JP2000226253A - コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法 - Google Patents

コージェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法

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JP2000226253A JP11026499A JP2649999A JP2000226253A JP 2000226253 A JP2000226253 A JP 2000226253A JP 11026499 A JP11026499 A JP 11026499A JP 2649999 A JP2649999 A JP 2649999A JP 2000226253 A JP2000226253 A JP 2000226253A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コージェライト質セラミックハニカム構造体
の薄壁化及び高セル密度化することができるとともに、
押出成形時における成形性(特に、流動性および保形
性)、機械的強度(静水圧破壊強度)及び触媒担持特性
の向上に寄与することができるコージェライト質セラミ
ックハニカム構造体の製造方法を提供する。 【解決手段】 押出成形用のコージェライト化原料バッ
チ中に、タルク、カオリン、水酸化アルミニウムよりな
る結晶水を有するコージェライト化生原料を65重量%
以上含有し、且つ平均粒径が5μm以上、BET比表面
積が10m2/g以下であるカオリンを10重量%以上
配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、コージェライト
質セラミックハニカム構造体を押出成形して製造する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】 コージェライト質セラミックハニカム
構造体は、自動車及び産業用の排ガス浄化触媒担体、フ
ィルター、熱交換体等として利用されている。近年、工
業技術の進歩に伴い、特に自動車用排ガス装置に用いる
セラミックハニカム触媒担体の容積の縮小即ち触媒性能
の向上、ライトオフ性能の向上、燃費性能改良およびエ
ンジンの出力向上のための低圧力損失化、ケーシングへ
のキヤンニングのコストダウンのための強度向上、更に
触媒活性を高めるためにエンジン近傍に設置する必要性
があるため、耐熱衝撃性の向上と強度の向上が強く望ま
れていた。
【0003】 このため、触媒性能向上のためのハニカ
ム構造体のリブの薄壁化、高セル密度化及び低圧力損失
化のためのセル密度を維持したままでのハニカム構造体
のリブの薄壁化が、従来より検討されてきたが、多孔性
のコージェライト質セラミックハニカム構造体の薄壁化
による強度の低下と、押出成形時の口金スリット幅の減
少により使用原料(特に、マグネシア源原料)を微粒化
する必要があるため、大幅な熱膨張率の上昇を伴う問題
があった。
【0004】 また、コージェライトセラミックスの緻
密化は難しく、特に室温から800℃までの熱膨張係数
が2.0×10-6/℃以下を示すような低膨張性を示す
コージェライト素地では、カルシア、アルカリ、ソーダ
のような融剤となるべき不純物量を極めて少量に限定す
る必要があるため、ガラス相が非常に少なくなり、多孔
質体となる。
【0005】 特に、自動車排ガス浄化用触媒担体とし
て近年使用されているコージェライト質セラミックハニ
カム構造体は、室温から800℃までの熱膨張係数が
1.5×10-6/℃以下であることを必要とするため、
不純物の少ない厳選されたタルク、カオリン、アルミナ
等の原料を使用しても、気孔率はせいぜい20〜45%
の範囲のものに過ぎず、特に気孔率30%以下のハニカ
ム構造体では、不純物量の増加、原料の微粒化が必要で
あり、室温から800℃までの熱膨張係数が1.0×1
-6/℃以下のものは得られなかった。
【0006】 更に、比較的低気孔率のコージェライト
質ハニカム構造体においては、乾燥及び焼成工程での収
縮が大きいため、亀裂が発生しやすく、歩留り良く大き
な寸法のハニカム構造体を製造することは困難であっ
た。
【0007】 これらを解消するために、特公平4−7
0053号公報では、コージェライトセラミックスの気
孔率を30%以下に緻密化し、セラミック自体を高強度
にする方法が開示されている。これは、押出成形時に生
じるハニカムセルの変形によって、ハニカム構造体の外
壁及び外周方向からの圧縮荷重であるアイソスタティッ
ク強度の低下を防止するために、コージェライトセラミ
