JP2000224804A - ディスク型モータ - Google Patents

ディスク型モータ

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JP2000224804A
JP2000224804A JP11021443A JP2144399A JP2000224804A JP 2000224804 A JP2000224804 A JP 2000224804A JP 11021443 A JP11021443 A JP 11021443A JP 2144399 A JP2144399 A JP 2144399A JP 2000224804 A JP2000224804 A JP 2000224804A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
output shaft
disk
connecting member
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP11021443A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Matsubara
聡 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JP2000224804A publication Critical patent/JP2000224804A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力軸に連結される負荷側機器が発生するス
ラスト方向の荷重を良好に吸収できるとともに、モータ
が発生するトルク変動を良好に吸収することができるよ
うにする。 【解決手段】 盤状の継ぎ手部43を有する回転子4
と、該継ぎ手部43に適宜の間隔を隔てて対向する盤状
の継ぎ手部71を有する出力軸7と、前記回転子4及び
出力軸7の継ぎ手部43,71を連結する弾性を有する
連結部材8とを備え、負荷側機器が発生するスラスト方
向の荷重、及びモータが発生するトルク変動を連結部材
8が吸収するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力軸が連結され
る回転子を備えたディスク型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のディスク型モータの断面図
である。このディスク型モータは、固定軸1に嵌合され
る円筒部21及び該円筒部21の一端部に設けられ、前
記固定軸1の軸線と直交する第1のディスク部22を有
する固定子2と、前記円筒部21に一対の軸受3,3を
介して回転が可能に支持される円筒部41及び該円筒部
41の一端部に設けられ、前記ディスク部22と軸長方
向に適宜の間隔を隔てて対向する第2のディスク部42
を有する回転子4と、前記第1のディスク部22に固定
される複数個のコア5と、前記第2のディスク部42に
固定される永久磁石等の複数個の磁石部材6と、一端部
に継ぎ手部71を有する出力軸7とを備え、前記円筒部
43の他端部に前記継ぎ手部71と対向する継ぎ手部4
3を設け、これら継ぎ手部43,71を一体的に連結
し、出力軸7を前記回転子4と一体に回転させるように
構成されている。
【0003】このように構成された従来のディスク型モ
ータは、コア5の導線に通電することによって磁束が発
生し、磁石部材6の磁気吸引力によって回転子4ととも
に出力軸7が回転し、該出力軸7に連結された負荷側機
器に回転トルクが伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ディスク型モータにあっては、図3に示す如く出力軸7
が、継ぎ手部71を継ぎ手部43に当接させた状態で一
体的に連結されているため、出力軸7に連結される負荷
側機器、例えば回転翼を有する負荷側機器によって出力
軸7にスラスト方向の荷重が作用した場合において、出
力軸7及び回転子4の軸長方向への移動を防止し、磁石
部材6及びコア5間の間隔が変動することを防止するに
は、回転子4の肉厚を厚くし、該回転子4の剛性を高く
したり、回転子4を支持する軸受3,3を大形にしたり
することが必要であり、コストが高くなるという問題が
あった。
【0005】また、ディスク型モータが発生するトルク
変動が回転子4及び出力軸7から負荷側機器に伝達さ
れ、前記トルク変動が負荷側機器の加振力となるため、
出力軸7に固定された回転翼等の回転部材が損傷した
り、接触音、振動音が発生したりする恐れがあった。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、盤状の継ぎ手部を有する回転子、及び前記継ぎ
手部に適宜の間隔を隔てて対向する盤状の継ぎ手部を有
する出力軸と、前記継ぎ手部を連結する弾性を有する連
結部材とを備えた構成とするか、又は、回転子の継ぎ手
部に取付けられる連結部材を設けることにより、出力軸
