JP2000224793A - アウタロータ型多極発電機用ステータにおける絶縁構造 - Google Patents

アウタロータ型多極発電機用ステータにおける絶縁構造

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JP2000224793A
JP2000224793A JP11025389A JP2538999A JP2000224793A JP 2000224793 A JP2000224793 A JP 2000224793A JP 11025389 A JP11025389 A JP 11025389A JP 2538999 A JP2538999 A JP 2538999A JP 2000224793 A JP2000224793 A JP 2000224793A
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coils
salient pole
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Shinji Kikuchi
伸二 菊地
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勉 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リング状のコア基部の外周に複数の突極が相互
間に等間隔をあけて突設されて成るステータコアと、該
ステータコアを被覆するボビンと、前記各突極に対応す
る部分で前記ボビンに巻装されるコイルとを備えるアウ
タロータ型多極発電機用ステータにおいて、簡単な構造
で隣接コイル間の絶縁耐力を向上する。 【解決手段】各突極33のうち或る特定の突極33に対
応したコイル43と、ステータコア31の周方向に沿っ
て特定の突極33に隣接する突極33に対応したコイル
40U,42との間に、絶縁紙を山形に折って形成され
る絶縁部材66が、該絶縁部材66の両側のコイル4
3,40U;43,42に弾発的に接触しつつ挿入され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング状のコア基
部の外周に複数の突極が相互間に等間隔をあけて突設さ
れて成るステータコアと、該ステータコアを被覆するボ
ビンと、前記各突極に対応する部分で前記ボビンに巻装
されるコイルとを備えるアウタロータ型多極発電機用ス
テータにおいて、隣接コイル間の絶縁能を高めた絶縁構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるステータは、特開平9−9
3849号公報等により既に知られており、このもので
は、各突極にそれぞれ対応したコイル間に、外方に開い
たV字状の空隙が生じたままである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、相互に隣接
する突極にボビンを介してそれぞれ巻装されるコイル間
の絶縁耐力を向上したいときに、コイル間に生じている
空隙に絶縁部材を挿入することが考えられるが、その
際、前記空隙が外方に開いたV字状となっているので、
シート状の絶縁部材を隣接コイル間に挿入するだけでは
絶縁部材が抜け落ちてしまう。なお絶縁部材を隣接コイ
ル間に挿入した状態でステータにワニス含浸処理を施し
てしまえば絶縁部材が落下してしまうことはないが、ワ
ニス含浸処理を実行しているときに絶縁部材が前記空隙
内で移動してしまうと十分な絶縁耐力が得られないこと
になる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、アウタロータ型多極発電機用ステータにおい
て、簡単な構造で隣接コイル間の絶縁耐力を向上し得る
ようにした絶縁構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、リング状のコア基部の外周に複数の突極
が相互間に等間隔をあけて突設されて成るステータコア
と、該ステータコアを被覆するボビンと、前記各突極に
対応する部分で前記ボビンに巻装されるコイルとを備え
るアウタロータ型多極発電機用ステータにおいて、前記
各突極のうち或る特定の突極に対応したコイルと、前記