ックスの気孔率を30%以下にすることにより、セラミ
ック自体を緻密化し、高強度化したものである。
【0008】 しかしながら、上記の方法では、コージ
ェライトセラミックスの気孔率が30%以下であるた
め、コージェライト質セラミックハニカム構造体の触媒
担持特性の向上が望めないとともに、押出成形時におけ
る成形性が良好でなく、コージェライト質セラミックハ
ニカム構造体の薄壁化及び高セル密度化についても十分
であるとはいえなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 従って、本発明は上
記した従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、コージェライト質セラミックハニカ
ム構造体の薄壁化及び高セル密度化することができると
ともに、押出成形時における成形性(特に、流動性およ
び保形性)、機械的強度(静水圧破壊強度)及び触媒担
持特性の向上に寄与することができるコージェライト質
セラミックハニカム構造体の製造方法を提供するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明によ
れば、コージェライト化原料に成形助剤を添加混練して
原料バッチとした後、この原料バッチを押出成形により
成形、乾燥し、次いで焼成することにより、結晶相の主
成分がコージェライトであるハニカム構造体を製造する
方法であって、押出成形用のコージェライト化原料バッ
チ中に、タルク、カオリン、水酸化アルミニウムよりな
る結晶水を有するコージェライト化生原料を65重量%
以上含有し、且つ平均粒径が5μm以上、BET比表面
積が10m2/g以下であるカオリンを10重量%以上
配合することを特徴とするコージェライト質セラミック
ハニカム構造体の製造方法が提供される。このとき、カ
オリンの平均粒径/BET比表面積の値が、1以上であ
ることが好ましい。
【0011】 また、本発明では、コージェライト化原
料バッチにおいて、押出ダイスの隔壁厚未満に分級した
コージェライト化原料を用いることが好ましい。
【0012】 更に、本発明では、コージェライト質セ
ラミックハニカム構造体の流路方向の40〜800℃間
の熱膨張係数が0.8×10-6/℃以下であるととも
に、気孔率が24〜38%、アイソスタティック強度が
10kg/cm2以上であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】 本発明のコージェライト質セラ
ミックハニカム構造体の製造方法は、押出成形用のコー
ジェライト化原料バッチ中に、タルク、カオリン、水酸
化アルミニウムよりなる結晶水を有するコージェライト
化生原料を65重量%以上含有することにある。これに
より、押出成形時における坏土の流動性及び押出成形後
のハニカム成形体の保形性を向上することができる。
【0014】 上記のように、本発明のコージェライト
質セラミックハニカム構造体の製造方法では、コージェ
ライト化生原料としてタルク、カオリン、水酸化アルミ
ニウムの3種の生原料を同時に使用することが重要であ
る。また、コージェライト化原料バッチ中のコージェラ
イト化生原料の含有量が65重量%以上、より好ましく
は70重量%以上であることが、押出成形時の押出圧力
の上昇を防止し、押出成形後の保形性を向上させるため
に好ましい。更に、仮焼タルク、仮焼カオリン、アルミ
ナの増量は、坏土の流動性を著しく劣化させる原因とな
るため、必要最小限にすることが好ましい。
【0015】 しかしながら、コージェライト化生原料
は、セル変形の無い薄壁ハニカム構造体を押出成形する
には好適であるが、コージェライト質セラミックハニカ
ム構造体の焼成クラックの発生の原因となる。
【0016】 このため、本発明のコージェライト質セ
ラミックハニカム構造体の製造方法では、平均粒径が5
μm以上、BET比表面積が10m2/g以下であるカ
オリンをコージェライト化原料バッチに10重量%以上
配合することが重要である。このように、上記の特性を
有するカオリンをコージェライト化原料バッチに配合す
ることにより、押出可能な坏土を得るために必要な水比
を必要最小限することができるため、見かけ上粒子の体
積分率は大きくなり、粒子間の距離を短くすることがで
きる。上記のように作製された坏土は、押出成形工程に
おいて、一旦せん断による歪みを受けた後に、せん断か
ら開放された場合、回復(再凝集)に要する時間を短く
することができるため、成形体の保形性を向上させるこ
とができる。このとき、カオリンの平均粒径/BET比
表面積の値が、1以上であることが好ましい。
【0017】 一方、コージェライト化原料バッチに配
合するカオリンが微粒(5μm未満)であり、且つ高い
