差を図4に、それぞれ示す。諸収差図中、S
Aは球面収差、SCは正弦条件、d線、g線、C線は、
それぞれの波長における、球面収差によって示される色
収差、Sはサジタル、Mはメリディオナルを示してい
る。
【0014】表および図面中、FNOはF ナンバー、f は
焦点距離、W は半画角(゜)、fBはバックフォーカス、
ri はレンズ各面の曲率半径、di はレンズ厚もしくは
レンズ間隔、Nはd線の屈折率、νはアッベ数を示す。
また、回転対称非球面は次式で定義される。 x=cy2/[1+[1-(1+K)c2y2]1/2]+A4y4+A6y6+A8y8 +A10y10+
A12y12 (但し、cは曲率(1/r)、yは光軸からの高さ、K
は円錐係数、A4、A6、A8、A10・・・・・は各
次数の非球面係数)
【0015】
【表1】 FNO=1:3.7-4.0-4.7 f=24.86(fw)-45.01-82.00(ft) ( ズーム比=3.30 ) W =42.2 -25.3-14.3 fB=38.50-55.16-71.25 SAU=-3.70 D23w=18.31 D12t=25.30 rR-1=32.014 面 No. ri di N ν 1 31783.807 1.50 1.84666 23.8 2 123.864 5.60 1.69680 55.5 3 -240.094 0.10 - - 4 53.214 5.00 1.69680 55.5 5 166.181 2.49-10.70-25.30 - - 6 118.092 1.10 1.80400 46.6 7 16.017 4.71 - - 8 -69.920 3.60 1.72825 28.5 9 -17.754 1.20 1.80400 46.6 10 44.049 0.10 - - 11 29.045 2.60 1.84666 23.8 12 84.385 17.11-8.11-3.04 - - 絞 ∞ 1.20 - - 13* 32.014 3.20 1.58913 61.2 14 813.795 0.10 - - 15 28.365 3.40 1.51633 64.1 16 -183.545 1.37 - - 17 -29.178 1.10 1.62588 35.7 18 -55037.039 6.72-2.96-1.00 - - 19 38.529 3.00 1.58913 61.2 20 -159.020 0.15 - - 21 30.157 4.60 1.69680 55.5 22 -40.923 0.10 - - 23* -506.806 1.00 1.80610 33.3 24 19.288 3.44 - - 25 -49.691 2.00 1.80100 35.0 26 -37.872 - - - * は回転対称非球面を示す。 非球面データ(表示のない非球面係数は0である); No.13; K=0.00、A4=0.12000×10-4 No.23; K=-1.00、A4=-0.40066×10-4
【0016】[実施例2]実施例2のレンズ構成を図5
に、数値データを表2に示す。この実施例2は、物体側
から順に、正の前群I、負の中群II、絞りS、及び正の
後群IIIからなる。後群IIIはさらに、相対移動可能なII
I−1群及びIII−2群からなる。ズーミングは、図19
のズーミング軌跡図のように行われる。前群Iは、物体
側から順に、負レンズL1と正レンズL2の接合レン
ズ、物体側に凸の正メニスカスレンズL3からなり、中
群IIは、物体側から順に、負メニスカスレンズL4、負
のメニスカスレンズL5と負レンズL6及び正レンズL
7からなり、後群IIIの第1後群III−1は物体側に凸の
正メニスカスレンズL8のみからなり、第2後群III−
2は、物体側から順に、正レンズL9、負レンズL1
0、負のメニスカスレンズL11と物体側に凸の正レン
ズL12の接合レンズ、像側に凸の正メニスカスレンズ
L13、負のメニスカスレンズL14及び正レンズL1
5からなる。また、短焦点距離端での諸収差を図6に、
中間焦点距離での諸収差を図7に、長焦点距離端での諸
収差を図8に、それぞれ示す。また、SAUは短焦点距
離端で最少となる。
【0017】
【表2】 FNO=1:3.1-3.5-3.6 f=36.12(fw)-70.01-101.89(ft) (ズーム比=2.82 ) W =32.3-16.9-11.7 fB=38.35-46.73-49.06 SAU=-6.54 D23w=22.31 D12t=25.64 rR-1=54.706 面 No. ri di N ν 1 103.692 2.50 1.80518 25.4 2 48.020 8.80 1.69680 55.5 3 206.063 0.10 - - 4 55.454 5.90 1.75700 47.8 5 256.388 0.99-17.38-25.64 - - 6 207.783 1.70 1.83481 42.7 7 25.867 0.54 - - 8 26.913 1.50 1.77250 49.6 9 18.155 8.08 - - 10 -43.965 1.30 1.72916 54.7 11 50.721 0.15 - - 12 36.336 3.40 1.80518 25.4 13 -161.141 20.81-8.44-1.00 - - 絞 ∞ 1.50 - - 14* 54.706 2.70 1.69680 55.5 15 2926.617 5.65-1.18-0.80 - - 16 23.722 4.47 1.80610 40.9 17 -166.959 1.82 - - 18 -59.918 1.35 1.80518 25.4 19 35.127 4.65 - - 20 43.126 1.25 1.80610 40.9 21 20.277 4.07 1.48749 70.2 22 -249.542 6.13 - - 23 -231.317 4.39 1.62230 53.2 24 -23.389 3.80 - - 25 -16.846 1.50 1.83481 42.7 26 -43.553 0.10 - - 27 128.272 3.50 1.65844 50.9 28 -84.587 - - - * は回転対称非球面を示す。 