に連結される負荷側機器が発生するスラスト方向の荷重
を良好に吸収できるとともに、ディスク型モータが発生
するトルク変動を良好に吸収することができるディスク
型モータを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るディスク
型モータは、盤状の継ぎ手部を有する回転子と、該継ぎ
手部に適宜の間隔を隔てて対向する盤状の継ぎ手部を有
する出力軸と、前記回転子及び出力軸の継ぎ手部を連結
する弾性を有する連結部材とを備えることを特徴とす
る。
【0008】第2発明に係るディスク型モータは、連結
部材は、回転子及び出力軸の継ぎ手部を挟み込みによっ
て連結するように形成されていることを特徴とする。
【0009】第3発明に係るディスク型モータは、連結
部材はバネを用いてなることを特徴とする。
【0010】第4発明に係るディスク型モータは、盤状
の継ぎ手部を有する回転子と、弾性を有し、前記継ぎ手
部に取付けられる連結部材とを備えることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1 以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述
する。図1は本発明のディスク型モータの断面図であ
る。図1に示すディスク型モータは、前記した従来例と
基本的に同じであるため、共通部品については同じ符号
を付す。固定軸1に嵌合される円筒部21及び該円筒部
21の一端部に設けられ、前記固定軸1の軸線と交差す
る第1のディスク部22を有する固定子2と、前記円筒
部21に一対の軸受3,3を介して回転が可能に支持さ
れる円筒部41及び該円筒部41の一端部に設けられ、
前記ディスク部22と軸長方向に適宜の間隔を隔てて対
向する第2のディスク部42を有する回転子4と、前記
第1のディスク部22に固定される複数個のコア5と、
前記第2のディスク部42に固定される永久磁石等の複
数個の磁石部材6と、前記円筒部41の他端部に出力軸
7を連結するための弾性を有する連結部材8とを備えて
いる。
【0012】円筒部41の他端部には前記軸線と交差す
る盤状の第1の継ぎ手部43が、また、出力軸7の一端
部には前記継ぎ手部43と軸長方向に適宜の間隔を隔て
て対向する盤状の第2の継ぎ手部71が夫々設けられて
いる。
【0013】連結部材8は、第1及び第2の継ぎ手部4
3,71を挟み込むことが可能な間隔を隔てて対向する
一対の盤状の取付部81,82と、これら取付部81,
82の外周部と連続する環状の緩衝部83とを備えた合
成ゴム製であり、取付部81を第1の継ぎ手部43に、
また、取付部82を第2の継ぎ手部71に夫々接着・ボ
ルト等の取付手段によって取付けてある。
【0014】尚、連結部材8は、環状に形成する他、例
えば断面略コ字状に形成し、これを第1及び第2の継ぎ
手部43,71の周方向に適宜の間隔を隔てて配置して
もよいのであり、連結部材8の構造及び材料は特に制限
されない。
【0015】以上の如く構成されたディスク型モータ
は、回転子4及び出力軸7の継ぎ手部43,71が軸長
方向に適宜の間隔を隔てて対向し、これら継ぎ手部4
3,71が弾性を有する連結部材8によって連結されて
いるため、出力軸7に連結される負荷側機器によって出
力軸7にスラスト方向の荷重が作用した場合、このスラ
スト方向の荷重が連結部材8に伝達され、該連結部材8
の緩衝部83が撓むことになり、この撓みによって前記
スラスト方向の荷重を吸収することができ、第2の継ぎ
手部71が第1の継ぎ手部43と当接することを防止で
きる。従って、スラスト方向の荷重によって回転子が軸
長方向へ移動することを良好に防止でき、前記磁石部材
6及びコア5間の間隔を適正に保つことができ、ディス
ク型モータの信頼性を高めることができる。しかも、連
結部材8によって前記スラスト方向の荷重を吸収するこ
とができるため、回転子4の薄肉化及び軸受3,3の小
形化を図ることができ、コストを低減することができ
る。
【0016】また、コア5の導線に通電され、磁石部材
6の磁気吸引力によって回転する回転子4の回転力は、
弾性を有する連結部材8を介して出力軸7に伝達される
ため、ディスク型モータが発生するトルク変動は回転子
4から連結部材8に伝達され、該連結部材8の緩衝部8
3が撓むことになり、この撓みによって前記トルク変動
を吸収することができる。従って、前記トルク変動によ
って負荷側機器の回転部材が損傷したり、接触音、振動
音が発生したりすることを良好に防止することができ、
低騒音、低振動の用途への適用の拡大を図ることができ
る。
【0017】実施の形態2 図2は本発明のディスク型モータの断面図である。この
実施の形態2は、連結部材8を、継ぎ手部43,71を
挟み込みによって連結するように形成する代わりに、適
宜の撓みを可能としたコイルバネ8aを用いてなる構成
とし、このコイルバネ8aを前記継ぎ手部43,71の
周方向に適宜の間隔を隔てて配置したものであり、その
他の構成及び作用は実施の形態1と同じであるため、共