BET比表面積(10m2/g超過)を有する場合、表
面エネルギーが高いほど分散系の粘度が高くなるため、
押出可能な坏土を得るために必要な水比が増大し、見か
け上粒子の体積分率は小さくなり、粒子間の距離が増大
し、押出成形工程において、一旦せん断による歪みを受
けた後に、せん断から開放された時の回復(再凝集)に
要する時間が長くなり、成形体の保形性が低下してしま
う。
【0018】 また、上記のカオリンをコージェライト
化原料バッチに10重量%以上、より好ましくは15〜
25重量%配合することにより、無機電解質であり、水
の存在下で端面が負に、剥離面が正に帯電する特異な粉
体であるカオリンの特性を、坏土のレオロジー特性に大
きく反映することができるため、押出成形工程におい
て、押出ダイスを通り抜ける際の高せん断状態ではより
変形しやすく、押出ダイスを通り抜けた後のせん断から
開放された状態では変形しにくい好適な坏土を得ること
ができる。
【0019】 また、本発明で用いるコージェライト化
原料バッチは、押出ダイスの隔壁厚未満に分級したコー
ジェライト化原料を用いることが好ましい。これによ
り、押出ダイスのスリットに詰まることを防止し、ハニ
カムのリブに欠損のない良好な成形体を得ることができ
る。
【0020】 尚、本発明のコージェライト化生原料で
用いたタルクは、結晶子(単結晶)の小さいマイクロタ
ルクであることが好ましい。また、水酸化アルミニウム
は、バイヤー法にて、結晶析出後、薄層化のため、粉砕
処理された高BET比表面積であるものが好ましい。こ
こで、BET比表面積は、Brunauer,Emett及びTellerの
気体吸着理論(BET等温式)より求めた固体の単位質
量当りの表面積をいい、多分子層の面積を計算して表面
積を決定する方法である。
【0021】 更に、本発明により得られたコージェラ
イト質セラミックハニカム構造体の40〜800℃間の
熱膨張係数が、流路方向に0.8×10-6/℃以下であ
ることが好ましい。これは、熱膨張係数[CTE](ハ
ニカム焼成体の流路方向)が0.8×10-6/℃を超え
ると、円筒状のハニカム構造体(直径100mm程度)
の耐熱衝撃性[Esp]が700℃を下回り、自動車用
排ガス触媒担体の使用に耐えられないからである。
【0022】 次に、本発明のコージェライト質セラミ
ックハニカム構造体の製造方法を詳細に説明する。コー
ジェライト質ハニカム構造体のコージェライト化原料バ
ッチは、主成分の化学組成が、SiO2:42〜56重
量%、Al23:30〜45重量%、MgO:12〜1
6重量%になるように、タルク、カオリン、水酸化アル
ミニウムよりなるコージェライト化生原料を65重量%
以上、残部を仮焼カオリン、アルミナ、シリカ、仮焼タ
ルク等で調合したものである。このコージェライト化原
料バッチに、水、メチルセルロース等の有機結合剤及び
可塑剤を加え、混合・混練後、押出成形を用いてハニカ
ム成形体を成形した。次に、ハニカム成形体を乾燥さ
せ、1350〜1440℃の温度で焼成することによ
り、コージェライト質セラミックハニカム構造体(ハニ
カム焼成体)を得ることができる。
【0023】 このとき、平均粒径が5μm以上、BE
T比表面積が10m2/g以下であるカオリンを所定量
(10重量%以上)配合することにより、押出成形時の
流動性に優れ、且つ押出成形後の自重変形に対する保形
性も兼ね備えた坏土が得られるため、薄壁、高セル密度
(例えば、壁厚:40μm、セル密度:200セル/c
2)のハニカム構造体を製造することができる。ま
た、上記のように薄壁ハニカム構造体を製造することに
より、押出成形後のハニカム成形体のセル変形及び焼成
後のハニカム焼成体の熱膨張係数が極めて少なく、気孔
率24〜38%のハニカム焼成体におけるアイソスタテ
ィック強度を10kg/cm2以上にすることができる
とともに、気孔率が30%以上の場合、触媒担持特性も
向上させることができる。
【0024】 尚、水酸化アルミニウム、カオリンの結
晶水脱水温度領域での昇温速度は、コージェライト質セ
ラミックハニカム構造体ハニカム構造体のクラック発生
を防止するために、50℃/Hr以下に抑制することが
好ましく、焼成前に脱バインダー処理を行っても有効で
ある。
【0025】
【実施例】 本発明を実施例に基づいて、更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限られるものでは
ない。尚、各例によって得られたコージェライト化原
料、ハニカム成形体及びハニカム焼成体は、以下に示す
方法により性能を評価した。
【0026】 (坏土の流動性の測定方法)坏土をスリ
ット厚100μmの押出ダイス(口金)からある特定の