ステータコアの周方向に沿って前記特定の突極に隣接す
る突極に対応したコイルとの間に、絶縁紙を山形に折っ
て形成される絶縁部材が、該絶縁部材の両側の前記コイ
ルに弾発的に接触しつつ挿入されることを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、絶縁紙から成る
絶縁部材が隣接コイル間に挿入されるので、隣接コイル
間の絶縁耐力を向上することができる。しかも絶縁部材
は、絶縁紙を山形に折って形成されており、両側の隣接
コイルに弾発的に接触しつつ隣接コイル間に挿入される
ものであるので、ワニス含浸前およびワニス含浸処理実
行時に絶縁部材が隣接コイル間に確実に保持されること
になり、簡単な構造で隣接コイル間の絶縁耐力を確実に
向上することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図16は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1はアウタロータ型多極発電機の縦断面図
であって図2の1−1線断面図、図2は図1の2−2線
矢視方向から見たステータの平面図、図3は図1の3−
3線矢視方向から見たステータの背面図、図4はホルダ
装着状態での図2の4−4線に沿う拡大断面図、図5は
コイルの接続回路図、図6はコイル側端子、支持板およ
び雄型端子の斜視図、図7は図6の7矢視図、図8は図
7の8矢視図、図9はホルダの側面図、図10は図9の
10矢視図、図11は雌型端子および外部導線が装着さ
れた状態でのホルダの側面図、図12は図11の12矢
視図、図13は図12の13−13線断面図、図14は
絶縁部材を装着する状態を示す斜視図、図15は絶縁部
材の側面図、図16は図15の16矢視図である。
【0009】先ず図1において、このアウタロータ型多
極発電機のステータ21は、図示しないエンジン本体に
連なるスリーブ22に複数本たとえば4本のボルト23
…により結合されており、図示しないエンジンのクラン
クシャフト24がステータ21を同軸に貫通するように
してスリーブ22内に同軸に配置され、スリーブ22お
よびクランクシャフト24間には、軸受25およびシー
ル部材26が設けられる。クランクシャフト24の端部
には、ステータ21を覆うようにして椀状に形成される
ロータヨーク27が同軸に締結され、ロータヨーク27
の内周には、ステータ21との間にわずかなエアギャッ
プを形成するようにしてステータ21を同軸に囲繞する
マグネット29が固着される。またロータヨーク27の
開放端側を覆うようにしてカバー30がスリーブ22に
固着される。
【0010】ステータ21は、相互に積層された複数枚
のコア板から構成されるステータコア31を備えるもの
であり、該ステータコア31は、リング状に形成される
コア基部32の外周に、略T字状に形成される複数たと
えば27個の突極33,33…が相互間に等間隔をあけ
て突設されて成る。
【0011】ステータコア31を構成する複数枚のコア
板は、その積層方向両端間にわたって合成樹脂製のボビ
ン34で部分的に被覆されることにより、相互の積層状
態を保持されてステータコア31を構成するものであ
り、ボビン34は、各突極33,33…の先端部および
コア基部32の一部内周面を露出するようにして、ステ
ータコア31をその軸方向両端間にわたって被覆するよ
うに形成される。
【0012】図2および図3を併せて参照して、コア基
部32およびボビン34の周方向に等間隔をあけた複数
箇所たとえば4箇所には、第1〜第4挿通孔351 ,3
2,353 ,354 が設けられ、それらの挿通孔35
1 〜354 には、スリーブ22にステータ21を締着す
るためのボルト23…がそれぞれ挿通される。
【0013】さらに図4を併せて参照して、ステータコ
ア31におけるコア基部32の内周には、第1〜第4挿
通孔351 〜354 相互間でコア基部32の軸方向両端
間にわたる4つの溝部36…が設けられており、各挿通
孔351 〜354 間の溝部36に対応する位置でボビン
34には、カバー30側に臨む接続面46をそれぞれ形
成する第1〜第4凹部381 ,382 ,383 ,384
が、カバー30側および半径方向内方側を開放するよう
にしてそれぞれ設けられる。