通部品については同じ符号を付し、その詳細な説明、構
造及び作用を省略する。
【0018】コイルバネ8aは、前記継ぎ手部43,7
1間に適宜の撓みを可能にして配置し、その両端部を継
ぎ手部43,71に溶接・接着などの取付手段によって
取付け、出力軸7に連結される負荷側機器によって出力
軸7にスラスト方向の荷重が作用した場合、このスラス
ト方向の荷重が出力軸7を介してコイルバネ8aに伝達
され、該コイルバネ8aが撓むことになり、この撓みに
よって前記スラスト方向の荷重を吸収する。尚、継ぎ手
部43,71の対向する面には前記コイルバネ8aの端
部が挿入される凹所を設け、これら凹所にコイルバネ8
aの両端部を挿入した状態で取付けるようにしてもよい
のであり、コイルバネ8aの取付手段は特に制限されな
い。また、実施の形態2の連結部材8は、コイルバネで
ある他、板バネ、皿バネ等のバネであってもよい。
【0019】実施の形態3実施の形態3は、実施の形態
1,2の出力軸7をなくし、実施の形態1の連結部材8
の取付部81を回転子4の継ぎ手部43に取付手段によ
って取付け、実施の形態2の連結部材8の一端部を回転
子4の継ぎ手部43に取付手段によって取付けたもので
あり、その他の構成及び作用は実施の形態1と同じであ
るため、共通部品については同じ符号を付し、その詳細
な説明、構造及び作用を省略する。
【0020】
【発明の効果】第1発明及び第4発明によれば、出力軸
に連結される負荷側機器が発生するスラスト方向の荷重
を連結部材によって良好に吸収することができるため、
回転子の薄肉化及び該回転子が支持される軸受の小形化
を図ることができ、コストを低減できる。また、回転子
が軸長方向へ移動して固定子との間の間隔が変動するこ
とがないという信頼性を向上させることができる。しか
も、ディスク型モータが発生するトルク変動を連結部材
によって良好に吸収することができるため、前記トルク
変動によって負荷側機器の回転部材が損傷したり、接触
音、振動音が発生したりすることを良好に防止すること
ができ、低騒音、低振動の用途への適用の拡大を図るこ
とができる。
【0021】第2発明によれば、回転子及び出力軸の継
ぎ手部間の間隔内に連結部材を介在させることなく、出
力軸を回転子に連結することができるため、連結部材と
してバネを用いる場合に比較してモータ全体の軸方向の
長さを短くでき、より一層の小型化を図ることができ
る。また、連結部材を環状に形成することができるた
め、該連結部材の耐久性を向上できるとともに、部品点
数を少なくでき、出力軸の連結作業性を向上することが
できる。
【0022】第3発明によれば、連結部材をバネ材によ
って形成することができるため、合成ゴム等の弾性材料
を用いてなるものに比較して連結部材の耐久性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るディスク型モータの実施の形態
1の構成を示す断面図である。
【図2】 本発明に係るディスク型モータの実施の形態
2の構成を示す断面図である。
【図3】 従来例に係るディスク型モータを示す断面図
である。
【符号の説明】
2 固定子、4 回転子、43 継ぎ手部、7 出力
軸、71 継ぎ手部、8 連結部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤状の継ぎ手部を有する回転子と、該継
    ぎ手部に適宜の間隔を隔てて対向する盤状の継ぎ手部を
    有する出力軸と、前記回転子及び出力軸の継ぎ手部を連
    結する弾性を有する連結部材とを備えることを特徴とす
    るディスク型モータ。
  2. 【請求項2】 連結部材は、回転子及び出力軸の継ぎ手
    部を挟み込みによって連結するように形成されている請
    求項1記載のディスク型モータ。
  3. 【請求項3】 連結部材はバネを用いてなる請求項1記
    載のディスク型モータ。
  4. 【請求項4】 盤状の継ぎ手部を有する回転子と、弾性
    を有し、前記継ぎ手部に取付けられる連結部材とを備え
    ることを特徴とするディスク型モータ。
JP11021443A 1999-01-29 1999-01-29 ディスク型モータ Pending JP2000224804A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004166482A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Honda Motor Co Ltd ハイブリット車両用モータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004166482A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Honda Motor Co Ltd ハイブリット車両用モータ

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