プランジャー圧力にて押し出した時のハニカムの押し出
しスピードを測定した後、その圧力、押し出しスピード
およびスリットの厚さから、押出ダイス通過時のせん断
速度を計算し、その値を見かけ粘度(MPa・s)に換
算した。この見かけ粘度(流動性指標粘度)が小さいほ
ど、その坏土の流動性は優れたものとなる。
【0027】 (ハニカム成形体の保形性の測定方法)
坏土をプランジャーより押し出し一定の大きさ(25m
mφ×30mmL)の中実体とし、オートグラフを用い
圧縮速度1mm/sで圧縮した時の負荷加重(kgf)
を測定する。この時の応力−歪曲線から見かけヤング率
(切片での傾き)を算出、そして見かけ粘度(MPa・
s)を算出した。この見かけ粘度(保形性指標粘度)が
大きいほど、ハニカム成形体の保形性は優れたものとな
る。
【0028】 (リブの欠損個数の測定方法)所定の壁
厚で、62個/cm2の四角セル形状を有する直径10
0mmのハニカムを100m押し出した時のセルの欠損
個数を測定した。
【0029】 (粒度の測定方法)マイクロメリティッ
ク社製セディグラフ(X線沈降法)で測定した。
【0030】 (BET比表面積の測定方法)マイクロ
メリティック社製フローソーブII2300(レーザ回
折法)で測定した(He[30%]/N2[70%]ガ
スを吸着ガスとして使用した)。
【0031】 (気孔率の測定方法)水銀圧入法の全細
孔容積から気孔率を換算した(このとき、コージェライ
ト真比重を2.52とした)。
【0032】 (耐熱衝撃性の測定方法)電気炉に室温
のハニカム構造体(ハニカム焼成体)を投入し、30分
保持後、再度室温に取り出した時、破壊があるかどうか
を打音判定により測定した(600℃から50℃ステッ
プアップ、安全温度[℃]を表示)。
【0033】 (アイソスタテック強度の測定方法)フ
レキシブルチューブ内にハニカム構造体(ハニカム焼成
体)を挿入し、水圧による均等圧を掛け、部分破壊を生
じた圧力(kg/cm2)を測定した(10個の試料の
平均値)。
【0034】 (実施例1〜8、比較例1〜4)コージ
ェライト化原料として表1に示す調合割合に従ってそれ
ぞれ調合し、原料100重量%に対してメチルセルロー
ス4重量%と添加水を加え、混練し、押出成形可能な坏
土とした。得られた坏土の流動性の測定結果を表2に示
す。
【0035】
【表1】
【0036】 次に、それぞれのコージェライト化原料
バッチである坏土を公知の押出成形法にて、所定の壁厚
(表2のスリット幅参照)、セル数:62個/cm2
四角セル形状を有する直径:103mm、高さ:120
mmの円筒形ハニカム構造体(ハニカム成形体)を成形
後、乾燥させ、1420℃×4hr(昇温温度[110
0〜1350℃間の平均]:60℃/hr)で焼成した
(実施例1〜8、比較例1〜4)。得られたハニカム成
形体の保形性およびリブの欠損個数の測定結果と、得ら
れたハニカム焼成体(ハニカム構造体)の40〜800
℃における熱膨張係数(ハニカム構造体の流路方向)、
気孔率、耐熱衝撃性、アイソスタティック強度の測定結
果を表2に示す。
【0037】
【表2】
【0038】 (考察:実施例1〜8、比較例1〜4)
図1は、コージェライト化原料バッチに水を添加した時
における実施例1、実施例3および比較例1の流動性と
保形性の関係を示すグラフである。坏土の流動性は、ハ
ニカム生産時の押し出しスピード、即ち生産性を考慮し
て、流動性指標粘度が5.5MPa・sの時における保
形性指標粘度の値を検討した。尚、平均壁厚:110μ
m以下の薄壁ハニカムが変形等の不具合なく良好に成形
できる保形性指標粘度は、40MPa・sであることが
知られている。ここで、実施例1および実施例3は、平
均粒径:5μm以上、BET比表面積:10m2/g以
下のものを使用しているため、流動性指標粘度が5.5
MPa・sの時における保形性指標粘度は、どちらも4
0MPa・s以上となっており、平均壁厚:110μm
以下の薄壁ハニカムが歩留まり良く良好に形成された。
また、実施例1は、実施例3と比較してカオリンの平均
粒径/BET比表面積の値が大きいため、更に成形性に
優れた坏土となっている。更に、実施例1〜8は、平均
粒径:5μm以上、BET比表面積:10m2/g以下
のものを使用するとともに、押出ダイスのスリット幅未
満に分級したコージェライト化原料を用いることによ
り、押出ダイスのスリットに詰まらないため、リブの欠
損がほとんどない良好なハニカム成形体を得ることがで
きた。
【0039】 一方、比較例1は、カオリンの平均粒径
が4μm、BET比表面積が12m2/gであるため、
流動性指標粘度が5.5MPa・sの時における保形性
指標粘度は、35MPa・sとなり、平均壁厚:110