【0014】ボビン34の第1、第2および第4凹部3
1 ,382 ,384 に対応する部分には、ボビン34
の中心からの距離を同一とした位置でボビン34の周方
向に等間隔をあけて配置される複数たとえば3個の第1
嵌合孔391 …と、ボビン34の中心からの距離を第1
嵌合孔391 …よりも大とした位置でボビン34の周方
向に沿って第1嵌合孔391 …と交互に配置される複数
たとえば4個の第2嵌合孔392 …とが設けられる。こ
れらの嵌合孔391 …,392 …は、ボビン34の半径
方向と直交する方向に長い矩形状の横断面形状を有する
ように形成されるものであり、各嵌合孔391 …,39
2 …の一端はボビン34のロータヨーク27に臨む端面
に開口され、また各嵌合孔391 …,392 …の他端は
各凹部381 ,382 ,384 に臨むようにして接続面
46…に開口される。
【0015】このようなステータコア31において、第
1挿通孔351 の近傍に設定される基準位置PBを1番
目として図2の反時計方向(図3の時計方向)に24番
目までの突極33,33…には、8個ずつのU相用メイ
ンコイル40U…、V相用メインコイル40V…および
W相用メインコイル40W…がボビン34を介してそれ
ぞれ巻装され、25番目から27番目までの各突極33
…には、チャージコイル41、サブコイル42およびD
Cコイル43がボビン34を介してそれぞれ巻装され
る。
【0016】各U相用メインコイル40U…は、ステー
タコア31の周方向に沿って2個の突極33,33に対
応する部分を相互間に介在させた突極33,33…にボ
ビン34を介して巻装され、各V相用メインコイル40
V…は、図2の反時計方向で各U相用メインコイル40
U…に隣接する位置の突極33,33…にボビン34を
介して巻装され、各W相用メインコイル40W…は、U
相用メインコイル40UおよびV相用メインコイル40
V間の突極33,33…にボビン34を介して巻装され
る。
【0017】図5において、直列に接続される8個のU
相用メインコイル40U…の一端すなわち基準位置PB
に配置されるU相用メインコイル40Uの一端は第2コ
イル側端子452 に接続され、直列に接続される8個の
V相用メインコイル40V…の一端すなわち基準位置P
Bから2番目のV相用メインコイル40Vの一端は第1
コイル側端子451 に接続され、直列に接続される8個
のW相用メインコイル40W…の一端すなわち基準位置
PBから3番目のW相用メインコイル40Wの一端は第
2コイル側端子452 に接続され、DCコイル43の両
端は第1および第2コイル側端子451 ,452 に接続
される。
【0018】このように直列に接続された各メインコイ
ル40U…,40V…,40Wの一端ならびにDCコイ
ル43の両端に接続される第1および第2コイル側端子
45 1 …,452 …は、第1および第2挿通孔351
352 間の第1凹部381 に対応する部分でボビン34
に固定されるものであり、2つの第1コイル側端子45
1 …は第1挿通孔351 寄りの第1嵌合孔391 …に嵌
入、固定される導電金属製の支持板48…の一端に一体
に連結され、また3つの第2コイル側端子45 2 も第1
挿通孔351 寄りの第2嵌合孔392 …に嵌入、固定さ
れる支持板48…の一端に一体に連結される。
【0019】直列に接続される8個のU相用メインコイ
ル40U…の他端すなわち基準位置PBから22番目に
配置されるU相用メインコイル40Uの他端、直列に接
続される8個のV相用メインコイル40V…の他端すな
わち基準位置PBから23番目のV相用メインコイル4
0Vの他端、ならびに直列に接続される8個のW相用メ
インコイル40W…の他端すなわち基準位置PBから2
4番目のW相用メインコイル40Wの他端は、中性点と
して第1コイル側端子451 に共通に接続され、チャー
ジコイル41の両端およびサブコイル42の両端は第1
および第2コイル側端子451 ,452 にそれぞれ接続
される。
【0020】このような各メインコイル40U…,40
V…,40W…の中性点ならびにチャージコイル41お
よびサブコイル42の両端に接続される第1および第2
コイル側端子451 …,452 …は、第4および第1挿
通孔354 ,351 間の第4凹部384 に対応する部分
でボビン34に固定されるものであり、第1コイル側端