非球面データ(表示のない非球面係数は0である); No.14; K=0.00、A4=0.50000×10-5
【0018】[実施例3]実施例3のレンズ構成を図9
に、数値データを表3に、短焦点距離端での諸収差を図
10に、中間焦点距離での諸収差を図11に、長焦点距
離端での諸収差を図12に、それぞれ示す。基本的なレ
ンズ構成及びズーミング時のレンズの移動態様は、実施
例1と同じである。また、SAUは短焦点距離端で最少
となる。
【0019】
【表3】 FNO=1:3.2-3.8-4.7 f=28.91(fw)-45.00-82.00(ft) (ズーム比=2.84 ) W =38.1-25.2-14.3 fB=41.52-52.15-68.44 SAU=-6.56 D23w=14.81 D12t=27.15 rR-1=24.716 面 No ri di N ν 1 1519.075 1.50 1.84666 23.8 2 124.575 5.60 1.69680 55.5 3 -202.759 0.10 - - 4 51.063 5.00 1.69680 55.5 5 109.170 3.00-13.06-27.15 - - 6 123.289 1.10 1.80400 46.6 7 16.564 4.60 - - 8 -61.473 3.60 1.72825 28.5 9 -17.635 1.20 1.80400 46.6 10 48.330 0.10 - - 11 30.183 2.60 1.84666 23.8 12 85.318 13.61-8.10-2.83 - - 絞 ∞ 1.20 - - 13 24.716 3.20 1.58913 61.2 14 71.151 0.10 - - 15 33.928 3.40 1.51633 64.1 16 -73.522 0.90 - - 17 -31.236 1.10 1.62588 35.7 18 5065.591 5.57-3.21-1.01 - - 19 48.466 3.62 1.58913 61.2 20 -45.084 0.15 - - 21 31.837 4.60 1.69680 55.5 22 -49.353 0.10 - - 23* -229.852 1.00 1.80610 33.3 24 20.292 4.54 - - 25 -21.624 2.00 1.80100 35.0 26 -20.849 - - - * は回転対称非球面を示す。 非球面データ(表示のない非球面係数は0である); No.23; K=-1.00、A4=-0.35072×10-4
【0020】[実施例4]実施例4のレンズ構成を図1
3に、数値データを表4に示す。この実施例4は、物体
側から順に、正の前群I、負の中群II、絞りS、及び正
の後群IIIからなる。ズーミングは、図17のズーミン
グ軌跡図のように行われる。前群Iは、物体側から順
に、負レンズL1と正レンズL2の接合レンズ、物体側
に凸の正メニスカスレンズL3からなり、中群IIは、物
体側から順に、負メニスカスレンズL4、正レンズL5
と負レンズL6の接合レンズ及び正メニスカスレンズL
7からなり、後群IIIは、物体側から順に、正レンズL
8、負メニスカスレンズL9、正メニスカスレンズL1
0、正レンズL11、負メニスカスレンズL12からな
る。また、短焦点距離端での諸収差を図14に、中間焦
点距離での諸収差を図15に、長焦点距離端での諸収差
を図16に、それぞれ示す。また、SAUは短焦点距離
端で最少となる。
【0021】
【表4】 FNO=1:4.3-4.8-5.6 f=34.50(fw)-49.96-70.00(ft) (ズーム比=2.03 ) W =33.2-23.4-17.0 fB=38.50-44.09-52.05 SAU=-5.35 D23w=13.85 D12t=23.59 rR-1=17.708 面 No. ri di N ν 1 217.901 1.50 1.84666 23.8 2 89.378 5.89 1.65844 50.9 3 -464.394 0.10 - - 4 38.347 5.00 1.69680 55.5 5 54.807 4.39-16.64-23.59 - - 6 69.474 1.10 1.80440 39.6 7 15.035 7.85 - - 8 1001.820 5.26 1.74077 27.8 9 -14.511 1.20 1.78300 36.1 10 44.447 0.10 - - 11 24.082 2.60 1.84666 23.8 12 46.226 12.65-7.14-2.09 - - 絞 ∞ 1.20 - - 13 17.708 5.00 1.48749 70.2 14 -17.064 0.36 - - 15 -15.159 1.10 1.62004 36.3 16 -130.787 6.12 - - 17 -188.532 2.67 1.61800 63.4 18 -20.102 0.15 - - 19 107.024 4.14 1.77250 49.6 20 -44.701 3.45 - - 21 -14.926 1.00 1.70035 37.9 22 -723.881 - - -