μm以下の薄壁ハニカムを成形した場合、セルの変形、
表面の切れ、ささくれ等が発生し、良好な成形体を得る
ことができず、生産性が著しく低下し、静水圧破壊強度
も5kg/cm2しか得ることができなかった。比較例
2は、カオリンの添加量が7%、コージェライト化生原
料の合計が60%であるため、押出成形時の流動性指標
粘度が5.2MPa・s、保形性指標粘度が33MPa
・sとなり、成形したハニカムにセルの変形、表面の切
れ、ささくれ等が発生し、良好な成形体を得ることがで
きず、静水圧破壊強度も8kg/cm2しか得ることが
できなかった。比較例3は、コージェライト化生原料の
合計が62%であるため、押出成形時の流動性指標粘度
が5.6MPa・s、保形性指標粘度が38MPa・s
となり、成形したハニカムにセルの変形、表面の切れ、
ささくれ等が発生し、良好な成形体を得ることができ
ず、静水圧破壊強度が6kg/cm2しか得ることがで
きなかった。また、熱膨張係数も1.0×10-6/℃で
あるため、耐熱衝撃性の平均値は、650℃しか得るこ
とができなかった。比較例4は、コージェライト化原料
を分級していないため、押出成形中に、押出ダイスのス
リット幅以上の粗粒の原料粒子が、押出ダイスのスリッ
トに詰まり、ハニカムのリブに25個の欠損が発生して
いた。このため、ハニカムの強度が劣化し、静水圧破壊
強度は、8kg/cm2しか得ることができなかった。
【0040】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明のコージ
ェライト質セラミックハニカム構造体の製造方法は、コ
ージェライト質セラミックハニカム構造体の薄壁化及び
高セル密度化することができるとともに、押出成形時に
おける成形性(特に、流動性および保形性)、機械的強
度(静水圧破壊強度)及び触媒担持特性の向上に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コージェライト化原料バッチに水を添加した
時における実施例1、実施例3および比較例1の流動性
と保形性の関係を示すグラフである。
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月21日(2000.4.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 また、本発明で用いるコージェライト化
原料バッチは、押出ダイスのスリット幅未満に分級した
コージェライト化原料を用いることが好ましい。これに
より、押出ダイスのスリットに詰まることを防止し、ハ
ニカムのリブに欠損のない良好な成形体を得ることがで
きる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 このとき、平均粒径が5μm以上、BE
T比表面積が10m2/g以下であるカオリンを所定量
(10重量%以上)配合することにより、押出成形時の
流動性に優れ、且つ押出成形後の自重変形に対する保形
性も兼ね備えた坏土が得られるため、薄壁、高セル密度
(例えば、壁厚:40μm、セル密度:200セル/c
2)のハニカム構造体を製造することができる。ま
た、上記のように薄壁ハニカム構造体を製造することに
より、押出成形後のハニカム成形体のセル変形及び焼成
後のハニカム焼成体の熱膨張係数が極めて少なく、気孔
率24〜38%のハニカム焼成体におけるアイソスタテ
ィック強度を10kg/cm2以上にすることができ
るとともに、気孔率が30%以上の場合、触媒担持特性
も向上させることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 (アイソスタテック強度の測定方法)
フレキシブルチューブ内にハニカム構造体(ハニカム焼
成体)を挿入し、水圧による均等圧を掛け、部分破壊を
生じた圧力(kg/cm2)を測定した(10個の試
料の平均値)。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 次に、それぞれのコージェライト化原料
バッチである坏土を公知の押出成形法にて、所定の壁厚
(表2のスリット幅参照)、セル数:62個/cm2
四角セル形状を有する直径:103mm、高さ:120
mmの円筒形ハニカム構造体(ハニカム成形体)を成形
後、乾燥させ、1420℃×4hr(昇温度[110
0〜1350℃間の平均]:60℃/hr)で焼成した
(実施例1〜8、比較例1〜4)。得られたハニカム成
形体の保形性およびリブの欠損個数の測定結果と、得ら
れたハニカム焼成体(ハニカム構造体)の40〜800
℃における熱膨張係数(ハニカム構造体の流路方向)、
気孔率、耐熱衝撃性、アイソスタティック強度の測定結