子451 …は第1嵌合孔391 …にそれぞれ嵌入、固定
される支持板48…の一端に一体に連結され、また第2
コイル側端子452 は第2嵌合孔392 …にそれぞれ嵌
入、固定される支持板48の一端に一体に連結される。
【0021】ところで、本実施例では、第3および第4
挿通孔353 ,354 間の第2凹部382 に対応して配
置される第1および第2嵌合孔391 …,392 …の全
部、ならびに第1および第4凹部381 ,384 に対応
して配置される第1および第2嵌合孔391 …,392
…の一部には、第1および第2コイル側端子451 ,4
2 と一体である支持板48…が嵌入されてはいない
が、各嵌合孔391 …,392 …への支持板48…の嵌
入は機種に応じて適宜選択されるものであり、他の機種
においては、全ての嵌合孔391 …,392 …に支持板
48…がそれぞれ嵌入されることもあり得る。
【0022】図6ないし図8において、第1コイル側端
子451 は、第1嵌合孔391 に嵌入、固定される支持
板48の一端に一端が直角に連なる平板状の連結板部4
9と、該連結板部49の他端に連なる接続端子部50と
を一体に有して導電性金属から成るものであり、ステー
タ21への組付前にあっては、接続端子部50は支持板
48とは反対方向すなわち第1嵌合孔391 への支持板
48の嵌入時にはボビン34から離反する方向で連結板
部49に直角に連なるものであるが、該連結板部49に
重なるように接続端子部50を折曲げることが可能であ
る。
【0023】支持板48は、第1嵌合孔391 に嵌入、
固定されるべく導電性金属により平板状に形成されるも
のであり、連結板部49を図4で示すようにボビン34
に当接させるまで第1嵌合孔391 に嵌入したときに、
接続面46から他端が突出するような長さに設定され
る。しかも支持板48の両側には、第1嵌合孔391
両側内面に食込んで支持板48が第1嵌合孔391 から
離脱することを阻止するための爪51がそれぞれ設けら
れる。
【0024】連結板部49は、支持板48が第1嵌合孔
391 に嵌入されたときにボビン34のロータヨーク2
7側の端面に当接してステータ21の半径方向外方側に
延びるようにして、支持板48の他端に直角に連設され
る。
【0025】接続端子部50は、平板を丸めるように加
工して円筒状に形成されるものであり、この接続端子部
50には、各コイル40U,40V,40W,41,4
2,43から延びる口出し線52…(図2および図4参
照)を挿通可能である。しかも接続端子部50に挿通さ
れた口出し線52は、該接続端子部50の他端部すなわ
ち先端部にヒュージングにより接続されるものである。
この接続端子部50の中間部には、ステータ21の外方
側に臨む窓53が切欠くようにして設けられており、該
窓53を相互間に挟むようにして、先端側の接続部分5
0aと、該接続部分50a側に口出し線52を挿通せし
める連結板部49側の導入部分50bとが接続端子部5
0に形成される。
【0026】第2嵌合孔392 に嵌入される支持板48
と一端である第2コイル側端子45 2 は、基本的には上
記第1コイル側端子451 と同一形状を有するものであ
るが、第1コイル側端子451 における連結板部49の
長さL1 が第2コイル側端子452 における連結板部4
9の長さL1 よりも大きく設定される。而して第1コイ
ル側端子451 における連結板部49の長さL1 と第2
コイル側端子452 における連結板部49の長さL1
の差は、ボビン34の半径方向に沿う第1および第2嵌
合孔391 ,392 間の距離L2 (図4参照)に等しい
値であり、そのように設定されることにより、第1嵌合
孔391 に支持板48を嵌入した第1コイル側端子45
1 の接続端子部50と、第2嵌合孔392 に支持板48
を嵌入した第2コイル側端子452 の接続端子部50と
は、ボビン34の中心から等しい位置に配置されること
になる。
【0027】またボビン34には、第1および第2コイ
ル側端子451 …,452 …の接続端子部50を折曲げ
る際に、それらの接続端子部50をガイドするリブ56
が、各嵌合孔391 ,392 相互間でボビン34の半径
方向に沿って延びるようにして一体に突設される。
【0028】第1および第2コイル側端子451 ,45