【0022】次に、実施例1ないし4の各条件式に対応
する値を表5に示す。
【表5】 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 条件式(1) -0.149 -0.181 -0.227 -0.155 条件式(2) 0.737 0.618 0.512 0.401 条件式(3) 0.309 0.252 0.331 0.337 条件式(4) 1.288 1.515 0.855 0.513 条件式(5) 42.18 32.32 38.14 33.16
【0023】表5から明かなように、実施例1ないし実
施例4は、いずれも条件式(1)ないし(5)を満足し
ている。各収差図に示す諸収差も比較的よく補正されて
いる。
【0024】
【発明の効果】本発明のソフトフォーカスズームレンズ
系によれば、風景などの遠景からポートレート用などの
近景迄のソフトフォーカス効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるソフトフォーカスズームレンズ系
の第1の実施例を示すレンズ構成図である。
【図2】図1のレンズ系の短焦点距離端での諸収差図で
ある。
【図3】図1のレンズ系の中間焦点距離での諸収差図で
ある。
【図4】図1のレンズ系の長焦点距離端での諸収差図で
ある。
【図5】本発明によるソフトフォーカスズームレンズ系
の第2の実施例を示すレンズ構成図である。
【図6】図5のレンズ系の短焦点距離端での諸収差図で
ある。
【図7】図5のレンズ系の中間焦点距離での諸収差図で
ある。
【図8】図5のレンズ系の長焦点距離端での諸収差図で
ある。
【図9】本発明によるソフトフォーカスズームレンズ系
の第3の実施例を示すレンズ構成図である。
【図10】図9のレンズ系の短焦点距離端での諸収差図
である。
【図11】図9のレンズ系の中間焦点距離での諸収差図
である。
【図12】図9のレンズ系の長焦点距離端での諸収差図
である。
【図13】本発明によるソフトフォーカスズームレンズ
系の第4の実施例を示すレンズ構成図である。
【図14】図13のレンズ系の短焦点距離端での諸収差
図である。
【図15】図13のレンズ系の中間焦点距離での諸収差
図である。
【図16】図13のレンズ系の長焦点距離端での諸収差
図である。
【図17】本発明のソフトフォーカスズームレンズ系の
実施例4の簡易ズーミング軌跡図である。
【図18】本発明のソフトフォーカスズームレンズ系の
実施例1及び3の簡易ズーミング軌跡図である。
【図19】本発明のソフトフォーカスズームレンズ系の
実施例2の簡易ズーミング軌跡図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する前
    群と、負の屈折力を有する中群と、正の屈折力を有する
    後群とを有し、前群、中群、後群の軸上空気間隔を変化
    させることによってズーミングするズームレンズ系にお
    いて、次の条件式(1)ないし(3)を満足することを
    特徴とするソフトフォーカスズームレンズ系。 (1)SAU/fw <−0.10 (2)0.30<D23w /fw (3)0.25<D12t/ft 但し、 SAU:開放絞りにおいて最も球面収差が少なくなる焦
    点距離における球面収差値、 fw :短焦点距離端におけるレンズ系全体の焦点距離、 D23w :短焦点距離端における中群の最も像側の面と後
    群の最も物体側の面との軸上空気間隔、 D12t:長焦点距離端における前群の最も像側の面と中
    群の最も物体側の面との軸上空気間隔、 ft:長焦点距離端におけるレンズ系全体の焦点距離。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のソフトフォーカスズーム
    レンズ系において、後群は少なくとも1枚の正レンズを
    含み、中群と後群の間に絞りが位置していて、さらに次
    の条件式(4)を満足するソフトフォーカスズームレン
    ズ系。 (4)0.5<rR-1/fw<1.6 但し、 rR-1:後群に含まれる正レンズ中で最も物体側に位置
    する正レンズの物体側の面の曲率半径。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のソフトフォーカ
    スズームレンズ系において、さらに次の条件式(5)を
    満足するソフトフォーカスズームレンズ系。 (5)25゜<Ww 但し、 Ww:短焦点距離端での半画角。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    ソフトフォーカスズームレンズ系において、前記後群
    は、短焦点距離端から長焦点距離端へのズーミング時に
    間隔を狭める2つの群に分割されているソフトフォーカ
    スズームレンズ系。
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