果を表2に示す。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【表2】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】 一方、比較例1は、カオリンの平均粒径
が4μm、BET比表面積が12m2/gであるため、
流動性指標粘度が5.5MPa・sの時における保形性
指標粘度は、35MPa・sとなり、平均壁厚:110
μm以下の薄壁ハニカムを成形した場合、セルの変形、
表面の切れ、ささくれ等が発生し、良好な成形体を得る
ことができず、生産性が著しく低下し、静水圧破壊強度
も5kg/cm2しか得ることができなかった。比較
例2は、カオリンの添加量が7%、コージェライト化生
原料の合計が60%であるため、押出成形時の流動性指
標粘度が5.2MPa・s、保形性指標粘度が33MP
a・sとなり、成形したハニカムにセルの変形、表面の
切れ、ささくれ等が発生し、良好な成形体を得ることが
できず、静水圧破壊強度も8kg/cm2しか得るこ
とができなかった。比較例3は、コージェライト化生原
料の合計が62%であるため、押出成形時の流動性指標
粘度が5.6MPa・s、保形性指標粘度が38MPa
・sとなり、成形したハニカムにセルの変形、表面の切
れ、ささくれ等が発生し、良好な成形体を得ることがで
きず、静水圧破壊強度が6kg/cm2しか得ること
ができなかった。また、熱膨張係数も1.0×10-6
℃であるため、耐熱衝撃性の平均値は、650℃しか得
ることができなかった。比較例4は、コージェライト化
原料を分級していないため、押出成形中に、押出ダイス
のスリット幅以上の粗粒の原料粒子が、押出ダイスのス
リットに詰まり、ハニカムのリブに25個の欠損が発生
していた。このため、ハニカムの強度が劣化し、静水圧
破壊強度は、8kg/cm2しか得ることができなか
った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 亘 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 4G019 FA12 4G030 AA07 AA16 AA27 AA36 AA37 BA34 CA10 GA14 GA21 HA01 HA08 PA11 4G054 AA06 AB09 AC00 BD01 BD02 BD19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コージェライト化原料に成形助剤を添加
    混練して原料バッチとした後、この原料バッチを押出成
    形により成形、乾燥し、次いで焼成することにより、結
    晶相の主成分がコージェライトであるハニカム構造体を
    製造する方法であって、押出成形用のコージェライト化
    原料バッチ中に、タルク、カオリン、水酸化アルミニウ
    ムよりなる結晶水を有するコージェライト化生原料を6
    5重量%以上含有し、且つ平均粒径が5μm以上、BE
    T比表面積が10m2/g以下であるカオリンを10重
    量%以上配合することを特徴とするコージェライト質セ
    ラミックハニカム構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】 カオリンの平均粒径/BET比表面積の
    値が、1以上である請求項1に記載のコージェライト質
    セラミックハニカム構造体の製造方法。
  3. 【請求項3】 コージェライト化原料バッチにおいて、
    押出ダイスの隔壁厚未満に分級したコージェライト化原
    料を用いる請求項1又は2に記載のコージェライト質セ
    ラミックハニカム構造体の製造方法。
  4. 【請求項4】 押出成形時に、スリット幅が110μm
    以下の押出ダイスを使用する請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のコージェライト質セラミックハニカム構造体
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 コージェライト質セラミックハニカム構
    造体の流路方向の40〜800℃間の熱膨張係数が0.
    8×10-6/℃以下であるとともに、気孔率が24〜3
    8%、アイソスタティック強度が10kg/cm2以上
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載のコージェラ
    イト質セラミックハニカム構造体の製造方法。
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