1 のステータ21への組付け、ならびに第1および第2
コイル側端子451 ,452 への口出し線52の接続に
あたっては、導入部分50bおよび接続部分50aに口
出し線52を挿通せしめた状態で、支持板48を第1お
よび第2嵌合孔391 ,392 に圧入し、口出し線52
をヒュージングにより接続部分50aに接続し、その後
で、接続端子部50を連結板部49上に重なるように折
曲げればよい。
【0029】また各U相用メインコイル40U…同士、
各V相用メインコイル40V…同士、ならびに各W相用
メインコイル40W…同士を相互に接続する渡り線55
…は、ロータヨーク27側において、図3および図4で
示すように、ボビン34に巻付けられるように配置され
る。
【0030】各嵌合孔391 …,392 …に嵌入、固定
される支持板48…の他端は、第1および第2挿通孔3
1 ,352 間の第1凹部381 、ならびに第1および
第4挿通孔351 ,354 間の第4凹部384 における
接続面46…からそれぞれ突出されるものであり、各支
持板48…の各接続面46…からの突出端は雄型端子5
8…として機能する。
【0031】図5に注目して、各雄型端子58…には雌
型端子59…がそれぞれ電気的に接続されるものであ
り、各メインコイル40U…,40V…,40W…の一
端に連なる雄型端子58…に接続される雌型端子59…
は、第1外部導線601 …の一端部にそれぞれ結合さ
れ、DCコイル43の両端に連なる雄型端子58…に接
続される雌型端子59…は第1外部導線601 よりも小
径である第2外部導線60 2 …の一端部にそれぞれ結合
される。またチャージコイル41およびサブコイル42
の両端にそれぞれ連なる雄型端子58…に接続される雌
型端子59…は、第2外部導線602 …の一端部にそれ
ぞれ結合され、各メインコイル40U…,40V…,4
0W…の中性点に連なる雄型端子58に接続される雌型
端子59は、第3外部導線603 の一端部に接続され
る。
【0032】各メインコイル40U…,40V…,40
W…の一端およびDCコイル43の両端にそれぞれ対応
した5つの雌型端子59…は、第1および第2挿通孔3
1,352 間の第1凹部381 に嵌合されるホルダ6
1 に保持され、チャージコイル41およびサブコイル
42の両端、ならびに各メインコイル40U…,40V
…,40W…の中性点にそれぞれ対応した4つの雌型端
子59…は、第1および第4挿通孔351 ,354 間の
第4凹部384 に嵌合されるホルダ612 に保持され
る。
【0033】図9および図10において、ホルダ6
1 ,612 は、ポリアミド等の合成樹脂により、各凹
部381 ,383 に嵌合すべく円弧状の同一形状に形成
されるものであり、凹部381 ,383 への嵌合状態
で、ホルダ611 ,612 の内側面はステータ21の内
周面にほぼ面一に連なる。
【0034】各ホルダ611 ,612 の外側面には、凹
部381 ,383 に臨む4つの第2嵌合孔392 …に対
応する4つの挿通溝62…が両端を開放するようにして
設けられ、該ホルダ611 ,612 の内側面には、凹部
381 ,383 に臨む3つの第1嵌合孔391 …に対応
する3つの挿通溝62…が両端を開放するようにして設
けられる。
【0035】凹部381 ,383 への嵌合状態でホルダ
611 ,612 の一端面61aは、凹部381 ,383
の接続面46に近接、対向するのであるが、該ホルダ6
1,612 の一端面61aには、各挿通溝62…に個
別に通じる7つの収容凹部63…が設けられており、各
収容凹部63…および各挿通溝62…間には、前記接続
面46側に臨む段部64…がそれぞれ形成される。
【0036】図11ないし図13において、雌型端子5
9は、第1かしめ結合部59aと、第1かしめ結合部5
9aに連なる第2かしめ結合部59bと、雄型端子58
を嵌合させて電気的な接続を得るようにして第2かしめ
結合部59bに連なる受容部59cとを有して導電性金
属により形成される。而して第1かしめ結合部59a
は、第1〜第3外部導線601 …,602 …,603
おける樹脂被覆部の一端にかしめ結合されるものであ
り、第2かしめ結合部59bは、第1〜第3外部導線6
1 …,602 …,603 における樹脂被覆部の一端か
ら引き出された芯線にかしめ結合されるものである。ま
た受容部59cは、第1〜第3外部導線60 1 …,60
2 …,603 から両側に張出すように形成されるもので
あり、該受容部59cは、ホルダ611 ,612 の収容
凹部63に収容可能である。
【0037】一方、各ホルダ611 ,612 における挿
通溝62は、第1〜第3外部導線601 …,602 …,
603 をホルダ611 ,612 の内側方および外側方か
ら挿入し得るように形成されており、挿通溝62および
収容凹部63間の段部64には、収容凹部63に収容さ
れた前記受容部59cを当接することができる。
【0038】ところで、ステータ21が備える複数の突
極33…のうち、基準位置PBから図2の反時計方向に
27番目の突極33にはボビン33を介してDCコイル
43が巻装されており、該DCコイル43には直流電流
が流れるのに対し、DCコイル43の両側のU相用メイ
ンコイル40Uおよびサブコイル42には交流電流が流
れるものであり、DCコイル43と、ステータコア31
の周方向に沿って該DCコイル43に隣接するU相用メ
インコイル40Uおよびサブコイル42との間の絶縁能
を高めるために、図14で示すように、基準位置PBか
ら図2の反時計方向に27番目である特定の突極33に
対応したDCコイル43、前記特定の突極33にステー
タコア31の周方向で隣接した突極33,33にそれぞ
れ対応したU相用メインコイル40Uおよびサブコイル
42との間に絶縁部材66が挿入される。
【0039】図15および図16を併せて参照して、絶
縁部材66は、たとえばノーメックス(商品名)で知ら
れる矩形シート状の絶縁紙を山形に折って形成されるも
のであり、該絶縁部材66,66が、DCコイル43お
よびU相用メインコイル40Uとの間、ならびにDCコ
イル43およびサブコイル42との間に、それらの絶縁
部材66,66の両側の各コイル43,40U;43,
42に弾発的に接触しつつ挿入される。
【0040】次にこの実施例の作用について説明する
と、ボビン34の各嵌合孔391 …,392 …に嵌入、
固定される支持板48…と一体である第1および第2コ
イル側端子451 …,452 …において、連結板部49
に直角に連なった状態での接続端子部50に各コイル4
0U,40V,40W,41,42,43からの口出し
線52を挿通せしめた状態で、ボビン34から比較的離
れた位置に在る接続部分50aにヒュージングにより口
出し線52を接続するようにしているので、各コイル4
0U,40V,40W,41〜43がマグネットワイヤ
から成るものであっても、絶縁皮膜を剥離する作業を不
要としてコイル40U,40V,40W,41〜43の
各コイル側端子451 ,452 への接続を容易に行なう
ことができ、したがって接続作業が容易となり、作業工
数を低減することもできる。
【0041】また口出し線52の接続後に接続端子部5
0を連結板部49に重なるように折曲げることができる
ことにより、接続端子部50のステータ21からの突出
を回避し、各コイル側端子451 …,452 …の配置ス
ペースを小さくすることができる。
【0042】しかもボビン34の周方向に沿って隣接す
る第1および第2コイル側端子45 1 …,452 …がボ
ビン34の半径方向に沿って交互にずれた位置でボビン
34に固定されることにより、複数のコイル側端子45
1 …,452 …をコンパクトに纏めてボビン34に固定
するようにして、ステータ21の小型化を図ることがで
きる。それに加えて第1および第2コイル側端子451
…,452 …が、ボビン34の中心からの距離を相互に
異ならせた位置でボビン34に固定され、両コイル側端
子451 …,452 …の各接続端子部50…は、連結板
部49…に直角に連なった状態でボビン34の中心位置
から同一距離に配置される。したがって口出し線52の
接続端子部50への接続後に各接続端子部50を折曲げ
るときには、ボビン34の中心からの距離を同一とした
位置で各接続端子部50に折曲げ方向の押圧力を作用せ
しめればよいので、各接続端子部50に折曲げ方向の押
圧力を作用せしめる押圧手段を、ボビン34の半径方向
に移動させる必要がなく、該押圧手段をボビン34の周
方向に沿って順次移動させればよいので、押圧手段を移
動させる機構を単純化することができる。
【0043】接続端子部50には、口出し線52をヒュ
ージング接続するための接続部分50aと、口出し線5
2を挿通せしめる導入部分50bとが、ステータ21の
外方側に臨む窓53を挟んで形成されているので、接続
端子部50の折曲げ時に、導入部分50bを押すように
し、口出し線52が接続された状態にある接続部分50
aに折曲げ時のストレスがかからないようにし、接続端
子部50および口出し線52の接続を折曲げにかかわら
ず確実に維持することができる。
【0044】またボビン34には、ボビン34の半径方
向に沿って延びて各嵌合孔391 …,392 …相互間に
配置される複数のリブ56…が突設されており、それら
のリブ56…は、各嵌合孔391 …,392 …に支持板
48をそれぞれ嵌入せしめた各コイル側端子451 …,
452 …の接続端子部50を折曲げるときのガイドとし
て機能するので、ボビン34の周方向に隣接するコイル
側端子451 …,45 2 …が相互に接触することを確実
に避けることができる。したがって、コイル側端子45
1 …,452 …相互間に大きな間隔をあけることを不要
とし、コイル側端子451 …,452 …の配置に起因し
てステータ21が大型化することを防止することができ
る。
【0045】またボビン34には、各コイル40U〜4
0W,41〜43にそれぞれ連なる雄型端子58…が接
続面46から突出するようにして固定され、それらの雄
型端子58…を嵌合して電気的に接続することを可能と
した雌型端子59…が外部導線601 …,602 …,6
3 …に結合されるのであるが、各外部導線601 …,
602 …,603 …に結合された雌型端子59…は、ホ
ルダ611 ,612 に保持される。
【0046】而して合成樹脂製のホルダ611 ,612
の内、外側面には、外部導線601…,602 …,60
3 …を側方から挿入することを可能とした挿通溝62…
が両端を開放して設けられ、ボビン34の接続面46に
対向するホルダ611 ,61 2 の一端面61aには、各
挿通溝62…に個別に通じる収容凹部63…が設けら
れ、各収容凹部63…および各挿通溝62…間にはボビ
ン34の接続面46側に臨む段部64…がそれぞれ形成
される。しかも雌型端子59は、雄型端子58を嵌合し
て電気的に接続することを可能とした受容部59cを有
するものであり、該受容部59cは、前記段部64に当
接することを可能として収容凹部63に収容される。
【0047】したがって、各挿通溝62…に、各外部導
線601 …,602 …,603 …をボビン34の内、外
両側方から挿入し、それらの外部導線601 …,602
…,603 …に引張り力を作用せしめると、雌型端子5
9…の受容部59c…が、段部64…で受けられるよう
にして収容凹部63…にそれぞれ収容されることにな
り、601 …,602 …,603 …に結合された各雌型
端子59…を、外部導線601 …,602 …,603
の長さにかかわらずホルダ611 ,612 に容易に装着
することができる。
【0048】このように各雌型端子59…がホルダ61
1 ,612 に装着された状態で、ホルダ611 ,612
にその一端面61aがボビン34の接続面46に近接す
る方向の力を加えると、各雌型端子59…の受容部59
c…には、それらの受容部59c…に各雄型端子58…
を嵌合させる方向の力が同時に作用することになり、複
数の雄型端子58…に各外部導線601 …,602 …,
603 …が同時に接続されるので、接続作業が容易とな
る。しかもホルダ611 ,612 をステータ21側に1
度押すだけであるので作業者の疲労も少ない。
【0049】またホルダ611 ,612 は、複数の挿通
溝62…と、それらの挿通溝62…に段部64…を介し
て連なる複数の収容凹部63…が形成されるだけの単純
形状のものであればよく、ホルダ611 ,612 を成形
するための型構造も単純化されることになる。
【0050】なお、ホルダ611 ,612 は、ボビン3
4の凹部381 ,383 に嵌合されるだけであり、ボビ
ン34に固定されるものではないが、凹部381 ,38
3 への嵌合によるボビン34との間の摩擦力により各凹
部381 ,383 への嵌合状態が保持される。また前記
摩擦力が弱く、ホルダ611 ,613 が凹部381 ,3
3 から離脱しようとしても、ホルダ611 ,612
配置される側でステータ21に対向するようにして固定
配置されているので、凹部381 ,383 から離脱する
方向へのホルダ611 ,612 の移動はカバー30によ
り阻止されることになる。
【0051】しかも絶縁紙から成る絶縁部材66,66
がDCコイル43およびU相用メインコイル40U間、
ならびにDCコイル43およびサブコイル42間にそれ
ぞれ挿入されるので、相互に隣接するコイル43,40
U;43,42間の絶縁耐力を向上することができる。
しかも絶縁部材66は、絶縁紙を山形に折って形成され
ており、両側の隣接コイルコイル43,40U;43,
42に弾発的に接触しつつ隣接コイル43,40U;4
3,42間に挿入されるものであるので、ワニス含浸前
およびワニス含浸処理実行時に絶縁部材66,66が隣
接コイル43,40U;43,42間に確実に保持され
る。したがって、絶縁紙から成る絶縁部材66,66を
隣接コイル43,40U;43,42間に挿入するだけ
の簡単な構造で隣接コイルコイル43,40U;43,
42間の絶縁耐力を確実に向上することができる。
【0052】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、絶縁紙か
ら成る絶縁部材を隣接コイル間に挿入するだけの簡単な
構造で隣接コイル間の絶縁耐力を確実に向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウタロータ型多極発電機の縦断面図であって
図2の1−1線断面図である。
【図2】図1の2−2線矢視方向から見たステータの平
面図である。
【図3】図1の3−3線矢視方向から見たステータの背
面図である。
【図4】ホルダ装着状態での図2の4−4線に沿う拡大
断面図である。
【図5】コイルの接続回路図である。
【図6】コイル側端子、支持板および雄型端子の斜視図
である。
【図7】図6の7矢視図である。
【図8】図7の8矢視図である。
【図9】ホルダの側面図である。
【図10】図9の10矢視図である。
【図11】雌型端子および外部導線が装着された状態で
のホルダの側面図である。
【図12】図11の12矢視図である。
【図13】図12の13−13線断面図である。
【図14】絶縁部材を装着する状態を示す斜視図であ
る。
【図15】絶縁部材の側面図である。
【図16】図15の16矢視図である。
【符号の説明】
21・・・ステータ 31・・・ステータコア 32・・・コア基部 33・・・突極 34・・・ボビン 40U,40V,40W,41,42,43・・・コイ
ル 66・・・絶縁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 勉 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5H604 BB01 BB14 CC01 CC05 CC15 CC16 DB15 DB26 PB03 QB13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状のコア基部(32)の外周に複
    数の突極(33)が相互間に等間隔をあけて突設されて
    成るステータコア(31)と、該ステータコア(31)
    を被覆するボビン(34)と、前記各突極(33)に対
    応する部分で前記ボビン(34)に巻装されるコイル
    (40U,40V,40W,41,42,43)とを備
    えるアウタロータ型多極発電機用ステータにおいて、前
    記各突極(33)のうち或る特定の突極(33)に対応
    したコイル(43)と、前記ステータコア(31)の周
    方向に沿って前記特定の突極(33)に隣接する突極
    (33)に対応したコイル(40U,42)との間に、
    絶縁紙を山形に折って形成される絶縁部材(66)が、
    該絶縁部材(66)の両側の前記コイル(43,40
    U;43,42)に弾発的に接触しつつ挿入されること
    を特徴とするアウタロータ型多極発電機用ステータにお
    ける絶縁構造。
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